| 【発明の名称】 |
照明器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】山本 一喜
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| 【要約】 |
【課題】特別な遮光部材の保管が不要で容易に照度センサの検知範囲や検知感度を調節して光源の明るさ制御の可能な照明器具を提供すること。
【解決手段】光源の明るさを、器具本体2の外面に設けられた小開口3に臨んで器具本体2内に配設された照度センサ4の検知結果に基づいて制御させる照明器具1である。小開口3の検知開口面積、及び/又は前記照度センサ4との相対位置を変化させ同照度センサ4の検知範囲を調節させる遮光手段6を設けて、同遮光手段6を再調節自在となるよう装着させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 光源の明るさを、器具本体の外面に設けられた小開口に臨んで器具本体内に配設された照度センサの検知結果に基づいて制御させる照明器具であって、前記小開口の検知開口面積、及び/又は前記照度センサとの相対位置を変化させ同照度センサの検知範囲を調節させる遮光手段を設けて、同遮光手段を再調節自在となるよう装着させてなる照明器具。 【請求項2】 前記遮光手段を、前記小開口に沿ってスライド可能な遮光片としたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。 【請求項3】 前記遮光片を、前記小開口を挟んで両側に配設したことを特徴とする請求項2記載の照明器具。 【請求項4】 前記遮光手段を前端開口の遮光筒とし、前記小開口に、同遮光筒が前記照度センサから離れる方向に移動自在となるよう装着させたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。 【請求項5】 前記遮光手段を、前記照度センサから離れる方向に拡開する第2の小開口をその略中心にもった揺動片とし、前記小開口に、同揺動片が揺動自在となるよう装着させたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。 【請求項6】 前記遮光手段を、前記小開口と同等、若しくはそれ以下の大きさをもった移動開口を1又は複数有する移動片とし、前記小開口に沿って同移動片がスライド可能となるよう装着させたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。 【請求項7】 光源の明るさを、器具本体の外面に設けられた小開口に臨んで器具本体内に配設された照度センサの検知結果に基づいて制御させる照明器具であって、前記小開口以下の大きさをもった第2の小開口を有して該小開口面に沿ってスライド可能な移動片を設けて前記照度センサの検知範囲を調節させてなる照明器具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、器具本体内に配設された照度センサの検知結果に基づいて光源の明るさを制御させる照明器具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、器具本体内に配設された照度センサの検知結果に基づいて光源の明るさを制御させる照明器具Aとして、図17に示す如く、器具本体2と、照度センサ4、及びその検知範囲調整具Cとを備えて構成されたものがある。 【0003】器具本体2は、この場合、同図(a)に示すように、長尺状で下面開口の略箱状をなし、その開口に面して内方に光源9として蛍光ランプが配設されて天井に取り付けられるようになっており、その内部には点灯装置(図示せず)等が収容されるようになっている。また、同図(b)に示すように、この器具本体2の一端側の下面には、上方に凹んだ凹所が設けられており、その凹所の底面には小開口Bが設けられている。 【0004】照度センサ4は、器具本体2の小開口Bに臨んで器具本体2の内部に配設されている。この照度センサ4は、その出力となる検知結果に基づいて上記光源9の明るさを制御させるもので、その下方となる前面側には、その検知範囲を調節させる検知範囲調整具Cが設けられている。 