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【発明の名称】 ブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置
【発明者】 【氏名】金 相▲南▼

【要約】 【課題】本発明の目的はブラウンガスを燃焼させて発熱部を1,000℃以上加熱し、発熱部からの輻射熱により外壁を加熱して赤外線を放射させ、燃焼室に供給された燃焼したブラウンガスは高温の水分子になり、発熱部及び外壁から放射される赤外線を吸収して自己発熱現象にて昇温され、HとOにイオン化再結合する燃焼サイクルを繰り返すようにするブラウンガス循環燃焼によるエネルギー創出装置を提供することにある。

【解決手段】本発明はブラウンガスの特性が適用されるブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置において、基台10上に設けた発熱部20、前記発熱部を取り囲むように形成された燃焼室35、赤外線を放射する外壁30、ブラウンガス発生器40、ブラウンガスを断続するように供給管路50、52の間に設けらた開閉バルブ及びブラウンガスを燃焼させて前記発熱部20を加熱する燃焼バーナー70から構成されていることを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ブラウンガスの特性が適用されるブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置において、基台(10)上に設けられる発熱部(20)と、内部に燃焼室(35)を形成するように前記発熱部(20)を取り囲み上部に水蒸気排出孔(37)が形成され、赤外線を放射する外壁(30)とブラウンガスを発生するブラウンガス発生器(40)と前記ブラウンガス発生器(40)から排出されるブラウンガスを断続するように供給管路(50、52)の間に設けられる開閉バルブ(60)と、前記開閉バルブ(60)及び供給管路(50、52)を通して供給されるブラウンガスを燃焼させて前記発熱部(20)を加熱させる燃焼バーナー(70)とから構成されていることを特徴とするブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置。
【請求項2】 前記基台(10)は燃焼バーナー(70)を維持・保守管理できるように一定の厚さと強度を持つ鉄材で製作され、その上部面には前記燃焼バーナー(70)のノズル部を貫通して固定できるように装着孔(14)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置。
【請求項3】 前記基台(10)上に設けられる発熱部(20)はアルミナ(A12 3 )を主成分とする耐火物を成形焼成したブロックを(21)を横縦に交差して積み上げたもので、前記ブロック(21)は前記燃焼バーナー(70)のノズル部から放射される火花熱(77)を受けて加熱されると同時に、熱を蓄積して赤外線を放射するように底面(22)の中央部に一定の幅を置いて窪みに形成された凹部(22a)と、前記凹部(22a)に収集された熱を上部に伝達するように前記凹部(22a)の両側にお互いに一定の間隔を置いて上部に向かってそれぞれ設けられた二対の貫通孔(23、24)とお互いに対向する前記貫通孔(23、24)の間の上部面より距離△D分低く設けられた一対の上部門構(25、26)とからなることを特徴とする請求項1に記載のブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置。
【請求項4】 内部温度を高温に維持し、前記発熱部(20)と外壁(30)から放射される赤外線が水分子に吸収されて生じる自己発熱現象によって高温に増幅されながらHとOにイオン化され再燃焼するサイクルを繰り返して莫大な熱を創出するように赤外線放射体で前記外壁(30)を築いて燃焼用空気投入口と煙突のない燃焼室(35)を設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブラウンガス発生器から生産される清浄燃料であるブラウンガスを燃焼させるとき生じる水蒸気を循環燃焼させながらエネルギーを発生するブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置に関し、特にブラウンガスを赤外線放射体に囲まれた密閉型燃焼室内の発熱部で燃焼させ生じる水蒸気が赤外線放射体及び発熱部で放射される赤外線を吸収して高温に飛散しつつ水分子がHとOにイオン化され再燃焼しながら二次発進、三次発進して連鎖的に増幅され得られる莫大なエネルギーを創出するブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般的に使われている化石燃料を燃やすため通常の燃焼室には大量の燃焼用空気を供給し、このように燃焼室に供給される燃焼用空気は燃焼時に発生される煙として煙突を通して外部に排出されている。