| 【発明の名称】 |
照明装置及び天井造作材 |
| 【発明者】 |
【氏名】中山 誠
【氏名】石原 百合子
【氏名】横山 勝美
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| 【要約】 |
【課題】照明具本体の周囲の天井領域の見映えを向上する。
【解決手段】天井Pに設けた開口部Oに取り付けられかつ下方を照明する光源4を具えた照明具本体2と、リング状をなしかつ内周部3aを前記照明具本体2と天井Pの下面Paとの間で挟まれる天井造作材3とを有する。また天井造作材Pは、照明具本体2の廻りに沿って天井Pの下面Paを覆う縁飾り部3bを具えることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】天井に設けた開口部に取り付けられかつ下方を照明する光源を具えた照明具本体と、リング状をなしかつ内周部を前記照明具本体と前記天井の下面との間で挟まれる天井造作材とを有し、かつ前記天井造作材は前記照明具本体の廻りに沿って天井の下面を覆う縁飾り部を具えることを特徴とする照明装置。 【請求項2】前記照明具本体は、前記開口部に下方から埋め込まれる筒部の下端に天井の下面で係止しかつ前記天井造作材の内周部を天井との間で挟むフランジ部を設けた基枠と、この基枠から天井の下面よりも下方にのびる取付金具を介して取り付けされたカバー部とを含むとともに、前記縁飾り部は、前記光源点灯時に天井に写る前記取付金具の影を含んだ天井領域を覆うことを特徴とする請求項1記載の照明装置。 【請求項3】前記天井造作材は、天井と壁との間の回り縁、ドア、窓枠又は柱と同一の化粧仕上げを施してなる請求項1又は2記載の照明装置。 【請求項4】リング状をなしかつ天井に取り付けられた光源を有する照明具本体と前記天井の下面との間で挟まれる内周部と、前記照明具本体の廻りに沿って天井の下面を覆う縁飾り部とを有することを特徴とする天井造作材。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、天井に設けた開口部に取付けされて下方を照明する照明装置及びそれに好適に使用しうる天井造作材に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に家屋の玄関、廊下などの天井には、いわゆるダウンライトなどど称される下方を照明するための照明装置が設けられている。例えば図5、図6に示すように、照明装置aは、天井pに設けた開口部oに取り付けられかつ光源bを具えた照明具本体cから構成される。また、この照明具本体cは、例えば前記開口部oに下方から埋め込まれる筒状の基枠dと、この基枠dから天井pの下面よりも下方にのびる取付金具fを介して取り付けされた傘状のカバー部eなど含むことがある。 【0003】ところで、天井pは、天井板の下面側にクロスなどを貼設して形成されるが、天井板の表面が完全に平滑化されていなかったり、またクロスの貼付け時に気泡などが介在している場合などには、天井pの下面に微細な凹凸部が形成されることがある。しかしながら、このような凹凸部は、前記照明装置aから天井pの下面に照射される光によって、該天井pの下面に凹凸部の陰影を作り出し、前記凹凸部を目立たせるなど天井pの見栄えを損ねるという問題がある。 【0004】また、前記取付金具fを用いてカバーeを設けた照明装置aにあっては、図5に示す如く、天井pの下面に放射状に伸びる取付金具fの影gが写し出されることがあり、さらに天井の見栄えを損ねるなどの問題もある。 【0005】本発明は、以上のような問題に鑑み案出されたもので、光源を有する照明具本体と、天井の下面との間で挟まれるリング状の天井造作材とを有しかつこの天井造作材に前記照明具本体の廻りに沿って天井の下面を覆う縁飾り部を設けることを基本として、照明具本体の天井領域の見栄えを向上しうる照明装置を提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記載の発明は、天井に設けた開口部に取り付けられかつ下方を照明する光源を具えた照明具本体と、リング状をなしかつ内周部を前記照明具本体と前記天井の下面との間で挟まれる天井造作材とを有し、かつ前記天井造作材は前記照明具本体の廻りに沿って天井の下面を覆う縁飾り部を具えることを特徴とする照明装置である。 【0007】また請求項2記載の発明は、前記照明具本体は、前記開口部に下方から埋め込まれる筒部の下端に天井の下面で係止しかつ前記天井造作材の内周部を天井との間で挟むフランジ部を設けた基枠と、この基枠から天井の下面よりも下方にのびる取付金具を介して取り付けされたカバー部とを含むとともに、前記縁飾り部は、前記光源点灯時に天井に写る前記取付金具の影を含んだ天井領域を覆うことを特徴とする請求項1記載の照明装置である。 【0008】また請求項3記載の発明は、前記造作材は、天井と壁との間の回り縁、ドア、窓枠又は柱と同一の化粧仕上げを施してなる請求項1又は2記載の照明装置である。 