| 【発明の名称】 |
標示灯 |
| 【発明者】 |
【氏名】倉光 修
【氏名】大塚 忠弘
【氏名】坂本 圭司
【氏名】山田 真
【氏名】大杉 隆
【氏名】岡田 聡
【氏名】沢田 昭治
【氏名】棚橋 理
|
| 【要約】 |
【課題】光源のメンテナンスがよく、輝度むらを低減でき、光の使用効率がよい標示灯を提供する。
【解決手段】標識部1と、この標識部1に導入されて光を通すライトガイド3と、標識部1内に設けられてライトガイド3内の光を標識部1の標示板に略平行に出射させる発光部4とを備えている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 標識部と、この標識部に導入されて光を通すライトガイドと、前記標識部内に設けられて前記ライトガイド内の光を前記標識部の標示板に略平行に出射させる発光部とを備えた標示灯。 【請求項2】 前記発光部が前記標示板の中央寄りに配置され、前記発光部が前記標示板に沿って前記発光部の両側方向に出射する請求項1記載の標示灯。 【請求項3】 前記標識部が前記発光部から離れるほど前記標示板に近接する背面反射板を前記標示板と前記発光部の間に設けた請求項1または請求項2記載の標示灯。 【請求項4】 標識部は表側の標示板と裏側の標示板からなり、発光部がその間に位置する請求項1または請求項2記載の標示灯。 【請求項5】 前記ライトガイドおよび前記発光部は光を長手方向にガイドする円筒状のプリズムシートを有し、その三角プリズムの頂点が外向きでありかつその頂点の稜線が前記長手方向に平行である請求項1、請求項2または請求項3記載の標示灯。 【請求項6】 前記発光部はプリズムシートと、その外側を包囲して光を反射するものであって周方向に所定幅の出射光部を形成するリフレクタと、前記プリズムシートの内側の前記出射光部に対向して配置されて光を反射するエクストラクタとを有する請求項1、請求項2または請求項3記載の標示灯。 【請求項7】 前記リフレクタの前記標示板に接近した部分の透過率を他よりも高くした請求項6記載の標示灯。 【請求項8】 前記エクストラクタは光の進行方向に徐々に面積を増大する形状を有する請求項7記載の標示灯。 【請求項9】 前記標識部の前記発光部のエクストラクタが錐状の筒形状である請求項7記載の標示灯。 【請求項10】 前記背面反射板は放物面、平面、または屈曲部を有する平面である請求項3記載の標示灯。 【請求項11】 前記ライトガイドが屈曲部を有し、前記屈曲部にコーナ反射鏡を配置している請求項1、請求項2または請求項3記載の標示灯。 【請求項12】 前記ライトガイドは複数本からなる請求項1、請求項2、請求項3または請求項11記載の標示灯。 【請求項13】 前記標識部が複数であり、前記ライトガイドが複数の前記標識部の各々に連なっている請求項1、請求項2または請求項3記載の標示灯。 【請求項14】 前記標識部の前記発光部のエクストラクタの面積が前記標識部のうち光源から離れたもの程大きくなる請求項13記載の標示灯。 【請求項15】 前記光源側の前記標識部の前記発光部のエクストラクタが矩形であり、前記光源から離れた前記標識部の前記発光部のエクストラクタが錐状の筒形状である請求項12記載の標示灯。 【請求項16】 前記ライトガイドの末端は光を反射するエンドリフレクタを有する請求項1、請求項2または請求項3記載の標示灯。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、道路標識灯、看板照明灯、サイン照明灯などの標示灯に関するものである。 【0002】 【従来の技術】第1の従来例は、図34に示すように内照式標示灯であり、標識部201の内部に直管蛍光灯を用いた光源200を多灯配置して、標識を内照する。 【0003】第2の従来例は図35に示すようにプリズムシート内照式標示灯であり、光源(図示せず)の光をライトチューブ202を通して標識部201内に導入しライトチューブ202の全周を開口してライトチューブ202内のプリズムシート203で均一に標識部201内に発光させる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の従来例は、標示灯が高所あるいは道路の上方にあるので、光源あるいは点灯回路が故障した場合、光源200の交換あるいは修理等を行なう時に道路の交通規制をして高所に登って行なわなければならず、メンテナンスが難しいという欠点があった。 