この時使用されず煙突に損失されるエネルギーは一般的に全体供給エネルギーの約60%を上回る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】水の電気分解の歴史は1833年ファラデーが電気分解に対する理論を定立して以来まだ明らかな進展がなかった。言い換えると誰でも電気分解をすることはできるが、水を電気分解してボイラー、ヒータ加熱炉等の燃料として使えるように常用化することはできなかった。
【0004】その理由としては第一に、水を電気分解すると水素ガスが生じるという事実だけ知っていて、ブラウンガスのみ持っているイムプロジョン(IMPLOSlON)特性、熱核反応特性等をまったく知らなかったからである。
【0005】第二に、電気分解の核心である電解槽開発が未熟で試験室水準に過ぎないので連続可動する場合、トーチチップから水が出るなど24時間稼働して燃料に使うには不適当であった。すなわち、理論もないし、技術も未熟で結局経済性が確保できなかったことがその理由である。
【0006】したがって、本発明は前記いろいろな事情を勘案して成されたもので、本発明の目的はブラウンガスを燃焼させ発熱部をl,000℃以上に加熱し、発熱部から放射される輻射熱によって赤外線放射体を加熱して赤外線を内・外部へ放射させるブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は燃焼室内部に供給されるブラウンガスを燃焼させた後、水蒸気化されながら高温の水分子になり、水分子が発熱部と赤外線放射体から放射される赤外線及び遠赤外線を吸収して自己発熱現象により温度が1,000℃→2,500℃→4,000℃に上昇し、HとOにイオン化され燃焼するようになるサイクルを繰り返して水蒸気の連続的な再燃焼によって莫大な量の熱を発生するブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は燃焼後生じる副産物(煙、燥、悪臭)が発生しないブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は煙突が必要なく、燃焼用空気を供給する必要のないブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成するため本発明は、下記の各項(1)ないし(4)のいずれかに述べるエネルギー創出装置を提供することにより、前記目的を達成しようとするものである。
【0011】(1)ブラウンガスの特性が適用されるブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置において、基台上に設けられる発熱部と、内部に燃焼室を形成するように前記発熱部を取り囲み上部に水蒸気排出孔が形成され、赤外線を放射する外壁とブラウンガスを発生するブラウンガス発生器と前記ブラウンガス発生器から排出されるブラウンガスを断続するように供給管路の問に設けられる開閉バルブと、前記開閉バルブ及び供給管路を通して供給されるブラウンガスを燃焼させて前記発熱部を加熱させる燃焼バーナーとから構成されていることを特徴とするブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置。
【0012】(2)前記基台は燃焼バーナーを維持・保守管理できるよに一定の厚さと強度を持つ鉄材で製作され、その上部面には前記燃焼バーナーのノズル部を貫通して固定できるように装着孔が設けられていることを特徴とする前記(1)に記載のブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置。
【0013】(3)前記基台上に設けられる発熱部はアルミナ(A12 3 )を主成分とする耐火物を成形焼成したブロックをを横縦に交差して積み上げたもので、前記ブロックは前記燃焼バーナーのノズル部から放射される火花熱を受けて加熱されると同時に、熱を蓄積して赤外線を放射するように底面の中央部に一定の幅を置いて窪みに形成された凹部と、前記凹部に収集された熱を上部に伝達するように前記凹部の両側にお互いに一定の間隔を置いて上部に向かってそれぞれ設けられた二対の貫通孔とお互いに対向する前記貫通孔の間の上部面より距離△D分低く設けられた一対の上部門構とからなることを特徴とする前記(1)に記載のブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置。
