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【発明の名称】 照明器具
【発明者】 【氏名】福田 恒

【要約】 【課題】グローブの着脱時に器具本体のガタツキを緩和することができるとともに、引掛シーリング(配線器具)に対する過渡の力が加わるのを防止することができて、しかも、緩衝具の劣化を低減可能で、簡単な構成で以って、天井に取り付けられた引掛シーリングの高さ違いを充分に吸収することができる照明器具を提供することにある。

【解決手段】天井(9)下面に設置された引掛シーリング(5)に着脱自在に装着される器具本体(2)と、この器具本体(2)の下面側に具備される光源と、この光源を覆うように上記器具本体(2)の下面に着脱自在に取り付けられるグローブと、上記器具本体(2)の上面側に設けられ、上記グローブの着脱時に同器具本体(2)のガタツキを緩和する緩衝具(1)とを備えた照明器具において、上記緩衝具(1)が、弾性を有する剛体からなる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 天井下面に設置された引掛シーリングに着脱自在に装着される器具本体と、この器具本体の下面側に具備される光源と、この光源を覆うように上記器具本体の下面に着脱自在に取り付けられるグローブと、上記器具本体の上面側に設けられ、上記グローブの着脱時に同器具本体のガタツキを緩和する緩衝具とを備えた照明器具において、上記緩衝具が、弾性を有する剛体からなることを特徴とする照明器具。
【請求項2】 上記緩衝具が、先端部から後端部にかけて複数の曲がり部分を設けたものであることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
【請求項3】 上記緩衝具が、板状の剛体からなる板状緩衝具であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の照明器具。
【請求項4】 上記緩衝具が、線状の剛体からなる線状緩衝具であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の照明器具。
【請求項5】 上記線状緩衝具の先端部に同線状緩衝具とは別の第2の緩衝具を設けたことを特徴とする請求項4記載の照明器具。
【請求項6】 上記第2の緩衝具が、摩擦力の高い剛体からなるものであることを特徴とする請求項5記載の照明器具。
【請求項7】 上記緩衝具において、天井に接する側の先端部を角度可変となしたことを特徴とする請求項1ないし請求項6いずれか記載の照明器具。
【請求項8】 上記器具本体の上面に切り起こした切起片と同器具本体の上面に形成したダボとを設け、この切起片とダボとに上記緩衝具を接触させて同器具本体の上面に取り付けてなるものであることを特徴とする請求項1ないし請求項7いずれか記載の照明器具。
【請求項9】 上記器具本体の上面に切り起こした切起片と同器具本体の上面に形成した差し込み用の取付穴を設け、この切起片と取付穴とに上記緩衝具を接触させて同器具本体の上面に取り付けてなるものであることを特徴とする請求項1ないし請求項7いずれか記載の照明器具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の照明器具としては、例えば、実用新案登録第2547275号公報に開示されているようなものが知られていた。
【0003】これは、天井下面に設置された引掛シーリングに着脱自在に装着される器具本体と、この器具本体の下面側に具備される光源と、光源を覆うように上記器具本体の下面に着脱自在に取り付けられるグローブと、上記器具本体の上面側に設けられグローブの着脱時に器具本体のガタツキを緩和する緩衝具とを備えた照明器具である。そして、この緩衝具を用いることにより、グローブの着脱時に器具本体のガタツキを緩和することができ、また、引掛シーリング(配線器具)に対する過渡の力が加わるのを防止することができるものである。
【0004】ここで、この緩衝具には、例えば、図9の(a)および(b)に示すように、弾性を有する発泡ウレタンのようなパッキン(13)が用いられることが多いものであった。これらのパッキン(13)は、天井(9)下面に弾接し、パッキン(13)の弾性力によりグローブの着脱時や、器具本体(2)が引掛シーリング(5)に取り付けられた状態で、引掛シーリング(5)に対する過渡の力が加わらないようになっているものである。また、同図9の(a)および(b)に示すように、引掛シーリング(5)の高さ違いが生じても、パッキン(13)の弾性力により、この高さ違いを吸収させるようにしているものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来例の照明器具には、以下に示すような問題点が生じてしまうものであった。
