| 【発明の名称】 |
医療用照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】藤井 由子
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| 【要約】 |
【課題】患者等に対する光刺激の強化を伴うことなく間接照明のための光量を増加できるとともに、コンソールパネルの前面部での各種操作ユニットの操作がし易い医療用照明装置を得ることにある。
【解決手段】病室の壁面Aに取付けられる横長な本体2に各種の操作ユニット6を取付ける。各操作ユニット6の操作部6aを個別に露出させる複数の開口が開けられた前面部8aを有するコンソールパネル8を本体2に取付け、このパネルの上方にランプ9を横置き姿勢で本体に取付ける。ランプ9を覆ったランプカバー10は、前面部8aの上側でこの前面部に対して前方にせり出して前面部を照明する半透明なボトムカバー部10aと、ランプ9の上方に設けられて間接照明の光量を得る透明なトップカバー部10bと、両カバー部10a、10bにわたりランプ9の前方に位置して眩しさを軽減する半透明なフロントカバー部10cとを有する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】ユニット取付け部を有し、かつ、壁面に取付けられる横長な本体と、前記ユニット取付け部に取付けられる各種の操作ユニットと、複数の開口が開けられた前面部を有し、前記各開口に前記各操作ユニットの操作部を個別に露出させて前記本体に取付けられたコンソールパネルと、このコンソールパネルの上方に位置して前記本体に横置き姿勢で取付けられたランプと、前記前面部の上側においてこの前面部に対し前方にせり出して設けられる半透明なボトムカバー部、前記ランプの上方に設けられる透明なトップカバー部、及びこれら両カバー部にわたって設けられて前記ランプの前方に位置される半透明なフロントカバー部を有して、前記ランプを覆って設けられたランプカバーと、を具備した医療用照明装置。 【請求項2】前記コンソールパネルが、斜め上後方に向けて斜状に延出し前記ランプから下向きに出射された光を前記ボトムカバー部に反射させる上面部を有していることを特徴とする請求項1に記載の医療用照明装置。 【請求項3】前記フロントカバー部がその下端側程後退していることを特徴とする請求項1又は2に記載の医療用照明装置。 【請求項4】前記上面部の後端縁が前記コンソールパネルの長手方向に真っ直ぐ延びる直線状をなしており、この後端縁と前記本体の上部との間に隙間を設けて、この隙間に前記コンソールパネルの裏側と前記ランプカバーの裏側とにわたる部材を通したことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の医療用照明装置。 【請求項5】前記ランプカバーが合成樹脂製であって、そのボトムカバー部に下向きに突出する突条を設けるとともに、この突条と同程度の溝幅でかつ上方に開放する溝条を前記コンソールパネルに設け、この溝条に前記突条を嵌合したことを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の医療用照明装置。 【請求項6】前記本体の上縁と前記トップカバー部の後縁とを非連続とし、これらの間にランプカバーの内外を連通する連通間隙を設けたことを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の医療用照明装置。 【請求項7】前記ランプにU字状に折り曲げられたバルブを有する片口金型蛍光ランプを使用し、このランプを前記バルブの互いに平行な管路部分が前後方向に並ぶ横置き姿勢に配置したことを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の医療用照明装置。 【請求項8】前記ランプの上方、前方、及び下方のうち、少なくとも前記前方を覆う減光部材を、前記ランプと前記ランプカバーとの間に配置して前記本体の上部に着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の医療用照明装置。 【請求項9】前記ユニット取付け部が、前記前面部の裏面に近接するように突出し、かつ、その先端部間に跨って前記各操作ユニットがねじ止めされる横長な上下一対のユニット取付け座板からなり、上側ユニット取付け部と前記ランプとの間に、ランプに対して前記上側ユニット取付け部を覆い隠すように前記上面部を配置したことを特徴とする請求項2〜8のうちのいずれか1項に記載の医療用照明装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、病室等の枕元上方の壁面に取付けて使用される医療用照明装置に関する。 【0002】 【従来の技術】医療用照明装置の中には、その本体の上部に病室に対する間接照明用のランプを横置き姿勢で取付けたものが提供されているが、この種のものであっても、例えばコンセント、アース端子、電源スイッチ、ナースコール、テレビ端子等の操作部をサポート金具に取付けてなる各種の操作ユニットを備えている。そして、一般的に、本体の前面には複数の開口が開けられた垂直状の前面部を有したコンソールパネルが取付けられ、その開口に個別に露出された前記各ユニットの操作部は患者等により自由に操作されるように構成されている。 