【0005】また器具内部に光源200を多灯配置するため、光源200の配置(光源間の距離、光源と標識面との間隔)によっては、標識面に輝度むらが出やすく、標識の視認性が低下する。輝度比は最高輝度と最低輝度の比として、3.7程度であった。 【0006】第2の従来例は輝度比が2.8程度であったが、標識部201内のライトチューブ202の開口が全周にわたっているため標示面に当たる光の効率が悪い。また1本のライトチューブ202に2以上の標識部をつなげると光源に近い標識部が明るく、光源から離れた標識部が暗くなり、輝度差がでるという欠点があった。 【0007】したがって、この発明の目的は、光源のメンテナンスがよく、輝度むらを低減でき、光の使用効率がよい標示灯を提供することである。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の標示灯は、標識部と、この標識部に導入されて光を通すライトガイドと、前記標識部内に設けられて前記ライトガイド内の光を前記標識部の標示板に略平行に出射させる発光部とを備えたものである。 【0009】請求項1記載の標示灯によれば、光源を標識部から分離できるので光源のメンテナンスをよくでき、発光部より光を標示板に略平行に出射させるため、輝度むらを低減でき、光の使用効率をよくできる。 【0010】請求項2記載の標示灯は、請求項1において、前記発光部が前記標示板の中央寄りに配置され、前記発光部が前記標示板に沿って前記発光部の両側方向に出射するものである。 【0011】請求項2記載の標示灯によれば、請求項1と同様な効果と同様な効果がある。 【0012】請求項3記載の標示灯は、請求項1または請求項2において、前記標識部が前記発光部から離れるほど前記標示板に近接する背面反射板を前記標示板と前記発光部の間に設けたものである。 【0013】請求項3記載の標示灯によれば、請求項1または請求項2と同様な効果と同様な効果をより一層顕著にできる。 【0014】請求項4記載の標示灯は、請求項1または請求項2において、標識部が表側の標示板と裏側の標示板からなり、発光部がその間に位置するものである。 【0015】請求項4記載の標示灯によれば、請求項1または請求項2と同様な効果がある。 【0016】請求項5記載の標示灯は、請求項1、請求項2または請求項3において、前記ライトガイドおよび前記発光部は光を長手方向にガイドする円筒状のプリズムシートを有し、その三角プリズムの頂点が外向きでありかつその頂点の稜線が前記長手方向に平行である。 【0017】請求項5記載の標示灯によれば、請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果がある。 【0018】請求項6記載の標示灯は、請求項1、請求項2または請求項3において、前記発光部がプリズムシートと、その外側を包囲して光を反射するものであって周方向に所定幅の出射光部を形成するリフレクタフィルムと、前記プリズムシートの内側の前記出射光部に対向して配置されて光を反射するエクストラクタとを有するものである。 【0019】請求項6記載の標示灯によれば、請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果のほか、エクストラクタにより標識部の輝度を高めることができる。 【0020】請求項7記載の標示灯は、請求項6において、前記リフレクタの前記標示板に接近した部分の透過率を他よりも高くしたものである。 【0021】請求項7記載の標示灯によれば、請求項6と同様な効果のほか、発光部の標示板に近接した部分の輝度を他の部分と均一にできる。 【0022】請求項8記載の標示灯は、請求項7において、前記エクストラクタは光の進行方向に徐々に面積を増大する形状を有するものである。 【0023】請求項8記載の標示灯によれば、請求項7と同様な効果のほか、光の進行方向の輝度の均一化を図れる。 【0024】請求項9記載の標示灯は、請求項7において、前記標識部の前記発光部のエクストラクタが錐状の筒形状である。 【0025】請求項9記載の標示灯によれば、請求項7と同様な効果をより一層顕著にすることができる。 【0026】請求項10記載の標示灯は、請求項3において、前記背面反射板は放物面、平面、または屈曲部を有する平面である。 