【0006】上記パッキン(13)は、加水分解や、器具本体(2)の上面に貼り付けるための粘着剤の劣化などにより性能劣化が生じやすくなるものであった。このパッキン(13)の劣化が生じると、その弾性力(復元力)が低下して、天井(9)下面と器具本体(2)の上面との間に空間が生じてしまい、その結果、グローブの着脱時に器具本体(2)のガタツキが大きくなる上に、引掛シーリング(5)に対する過渡の力が加わる恐れが生じてしまう、という第1の問題点が生じるものであった。
【0007】また、上記パッキン(13)の劣化が生じると、その弾性力が低下してしまい、引掛シーリング(5)の高さ違いが吸収しきれなくなる、という第2の問題点が生じるものであった。
【0008】上記第2の問題点を解決する手段としては、上記パッキン(13)の高さHを略一定にしておいて、図9の(a)から(b)に示すように、器具本体(2)の嵌合位置をL1からL2にするなどして、施工の際に対処する手段が考えられるが、施工としては非常に面倒である、という第3の問題点が生じるものであった。
【0009】本発明は、上述のすべての問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、グローブの着脱時に器具本体のガタツキを緩和することができるとともに、引掛シーリング(配線器具)に対する過渡の力が加わるのを防止することができて、しかも、緩衝具の劣化を低減可能で、簡単な構成で以って、天井に取り付けられた引掛シーリングの高さ違いを充分に吸収することができる照明器具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る照明器具は、天井(9)下面に設置された引掛シーリング(5)に着脱自在に装着される器具本体(2)と、この器具本体(2)の下面側に具備される光源と、この光源を覆うように上記器具本体(2)の下面に着脱自在に取り付けられるグローブと、上記器具本体(2)の上面側に設けられ、上記グローブの着脱時に同器具本体(2)のガタツキを緩和する緩衝具(1)とを備えた照明器具において、上記緩衝具(1)が、弾性を有する剛体からなることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項2に係る照明器具は、上記緩衝具(1)が、先端部から後端部にかけて複数の曲がり部分(10)を設けたものであることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項3に係る照明器具は、上記緩衝具(1)が、板状の剛体からなる板状緩衝具(3)であることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項4に係る照明器具は、上記緩衝具(1)が、線状の剛体からなる線状緩衝具(4)であることを特徴とする。
【0014】本発明の請求項5に係る照明器具は、上記線状緩衝具(4)の先端部に同線状緩衝具(4)とは別の第2の緩衝具(15)を設けたことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項6に係る照明器具は、上記第2の緩衝具(15)が、摩擦力の高い剛体からなるものであることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項7に係る照明器具は、上記緩衝具(1)において、天井(9)に接する側の先端部を角度可変となしたことを特徴とする。
【0017】本発明の請求項8に係る照明器具は、上記器具本体(2)の上面に切り起こした切起片(6)と同器具本体(2)の上面に形成したダボ(7)とを設け、この切起片(6)とダボ(7)とに上記緩衝具(1)を接触させて同器具本体(2)の上面に取り付けてなるものであることを特徴とする。