【0003】ところで、前記ランプは本体の上部に配置されて、その上方及び前方のうち少なくとも上方はランプカバーで覆われている。そして、ランプカバーがランプの前方を覆う場合においても、そのランプ前方に位置されるフロントカバー部は、前記コンソールパネルの前面部と面一に連なるように設けられている。又、ランプカバーは、乳白色等の半透明な合成樹脂で全体を形成されていて、それにより、前記フロントカバー部を透過した照明光が眩し過ぎることを抑制し、室内にいる患者等に対する光刺激を軽減している。又、このようなランプカバーに代えて、ランプの上方から覆った部分が透明で、ランプの前方を覆った部分が遮光性を有したランプカバーも使用されている。 【0004】しかし、前記のようにランプカバー全体を半透明とした構成では、このカバーを上方へ透過する光量が少なく、そのため、この医療用照明装置で病室を間接照明するには、光量が不足気味である。なお、ランプに高輝度のものを使用すれば、ある程度間接照明の光量を増やすことはできるが、その反面で前記フロントカバー部の透過光量も増えて患者等への光刺激が強められる。したがって、こうした光刺激の強化を伴うことなく間接照明の光量不足気味を補うことが望まれている。 【0005】又、ランプの上方だけに光を透過させる構成のランプカバー、又はランプカバーがランプの上方だけを覆った構成、及び半透明のフロントカバー部を有し、このカバー部がコンソールパネルの前面部と面一である構成では、コンソールパネルの前面部を照明することができない。そのため、間接照明下において前記前面部に露出している各種操作ユニットの操作部が見ずらく、よって、その操作がしずらい。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようとする課題は、患者等に対する光刺激の強化を伴うことなく間接照明のための光量を増加できるとともに、コンソールパネルの前面部での各種操作ユニットの操作がし易い医療用照明装置を得ることにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために、請求項1の発明は、ユニット取付け部を有し、かつ、壁面に取付けられる横長な本体と、前記ユニット取付け部に取付けられる各種の操作ユニットと、複数の開口が開けられた前面部を有し、前記各開口に前記各操作ユニットの操作部を個別に露出させて前記本体に取付けられたコンソールパネルと、このコンソールパネルの上方に位置して前記本体に横置き姿勢で取付けられたランプと、前記前面部の上側においてこの前面部に対し前方にせり出して設けられる半透明なボトムカバー部、前記ランプの上方に設けられる透明なトップカバー部、及びこれら両カバー部にわたって設けられて前記ランプの前方に位置される半透明なフロントカバー部を有して、前記ランプを覆って設けられたランプカバーと、を具備したものである。 【0008】この発明及び以下の各発明において、ランプには直管型蛍光ランプ又は請求項7に記載する片口金型蛍光ランプを使用できるとともに、ランプカバーは合成樹脂製又はガラス製とすることができる。そして、この発明及び以下の各発明において、ボトムカバー部は、これとコンソールパネルの前面とがなす角度を略直角(直角前後)にするとよく、取分け、前記前面に対して略直角状にせり出して設けることは、前記前面とボトムカバー部とがなす角度が比較的大きな鈍角となる場合に比較して、ボトムカバー部を介して前面部に照明光をより波及させ易い点で好ましい。又、この発明及び以下の各発明において、操作ユニットには、スイッチ、コンセント、アース端子、ナースコール、テレビ端子、医療ガス取出し栓、空気吸引栓等の操作部をサポート金具に取付けてなる各種の操作ユニットが仕様に応じたものが用いられる。又、この発明及び以下の各発明において、コンソールパネルは、その前面部とそれ以外の部分とが分割されて適宜な連結手段により連結されていても、或いは分割されずに一体に形成されていてもよく、しかも、前面部についても複数のパネルに分割されていても、分割されずに一体に形成されていてもよい。 【0009】この請求項1の発明において、ランプから上向きに出射された光は、ランプカバーの透明なトップカバー部で殆ど減衰されることなく、このカバー部を上方に透過でき、それにより間接照明用の光量を多く確保できる。更に、ランプから前方に出射された光は、ランプカバーの半透明のフロントカバー部及びボトムカバー部においていずれも拡散されながら透過するので、この照明装置を前方から視認した時の眩しさを軽減できる。しかも、ボトムカバー部はコンソールパネルの前面部に対して前方にせり出していて、この部分では既述のように光が拡散されながら透過するので、前記前面部の上側に位置したボトムカバー部によって拡散された光を、前記前面部に波及させてこの前面部を照明できる。そのため、前面部に露出している各種操作ユニットの操作部が見やすくなる。 【0010】請求項2の発明は、前記コンソールパネルが、斜め上後方に向けて斜状に延出し前記ランプから下向きに出射された光を前記ボトムカバー部に反射させる上面部を有していることを特徴としている。 【0011】この発明において、コンソールパネルが有する斜状の上面部は、その上方から入射した光を斜め下向きに反射させ、それにより、反射光の一部をボトムカバー部に透過させる。