| 【発明の名称】 |
平面照光装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】早舩 功
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| 【要約】 |
【課題】光源・導光部のランプ等による熱で、光学シートに発生するしわを、立てて使用する場合でも少なくする。
【解決手段】筐体100の窓枠121の各辺それぞれの、光照射方向手前の面の中央部分に、予め定められた深さ、奥行、幅を持つシート保持用凹部122を形成する。光学シート200a,200bの外形寸法を、筐体100の光照射窓120の縁、及びシート保持用凹部122の縁との間に予め定められた寸法の隙間250が確保できる寸法として各辺に支持用凸部210a,210bを設ける。これら支持用凸部210a,210bを、シート保持用凹部122に隙間250を確保するように配置して、光源・導光部300及びリアカバー400により、光学シート200a,200bを筐体100に保持、固定する。隙間250がランプ310の熱の伝達を遮断し、しわの発生を軽減する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 一方の面から均一な光を放射する平面照光装置であって、次の各構成を有することを特徴とする平面照光装置。 (イ)一方の面に、周辺が窓枠で囲まれた光照射窓を備え、他方の面側には、前記窓枠の外周部分が光放射方向手前側に一定の高さで縁どりされて凹状に形成された光学部材収納部を備え、かつ、前記窓枠の各辺それぞれの光放射方向手前側の面の中央部分に、予め定められた寸法の光放射方向の深さ、縁どり側への奥行、及び辺に沿う方向の幅を持つ凹部が形成された筐体(ロ)前記筐体の、光照射窓の縁及び窓枠の凹部の縁との間に予め定められた寸法の隙間が確保されるような外形寸法に形成されて各辺には凸部を備えて成り、これら凸部が前記窓枠の凹部に、その縁との間に前記隙間が確保されるように配置されて前記筐体の光学部材収納部に収納され、一方の面に光を受けて、この光に対し予め設定された光学的処理を施して他方の面から放射する光学シート(ハ)照光用光源となるランプと、このランプからの光を一方向に集光するリフレクタと、これらランプ及びリフレクタからの光を一方の面に導光して放射する導光板と、を備え、前記筐体の、前記光学シート収納済みの光学部材収納部に収納されて、前記導光板の放射光を前記光学シートの一方の面に照射する光源・導光部(ニ)前記筐体の光学部材収納部に収納された光学シート及び光源・導光部を、この光源・導光部の他方の面から押し付けて前記筐体に保持、固定するリアカバー【請求項2】 前記筐体の窓枠に形成された凹部の幅、及び前記光学シートに形成された凸部の幅が、相対する辺の間で互いに異なる寸法となるようにした請求項1記載の平面照光装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は平面照光装置に関し、特にランプ等の光源からの光を、液晶パネル等の平面に放射する平面照光装置に属する。 【0002】 【従来の技術】近年、液晶ディスプレイなどの薄型の表示装置が多数市場に出廻っている。この液晶ディスプレイの中には、液晶パネルの平面に光を照射する平面照光装置が必要なものも多い。このような平面照光装置の代表的な一例を、図4及び図5(a),(b)に示す。 【0003】この平面照光装置は、一方の面に、四辺が窓枠121で囲まれた光照射窓120を備え、他方の面側には、窓枠121の外周部分が光放射方向手前側に一定の高さで縁どりされて凹状に形成された光学部材収納部110xを備えた筐体100xと、この筐体100xの光学部材収納部110xに収納されて、一方の面に受けた光を、この光に対し、均一化等の光学的処理を施して他方の面から放射する2枚の光学シート200x,200yと、照光用光源となるランプ310、このランプからの光を一方向に集光するリフレクタ320、並びに、これらランプ310及びリフレクタ320の2組からの光を両側面に受けてこれら光を一方の面に導光して放射する導光板330を備え、筐体100xの、光学シート200x,200y収納済みの光学部材収納部110xに収納され、導光板330の放射光を光学シート200yの一方の面に照射する光源・導光部300と、筐体100xの光学部材収納部110xに収納された光学シート200x,200y及び光源・導光部300を、この光源・導光部300の他方の面から押し付けて、筐体100xに保持、固定するリアカバー400と、を有する構成、構造となっている。 【0004】この平面照光装置では、光学シート200x,200y及び光源・導光部300の四辺を、窓枠121とリアカバー400との間に挟み込んで、これら光学シート200x,200y及び光源・導光部300を筐体100xに保持、固定する。