【0005】検知範囲調整具Cには、筒状の内側であって、その下端側に周壁から略十字状延出された支持部の中央に遮光部Dが設けられて、その遮光部Dの周壁側の支持部を除いた箇所が開口するように形成されている。そして、検知範囲調整具C下方から上方の照度センサ4に向けて光が通過するようになっている。この検知範囲調整具Cは、その係止部を照明器具Aの小開口B周端に係止させて器具本体2に固着されており、また遮光部Dと照度センサ4の下面側のセンサレンズとの距離が、所定距離hとなるよう配設されている。 【0006】したがって、このように構成された照明器具Aは、所定の条件の取付状態において、照度センサ4に入射する反射光等の検出を行い、その照度レベルに応じて照明器具Aを調光制御させて、所定の条件における机上面や床面等の照度を略一定となるよう制御することができる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術においては、検知範囲調整具Cが器具本体2に固着されており、取付環境に合わせてその環境毎に遮光部Dを設定する必要がある。そのため、照明器具の設置環境の変化に柔軟な対応がとれないという問題点があった。 【0008】したがって、本出願人は、この問題点に対処する照明器具として、特開平10−69814として開示されているものを提案している。この照明器具は、上記検知範囲調整具Cの係止部近傍の内側に、検知範囲調整具Cに入射する光の透過率を調整するフィルタを着脱自在に装着させている。したがって、フィルタが検知範囲調整具Cに着脱自在とされているため、取付環境が変化すれば、そのフィルタを検知範囲調整具Cから外して交換でき、取付環境の変化に容易に対応できる。 【0009】ところで、事務所等の比較的広い照明空間に上記のような照明器具らを使用し、該空間内に、例えばその設置以降にも位置変更自在なパーティションウォールを設けて照明を行った場合、事務所のレイアウト変更を行ったときに、上記の照度センサ4による検知範囲が上記パーティションウォールの鉛直面に掛かることが想定される。また、事務所内の書棚等の什器の位置変更をした場合には、その什器の上面がその検知範囲となり、その上面や上記の鉛直面に向けて外光が照射されたときに、事務所内の机上面や床面等の照度を一定となるように制御不可能となることが懸念された。 【0010】また、上記のようなフィルタを使用する構成においては、照明器具にそのフィルタを装着しなで照明器具を設置した以降においても、将来のレイアウト変更を想定してフィルタを保管する必要があって手間の掛かることが想定された。なお、上記以外の、特開平9−145472として開示されている照明器具のように、照度センサの集光窓に、周囲の光を入射させる任意の大きさに切り取り可能な遮光部材を貼り付けることも対応として考えられる。しかし、この場合においても、照明器具を設置した以降にその遮光部材を保管する必要があって、同様に手間の掛かることが想定された。 【0011】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、特別な遮光部材の保管が不要で容易に照度センサの検知範囲や検知感度を調節して光源の明るさ制御の可能な照明器具を提供することにある。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の照明器具にあっては、光源の明るさを、器具本体の外面に設けられた小開口に臨んで器具本体内に配設された照度センサの検知結果に基づいて制御させる照明器具であって、前記小開口の検知開口面積、及び/又は前記照度センサとの相対位置を変化させ同照度センサの検知範囲を調節させる遮光手段を設けて、同遮光手段を再調節自在となるよう装着させてなることを特徴としている。 【0013】この構成にて、器具本体の外面に設けられた小開口の検知開口面積、及び/又は該小開口とそれに臨んで器具本体内に配設された照度センサとの相対位置を変化させる遮光手段にて、同照度センサの検知範囲が再調節自在とされてその光源の明るさが制御される。 【0014】そして、上記遮光手段を、前記小開口に沿ってスライド可能な遮光片とすることが好ましい。この場合、器具本体の外面に設けられた小開口に沿ってスライド可能な遮光片をスライドさせて、照度センサの検知範囲が再調節される。 