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【発明の名称】 燃焼装置
【発明者】 【氏名】近藤 靖男

【氏名】上原 昌徳

【氏名】伊藤 彰

【要約】 【課題】触媒燃焼部4の下流側に2次空気を供給する場合、供給する2次空気によって、触媒燃焼部4の下流側に形成された着火火炎(1次燃焼による炎)が吹き消されたり不安定になる不具合があった。

【解決手段】触媒燃焼部4は、中心部の高温発熱層13と、その周囲の低温発熱層14とからなり、高温発熱層13が低温発熱層14に対して相対的に上流側へスライドして設けられている。このスライドによって、高温発熱層13の下流部が低温発熱層14の下流部よりも窪んで設けられ、その窪み内に保炎空間21が形成されている。高温発熱層13の下流で発生した着火火炎は、周囲の低温発熱層14によって覆われているため、2次空気吹出口9から燃焼室6内に供給される2次空気流の影響を受けにくく、2次空気が増加したり、低温化しても、その2次空気流によって保炎空間21内の着火火炎が吹き消されたり、不安定になる不具合がない。
【特許請求の範囲】
【請求項1】流体が流れる多数の貫流孔を有するハニカム状を呈し、通電を受けると発熱する通電発熱体と、この通電発熱体の上流の予混合室に燃料を供給する燃料供給手段と、前記予混合室および前記通電発熱体の下流の燃焼室に空気を供給する空気供給手段と、を備える燃焼装置であって、前記通電発熱体は、他の部分よりも高温に発熱する高温発熱層が前記他の部分と区画して設けられ、前記高温発熱層の下流部は、前記他の部分の下流部よりも窪んで設けられ、その窪み内に保炎空間が形成されたことを特徴とする燃焼装置。
【請求項2】請求項1の燃焼装置において、前記通電発熱体は、平板と波板とを組み合わせたハニカム層を積層して設けられ、前記通電発熱体の内側に前記高温発熱層が形成され、その外側に前記他の部分が形成され、前記高温発熱層を形成するハニカム層が、前記他の部分を形成するハニカム層に対して上流側へずらして設けられたことにより、前記高温発熱層の下流部が前記他の部分の下流部よりも窪んで設けられたことを特徴とする燃焼装置。
【請求項3】請求項1の燃焼装置において、前記通電発熱体は、平板と波板とを組み合わせたハニカム層を積層して設けられ、前記通電発熱体の内側に前記高温発熱層が形成され、その外側に前記他の部分が形成され、前記高温発熱層を形成するハニカム層の幅が、前記他の部分を形成するハニカム層の幅よりも狭く設けられたことにより、前記高温発熱層の下流部が前記他の部分の下流部よりも窪んで設けられたことを特徴とする燃焼装置。
【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかの燃焼装置において、前記通電発熱体は、表面に触媒が担持して設けられたことを特徴とする燃焼装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通電を受けると発熱する通電発熱体を搭載した燃焼装置に関するものである。
【0002】
【発明の背景】本願出願人は、通電発熱体を搭載した燃焼装置を出願した(特願平11−80594号、この技術は周知技術ではない)。この出願明細書に開示される燃焼装置は、通電を受けると発熱する通電発熱体の上流に予混合気を供給するとともに、通電発熱体の下流側にも燃焼用の空気を供給するものであり、通電発熱体はハニカム状を呈した略円柱、円盤形状のものであった。
