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【発明の名称】 直管形蛍光ランプの照明器具
【発明者】 【氏名】町野 重秋

【要約】 【課題】長尺の直管形蛍光ランプの交換作業が一人で、容易にできる照明器具を提供する。

【解決手段】ソケットに直管形蛍光ランプの嵌入を容易にするためソケットに案内筒を設けたもの或いは直管形蛍光ランプにホルダーを取り付け案内堤板にてソケットへ誘導する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 長尺の直管形蛍光ランプの照明器具において、直管形蛍光ランプ案内装置にて直管形蛍光ランプのピン端子をソケットに嵌入させることを特徴とする直管形蛍光ランプの照明器具。
【請求項2】 長尺の直管形蛍光ランプ照明器具において、具備する一対のソケットのうちの一方のソケット前面にラッパ状の案内筒を設けたことを特徴とする直管形蛍光ランプの照明器具。
【請求項3】 長尺の直管形蛍光ランプの照明器具において、上部に永久磁石を固着したホルダーを直管形蛍光ランプの端部に締着しソケット前方に吸着させ該ホルダーが摺動されソケットに接近するにつれ案内堤板にて方向を補正し、直管形蛍光ランプのピン端子がソケットに容易、正確に嵌入するようにしたことを特徴とする直管形蛍光ランプの照明器具。
【請求項4】 上記請求項3記載のホルダーに止金を設け該止金を引くことにより押点を外しホルダーを直管形蛍光ランプより解放し除去できることを特徴とする直管形蛍光ランプの照明器具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は長尺の直管形蛍光ランプを照明器具に取り付ける場合要した人員を半減させる省力化機構に関すものである。
【0002】
【従来の技術】直管形蛍光ランプは直管形ガラスバルブの両端に口金を装着し、それぞれの口金にピン端子を設けている、このような直管形蛍光ランプは照明器具に取り付けられた一対のソケットに両端のピン端子を嵌入し支持されている、図1はこの支持された状態図である。通常、長尺の直管形蛍光ランプの照明器具は高所に設置されて居り、直管形蛍光ランプ交換作業は、危険と困難をともなうものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の照明器具では、直管形蛍光ランプの寸法が短小ならば、交換取り付け作業は一人にても容易であるが、長さが1、198ミリのものになると高所の作業なるため困難になる、更に長い2、367ミリのものになると二人でなければ不可能である、足場も二台必要となり、まことに不経済である、そこで省力化ができ安全性にすぐれた直管形蛍光ランプの照明器具及びその照明器具の直管形蛍光ランプ取付装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために本発明は、直管形蛍光ランプをその両端部で着脱可能に支承保持する直管形蛍光ランプの照明器具において、特に長尺の直管形蛍光ランプの交換作業を一人の作業員にて容易に安全にできるようにすることを目的としている。直管形蛍光ランプの照明器具には必ず二個のソケットが両端に設けられている本発明装置は、その二個のソケットのうち一個のみに付加され他の一個側は従来通りである、この従来のソケット側に作業員を配置し先方のソケット側は無人である直管形蛍光ランプを交換取り付けをする場合、先ず直管形蛍光ランプの一端を作業員が持ち他端を無人側のソケットに押し入れる、このソケットには直管形蛍光ランプの先端が正確に受入れられるようラッパ状の案内筒或いは直管形蛍光ランプにホルダーを取り付けそのホルダーを案内堤板にて誘導する構成がされている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に基づき詳細に説明する、図1は従来の照明器具(1)に直管形蛍光ランプ(3)がソケット(2)を介して支持、取り付けられた状態図である。直管形蛍光ランプ(3)の取り外しは案外容易にできるが、ソケット(2)に直管形蛍光ランプ(3)を嵌入することは容易でない、特に高所に取り付けられた照明で長尺の直管形蛍光ランプ(3)をソケット(2)に嵌入は、二人でしているが容易でない、それを一人で可能化したのが本発明である。 最も簡単な方式のものを図2に示し説明する、従来の照明器具(1)に具備する一対のソケット(2)のうちの一方のソケット(2)の前面にラッパ状の案内筒(5)を設ける、直管形蛍光ランプ(3)をソケット(2)に嵌入する場合、直管形蛍光ランプ(3)の口金(4)が案内筒(5)によって誘導され、簡単にしかも正確に嵌入させることができる、この図の案内筒(5)は半欠になっているが実用上では欠のないものが、好ましい又透明質のものが照明効果の点で好適と思えるが、近時はソケット(2)を完全に隠蔽することが流行している、それで案内筒(5)をソケット(2)のカバーに兼用することも好適である。