【0014】(4)内部温度を高温に維持し、前記発熱部と外壁から放射される赤外線が水分子に吸収されて生じる自己発熱現象によって高温に増幅されながらHとOにイオン化され再燃焼するサイクルを繰り返して莫大な熱を創出するように赤外線放射体で前記外壁を築いて燃焼用空気投入口と煙突のない燃焼室を設けられていることを特徴とする前記(1)に記載のブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置について添付図を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明のブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置の部分縦断面であり、図2は図1で発熱部を具体的に図示した図面である。
【0017】図1及び2に示すように、本発明のブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置は基台(10)上に設けられる発熱部(20)と、内部に燃焼室(35)を形成するように、前記発熱部(20)を取り囲む上部に水蒸気の排出孔(37)が設けられた外壁(30)と、ブラウンガスを発生するブラウンガス発生器(40)と、前記ブラウンガス発生器(40)から排出されるブラウンガスを断続するように供給管路(50,52)を通して設けられる開閉バルブ(60)と前記開閉バルブ(60)及び供給管路(50,52)を通して供給されるブラウンガスを燃焼させて前記発熱部(20)を加熱させる燃焼バーナー(70)とが備えられている。
【0018】前記基台(10)は、図1に示したように、発熱部(20)と、外壁(30)の重さに耐えられるように一定の厚さと強度を持つ鉄材で製作されており、内部に中空部が設けられている円筒形、直方体形または多角形柱形状となっているし、その上部面には前記燃焼バーナー(70)のノズル部(図示していない)を貫通して固定できるように装着孔(14)が設けられていて、一側壁部には、前記燃焼バーナー(70)及びノズル部を維持・保守できるようにドア(図示していない)が開閉できるように設けられている。
【0019】前記墓台(10)上に設けられる発熱部(20)は高温に耐えられるようなアルミナ(A12 3 )を主成分とする高温セラミックス(耐火度SK37以上)に成形され焼成したブロック(21)を横縦に交差して積み上げたもので、前記ブロック(21)は図4に詳しく図示したように前記燃焼バーナー(70)のノズル部から放射される火花熱(77)を受けて加熱されると同時に、熱を蓄積して赤外線を放射するように底面(22)の中央部に一定の幅を置いて窪みに形成された凹部(22a)と、前記凹部(22a)に収集された熱を上部に伝達するように前記凹部(22a)の両側にお互いに一定の間隔を置いて上部に向かってそれぞれ設けられた二対の貫通孔(23、24)と前記お互いに対向する貫通孔(23、24)の間の上部面より距離△D分低く設けられた一対の上部凹溝(25、26)とから構成されている。
【0020】すなわち、前記ブロック(21)にそれぞれ設けられた上部凹溝(25、26)は貫通孔(23、24)の間に設けられており、前記ブロック(21)の上部の枠より距離△D分低く設けられている。
【0021】前記外壁(30)を構成する赤外線放射体は赤外線を多量放射する物質であれば何でも使えることは勿論であり、麦磐石を使うのが好ましい。
【0022】次に、このように構成されたこの発明のブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置の作用及び効果について述べる。
【0023】この発明においてブラウンガスということは本発明者が先出願して登録受けた韓国実用新案登録第117445号、韓国意匠登録第193034号、韓国意匠登録第193035号、韓国意匠登録第184266号、韓国意匠登録第191184号、及び日本国実用新案登録第3037633号に開示した酸水ガス発生器(本発明でブラウンガス発生器)の電解構造から発生した酸水ガスを意味する。
【0024】前記ブラウンガス発生器(40)からブラウンガスを発生させ、供給管路(50、52)の間に設けられる開閉バルブ(60)を通して燃焼バーナー(70)ヘ供給すると、前記燃焼バーナーの先端部に設けられているノズル部を通して燃焼室(35)内に噴出される。