【0015】また、上記遮光片を、前記小開口を挟んで両側に配設するのが好ましい。この場合、器具本体の外面に設けられた小開口を挟んでその両側に配設された遮光片をスライドさせて照度センサの検知範囲が再調節される。 【0016】また、上記遮光手段を前端開口の遮光筒とし、前記小開口に、同遮光筒が前記照度センサから離れる方向に移動自在となるよう装着させるのも好ましい。この場合、器具本体の外面に設けられた小開口に装着された、前端開口の遮光筒が前記照度センサから離れる方向に移動されて小開口の相対的な検知開口面積が変化されて照度センサの検知範囲が再調節される。 【0017】また、上記遮光手段を、前記照度センサから離れる方向に拡開する第2の小開口をその略中心にもった揺動片とし、前記小開口に、同揺動片が揺動自在となるよう装着させるのも好ましい。この場合、揺動自在となるよう、器具本体の外面に設けられた小開口に装着された、該小開口に臨んで器具本体内に配設された照度センサから離れる方向に拡開する第2の小開口をその略中心にもった揺動片を揺動させて、小開口の検知開口位置が変化され、照度センサの検知範囲が再調節される。 【0018】また、上記遮光手段を、前記小開口と同等、若しくはそれ以下の大きさをもった移動開口を1又は複数有する移動片とし、前記小開口に沿って同移動片がスライド可能となるよう装着させるのも好ましい。この場合、器具本体の外面に設けられた小開口に沿ってスライド可能な、該小開口と同等、若しくはそれ以下の大きさをもった移動開口を1又は複数有する移動片をスライドさせて、照度センサの検知範囲が再調節される。 【0019】また、上記小開口以下の大きさをもった第2の小開口を有して該小開口面に沿ってスライド可能な移動片を設けて前記照度センサの検知範囲を調節させるのも好ましい。この場合、器具本体の外面に設けられた小開口以下の大きさをもった第2の小開口を有する移動片を該小開口面に沿ってスライドさせて照度センサの検知範囲が再調節される。 【0020】 【発明の実施の形態】図1乃至図4は、本発明の請求項1乃至3全てに対応する第1の実施の形態を示し、図5乃至7は、本発明の請求項3に対応する第2の実施の形態を示し、図8乃至10は、本発明の請求項5に対応する第3の実施の形態を示し、図11乃至13は、本発明の請求項6に対応する第4の実施の形態を示し、図14乃至16は、本発明の請求項7に対応する第5の実施の形態を示している。 【0021】[第1の実施の形態]図1は、第1の実施の形態の照明器具の遮光手段を示す説明図である。図2は、同照明器具の遮光手段に概略構成を示す斜視図で、(a)は遮光手段を上方から見た状態、(b)は小開口を下方から見た状態を示す。図3は、同照明器具の遮光手段を示す説明図である。図4は、同照明器具の遮光手段の、別の実施例を示す説明図である。 【0022】この実施の形態の照明器具は、光源の明るさを、器具本体2の外面に設けられた小開口3に臨んで器具本体2内に配設された照度センサ4の検知結果に基づいて制御させる照明器具1であって、前記小開口3の検知開口面積、及び/又は前記照度センサ4との相対位置を変化させ同照度センサ4の検知範囲を調節させる遮光手段6を設けて、同遮光手段6を再調節自在となるよう装着させてなる。又、該実施の形態の照明器具1においては、前記遮光手段6を、前記小開口3に沿ってスライド可能な遮光片61としてもいる。 【0023】詳しくは、この照明器具1は、例えば、従来の技術にて図17を用いて説明したもののように、長尺状で下面開口の略箱状をなし、その開口に面して内方に光源9として蛍光ランプが配設されて天井に取り付けられるようになっており、その器具本体2内部には点灯装置(図示せず)等が収容されるようになっている。そして、この器具本体2の一端側の下面には、図1、2に示す如く略円形の小開口3が設けられている。この場合、器具本体2の小開口3の設けられている部分は、合成樹脂部材にて形成され、この小開口3を挟んで両側にわたる略長方形状の凹所21が設けられている。また、この凹所21に直交するように、小開口3から器具本体2内部へゴミ等が侵入するのを防止するのと、後述する照度センサ4の受光感度補正を行うための板状のフィルタ8を装着する装着溝が設けられている。 