【0006】上記以外の方式として図3について説明する、照明器具(1)は薄鉄板で作られて居り両端にソケット(2)を具備している、照明器具(1)の下面のソケット取付部の前面位置にハの字に案内堤板(7)を設ける、この案内堤板(7)は照明器具(1)の両端に有れば便利であるが一端にても、よいことは勿論である直管形蛍光ランプ(3)の端部にホルダー(8)を嵌めツマミ(10)をまわして緊締する。ホルダー(8)の上部には永久磁石(9)が固着されて居るため、この永久磁石(9)を照明器具(1)の下面に吹着させることにより、直管形蛍光ランプ(3)の端部を吊すことができる、直管形蛍光ランプ(3)をソケット(2)の方に押すと永久磁石(9)は摺動し、その際案内堤板(11)にて方向を補正され正確にソケット(2)に嵌入させることができる。直管形蛍光ランプ(3)の他端は作業員が居るので従来の方法にて実施される直管形蛍光ランプ(3)の交換取付が終了すればホルダー(8)は不要なものとなる、そのまま放置しても支障はないが見苦しい面が発生する。
【0007】図4はホルダー(8)に緊締解除機構を設けたものである、ツマミ(10)。をまわし押点(16)を押すことにより直管形蛍光ランプ(3)を緊締しているが引紐(15)を引くことにより止金(13)は(14)を支点として回動し押点(16)が外れ、緊締は解放される、(11)は緊締の際直管形蛍光ランプ(3)を損傷させないための軟質の保護材である、この図4は緊締時の正面図である。
【0008】図5は上記図4のホルダー(8)の緊締時の側面図である。
【0009】図6はホルダー(8)の止金(13)が回動し緊締が解放された状態の正面図である。
【0010】図7は上記図6のホルダー(8)の緊締解放時の側面図である。
【0011】
【実施例】本発明は従来二人を要していた長尺の直管形蛍光ランプ(3)の交換作業を一人にて可能とするものである。図1は従来図なるため説明を省略する、図2の実施例について説明する。照明器具(1)の両端部にはそれぞれソケット(2)が取り付けられて居る。そのどちらか一方のソケット(2)の前面にラッパ状の案内筒(5)を取り付ける、直管形蛍光ランプ(3)の一端を持ち、他端を案内筒(5)の中にいれソケット(2)に接近させる、接近につれ口金(4)は案内筒(5)の内壁を滑り誘導され、簡単にソケット(2)に嵌入させることができる、この場合直管形蛍光ランプ(3)のピン端子(6)の位置が問題であるが、他端のピン端子(6)を作業員が見て、その補正は容易にできる。本例では案内筒(5)の下部を切欠しているが、透明な資材で作れば切欠の必要はない又隣接の照明器具(1)のソケット(2)の案内筒(5)と連接したものにすればソケット(2)のカバーとしての利点もでき好適である。
【0012】他の例として図3について説明する、照明器具(1)は薄鉄板にて製作されている、照明器具(1)の両端部にはソケット(2)が、それぞれ取り付けられている、照明器具(1)の下面のソケット(2)が取り付けられた位置から約400ミリ以内の平面にハの字状に案内堤板(7)を設けるソケット(2)の直前が一番狭くなっている。ホルダー(8)の中に直管形蛍光ランプ(3)の端部を入れツマミ(10)を回して緊締する、この場合ピン端子(6)が正しい位置にいるか確認すること、又はホルダー(8)の緊締を、若干緩くして直管形蛍光ランプ(3)のピン端子(4)の位置変更が容易にできるようにするのが最適である。ホルダー(8)の上部には永久磁石(9)が固着されて居るため図3のように照明器具(1)の下面に吹着させることができ直管形蛍光ランプ(3)の一端が吊られた状態になる、この場合直管形蛍光ランプ(3)の他端は作業員が持ち支持している、作業員が直管形蛍光ランプ(3)をソケット(2)の方向に押すと永久磁石(9)は滑り移動するが、脱落はしない、その移動中に於いて永久磁石(9)が案内堤板(7)に接触することにより移動方向が補正されピン端子(6)は容易にソケット(2)に嵌入される、作業員の居る側の作業は従来の方法によりされるので、その説明は省略する【0013】図3に於けるホルダー(8)は直管形蛍光ランプ(3)の交換時に必要なもので平常時は無用のものである、図4はホルダー(8)に取り外し機構を設けた方式の緊締時の正面図である、止金(13)は支点(14)によりホルダー(8)に鋲付けされ居り上部にはツマミ(10)がネジ入れされて居るツマミ(10)を回し、押点(16)を突く事により緊締する、(11)は軟質の保護材である(12)は開閉用の蝶番である。
【0014】図5は図4の側面図である。
【0015】図6は止金(13)が引紐(15)により引かれたため回動し、押点(16)が解放された状態の正面図である。
【0016】図7は図6の側面図である。
【0017】本発明装置は従来の照明器具に簡単に付加できるようになって居り、そのため容易に安価にて従来器具を本発明方式に改造することができる。本発明はこのような実施例に何等限定されるものでなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得るは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上詳記したように長尺の蛍光管交換作業に要した二名の人員を一名に減員できるため、人員的と経済的に大きな利益が生じる、又足場も一台でよいから作業性もよくなる、そして熟練者でなくとも作業が可能になる利点もある。
【出願人】 【識別番号】393029103
【氏名又は名称】町野 重秋
【出願日】 平成11年9月24日(1999.9.24)
【代理人】
【公開番号】 特開2001−93323(P2001−93323A)
【公開日】 平成13年4月6日(2001.4.6)
【出願番号】 特願平11−309798