| 【発明の名称】 |
照明器具及び照明器具付き鏡 |
| 【発明者】 |
【氏名】道家 隆博
【氏名】古賀 逸尚
【氏名】團野 直子
【氏名】佐藤 信吾
【氏名】大神 芳浩
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| 【要約】 |
【課題】透光面の輝度が均一になる照明器具を提供する。
【解決手段】光源から発した光が透光面へ到る途中に光源の非発光部がこないように非発光部を配置したり、非発光部が光路を遮る影響ができるだけ小さくなるような位置に配置した。また光源からの光が透光面に到達する途中で経由する反射面を設けて、光源から出る光ができるだけ少ない反射回数で透光面に到達し、光路長の差によって生じる暗がりを補い合う反射形状とした。さらに非発光部で生じる透光面の暗がりに反射光を向けるような補助反射面を設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】発光部とその両端部の非発光部で構成された線状光源の光が透光面を透過して被照射体に向かう照明器具において、前記透光面での輝度が略均一になるように前記発光部又は非発光部を配置したことを特徴とする照明器具。 【請求項2】請求項1記載の照明器具において、前記線状光源の発光部を被照射側から見て前記透光面の投影範囲外に設置し、前記線状光源の反射光が透光面を透過するよう反射板を備えたことを特徴とする照明器具。 【請求項3】請求項2記載の照明器具において、前記反射板は、前記線状光源の外周を囲う範囲において、光源と透光面の一端を結ぶ線と透光面の他端を結ぶ線の範囲にわたって設けたことを特徴とする照明器具。 【請求項4】請求項3記載の照明器具において、前記反射板は、被照射側から見て前記透光面の投影範囲外では略楕円形状に形成され、投影範囲内では略円弧形状に形成されるものであって、前記線状光源の中心が前記楕円の焦点位置もしくは前記楕円の長軸上で焦点の内側になるように配置したことを特徴とする照明器具。 【請求項5】請求項4記載の照明器具において、前記線状光源は略L字状に屈曲する屈曲部を少なくとも1箇所有し、前記屈曲方向が前記楕円の長軸上で楕円の焦点の外側方向になるように配設することを特徴とする照明器具。 【請求項6】請求項1乃至5記載の照明器具において、前記非発光部を被照射側から見て前記透光面の投影範囲外に設置したことを特徴とする照明器具。 【請求項7】請求項1記載の照明器具において、前記非発光部は、被照射側から見て前記透光面の投影範囲内でかつ前記発光部によって隠蔽される位置に設置したことを特徴とする照明器具。 【請求項8】請求項1記載の照明器具において、前記線状光源の光を前記透光面へ向け反射させる反射板を備え、前記非発光部は、被照射側から見て前記反射板で隠蔽される位置に設置したことを特徴とする照明器具。 【請求項9】請求項7乃至8記載の照明器具において、前記線状光源は略L字状に屈曲する屈曲部を少なくとも1箇所有し、前記屈曲方向が前記被照射側とは逆方向になるように配設することを特徴とする照明器具。 【請求項10】請求項5または請求項9記載の照明器具において、前記線状光源は、長手方向に複数列接され、前記屈曲部を互いに近接するように配置したことを特徴とする照明器具。 【請求項11】請求項1乃至9記載の照明器具において、前記線状光源の光を前記透光面へ向け反射させる反射板を備え、前記反射板端部に接し、前記非発光部近傍の透光面に光を入射させる補助反射板を設けたことを特徴とする照明器具。 【請求項12】請求項11記載の照明器具において、前記反射板と前記補助反射板が一体であることを特徴とする照明器具。 【請求項13】請求項1乃至12記載の照明器具において、前記線状光源は支持部材によって所望の位置に支持される構成であって、前記支持部材が光透過性であることを特徴とする照明器具。 【請求項14】請求項1乃至13記載の照明器具において、前記線状光源は冷陰極型蛍光ランプであることを特徴とする照明器具。 【請求項15】請求項1記載の照明器具において、複数の前記線状光源を長手方向に列接し、隣接する前記線状光源の非発光部間の距離以上の発光部を有する別の線状光源を前記線状光源の非発光部近傍に並設したことを特徴とする照明器具。 