そのため、ボトムカバー部で拡散される光量が増加して、コンソールパネルの前面部をより明るく照明することができる。しかも、前記上面部で反射された光の一部はフロントカバー部の下部側にも入射されるので、フロントカバー部の下部側が上部側よりもランプから離れている場合に、フロントカバー部全体の明るさのむらを少なくできる。 【0012】請求項3の発明は、前記フロントカバー部がその下端側程後退していることを特徴としている。 【0013】この発明において、ランプカバーはコンソールパネルの前面部に対して前方にせり出しているにも拘らず、そのフロントカバー部全体が同じような出幅でせり出すことなく、下端側程後退しているので、ランプカバー全体の前方への出っ張り感を目立たなくできる。 【0014】請求項4の発明は、前記上面部の後端縁が前記コンソールパネルの長手方向に真っ直ぐ延びる直線状をなしており、この後端縁と前記本体の上部との間に隙間を設けて、この隙間に前記コンソールパネルの裏側と前記ランプカバーの裏側とにわたる部材を通したことを特徴としている。 【0015】この発明においては、コンソールパネルの裏側と前記ランプカバーの裏側とにわたる部材(例えば電線やガス配管)を、コンソールパネルの上面部の後端縁と本体の上部との間に隙間を通すことができるので、前記部材を通すための切欠き溝や孔等を、コンソールパネルの上面部に加工する必要がない。又、コンソールパネルの裏側に配置される部品が発熱する場合には、前記隙間を通る空気の流れによって前記発熱部品の放熱性を向上できる。 【0016】請求項5の発明は、前記ランプカバーが合成樹脂製であって、そのボトムカバー部に下向きに突出する突条を設けるとともに、この突条と同程度の溝幅でかつ上方に開放する溝条を前記コンソールパネルに設け、この溝条に前記突条を嵌合したことを特徴としている。なお、この発明において、前記突条はコンソールパネルの前面部にねじ止めしてもしなくてもよい。 【0017】この発明においては、ランプカバーの取付けに際し、そのボトムカバー部の下向き突条をコンソールパネルの溝条に嵌入して支持できるので、ボトムカバー側をねじ止めすることなくランプカバーの取付けを行うことができる。しかも、突条が溝条で覆い隠されるので、この突条の先端縁がうねっていてもそれが視認されることがないとともに、ランプカバーのボトムカバー部全体に反りを生じていても、それを溝条によって矯正しつつランプカバーを取付けることができる。 【0018】請求項6の発明は、前記本体の上縁と前記トップカバー部の後縁とを非連続とし、これらの間にランプカバーの内外を連通する連通間隙を設けたことを特徴としている。 【0019】この発明においては、連通間隙に相当する分だけ、本体又はランプカバーの材料使用量を少なくできるとともに、この連通隙間を通る空気の流れによってランプカバーの裏側に配置されているランプの放熱性を向上できる。 【0020】請求項7の発明は、前記ランプにU字状に折り曲げられたバルブを有する片口金型蛍光ランプを使用し、このランプを前記バルブの互いに平行な管路部分が前後方向に並ぶ横置き姿勢に配置したことを特徴としている。 【0021】この発明においては、そのランプの種類と使用姿勢とにより、上下方向への出射光量の方を前方への出射光量よりも多くできるので、間接照明に使用される上方への光量、及びコンソールパネルの前面部を照明するボトムカバー部への光量も増やすことができる反面、フロントカバー部を照明する光量は増加しないので、ランプの輝度が高いにも拘らず眩しさを抑制できる。 【0022】請求項8の発明は、前記ランプの上方、前方、及び下方のうち、少なくとも前記前方を覆う減光部材を、前記ランプと前記ランプカバーとの間に配置して前記本体の上部に着脱可能に設けたことを特徴としている。この発明において減光部材には、例えば乳白色の拡散透光板やパンチングメタル等を用いることができるが、パンチングメタルを用いることはランプの熱により変形や変質しない点で優れている。 【0023】この発明においては、ランプカバーのフロントカバー部とランプとの間で減光部材により、ランプからフロントカバー部に入射しようとする光を減衰できるので、フロントカバー部の厚みを増すことなく、フロントカバー部を視認した際の眩しさを抑制できる。そして、減光部材は着脱可能であるので、その使用・不使用の選択により、フロントカバー部の明るさ加減を患者等の好みに合わせることができる。 【0024】請求項9の発明は、前記ユニット取付け部が、前記前面部の裏面に近接するように突出し、かつ、その先端部間に跨って前記各操作ユニットがねじ止めされる横長な上下一対のユニット取付け座板からなり、上側ユニット取付け部と前記ランプとの間に、ランプに対して前記上側ユニット取付け部を覆い隠すように前記上面部を配置したことを特徴としている。 【0025】この発明においては、前方に突出するユニット取付け座板の先端部に各種操作ユニットを取付けたことにより、前後方向の位置において各操作ユニットをランプに対して前側にずらして配置できるとともに、各操作ユニットの操作部が露出する開口を有したコンソールパネルの上面部で上側ユニット取付け部をランプに対して覆い隠すようにしたので、ランプからの光が前記開口に直接差込むことがないとともに、ランプから前記開口に至る経路が曲がっているので、開口からの光漏れを防止できる。 【0026】 【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。 