【0025】この時、前記ノズル部から噴出されるブラウンガスに着火させると、火花熱(77)が発生し、発熱部(20)を構成するブロック(21)を加熱させつつ、これによって、前記ブロック(21)に設けられる一対の貫通孔(23、24)を通してそれぞれの上部のブロック(21)に熱が伝達され発熱部(20)を赤く焼き、ここで発散される熱(図1で実線矢印)で外壁(30)を加熱するようになる。
【0026】前記外壁(30)に取り囲まれている燃焼室(35)は外部に抜ける熱量より蓄積される熱量が多いため少ない燃料供給で燃焼室(35)の温度を高温に維持することができる。
【0027】また、燃焼室(35)内部に着設された発熱部(20)をブラウンガスによっ直火させることによりブラウンガスのみのイムプロジョンと熱核反応特性によって発熱部(20)は漸次、赤く焼かれ発熱部(20)全体がl,000℃以上の高温状態になって熱を放射する。
【0028】前記燃焼室(35)の外壁(30)は麦磐石等の遠赤外線放射体に構築して水蒸気の排出される水蒸気排出孔(37)以外には密閉されるように構成したので、麦磐石等より成っている加熱された外壁(30)から外部に放射される赤外線(図1で長い点線矢印)は暖房などの目的に利用できる。
【0029】また、前記燃焼室(35)内部に放射される赤外線(図lで点線矢印)は向き合っている他の壁を相互いに加熱するようになっており、高温に加熱されると上昇作用を呼び起こし、特に中央に設けられる発熱部(20)はブラウンガスの直火熱によって加熱されるのみならず、外壁(30)からそれぞれ放射される赤外線により数回加熱される効果が得られる。
【0030】このようにして発熱部(20)全体が1,000℃以上に赤く焼かれ、赤外線を続けて放射し、前記外壁(30)を構成する麦磐石では発熱部(20)の間接熱によって持続的に赤外線(図1で点線に表示した矢印)を放射するので、前記燃焼室(35)内部の温度はさらに、上昇し高温状態が維持され、燃焼室(35)上部、つまり発熱部(20)上部に燃え立つ火柱(80)が生じる。もし、ブラウンガスの供給量を減らさないと燃焼室(35)の外壁(30)、つまり麦磐石等で構成された外壁(30)を溶融する。
【0031】本発明は前記のように固有な特性を持つブラウンガスを燃料に使用して少量の燃料でも燃焼室(35)内の温度を高温に維持できる密閉形構造を備え、燃焼室(35)内に超効率的にエネルギーを創出することができる。
【0032】以上述べた特徴を以下、さらに具体的に説明する。
【0033】1.ブラウンガスの四大持性1)完全無公害特性:ブラウンガスは水より生成し、燃焼後水蒸気状態に還元するので公害物質を誘発しない。
【0034】2)完全燃焼特性:ブラウンガスは化学当量比水素2対酸素lの混合比率で混ざった混合ガスなので完全燃焼に必要な酸素を含んでいる。
【0035】3)イムプロジョン(IMPLOSION)特性:ブラウンガス発生器は1リットルの水で約1,860リットルのブラウンガスを生産する。むしろl,860リットルのブラウンガスを密閉された圧力容器内でスパークにより燃焼させると、図3でa曲線が示すように爆発持続時間(△T)、つまり百万分の44秒間に圧力最高値0.5MPa(ここでMPaは圧力単位である)に達するやいなや、直ちに圧力強化を起こす瞬間低圧の内爆と同時に、1860分のlで体積減少が起りながら、真空に近い減圧が形成される。つまり、再び水lリットルが生成し、残りの体積は真空状態になる。これは爆発(exp1osion)とはまったく異なる概念であるイムプロジョン(内破)と言われている。図3でのb曲線は圧力容器から一般ガスを爆発させる場合を表す爆発曲線てあり、a曲線とは明確に区別されることが分かる。
【0036】ブラウンガスを燃焼させる時の火花熱(77)はイムプロジョンが連続されている過程だといえるし、したがって火花熱(77)が破裂されないで直進しつつピンポイント火炎を成す形状を呈しつつ、火花熱(77)の長さは400mmに及んだりする。
【0037】4)熱核反応特性:ブラウンガスは水を分子状態でない原子状の水素と酸素に解離させ、それを水素と酸素に分離しないで混合された状態に維持したガスである。ブラウンガスを燃焼させるときの火花熱(77)は原子と分子状態の水素と酸素が反応する特別な性格を持っている。
【0038】水素原子と酸素原子は加熱対象物質の原子核の中に浸透する。したがって、水素と酸素による熱核反応で加熱される物質は空気中にガスが自ら燃焼する際の火花より、さらに高温の火花熱(77)により加熱される。ブラウンガスは700℃でアルミニウムを溶解させ、タングステンの場合は6,000℃で熱を発しつつ対象物質を気化させてしまう。加熱対象物質によって相違した熱核反応特性を持っているブラウンガスはブロック(21)と鉄をそのまま溶融させて溶接することができる。