【請求項16】請求項1記載の照明器具において、複数の前記線状光源を、一方の前記線状光源の非発光部を他の線状光源の発光部と並接する位置に配置したことを特徴とする照明器具。 【請求項17】請求項1乃至16記載の照明器具において、前記透光面もしくは反射板の少なくとも一方に、入射光を拡散させるための拡散処理を施されていることを特徴とする照明器具。 【請求項18】請求項1乃至17記載の照明器具を備えたことを特徴とする照明器具付き鏡。 【請求項19】請求項18記載の鏡において、反射面と非反射面を同一平面上に備え、前記非反射面が前記照明器具の透光面であることを特徴とする照明器具付き鏡。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は透光面にて均一な光を供給する照明器具に関する。 【0002】 【従来の技術】一般的な照明器具としては、図12のように光源と反射板を設け、光源の直接光と、反射板によって一旦光源の光を受け被照射側に向けて反射させた光を利用するものが普及している。あるいは、光源の周囲をカバーで覆い、カバーで光源の光を拡散させ、光源が被照射側の視野に直接入らないようにしたものもある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の照明器具においては、直接光と反射板を介した反射光には光源から使用者に到る光路長に差が生じる。また反射光には反射板の反射率に応じて反射ロスが生じる。その結果、反射板からの反射光の輝度が直接光より低くなり両者の輝度差が発生し、照明器具を使用者が見た場合に照明器具の明るさが均一に見えず、見苦しいという問題があった。 【0004】また照明器具の前面をカバーで覆った場合においては、光源とカバーの距離が近ければカバー中央部とカバー外縁部とでは光源までの距離に差があり、その距離の差が輝度差となってカバーにおける輝度ムラを発生して、外観の見映えが悪かった。その輝度ムラを解消するため光源とカバーの距離を離すと照明器具の前出が大きくなるので、圧迫感を与え、また意匠の自由度が狭くなるという不具合があった。 【0005】また、光源には電極やソケットなどの非発光部があり、その暗がりが透光面での輝度ムラを生じさせていた。 【0006】本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、光を被照射側に向けて照射する透光面において輝度ムラがなくて効率のよい照明器具およびそれを用いた照明器具付鏡を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段および作用・効果】上記目的を達成するために本発明は、発光部とその両端部の非発光部で構成された線状光源線の光が透光面を透過して被照射体に向かう照明器具において、前記透光面での輝度が略均一になるように前記発光部又は非発光部を配置した。 【0008】好適な実施形態として本発明では、前記線状光源の発光部を被照射側から見て前記透光面の投影範囲外に設置し、前記線状光源の反射光が透光面を透過するよう反射板を備えた。 【0009】従って透光面には必ず反射板によって反射された光が入射し、使用者が透光面を見た時に光源の直接光が見えないので直接光と反射光の輝度ムラが生じない。 【0010】更に前記反射板は、前記線状光源の外周を囲う範囲において、光源と透光面の一端を結ぶ線と透光面の他端を結ぶ線の範囲にわたって設けた。すなわち透光面の一端から透光面の他端にわたり、透光面を除く光源の周囲をすべて反射板で覆うように反射板が形成される。そのため、光源から発するすべての光が透光面を透過するような反射面となり、光線の損失がないので光源の効率が非常によくなる。 【0011】また本発明においては、前記反射板は、被照射側から見て前記透光面の投影範囲外では略楕円形状に形成され、投影範囲内では略円弧形状に形成されるものであって、前記線状光源の中心が前記楕円の焦点位置もしくは前記楕円の長軸上で焦点の内側、つまり楕円の中心寄りになるように配置した。 【0012】そのため、光源から見て透光面の反対側にある楕円形状部分で反射された光は、少なくとも一回の反射で透光面を透過する。