| 【発明の名称】 |
照明器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】奥田 滋
【氏名】後藤 芳朗
【氏名】兵働 若葉
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| 【要約】 |
【課題】反射膜などを簡単に除去することができて、再利用樹脂の純度を高くすることができる照明器具を提供することにある。
【解決手段】器具本体(1)とこの器具本体(1)に取り付けられる反射面を形成する反射鏡(2)があって、この反射鏡(2)の少なくとも反射面となる部分を透明樹脂層(3)で形成するとともに、この透明樹脂層(3)の外面に反射膜(4)を設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 器具本体とこの器具本体に取り付けられる反射面を形成する反射鏡があって、この反射鏡の少なくとも反射面となる部分を透明樹脂層で形成するとともに、この透明樹脂層の外面に反射膜を設けたことを特徴とする照明器具。 【請求項2】 上記透明樹脂層が、アクリル樹脂からなるものであることを特徴とする請求項1記載の照明器具。 【請求項3】 上記反射膜が、可視領域波長帯における正反射率が80%以上を有するものであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の照明器具。 【請求項4】 上記反射膜が、金属の蒸着膜であることを特徴とする請求項3記載の照明器具。 【請求項5】 上記蒸着膜が、アルミニウム膜、銀膜のいずれかであることを特徴とする請求項4記載の照明器具。 【請求項6】 上記反射膜の外面に同反射膜を保護する保護膜を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項5いずれか記載の照明器具。 【請求項7】 上記反射鏡の外面が、回転軸を中心として滑らかに連続する回転体面をなしているものであることを特徴とする請求項1ないし請求項6いずれか記載の照明器具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、照明器具に関し、具体的には、ランプを取り付けて使用するのに有用な照明器具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の照明器具としては、例えば、図3の(a)および(b)に示すごとく、器具本体(1)とこの器具本体(1)に取り付けられる反射面を形成する反射鏡(2)が設けられていたものであり、同図3の(c)に示すごとく、反射鏡(2)としては、反射面を樹脂層(8)によって形成し、この樹脂層(8)の内側に反射膜(4)を付着させ、この反射膜(4)の外側に補強膜(9)と同反射膜(4)の内側に保護膜(5)とをそれぞれ設けていたものであった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記樹脂層(8)が反射鏡(2)の大部分を占めているものであり、いわゆる、同反射鏡(2)の本体部分を構成しているものであって、リサイクルなどの際に、同樹脂層(8)を再利用することができれば、利用価値としては大きくなるものであったが、このような照明器具においては、同樹脂層(8)以外の膜材料は微量であるものの、外側から順に補強膜(9)、反射膜(4)、保護膜(5)といった膜がいずれも樹脂層(8)の内側、すなわち、反射面の内側に設けられているために、上記リサイクルなどの際に、反射膜(4)などをすべて除去するのは工具を反射鏡(2)の内側に入れるという空間上での制約もあり、非常に難しく、その結果、樹脂層(8)を再利用樹脂として用いるときの純度としては低いものであった。 【0004】本発明は、上述の事実に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、反射膜などを簡単に除去することができて、再利用樹脂の純度を高くすることができる照明器具を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る照明器具は、器具本体(1)とこの器具本体(1)に取り付けられる反射面を形成する反射鏡(2)があって、この反射鏡(2)の少なくとも反射面となる部分を透明樹脂層(3)で形成するとともに、この透明樹脂層(3)の外面に反射膜(4)を設けたことを特徴とする。 【0006】本発明の請求項2に係る照明器具は、上記透明樹脂層(3)が、アクリル樹脂からなるものであることを特徴とする。 【0007】本発明の請求項3に係る照明器具は、上記反射膜(4)が、可視領域波長帯における正反射率が80%以上を有するものであることを特徴とする。 