【0024】凹所21には、この場合、遮光手段6となる、後述する板状の遮光片61を小開口3に沿ってスライドさせるときの位置決め用の横向き小突起22が設けられおり、図1に示すように、後述するフィルタ8とともに遮光片61の浮き上がり防止を行い、円滑に移動させるようになっている。 【0025】照度センサ4は、例えばその前面側となるレンズ部(図示せず)の前方に紡錘状の受光領域を有するホトダイオード、ホトトランジスタ等の半導体センサ素子にて形成され、該受光領域が器具本体2の小開口3にて規制されるように、小開口3に臨んで器具本体2の内部に配設されている。この照度センサ4は、器具本体2内部の点灯装置を構成する回路基板5に設けられており、小開口3越しに形成される検知範囲S2における照度レベルを計測し、その出力を上記点灯装置の制御部に送信し、照明器具1の光源の明るさをその照度レベルに応じて制御させる。なお、この制御部は照度レベルが低ければ光源の明るさを明るくし、照度レベルが高ければ光源の明るさを暗くするように照明器具1を調光制御し、所定の取付環境で例えば机上面や床面等の照度を略一定にするように動作させるようになっている。 【0026】遮光片61は、小開口3を挟んで設けられた凹所21の略長方形状の、小開口3部分を除く一方の側部分を覆う大きさをもった四角状の、所定厚さ寸法の板材にて形成されている。この遮光片61は、図3に示すように、小開口3に沿って、例えば小ドライバの先端を当ててスライドさせ易いようにする小凹所61aと、そのスライド量を目視にて確認し易いようにする目印線61bとが設けられており、照度センサ4の検知範囲S2を照度レベルの制御状態を確認しつつ容易に調節することができる。 【0027】フィルタ8は、図2(a)に示すような略透明で長方形状の板材で、その中心の、小開口3から器具本体2内部に入射する光量を制限させる略円形状の透過部8a以外に、シルク印刷等によるマスキング処理が施されて形成されている。この透過部8aの大きさは、照度センサ4の受光感度や光源の明るさによって適宜設定することができる。このフィルタ8は、同図(b)に示す如く、小開口3越しにその透過部8aが露出するよう上記装着溝に装着される。なお、本発明においては、このフィルタ8の無いものも含むことは言うまでもない。 【0028】上記の照明器具1においては、その取付環境に応じて、フィルタ8の透過部8aの大きさや、そのフィルタ8の材料の透過率を変化させて照度センサ4をその頂点とする略円錐状をもった検知範囲S2内の照度を計測する計測部を構成させる。そして、その計測部による照度レベルに応じて照明器具1の光源の明るさが制御される。このとき、上記計測部の検知感度を低下させて、より明るく照明を行うときには、図3に示すように、遮光手段6となる遮光片61をスライドさせ、器具本体2の外面に設けられた小開口3の検知開口面積S1を変化させることができる。 【0029】また、照明器具1を設置した以降にその周辺のレイアウト変更があって、照明器具1の取付環境が変化すれば、照度センサの検知範囲が再調節させてその変化に容易に対応することができるようにされている。このとき、器具本体2の外面に設けられた小開口3に沿ってスライド可能な遮光片61をスライドさせて、簡略な構成で照度センサ4の検知範囲S2を容易に再調節できるようにされている。 【0030】したがって、以上説明した照明器具によると、器具本体2の外面に設けられた小開口3の検知開口面積S1を変化させる遮光手段6にて、照度センサ4の検知範囲S2が再調節自在とされてその光源の明るさが制御されるので、特別な遮光部材の保管が不要で容易に照度センサの検知範囲や検知感度を調節させ光源の明るさ制御をさせることができる。そして、器具本体2の外面に設けられた小開口3に沿ってスライド可能な遮光片61をスライドさせて、照度センサ4の検知範囲が再調節されるので、簡略な構成で実現できてコストアップが少ないという効果を奏する。 【0031】なお、この発明は、上記の構成以外に、図4(a)に示すように、上記遮光片61を、前記小開口3を挟んで両側に配設することも好ましい。このように構成することにより、小開口3を挟んでその両側に配設された遮光片61,61をスライドさせて、同図(b)に示すように照度センサ4の検知範囲を調節することができる。