一方光源からみて透光面側にある楕円形状部分で反射された光は、さらに円弧形状部分で反射された後に透光面を透過する。よって反射回数を少なくできるので、光の照射効率がよい。 【0013】加えて楕円形状部分で少なくとも一回反射された光と、楕円形状部分で反射された後に円弧形状部分で反射された光と、円弧形状部分でのみ反射された光の三者が透光面を透過し、各反射光単独では光路長が異なるため輝度が低い部分が生じるが、三者の合成によってそれぞれ補い合うので、透光面が輝度ムラの少なく、かつ輝度の高い均一な光となる。 【0014】また円弧形状部分は曲率が一定なので、光源からの光や楕円形状部分で一回反射された光を、どの部分でも偏ることなく反射し、透光面を透過させることができる。 【0015】この照明器具において、線状光源は略L字状に屈曲する屈曲部を少なくとも1箇所有し、前記屈曲方向が前記楕円の長軸上で焦点の外側方向、つまり楕円中心と逆向きに配設した。そのため、反射光の光路上で透光面から遠い位置に非発光部を配置でき光路の長い反射光を遮ることになるので、光路の短い反射光によってその減少分を補うことができ、非発光部によって遮られる光の影響を小さくすることができる。 【0016】また他の好適な実施形態として、本発明においては、前記非発光部を被照射側から見て前記透光面の投影範囲外に設置した。従って、透光面の投影範囲内においては光源の発光部のみが配置され、非発光部により光の進路を妨げられ影が生じることがないので、非発光部による輝度ムラを解消することができる。 【0017】他の好適な実施形態としては、前記非発光部は被照射側から見て前記透光面の投影範囲内であって、被照射側から見て前記発光部によって隠蔽される位置に設置した。あるいは、前記線状光源の光を前記透光面へ向け反射させる反射板を備え、前記非発光部は被照射側から見て前記反射板で隠蔽される位置に設置した。 【0018】このとき、光源の非発光部は、発光部あるいは反射板によって隠れる位置に配置されるので、被照射側から直接見えず、また非発光部が光の進路を妨げることがない。そのため非発光部による影が透光面に生じず、輝度ムラにならない。 【0019】更に、前記線状光源は略L字状に屈曲する屈曲部を少なくとも1箇所有し、前記屈曲方向が前記被照射側とは逆方向になるように配設すれば、前記非発光部を容易に隠す事ができるので、線状光源の長手方向に亘って略均一な輝度の直接光を得ることができる。 【0020】さらに、前記L字状に屈曲する屈曲部を少なくとも一箇所有する線状光源が長手方向に複数列接され、その屈曲部を互いに近接するように配置したので、複数列接した線状光源が1つの線状光源を用いたときと略同様の構造となるため、光源の発光部と非発光部による透光面での輝度ムラを解消することができる。 【0021】また、別の実施形態として、線状光源の光を前記透光面へ向け反射させる反射板を備え、前記反射板端部に接し、前記非発光部近傍の透光面に光を入射させる補助反射板を設けた。 【0022】従って、線状光源の端部の非発光部付近で透光面以外の方向へ向けられていたために損失していた光を確実に透光面へ向けることができ、輝度が落ちていた非発光部近傍の透光面を明るくすることができる。 【0023】更に、前記反射板とこの補助反射板を一体にすれば、部品数を減らすこともできコスト面でも優位となる。 【0024】また本発明の別の実施形態として、複数の前記線状光源を光源の長手方向に列接し、隣接する前記線状光源の非発光部間の距離以上の発光部を有する別の線状光源を前記線状光源端部近傍に並設した。あるいは、複数の線状光源を、一方の前記線状光源の非発光部を他の線状光源の発光部と並接する位置に配置した。 【0025】これにより、線状光源の発光部と非発光部が隣接し、非発光部で遮蔽された光を隣接する他の光源の発光部の光が補って透光面に達するため、透光面での輝度ムラを容易な構成で解消することができる。 【0026】また、一般的に透光面において一定の輝度を維持するためには、光源との設置位置が重要になり、光源の位置はある定められた位置に支持部材等により保持することが必要になる。 【0027】そこで本発明においては、前記線状光源は支持部材によって所望の位置に支持される構成であって、前記支持部材が光透過性であることとした。