【0008】本発明の請求項4に係る照明器具は、上記反射膜(4)が、金属の蒸着膜であることを特徴とする。 【0009】本発明の請求項5に係る照明器具は、上記蒸着膜が、アルミニウム膜、銀膜のいずれかであることを特徴とする。 【0010】本発明の請求項6に係る照明器具は、上記反射膜(4)の外面に同反射膜(4)を保護する保護膜(5)を設けたことを特徴とする。 【0011】本発明の請求項7に係る照明器具は、上記反射鏡(2)の外面が、回転軸を中心として滑らかに連続する回転体面(6)をなしているものであることを特徴とする。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図面に基いて詳しく説明する。 【0013】図1の(a)は、本発明の一実施形態に係る照明器具の外観を示した分解斜視図であり、図1の(b)は、本発明の他の一実施形態に係る照明器具の外観を示した分解斜視図であり、図1の(c)は、一実施形態に係る照明器具に用いられる反射鏡の断面を示した概略図である。図2は、本発明の一実施形態に係る照明器具において、反射鏡の保護膜と反射膜とを除去する際の様子を示した斜視図である。 【0014】本発明の照明器具は、図1および図2に示すごとく、器具本体(1)とこの器具本体(1)に取り付けられる反射面を形成する反射鏡(2)があって、この反射鏡(2)の少なくとも反射面となる部分を透明樹脂層(3)で形成するとともに、この透明樹脂層(3)の外面に反射膜(4)を設けているものである。 【0015】上記器具本体(1)は、その内部にランプを取り付けて使用するものである。この器具本体(1)としては、図1の(a)に示すようなものであってもかまわないし、図1の(b)に示すようなものであってもかまわないものである。この器具本体(1)には、必要に応じて、充電部品などが設けられていてもかまわないものである。 【0016】上記反射鏡(2)は、反射面を形成しているものである。そして、この反射鏡(2)は、図1の(a)および(b)に示すごとく、上記器具本体(1)に取り付けられるものである。この反射鏡(2)は、同図1の(a)に示すような円筒型の形状のものであってもかまわないし、同図1の(b)に示すようなドーム型の形状のものであってもかまわず、その他にも角型など様々な形状をとることができるものである。 【0017】上記透明樹脂層(3)は、図1の(c)に示すごとく、上記反射鏡(2)の少なくとも反射面となる部分に形成されているものである。この透明樹脂層(3)は、上記反射鏡(2)の大部分を占めているものであり、いわゆる、同反射鏡(2)の本体部分を構成しているものである。そして、この透明樹脂層(3)としては、透明な樹脂であり、ランプなどの光源からの光線を自由自在に透過することができるものであれば、特に制限されることなく様々なものを採用することができるものである。 【0018】特に、上記透明樹脂層(3)が、アクリル樹脂からなるものであると、アクリル樹脂からなる透明樹脂層(3)にてランプなどの光源からの光線を確実に自由自在に透過することができるようになるとともに、耐光性や耐候性としても非常に良くなり好ましいものである。 【0019】上記反射膜(4)は、図1の(c)に示すごとく、上記透明樹脂層(3)の外面に設けられているものであり、ランプなどの光源からの光線を直に反射させるものである。この反射膜(4)としては、ランプなどの光源からの光線を直に反射させることができるものであれば、上記透明樹脂層(3)の場合と同様に、特に制限されることなく様々なものを採用することができるものである。 【0020】特に、上記反射膜(4)が、金属の蒸着膜であると、この金属の蒸着膜である反射膜(4)にてランプなどの光源からの光線を確実に反射させることができる上に、リサイクルなどの際に、反射膜(4)などをすべて除去する時に、はがれやすいものであり、その結果、除去しやすい反射膜(4)として形成することができるものである。すなわち、反射膜(4)をより一層簡単に除去することができて、再利用樹脂の純度をより一層確実に高くすることができるものとなる。 【0021】そして、上記蒸着膜が、アルミニウム膜、銀膜のいずれかであると、アルミニウム膜、銀膜のいずれかである蒸着膜にてランプなどの光源からの光線をより一層確実に反射させることができる上に、リサイクルなどの際に、反射膜(4)などをすべて除去する時に、はがしやすいものであり、その結果、反射膜(4)をより一層簡単に除去することができて、再利用樹脂の純度をより一層確実に高くすることができるものとなる。 【0022】本発明は、このような構成をとることによって、反射膜(4)の内面に位置していて、厚みと強度を有している、反射鏡(2)の少なくとも反射面となる部分を形成する透明樹脂層(3)にて、薄い上に、強度が弱くて密着性が低い反射膜(4)を確実に保護する役目を果たし、光源のランプなどの交換や清掃などの際に、反射膜(4)を傷つけたりすることをこの透明樹脂層(3)により確実に防止することができるものとなり、反射膜(4)としての寿命を確実に長く保持させることができるものである。