| 【発明の名称】 |
分離型空気調和機の製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】坂崎 博文
【氏名】長谷川 清
【氏名】菊池 彰仁
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| 【要約】 |
【課題】絞り装置3があるため、冷凍サイクル回路は絞られた状態であり、二方弁・三方弁より、『真空排気工程』や『冷媒充填工程』をおこなったとしても、回路上にはわずかしか流体はながれず、長時間かかる作業となっていた。
【解決手段】絞り装置をバイパスするようにこの絞り装置と並行にバイパス配管を設け、室内機との配管を接続する2方弁および3方弁から冷凍サイクル内の真空排気を行い、その後、所定量の冷媒を注入し、更にその後、前記バイパス配管を閉塞する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】圧縮機、四方弁、熱交換器、絞り装置を順次配管接続して冷凍サイクルを形成する空気調和機の室外機であって、前記絞り装置をバイパスするようにこの絞り装置と並行にバイパス配管を設け、室内機との配管を接続する2方弁および3方弁から冷凍サイクル内の真空排気を行い、その後、所定量の冷媒を注入し、更にその後、前記バイパス配管を閉塞することを特徴とする空気調和機の製造方法。 【請求項2】前記バイパス配管の閉塞は、クランプまたは溶着またはロー付けにて行うことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の製造方法。 【請求項3】圧縮機、四方弁、熱交換器、絞り装置を順次配管接続して冷凍サイクルを形成する空気調和機の室外機であって、前記絞り装置をバイパスするようにこの絞り装置と並行に、開閉弁を介してバイパス配管を設け、前記開閉弁を開けた状態で、室内機との配管を接続する2方弁および3方弁から冷凍サイクル内の真空排気を行い、その後、所定量の冷媒を注入し、更にその後、前記開閉弁を閉じることを特徴とする空気調和機の製造方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルを具備した空気調和機の室外機の製造方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の冷凍サイクルを形成する空気調和機の室外機は図2に示すように、圧縮機1と、四方弁8と、冷媒の流れる回路を2系路(2パス)有する凝縮器2と、その2系路の冷媒流路にそれぞれ接続された絞り装置3が配管により環状に連結されている。そして絞り装置3と熱交換器2の間に封入管4が設けられている。 【0003】この室外機の製造工程作業として、冷凍サイクル中の水分量を管理、検出する『真空排気工程』と、冷媒を規定量充填する『冷媒充填工程』と、封入管4をロー付けし冷媒注入口をふさぐ『封止工程』を行っている。 【0004】詳述すると、まず封入管4の先端にカップラー5を取付ける。真空ポンプに接続されたユニット(図示せず)は、そのカップラー5と三方弁7にとりつけられ、冷凍サイクル中の水分量を管理検出する『真空排気工程』を行う。そして冷媒を充填する場合はカップラー5に冷媒を充填するガン(図示せず)を接続し、冷媒を計量し、充填する『冷媒充填工程』の作業を行う。その後、カップラー5をとりはずし、封入管4をクランプして、更にその先端をロー付けしてふさぐ『封止工程』をおこなっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のような作業工程において、絞り装置3があるため、冷凍サイクル回路は絞られた状態であり、その間はわずかしか流体は流れない。先頭と後尾にあたる二方弁・三方弁より、『真空排気工程』や『冷媒充填工程』をおこなったとしても、回路上にはわずかしか流体はながれず、長時間かかる作業となっていた。 【0006】又、工程作業完了後の封止作業において、洩れでた微少冷媒の燃焼によるガスの発生により作業環境が悪化するという課題もあった。 【0007】本発明は、上記従来例の課題を解決するもので、作業を短時間にするとともに、作業環境を改善することができる空気調和機を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、圧縮機、四方弁、熱交換器、絞り装置を順次配管接続して冷凍サイクルを形成する空気調和機の室外機であって、前記絞り装置をバイパスするようにこの絞り装置と並行にバイパス配管を設け、室内機との配管を接続する2方弁および3方弁から冷凍サイクル内の真空排気を行い、その後、所定量の冷媒を注入し、更にその後、前記バイパス配管を閉塞するようにしたものである。 【0009】上記構成により、絞り装置をバイパスして流体の流れを良くしたことで作業効率が向上し、さらに封入管が不要となることで冷媒の漏れはなくなり作業環境は改善される。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。従来と同様の部分には同符号を付与している。 【0011】図1は本実施形態の冷凍サイクルの構成図である。1は圧縮機、2は熱交換器、3は絞り装置、8は四方弁、6および7は室内機(図示せず)と接続するための2方弁と3方弁である。これら各構成要素は、接続管10a〜10dで環状に接続されている。また絞り装置3をバイパスするように接続管10bと接続間10dをつなぐバイパス配管10eを設けている。なお9は逆止弁で暖房運転時に2方弁6の方向からの流れを塞き止めるものである。 【0012】上記冷凍サイクルにおいて、『真空排気工程』を行う場合、ニ方弁6と三方弁7に直接接続ユニット(図示せず)をとりつけ真空ポンプより排気を行うことができる。従来、絞り装置3にて阻止されていた流れがバイパス管10eにより流れが阻止されることなく、短時間に終了させることができる。 【0013】『冷媒注入工程』を行う場合にも、同様にして短時間に終了させることができる。 【0014】その後、バイパス管をクランプまたは溶着またはロー付けすることにより閉塞して、製造工程が終了する。 【0015】また、その他の実施形態としてバイパス管途中に開閉弁を設けて、真空排気工程および冷媒注入工程では開閉弁を開いておき、終了後開閉弁を閉じることでバイパス管を閉塞させても良い。 【0016】 【発明の効果】上記から明らかなように、本発明は、絞り装置をバイパスするようにこの絞り装置と並行にバイパス配管を設け、室内機との配管を接続する2方弁および3方弁から冷凍サイクル内の真空排気を行い、その後、所定量の冷媒を注入し、更にその後、前記バイパス配管を閉塞するようにしたので、作業効率が向上するとともに、冷媒漏れの発生がなく作業環境を改善できるという効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年7月27日(1999.7.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−41504(P2001−41504A) |
| 【公開日】 |
平成13年2月16日(2001.2.16) |
| 【出願番号】 |
特願平11−211664 |
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