【0003】そして、上記出願明細書には、通電発熱体として、内側に高温発熱層を配置し、その外側に低温発熱層を配置したものがある。高温発熱層は、通電開始時に低温発熱層に比較して素早く着火温度に達して燃焼を開始するものであり、通電開始後、素早く高温発熱層の下流側に着火火炎(燃料と1次空気による1次燃焼の火炎)を形成するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通電発熱体が略円柱、円盤形状のものでは、通電発熱体の下流側の端の面が平坦になる。このため、通電発熱体の下流に供給された2次空気の空気流によって、高温発熱層の下流側に形成された着火火炎が吹き飛ばされたり、冷却されることにより、吹き消えが生じ易くなる。これは、燃焼量が増大して2次空気の供給量が増すことにより、高温発熱層の下流側に形成された着火火炎が吹き消されたり、不安定になる傾向があり、エミッションの増大の要因になってしまう。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、高温発熱層の下流側に形成される着火火炎の立ち消えを特別な保炎手段を用いることなく防止できる燃焼装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔請求項1の手段〕この実施形態では、高温発熱層の下流部は、通電発熱体の下流側に形成された保炎空間内に開口しているため、高温発熱層の下流側に形成された着火火炎(1次燃焼の炎)が周囲の他の部分に覆われて保炎される。これにより、通電発熱体の下流側に直接供給される2次空気の流れによって、保炎空間内に形成された着火火炎が吹き消されたり不安定になる不具合が回避されるとともに、通電発熱体の下流側に直接供給された空気によって、保炎空間内の着火火炎が冷却されて吹き消されたり、不安定になる不具合が回避される。このように、高温発熱層の下流側に形成された着火火炎が保炎空間内において常に安定するため、エミッションの増加が防がれ、常にクリーンな燃焼が可能になる。また、高温発熱層の下流の保炎空間が通電発熱体自身によって形成されるため、特別な保炎のための保炎手段を用いる必要がなく、保炎機能を有した燃焼装置を安価に提供できる。
【0007】〔請求項2の手段〕高温発熱層を形成するハニカム層を他の部分を形成するハニカム層に対して上流側へずらすことにより、高温発熱層の下流部が他の部分の下流部よりも窪んだ通電発熱体が形成できる。
【0008】〔請求項3の手段〕高温発熱層を形成するハニカム層の幅を、他の部分を形成するハニカム層の幅よりも狭く設けることにより、高温発熱層の下流部が他の部分の下流部よりも窪んだ通電発熱体が形成できる。
【0009】〔請求項4の手段〕通電を受けると発熱する通電発熱体は表面に触媒を担持したものであるため、通電を受けると触媒の作用を高めることができ、始動開始初期における触媒の作用を高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、2つの実施形態および変形例を用いて説明する。
〔第1実施形態〕図1、図2は第1実施形態を示すもので、まず、図1を基に触媒燃焼装置を説明する。なお、実施形態中に示す上側は図1における上側を示し、下側は図1における下側を示すものとする。
【0011】この実施形態に示す触媒燃焼装置は、2重管構造を採用するもので、内側の内筒1と、この内筒1の下外側を覆う外筒2とを備える。なお、内筒1は内部で燃料と空気との混合や燃料の燃焼を行う筒であり、外筒2は内筒1との間に空気通路3を形成する筒である。
【0012】内筒1は、耐熱性金属(ステンレス等)よりなる略有底の円筒体であり、その中間部分には触媒燃焼部4(通電発熱体に相当する)が装着される。この触媒燃焼部4の下側(燃料供給側)が燃料と空気とを混合する予混合室5を形成する予混合筒1aであり、触媒燃焼部4の上側(燃焼ガス排出側)が触媒燃焼部4を通過した燃料の燃焼を行う燃焼室6を形成する燃焼筒1bである。
【0013】予混合筒1aの下側中央部分には、気化器7から供給される気化燃料と、空気通路3を流れる空気(1次空気)とを予混合筒1a内の予混合室5へ導く混合気導入穴8が形成されている。また、触媒燃焼部4に近い側の燃焼筒1bには、空気通路3によって供給される空気(2次空気)を燃焼筒1b内の燃焼室6に流入させるための2次空気吹出口9が複数形成されている。この2次空気吹出口9については後述する。