【0018】本発明の請求項9に係る照明器具は、上記器具本体(2)の上面に切り起こした切起片(6)と同器具本体(2)の上面に形成した差し込み用の取付穴(8)を設け、この切起片(6)と取付穴(8)とに上記緩衝具(1)を接触させて同器具本体(2)の上面に取り付けてなるものであることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図面に基いて詳しく説明する。
【0020】図1の(a)は、本発明の一実施形態に係る照明器具の要部を示した断面図であり、図1の(b)は、同図1の(a)の照明器具を上面側から見た斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る照明器具において、配線器具の高さ違いによる緩衝材にかかる荷重の支点位置の変化を示した断面図であり、(a)は(b)よりも配線器具の高さが高いものである。図3の(a)、(b)ともに、本発明の他の一実施形態に係る照明器具の要部を示した断面図であり、(a)は、配線器具に対して器具本体が取り付けられる前の様子であり、(b)は、配線器具に対して器具本体が取り付けられた後の様子である。図4は、本発明の照明器具に用いられる一実施形態に係る緩衝具を示した斜視図である。図5は、本発明の照明器具に用いられる他の一実施形態に係る緩衝具を示した斜視図である。図6の(a)は、図4に示した緩衝具が器具本体の上面に取り付けられる前の様子を示した要部斜視図であり、図6の(b)は、図4に示した緩衝具が器具本体の上面に取り付けられた後の様子を示した要部斜視図である。図7の(a)は、図5に示した緩衝具が器具本体の上面に取り付けられる前の様子を示した要部斜視図であり、図7の(b)は、図5に示した緩衝具が器具本体の上面に取り付けられた後の様子を示した要部斜視図である。図8は、本発明のさらに他の一実施形態に係る照明器具の要部を示した断面図である。
【0021】本発明の照明器具は、図1ないし図8に示すごとく、天井(9)下面に設置された引掛シーリング(5)に着脱自在に装着される器具本体(2)と、この器具本体(2)の下面側に具備される光源と、この光源を覆うように上記器具本体(2)の下面に着脱自在に取り付けられるグローブと、上記器具本体(2)の上面側に設けられ、上記グローブの着脱時に同器具本体(2)のガタツキを緩和する緩衝具(1)とを備えた照明器具において、上記緩衝具(1)が、弾性を有する剛体からなっているものである。
【0022】上記器具本体(2)は、下面に光源を具備しているものであって、例えば、光源としてランプを取り付けて使用しているものである。また、この器具本体(2)は、上記光源を覆うようにその下面に着脱自在にグローブが取り付けられるものである。この器具本体(2)に着脱自在にグローブを取り付ける方法としては、例えば、実用新案登録第2547275号公報に開示されているようなものなどが一般に採用されている。そして、グローブとしては、板厚が1〜数mm程度の乳白色などのポリエチレン樹脂シート材を真空成型加工を行って、上縁に所定高さの立ち上がり部をもって上面開口の略おわん状に形成されているようなものなどが採用されるものである。
【0023】この器具本体(2)としては、図1の(b)に示すような円形状のものであってもかまわないし、その他にも角型形状など様々な形状のものであってもかまわないものである。
【0024】なお、従来の場合と同様に、図1の(a)に示すごとき上記下面に具備された光源を照らすことができるように上記天井(9)に必要に応じて中間アダプタを介して引掛シーリング(5)が取り付けられているものである。このような引掛シーリング(5)は、いわゆる、配線器具であって、同引掛シーリング(5)の取り付け固定としては、例えば、実用新案登録第2547275号公報に開示されているようなものなどが一般に採用されている。
【0025】上記緩衝具(1)は、図1の(b)に示すごとく、複数設けられているものであって、上記器具本体(2)の上面に取り付けられるものである。本発明では、この緩衝具(1)が、上記グローブの着脱時に上記器具本体(2)のガタツキを緩和しているものである。この緩衝具(1)としては、弾性を有する剛体からなっているものであれば、例えば、金属製のものなどであってもかまわないし、その他にも弾性を有する剛体としての性質を損なわなければどのような材質のものが採用されてもかまわないものである。