なお、リアカバー400は、四隅で筐体100xにねじ止めされる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】この従来の平面照光装置は、光学シート200x,200y及び光源・導光部300の四辺を、窓枠121とリアカバー400との間に挟み込んでこれらを筐体100xに保持、固定する構成、構造となっているので、光源・導光部300のランプ310で発生する熱が、光学シート200x,200yの広い範囲に伝わって膨張し、光学シート200x,200yにしわが発生し、また、この平面照光装置を立てて使用する場合には、光学シート200x,200y自身の重さも加わって、更にしわの程度がひどくなる、という問題点がある。 【0006】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑みて、立てて使用する場合であっても、使用温度範囲でしわの発生しにくい平面照光装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の平面照光装置は、一方の面から均一な光を放射する平面照光装置であって、次の各構成を有することを特徴とする。 (イ)一方の面に、周辺が窓枠で囲まれた光照射窓を備え、他方の面側には、前記窓枠の外周部分が光放射方向手前側に一定の高さで縁どりされて凹状に形成された光学部材収納部を備え、かつ、前記窓枠の各辺それぞれの光放射方向手前側の面の中央部分に、予め定められた寸法の光放射方向の深さ、縁どり側への奥行、及び辺に沿う方向の幅を持つ凹部が形成された筐体(ロ)前記筐体の、光照射窓の縁及び窓枠の凹部の縁との間に予め定められた寸法の隙間が確保されるような外形寸法に形成されて各辺には凸部を備えて成り、これら凸部が前記窓枠の凹部に、その縁との間に前記隙間が確保されるように配置されて前記筐体の光学部材収納部に収納され、一方の面に光を受けて、この光に対し予め設定された光学的処理を施して他方の面から放射する光学シート(ハ)照光用光源となるランプと、このランプからの光を一方向に集光するリフレクタと、これらランプ及びリフレクタからの光を一方の面に導光して放射する導光板と、を備え、前記筐体の、前記光学シート収納済みの光学部材収納部に収納されて、前記導光板の放射光を前記光学シートの一方の面に照射する光源・導光部(ニ)前記筐体の光学部材収納部に収納された光学シート及び光源・導光部を、この光源・導光部の他方の面から押し付けて前記筐体に保持、固定するリアカバー【0008】また、前記筐体の窓枠に形成された凹部の幅、及び前記光学シートに形成された凸部の幅が、相対する辺の間で互いに異なる寸法となるようにした構成を有している。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態は、一方の面に、周辺が窓枠で囲まれた光照射窓を備え、他方の面側には、上記窓枠の外周部分が光放射方向手前側に一定の高さで縁どりされて凹状に形成された光学部材収納部を備えた筐体の、上記窓枠の各辺それぞれの光放射方向手前側の面の中央部分に、予め定められた寸法の光放射方向の深さ、縁どり側への奥行、及び辺に沿う方向の幅を持つ凹部を形成し、一方の面に光を受けて、この光に対し予め設定された光学的処理を施して他方の面から放射する光学シートを、上記筐体の、光照射窓の縁、及び窓枠の凹部の縁との間に予め定められた寸法の隙間が確保されるような外形寸法に形成して各辺には凸部が設けられた形状とし、これら凸部を上記窓枠の凹部に、その縁との間に上記隙間が確保されるように配置して上記筐体の光学部材収納部に収納して、この光学部材収納部に光源・導光部を収納し、その外側からリアカバーで押し付けて、上記光学シート及び光源・導光部を上記筐体に保持、固定する構成、構造となっている。 【0010】このような構成、構造とすることにより、ランプ等からの熱は、隙間で遮断され、かつ片面開放であるので、主に光学シートの凸部のみがその影響を受け、しかもこの凸部に対しても、凸部周辺からの熱は隙間によって遮断されて、凸部に伝達される総熱量も少なくなるので、しわが発生する部分は凸部の部分に限定され、かつその凸部でも、しわの程度は大幅に改善される。また、この平面照光装置を立てて使用する場合でも、凸部のしわが、上述のとおり大幅に改善されたものに対し、光学シートの自重により少々増加するだけであって、しわの程度は従来より軽減される。更に、これら凸部及び凹部により、筐体に対する光学シートの位置決めが容易となる。 【0011】なお、光学シートと、光照射窓の縁、及び窓枠の凹部の縁との間の隙間は、ランプの発熱、及び使用温度範囲を考慮して、予め定められた寸法が確保できるようにすればよい。また、窓枠に形成された凹部の幅、及び光学シートに形成された凸部の幅を、相対する辺の間で互いに異なる寸法とすれば、光学シートの表裏、左右の誤収納を防止することができる。 【0012】 【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例を示す分解斜視図、図2(a),(b)はこの実施例の部分切欠き平面図及び部分断面側面図、図3(a),(b)はこの実施例の筐体窓枠の凹部と光学シートの凸部との間の隙間及び幅寸法の関係等を示す平面図及び断面側面図である。 【0013】この実施例は、その筐体100及び光学シート200a,200bが、従来例の筐体100x及び光学シート200x,200yと異なり、その詳細は次のとおりである。