| 【発明の名称】 |
空気調和機 |
| 【発明者】 |
【氏名】鈴木 徹
【氏名】松本 隆幸
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| 【要約】 |
【課題】室内への加湿を低コストに行うことが可能な空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機1は、圧縮機2と室外熱交換器3と減圧機構4と室内熱交換器5とを備え、室外熱交換器3は、並列に接続された第1熱交換器10と第2熱交換器11とを有する。そして、暖房運転時に第2熱交換器11に付着した霜を除霜し、この除霜によって生じた高湿度空気を送気手段21を用いて室内に供給することによって、室内の加湿を行う。この際、制御手段によって、上記第2熱交換器11の着霜速度が制御される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 暖房運転時に蒸発器として機能する室外熱交換器(3)への着霜を除霜可能に構成した空気調和機において、上記除霜時に生じた高湿度空気を送気手段(21)を用いて室内に供給することによって室内の加湿を行うことを特徴とする空気調和機。 【請求項2】 上記室外熱交換器(3)を第1熱交換器(10)と第2熱交換器(11)とに分割し、着霜速度を制御することが可能な制御手段を用いて、第1熱交換器(10)よりも第2熱交換器(11)の方が着霜し易くなるように制御することを特徴とする請求項1の空気調和機。 【請求項3】 上記制御手段は、上記第2熱交換器(11)での蒸発圧力が第1熱交換器(10)の蒸発圧力よりも低くなるように制御することを特徴とする請求項2の空気調和機。 【請求項4】 上記制御手段は、上記第2熱交換器(11)に直接接続されたキャピラリーチューブ(12)等の圧力制御手段であることを特徴とする請求項3の空気調和機。 【請求項5】 上記制御手段は、上記第2熱交換器(11)への送風量を第1熱交換器(10)への送風量よりも少なくする風量制御手段であることを特徴とする請求項3の空気調和機。 【請求項6】 圧縮機(2)から上記第1熱交換器(10)と第2熱交換器(11)にそれぞれ通じるバイパス回路を設け、圧縮機(2)より吐出されたホットガスを上記バイパス回路を通って各熱交換器(10)(11)に供給することによって、各熱交換器(10)(11)に付着した霜を除霜可能に構成し、上記第1熱交換器(10)と第2熱交換器(11)へ通じるそれぞれのバイパス経路の入口側に、ホットガスを供給するか否かを選択することが可能な選択手段(16)(17)を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかの空気調和機。 【請求項7】 上記送気手段(21)は、除霜した際に生じる高湿度空気を集めるためのフード部(23)と、送風ファン(24)と、上記室外機(20)とフード部(23)とを仕切ったり、連通させたりすることが可能なダンパ(25)と、上記フード部(23)と室内とを結ぶ送気配管(27)とから構成されており、送風ファン(24)によって、室外機(20)からダンパ(25)を介してフード部(23)内に吸入された高湿度空気を送気配管(27)を通して室内に供給することができるように構成したことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかの空気調和機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、室内加湿可能に構成した空気調和機に関するものである。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来より、室内を加湿するための一般的な方法としては、超音波素子により水を霧化する超音波方式や、ヒータによる加熱によって高湿度空気を生成する加熱方式等がある。しかし、これらの方法によって室内を加湿しようとすれば、高湿度空気を生成するためだけに、それ専用の機能部品を空気調和機に設けなければならないため、大幅なコストアップを招くという問題があった。 【0003】この発明は上記従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的は、室内の加湿を低コストに行うことが可能な空気調和機を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調和機は、暖房運転時に蒸発器として機能する室外熱交換器3への着霜を除霜可能に構成した空気調和機において、上記除霜時に生じた高湿度空気を送気手段21を用いて室内に供給することによって室内の加湿を行うことを特徴としている。 