| 【発明の名称】 |
バックライト用リフレクタ及びバックライト |
| 【発明者】 |
【氏名】羽生 篤史
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| 【要約】 |
【課題】出光面をどのような向きで使用しても光源が撓まないバックライト及びそれを構成するリフレクタ。
【解決手段】直下方式のバックライト1は、ケース2内に配された複数の線状光源4,4…からの光が直接又はケース2の底面2aで反射されて拡散板3から出光し、前方に配置された表示装置を照射するようになっている。ケース2の底面2aには複数の光源支持台10,10…が取付けられている。バックライト1が上向き水平から鉛直縦向きまで角度を変えて使用されても各光源支持台10の連続する第1,第2及び第3支持面のいずれかで線状光源4を支持できる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 1又は複数の光源からの照射光を反射せしめる反射面を有しており、該反射面で反射した光が出光板から出光するバックライト用のリフレクタにおいて、少なくとも2方向から前記光源を支持すべき支持面を有する光源支持台を前記反射面に設けてあることを特徴とするバックライト用リフレクタ。 【請求項2】 前記光源支持台の前記支持面は、前記反射面に略平行で、前記光源の所定箇所を支持すべき第1の支持面と、前記反射面に非平行で、前記光源の前記所定箇所を支持すべき第2の支持面とを有する請求項1記載のバックライト用リフレクタ。 【請求項3】 前記光源支持台の前記支持面は曲面である請求項1又は2記載のバックライト用リフレクタ。 【請求項4】 前記光源支持台は、前記支持面が全ての方向から前記光源を支持すべくなしてある請求項1,2又は3記載のバックライト用リフレクタ。 【請求項5】 前記光源支持台は、前記出光板を支持する出光板支持面をさらに備える請求項1乃至4のいずれかに記載のバックライト用リフレクタ。 【請求項6】 前記光源支持台は、基台と該基台から突出する突起部とを備えて構成され、前記支持面は前記基台と前記突起部との連続面である請求項1乃至5のいずれかに記載のバックライト用リフレクタ。 【請求項7】 前記基台は複数の光源を支持可能であり、前記突起部は前記光源に対応すべき位置に複数突設してある請求項6記載のバックライト用リフレクタ。 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載のリフレクタと、該リフレクタの光源支持台に支持された光源と、前記リフレクタに対向配置された出光板とを備えることを特徴とするバックライト。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイのような表示装置に用いられる直下方式のバックライト及びそれを構成するリフレクタに関する。 【0002】 【従来の技術】液晶表示装置用のバックライトは直下方式及びサイドライト方式が知られている。直下方式は線状光源の複数が配列されたケースを出光板で覆った構成のバックライトであり、線状光源からの照射光がケース底面の反射面にて反射した反射光と線状光源からの直接の照射光とが出光板から出光し、上方に配された液晶表示装置を背後から照射する方式である。また、サイドライト方式のバックライトは光源からの照射光が導光板を介して面発光し、上方に配された液晶表示装置を背後から照射する方式である。サイドライト方式のバックライトは導光板を備えるため、大型の液晶表示装置に用いた場合はその重量が増す欠点がある。これに対して直下方式のバックライトは液晶表示装置が大型であってもサイドライト方式よりも重量が小さく、表示装置の大型化に有効である。 【0003】図16は従来の直下方式のバックライトの構成を示す断面図である。図に示すように、従来のバックライト50は、シャーシ52の底面に複数本の線状光源54,54…が所定間隔を有して配列され、シャーシ52の上部をライティングカーテン51で覆い、該ライティングカーテン51上に拡散板53を重ねた構成である。シャーシ52の内面は光反射機能を有し、線状光源54からの照射光はシャーシ52の底面及び内側面で反射されてライティングカーテン51に向かう。ライティングカーテン51は線状光源54からの直接光とシャーシ52での反射光とをこれらの光量を均一化して透過する。