【0014】なお、混合気導入穴8から予混合室5に供給される空気量は、予混合室5に供給される燃料供給量に対して燃料供給過剰となる空燃比(理論空燃比よりも低空燃比)となるように調整されるとともに、2次空気吹出口9から燃焼室6に供給される空気量は、燃料供給量に対して空気供給過剰となる空燃比(理論空燃比よりも高空燃比)となるように調整されるものである。
【0015】混合気導入穴8に対向する外筒2には、燃料タンク10から燃料ポンプ11(燃料供給手段に相当する)によって送られてくる液体燃料(例えば軽油等)を気化させて混合気導入穴8に供給する気化器7が装着されている。また、外筒2の下側端部には、空気通路3内に空気を供給するためのエアポンプ12(空気供給手段に相当する)が接続されている。
【0016】触媒燃焼部4は、多数の貫流孔4aを備える略ハニカム状通電発熱体の表面に、部分酸化反応を促進させる触媒(Pt、Pd、Rn等の貴金属、Ni、Cu等の金属、アルミナ、ジルコニア等の酸化物)を担持したものである。なお、絶縁層を形成するアルミナ等の酸化物層をそのまま利用しても部分酸化反応は可能である。
【0017】触媒燃焼部4は、中央の高温発熱層13と、その周囲に設けられた低温発熱層14(他の部分に相当する)とから構成されており、高温発熱層13と低温発熱層14は区分して配置されている。高温発熱層13は、図2(a)に示すように、中心電極15の周囲に並列接続される2つのハニカム層16を巻回したものであり、その周囲は筒状の中間電極17に接続される。ハニカム層16は、例えばFe−Cr−Alフェライト系ステンレス製の通電抵抗により発熱する平板18(例えば厚さ50μm)と波板19(例えば厚さ50μm)からなる帯状の通電発熱体の表面にアルミナ等の薄い絶縁層を設け、その表面に着火燃焼と部分酸化反応促進のためのPt、Pd等の触媒を担持したものである。なお、この高温発熱層13を主に着火用に用いて触媒の担持を廃止しても良い。
【0018】低温発熱層14は、図2(b)に示すように、中間電極17の周囲に並列接続される5つのハニカム層16を巻回したものであり、その周囲は筒状の外側電極20に接続される。ハニカム層16は、上記と同様、例えばFe−Cr−Alフェライト系ステンレス製の通電抵抗により発熱する平板18(例えば厚さ50μm)と波板19(例えば厚さ50μm)からなる帯状の通電発熱体の表面にアルミナ等の薄い絶縁層を設け、その表面に着火燃焼と部分酸化反応促進のためのPt、Pd等の触媒を担持したものである。
【0019】高温発熱層13と低温発熱層14は、直列接続されたものであり、中心電極15に電圧が印加されると、高温発熱層13では2つのハニカム層16に電流が分流して流れるのに対し、低温発熱層14では5つのハニカム層16に電流が分流して流れることになる。これによって、高温発熱層13を構成するハニカム層16一つ当りの電流量は、低温発熱層14を構成するハニカム層16一つ当りの電流量より多く、結果的に高温発熱層13の体積当りの発熱量と、低温発熱層14の体積当りの発熱量との比率は、例えば約5:1であり、通電開始後、素早く高温発熱層13が着火温度に上昇する。
【0020】高温発熱層13は、低温発熱層14に対して相対的に上流側軸方向へスライドさせて設けられており、高温発熱層13の下流部が低温発熱層14の下流部よりも窪んで設けられ、その窪み内に保炎空間21が形成されている。
【0021】触媒燃焼部4の中心の中心電極15は、絶縁ブッシュ22を介して内筒1および外筒2の外部へ導かれる電源端子23に接続されるものであり、触媒燃焼部4の外側は外側電極20を介して内筒1にアース接続されており、外側電極20を介して中心電極15が電圧の印加を受けると、触媒燃焼部4が通電されて発熱する。