【0027】請求項10記載の標示灯によれば、請求項3と同様な効果がある。 【0028】請求項11記載の標示灯は、請求項1、請求項2または請求項3において、前記ライトガイドが屈曲部を有し、前記屈曲部にコーナ反射鏡を配置しているものである。 【0029】請求項11記載の標示灯によれば、請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果がある。 【0030】請求項12記載の標示灯は、請求項1、請求項2、請求項3または請求項10において、前記ライトガイドが複数本からなるものである。 【0031】請求項12記載の標示灯によれば、請求項1、請求項2、請求項3または請求項10と同様な効果のほか、ライトガイド数に応じて明るさが増し、また標識部の形状を大きくすることができる。 【0032】請求項13記載の標示灯は、請求項1、請求項2または請求項3において、前記標識部が複数であり、前記ライトガイドが複数の前記標識部の各々に連なっているものである。 【0033】請求項13記載の標示灯によれば、請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果のほか、発光部により標識部間の輝度差を低減できる。 【0034】請求項14記載の標示灯は、請求項13において、前記標識部の前記発光部のエクストラクタの面積が前記標識部のうち光源から離れたもの程大きくなるものである。 【0035】請求項14記載の標示灯によれば、請求項13と同様な効果をより一層顕著にすることができる。 【0036】請求項15記載の標示灯は、請求項12において、前記光源側の前記標識部の前記発光部のエクストラクタが矩形であり、前記光源から離れた前記標識部の前記発光部のエクストラクタが錐状の筒形状である。 【0037】請求項15記載の標示灯によれば、請求項12と同様な効果をより一層顕著にすることができる。 【0038】請求項16記載の標示灯は、請求項1、請求項2または請求項3において、前記ライトガイドの末端は光を反射するエンドリフレクタを有するものである。 【0039】請求項16記載の標示灯によれば、請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果のほか、エンドリフレクタで反射した光を発光部に戻すことができ、標識部の輝度を高めるのに寄与する。 【0040】 【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図1から図7により説明する。すなわち、この標示灯は、標識部1と、ライトガイド3と、発光部4とを有する。 【0041】標識部1は、ライトガイド3を通す幅を有する例えば横幅1800mm、縦幅1200mmの不透明の箱体であり、前面に標示用開口を設け、透過率65%のアクリルシートを用いた乳白パネルの標示板5で塞いでいる。例えば道路の上方に設置した道路標識灯などに用いる。 【0042】ライトガイド3は光を通すものであり、標識部1に側部より導入され、標示板5の裏面の上部で略平行に配置し、それと同じ高さの一端に光源6を配置して光をライトガイド3内に導いている。実施の形態のライトガイドは図4(a)に示すように径が約150mm、肉厚2mmのステンレス管の外殻7と、その最内面が導光シート例えばポリカーボネートを用いたプリズムシート8で構成されている。プリズムシート8は頂角が略90度の三角プリズムでその頂角の稜線はライトガイド3の中心線(軸線)と略平行であり、三角プリズムは図4(b)に示すようにライトガイド3の外面側に形成されている。 【0043】光源6は、例えば400W、配光1/2ビーム角が10度から30度以内のメタルハライドランプを用い、アルミニウム(アルマイト処理)を施した全反射率86%の反射鏡を用いている。 【0044】発光部4は、標識部1内に設けられてライトガイド3内の光を標識部1の標示板5の標識面に略平行に出射させる。実施の形態では、発光部4はライトガイド3に設けられており、リフレクタフィルム10で外殻7aとプリズムシート8aの間において全周の一部を囲むことにより、光を出射させる出射光部9を開口形成し、出射光部9を標識部1の標示板5に略平行に下方に向けている。この発光部4の外殻7aは透過率92%のアクリル樹脂パイプ(外径150mm、肉厚2mm)を用い、リフレクタフィルム10は拡散反射率96%のPETを用いており、ポリカーボネートのプリズムシート8aはプリズムシート8と同構成である。