この透過光は拡散板53を経てさらに光量が均一化され、視野角による光量変化が少なくなるように出光される。 【0004】また、シャーシ52内にはその深さと略同寸法の高さを有する2本のリブ55,55が配設されており、リブ55の上面でライティングカーテン51及び拡散板53を支持している。一般に直下方式によるバックライトでは、出光面を形成するライティングカーテン51及び拡散板53は、周囲領域のみがシャーシ52の4辺で支持されているために自重により中央領域が垂れ下がり易く、その歪みにより出光面の光量が場所により不均一になる。またこの輝度むらは表示装置が大型であるほど顕著になる。図16に示すバックライトではリブ55の上面で出光面の中央領域を支持しているので出光面の歪みを防止し、輝度むらをなくすことができる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上述したバックライトではリブにより出光面の歪みを防止できる。しかしながら、線状光源の自重による撓みを防止することはできない。線状光源は表示面の大型化及び薄型化に伴って長寸化及び小径化されつつあるため、自重により中央部が撓み易くなる。線状光源の撓みにより線状光源と出光面との距離が場所により異なり、出光面の光量が不均一になるという問題があった。これを解決するために、線状光源の長さ方向中央にOリングを嵌めたバックライトが提案されている。Oリングは合成ゴム又は天然ゴムで形成されており、Oリングを装着することにより線状光源とシャーシ底面との間にOリングが介在するため、線状光源の自重によるシャーシ底面側への撓みが防止される。 【0006】液晶表示装置は、その表示面を水平にして使用する他に表示面を立てて使用することが多い。そのときバックライトの出光面も立てた状態になる。図17は従来のバックライトを立てた状態の側面図であり、出光面を省略して示している。図に示すように、シャーシ62内に複数本の線状光源64,64…が所定間隔で配設されており、線状光源64には長さ方向略中央にOリング63が外嵌されている。このような向きのバックライト60ではOリング63による線状光源64の支持は望めず、線状光源64が自重により垂れ下がり、長さ方向略中央で撓むという問題があった。また、Oリング63の重さが線状光源64の撓みを悪化させるという問題があった。 【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、バックライトがいずれの向きで使用されても線状光源を支持でき、その撓みを防止する光源支持台を取付けたリフレクタ及び該リフレクタを備えるバックライトを提供することを目的とする。 【0008】また、バックライトがいずれの向きで使用されても線状光源を支持でき、且つ、バックライトが備える出光板を支持することが可能な光源支持台を取付けたリフレクタ及び該リフレクタを備えるバックライトを提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】第1発明に係るバックライト用リフレクタは、1又は複数の光源からの照射光を反射せしめる反射面を有しており、該反射面で反射した光が出光板から出光するバックライト用のリフレクタにおいて、少なくとも2方向から前記光源を支持すべき支持面を有する光源支持台を前記反射面に設けてあることを特徴とする。 【0010】また第2発明に係るバックライト用リフレクタは、第1発明において、前記光源支持台の前記支持面は、前記反射面に略平行で、前記光源の所定箇所を支持すべき第1の支持面と、前記反射面に非平行で、前記光源の前記所定箇所を支持すべき第2の支持面とを有することを特徴とする。 【0011】第1及び第2発明にあっては、リフレクタが備える光源支持台により例えば線状光源を少なくとも2方向から支持することができる。従って、例えば表示装置の表示面が水平上向きから鉛直までのいずれの角度で使用されても線状光源を支持でき、その撓みを防止することができる。その結果、出光面の輝度むらを解消する。ここでリフレクタとは反射具のことであり、光を反射させる反射面を有するケース,板などどのような形状のものも含む。 【0012】第3発明に係るバックライト用リフレクタは、第1又は第2発明において、前記光源支持台の前記支持面は曲面であることを特徴とする。 