【0027】この第1実施形態に係る医療用照明装置1は、病室等の枕元上方の壁面A(図4参照)に取付けて使用されるものであって、図3等に示されるように本体2と、各種の操作ユニット3〜7と、コンソールパネル8と、照明用のランプ9と、ランプカバー10と、左右一対の側板11と、パンチングメタル12と、読書用ランプ13と、ランプカバー14とを備えている。 【0028】金属製の本体2は、横長な平板からなる本体基板21の前面にねじ止めされた上下一対のユニット取付け座板22、23を有している。ユニット取付け部として使用される両ユニット取付け座板22は、いずれも本体基板21と同じく横長であり、互いに平行に設けられているとともに、その前端部(先端部)22a、23aは互いに向かい合うように折り曲げられている。これら先端部22a、23aの夫々には図5に示されるように所定間隔毎にねじ孔24が開けられているとともに、各ねじ孔24の近くに位置決め用のダボ25が前方に突出するように形成されている。 【0029】又、図3に示されるように本体基板21の長手方向両端には夫々側板連結用のブラケット26が取付けられているとともに、本体基板21の長手方向両端部寄りには、上下のユニット取付け座板22、23を間に置いてパネル取付け用のブラケット27が夫々取付けられている。更に、本体基板21には、上側ユニット取付け座板22より上方に位置して、一対のブラケット28と、これらブラケット28間に配置されるランプホルダ29とが夫々取付けられている。両ブラケット28は上方に突出した第1支持部28aと、前方に突出した第2支持部28bとを有している。一方のブラケット28にはランプソケット30が取付けられている。又、本体基板21には、下側ユニット取付け座板23の下方に位置して、相対向する一対のランプソケット31が取付けられている。 【0030】ランプソケット30は、後述のU字状蛍光ランプ9が備える口金部が着脱される片口金用のものである。このソケット30は、図3に示すように前記口金部を着脱するための開放面30aを有しており、この開口面30aを上に向けた姿勢で前記一方のブラケット28にねじ止めされている。一対のランプソケット30は、直管型蛍光ランプからなる前記読書用ランプ13を着脱可能に支持するものである。 【0031】なお、図3及び図4中33、34は端子台、35は放電灯用安定器、36はその他の電気機器であって、これらはいずれも上側ユニット取付け座板22の上方に位置して本体基板21に取付けられている。 【0032】前記操作ユニット3〜7のうち、操作ユニット3、4はいずれもアース付きのコンセントユニットであり、操作ユニット5は医療用のアース端子ユニットであり、操作ユニット6はランプ9、13を点灯・消灯するスイッチユニットであり、操作ユニット7はテレビ端子ユニットである。これらのユニット3〜7は、操作部としてのコンセント部3a,4a、同アース端子部を5a、同スイッチ部6a、同テレビ端子部7aを、サポート金具3a〜7aに個別に取付けて形成されている。サポート金具3b〜7bは、図6に示す金具7bで代表して示すように略四角枠状をなし、その長手方向両端部に小判形状の長孔37とねじ孔38とを夫々有しているとともに、長手方向両端部の左右両側に夫々凹み39a、39bを有している。 【0033】これら操作ユニット3〜7は、いずれも上下取付け座板22、23の先端部22a、23aにわたって跨設され、これら先端部22a、23aのねじ孔24に長孔38を通って前面側からねじ込まれたねじ40で固定されている。この固定にあたり、サポート金具7bで代表するようにサポート金具3b〜7bは、その幅方向一側の例えば凹み39aを前記ダボ25に押し当てることにより位置決めされ、この位置決め下においてねじ孔24へのねじ40のねじ込みが行われる。そのため、各操作ユニット3〜7を上下ユニット取付け座板22、23に固定する際に、これらユニット3〜7が自由にふらついて長孔37とねじ孔24との位置が合わなくなることが防止され、したがって、各操作ユニット3〜7を本体2に容易に取付けることができる。 【0034】前記コンソールパネル8は、図2〜図4に示すように垂直壁状の前面部8aと、この前面部8aの上縁に連結された上面部8bと、前面部8aの下縁に連結された下面部8cとから形成されている。これら3部材8a〜8cはいずれもアルミニュームの押出し型材からなり、その表面はコンソールパネル8として組立てた後に白色系塗料で塗装されている。前面部8aの上下両縁はいずれも裏面側に向けて断面L字状をなして折り曲げられており、又、上面部8bの下縁及び下面部8cの上縁は、いずれも前面部8aの上又は下の縁を包囲できる溝を作って曲げられており、上面部8bの下縁及び下面部8cの上縁の溝条に、前面部8aの上縁又は下縁を夫々端面方向から圧入気味にスライドさせながら差込むことによって、前記3部材8a〜8cはねじ部品などの固定部品を要することなく互いに連結されている。 【0035】以上のようにコンソールパネル8を3部品としたことにより、後述の開口45をコンソールパネル8にプレス型で打抜き加工する際に、前記3部品が一体成形されている場合に比較して、ワークとして断面形状が大きなパネル8全体を取り扱うことなく、平板状の前面部8aのみを取り扱えばよい。