従って、支持部材によって光源からの光を遮ることがないので、支持部材による影ができず、透光面での輝度を均一にすることが可能となる。 【0028】また、照明器具の薄型化を実現するために、本発明において前記線状光源は冷陰極型蛍光ランプであることとした。冷陰極型蛍光ランプを用いると、一般の蛍光管より光源の管径を小さくする事ができるので省スペース化かつ薄型化が可能である。 【0029】さらなる薄型化を実現するために、本発明において透光面もしくは反射板の少なくとも一方に拡散処理を施した。そのため透光面もしくは反射面を介した光線が拡散されるため、光が透光面全体に広がり輝度の強弱を緩和したり、非発光部で遮蔽された光を補ったりでき、薄型化により光源と透光面が近くなったために発生する輝度ムラを緩和することができる。 【0030】さらに上記構成の照明器具を備えた鏡とすることで、輝度ムラのない透光面を備えた鏡を提供することができ、鏡使用時に透光面が視野に入ったときの見栄えがよい。このとき、鏡面(反射面)と前記照明器具の透光部(非反射面)を同一面上に配置すれば、フラットで薄型の照明付き鏡を提供することが可能となり、洗面所やトイレ・廊下などの限られた狭い場所にも設置可能となり、また設置した空間を圧迫することがない。 【0031】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、図面により詳細に説明する。 【0032】図1は本発明の照明器具付き鏡における実施例一の横断面図である。 【0033】線状光源であるランプ1は、L字状に屈曲した冷陰極型蛍光ランプを用いており、両端に非発光部である電極部分とリード線を保護するランプソケット13を備えている。被照射側にいる使用者の視線方向Yからみて透光面3の投影範囲Bの外である範囲Aで、かつ鏡4の裏面側にランプ1は位置しており、図にはランプ1の屈曲部から短手部分が示されている。ランプ1は、枠体5に取り付けられた支持部材8により所定の位置に保持されている。ランプソケット13もランプ1同様に、使用者の視線方向Yからみて透光面3の投影範囲B外である範囲Aでかつ鏡4の裏面側に位置されている。 【0034】また反射板2は、透光面3の一端から他端にわたってランプ1の長手部分を覆うように湾曲状の板で形成されている。ランプ1及び反射板2は前面を開口した略コの字状の形成された枠体5内に配置され、枠体5の前面開口した部分には透光面3と鏡4が取り付けられている。さらに、枠体5の背面には照明器具付き鏡を壁面に取りつけるためのプレート14が備えられている。 【0035】図2は、本発明の照明器具付き鏡における実施例一の正面図である。 【0036】鏡4はガラスの裏面に反射面を備えたものであり、鏡4の両側方に非反射面である透光面3を備えている。透光面3、鏡4の押え部材として、上枠15及び下枠16がプレート14に固定されている。下枠16には、ランプ1の点灯/消灯を操作するための電源スイッチ10を備えている。 【0037】透光面3は、鏡4と一体で同一平面上に構成され、鏡4の裏面に形成された反射面と同一面に微細な凹凸を持つ拡散面、例えばサンドブラスト加工を施したすりガラス状の面を持っている。従って、透光面3表面には凹凸が生じず、掃除がしやすい。 【0038】また鏡4には耐食性を上げるための防錆処理が鏡4裏面の反射面外縁部に施されている。この防錆処理部を鏡4の表から見えなくするため、鏡4の表面に透光面3と反射面の境界線付近に微細な凹凸を設けたVカット部6を設けており、外観デザインの向上にもなっている。 【0039】なお、透光面3と鏡4は別体としてもよい。 【0040】また、電源スイッチ10は、赤外線などで人の存在を感知し、自動的にランプ1が点灯するような非接触スイッチとしてもよい。 【0041】図3は実施例一の各構成部品の正面配置図であり鏡を取り外した状態である。 【0042】ランプ1はL字状に直角に屈曲し、2本のランプ1がその長手部分で一直線状になるように中心を合わせて列接している。2本のランプ1が隣接する箇所17で、ランプ1の屈曲部をお互いに近接する位置に配置し、屈曲した短手部分を照明器具本体の中心方向に向けて平行に配置している。