【0013】第3発明にあっては、例えば線状光源を曲面で支持するので、表示装置の表示面が水平上向きと鉛直との間の斜め角度で使用された場合でも、線状光源の支持が確実に行なわれる。 【0014】第4発明に係るバックライト用リフレクタは、第1,第2又は第3発明において、前記光源支持台は、前記支持面が全ての方向から前記光源を支持すべくなしてあることを特徴とする。 【0015】第4発明にあっては、前記光源支持台は全ての方向から光源を支持できるので、表示装置の表示面が鉛直,水平上向き,斜めの他に水平下向きで使用された場合でも光源を支持でき、その撓みを防止できる。 【0016】第5発明に係るバックライト用リフレクタは、第1乃至第4発明のいずれかにおいて、前記光源支持台は、前記出光板を支持する出光板支持面をさらに備えることを特徴とする。 【0017】第5発明にあっては、前記光源支持台は光源の支持に加えて出光板をも支持するので出光板の撓みを防止でき、出光面の輝度むらをさらに解消できる。 【0018】第6発明に係るバックライト用リフレクタは、第1乃至第5発明のいずれかにおいて、前記光源支持台は、基台と該基台から突出する突起部とを備えて構成され、前記支持面は前記基台と前記突起部との連続面であることを特徴とする。 【0019】第6発明にあっては、光源は光源支持台の基台と突起部との連続面で支持されるので、表示装置の表示面が例えば鉛直,水平上向き及びその間の斜め角度で使用された場合にいずれの向きでも線状光源の支持が確実に行なわれる。 【0020】第7発明に係るバックライト用リフレクタは、第6発明において、前記基台は複数の光源を支持可能であり、前記突起部は前記光源に対応すべき位置に複数突設してあることを特徴とする。 【0021】第7発明にあっては、ひとつの光源支持台に複数の光源を支持できるので、光源支持台の取付け工程が簡略化される。また、光源と同数の光源支持台を取付ける場合と比較して光源との位置合わせの手間を省くことができる。 【0022】第8発明に係るバックライトは、第1乃至第7発明のいずれかに記載のリフレクタと、該リフレクタの光源支持台に支持された光源と、前記リフレクタに対向配置された出光板とを備えることを特徴とする。 【0023】第8発明にあっては、バックライトが照射すべき表示装置の表示面が鉛直と水平上向きとに向きを変えて使用されでも、いずれの向きでも線状光源を支持でき、その撓みを防止することができる。また、表示面が鉛直と水平上向きとの間の斜め角度で使用された場合でも、さらに水平下向きで使用された場合でもいずれの向きでも線状光源を確実に支持でき、その撓みを防止することができる。さらにまた、光源支持台により出光板も支持するので出光板の撓みを防止でき、出光面の輝度むらを解消できる。 【0024】 【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。 実施の形態1.図1は本発明に係る実施の形態1のバックライトの構成を示す部分破断斜視図であり、図2は図1のバックライトのII−II線から見た断面図である。図に示すように、バックライト1は直下方式であり、4辺にリブを有するケース2内に複数の線状光源4,4…が平行に取付けられ、ケース2の上部を光透過性を有する合成樹脂製の拡散板(出光板)3で覆った構成である。ケース2は合成樹脂又は金属で形成されており、ケース2の底面2a及び内側面2bは高反射性の塗料が塗布されて線状光源4の照射光を反射せしめる反射面が形成されており、本実施の形態ではケース2自身がリフレクタとして機能する。ケース2の底面2aには、本発明の特徴となる光源支持台10,10…が各線状光源4に対応する位置に固定されている。拡散板3はケース2内の底面2aと略平行に配されている。図2に示すように、各線状光源4の長さ方向略中央が光源支持台10の第1支持面11a上に載置されている。なお、拡散板3はアクリル樹脂板,PET(polyethylene terephthalate)板を用いても良い。 【0025】図3は図1に示す光源支持台の構造を示す拡大斜視図である。光源支持台10は例えば合成樹脂,合成ゴム,天然ゴム,金属などで形成されている。図3に示すように、光源支持台10は矩形板状の基台11と、該基台11上から突出する略直方体形状の第1及び第2突起部12,13とで構成され、一体的に成形されている。