【0026】本発明は、このような構成をとることによって、天井(9)下面に設置された引掛シーリング(5)に着脱自在に装着される器具本体(2)と、この器具本体(2)の下面側に具備される光源と、この光源を覆うように器具本体(2)の下面に着脱自在に取り付けられるグローブと、器具本体(2)の上面側に設けられ、グローブの着脱時に同器具本体(2)のガタツキを緩和する緩衝具(1)とを備えた照明器具において、緩衝具(1)が、弾性を有する剛体からなっているものであるから、緩衝具(1)により、グローブの着脱時に器具本体(2)を安定させて、器具本体(2)のガタツキを緩和することができるものであり、器具本体(2)が引掛シーリング(5)に取り付けられた状態で、引掛シーリング(5)に対する過渡の力が加わらないようになっているものである。また、緩衝具(1)が、弾性を有する剛体からなっていることで、加水分解や、器具本体(2)の上面に貼り付けるための粘着剤の劣化などにより性能劣化が生じやすくなるパッキンを使用しなくても良く、結果として、緩衝具(1)の劣化を低減可能にしているものである。そして、弾性を有する剛体からなっている緩衝具(1)の反発力、すなわち、弾性を有している状態により、同器具本体(2)のガタツキを緩和しているとともに、同緩衝具(1)の復元性を確実に変化することなく保持することができるものとなり、簡単な構成で以って、引掛シーリング(5)の高さ違いを充分に吸収することができるものとなる。
【0027】すなわち、本発明は、発泡ウレタンのようなパッキンに代えて、弾性を有する剛体からなる緩衝具(1)にて、グローブの着脱時に器具本体(2)のガタツキを緩和することができるとともに、引掛シーリング(5)に対する過渡の力が加わるのを防止することができて、しかも、緩衝具(1)の劣化を低減可能で、簡単な構成で以って、天井(9)に取り付けられた引掛シーリング(5)の高さ違いを充分に吸収することができるものである。
【0028】特に、図8に示すごとく、上記緩衝具(1)が、スプリング体(12)であると、このようなスプリング体(12)にて確実に反発力を有している状態とすることができて、緩衝具(1)にかかる応力集中の位置を変更させることができるものであり、その結果、同緩衝具(1)の復元性をより一層確実に保持することができるものとなり、上記引掛シーリング(5)の高さ違いに対応して、同緩衝具(1)が確実に折れ曲がるものとなる。しかも、このスプリング体(12)は、圧縮が大きくなっても、復元力が変化しがたいものであり、非常に有用なものである。
【0029】そして、図1ないし図8に示すごとく、上記緩衝具(1)が、先端部から後端部にかけて複数の曲がり部分(10)を設けているものであると、この複数の曲がり部分(10)により緩衝具(1)にかかる応力集中の位置を変更させることができるものであり、その結果、同緩衝具(1)の復元性を確実に保持することができるものとなり、引掛シーリング(5)の高さ違いに対応して、同緩衝具(1)が折れ曲がるものとなる。
【0030】具体的には、上記グローブの着脱時に天井(9)と器具本体(2)との隙間が狭いことにより、緩衝具(1)のたわみ量が大きくなるが、緩衝具(1)の曲げにより、支点が変わっていくために、緩衝具(1)の曲がり部分(10)にかかる応力や荷重が分散されて、緩衝具(1)の塑性変形が起こらず、緩衝具(1)の復元性を確実に変化することなく保持することができるものである。
【0031】なお、図2の(a)に示すごとく、上記引掛シーリング(5)の高さがH1の場合には、緩衝具(1)の曲げの支点Pが器具本体(2)での取付面の曲げ部にあり、この部分に応力が集中し、途中の曲げ部と器具本体(2)との間に隙間Lが開くものであるが、同図2の(b)に示すごとく、引掛シーリング(5)の高さが上記H1より低いH2でH1−H2>Lである場合、緩衝具(1)の曲げの支点Pが、同図のごとき器具本体(2)での取付面の曲げ部よりも先端側に変わるものである。
【0032】また、図4および図6の(a)、(b)に示すごとく、上記緩衝具(1)が、板状の剛体からなる板状緩衝具(3)であると、緩衝具(1)として、この板状緩衝具(3)にて確実に反発力、すなわち、弾性を有している状態とすることができて、緩衝具(1)にかかる応力集中の位置を変更させることができるものであり、その結果、同緩衝具(1)の復元性をより一層確実に保持することができるものとなり、引掛シーリング(5)の高さ違いに対応して、同緩衝具(1)が確実に折れ曲がるものとなる。
