| 【発明の名称】 |
ランプボックス |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 強
【氏名】佐藤 清彦
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| 【要約】 |
【課題】外部に突出する締め付け具を使用せずにランプカバーをランプのボックス部に着脱可能に取付る。
【解決手段】吸着部8の吸着力に抗したり、吸着力を無くすことによってランプカバーB2をボックス部B1から分離してボックス部B1を開放する。ランプカバーB2を押し付けて吸着させたり、吸着力を発揮させてボックス部B1を閉口する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ランプのボックス部を開閉するランプカバーを、両者間に設けた吸着部による吸着及びその吸着解除でボックス部に着脱可能に取付ていることを特徴とするランプボックス。 【請求項2】 前記吸着部が磁石であることを特徴とする請求項1記載のランプボックス。 【請求項3】 前記ボックス部がフードカバー、仕切板等のフード構成部材に、その裏側空間を利用して設けられ、前記磁石での吸着状態においてランプカバーのその下半部がフード構成部材の表面レベルよりも下方空間に突出する幅寸法にしてあることを特徴とする請求項2記載のランプボックス。 【請求項4】 ランプのボックス部を開閉するランプカバーを、ボックス部に一端側を回動可能に支承し、更にそのランプカバーをボックス部に設けたプッシュロック・プッシュオープン式マグネットキャッチで吸着及び吸着解除可能に取付てあることを特徴とするランプボックス。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、レンジフードファンに収容される排気装置(送風機)やレンジフードファンを構成するフード体等に下方を照明するために装備されるランプボックスに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、レンジフードファンのランプボックスは、実開平5−79338号公報に開示されているように、ボックス体に対して一端側をヒンジで連結したランプカバーの他端側をネジでボックス体に締め付け固定している。そのネジには、専用工具を使用しないで締め付けできるようにローレット加工を施したローレットネジが使用されており、ランプの寿命によるランプ交換作業を簡単に行なえるように配慮されている。 【0003】ところで、近年では高寿命ランプの開発が進み、ランプの交換頻度が格段に少なくなっているのが現状ではあるものの、効率良く手元を照らすべくレンジフードファンの下部に設けられて調理で発生する油煙が直接衝突することから、照明部(ランプボックス)の頻繁な清掃を避けることができないのが実状である。頻繁に行なう清掃の際、ランプカバーから突出するネジはかえって邪魔になることが多く、ネジ頭部で邪魔される部分に拭き残しが発生したり、布が絡まって拭き取りを面倒にする。しかも、ローレットネジのローレット部に油脂分が固形化して詰まり、せっかくの滑り止めの役割を果たさなくなる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、外部に突出する締め付け具を使用せずにランプカバーをランプのボックス部に開閉可能にに設けることである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を解決するために講じた技術的手段として、請求項1は、ランプのボックス部を開閉するランプカバーを、両者間に設けた吸着部による吸着及びその解除でボックス部に着脱可能に取付ていることを要旨とする。ここで、前記する吸着部は、磁石、吸盤、並びに互いの当接面に成形されている鏡面仕上げ等である。この請求項において、磁石や鏡面仕上げの場合にはランプカバーの裏面(上面)と、それに相対するボックス部の内面部分との片方または双方に設けることとし、吸盤の場合はその片方である。また、ランプカバーの一端側を回動可能に支承すること自由であるし、逆に、ボックス部からランプカバーを外すとランプカバーが落下する、所謂吸着部のみでランプカバーをボックス部に取付ける構成を包含する。更に、鏡面仕上げの場合には、ランプカバーでボックス部を閉口した時に互いに当接する関係の面を形成し、その面相互を鏡面仕上げしその仕上げ面同士が吸着し合う構造にする。そして、請求項2記載のように吸着部を磁石、即ち永久磁石とするのがコスト的に有利である。尚、若干構造的に複雑にはなるものの電磁石を使用することも可能である。 【0006】前記技術的手段によれば、その吸着力に抗したり、吸着力を無くすことによってランプカバーはボックス部から分離してボックス部を開放する。そして、ランプカバーを押し付けて吸着させたり、吸着力を発揮させてボックス部を閉口する。 【0007】そして、請求項3は、請求項2記載のボックス部がフードカバー、仕切板等のフード構成部材に、その裏側空間を利用して設けられ、前記磁石での吸着状態においてランプカバーのその下半部がフード構成部材の表面レベルよりも下方空間に突出する幅寸法にしてあることを要旨とする。