そのため、孔開け加工に要するパンチのストロークが小さくなり金型を小型にでき金型費が低減されるとともに、ワークの取扱いがよくなる等により、低コストで孔明けができる点で優れている。 【0036】コンソールパネル8の前面部8aには、前記各種ユニット3〜7に個別に対応して、その操作部3a〜7aを露出させるための矩形状の開口45が複数開けられているとともに、患者の名札が出し入れ可能に収容される名札入れ部15が設けられている。コンソールパネル8の上面部8bは、斜め後方に向けて斜状に延出して形成されているとともに、その後端縁8bfはコンソールパネル8の長手方向に真っ直ぐ伸びる直線状をなしており、切欠き溝等を有していない。この上面部8bの根元側、つまり、前記前面部8a側には溝条46が形成されている。この溝条46は上方に開放しているとともに、その溝幅はランプカバー10の後述する突条10dの厚みと同程度に定められている。 【0037】コンソールパネル8の下面部8cは、やや水平に近い角度で斜めに折り曲げられている。この下面部8cはその後端縁が前記壁面Aに当る程度に後方に延びているのに対して、上面部8bの後縁縁8bfは本体基板21の前側にこの基板21に接することなく位置されるような長さで後方に延びている。下面部8cにはその長手方向両端部を除いて切り欠かれ、この切り欠き部8co(図2参照)は前記ランプカバー14によって閉じられている。ランプカバー14は乳白色の合成樹脂板の両端部に補強板を取付けた構成であり、その補強板を通る図示しないねじを介して下面部8cに下側から着脱可能に取付けられるようになっている。このカバー14によって覆い隠される前記読書用ランプ13は、ランプカバー14を取外した状態で前記切り欠き部内に露出される前記ランプソケット31に着脱可能に支持される。このランプ13はコンソールパネル8の下方のみを照明する。 【0038】コンソールパネル8は、前記上下ユニット取付け座板22、23、端子台32、33、放電灯安定器34、電気機器35、及びブラケット27を覆い隠して本体2の前面に被されているとともに、その上面部8b及び下面部8cを通ってブラケット27にねじ込まれる図示しないねじを介して取外し可能に固定されている。この固定状態は図4に示されており、各開口45の夫々には対応する操作ユニット3〜7の操作部3a〜7a(コンセント部3a及び4a、アース端子部5a,スイッチ部6a、テレビ端子部7a)が、前側から操作できるように個別に露出されているとともに、上面部8bの後端縁8bfは本体基板21の上部との間に隙間G1を形成して配置されている。この隙間Gはコンソールパネル8の長手方向に連続しているとともに、そこには放電灯安定器35とランプソケット30とを接続する電線47が通されている。 【0039】このようにコンソールパネル8の上面部8bの後端縁8bfと本体2の上部との間に隙間G1を形成して、この隙間G1に、コンソールパネル8の裏側に配置された放電灯安定器35と後述のランプカバー10の裏側に配置されたランプソケット30とにわたる電線47を通したので、電線47を通すための切欠き溝や孔等を、上面部8bに加工する必要がない。そのため、コンソールパネル8の加工費用を低減でき、コストダウンを図ることができる。しかも、コンソールパネル8の裏側に配置された放電灯安定器35は、その使用時に発熱を伴うが、その放熱に伴い前記隙間G1を通る空気の流れを生起できるので、コンソールパネル8の裏側に熱がこもることが抑制されて、放電灯安定器35の放熱性を向上できる。 【0040】図3に示すように前記照明用のランプ9はU字状に折り曲げられた片口金片蛍光ランプである。このランプ9は、そのU字状をなすバルブ9aの互いに平行な管路9b部分が前後方向に並ぶ姿勢でランプソケット30に対して斜め上側から取外し可能に取付けられているとともに、その先端部側をランプホルダ29に対しその上方から着脱可能に嵌合して本体2の上端部に配置されているランプ9はその口金部9cを斜め下向きにした姿勢で、この口金部9cをランプソケット30に差込んでから、このソケット30を支点として水平となるように下方へ回動させることにより、口金部9cをランプソケット30にセットするとともに、バルブ9aをランプホルダ29に嵌合させて前記取付け姿勢に支持されるものである、又、この逆の手順を経てランプ交換の際等に取外すことができる。 【0041】図1、図3、図4等に示すようにランプ9を覆い隠して設けられる前記ランプカバー10は、半透明のボトムカバー部10a、透明なトップカバー部10b、半透明なフロントカバー部10cを有した合成樹脂の2色形成品である。ランプ9の斜め下前方を覆って設けられるボトムカバー部10aは、拡散透光性の乳白色をなしており、これはコンソールパネル8の前面部8aの上側において前方にせり出して設けられるとともに、その後縁には下向きに折り曲げられ突条10dが一体に形成されている。この突条10dを前記溝条46に嵌めることにより、ボトムカバー部10aは略直角状に前方に突出される。 【0042】トップカバー部10bはランプ9の上方を覆って設けられており、このカバー部10bを通って病室の天井方向に向けてランプ9から上向きに出射する光を殆ど減衰させることなく透過させるようになっている。なお、図1及び図3において、トップカバー部10bの領域の識別がより容易になるように、便宜的に前記領域については点線の平行斜線を付して示してある。