【0022】ここで、触媒燃焼部4の下流側に2次空気を供給する2次空気吹出口9には、燃焼室6に供給される燃焼用の2次空気流によって保炎空間21へ向かう保炎用の燃焼流を生じさせるための保炎用流体押込手段が設けられている。この実施形態における保炎用流体押込手段は、2次空気吹出口9の内側に取り付けられた偏向流ガイド9aであり、2次空気吹出口9から燃焼室6内に供給される2次空気を接線方向に向けて、燃焼室6内に旋回流を生じさせるものである。
【0023】燃焼室6内に旋回流が生じることにより、燃焼室6内の中心部分に触媒燃焼部4へ向かう逆流Aが生じ、この逆流Aによる燃焼流によって保炎空間21へ向かう保炎用の燃焼流が生じる。また、燃焼室6内に生じる旋回流によって1次燃焼による燃料を含んだ未燃焼ガスと2次空気との混合性が向上し燃焼効率を高めることができる。一方、触媒燃焼部4に向かう逆流Aによって排気ガスの一部が触媒燃焼部4側に戻されて未燃焼ガスに混入するため、急激な燃焼が抑えられて排気エミッションを低減できる。さらに、2次燃焼が旋回するため、燃焼筒1bを短くでき、燃焼装置を小型化できる。
【0024】この実施形態の作動を説明する。図示しない運転スイッチがONされると、図示しない制御装置により、電源端子23に電力が供給され、中心電極15→高温発熱層13→低温発熱層14→内筒1の経路で通電される。中心電極15に電圧が印加されると、高温発熱層13が素早く燃料の着火温度に上昇するとともに、低温発熱層14が燃料を部分酸化させる触媒の活性化温度に上昇する。
【0025】高温発熱層13が着火温度以上に発熱する時期に達すると、制御装置が燃料ポンプ11およびエアポンプ12を通電し、燃料および燃焼用空気の供給を開始する。ここで、燃料ポンプ11およびエアポンプ12は、着火に適した低速で運転させ、着火後に増速させるように設けられている。
【0026】液体燃料は、燃料タンク10から燃料ポンプ11によって気化器7に送られる。気化器7は、例えば電熱蒸発器を内蔵するものであり、気化器7で気化した燃料は混合気導入穴8から予混合室5へ送られる。燃焼用空気は、エアポンプ12により空気通路3内に供給され、混合気導入穴8から予混合室5へ送られるとともに、2次空気吹出口9から燃焼室6内に供給される。
【0027】なお、混合気導入穴8から予混合室5へ送られる空気量と、2次空気吹出口9から燃焼室6内に供給される空気量との比率は、例えば1:2に設定されるものであり、混合気導入穴8と2次空気吹出口9から内筒1内に供給される空気量は、予混合室5に供給される燃料に対する空燃比が17.5〜29.2(1.2≦空気過剰率≦2)に設けられている。予混合室5に供給される燃料と1次空気の割合は空燃比が理論空燃比(空気と燃料との重量比14.6)以下の燃料過剰(空気過剰率≦1)であり、この混合気は予混合室5で混合された後に触媒燃焼部4に流入する。
【0028】高温発熱層13および低温発熱層14を貫流する混合気は、担持された触媒によって触媒反応し、ガス化燃料(CO、H2 、軽質成分燃料等)に変性する。そして、このガス化燃料は、2次空気吹出口9から吹き出される2次空気と混合して可燃性混合気を形成する。この可燃性混合気は、高温発熱層13の流出側で容易に着火し、その着火火炎は保炎空間21内で保炎状態に移行する。そして、この着火火炎によって下流側の燃焼室6で燃料の燃焼が安定して行われ、燃焼室6内で燃料が完全燃焼する。なお、定常燃焼時では、燃焼室6における燃焼熱を触媒燃焼部4が受けるため、触媒燃焼部4の通電を停止しても、触媒燃焼部4が触媒活性温度以上に維持され、自立安定燃焼を継続する。
【0029】ここで、触媒燃焼部4を通過する混合気は、上述のように触媒反応によってガス化燃料を生成し、高温発熱層13の下流端で瞬時着火する。その着火火炎(1次燃焼による火種)は窪み内の保炎空間21で保炎状態に移行する。定常運転に移行するなどにより、燃焼量が増大し、2次空気吹出口9から燃焼室6内に供給される空気量が増加すると、偏向流ガイド9aの作用で燃焼室6内に高速の旋回流が形成される。これによって、燃焼室6内の中心部分に触媒燃焼部4へ向かう逆流Aが生じ、この逆流Aによる燃焼流によって保炎空間21へ向かう保炎用の燃焼流が生じる。
