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【発明の名称】 平面表示装置
【発明者】 【氏名】猪野 泰紀

【要約】 【課題】組み立て工数を簡素化でき、かつ、ケーブルからのノイズをなくすことができるバックライトを有した平面表示装置を提供する。

【解決手段】導光板20の四周にリング状の蛍光ランプ22を配し、この蛍光ランプ22に電源ソケット28を設け、外部電源と接続されているコネクタ30をこの電源ソケット28に接続するものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】導光板、ランプ、光学シートを有したバックライトが、表示セルの下面に配された平面表示装置において、前記ランプは、矩形のリング状であり、長方形状の前記導光板の四周に配され、前記導光板と共にフレームに収納されていることを特徴とする平面表示装置。
【請求項2】前記リング状のランプは、管状のランプをリング状に折曲され、その管状のランプの両端が合わさる部分に電源ソケットが設けられ、外部電源と接続されているコネクタが前記電源ソケットに接続されることを特徴とする請求項1記載の平面表示装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等の平面表示装置に関し、特にそのバックライトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、液晶セルと、その液晶セルを照明するためのバックライトが設けられている。
【0003】図3に示すように、バックライト100は、合成樹脂製の矩形のフレーム106内部に、長方形状の導光板102が配され、その導光板102の上面には、拡散板やプリズムシート等を積層した光学シートが配されている。一方、導光板102の下面、すなわち、フレーム106の上面には光を反射するための反射板が設けられている。そして、バックライト100の光源となる蛍光ランプ104は、コの字状に折曲され、導光板102の三方に配され、フレーム106に収納されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、蛍光ランプ104に電源を供給するための構造としては、蛍光ランプ104の両極から出ているジュメット線にケーブル108の先端を半田付けまたはかしめ合う等して接続し、このケーブル108をフレーム106の周辺に沿って配置している。
【0005】上記のような構造であると、ケーブル108をランプ104の両極から突出しているジュメット線に接続する必要があるため、組み立て工数が増加するという問題点があった。
【0006】また、ケーブル108を導光板102に沿って配する構造であるため、ケーブルからのノイズにより、液晶セルの表示に悪影響を及ぼすという問題点があった。
【0007】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、組み立て工数を簡素化でき、かつ、ケーブルからのノイズをなくすことができるバックライトを有した平面表示装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、導光板、ランプ、光学シートを有したバックライトが、表示セルの下面に配された平面表示装置において、前記ランプは、矩形のリング状であり、長方形状の前記導光板の四周に配され、前記導光板と共にフレームに収納されていることを特徴とする平面表示装置である。
【0009】請求項2の発明は、前記リング状のランプは、管状のランプをリング状に折曲され、その管状のランプの両端が合わさる部分に電源ソケットが設けられ、外部電源と接続されているコネクタが前記電源ソケットに接続されることを特徴とする請求項1記載の平面表示装置である。
【0010】請求項1の平面表示装置であると、蛍光ランプが矩形のリング状であるため、ケーブルを不要とし、かつ、導光板の四周に蛍光ランプが配されているため輝度が明るくなる。
【0011】請求項2の平面表示装置であると、電源ソケットにコネクタを接続する構造であるため、組み立てが簡素化できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例の液晶表示装置10について、図1及び図2に基づいて説明する。
【0013】図1は、本実施例の液晶表示装置10の一部縦断面図であり、図2は液晶表示装置10のバックライト12の平面図である。
【0014】図1に示すように、液晶表示装置10は、バックライト12の上方に液晶セル14を載置している。
【0015】以下、そのバックライト12の構造について詳しく説明する。
【0016】バックライト12は、箱形の合成樹脂製の下フレームに、シート状の反射板18が配され、その上に導光板20が配されている。導光板20の四周には、環状の蛍光ランプ22が配されている。この蛍光ランプ22については後から詳しく説明する。
【0017】そして、導光板20の4辺部がそれぞれ延設されて、前記の蛍光ランプ22を覆っている。これにより、蛍光ランプ22からの光を効率よく導光板20に送ることができる。
【0018】導光板20の上面には、拡散シート、プリズムシート等よりなる光学シート24が配されている。
【0019】そして、これら反射板18、導光板20、ランプ22、光学シート24を下フレーム16に収納するために、額縁状の上フレーム26が被せられる。
【0020】次に、蛍光ランプ22の構造について説明する。
【0021】蛍光ランプ22は、導光板20の四周を囲むようにするために、矩形に折曲されてリング状をなしている。すなわち、平面「ロ」の字状となっている。この折曲された蛍光ランプ22の両端(両極)から出ているジュメット線には、図2に示すように電源ソケット28が固定されている。この電源ソケット28には、外部電源に接続されているコネクタが接続可能となっている。
【0022】このバックライト12を組み立てる場合について説明する。
【0023】下フレーム16に反射板18を敷き、その上に導光板20を配する。そして、予めリング状に形成された蛍光ランプ22を導光板20の四周に配し、反射板18を蛍光ランプ22に被せる。そして、電源ソケット28にコネクタ30を接続する。
【0024】そして、光学シート24を導光板20に置き、上フレーム26を被せる。
【0025】このような構造にすることにより、バックライト12の組み立てがしやすくなる。
【0026】また、従来のように蛍光ランプからケーブルが突出して、それが導光板20の周りに配されないため、ケーブルからのノイズにより液晶セル14に悪影響を及ぼすこともない。
【0027】さらに、蛍光ランプ22が導光板20の周り全てに配され、かつ。長さが長くなるため、バックライト12の輝度が従来よりも高くなる。
【0028】
【発明の効果】以上により本発明の平面表示装置であると、蛍光ランプのジュメット線とケーブルとをつなぐ工数が省けるため組み立てやすくなり、また、ケーブルから発生するノイズもなく、表示セルの表示に悪影響を及ぼすことがない。さらに、導光板の四周に蛍光ランプが配されているため、バックライトの輝度が高くなる。
【出願人】 【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
【出願日】 平成12年3月22日(2000.3.22)
【代理人】 【識別番号】100059225
【弁理士】
【氏名又は名称】蔦田 璋子 (外3名)
【公開番号】 特開2001−266632(P2001−266632A)
【公開日】 平成13年9月28日(2001.9.28)
【出願番号】 特願2000−80517(P2000−80517)