ランプカバーにおいて、フードカバー、仕切板等のフード構成部材の表面レベルよりも下方空間に突出する前記下半部とは、下側から人為的にランプカバーを挟持(掴持)できる程度を指しており、また下方空間とは、室内に連通する詳細には、調理用具の上方空間である。 【0008】前記技術的手段によれば、表面をフラット状とするランプカバーを使用して、人為的にボックス部を開閉させる。 【0009】請求項4は、ランプのボックス部を開閉するランプカバーを、ボックス部に回動可能に支承し、且つそのランプカバーをボックス部に設けたプッシュロック・プッシュオープン式マグネットキャッチで吸着及び吸着解除可能に取付てあることを要旨とする。ここで前記するランプカバーは、ボックス部に対して回動可能で更に抜差し可能な構造でも良いものである。 【0010】前記技術的手段によれば、ランプカバーを下方からプッシュする操作でボックス部を開放し、閉口させる。 【0011】 【発明の実施の形態】次に、本発明ランプボックスの実施の形態を説明すると、図1乃至図3は、第1の実施の形態を、図4は第2の実施の形態を、更には図5乃至図7は第3の実施の形態を各々示している。符号Aはレンジフードファン、Bはランプボックスである。 【0012】図1乃至図3に示す第1の実施の形態を説明すると、レンジフードファンAは、本実施の形態では図1に示すように平型タイプを示しており、平型フード体1の天井部11に開口21を設け、その開口21に、先端にベルマウス(図示せず)を有する短尺な案内筒31を接続し、その案内筒31を囲繞するように送風機ユニット2を取付け、天井部11の途中から幕板3を立設し、平型フード体1の内部に同フード体1内面に油脂分が付着するのを防止するフードカバー4を係脱可能に設けている。 【0013】平型フード体1は、前記開口21の下側部分を開放した内部中空なボックス状を呈し、前面を開閉可能な箱状の蓋板41で構成し、前記下側部分の開放縁に起立フランジ51を周設し、その蓋板41表面にファン(多翼ファン)12のON・OFF用スイッチ、回転速度調整用スイッチ、ランプのON・OFF用スイッチ等を有する操作パネル5を配設し、内部に制御部や電装品等を内蔵している。 【0014】フードカバー4は、図示するように頂面14を後方から前方に行くに従って斜め上向き傾斜状とする凹状を呈してなり、後端側に前記起立フランジ51に係脱可能に係止する引っ掛け片24を曲折し、前端側を平型フード体1下縁に着脱可能にネジ100止めしてある。 【0015】このフードカバー4には、前記頂面14部分にグリスフィルター34が係脱可能に係止されており、それ故、調理用具から発生する油煙をそのグリスフィルター34でその油脂分を吸着してファン12の排気能力で外部に排気する。 【0016】ランプボックスBは、図1に示すようにフードカバー4の頂面14部分後端側にその裏側空間Sを利用して配設されている。このランプボックスBは、ボックス部B1と、そのボックス部B1を開閉するランプカバーB2とから構成される。 【0017】ボックス部B1はフードカバー4の頂面14に開口する取付口14aを同頂面14上方(裏側)から被蓋するようにボックス体B1’を設けて構成されている。前記取付口14aは、図2、図3に示すようにフードカバー4の頂面14に凹部14bを凹設し、その凹部14b底に、周面に平面部14cを残して開口されている。 【0018】ボックス体B1’は下方を開放する矩形箱状を呈する本体部6の下縁から階段状の縁片部16を外向きに折曲して形成され、その縁片部16の下片部16aを前記頂面14上面(裏面)に固定して、前記取付口14aをフードカバー4の裏側空間Sから被蓋している。 【0019】ランプカバーB2は、透光板であるガラス17を嵌合固定する平面視矩形状のカバープレート7の縁からフランジ27を立ち上げ形成してなり、前記ボックス部B1との間に設けられている吸着部8でボックス部B1に対して着脱可能に取付けられる。 【0020】この吸着部8は、前記平面部14cの下面(表面)と、その平面部14cが相対するカバープレート7の上面(裏面)部分どちらか一方または双方に設けられた永久磁石であり、その吸着力で取付口14aをランプカバーB2で閉口する。尚、フードカバー4、カバープレート7は共に、磁性を有するステンレス製等の金属製である場合には、敢えて双方に設ける必要はなく、片方に設けてあれば良い。永久磁石8の固定個所は、図2、図3に示すようにカバープレート7の短手側両端部の中央部位や、長手側両端部の中央部位に1個宛設けるのが好ましいものであるが、それに限定されるものではない。 【0021】従って、通常は永久磁石8の吸着力でランプカバーB2が取付口14aを閉口し、ランプLから透光板17を介して下方に向けて照射する。ランプLが切れた時等には、ランプカバーB2をその吸着力に抗して外せば良いものである。無論、ランプカバーB2を外す時の操作性を考慮して指掛け部10をカバープレート7に設けること自由である。本実施の形態では指掛け部10は凹部であるが、凸部であっても良いものである。また、図4で示す第2の実施の形態のようにランプカバーB2は、フードカバー4の頂面14下面(表面)レベルよりもその下半部が下方空間に突出する幅寸法(高さ寸法)を有するものでも良いものである。