【0039】2.ブラウンガス燃焼と発熱メカニズム分子状水素と酸素の燃焼プロセスH2 →H・+H・O2 →O:+O:H+O2 →O:+OH・O:+H2 →H・+OH・O:+H2 O→OH・+OH・OH・+OH・→H2 O+O:OH・ラジカルの電子が励起されその電子が元の状態に戻る際、発熱する。原子が分子になる際のエネルギーも利用できる。
【0040】ここでランドルミルズ(Randol Mills)博士の理論を適用すると原子の基底状態以下でも電子が安定的に回る軌道が存在して電子のイオン化エネルギーをポテンシャルエネルギーに空振し、エネルギー共鳴移乗が生じる。この時、常温核融合で述べるように従来の水素エネルギーの約l,000倍のエネルギーが得られる。
【0041】3.赤外線による自己発熱現象図4は水の赤外線吸収率を示したもので、中赤外線波長帯の3μmでピークを成し、また遠赤外線波長帯の6〜11μmで高い吸収率を示している。
【0042】つまり、水分子は3μmの波長帯の赤外線と突き当たると、ほとんど100%赤外線を吸収する。この際、水分子は励起され分子同志の衝突が激しくなりつつ高いエネルギーを熱で放射する。
【0043】本発明のブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置はブラウンガスのみの四大持性が適用される密閉形燃焼室で分子状水素と酸素の燃焼過程から継続的に生じる高温の水分子に赤外線が吸収されて起こる自己発熱現象と複合的に作用し、超高温に増幅されつつHとOにイオン化され、このようなサイクルを繰り返しながら二次、三次発進して莫大なエネルギーが得られる。
【0044】4.密閉形燃焼室の機能と役割本発明のブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置はブラウンガスの四大特性を連用可能なものでブラウンガスは炭素が存在しないので燃焼後、煙、煤などが生じないのみならず、完全燃焼されるので空気投入口および煙突の要らない密閉空間燃焼が可能である。
【0045】したがって、燃焼室(35)外部に熱が抜ける量より蓄積される熱が多いので、少ない燃料供給で燃焼室(35)の温度を高温に維持することができる。
【0046】また、燃焼室(35)内部に配設される発熱部(20)をブラウンガスによって直火させることによりブラウンガスのみのイムプロジョンと熱核反応特性により発熱部(20)は漸次に赤く焼かれ発熱部(20)全体が1,000℃以上の高温状態になって熱を放射する。
【0047】燃焼室(35)の外壁(30)は麦磐石などの遠赤外線放射体にて構築して水蒸気が排出される水蒸気排出孔(37)以外には密閉されるように構成したので、麦磐石で構成されている加熱された外壁(30)から外部に放射される赤外線(図lで長い点線矢印)は暖房などの目的で利用できる。
【0048】また、燃焼室(35)の内部に放射される赤外線(図1で短い点線矢印)は向き合っている他の壁を相互いに加熱するようになって高温に加熱するのに上昇作用を起こし、特に中央に設けられる発熱部(20)はブラウンガスの直火熱により加熱されるのみならず、外壁(30)及び発熱部(20)からそれぞれ放射される赤外線により多数回加熱される効果が得られる。
【0049】このようにして発熱部(20)全体が1,000℃以上に赤く焼かれて赤外線を続けて放射し、前記外壁(30)を構成する麦磐石では発熱部(20)の間接熱により持続的に赤外線(図1で短い点線矢印)を放射するため燃焼室(35)内部の温度は続けて上昇し高温状態が維持され、燃焼室(35)上部、すなわち発熱部(20)上部に燃え立つ火柱(80)が生じる。前記火柱(80)はブラウンガスの燃焼による水蒸気が循環燃焼されていることを実際に証明している。
【0050】本発明は前記のように同有特性を持つブラウンガスを燃料に使用し少量の燃料でも燃焼室(35)内の温度を高温に維持できる密閉形構造を備えた燃焼室(35)で超効率のエネルギーを創出することができる。
【0051】