また図3に示すように開口する出射光部9の発光部4の断面中心からの開き角度φは10〜120度が望ましいが、実施の形態ではφを90度としている。また出射光部9の開く方向θは垂直下方を0度として標示板5側をプラス、標示板5と反対側をマイナスとして、−15〜30度が好ましいが、実施の形態ではθを0度すなわち標示板5に平行な垂直下方としている。 【0045】さらにプリズムシート8aの内側で出射光部9に対向する位置に図5に示すようにエクストラクタフィルム11を配置している。材料はリフレクタフィルム10と同じである。このエクストラクタフィルム11は光の進行方向に徐々に面積を増大させるように形成され、その形状は図6に示すように光源6側を頂点とする縦長三角形状であり、例えば底辺に対する高さは約10倍、底辺が約180mmとすると高さ約1800mmである。 【0046】エンドリフレクタ12はライトガイド3の先端部、この場合発光部4の端部に設けられるもので、反射率97%の銀蒸着フィルムラミネート鋼板を用い、ライトガイド断面に対して出射光部9側に傾斜する角度が0〜45度が望ましいが、この実施の形態では30度としている。エンドリフレクタは鏡面または拡散面であればよい。 【0047】このように光源6と標識部1を分離して配置するため、光源6をメンテナンスし易い場所に配置することができる。また発光部4が標示面に略平行に出射するので、光の使用効率がよくなり、輝度むらが低減される。実施の形態における輝度比は2.1程度である。 【0048】この発明の第2の実施の形態を図8および図9により説明する。すなわち、この標示灯は、第1の実施の形態において、ライトガイド3を2本用い、各ライトガイド3を標識部1の上部側部および下部側部から標識部1内に導入し、各ライトガイド3に設けた発光部4は出射光部9を標識部1の中央側に向けている。なおエンドリフレクタ12の傾き角は0度である。また輝度比は2.0であった。 【0049】ライトガイド3および発光部4が2本になることにより標識部1の標示面がより一層明るくなり、かつ標示板を大きくすることができる。その他は第1の実施の形態と同様である。 【0050】この発明の第3の実施の形態を図10および図11により説明する。すなわち、この標示灯は、第1の実施の形態において、ライトガイド3の光源側端部を水平配置から垂直配置に略90度折曲して基端部14を地上に延長し、その基端に光源6を配置している。屈曲部にはコーナボックス15を設け、図11に示すように光路屈曲ミラー(コーナ反射板)16を垂直に対して約45度の傾斜角で配置して効率よく光をガイドしている。このコーナ反射板16はエンドリフレクタ12と同構造である。 【0051】光源6は1kWのマルチハロゲン灯を使用し、配光1/2ビーム角を30度としている。またライトガイドの径250mmとし、エンドリフレクタ12の傾斜角は0度である。 【0052】この実施の形態の標識部1の輝度比は2.0であった。その他は第1の実施の形態と同様である。 【0053】この発明の第4の実施の形態を図12により説明する。すなわち、この標示灯は、第3の実施の形態において、ライトガイド3およびそれに設けられた発光部4が2本の場合であり、標識部1での発光部4の構成は第2の実施の形態と同構成である。 【0054】この発明の第5の実施の形態を図13により説明する。すなわち、この標示灯は、第2の実施の形態において、標識部1a、1bが2台の場合である。エンドリフレクタ12は30度に傾斜している。輝度比は標識部1aが2.0、標識部1bが2.1である。 【0055】この発明の第6の実施の形態を図14により説明する。すなわち、この標示灯は、第1の実施の形態において、表側の標示板17と裏側の標示板18からなり、その間の上部にライトガイド3の発光部4が配置されている。輝度比は標示板17が2.2と標示板18が2.1であった。その他は第1の実施の形態と同様である。 【0056】この発明の第7の実施の形態を図15により説明する。すなわち、この標示灯は、ライトガイド3が2本である場合の第2の実施の形態において、各発光部4の開口角φを80度にした場合である。輝度比は約2.0であった。 【0057】この発明の第8の実施の形態を図16により説明する。