第1及び第2突起部12,13は所定間隔を隔てて基台11の前記第1支持面11a側に設けられ、夫々の側面である第2支持面12a及び第3支持面13aが対面している。第1及び第2突起部12,13の間隔は、線状光源4の直径よりも少し大きい寸法であり、第1支持面11aのこの領域を通るように線状光源4が配される。これにより、線状光源4はバックライト1の向きに応じて、連続する第1,第2及び第3支持面11a,12a,13aのいずれかに支持され得る。 【0026】また、第1突起部12は上面12bが拡散板3に当接する高さを有し、これにより光源支持台10は拡散板3を支持している。第2突起部13の高さは第1突起部12よりも低く、線状光源4の直径よりも少し短いか又は少し長い。このような構造の光源支持台10は、基台11の底面11b側をケース2の底面2aに例えば接着剤で接着することにより固定されている。 【0027】以上の如き構成のバックライト1にあっては、線状光源4,4…からの照射光が直接拡散板3から出光、又は、ケース2の底面2aで反射されて拡散板3から出光する。この光により、バックライトの前方に配された液晶表示装置が背後から照射される。図2に示すようにバックライト1が水平上向きに置かれた場合、線状光源4は光源支持台10の第1支持面11aで支持されているので撓むことがない。図4は、実施の形態1のバックライトを鉛直に立てた状態を示す側面図であり、拡散板を省略して示している。バックライト1はほぼ鉛直に立てた状態にあり、線状光源4,4…の自重は図の下向きに作用している。光源支持台10は、第1突起部12が下側、第2突起部13が上側になっており、線状光源4は光源支持台10の第2支持面12aで支持されているので撓むことがない。また、図4のバックライト1の上下が逆の場合であっても、線状光源4は光源支持台10の第3支持面13aで支持されるので撓むことがない。さらに、バックライト1が水平,鉛直間の斜め角度にある場合でも、連続した第1,第2及び第3支持面11a,12a,13aのいずれかで必ず支持されるので線状光源4が撓むことがない。 【0028】このように、バックライト1が水平上向きから鉛直までのいずれの向きで使用されても線状光源の撓みを防止できる。また、第1突起部12の上面12bで拡散板3を支持しているので、加えて拡散板3の撓みも防止できる。 【0029】なお、反射面となるケース2の底面2aは塗料を塗布する他に、例えば銀蒸着シートのように高反射性を有するシートをケース2内に貼り付けても良い。また、光源支持台10は基台11,第1及び第2突起部12,13の各部材が一体成形してあることの他に各部分を接着して形成しても良い。さらに、光源支持台10のケース2への固定は接着剤で貼り付ける他に、粘着テープを用いても良いし、螺子又はその他の係止具で固定してあっても良い。さらにまた、ケース2の底面2a(反射面)と光源支持台10とを一体的に成形してあっても良い。 【0030】実施の形態2.図5は本発明の実施の形態2のバックライトが備える光源支持台の構造を示す斜視図であり、図6は実施の形態2のバックライトを鉛直に立てた状態の断面図である。図5に示すように、実施の形態2の光源支持台20は、略直方体形状の基台11と、該基台11の第1支持面11aの一端側から突出する略直方体形状の第1突起部12とで構成されている。第1突出部12は、第1支持面11aの他端側に向く第2支持面12aを有している。第1支持面11aの第1突起部12が設けられていない領域を通って線状光源4が配される。また、第1突起部12は上面12bが拡散板3に当接する高さを有し、これにより光源支持台10は拡散板3を支持している。光源支持台20のその他の構成及びバックライトの構成は実施の形態1と同様であり、対応する部分に対応する符号を付し、説明を省略する。 【0031】以上の如き構成のバックライト1にあっては、バックライト1が水平上向きの際は線状光源4は第1支持面11aで支持され、図6に示すように、第1突起部12が下側になるようにバックライト1を鉛直に立てた際は線状光源4は第2支持面12aで支持されるので撓むことがない。また、第1突起部12で拡散板3を支持しているので拡散板3の撓みも防止できる。 【0032】実施の形態3.図7は本発明の実施の形態3のバックライトが備える光源支持台の構造を示す斜視図であり、図8は実施の形態3のバックライトを水平上向きに置いた状態の断面図である。