このトップカバー部10bの後縁は、補強を兼ねて下方に僅かに曲げられており、前記壁面Aに接するようになっている。 【0043】ランプ9の前方を覆って設けられるフロントカバー部10cは、拡散透光性の乳白色をなしており、その上縁はトップカバー部10bに一体に連接され、下縁はボトムカバー部10aに一体に連接されている。このカバー部10cは、その下端側程壁面A側に後退するように湾曲されている。 【0044】このランプカバー10は、その突条10dをコンソールパネル8の溝条46に上方から差込み嵌合するとともに、トップカバー部10bを前記一対のブラケット28の上向きの第1支持部28a上に載せて、これら支持部28aにトップカバー部10bを上方から通ってねじ込まれるねじで連結することにより、ランプ9を覆って取付けられる。それにより、図4等に示されるようにランプカバー10は、そのボトムカバー部10aが前記前面部8aの上側においてこの前面部8aに対し前方にせり出すとともに、トップカバー部10bの後縁を壁面Aに接触させて配置される。この取付け状態では、壁面A側にはトップカバー部10bの後縁は前記本体基板21の上縁に対して非連続に配置され、これらの間にランプカバー10の内外を連通する連通間隙G2が形成されている。なお、本体基板21はその裏面に突出する複数のスペーサ突起を介して壁面Aから少し離れている。 【0045】したがって、連通隙間G2を通る空気の流れによってランプカバー10の裏側に配置されているランプ9の放熱性、及び、前記隙間G1を通る放電灯安定器34の冷却用の対流空気の外部への排出による放電灯安定器34の放熱性も向上できる。しかも、連通間隙G1に相当する分だけ、本体基板21又はランプカバー10の材料使用量を少なくでき、コストダウンに寄与できる。又、以上のように取付けられたランプカバー10は、コンソールパネル8の前面部8aに対して前方にせり出しているにも拘らず、そのフロントカバー部10b全体が同じような出幅でせり出すことなく、下端側程後退しているので、ランプカバー10全体の前方への出っ張り感を目立たなくできる。したがって、患者の枕元頭上に設置されたこの照明装置1が、患者に与える圧迫感を少なくできる点で優れている。しかし、本発明はフロントカバー部10b全体を同じような出幅でせり出す構成で実施することも可能である。 【0046】前記パンチングメタル12は、既述のU字状ランプ9の輝度が直管型蛍光ランプに比較して高いことに基づき、フロントカバー部10cの眩しさを必要に応じて減らすために、患者等の要請に応じてランプ9とランプカバー10の内面との間に設置される減光部材である。このメタル12は、例えば垂直片部12aと水平片部12bとを有して断面L字形状に折り曲げられており、その垂直片部12aを前記ブラケット28の前向きの第2支持部28bに前方から取外し可能にねじ止めすることによって取付けられている。パンチングメタル12の取付け状態は図4に示されており、ランプ9の前側及び下側を覆っており、それにより、フロントカバー部10c及びボトムカバー部10a側にランプ9から出射される光を減衰して、これらカバー部10c、10aの眩しさを低下させるようになっている。 【0047】このようにパンチングメタル12によってランプ9からフロントカバー部10c部に入射しようとする光を減衰できるので、フロントカバー部10cの厚みを増すことなく、フロントカバー部10cを視認した際の眩しさを抑制できる。それにより、フロントカバー部10cの厚みを増して眩しさを抑制する場合のように、フロントカバー部10cが黄み掛かることがなく乳白色を保ったまま眩しさを抑制できる。そして、このパンチングメタル12はランプカバー10を外した状態でブラケット28に着脱可能であるので、その使用・不使用の選択により、フロントカバー部10cの明るさ加減を患者等の好みに合わせることが可能である。しかも、本実施形態では、パンチングメタル12はランプ9の上方を覆っていないため、上方向へランプ9から出射される光を減衰することはないとともに、このパンチングメタル12を装着したままでランプ9の交換を既述の手順で行うことができる。 【0048】又、前記左右一対の側板11は合成樹脂製であって、本体2及びランプカバー10の両側開口を塞ぐ形状をなしており、上下の前記ブラケット26にねじ込まれるねじを介して取外し可能に取付けられている。 【0049】前記構成の医療用照明装置1のスイッチユニット6のスイッチ部6aを操作してランプ9を点灯させた状態では、ランプ9の上方を覆うランプカバー10のトップカバー部10bが透明であるので、ランプ9から上向きに出射された光を、殆ど減衰させることなく、このカバー部10bを上方に透過させて、病室の間接照明用の光量を多く確保することができる。その一方で、ランプ9から前方に出射された光は、パンチングメタル12を透過することに伴い減衰された後、ランプカバー10の半透明のフロントカバー部10c及びボトムカバー部10aにおいていずれも拡散されながら透過するので、この照明装置1を前方から視認した時の眩しさを軽減できる。 【0050】特に、本実施形態では、ランプ9にU字状の高輝度ランプを採用するとともに、このランプ9をそのバルブ9aの管路9bが前後方向に並ぶ水平な使用姿勢としたことにより、上下方向への出射光量の方を前方への出射光量よりも多くできるので、間接照明に使用される上方への光量、及び後述のようにコンソールパネル8の前面部8aを照明するボトムカバー部10aへの光量を増やすことができるとともに、フロントカバー部10cを照明する光量は増加しないので、ランプ9の輝度が高いにも拘らずフロントカバー部10cの眩しさを抑制できる。