【0005】上記請求項1の空気調和機では、暖房運転中に室外熱交換器3に付着した霜を溶かすことによって高湿度空気を生成し、送気手段21を用いて上記高湿度空気を室外機20から室内に供給し、室内を加湿することができるよう構成されている。この結果、上記高湿度空気を生成するための特別な機能部品を必要としないため、低コストで室内の加湿を行うことができる。 【0006】また請求項2の空気調和機は、上記室外熱交換器3を第1熱交換器10と第2熱交換器11とに分割し、着霜速度を制御することが可能な制御手段を用いて、第1熱交換器10よりも第2熱交換器11の方が着霜し易くなるように制御することを特徴としている。 【0007】上記請求項2の空気調和機では、上記室外熱交換器3を第1熱交換器10と第2熱交換器11とに分割し、着霜速度を制御することが可能な制御手段によって、第1熱交換器10よりも第2熱交換器11の方に霜が付き易くなるように制御されている。この結果、室外熱交換器3の全体としてはまだ暖房運転を継続させることができる状態にある場合、すなわち除霜する必要がない場合であっても、室内への加湿を行いたいときには、早めに着霜させてある第2熱交換器11を除霜し、室内の加湿に利用することができる。この結果、必要に応じて所望の時に室内加湿を行うことが可能となり、使用快適性が向上する。 【0008】さらに請求項3の空気調和機において、上記制御手段は、上記第2熱交換器11での蒸発圧力が第1熱交換器10の蒸発圧力よりも低くなるように制御することを特徴としている。 【0009】上記請求項3の空気調和機では、第2熱交換器11の蒸発圧力を第1熱交換器10の蒸発圧力よりも低下させるようにしているので、第2熱交換器11での着霜を確実に早めることができ、この結果、確実な加湿運転が行えることになる。 【0010】また請求項4の空気調和機においては、上記制御手段は、上記第2熱交換器11に直接接続されたキャピラリーチューブ12等の圧力制御手段であることを特徴としており、また請求項5の空気調和機においては、上記制御手段は、上記第2熱交換器11への送風量を第1熱交換器10への送風量よりも少なくする風量制御手段であることを特徴としている。 【0011】上記請求項4及び請求項5の空気調和機では、第2熱交換器11での着霜を早める操作を簡素な構成で行うことができ、その実施に好適である。 【0012】さらに請求項6の空気調和機は、圧縮機2から上記第1熱交換器10と第2熱交換器11にそれぞれ通じるバイパス回路を設け、圧縮機2より吐出されたホットガスを上記バイパス回路を通って各熱交換器10、11に供給することによって、各熱交換器10、11に付着した霜を除霜可能に構成し、上記第1熱交換器10と第2熱交換器11へ通じるそれぞれのバイパス経路の入口側に、ホットガスを供給するか否かを選択することが可能な選択手段16、17を設けたことを特徴としている。 【0013】上記請求項6の空気調和機では、上記圧縮機2より吐出されたホットガスを、直接、第1熱交換器10及び第2熱交換器11に供給するためのバイパス回路が設けられている。さらに、上記第1及び第2熱交換器10、11の入口側には、上記ホットガスを供給するか否かを選択することができる選択手段16、17が設けられている。この結果、早めに着霜させた第2熱交換器11だけにホットガスを流すということが可能となるため、第2熱交換器11を必要に応じて所望の時に除霜して室内の加湿に利用することができる。 【0014】また請求項7の空気調和機において、上記送気手段21は、除霜した際に生じる高湿度空気を集めるためのフード部23と、送風ファン24と、上記室外機20とフード部23とを仕切ったり、連通させたりすることが可能なダンパ25と、上記フード部23と室内とを結ぶ送気配管27とから構成されており、送風ファン24によって、室外機20からダンパ25を介してフード部23内に吸入された高湿度空気を送気配管27を通して室内に供給することができるように構成したことを特徴としている。 【0015】上記請求項7の空気調和機では、上記室外熱交換器3を除霜した際に生じる高湿度空気を、送風ファン24によって、室外機20からフード部23内にダンパ25を介して吸入し、さらに送気配管27を通して室内に供給することができるように構成されている。この結果、簡単な構造で上記高湿度空気を室内に送気することができ、これによって簡素な構成でもって室内加湿を行うことができる。 