筐体100は、その窓枠121の各辺それぞれの光放射方向手前側の面の中央部分に、予め定められた寸法の光放射方向の深さ、縁どり側への奥行、及び辺に沿う方向の幅を持つシート保持用凹部122が形成された構造、形状となっている。 【0014】光学シート200a,200bは、筐体100の、光照射窓120の縁、及び窓枠121のシート保持用凹部122の縁との間に、予め定められた寸法の隙間250が確保できるような外形寸法に形成されて、各辺には支持用凸部210a,210bが設けられた形状を有している。 【0015】そして光学シート200a,200bは、その各辺の支持用凸部210a,210bが、筐体100の窓枠121のシート保持用凹部122に、その縁との間に、上記隙間250を確保するように配置されて筐体100の光学部材収納部110に収納され、これら光学シート200a,200bが収納された光学部材収納部110に、更に光源・導光部300が収納されて、リアカバー400により、光源・導光部300の外側の面を筐体100側に押し付けて、光学シート200a,200b及び光源・導光部300を筐体100に保持、固定する構成、構造となっている。 【0016】このような構成、構造及び形状とすることにより、光源・導光部300のランプ310などからの熱は、隙間250で遮断され、かつ片面が開放状態であるので、主に光学シート200a,200bの支持用凸部210a,210bのみがその影響を受け、かつこの支持用凸部210a,210bに対するその周辺からの熱は隙間250によって遮断されるので、支持用凸部210a,210bに伝達される総熱量も少なくなり、しわが発生するのは支持用凸部210a,210b部分に限定され、しかもこの支持用凸部210a,210bの部分でも、発生するしわの程度は、従来例に比べ大幅に改善される。 【0017】また、この平面照光装置を立てて使用する場合でも、支持用凸部210a,210b部分のしわや変形は、従来より大幅に改善されているものに対し、光学シート200a,200bの自重によって少々増加するだけであって、しわ等の程度は従来例より軽減される。 【0018】更に、筐体100のシート保持用凹部122、及び光学シート200a,200bの支持用凸部210a,210bにより、光学シート200a,200bの、筐体100への位置決めが容易になる。 【0019】更にまた、この実施例では、シート保持用凹部122、及び支持用凸部210a,210bの幅の寸法W11〜W14,W21〜W24を、図3(a)に示すように、相対する辺の間で互いに異なるようにしているので、光学シート200a,200bの表裏、及び左右の誤収納を防止することができる。 【0020】なお、筐体100の光照射窓120の縁、及びシート保持用凹部122の縁と、光学シート200a,200bの縁との間の隙間250の寸法は、光源・導光部300のランプ310の発熱、及び使用温度範囲等を考慮して、予め定められた寸法が確保できるようにすればよい。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように本発明は、筐体の光照射用窓枠の各辺それぞれの、光放射方向手前の面の中央部分に、予め定められた深さ、奥行、及び幅を持つ凹部を形成し、光学シートの外形寸法を、筐体の光照射窓の縁、及び凹部の縁との間に予め定められた寸法の隙間が確保されるような寸法として各辺に凸部を形成し、これら凸部を筐体の凹部に、上記隙間を確保して配置し、これら凸部で光学シートを筐体に保持、固定する構成、構造、形状とすることにより、光源・導光部のランプ等からの熱の影響が、主に光学シートの凸部のみに現れ、しかもこの凸部へのその周辺からの熱は、この隙間によって遮断されて凸部に伝わる総熱量も少なくなるので、しわの発生する部分が凸部に限定され、かつこの凸部のしわの程度も大幅に改善されるという効果があり、また、この平面照光装置を立てて使用する場合でも、凸部のしわや変形は、大幅に改善されたものに対して少々増加するだけであって、しわ等の程度は従来より軽減されるという効果がある。 【0022】更に、凸部及び凹部の幅寸法を、相対する辺の間で異なる寸法とすることにより、光学シートの、表裏、及び左右の誤収納を防止することができる、という副次的な効果も生まれる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000231073 【氏名又は名称】日本航空電子工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年9月6日(1999.9.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089761 【弁理士】 【氏名又は名称】八幡 義博
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| 【公開番号】 |
特開2001−76527(P2001−76527A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月23日(2001.3.23) |
| 【出願番号】 |
特願平11−251331 |
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