【発明の効果】上述のように、本発明のブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置によれば、基台上に設けられる発熱部と、内部に燃焼室を設けられるように前記発熱部を取り囲んで上部に水蒸気排出孔が設けられた外壁と、ブラウンガスを発生するブラウンガス発生器と、前記ブラウンガス発生器から排出されるブラウンガスを断続するように供給管路の間に設けられる開閉バルブと、前記開閉バルブ及び供給管路を通して供給されるブラウンガスを燃焼させて前記発熱部を加熱させる燃焼バーナーとから構成されているので、ブラウンガスを燃焼させて発熱部をl,000℃以上に加熱し、発熱部から放射される輻射熱により外側を加熱して外壁から赤外線を内・外部に放射できるし、また燃焼室内部に供給されたブラウンガスが燃焼された後水蒸気化されつつ高温の水分子になり、水分子が発熱部と外壁から放射される赤外線及び遠赤外線を吸収して自己発熱現象により温度が超高温に上昇されHとOにイオン化される燃焼サイクルを繰り返して水蒸気の連続的な再燃焼により莫大な量の熱を発生するのみならず、ブラウンガスを燃焼させるので、燃焼用空気を供給する必要がなく、燃焼後に生じる副産物(煙、煤、悪臭)が発生しないので副産物を排出させる煙突が要らないという非常に優れた効果がある。
【0052】前記のように本発明はブラウンガスを安定的に生産できる電解槽を開発することができたので水を燃料に常用化することができ、ブラウンガスのみの固有な特性を規定し応用てきたので電気分解技術170年の高い壁を崩すことができた。
【0053】また、このようなブラウンガスのみの特性を適用して燃焼用空気投入口と煙突のない燃焼室を提供することによって、とうとう燃焼革命を成し遂げることができ、赤外線放射体から内部に放射される赤外線が高温の水分子に吸収され自己発熱現象が起こり、分子状水素酸素の過程でイオン化されながら二次発進、三次発進し、このような現象が連続的に繰り返されるサイクルにより莫大なエネルギーが得られるようになった。
【0054】したがって、ブラウンガス燃焼技術によりブラウンガス発生器に入力された電気エネルギーより四倍以上のエネルギーを得られることが確認でき、また燃焼室でブラウンガス燃焼により還元される水分子がエネルギー共鳴移乗により創出されるエネルギーは数百倍にのぼる。結局、入力エネルギーより、さらに多い出力エネルギーを創出する超効率新エネルギーが発生されることになる。
【0055】本発明は従来の科学的常識と固定観念により想像することができなかった新しい燃焼方法として燃焼革命を為し、本発明により高温を創出できるので、高温を要するすべての燃焼装置に適用することができ、エネルギー需給に対する政策的で技術的な波及効果が至大であるといえなくない。
【0056】例えば、本発明によるブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置の内部に水管を設け循環させると、その自体がボイラーになることは勿論であり、2,000℃以上の高温を要する特殊廃棄物処理炉へも応用することができる。
【0057】本発明によるブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置は外壁を麦磐石等の赤外線放射体にて構成されているので、ブラウンガス供給量を調節して外壁が加熱される温度を300乃至は400℃になるように維持すると赤外線(0.76乃至は1,000μm)の中で人体に有益な波長帯(6乃至は14μm)の遠赤外線を多量放射するので、温室、養鶏場、養豚畜舎等の遠赤外線暖房に利用することができるのみならず、産業用遠赤外線乾燥室にも利用できる。
【0058】その実施例として、本発明者は本発明によるブラウンガスの循環燃焼によるエネルギー創出装置を応用した麦磐石加熱炉を既に常用化したし、誰でも麦磐石加熱炉内で水が燃焼しつつ火柱が生じる神秘的な現象を直接目で確認できるようになった。
【0059】本発明がこのような麦磐石加熱炉に適用されることによって人体に良い波長帯(6乃至は14μm)の遠赤外線を放射して温熱効果による国民健康増進に貢献する有用な発明のみならず、本発明は環境公害を誘発しない超効率の清浄エネルギーを創出することによって技術の大革新による人類千年の無公害の夢を実現したのである。
【0060】前記説明において、本発明に対する2実施例を挙げて説明したが、本発明はこれに限ることではなく、例えば、本発明の概念を離脱しない範囲内で本発明が属する技術分野で通常の知識を持つ者により様々な形態に変形または変更実施しても本発明の概念に含まれることは勿論のことである。
【出願人】 【識別番号】596159120
【氏名又は名称】金 相▲南▼
【出願日】 平成12年2月29日(2000.2.29)
【代理人】 【識別番号】100066061
【弁理士】
【氏名又は名称】丹羽 宏之
【公開番号】 特開2001−74216(P2001−74216A)
【公開日】 平成13年3月23日(2001.3.23)
【出願番号】 特願2000−53399(P2000−53399)