【0009】また請求項4記載の発明は、リング状をなしかつ天井に取り付けられた光源を有する照明具本体と前記天井の下面との間で挟まれる内周部と、前記照明具本体の廻りに沿って天井の下面を覆う縁飾り部とを有することを特徴とする天井造作材である。 【0010】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。図1は本実施形態の照明装置1の分解斜視図、図2にはその取付状態の断面図を示している。図1に示すように、照明装置1は、天井Pに設けた開口部Oに取り付けられかつ下方を照明しうる照明具本体2と、リング状をなしかつ前記照明具本体2と前記天井Pの下面Paとの間で挟まれる天井造作材3とを具える。 【0011】図2に示すように、前記照明具本体2は、例えば基枠5と、この基枠5から天井Pの下面Paよりも下方にのびる取付金具7を介して取り付けされたカバー部6とを含むものが例示される。前記基枠5は、前記開口部Oに下方から埋め込まれる筒部5aの下端に天井Pの下面Paにて係止するフランジ部5bを設けている。なお本例ではフランジ部5bはリング状に連続するものが例示されるが適宜途切れるものであっても良い。 【0012】また前記筒部5aは、本例では下方が解放された略コップ状をなすとともに、その上端部13の内面13aに、取付片14を介して光源4が装着されるソケット部15を固着している。なお光源4には、白熱球、蛍光灯など各種のランプが採用できる。また前記取付片14には、前記ソケット部15の外周に沿って下方にのびるブラケット16を固着するとともに、このブラケット16には光源4の周囲の光を効率よく下方向に反射しうる反射板11がビス等により取り付けされる。 【0013】また本例の筒部5aは、該筒部5aの例えば側面部に溝状の切欠き部17(図1に示す)が形成されるとともに、図示しない操作具により、この切欠き部17から筒部5aの内外を出入りしうる支持金具19を具えたものを例示している。従って、照明具本体2は、筒部5aを、天井Pに設けた開口部Oに下方から挿入した後、前記支持金具19を筒部5aから外方に張り出させ、図2の如く該支持金具19を天井Pの上面Pbに係止させることによって照明具本体2を天井Pで抜け止めしうる。なお、照明具本体2の取付は、このような方法に限定されることなく種々の方法で取り付けしうる。 【0014】さらに前記カバ−部6は、透光性を有する例えば白色の樹脂等から形成され、開口6aを有しかつ前記光源4の周囲を覆うカバー本体6bと、このカバー本体6bの外周縁に前記光源4側に折り返した折り返し部6cとを有している。また前記取付金具7は、本例では上端部が前記反射板11にビス止めされかつ下端部が前記天井Pの下面Paよりも下方にのびる可撓性を有した板バネ状に形成されている。また前記取付金具7の下端部には、前記カバー部6の折返し部6cに係止してカバー部6を保持しうる係止部7aが形成される。このため、前記取付金具7の下端部を弾性変形させることによって係止部7aと、前記カバー部6の折返し部6cとを係止し、また離脱できるため脱着性を高めうる。なおカバー部6と取付金具7とはビス止め等により固着しても勿論良い。 【0015】また天井造作材3は、本実施形態では照明具本体2の前記フランジ部5bと前記天井Pの下面Paとの間で挟まれる内周部3aと、この内周部3aよりも外側に位置して前記照明具本体2の廻りに沿って天井Pの下面Paを覆う縁飾り部3bとを具え、例えば樹脂や木質材などから形成される。また天井造作材3は、天井Pの下面Paを向く内面Iに、内周縁、外周縁に沿って前記内面Iから突出する環状の第1のリブL1と第2のリブL2とを具えている。これにより、前記天井Pの下面Paと天井造作材3との間に環状に連続する空所Kが形成される。このような空所Kを設けたときには、例えば照明具本体2の熱が天井Pの下面Paに伝達し難くなり、クロスの熱により焦げジミ等を抑制しうる点で好ましい。また前記縁飾り部3bは、本例では下向きに凸となる滑らかな曲面にて形成されている。 【0016】このような天井造作材3は、前記内周部3aを具えることにより、前記照明具本体2の設置に際して容易に天井Pの下面Paへと装着できる。また天井造作材3は、縁飾り部3bを具えることにより、前記照明具本体2の周囲の天井領域が直接、光に照らされることを防止できる。すなわち前記天井Pの下面Paに仕上げ等によるやむを得ない凹凸部などが形成されている場合、該領域を直接照らすと、前記凹凸部が影を伴いより一層強調され天井Pの下面Paの見映えを著しく損ねるおそれがあるが、本例によれば、照明具本体2の回りの天井下面Pを前記縁飾り部3bによって目隠しでき、天井Pの見栄えを損ねるのを防止しうる。 【0017】ここで前記縁飾り部3bの半径方向の巾A(図2に示す)は、必要に応じて適宜定めうるが、例えば30mm以上、より好ましくは40mm以上とすることによって、照明具本体2の周囲をより広範囲に目隠しでき、前記見映えをさらに向上しうる点で好ましい。