【0033】さらに、図5および図7の(a)、(b)に示すごとく、上記緩衝具(1)が、線状の剛体からなる線状緩衝具(4)であると、緩衝具(1)として、この線状緩衝具(4)にて確実に反発力、すなわち、弾性を有している状態とすることができて、緩衝具(1)にかかる応力集中の位置を変更させることができるものであり、その結果、同緩衝具(1)の復元性をより一層確実に保持することができるものとなり、引掛シーリング(5)の高さ違いに対応して、同緩衝具(1)が確実に折れ曲がるものとなる。
【0034】特に、図5および図7の(a)、(b)に示すごとく、上記線状緩衝具(4)の先端部に同線状緩衝具(4)とは別の第2の緩衝具(15)を設けているものであると、線状緩衝具(4)どうしを同線状緩衝具(4)とは別の第2の緩衝具(15)にて連結させて、緩衝具(1)としては、天井(9)の面との緩衝具(1)の接触面を確実に増加させることができて、結果として、グローブの着脱時などに器具本体(2)のガタツキをより一層確実に緩和させることができるものとなる。
【0035】なお、上記第2の緩衝具(15)が、摩擦力の高い剛体からなるものであると、このような摩擦力の高い剛体である第2の緩衝具(15)にて緩衝具(1)としては、天井(9)の面との緩衝具(1)の接触面が確実に増加して、結果として、グローブの着脱時などに器具本体(2)のガタツキをより一層確実に緩和させることができるものとなる。
【0036】上記摩擦力の高い剛体からなる第2の緩衝具(15)としては、例えば、ゴムなどが採用されるものである。
【0037】また、図3の(a)および(b)に示すごとく、上記緩衝具(1)において、天井(9)に接する側の先端部を角度可変となしているものであると、緩衝具(1)としては、角度可変である天井(9)に接する側の先端部を同天井(9)に押し付けて、同天井(9)の面との緩衝具(1)の接触面を確実に増加させることができて、結果として、グローブの着脱時などに器具本体(2)のガタツキをより一層確実に緩和させることができるものとなる。
【0038】具体的には、図3の(a)から(b)に示す場合であると、上記緩衝具(1)において、天井(9)に接する側の先端部を角度αだけ角度可変となしているものであり、この天井(9)に接する側の先端部を同天井(9)に押し付けて、同図3の(b)に示したように同天井(9)の面との緩衝具(1)の接触面を確実に増加させているものである。
【0039】なお、本発明の照明器具は、図6の(a)から(b)に示すごとく、上記器具本体(2)の上面に切り起こした切起片(6)と同器具本体(2)の上面に形成したダボ(7)とを設け、この切起片(6)とダボ(7)とに上記緩衝具(1)を接触させて同器具本体(2)の上面に取り付けてなるものである。
【0040】具体的には、図6の(a)から(b)に示すように上記器具本体(2)の上面に切起片(6)とダボ(7)とをそれぞれ予め設けておき、上記緩衝具(1)には、上記ダボ(7)が嵌合する嵌合孔(11)を形成しておき、嵌合孔(11)にダボ(7)を嵌めながら、切起片(6)にて緩衝具(1)の両サイドを挟んで、器具本体(2)の上面への取り付けを完結することができるものである。
【0041】このような構成をとることによって、嵌合孔(11)にダボ(7)を嵌めながら、切起片(6)にて緩衝具(1)の両サイドを挟むだけで、器具本体(2)の上面への取り付けを簡単に完結することができて、結果として、器具本体(2)の上面に緩衝具(1)を簡単、かつ、確実に取り付けることができるものとなる。
【0042】また、本発明の照明器具は、図7の(a)から(b)に示すごとく、上記器具本体(2)の上面に切り起こした切起片(6)と同器具本体(2)の上面に形成した差し込み用の取付穴(8)を設け、この切起片(6)と取付穴(8)とに上記緩衝具(1)を接触させて同器具本体(2)の上面に取り付けてなるものであってもかまわないものである。
【0043】具体的には、図7の(a)から(b)に示すように上記器具本体(2)の上面に切起片(6)と取付穴(8)とをそれぞれ予め設けておき、上記緩衝具(1)の端部を取付穴(8)に嵌めながら、切起片(6)にて緩衝具(1)の両サイドを挟んで、器具本体(2)の上面への取り付けを完結することができるものである。
【0044】このような構成をとることによって、緩衝具(1)の端部を取付穴(8)に嵌めながら、切起片(6)にて緩衝具(1)の両サイドを挟むだけで、器具本体(2)の上面への取り付けを簡単に完結することができて、結果として、器具本体(2)の上面に緩衝具(1)を簡単、かつ、確実に取り付けることができるものとなる。