このようにランプ1がL字状なので、ランプ1の非発光部である電極やランプ短手側ランプソケット13aを反射板2の外に、他方のランプ長手側ランプソケット13bは透光面の投影範囲Bより外に配置することができる。 【0043】ランプ1は支持部材7、8で固定されており、支持部材7は反射板2に対する横断面位置を固定する。一方支持部材8は反射板2に対する横断面の位置決め部材であり正面から見た時の上下位置を固定する。従って、支持部材7、8を同時に使用することでL字状のランプ1の上下左右前後位置を固定し回転移動を規制することができる。 【0044】また、支持部材8はランプ1の支持部を2箇所有しているため、ランプ1を2本同時に固定することができる。支持部材7、8に弾性のある材料、例えばゴムやシリコンを用いれば、ランプの破損防止用緩衝材としての役目も同時に果たすことになる。 【0045】この支持部材7,8は透明材もしくは半透明の光透過性の材料からなり、光源から出た光の遮蔽物とならないので、支持部材による影ができにくい。またポリカーボネートのような耐熱性に優れた材料を用いれば、点灯時に光源の温度が上がるような光源を用いても樹脂の劣化に伴い影を生じるような問題はない。 【0046】プレート14には開口部12が設けられており、外部から電源を引き込むための開口となる。この位置に相当する取付壁面に速結端子を配置しても良いし、コンセント(図示しない)を設けても良い。コンセントを設けると照明器具の施工時はプラグを差し込むだけで良いので、電線の接続が簡便になる。 【0047】同時にこの開口部12がコンセントの出代を吸収するので、壁面に取り付けた際の照明器具全体の前出を押さえることができる。また外部電源と接続する電線やプラグ、プラグを介したリード線9が本体内に収納されるので、電線が本体から外に伸びる煩雑さが外観に生じない。 【0048】リード線9は、スイッチ10を介してランプ点灯用電源6の入力端子に接続され、点灯用電源6の出力端子はランプ1の両端のランプソケット13a、13bに配線されている。 【0049】ここで、点灯用電源6の出力端子からランプ1の両端のランプソケット13a、13bに到る電線長さをできるだけ短くすることや、またランプ点灯用電源6からの距離が近く、2本のランプ1同士が隣接する位置にあるランプソケット13aにはいずれもプラス端子を、上枠15、下枠16に近くランプ点灯用電源6からの距離が遠いランプソケット13bにはいずれもマイナス端子を接続することが点灯性能上、望ましい。このときランプ1がL字形状であるため、プラス端子とマイナス端子を判別しやすく組立上有利である。 【0050】ここで、図2で示した電源スイッチ10を入れるとリード線9を通してランプ点灯用電源6へ電力が供給され、ランプ点灯用電源6から出力される高周波電源によりランプ1が点灯する。 【0051】なお、本実施形態においては、1つの透光面に対して2本ずつ合計4本のランプ1を使用した場合について説明したが、ランプ点灯用電源6の性能上可能であれば、それよりも多くのランプ1を使用しても、また一つの透光面に対して1本のランプでもよい。 【0052】図4は、図3におけるC部詳細図である。 【0053】反射板2の長手方向略中央部分には、前述したように1つの支持部材8により2本のランプ1の短手部分を同時に支持している。また2本のランプ1の長手部分が、見かけ上1本のランプで構成しているように見えるため、ランプの隣接部分における輝度ムラがない。 【0054】また、ランプ1の屈曲方向は、反射板2の透光面の投影範囲外A部分で反射される光の方向(図中矢印方向)と逆方向に向き、ランプソケット13aを反射板2の外側に配置しているため、ランプソケット13aなどの非発光部により光路が遮られることがない。 【0055】ランプ1をL字状とすると、ランプ1の長手方向に2本配接することができ、さらにランプ1をコの字に曲げるとランプ1の数を無限に連続して配置できるため、ランプ1の長さの制限にとらわれずに自由な長さの透光面3が実現できる。 【0056】また冷陰極型蛍光ランプの曲げ加工は比較的簡便であるため、L字やコの字状だけでなく、自由な曲面で構成された透光面に合わせてランプをつくる事や、暗くなりがちだった透光面の隅部に合わせたランプをつくることも可能である。 【0057】図5は、実施例一の反射板端部分を示した斜視図である。 