また本例のように照明具本体2がカバー部6を取り付ける前記取付金具7を具える場合、図5に示したように光源4の点灯時に前記取付金具7の影gが天井Pの下面Paに写ってしまうことがある。そこで、例えばこのような場合には、前記縁飾り部3bの半径方向の巾Aを、前記影gを含む範囲、すなわち、前記影gの実質的な放射方向の長さよりも大とすることが望ましい。これにより、前記縁飾り部3bは、前記光源4の点灯時に天井Pに写る前記取付金具7の影を含んだ天井領域を覆うため、該影が直接天井Pの下面Paに写し出されるのを防止して下方から視認させ難くできる。 【0018】また前記縁飾り部3bには、各種の模様、着色などを施すことが好ましいが、暗色系統の色で化粧を施したときには、前記影をより一層目立ちにくくするのに役立ち、さらに天井Pの見栄えを向上しうる。図3には、このような照明装置1を玄関付近の廊下の天井Pに配した配置例を示している。本例では、天井造作材3を、天井Pと壁Wとの境界に配された回り縁20と同一の化粧仕上げ、本例では木質調に仕上げたものが例示される。このように前記天井造作材3に、例えば回り縁20と同一の化粧仕上げを施すことにより、家屋内部を統一感のある意匠にまとめることができる、快適な空間の提供が可能となる。なお天井造作材3は、回り縁20のみならず、例えば、ドアD、窓枠又は柱(ともに図示せず)などの建築材と同一の化粧仕上げを施すことにより、同様の作用効果を奏しうる。 【0019】図4(a)〜(c)には、本発明の他の実施の形態として、照明装置1を下方から見た略図を示している。本実施形態の天井造作材3の「リング状」には、図4(a)のように外周が略楕円状をなすもの、図4(b)のように外周がコーナを丸めた略四角形状をなすもの、さらには図4(c)のように、並べて配された複数個(本例では2個)の照明具本体2により、天井Pとの間に挟まれるように設置された2つの内周部を有する長円状のものが含まれる。 【0020】以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限られず、例えば前記照明具本体2にカバ−部6を有しない照明装置1であっても良い。また前記天井造作材3の形状は、例示の形状に限定されることなく、例えば三角形状や台形状など家屋の内装に応じて適宜変形することができ、また居住者の好みに応じた形状等を適宜選択することもできる。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発明では、照明具本体の廻りに沿って天井の下面を覆う縁飾り部を有する天井造作材を設けているため、前記天井の下面の領域が直接光に照らされることを防止できる。特に、前記天井領域に仕上げ等による凹凸部などが形成されている場合、該領域を直接照らすと、前記凹凸部が影を伴いより一層強調され天井下面の見栄えを著しく損ねるおそれがあるが、本発明によれば、照明具本体の回りの天井下面を前記縁飾り部によって目隠しでき、天井の見栄えを損ねるのを防止しうる。また、天井造作材は、リング状をなしかつ内周部を照明具本体と前記天井の下面との間で挟まれて保持されるため、容易に天井の下面に装着しうる。 【0022】また請求項2記載の発明は、カバーを取り付けている取付金具の影が、光源点灯時に天井に写ってしまうことがあるが、前記縁飾り部が、前記取付金具の影を含んだ天井領域を覆うことによって、このような影が直接天井に写し出されるのを極力防止でき、例えば縁飾り部に各種の模様を施し、また暗色を施したときには、前記影をより一層目立ちにくくし、天井の見栄えをさらに向上する。 【0023】また請求項3記載の発明は、前記天井造作材は、天井と壁との間の回り縁、ドア、窓枠又は柱と同一の化粧仕上げを施すことにより、家屋内部を統一感のある意匠にてまとめることができ、快適な空間の提供が可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004673 【氏名又は名称】ナショナル住宅産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年10月1日(1999.10.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082968 【弁理士】 【氏名又は名称】苗村 正 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−101919(P2001−101919A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月13日(2001.4.13) |
| 【出願番号】 |
特願平11−281855 |
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