しかも、透明樹脂層(3)にてランプなどの光源からの光線を自由自在に透過させることができ、同透明樹脂層(3)の外面に設けられている反射膜(4)にてランプなどの光源からの光線が直に反射方向を制御されて反射してから、再び透明樹脂層(3)を透過して照らすものであり、照明器具としての器具効率を良くしているものである。そして、リサイクルなどの際に、反射膜(4)などを除去する時に、同反射膜(4)などは薄い上に、強度が弱くて密着性が低いために、透明樹脂層(3)とは反対側の反射鏡(2)の外面側からすべて除去することができて、残った透明樹脂層(3)のみを用いて、再利用樹脂の純度を確実に高くすることができるものとなる。 【0023】すなわち、本発明は、反射膜(4)などを簡単に除去することができて、再利用樹脂の純度を高くすることができるものである。 【0024】また、上記反射膜(4)が、可視領域波長帯における正反射率が80%以上を有するものであると、可視領域波長帯における正反射率が80%以上を有する反射膜(4)にてランプなどの光源からの光線をより一層確実に反射させることができるものとなり、照明器具としての器具効率を確実に向上させることができるものである。 【0025】さらに、図1の(c)に示すごとく、上記反射膜(4)の外面に同反射膜(4)を保護する保護膜(5)を設けているものであると、反射膜(4)の外面に設けられた同反射膜(4)を保護する保護膜(5)にて反射鏡(2)の外面側から反射膜(4)を保護して、清掃などの際に、反射膜(4)を傷つけたりすることをより一層確実に防止することができるものとなり、反射膜(4)としての寿命をより一層確実に長く保持させることができるものである。 【0026】なお、図1の(a)〜(c)および図2に示すごとく、上記反射鏡(2)の外面が、回転軸を中心として滑らかに連続する回転体面(6)をなしているものであると、回転軸を中心として滑らかに連続する回転体面(6)となしている反射鏡(2)の外面にてリサイクルなどの際に、反射膜(4)などを除去する時に、回転軸を中心させるだけで、効率良く回転できて、その結果、滑らかに連続する回転体面(6)から同反射膜(4)などをすべて除去することができて、残った透明樹脂層(3)のみを用いて、再利用樹脂の純度をより一層確実に高くすることができるものとなる。 【0027】具体的には、図2に示すごとく、リサイクルなどの際に、反射膜(4)などを除去する時に、回転軸を中心として滑らかに連続する回転体面(6)となしている反射鏡(2)の外面に除去用の刃(7)を矢印Aのように当てて、矢印Bのように回転軸を中心として回転させるだけで、反射膜(4)などをすべて除去することができて、残った透明樹脂層(3)を再利用樹脂として、純度が高いまま維持して使用することができるものである。 【0028】本発明に係る照明器具によると、図1および図2に示すごとく、器具本体(1)とこの器具本体(1)に取り付けられる反射面を形成する反射鏡(2)があって、この反射鏡(2)の少なくとも反射面となる部分を透明樹脂層(3)で形成するとともに、この透明樹脂層(3)の外面に反射膜(4)を設けたので、反射膜(4)の内面に位置していて、厚みと強度を有している、反射鏡(2)の少なくとも反射面となる部分を形成する透明樹脂層(3)にて、薄い上に、強度が弱くて密着性が低い反射膜(4)を確実に保護する役目を果たし、光源のランプなどの交換や清掃などの際に、反射膜(4)を傷つけたりすることをこの透明樹脂層(3)により確実に防止することができるものとなり、反射膜(4)としての寿命を確実に長く保持させることができるものである。しかも、透明樹脂層(3)にてランプなどの光源からの光線を自由自在に透過させることができ、同透明樹脂層(3)の外面に設けられている反射膜(4)にてランプなどの光源からの光線が直に反射方向を制御されて反射してから、再び透明樹脂層(3)を透過して照らすものであり、照明器具としての器具効率を良くしているものである。そして、リサイクルなどの際に、反射膜(4)などを除去する時に、同反射膜(4)などは薄い上に、強度が弱くて密着性が低いために、透明樹脂層(3)とは反対側の反射鏡(2)の外面側からすべて除去することができて、残った透明樹脂層(3)のみを用いて、再利用樹脂の純度を確実に高くすることができるものとなる。 【0029】すなわち、本発明は、反射膜(4)などを簡単に除去することができて、再利用樹脂の純度を高くすることができるものである。 