【0045】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る照明器具によると、弾性を有する剛体からなる緩衝具(1)にて、グローブの着脱時に器具本体(2)のガタツキを緩和することができるとともに、引掛シーリング(5)に対する過渡の力が加わるのを防止することができて、しかも、緩衝具(1)の劣化を低減可能で、簡単な構成で以って、天井(9)に取り付けられた引掛シーリング(5)の高さ違いを充分に吸収することができるものである。
【0046】本発明の請求項2に係る照明器具によると、請求項1記載の場合に加えて、この複数の曲がり部分(10)により緩衝具(1)にかかる応力集中の位置を変更させることができるものであり、その結果、同緩衝具(1)の復元性を確実に保持することができるものとなり、引掛シーリング(5)の高さ違いに対応して、同緩衝具(1)が折れ曲がるものとなる。
【0047】本発明の請求項3に係る照明器具によると、請求項1または請求項2記載の場合に加えて、緩衝具(1)として、この板状緩衝具(3)にて確実に反発力、すなわち、弾性を有している状態とすることができて、緩衝具(1)にかかる応力集中の位置を変更させることができるものであり、その結果、同緩衝具(1)の復元性をより一層確実に保持することができるものとなり、引掛シーリング(5)の高さ違いに対応して、同緩衝具(1)が確実に折れ曲がるものとなる。
【0048】本発明の請求項4に係る照明器具によると、請求項1または請求項2記載の場合に加えて、緩衝具(1)として、この線状緩衝具(4)にて確実に反発力、すなわち、弾性を有している状態とすることができて、緩衝具(1)にかかる応力集中の位置を変更させることができるものであり、その結果、同緩衝具(1)の復元性をより一層確実に保持することができるものとなり、引掛シーリング(5)の高さ違いに対応して、同緩衝具(1)が確実に折れ曲がるものとなる。
【0049】本発明の請求項5に係る照明器具によると、請求項4記載の場合に加えて、線状緩衝具(4)どうしを同線状緩衝具(4)とは別の第2の緩衝具(15)にて連結させて、緩衝具(1)としては、天井(9)の面との緩衝具(1)の接触面を確実に増加させることができて、結果として、グローブの着脱時などに器具本体(2)のガタツキをより一層確実に緩和させることができるものとなる。
【0050】本発明の請求項6に係る照明器具によると、請求項5記載の場合に加えて、このような摩擦力の高い剛体である第2の緩衝具(15)にて緩衝具(1)としては、天井(9)の面との緩衝具(1)の接触面が確実に増加して、結果として、グローブの着脱時などに器具本体(2)のガタツキをより一層確実に緩和させることができるものとなる。
【0051】本発明の請求項7に係る照明器具によると、請求項1ないし請求項6いずれか記載の場合に加えて、緩衝具(1)としては、角度可変である天井(9)に接する側の先端部を同天井(9)に押し付けて、同天井(9)の面との緩衝具(1)の接触面を確実に増加させることができて、結果として、グローブの着脱時などに器具本体(2)のガタツキをより一層確実に緩和させることができるものとなる。
【0052】本発明の請求項8に係る照明器具によると、請求項1ないし請求項7いずれか記載の場合に加えて、嵌合孔にダボ(7)を嵌めながら、切起片(6)にて緩衝具(1)の両サイドを挟むだけで、器具本体(2)の上面への取り付けを簡単に完結することができて、結果として、器具本体(2)の上面に緩衝具(1)を簡単、かつ、確実に取り付けることができるものとなる。
【0053】本発明の請求項9に係る照明器具によると、請求項1ないし請求項7いずれか記載の場合に加えて、緩衝具(1)の端部を取付穴(8)に嵌めながら、切起片(6)にて緩衝具(1)の両サイドを挟むだけで、器具本体(2)の上面への取り付けを簡単に完結することができて、結果として、器具本体(2)の上面に緩衝具(1)を簡単、かつ、確実に取り付けることができるものとなる。
【出願人】 【識別番号】000005832
【氏名又は名称】松下電工株式会社
【出願日】 平成12年3月17日(2000.3.17)
【代理人】 【識別番号】100111556
【弁理士】
【氏名又は名称】安藤 淳二 (外1名)
【公開番号】 特開2001−266635(P2001−266635A)
【公開日】 平成13年9月28日(2001.9.28)
【出願番号】 特願2000−76467(P2000−76467)