すなわち、この標示灯は、ライトガイド3が2本で標示板17、18が2枚である第6の実施の形態(図14)において、各発光部4の開口角φを60度としている。輝度比を各標示板17、18ともに2.1であった。 【0058】この発明の第9の実施の形態を図17により説明する。すなわち、この標示灯は、ライトガイド3が2本で標示板17、18が2枚である第8の実施の形態において、下側の発光部4を略中央高さに配置し、その出射光部9を上側の発光部4と同じ向きの下向きにし、各発光部4の開口角φを70度としている。輝度比は標示板17が2.3、標示板18が2.35であった。 【0059】この発明の第10の実施の形態を図18および図19により説明する。すなわち、この標示灯は、第1の実施の形態において、標識部1がライトガイド3から離れるほど標示板5に近接する背面反射板20を設けている。この背面反射板20は標識部1内に配置され、図18(a)に示すように、光を入射する面が発光部4の中心を焦点とした略放物面であり、y2 =4fxである。fは焦点距離、xは原点oからの水平距離、yは原点oからの垂直距離である。なお背面反射板20は拡散面であるが、鏡面でもよい。 【0060】またリフレクタフィルム10の一部すなわち図19に示すように標示板5に近接する部分10aの透過率を30〜90%の範囲で、例えば40%にアップした構造とする。これにより発光部4の前側の標示板5の輝度がアップし、標識部1全体の輝度がより均一にできる。輝度比は1.6であった。その他は第1の実施の形態と同様である。 【0061】なお、発光部4のリフレクタフィルム10の上記構成を第1の実施の形態から第9の実施の形態に適用することができる。 【0062】この発明の第11の実施の形態を図20により説明する。すなわち、この標示灯は、第10の実施の形態において、背面反射板20の別の実施の形態を示し、同図(a)が背面反射板20が平面の場合であり、y=axである。aは反射板の傾きr/Lであり、輝度比は1.9程度であった。同図(b)は背面反射板20が屈曲部23を有する場合であり、屈曲部23の先端の傾きはr:Lが1〜2:1となるようにしており、輝度比は1.8であった。同図(c)は背面反射板20が屈曲部23を複数有する場合であり、とくにその各平面が発光部4の中心を焦点とした略放物面(第10の実施の形態に示す式)に近似するように屈曲部23の位置を決めている。この場合の輝度比は1.65であった。その他は、第10の実施の形態と同様である。 【0063】この発明の第12の実施の形態を図21により説明する。すなわち、この標示灯は、第7の実施の形態と第10の実施の形態を組み合わせたものであり、第7の実施の形態の各発光部4に第10の実施の形態の背面反射板20を設け、リフレクタフィルム10も透過率の高い部分を標示板5に接近する位置に設けている。ただし、出射光部9の開口角φは70度である。2枚の反射板は上下対称になるように配置され、各反射板20の発光部4から最も離れた端部20aは標識部1の中央部で当接するが端部20aは標示板5に接触せず、標識部1の裏面からの距離d=(1/2)L以上、例えば(2/3)Lである。したがって、ライトガイド3の光を効率よく標示板5の標示に利用することができる。輝度比は1.6であった。 【0064】この発明の第13の実施の形態を図22により説明する。すなわち、この標示灯は、第1の実施の形態において、発光部4が標示板5の裏面側の中央部に配置され、発光部4が標示板5に沿って上下の両方向に出射するものである。実施の形態では出射光部9a、9bが上下2箇所に設けられている。その開口角はφ1、φ2 は同等で例えば90度が望ましく、また傾きθ=0度である。リフレクタフィルム10は標示板5側の部分10aの透過率を望ましい30%〜90%の範囲のうちの40%に制御している。またエクストラクタフィルム11はプリズムシート8aの内側で標示板5から離れた部分に設けている。輝度比は2.2であった。その他は、第1の実施の形態と同様である。 【0065】この発明の第14の実施の形態を図23により説明する。すなわち、この標示灯は、第13の実施の形態において、発光部4を標示板5の中央部よりやや上方に位置したものである。その位置は標識部1の上端部からの距離r1とし、標識部1の下端部からの距離r2として、r1:r2が好ましい範囲1:1〜5のうちで、1:2としている。また出射光部9a、9bの開口角度はφ1、φ2ともに10〜120で望ましいが、φ1は45度、φ2は90度である。