すなわち、b−1によるものは、小開口3の一方の側に所望の大きさの検知開口面積S1をもって検知開口が形成され、小開口3とそれに臨んで器具本体2内に配設された照度センサ4との相対位置を水平方向に変化させて検知範囲S2をずらした位置に形成でき、また、b−3によるものは、小開口3の他方の側に所望の大きさの検知開口面積S1をもって検知開口が形成され、小開口3とそれに臨んで器具本体2内に配設された照度センサ4との相対位置を水平方向の上記と反対側に変化させて検知範囲S2をずらした位置に形成でき、さらに、b−2によるものは、小開口3とそれに臨んで器具本体2内に配設された照度センサ4とを結ぶ真下に小さめの検知範囲S2を形成できて、前述の実施例のもののように、検知範囲S2をより小さくしたときに、小開口3とそれに臨んで器具本体2内に配設された照度センサ4との相対位置が水平方向の一方向にずれることが無い。したがって、使い勝手は良好である。 【0032】[第2の実施の形態]図5は、第2の実施の形態の照明器具の遮光手段を示す説明図である。図6は、同照明器具の遮光手段の概略構成を示す、小開口を下方から見た状態の斜視図である。図7は、同照明器具の他実施例の遮光手段を示す説明図である。 【0033】この実施の形態の照明器具は、遮光手段の構成のみが第1の実施の形態と異なるもので、他の構成部材は第1の実施の形態のものと同一で、該実施の形態の照明器具1は、前記遮光手段6を前端開口の遮光筒62とし、前記小開口3に、同遮光筒62が前記照度センサ4から離れる方向に移動自在となるよう装着させている。 【0034】この照明器具1の器具本体2の、合成樹脂部材にて形成された一端側下面には、図5、6に示す如く、その内側に向け突出する突片31,31をもった略円形の小開口3が設けられている。 【0035】このものの遮光手段6となる遮光筒62は、その前端の開口62aの両側に、上記突片31,31に係合する、小開口3の前後方向の位置決め窓62cをもった、後方に突出する位置決め片62bを有している。そして、抜け止め用突起62dが小開口3の周縁に当たるまで、照度センサ4から離れる方向に移動し、図5に示すように、遮光筒62が照度センサ4から離れるにしたがって検知範囲S2を小さいS2’に変化させるようになっている。 【0036】すなわち、小開口3に装着された遮光筒62は、照度センサ4から離れる方向に移動されて突片31,31を位置決め窓62cに係合させ、小開口3の検知開口面積を変化させて照度センサ4の検知範囲を再調節することが可能となる。 【0037】したがって、以上説明した照明器具1によると、器具本体2の外面に設けられた小開口3に装着された、前端開口の遮光筒62が前記照度センサ4から離れる方向に移動されて小開口3の相対的な検知開口面積が変化されて照度センサ4の検知範囲S2が再調節されるので、特別な遮光部材の保管が不要で容易に照度センサ4の検知範囲S2を調節させ光源の明るさ制御をさせることができる。 【0038】なお、この発明は、上記の構成以外に、図7に示すように、前記小開口3に器具本体2の内方へ向けて雌ねじ部23を一体形成し、上記遮光手段を、その雌ねじ部23へ螺合させる遮光筒63とすることも好ましい。このものは、簡単な構成で、且つ無段階に検知範囲S2を変化させることができて使い勝手がより良好なものとなる。 【0039】[第3の実施の形態]図8は、第3の実施の形態の照明器具の遮光手段を示す説明図で、(a)は揺動片を上方から見た状態、(b)は揺動片を側方から見た概略構成を示す。図9は、同照明器具の遮光手段の概略構成を示す、小開口を上方から見た状態の分解斜視図である。図10は、同照明器具の揺動片の枢支部を示す説明図である。 【0040】この実施の形態の照明器具は、遮光手段の構成のみが第1の実施の形態と異なるもので、他の構成部材は第1の実施の形態のものと同一で、該実施の形態の照明器具1は、前記遮光手段6を、前記照度センサ4から離れる方向に拡開する第2の小開口64aをその略中心にもった揺動片64とし、前記小開口3に、同揺動片64が揺動自在となるよう装着させている。 【0041】この照明器具1の器具本体2の、合成樹脂部材にて形成された一端側下面には、図8、9に示す如く略円形の小開口3が設けられており、この小開口3を挟んで両側に、後述する揺動片64を摺動させ揺動ガイドとなるガイド片24が、対向させて内側に弧状に延設されている。