【0058】ランプ1は、透明の支持部材7で所定の位置に固定されている。また、反射板2の長手方向の両端部に設けられたキャップ11は、照明器具付鏡の外形を構成すると同時に、反射板2の端部に接して設けられている。このキャップ11は反射板2の外に向かっていた図中矢印の光を有効に透光面3へ向ける補助反射面の役割を果たす。 【0059】これによってランプソケット13b付近透光面3がキャップによる反射光で照らされて、暗くなりがちだった透光面3の両端部の輝度があがる。 【0060】キャップ11の高さが同じになるよう上枠15下枠16の寸法を設定すれば、右上と左下、左上と右下を共通部品とすることができ、コスト低減に役立つ。 【0061】反射板2を枠体5に固定するには、ネジ止め、接着止めが簡便である。反射板2の断面形状に合わせた切り溝もしくは凸部をこのキャップ11に設けて反射板2と嵌合させると、反射板2の固定と併せて回転を防ぐ位置決めを兼ねることができる。さらに反射表面でネジ止めしないので、光の反射を乱すネジ頭ような凸凹がなく反射板形状を損ね輝度ムラを生じる事がない。 【0062】図6は、本発明の照明器具付き鏡における実施例一の横断面図である。 【0063】図6において、反射板2は楕円形状部分21と円弧形状部分22の組み合わせで構成されている。楕円形状部分21は楕円の中心で長軸を二分割した楕円でその楕円端部を円弧形状部分22と接続させたものである。また円弧形状部分22は楕円形状部分21が形成する第二の焦点より外側に位置している。 【0064】この楕円形状部分21はランプ1から見て透光面3側にある楕円形状部分211とランプ1から見て透光面3の反対側にある楕円形状部分212に楕円中心の水平線で分割される。 【0065】ランプ1の中心は楕円の長軸上で、楕円焦点より内側つまり楕円中心寄りの位置に設置されている。楕円形状部分21はランプ1の光を透光面3に向ける役目をしている。 【0066】ランプ1から発した光は楕円形状部分212で反射すると、少なくとも一回の反射で透光面3へ向かう。一方楕円形状部分211で反射すると、さらに円弧形状部分22で反射した上で透光面3を透過する。よって反射光の反射回数を少なくできるので光の照射効率が良い。 【0067】加えて楕円形状部分212で一回反射された光、楕円形状部分211で反射された後に円弧形状部分22で反射された光、円弧形状部分22でのみ反射された光の三者が透光面を透過するので、輝度ムラの少なく、かつ輝度の高い均一な光となる。 【0068】なお楕円形状部分21は、光を円弧状部分22に向け円弧状部分22を均一に照射する、放物線形状やn次曲線を組みあわせた反射板形状とすることもできる。 【0069】透光面3の投影範囲には、曲率一定の曲面すなわち円弧形状部分22のみが置かれているため、円弧形状部分22で反射された光は偏ることなく透光面3に向けられるので、輝度ムラがない。またランプ1の直接光と、楕円形状部分211で反射された光が円弧形状部分22を照らすため、円弧状部分22自身はほぼ均一に発光して見える。 【0070】なおこの円弧状部分は微小直線で近似すると、反射板2を意図した形状を、簡便に製造上できる。また、円弧形状部分22の曲率や向きを変えると、反射光を鏡の中心方向に集める事ができる。 【0071】透光面3の外形は、投影部分が円弧形状部分22内に収まれば、被照射側の正面から見てどのような形状にしてもよい。例えばドーナツ状の透光面や額縁状の外周に透光面を設けても、輝度ムラのない透光面3をつくることができる。 【0072】光の拡散面を設ける場合は、反射板2の円弧形状部分22、透光面3の表・裏いずれに設けてもよく、また前記面の中で複数に拡散面を組み合わせ設けてもよい。またこれらに追加して反射板2の楕円形状部分21を拡散面としたり、さらに反射板2と透光面3で構成される閉空間内に拡散素子を封入してもよい。 【0073】また反射板2のランプに近い側の端部25は、鏡4と透光面3の境界近くにまで伸びている。そのため、反射板2から外れて漏出する光がないので、効率よく楕円形状部分22へ向けられる。また端部25はランプ側に曲げてあるため、光の反射効率を落とさず、かつ反射板のエッジで鏡4を傷つけない。 