また出射光部9a、9bの傾きθは0度である。輝度比は2.1であった。 【0066】この発明の第15の実施の形態を図24により説明する。すなわち、この標示灯は、第13の実施の形態において、第10の実施の形態の背面反射板20を標識部1の内部で発光部4の背面側に配置している。したがって、背面反射板20は出射光部9a、9bに対応して発光部4の中心に焦点をもつ第11の実施の形態の放物線の式に従う放物面である。輝度比は1.6であった。 【0067】この発明の第16の実施の形態を図25により説明する。すなわち、この標示灯は、第14の実施の形態において、発光部4に第10の実施の形態の放物線の式に従う放物面の背面反射板20を設けたものである。 【0068】この場合、標識部1の中央側の出射光部9bの焦点距離をfとすると、標識部1の外側の出射光部9bの焦点距離はf/2の放物面となる。発光部4の位置をr1:r2=1:1〜5とする場合、それに対応して焦点距離の比f1:f2=1:1〜5が望ましい。輝度比1.6であった。 【0069】この発明の第17の実施の形態を図26により説明する。すなわち、この標示灯は、第16の実施の形態において、ライトガイド3および発光部4が2本で、反射板20がそれぞれの背面側に配置されている。また出射光部9a、9bを上下に設け、標識部1の中央に向く出射光部9aの開口角は45度、標識部1の上下端部に向く出射光部9bの開口角は90度としている。2枚の背面反射板20の標識部1の中央において相当接する端部は標示板5に接触しないように設定し、その位置は標識部1の裏面からの距離dがd=l/2L以上が望ましく、とくにd=3/4Lが望ましい。輝度比は1.5であった。 【0070】この発明の第18の実施の形態を図27および図28により説明する。すなわち、この標示灯は、第1の実施の形態において、2個の標識部1a、1bを使用し、ライトガイド3は第1の標識部1aを通過し、端部を第2の標識部1bに導入し、それぞれに発光部4を設けている。この場合、ライトガイド3および発光部4はプリズムシート8の頂角の稜線とライトガイド軸線(長手方向)とが90度をなすもので、発光部4ではその頂角が標識部1aで内向き(中心に向く)であり、標識部1bで外向き(外周に向く)になっている。ライトガイド3および発光部4の径は250mm、外殻は外径255mm、肉厚4mmのアクリル樹脂を用い透過率92%である。さらに図28に示すように、第1の標識部1aの発光部4のエクストラクタフィルム11aが細幅例えば150mmであり、第2の標識部1bの発光部4のエクストラクタフィルム11bが細幅例えば300mmとして、光源6から離れるものほどエクストラクタフィルムの面積を大きくして、第1の標識部1aと第2の標識部1bの輝度差を低減している。また第15の実施の形態に示す背面反射板20も使用し、これはPETを用い拡散反射率9%である。さらにエンドリフレタクの傾斜角は0度である。また各標識部1a、1bの輝度比は1.6であった。 【0071】この発明の第19の実施の形態を図29および図30により説明する。すなわち、この標示灯は、第18の実施の形態において、第2の実施の形態と同様に光源6側の端部をコーナ反射板16のあるコーナボックス15を介して垂直に垂下したものである。この場合、図30の(a)、(c)に示すように第1の標識部1aの発光部4のエクストラクタフィルム11aを細幅矩形の形状にし、図30の(b)、(d)、(e)に示すように第2の標識部1bのエクストラクタフィルム11bを頂部を光源側に向けた中空または中実の錐状の筒形状にし、標識部1a、1b間の輝度差を低減している。また発光部4のプリズムシート8aの頂角は各標識部1a、1bともに内向きである。各標識部1a、1bの輝度比は1.7であった。 【0072】この発明の第20の実施の形態を図31により説明する。すなわち、この標示灯は、第3の実施の形態(図10)において、発光部4のエクストラクタフィルム11を頂部を光源側に向けた錐状の筒形状にしたものである。ただし、発光部4のプリズムシートの頂角の稜線とライトガイド軸線とは90度をなし、かつその頂部は外向きである。輝度比は1.8であった。 【0073】この発明の第21の実施の形態を図32により説明する。