また、このガイド片24,24との直交位置となる小開口3周縁には、その揺動片64を枢支させる枢支溝25が対向位置にそれぞれ設けられている。なお、ガイド片24の摺動面にはすじ状の凹凸が形成されており、揺動片64を確実に位置固定させるようになっている。 【0042】このものの遮光手段6となる揺動片64は、第2の小開口64aの周壁となる弧状面に、上記枢支溝25に軸支される揺動軸64bが外向きに形成され、また、この揺動軸64bの直交位置となる周壁外面には、上記ガイド片のすじ状の凹凸と係合する小突起64cが対向位置にそれぞれ設けられて、揺動片64を確実に位置固定させるようになっている。また、上記の枢支溝25には、図10に示すように、その両側壁に、上方から装着された揺動軸64bの抜け止め用突起25aがそれぞれ設けられている。そして、図8(b)に示すように、揺動片64が揺動されて、その略中心の、小開口3に臨んで器具本体2内に配設された照度センサ4から離れる方向に拡開する第2の小開口62aが該小開口3の検知開口位置を変化させて照度センサ4の検知範囲S2がS2’となるよう再調節されるのである。 【0043】したがって、以上説明した照明器具1によると、揺動自在となるよう、器具本体2の外面に設けられた小開口3に装着された、該小開口3に臨んで器具本体2内に配設された照度センサ4から離れる方向に拡開する第2の小開口64aをその略中心にもった揺動片64を揺動させて、小開口3の検知開口位置が変化され、照度センサ4の検知範囲S2が再調節されるので、特別な遮光部材の保管が不要で容易に照度センサ4の検知範囲を調節させ光源の明るさ制御をさせることができる。 【0044】[第4の実施の形態]図11は、第4の実施の形態の照明器具の遮光手段を示す説明図である。図12は、同照明器具の遮光手段の概略構成を示す、小開口を上方から見た状態の分解斜視図である。図13は、同照明器具の遮光手段を示す説明図である。 【0045】この実施の形態の照明器具は、遮光手段の構成のみが第1の実施の形態と異なるもので、他の構成部材は第1の実施の形態のものと同一で、該実施の形態の照明器具1は、前記遮光手段6を、前記小開口3と同等、若しくはそれ以下の大きさをもった移動開口を1又は複数有する移動片65とし、前記小開口3に沿って同移動片65がスライド可能となるよう装着させている。 【0046】この照明器具1の器具本体2の、合成樹脂部材にて形成された一端側下面には、図11、12に示す如く略円形の小開口3が設けられて、この小開口3を挟んで両側にわたる、所定長さの略長方形状の凹所21が設けられている。この場合、凹所21の長手方向の両側壁には、後述する移動片65を確実に位置固定させるすじ状の凹凸26が形成されている。なお、前述のフィルタ8を装着する装着溝は、この場合、省略されており、また遮光手段となる、後述する板状の移動片65を小開口3に沿ってスライドさせるときの位置決め用の横向き小突起22が略中央位置に設けられおり、図11に示すように、移動片65の浮き上がり防止を行い、円滑に移動させるようになっている。 【0047】このものの遮光手段6となる移動片65は、上記凹所21の略長方形状より短い長手方向長さをもった、長方形状の、所定厚さ寸法の板状成形体にて形成されている。この移動片65は、その長手方向に沿って小開口3より僅かに小さい大きさの移動開口65a、この移動開口65aの両側にそれより順に小さい内径をもった移動開口65b,65cを有し、また、4隅に上記凹所21のすじ状の凹凸26と係合する小突起65dがそれぞれ設けられて、スライド可能で且つ移動片65を確実に位置固定できるようになっている。そして、移動片65がスライドされて、図13に示すように、該移動片65にて小開口3がマスキングされ、小開口3と同等、若しくはそれ以下の大きさをもった移動開口65a,65b,65cが、部分的あるいは全体が小開口3に臨んで、器具本体2内に配設された照度センサ4の検知開口面積S1を変化させて照度センサ4の検知範囲が再調節されるのである。 【0048】したがって、以上説明した照明器具1によると、器具本体2の外面に設けられた小開口3に沿ってスライド可能な、該小開口3と同等、若しくはそれ以下の大きさをもった移動開口65a,65b,65cを有する移動片65をスライドさせて、照度センサ4の検知範囲が再調節されるので、特別な遮光部材の保管が不要で容易に照度センサ4の検知範囲を調節させ光源の明るさ制御をさせることができる。 