【0016】 【発明の実施の形態】次に、この発明の空気調和機の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。 【0017】図1は本発明の一実施の形態である空気調和機1の構成を示す冷媒回路図である。図に示すように、空気調和機1は、圧縮機2、室外熱交換器3、電動膨張弁4(減圧機構)、室内熱交換器5を備えるヒートポンプ式の空気調和機であり、圧縮機2からの冷媒が循環されるように冷媒回路が構成されている。まず、圧縮機2の吐出側と吸込側とは、それぞれ四路切換弁6の1次ポートに接続されている。そして、四路切換弁6の2次ポートの一方から、室外ファン7を付設している室外熱交換器3、電動膨張弁4、室内ファン8を付設している室内熱交換器5をそれぞれ経由して四路切換弁6の他方の2次ポートへ至る冷媒回路が冷媒配管によって構成されている。なお、上記四路切換弁6の一方の1次ポートは、アキュムレータ9を介して圧縮機2の吸込側に接続されている。 【0018】ところで上記室外熱交換器3は、並列に接続された第1熱交換器10と第2熱交換器11とから構成されている。すなわち、圧縮機2と上記室外熱交換器3とを結ぶ冷媒配管内には第1分岐管13a、13bが設けられており、上記第1分岐管13a、13bによって冷媒配管が二手に分岐され、それぞれの第1分岐管13a、13bが第1熱交換器10と第2熱交換器11とに接続されている。一方、上記第1及び第2熱交換器10、11から他方側に延びるそれぞれの冷媒配管は、合流管14a、14bであって、これらは合流された後、電動膨張弁4に接続するよう構成されている。このとき、第2熱交換器11の合流管14bには圧力制御手段としてキャピラリーチューブ12が介設されている。なおこれら合流管14a、14bは、電動膨張弁4から室外熱交換器3へと冷媒が流入する際には、第2分岐管14a、14bとして機能する。 【0019】また上記冷媒回路には、除霜運転時に圧縮機2から吐出されるホットガスを供給するためのバイパス回路が形成されている。すなわち、図1に示すように、圧縮機2の吐出側に接続されたバイパス配管19は、キャピラリーチューブ15を介してその端部が第3分岐管18a、18bに接続されており、上記第3分岐管18a、18bによって冷媒配管が二手に分岐されている。そして、一方の第3分岐管18aは、選択手段である第1バルブ16を介して第1熱交換器10に、また、他方の第3分岐管18bは、同じく選択手段である第2バルブ17を介して第2熱交換器11にそれぞれ接続されている。 【0020】ところで、上記に述べた冷媒回路による空調運転の種類には、冷房運転、暖房運転、除霜運転等がある。図1に示すように、上記冷房運転及び暖房運転の際には、上記第1及び第2バルブ16、17を共に閉状態とする一方で、電動膨張弁4を所定の開度に調整し、さらに室外ファン7及び室内ファン8を所定の回転数で駆動する。まず冷房運転の場合、図1の実線矢印に示すように、圧縮機2からの吐出冷媒は、四路切換弁6から室外熱交換器3である第1及び第2熱交換器10、11をそれぞれ通った後、電動膨張弁4、室内熱交換器5を経由して四路切換弁6に入り、アキュムレータ9を介して圧縮機2の吸込側に戻るよう構成されている。そしてこのとき、室外熱交換器3を凝縮器として機能させると共に、室内熱交換器5を蒸発器として機能させることで室内空気を冷却している。 【0021】一方暖房運転の場合、破線矢印に示すように、圧縮機2からの吐出冷媒は、四路切換弁6から室内熱交換器5、電動膨張弁4を経由して、室外熱交換器3である第1及び第2熱交換器10、11をそれぞれ通った後、四路切換弁6に入り、アキュムレータ9を介して圧縮機2の吸込側に戻るよう構成されている。そしてこのとき、室内熱交換器5を凝縮器として機能させると共に、室外熱交換器3を蒸発器として機能させることで室内空気を加熱している。 【0022】さらに除霜運転の場合は、図1に示すように、上記第1バルブ16及び第2バルブ17を共に開状態とする一方で、電動膨張弁4の開度が全開となるようにし、さらに室外ファン7及び室内ファン8を共に停止させる。そして、上記圧縮機2からのホットガスを、点線矢印に示す冷媒循環経路と、二重線矢印に示すバイパス回路の両方に流すことによって除霜している。まず、点線矢印に示す冷媒回路では、圧縮機2からのホットガスが四路切換弁6から室内熱交換器5を経由して第1及び第2熱交換器10、11へと流れ込み、ここで各熱交換器10、11に付着した霜を溶かした後、四路切換弁6からアキュムレータ9を介して圧縮機2へ戻るよう構成されている。