【0074】反射板2のランプ1から遠い端部26と枠体5の接点には、枠体5と一体で構成された突起51を設けて反射板2の位置決めとすることができる。また突起51によって反射板2の端部が保護されるので、反射板2の変形防止になり、かつ反射板のエッジで透光面3を傷つけない。 【0075】図7は、反射板2の斜視図である。 【0076】L字状に折り曲げたランプ1の一端を通過させるため、反射板2の長手方向のほぼ中央位置に開口部23を設けている。開口部23は、ランプ1の着脱が容易であるように反射板2の外縁部である端部25まで達している。端部25での開口幅は、反射面をできるだけ大きくするようランプ1の直径よりやや大きい幅になってある。 【0077】またランプ1の長手部分から出た光で開口部23を通過した分は、ランプ短手部の発光によって補われるので、透光面3で輝度ムラが生じない。 【0078】また反射板2の長手方向の両端24は、ランプ1の位置を支持する支持部材7、8が組立しやすいように切り欠いてある。またこの切り欠きによってランプ1の組み立て・交換もスムーズに行うことができる。 【0079】以上、上記はランプ1を被照射側から見て透光面3の投影範囲外に設けた場合について説明したが、ランプ1を投影範囲内(透光面3背面)に設けた場合について、以下に説明する。 【0080】図8は、本発明の照明器具における一実施形態に係る長手方向断面図である。 【0081】ランプ1の発光部は、前面に設けられた透光面3と反射板2で形成された空間内に設置される。また、発光部の中途からランプ1の被照射側への光路方向(図中矢印X方向)とは逆向きにL字状に屈曲しており、その延長上の端部に設けられた非発光部であるランプソケット13は反射板3の更に背面に位置している。従って、被照射側から見て(図中矢印Y方向)非発光部であるランプソケット13は反射板2に隠蔽されており、ランプ1から被照射側への光路を阻害する位置に存在しないのでランプソケット13による影が生じない、つまり透光面3において均一な輝度が得られる。 【0082】図9は、本発明の照明器具における第二の実施形態に係る長手方向断面図である。 【0083】ランプ1の発光部及び非発光部であるランプソケット13は、前面に設けられた透光面3と反射板2で形成された空間内に設置される。また、発光部の中途からランプ1の被照射側への光路方向(図中矢印X方向)とは逆向きにL字状に屈曲しており、その延長上の端部には非発光部であるランプソケット13が設けられている。従って、被照射側から見て(図中矢印Y方向)非発光部であるランプソケット13はランプ1の発光部に隠蔽されており、図8の場合と同様に透光面3において均一な輝度が得られる。 【0084】図10は、本発明の照明器具における第三の実施形態の平面図である。 【0085】図10は、複数のランプ1を列接し、夫々端部にランプソケット13等の非発光部に、別のランプ1´の発光部を並列させている。ランプ1´の発光部の長さは、ランプ1の非発光部間の距離よりも十分に長いものである。 【0086】図11も図10と同様に、複数のランプ1をランプ1の長手方向に列接し、一方の非発光部13と他方の発光部が隣接するように構成されている。 【0087】従って図10、図11においては、ランプソケット13に隣接する発光部からの光で、ランプソケット13に阻害される光の損失分を補う事ができるので、非常に容易な構成で透光面3における輝度を均一にすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000010087 【氏名又は名称】東陶機器株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年1月28日(2000.1.28) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−67914(P2001−67914A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月16日(2001.3.16) |
| 【出願番号】 |
特願2000−20123(P2000−20123) |
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