【0049】[第5の実施の形態]図14は、第5の実施の形態の照明器具の遮光手段を示す説明図である。図15は、同照明器具の遮光手段の概略構成を示す、小開口を上方から見た状態の分解斜視図である。図16は、同照明器具の遮光手段を示す説明図である。 【0050】この実施の形態の照明器具は、遮光手段の構成のみが第1の実施の形態と異なるもので、他の構成部材は第1の実施の形態のものと同一で、該実施の形態の照明器具は、光源の明るさを、器具本体2の外面に設けられた小開口7に臨んで器具本体2内に配設された照度センサ4の検知結果に基づいて制御させる照明器具1であって、前記小開口7以下の大きさをもった第2の小開口66aを有して該小開口7面に沿ってスライド可能な移動片66を設けて前記照度センサ4の検知範囲を調節させている。 【0051】この照明器具1の器具本体2の、合成樹脂部材にて形成された一端側下面には、図14、15に示す如く略長方形状の小開口7が設けられて、この小開口7を挟んで両側にわたる、所定長さの略長方形状の凹所21が設けられている。この場合、凹所21の長手方向の両側壁には、後述する移動片66を確実に位置固定させるすじ状の凹凸26が形成されている。 【0052】このものの遮光手段6となる移動片66は、上記の小開口7より長く且つ、凹所21の略長方形状より短い長手方向長さをもった、長方形状の、所定厚さ寸法の板状成形体にて形成されている。この移動片66は、その長手方向に沿って小開口7より小さい略円形状の第2の小開口66aを略中心位置に有し、また、4隅に上記凹所21のすじ状の凹凸26と係合する小突起66bがそれぞれ設けられて、スライド可能で且つ移動片66を確実に位置固定させることができるようになっている。そして、移動片66がスライドされて、図16に示すように、該移動片66にて小開口7がの開放位置が第2の小開口66aによって移動され、器具本体2内に配設された照度センサ4との相対位置を変化させ同照度センサ4の検知範囲S2をS2’となるよう調節あるいは再調節されるのである。 【0053】したがって、以上説明した照明器具1によると、器具本体2の外面に設けられた小開口7以下の大きさをもった第2の小開口66aを有する移動片66を該小開口7面に沿ってスライドさせて照度センサ4の検知範囲S2が再調節されるので、特別な遮光部材の保管が不要で容易に照度センサ4の検知範囲を調節させ光源の明るさ制御をさせることができる。 【0054】 【発明の効果】本発明は、上述の実施態様の如く実施されて、請求項1、4乃至7記載の照明器具にあっては、特別な遮光部材の保管が不要で容易に照度センサの検知範囲や検知感度を調節させ光源の明るさ制御をさせることができる。 【0055】また、請求項2記載の照明器具にあっては、器具本体の外面に設けられた小開口に沿ってスライド可能な遮光片をスライドさせて、照度センサの検知範囲が再調節されるので、簡略な構成で実現できてコストアップが少ないという効果を奏する。 【0056】また、請求項3記載の照明器具にあっては、器具本体の外面に設けられた小開口を挟んでその両側に配設された遮光片をスライドさせて照度センサの検知範囲が再調節されるので、使い勝手は良好である。 【0057】
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年2月29日(2000.2.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111556 【弁理士】 【氏名又は名称】安藤 淳二 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−243828(P2001−243828A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月7日(2001.9.7) |
| 【出願番号】 |
特願2000−53495(P2000−53495) |
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