一方、二重線矢印に示すバイパス回路では、圧縮機2からのホットガスがキャピラリーチューブ15を介して第1及び第2熱交換器10、11に流れ込み、ここで各熱交換器10、11に付着した霜を溶かした後、四路切換弁6からアキュムレータ9を介して圧縮機2へ戻るよう構成されている。このとき、上記点線矢印を通る冷媒回路では、上記除霜運転中にも暖房運転時と同様に、室内にホットガスが流れるようになっているため、室内の温度が低下するのを抑制することができる。 【0023】ところで、本発明の実施の形態によれば、上記除霜時に生じた高湿度空気を集めて、これを室内に送気することによって室内の加湿を行っている。以下にその具体的な装置及び加湿方法について説明する。図2は上記送気手段21と室外機20との概略を示す図で、(a)はその背面略図、(b)はその側面略図を示している。図2(a)に示すように、上記室外機20は背面側に吸込口22が設けられており、その前方には室外熱交換器3が、さらにその前側には室外ファン7(図示せず)が設けられている。一方、上記室外機20のケーシングには天井が形成されておらず、その上部に送気手段21が設置されている。上記送気手段21は、中空無底で上記ケーシングの上部を覆う略直方体のフード部23と、上記フード部23内に設けられた送風ファン24と、上記室外機20と上記フード部23とを仕切ったり、連通させたりするための板状のダンパ25と、上記フード部23と室内とを結ぶ送気配管27とから構成されている。まず、上記フード部23の背面側下方部の両側面には、上記ダンパ25を支持するためのヒンジ26、26が設けられている。そしてこのヒンジ26、26に、上記ダンパ25の一端を取付けることによって、上記ヒンジ26、26を中心としてダンパ25が上下方向に回動するよう構成されている。また上記フード部23内部には、高湿度空気を室外機20から室内に送気するための送風ファン24が取付けられており、さらにフード部23の頂部には、上記フード部23から室内へ通じる送気配管27が設らけれている。 【0024】次に、上記送気手段21を用いて室内を加湿する方法について説明する。図2に示すように、まず始めに上記除霜運転が開始されると、送気手段21のフード部23内に設けられた送風ファン24が所定の回転数で駆動するよう構成されている。これによって、フード部23内の圧力が低下するため、室外機20側に生じた高湿度空気が上記ダンパ25を押し上げて送気手段21のフード部23内に流れ込む(図2(b)参照)。その後、上記高湿度空気は送風ファン24によってフード部23頂部に設けられた送気配管27へと運ばれ、この送気配管27を通って室内へ供給されるよう構成されている。このように上記高湿度空気を室内に送気することができ、この結果、簡単な構造で室内の加湿を行うことができることになる。 【0025】さらに、本実施の形態では、上記除霜運転を利用して室内の加湿を必要に応じて頻繁に行うことができるように、室外熱交換器3を第1熱交換器10と第2熱交換器11とに分割構成し、さらに第2熱交換器11を早めに着霜させることを可能とするため制御手段を設けている。すなわちこの実施形態の場合、上記制御手段は、暖房運転時に、第2熱交換器11へ流れ込む冷媒の入口側に設けられたキャピラリーチューブ12(圧力制御手段)であり、通常の暖房運転時に、上記キャピラリーチューブ12を用いて第2熱交換器11の減圧量を大きくすることによって、第2熱交換器11での蒸発温度(蒸発圧力)を第1熱交換器10の蒸発温度(蒸発圧力)よりも下げることができるようになっている。この結果、第2熱交換器11に霜を付き易くし、第1熱交換器10よりも早期に着霜させることができる。このように室外熱交換器3の一部分だけを早めに着霜させることによって、室外熱交換器3の全体としてはまだ暖房運転を継続できる状態であっても、室内の加湿を行いたいときには、早めに着霜させてある第2熱交換器11の霜を除霜することができるようにし、これによって高湿度空気を生成し、加湿に利用することができるようにしている。この結果、室内環境に応じて所望の時に加湿を行うことが可能となり、使用快適性が向上する。 【0026】以上のことより、上記空気調和機1は、室外機20内の第1及び第2熱交換器10、11に着霜させた霜を除霜することによって高湿度空気を生成し、送気手段21を用いて上記高湿度空気を室内に供給することにより、室内を加湿することができるよう構成されている。この結果、上記高湿度空気を生成するための特別な機能部品を必要としないため、低コストかつ簡単な構造で室内の加湿を行うことができる。