図7に示すように、実施の形態3の光源支持台21は、略直方体形状の基台11と、該基台11上から突出する略直方体形状の第1及び第2突起部12,13とで構成されている。第1及び第2突起部12,13は同高さを有しており、拡散板3と非接触である。光源支持台21のその他の構成及びバックライトの構成は実施の形態1と同様であり、対応する部分に対応する符号を付し、説明を省略する。 【0033】以上の如き構成のバックライト1にあっては、図8に示すように、バックライト1が水平上向きの際に線状光源4は第1支持面11aで支持され、バックライト1を鉛直に立てた際は第2支持面12a又は第3支持面13aで支持されるので、線状光源4が撓むことがない。 【0034】実施の形態4.図9は本発明の実施の形態4のバックライトが備える光源支持台の構造を示す斜視図である。バックライトの光源支持台の他の構成は実施の形態1と同様であり、構成図及びその説明を省略する。図に示すように、実施の形態4の光源支持台30は板状で平面視で一側で矩形、他側で凹周を有する形状をなしている。凹周側は周面30aと、その両側に連なり、矩形側の基部31から夫々延びる突出部とを有する。周面30aを上に向けて基部31をケースの底面に固定することにより、周面30aは、その接面がケースの底面に略平行である部分を含む曲面になっている。夫々の突出部の上面(出光板支持面)30b,30cは、光源支持台30がケースに固定された状態でケース底面に略平行であり、一方の上面30bのケース底面からの高さは他方の上面30cよりも高く、拡散板に当接してこれを支持するようになっている。 【0035】このような構成の光源支持台30を備えたバックライトにあっては、バックライトを水平上向き、鉛直及び斜めのいずれに向けた場合でも線状光源は周面30aで支持されるので撓むことがない。また、上面30bで拡散板を支持しているので拡散板の撓みも防止できるなど、実施の形態1と同様の効果を得る。 【0036】実施の形態5.図10は本発明の実施の形態5のバックライトが備える光源支持台の構造を示す斜視図である。バックライトの光源支持台の他の構成は実施の形態1と同様であり、構成図及びその説明を省略する。図に示すように、実施の形態5の光源支持台32は基部31から延びる突出部の上面30b,30cが略同一高さ位置である。光源支持台32のその他の構造は実施の形態4と同様であり、対応する部分に同符号を付して説明を省略する。このような構成の光源支持台31を備えたバックライトにあっては、バックライトを水平上向き、鉛直及び斜めのいずれに向けた場合でも線状光源は周面30aで支持されるので撓まないなど、実施の形態3と同様の効果を得る。 【0037】実施の形態6.図11は本発明の実施の形態6のバックライトが備える光源支持台の構造を示す斜視図である。バックライトの光源支持台の他の構成は実施の形態1と同様であり、構成図及び説明を省略する。図に示すように、実施の形態6の光源支持台40は略矩形板状であり、中心に向かう略渦巻き状の略一周分の内周面40aを有する。光源支持台40は、内周面40aの両側に基部41から延びる突出部を有しており、夫々の突出部の上面(出光板支持面)40b,40cを上側にして基部41をケースの底面に固定することにより、周面40aは略360 °分の曲面を含む。突出部の上面40b,40cは、光源支持台40がケースに固定された状態でケース底面に略平行であり、一方の上面40bのケース底面からの高さは他方の上面40cよりも高く、拡散板に当接してこれを支持するようになっている。 【0038】図12は、図11に示す光源支持台に装入された線状光源の位置を説明する模式図である。切込みの始まり側から挿入された線状光源4は内周面40aで支持される。バックライトを水平上向き,鉛直,斜め及び水平下向きのいずれに向けた場合でも線状光源は内周面40aで支持されるので撓むことがない。また、矩形面40bで拡散板を支持しているので拡散板の撓みも防止できる。このように実施の形態6のバックライトは全ての方向で線状光源を支持でき、その撓みを防止することができる。液晶表示装置の表示面が、例えばプラネタリウムで鑑賞者が下から見上げる場合のように、下側を向いていても線状光源を支持することが可能となる。 【0039】なお、実施の形態6では支持面は周面である場合を説明しているが、これに限るものではなく、平面状の内面を有する形状であっても良い。 