【0030】これによって、2次空気吹出口9から供給される2次空気量が増加して、2次空気流の流速が燃焼速度以上で、且つ2次空気が低温であっても、その空気流は保炎空間21内の着火火炎と直接干渉せず、旋回流の中心部に形成される比較的低速の燃焼ガスによる循環流と混合する。この循環流は燃焼量(燃料の供給量)にほぼ比例して増大するので、保炎空間21内の着火火炎は安定化状態を維持する。さらに、相乗効果として、安定化した保炎の放射熱によって保炎空間21内が蓄熱され、保炎空間21内の種火が一層安定化する。
【0031】なお、燃焼室6内で燃焼完結した高温の燃焼ガスは、図示しない熱交換器を介してエンジン冷却水等の熱媒体液を加熱して外部へ排気ガスとして排出される。一方、燃焼ガスによって加熱された高温の熱媒体液は図示しないウォーターポンプによって室内空調装置のヒータコアに送られる。そして、このヒータコアを通過する空気が温められて室内に吹き出され、車室内を暖房する。
【0032】〔実施形態の効果〕この実施形態では、高温発熱層13の下流部は、触媒燃焼部4の下流側に形成された保炎空間21内に開口しているため、高温発熱層13の下流側に形成された着火火炎が周囲の低温発熱層14に覆われて保炎される。これにより、触媒燃焼部4の下流側に直接供給される2次空気の流れによって、保炎空間21内に形成された着火火炎が吹き消されたり不安定になる不具合が回避されるとともに、触媒燃焼部4の下流側に直接供給された空気によって、保炎空間21内の着火火炎が冷却されて吹き消されたり、不安定になる不具合が回避される。
【0033】このように、高温発熱層13の下流側に形成された着火火炎が保炎空間21内において常に安定するため、エミッションの増加が防がれ、常にクリーンな燃焼が可能になる。また、高温発熱層13の下流の保炎空間21が触媒燃焼部4自身によって形成されるため、特別な保炎のための保炎手段を用いる必要がなく、保炎機能を有した燃焼装置を安価に提供できる。
【0034】さらに、上記で示したように、触媒燃焼部4では空気供給不足による低温燃焼が行われるため、触媒の過熱が防がれ、長期に亘って安定して触媒燃焼を行うことができる。さらに、触媒燃焼部4が1段で済み、触媒燃焼部4で活性化された未燃焼燃料を完全に燃焼するシンプルな構成を採用するものであるため、触媒燃焼装置の小型化が可能になり、低コスト化が可能になる。
【0035】〔第2実施形態〕図3は触媒燃焼装置の概略断面図である。この第2実施形態は、図3に示すように、高温発熱層13を形成するハニカム層16の幅が、低温発熱層14を形成するハニカム層16の幅よりも狭く設けられ、これによって高温発熱層13の下流部が低温発熱層14の下流部よりも窪んで設けられ、その窪み内に保炎空間21が形成されたものである。
【0036】〔変形例〕上記の実施形態では、気化器7を用いて液体燃料を気化させた後に触媒燃焼させた例を示したが、ガス燃料等を予混合室5に供給するように設けたり、燃料噴射装置によって霧化した燃料を予混合室5内に供給するように設けても良い。上記の実施形態では、触媒燃焼装置を自動車の暖房装置に用いた例を示したが、家庭用の暖房装置、給湯装置、乾燥機、工業用のバーナなど他の燃焼装置に適用しても良い。
【出願人】 【識別番号】000004260
【氏名又は名称】株式会社デンソー
【出願日】 平成11年8月31日(1999.8.31)
【代理人】 【識別番号】100080045
【弁理士】
【氏名又は名称】石黒 健二
【公開番号】 特開2001−65807(P2001−65807A)
【公開日】 平成13年3月16日(2001.3.16)
【出願番号】 特願平11−245611