また、室外熱交換器3を第1熱交換器10と第2熱交換器11とに分割し、第1熱交換器10よりも第2熱交換器11の方に霜が付き易くなるように制御したことによって、室外熱交換器3全体ではまだ暖房運転を継続させることができる状態にある場合、すなわち除霜する必要がない場合であっても、室内の加湿を行いたいときには、早めに着霜させてある第2熱交換器11の霜を除霜することができるため、室内環境に応じて所望の時に加湿を行うことが可能となり、使用快適性が向上する。 【0027】以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。まず上記実施形態では、室外熱交換器3である第2熱交換器11への着霜を早めるために、第2熱交換器11の入口側のみにキャピラリーチューブ12を設けて減圧量を大きくし、これによって着霜を早めたが、第1及び第2熱交換器10、11にそれぞれ膨張弁等を設けて減圧量を制御し、各熱交換器10、11での着霜速度を変更してもよい。また上記では減圧量を制御することによって着霜速度を変更させたが、室外機20に送風量を制御することが可能な風量制御手段を設け、第2熱交換器11への送風量を減少させることによって、第2熱交換器11の蒸発温度(蒸発圧力)を第1熱交換器10の蒸発温度(蒸発圧力)よりも低下させ、これにより第2熱交換器11の着霜を早めることもできる。 【0028】さらに、上記実施形態では、除霜時に圧縮機2から供給されるホットガスを両方の熱交換器10、11に流したが、第1及び第2バルブ16、17によって、どちらか一方の熱交換器だけにホットガスを供給することも可能である。これによって、例えば早めに着霜させた第2熱交換器11だけにホットガスを流すことが可能となるため、第2熱交換器11を所望の時に除霜することができ、室内への加湿に利用することができる。 【0029】また、上記実施形態では、除霜によって作り出された高湿度空気を室外機20から送気手段21へ送気する方法として、送風ファン24の負圧によって、上記室外機20と送気手段21を仕切っているダンパ25が開くように構成されているが、ダンパ25のヒンジ26、26にモータ等を取り付けることによってダンパ25が開くようにしてもよい。 【0030】 【発明の効果】以上のように請求項1の空気調和機によれば、暖房運転中に室外熱交換器に付着した霜を除霜することによって高湿度空気を生成し、送気手段を用いて上記高湿度空気を室内に供給することによって加湿することができるよう構成されているので、高湿度空気を生成するための特別な機能部品を必要とせず、低コストで室内の加湿を行うことができる。 【0031】また請求項2の空気調和機では、室外熱交換器の全体としてはまだ暖房運転を継続させることができる状態であっても、室内への加湿を行いたいときには、早めに着霜させてある第2熱交換器を除霜し、室内の加湿に利用することができる。この結果、必要に応じて所望の時に加湿を行うことが可能となり、使用快適性が一段と向上する。 【0032】さらに請求項3の空気調和機では、第2熱交換器での着霜を確実に早めることができるので、確実な加湿運転が行えることになる。 【0033】上記請求項4及び請求項5の空気調和機では、第2熱交換器での着霜を早める操作を簡素な構成で行うことができ、その実施に好適である。 【0034】上記請求項6の空気調和機では、早めに着霜させた第2熱交換器だけにホットガスを流すことが可能となるため、第2熱交換器側を必要に応じて所望の時に除霜して室内への加湿に利用することができる。 【0035】上記請求項7の空気調和機では、簡単な構造で室内の加湿を行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002853 【氏名又は名称】ダイキン工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年10月29日(1999.10.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100084629 【弁理士】 【氏名又は名称】西森 正博
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| 【公開番号】 |
特開2001−124374(P2001−124374A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月11日(2001.5.11) |
| 【出願番号】 |
特願平11−308543 |
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