なお、フロントカバー部10cに対する減光を担うパンチングメタル12の垂直片部12aのパンチ孔の密度を水平片部部12bのパンチ孔の密度よりも粗くしたり、或いは垂直片部12aのパンチ孔の径を水平片部12bのパンチ孔の径より小さくしたりする場合には、一層フロントカバー部10cの眩しさを抑制できる。 【0051】そして、ランプカバー10は、コンソールパネル8の前面部8aの真上に位置してこの前面部8aに対して前方にせり出す半透明のボトムカバー部10aを有していて、このカバー部10aにも既述のように光が拡散されながら透過するので、このボトムカバー部によって拡散された光を、コンソールパネル8の前面部8aに波及させてこの前面部8aを照明できる。しかも、コンソールパネル8が、斜め上後方に向けて斜状に延出した上面部8bによって、それに上方のランプ9から入射した光を斜め下向きに反射させて、反射光の一部をボトムカバー部10aに透過させることができる。そのため、ボトムカバー部10aで拡散される光量が増加されて、コンソールパネル8の前面部8aをより明るく照明することができる。 【0052】そのため、垂直状の前面部8aに露出している各作ユニット3〜7の操作部3a〜7a(コンセント部3a及び4a、アース端子部5a,スイッチ部6a、テレビ端子部7a)や患者の名札等が見やすくなるとともに、前記操作部3a〜7aの操作がし易くなる。 【0053】更に、前記上面部8bで反射された光の一部はフロントカバー部10cの下部側にも入射されるので、フロントカバー部10cの下部側が上部側よりもランプ9から離れているにも拘らず、フロントカバー部10c全体の明るさのむらを少なくできる。 【0054】又、ランプ9から下方に出射された光の殆どはコンソールパネル8の上面部8bで遮られて、このパネル8の裏側に直接入り込むことがない。これとともに、、図4に示すように各種ユニット3〜6がランプ9に対して前側にずれたユニット取付け座板22、23の先端部に取付けられていて、各ユニット3〜7の操作部3a〜7aが露出する開口45が、前記上面部8b及び上側ユニット取付け部22でランプ9に対して覆い隠されているので、ランプ9の光が開口45に直接差込むことがないとともに、ランプ9から開口45に至る経路が曲がっているので、前記隙間G1を通ってパネル8の裏側に光が入り込んでも、開口45で光漏れすることを防止できる。 【0055】図7は本発明の第2の実施の形態を示している。この実施の形態は基本的には前記第1実施形態と同様な構成であるので、同様構成部分には第1実施形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施形態が第1実施形態と異なる部分は、上下のユニット取付け座板に対する各種ユニットを位置決めする構成である。 【0056】すなわち、この第2実施形態において、ユニット取付け座板22、23の夫々には、図7(B)のユニット取付け座板22で代表して示すように位置決めピン51が上向きに取付けられている。これらのピン51は前記ダボに代えて設けられたものであって、各種ユニットのサポート金具(サポート金具6bで代表する。)が有した上下のねじ孔38に挿通される。したがって、各種ユニットのユニット取付け座板22、23へのねじ止めに際して、そのねじ孔38を位置決めピン51に嵌合することにより、ユニット取付け座板22、23のねじ孔とサポート金具(サポート金具6bで代表する。)の長孔37とを適正に位置決めして、各種ユニットを容易にユニット取付け座板22、23にわたってねじ止めすることができる。なお、以上の点以外の構成は、図7に示されない構成を含めて前記第1実施形態と同じである。 【0057】図8は本発明の第3の実施の形態を示している。この実施の形態は基本的には前記第1実施形態と同様な構成であるので、同様構成部分には第1実施形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第3実施形態が第1実施形態と異なる部分は、コンソールパネルの前面部の構成である。 【0058】すなわち、この第3実施形態において、前面部8aは、複数の分割パネル8a1〜8a7で形成されている。分割パネル8a1は予備のパネル、分割パネル8a2は第1コンセントユニット3のコンセント3aを露出する開口45を有したパネル、分割パネル8a3はアース端子ユニット5のアース端子部5aを露出する開口45を有したパネル、分割パネル8a4はスイッチユニット6のスイッチ部6aを露出する開口45を有したパネル、分割パネル8a5は名札収容部15を有したパネル、分割パネル8a6はテレビ端子ユニット7のテレビ端子7aを露出する開口45を有したパネル、分割パネル8a7は第2コンセントユニット4のコンセント4aを露出する開口45を有したパネルである。 【0059】このように前面部8aを、複数の分割パネル8a1〜8a7で作ることは、夫々のパネルに対する開口45の孔明け加工が簡単になることはもちろんのこと、使用後に例えば汚損したパネルを交換する場合に、前面部8a全体の交換を伴うことなく該当するパネルのみを交換できるので、低コストで補修ができるとともに、必要なユニットを増設する場合にも、最小限の予備の分割パネル8a1の交換を伴ってユニットの増設を簡単に実施でき、又、各種ユニットの配置変更に際しても分割パネルの位置を交換することで、前面部8a全体の交換を伴うことなく対応できる点で優れている。