すなわち、この標示灯は、第18の実施の形態において、ライトガイド3が2本の場合であり、第1の標識部1aの発光部4の開口角は60度、第2の標識部1bの開口角は90度であり、両方とも各標識部1a、1bの中央に向けている。またプリズムシートのプリズムの頂角の稜線とライトガイド軸とが90度をなし、頂点が第1の標識部1aで内向きに、第2の標識部1bで外向くになっている。またエクストラクタ11a、11bはいずれも矩形であるが、幅において第1の標識部1aの方が小さい。各標識部1a、1bの輝度比は1.7であった。その他第19の実施の形態と同様である。 【0074】この発明の第22の実施の形態を図33により説明する。すなわち、この標示灯は、第20の実施の形態において、エクタストクタ11の形状が例えば底辺300mmで高さが1800mmの三角形状であり、頂点を光源側に配置している。エンドリフレクタの傾斜角は0〜45度のうちで、0度を採用している。この場合、標識部1の輝度比は1.9であった。 【0075】なお、この発明において、出射光部9、ライトガイド3、反射板20は3以上の複数でもよい。 【0076】 【発明の効果】請求項1記載の標示灯によれば、光源を標識部から分離できるので光源のメンテナンスをよくでき、発光部より光を標示板に略平行に出射させるため、輝度むらを低減でき、光の使用効率をよくできる。 【0077】請求項2記載の標示灯によれば、請求項1と同様な効果と同様な効果がある。 【0078】請求項3記載の標示灯によれば、請求項1または請求項2と同様な効果と同様な効果をより一層顕著にできる。 【0079】請求項4記載の標示灯によれば、請求項1または請求項2と同様な効果がある。 【0080】請求項5記載の標示灯によれば、請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果がある。 【0081】請求項6記載の標示灯によれば、請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果のほか、エクストラクタにより標識部の輝度を高めることができる。 【0082】請求項7記載の標示灯によれば、請求項6と同様な効果のほか、発光部の標示板に近接した部分の輝度を他の部分と均一にできる。 【0083】請求項8記載の標示灯によれば、請求項7と同様な効果のほか、光の進行方向の輝度の均一化を図れる。 【0084】請求項9記載の標示灯によれば、請求項7と同様な効果をより一層顕著にすることができる。 【0085】請求項10記載の標示灯によれば、請求項3と同様な効果がある。 【0086】請求項11記載の標示灯によれば、請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果がある。 【0087】請求項12記載の標示灯によれば、請求項1、請求項2、請求項3または請求項10と同様な効果のほか、ライトガイド数に応じて明るさが増し、また標識部の形状を大きくすることができる。 【0088】請求項13記載の標示灯によれば、請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果のほか、発光部により標識部間の輝度差を低減できる。 【0089】請求項14記載の標示灯によれば、請求項7と同様な効果をより一層顕著にすることができる。 【0090】請求項15記載の標示灯によれば、請求項12と同様な効果をより一層顕著にすることができる。 【0091】請求項16記載の標示灯によれば、請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果のほか、エンドリフレクタで反射した光を発光部に戻すことができ、標識部の輝度を高めるのに寄与する。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
|
| 【出願日】 |
平成12年4月20日(2000.4.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076174 【弁理士】 【氏名又は名称】宮井 暎夫
|
| 【公開番号】 |
特開2001−307529(P2001−307529A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月2日(2001.11.2) |
| 【出願番号】 |
特願2000−119114(P2000−119114) |
|