【0040】実施の形態7.図13は本発明の実施の形態7のバックライトが備える光源支持台の構造を示す部分斜視図であり、線状光源と共に示している。バックライトの光源支持台の他の構成は実施の形態1と同様であり、構成図及びその説明を省略する。図に示すように、実施の形態7の光源支持台33は、長さを有する矩形板状の基台31と、該基台31の第1支持面上に突設された略直方体形状の複数の第1突起部34,34…及び該第1突起部34よりも低い第2突起部35,35…とで構成されている。第1及び第2突起部34,35は、バックライトが備えるべき線状光源4の本数に応じた個数が、所定間隔を隔てて所定の順序で設けられている。各突起部の間隔は線状光源4の直径よりも少し大きい寸法であり、基台31のこの領域を通って複数の各線状光源4が配される。各突起部の側面である第2支持面及び第3支持面が線状光源4を挟んで対面している。これにより、線状光源4はバックライトの向きに応じて、連続する第1,第2及び第3支持面のいずれかに支持される。 【0041】また、第1突起部34は上面34bが拡散板に当接する高さを有し、これにより光源支持台33は拡散板を支持している。光源支持台33は、基台31の底面をケースの底面に例えば接着剤で接着することにより固定されている。このような構成の光源支持台33を備えたバックライトにあっては、バックライトを水平上向き、鉛直及び斜めのいずれに向けた場合でも線状光源は第1,第2及び第3支持面で支持されるので撓むことがない。また、上面34bで拡散板を支持しているので拡散板の撓みも防止できるなど、実施の形態1と同様の効果を得る。 【0042】さらに、1つの光源支持台33を取付けることにより複数の線状光源4を支持できるので、光源支持台33の取付け工程を簡略化でき、また、光源支持台33と複数の線状光源4との位置合わせを一度ですませることができる。なお、高さが異なる第1及び第2の突起部34,35は交互に設けてあっても良いし、拡散板を支持する第1突起部34を適所に配し、その他の箇所に第2突起部35を設けてあっても良い。 【0043】実施の形態8.図14は本発明の実施の形態8のバックライトの断面図である。バックライトの光源支持台の他の構成は実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。図に示すように、合成樹脂製,ゴム製又は金属製の光源支持台70は線状光源4,4…と同数の支持部73,73…を直列に連ねた形状で一体成形されており、線状光源4の長さ方向に略直交する方向でケース2内に固定されている。各支持部73は側周面を長さ方向に切り欠いた管状を有し、切り欠きを上に向けてそこから線状光源4を挿入できるようになっている。支持部73の内周面である支持面73aは半円よりも大きな円周を有するので、バックライトを水平上向き、鉛直及び斜めのいずれに向けた場合でも線状光源4を支持できる。また、光源支持台70の両端の固定部72,72がケース2の底面2aに接着剤で固定されている。本実施の形態では各支持部73とケース2とは直接固定されていないが、支持部73同士が繋がっており、固定部72がケース2に固定されているので線状光源4は撓むことはない。 【0044】また、1つの光源支持台70を取付けることにより複数の線状光源4を支持できるので、光源支持台33の取付け工程を簡略化でき、また、光源支持台70と複数の線状光源4との位置合わせを一度ですませることができるなど、実施の形態7と同様の効果を得る。 【0045】実施の形態9.図15は本発明の実施の形態9のバックライトの断面図である。バックライトの光源支持台の他の構成は実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。図に示すように、合成樹脂製,ゴム製又は金属製の光源支持台71は線状光源4,4…と同数の支持部73,73…を直列に連ねた形状で一体成形されており、線状光源4の長さ方向に略直交する方向でケース2内に固定されている。各支持部73は開口を上に向けた半管形状を有しており、その径寸法は線状光源4よりも大寸法である。支持部73の内周面上に弾性及び可撓性を有する保護シート74を重ねて支持面73aが形成されている。 【0046】支持面73aは略半円分の円周を有するので、バックライトを水平上向き、鉛直及び斜めのいずれに向けた場合でも線状光源4を支持できる。