なお、以上の点以外の構成は、図8に示されない構成を含めて前記第1実施形態と同じである。 【0060】図9は本発明の第4の実施の形態を示している。この実施の形態は基本的には前記第1実施形態と同様な構成であるので、同様構成部分には第1実施形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第4実施形態が第1実施形態と異なる部分は、コンソールパネルの上面部及び下面部の構成である。 【0061】すなわち、この第4実施形態は、照明を伴わない医療用コンソールユニットとして実現したものであり、そのコンソールパネル8の上面部8bには下面部8cと同じものが上下逆様にして使用されている。なお、この場合に、上面部8及び下面部8cのいずれにおいても前記第1実施形態で採用した読書用ランプの光を透過させるための切欠きは省略されている。又、第1実施形態で採用した照明系統の各部品はいずれも省略されている。なお、以上の点以外の構成は、図9に示されない構成を含めて前記第1実施形態と同じである。 【0062】したがって、この第4実施形態及び第1実施形態からすれば、コンソールパネル8の前面部8aを、第1実施形態に示す照明付き医療用コンソールユニットと第4実施形態に示す照明無しの医療用コンソールユニットとに対する共通部品として使用でき、この前面部8aに対して連結される上面部8bと下面部8bとを、第1実施形態のように或いは第4実施形態のように選択して組合わせることで、複数の医療用コンソールユニットを低コストで作ることができる。 【0063】 【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。 【0064】請求項1に記載の発明によれば、コンソールパネルの上方に配置されたランプから上向きに出射された光を、殆ど減衰されることなく上方に透過させるとともに、ランプから前方に出射された光を拡散させながら透過させるので、室内の患者等に対する光刺激の強化を伴うことなく間接照明のための光量を増加でき、しかも、コンソールパネルの前面部の上側において前方にせり出したランプカバーのボトムカバー部で拡散した光で前記前面部を照明するため、コンソールパネルの前面部での各種操作ユニットの操作がし易い医療用照明装置を提供できる。 【0065】請求項2の発明によれば、コンソールパネルの上面部での反射光により、ボトムカバー部で拡散される光量を増加させコンソールパネルの前面部をより明るく照明するため、各種操作ユニットの操作をし易くできる。 【0066】請求項3の発明によれば、ランプカバー全体の前方への出っ張り感が目立ちずらくなり、ランプカバーによる患者等使用者に対する圧迫感を軽減できる。 【0067】請求項4の発明によれば、コンソールパネルの裏側と前記ランプカバーの裏側とにわたる部材を、コンソールパネルの上面部の後端縁と本体の上部との間に通すための切欠き溝や孔等を、コンソールパネルの上面部に加工する必要がなくなり、コストダウンを図れる。 【0068】請求項5の発明によれば、ボトムカバー部の下向き突条の先端縁がうねっていてもそれが視認されないとともに、ランプカバーのボトムカバー部全体に反りがあっても、それを矯正してランプカバーを取付けることができるので、外観を向上できる。 【0069】請求項6の発明によれば、連通間隙に相当する分だけ、本体又はランプカバーの材料使用量が少なくなりコストダウンを図れるとともに、ランプカバーの裏側に配置されているランプの放熱性を向上できる。 【0070】請求項7の発明によれば、フロントカバー部の眩しさを抑制しつつ、間接照明に使用される上方への光量、及びコンソールパネルの前面部を照明するボトムカバー部への光量を増やすことができる。 【0071】請求項8の発明によれば、フロントカバー部への入射光量を少なくして、このカバー部を視認した際の眩しさを抑制できるとともに、減光部材の着脱によりフロントカバー部の明るさ加減を患者等の好みに合わせることができる。 【0072】請求項9の発明によれば、ランプからの光がコンソールパネルの開口に到達しないようにできるから、開口からの光漏れが防止され体裁を向上できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003757 【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年9月21日(1999.9.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外6名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−93324(P2001−93324A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月6日(2001.4.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−267572 |
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