【0030】 【発明の効果】本発明の請求項1に係る照明器具によると、反射膜(4)の内面に位置していて、厚みと強度を有している、反射鏡(2)の少なくとも反射面となる部分を形成する透明樹脂層(3)にて、薄い上に、強度が弱くて密着性が低い反射膜(4)を確実に保護する役目を果たし、光源のランプなどの交換や清掃などの際に、反射膜(4)を傷つけたりすることをこの透明樹脂層(3)により確実に防止することができるものとなり、反射膜(4)としての寿命を確実に長く保持させることができるものである。しかも、透明樹脂層(3)にてランプなどの光源からの光線を自由自在に透過させることができ、同透明樹脂層(3)の外面に設けられている反射膜(4)にてランプなどの光源からの光線が直に反射方向を制御されて反射してから、再び透明樹脂層(3)を透過して照らすものであり、照明器具としての器具効率を良くしているものである。そして、リサイクルなどの際に、反射膜(4)などを除去する時に、同反射膜(4)などは薄い上に、強度が弱くて密着性が低いために、透明樹脂層(3)とは反対側の反射鏡(2)の外面側からすべて除去することができて、残った透明樹脂層(3)のみを用いて、再利用樹脂の純度を確実に高くすることができるものとなる。 【0031】すなわち、本発明は、反射膜(4)などを簡単に除去することができて、再利用樹脂の純度を高くすることができるものである。 【0032】本発明の請求項2に係る照明器具によると、請求項1記載の場合に加えて、アクリル樹脂からなる透明樹脂層(3)にてランプなどの光源からの光線を確実に自由自在に透過することができるようになるとともに、耐光性や耐候性としても非常に良くなり好ましいものである。 【0033】本発明の請求項3に係る照明器具によると、請求項1または請求項2記載の場合に加えて、可視領域波長帯における正反射率が80%以上を有する反射膜(4)にてランプなどの光源からの光線をより一層確実に反射させることができるものとなり、照明器具としての器具効率を確実に向上させることができるものである。 【0034】本発明の請求項4に係る照明器具によると、請求項3記載の場合に加えて、この金属の蒸着膜である反射膜(4)にてランプなどの光源からの光線を確実に反射させることができる上に、リサイクルなどの際に、反射膜(4)などをすべて除去する時に、はがれやすいものであり、その結果、除去しやすい反射膜(4)として形成することができるものである。すなわち、反射膜(4)をより一層簡単に除去することができて、再利用樹脂の純度をより一層確実に高くすることができるものとなる。 【0035】本発明の請求項5に係る照明器具によると、請求項4記載の場合に加えて、アルミニウム膜、銀膜のいずれかである蒸着膜にてランプなどの光源からの光線をより一層確実に反射させることができる上に、リサイクルなどの際に、反射膜(4)などをすべて除去する時に、はがしやすいものであり、その結果、反射膜(4)をより一層簡単に除去することができて、再利用樹脂の純度をより一層確実に高くすることができるものとなる。 【0036】本発明の請求項6に係る照明器具によると、請求項1ないし請求項5いずれか記載の場合に加えて、反射膜(4)の外面に設けられた同反射膜(4)を保護する保護膜(5)にて反射鏡(2)の外面側から反射膜(4)を保護して、清掃などの際に、反射膜(4)を傷つけたりすることをより一層確実に防止することができるものとなり、反射膜(4)としての寿命をより一層確実に長く保持させることができるものである。 【0037】本発明の請求項7に係る照明器具によると、請求項1ないし請求項6いずれか記載の場合に加えて、回転軸を中心として滑らかに連続する回転体面(6)となしている反射鏡(2)の外面にてリサイクルなどの際に、反射膜(4)などを除去する時に、回転軸を中心させるだけで、効率良く回転できて、その結果、滑らかに連続する回転体面(6)から同反射膜(4)などをすべて除去することができて、残った透明樹脂層(3)のみを用いて、再利用樹脂の純度をより一層確実に高くすることができるものとなる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年3月17日(2000.3.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111556 【弁理士】 【氏名又は名称】安藤 淳二 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−266624(P2001−266624A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月28日(2001.9.28) |
| 【出願番号】 |
特願2000−75106(P2000−75106) |
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