また、光源支持台70の両端の固定部72,72がケース2の内側面2bに接着剤で固定されている。本実施の形態では各支持部73とケース2とは直接固定されていないが支持部73同士が繋がっており、固定部72がケース2に固定されているので線状光源4は撓むことはない。また、線状光源4は保護シート74を介して支持部73で支持されているので、線状光源4を光源支持台71に取付ける際の損傷を防止できる。 【0047】さらに、1つの光源支持台70を取付けることにより複数の線状光源4を支持でき、光源支持台33の取付け工程を簡略化でき、また、光源支持台71と複数の線状光源4との位置合わせを一度ですませることができるなど、実施の形態7と同様の効果を得る。 【0048】なお、このような保護シート74は、上述した実施の形態1〜8の光源支持台の全てに適用できる。 【0049】以上、実施の形態1〜9のバックライトにあっては、光源支持台はリフレクタであるケースに着設した場合を説明しているが、これに限るものではなく、リフレクタと一体的に成形してあっても同様の効果を得る。また、光源支持台は上述した形状に限るものではなく、異なる2方向からの光源支持が可能な形状であれば良い。 【0050】また、上述した実施の形態では、線状光源4の長さ方向中央を支持した場合を説明しているが、どこを支持しても良く、また、一線状光源に対して長さ方向の複数箇所を支持するように光源支持台を配しても良い。実施の形態7〜9の複数の線状光源を支持可能な光源支持台については、その複数を平行配置することにより各線状光源について複数箇所を支持でき、光源の支持が確実に行える。 【0051】さらに、上述した実施の形態では光源として線状光源を用いた場合を説明しているが、これに限るものではなく、自重により撓みを生じやすい形状の光源に適用できる。 【0052】さらにまた、上述した実施の形態では、バックライトの出光板である拡散板とリフレクタの反射面とが対向配置している場合を例にあげて説明しているが、これに限るものではなく、反射面で反射した光が拡散板から出光するように配設してあれば良い。 【0053】 【発明の効果】以上のように、本発明においては、光源を光源支持台により少なくとも2方向から支持することができる。その結果、バックライトが照射すべき表示装置の表示面が鉛直と水平上向きとに向きを変えて使用された場合でも光源を支持でき、撓みを防止することができるので、出光面の輝度むらを解消できる。また、光源支持台が曲面で光源を支持する場合は、表示装置の表示面が例えば鉛直と水平上向きとの間の斜め角度で使用された場合でも、線状光源の支持が確実に行なわれる。さらに、光源支持台は全ての方向から光源を支持できるので、表示装置の表示面が鉛直,水平上向き,斜めの他に水平下向きで使用された場合でも光源を支持でき、その撓みを防止できる。 【0054】また本発明においては、光源支持台が光源の支持に加えて出光板を支持するので出光板の撓みも防止でき、出光面の輝度むらをさらに解消できる。また、1つの光源支持台に複数の光源を支持できるので、光源支持台の取付け工程が簡略化され、さらに、光源と同数の光源支持台を取付ける場合と比較して光源との位置合わせの手間を省くことができる等、本発明は優れた効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000103518 【氏名又は名称】オーツタイヤ株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年3月16日(2000.3.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078868 【弁理士】 【氏名又は名称】河野 登夫
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| 【公開番号】 |
特開2001−266634(P2001−266634A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月28日(2001.9.28) |
| 【出願番号】 |
特願2000−74869(P2000−74869) |
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