このように構成することによって、フードカバー頂面14から下側に突出する対向する両フランジ27、27部分にあてがう指でランプカバーB2を挟持(掴持)して外すことが可能となり、前記指掛け部が敢えて不要となる。 【0022】次に図5乃至図7に示す第3の実施の形態について説明すると、この実施の形態は、ランプカバーB2を、ボックス部B1に設けたプッシュロック・プッシュオープン式マグネットキャッチ(吸着部)8で吸着及び吸着解除可能に取付た例を示している。 【0023】この場合には、ランプカバーB2の長手縁一端中央部位からT字状のフック9を突設し、そのT字状のフック9を、凹部14bの周壁14dと本体部6の縁片部16とに連通状に開孔した矩形長尺孔部14e’と矩形短尺孔部14e”とを上下に連通して有する係止孔14eに、回動可能で且つ抜差し可能に係止し、そのT字状のフック9とは逆側の本体部6の内面26部分に前記するプッシュロック・プッシュオープン式マグネットキャッチ8を固定する。前記係止孔14eの矩形長尺孔部14e’は、フック9の横片19に対応し、矩形短尺孔部14e”は同縦片29に対応する。従って、矩形長尺孔部14e’に横片19を差入れ、矩形短尺孔部14e”に縦片29を係止して、ランプカバーB2はその横片14が係止孔14eの外側上縁に衝合するまでの範囲だけ下方向に回動可能に係止され、若干上方に持上げれば、矩形長尺孔部14e’から引き抜くことができる。尚、ランプカバーB2の長手縁一端中央部位を蝶番(図示せず)で凹部14bの周壁14dに連結し、その蝶番(図示せず)とは逆側の本体部6の内面26部分に前記するプッシュロック・プッシュオープン式マグネットキャッチ8を固定しても良いものである。 【0024】このプッシュロック・プッシュオープン式マグネットキャッチ8は、プッシュの度に吸着と吸着解除とが交互に繰り返される周知構造のものである。 【0025】従って、このプッシュロック・プッシュオープン式マグネットキャッチ8を使用すると、ランプカバーB2が前記フック9と係止孔14eとから構成されるヒンジ部分を中心に若干上方に回動するようにランプカバーB2の下面(表面)を指先でプッシュするだけの簡単な作業でボックス部B1の閉口と開放とが行え、前記指掛け部10を必要としない。 【0026】尚、本実施の形態のランプカバでは、平型フードについて詳述しているが、本発明ランプボックスは、ブーツ型やその他のタイプのレンジフードに等しく使用することができる。ブーツ型等で前記フードカバーを使用しない構造等の場合には、仕切板をフード構成部材として、その裏側空間を利用してボックス部を設け、前記する各実施の形態と同様な構造でもってランプカバーを開閉可能に設ける。尚、ボックス部を設けるフード構成部材は、前記するフードカバー、仕切板に限定されるものではなく、例えばフード体の背板や側板や、送風機を収容するケーシング等に直接設ける場合等も本発明は包含するものである。 【0027】 【発明の効果】本発明は以上のように、ボックス部を開閉するランプカバーを、両者間に設けた吸着部による吸着及びその解除でボックス部に着脱可能に取付る構造であるから、ボックス部を開閉するランプカバーの表面(下面)には、締め付け具が存在せず、清掃の際に突出するネジで怪我をしたりする虞れがない安全なランプボックスを提供することができる。その上、請求項3のように吸着部が磁石であって、ランプのボックス部がフード構成部材に、その裏側空間を利用して設けられ、吸着状態においてランプカバーのその下半部がフード構成部材の表面レベルよりも下方空間に掴持可能に突出する幅寸法にしてあると、表面をフラット状とするランプカバーが使用可能となり、構造簡単で低廉である上、フード内を清掃する時にランプカバーの表面に付着した油脂分を安全且つ綺麗に隅々まで清掃することができる。しかも、請求項4のようにプッシュロック・プッシュオープン式マグネットキャッチを使用すると、力を要しないプッシュ(タッチ)操作でボックス部を開閉でき、ランプを交換する際の労力をより軽減し背丈の低い婦女子の身になった親切設計であるし、ランプカバーの表面(下面)は完全なフラット状となり、請求項3と同様に表面を隅々まで綺麗に払拭できるし、開放時には、ランプカバーはぶら下がり状態を維持し、近傍に置いたランプカバーを手で持っていちいち嵌め付けるような煩わしさも無くなる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000237374 【氏名又は名称】富士工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年9月22日(1999.9.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068607 【弁理士】 【氏名又は名称】早川 政名 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−91006(P2001−91006A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月6日(2001.4.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−269303 |
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