| 【発明の名称】 |
セード装置および照明器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐野 康博
【氏名】松林 大介
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| 【要約】 |
【課題】セード装置13の外観、雰囲気を容易に変更する。
【解決手段】セード装置13は、セード本体21、およびセード本体21の周辺部に配置する装飾枠体22を有する。セード本体21の周辺部に、装飾枠体22を係合するセード側係合部26を設ける。装飾枠体22に、第1の枠面部36およびこの第1の枠面部36の反対側で第1の枠面部36とは色彩や形状などの形態が異なった第2の枠面部37を設ける。これら第1および第2の枠面部36,37に、セード本体21のセード側係合部26に着脱可能に係合する枠側係合部38をそれぞれ設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 周辺部にセード側係合部を有するセード本体と、第1の枠面部およびこの第1の枠面部の反対側で第1の枠面部とは形態が異なった第2の枠面部を有し、これら第1および第2の枠面部に前記セード本体のセード側係合部に着脱可能に係合される枠側係合部がそれぞれ設けられた装飾枠体とを備えていることを特徴とするセード装置。 【請求項2】 装飾枠体の第1の枠面部と第2の枠面部とは色彩が異なっていることを特徴とする請求項1記載のセード装置。 【請求項3】 装飾枠体の第1の枠面部と第2の枠面部とは形状が異なっていることを特徴とする請求項1または2記載のセード装置。 【請求項4】 セード本体のセード側係合部および装飾枠体は環状であることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のセード装置。 【請求項5】 セード本体は、セード本体の周辺部の複数箇所から突設されるとともにセード側係合部が設けられた複数の受部を有し、装飾枠体は、前記セード本体の隣接する受部間にそれぞれ係合されるとともに、両端に前記受部のセード側係合部に係合される第1および第2の枠側係合部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のセード装置。 【請求項6】 セード本体に装飾枠体を係合した状態で保持する取付具を備えていることを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載のセード装置。 【請求項7】 器具本体と、この器具本体に着脱可能に取り付けられる請求項1ないし6いずれか記載のセード装置とを備えていることを特徴とする照明器具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、照明器具に用いられるセード装置、およびこのセード装置が用いられた照明器具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば、天井直付形の照明器具では、天井面に取り付けられる器具本体、およびこの器具本体の下面側に配置されるランプなどを覆って器具本体に取り付けられるセード装置を備えている。 【0003】セード装置は、透光性を有するセード本体を有し、このセード本体の周辺部に装飾枠体を固定したものがある。例えば、図11(a) 〜(d) の各例に示すように、セード本体1の周辺部に装飾枠体2を係合し、これらセード本体1と装飾枠体2とをねじやリベットあるいは爪などの固定手段3で固定するようにしている。この装飾枠体2には表裏があり、この装飾枠体2の表面のみを装飾用として使用するようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のセード装置では、装飾枠体2に表裏があり、この装飾枠体2の表面のみを装飾用として使用するので、セード装置の外観は一定であり、セード装置の外観、雰囲気を使用者の好みに応じて変更することはできなかった。 【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたもので、外観、雰囲気を容易に変更できるセード装置および照明器具を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1記載のセード装置は、周辺部にセード側係合部を有するセード本体と、第1の枠面部およびこの第1の枠面部の反対側で第1の枠面部とは形態が異なった第2の枠面部を有し、これら第1および第2の枠面部に前記セード本体のセード側係合部に着脱可能に係合される枠側係合部がそれぞれ設けられた装飾枠体とを備えているものである。 【0007】そして、この構成では、装飾枠体に形態の異なった第1および第2の枠面部を設けるとともに、これら第1および第2の枠面部にセード本体のセード側係合部に対して係合される枠側係合部をそれぞれ設けたことで、装飾枠体の形態の異なった第1の枠面部と第2の枠面部とのいずれかを任意に選択してセード本体と組み合わせられ、セード装置の外観、雰囲気が変更される。 【0008】請求項2記載のセード装置は、請求項1記載のセード装置において、装飾枠体の第1の枠面部と第2の枠面部とは色彩が異なっているものである。 【0009】そして、この構成では、装飾枠体の第1の枠面部と第2の枠面部とは色彩が異なっていることで、この装飾枠体の色彩を選択することによってセード装置の外観、雰囲気が変更される。 【0010】請求項3記載のセード装置は、請求項1または2記載のセード装置において、装飾枠体の第1の枠面部と第2の枠面部とは形状が異なっているものである。 【0011】そして、この構成では、装飾枠体の第1の枠面部と第2の枠面部とは形状が異なっていることで、この装飾枠体の形状を選択することによってセード装置の外観、雰囲気が変更される。 【0012】請求項4記載のセード装置は、請求項1ないし3いずれか記載のセード装置において、セード本体のセード側係合部および装飾枠体は環状であるものである。 【0013】そして、この構成では、セード本体のセード側係合部および装飾枠体は環状であることで、セード本体と装飾枠体との着脱が容易になる。 【0014】請求項5記載のセード装置は、請求項1ないし4いずれか記載のセード装置において、セード本体は、セード本体の周辺部の複数箇所から突設されるとともにセード側係合部が設けられた複数の受部を有し、装飾枠体は、前記セード本体の隣接する受部間にそれぞれ係合されるとともに、両端に前記受部のセード側係合部に係合される第1および第2の枠側係合部が設けられているものである。 【0015】そして、この構成では、セード本体の周辺部の複数箇所から突設された複数の受部間に装飾枠体がそれぞれ係合されることで、セード本体の周辺部の装飾枠体のうち、部分的に装飾枠体の形態を変更することも可能となり、選択可能とする形態のバリエーションが増加される。 【0016】請求項6記載のセード装置は、請求項1ないし5いずれか記載のセード装置において、セード本体に装飾枠体を係合した状態で保持する取付具を備えているものである。 【0017】そして、この構成では、取付具により、セード本体に装飾枠体を係合した状態で保持される。 【0018】請求項7記載の照明器具は、器具本体と、この器具本体に着脱可能に取り付けられる請求項1ないし6いずれか記載のセード装置とを備えているものである。 【0019】そして、この構成では、請求項1ないし6いずれか記載のセード装置を用いることで、照明器具の外観、雰囲気の変更が容易になる。 【0020】 【発明の実施の形態】以下、本発明のセード装置および照明器具の実施の形態を図面を参照して説明する。 【0021】図1ないし図6にセード装置および照明器具の第1の実施の形態を示す。 【0022】図5および図6において、天井直付形の照明器具11を示し、この照明器具11は、器具本体12、およびセード装置13を備えている。 【0023】器具本体12は、略円盤状に形成され、天井面に対して引掛シーリングなどを介して直付けされるもので、器具本体12の下面にランプとしての環形蛍光ランプ15が配置されるとともに、器具本体12の内部に環形蛍光ランプ15を点灯させるインバータなどの図示しない点灯装置などが収容されている。器具本体12の周辺部には、円周上の複数箇所(例えば3箇所)にセード支持具16が取り付けられている。 【0024】セード装置13は、器具本体12の下面側を覆って器具本体12に取り付けられるもので、セード本体21を有し、このセード本体21の周辺部に装飾枠体22が着脱可能に係合され、セード本体21の円周上の複数箇所(例えば3箇所)に固定された複数の取付具23で装飾枠体22が係脱可能に係止されている。 【0025】そして、セード本体21は、例えば、透光性を有する乳白色のアクリル製で、インジェクション成形によって形成され、緩やかな曲面で下方に突出するセード部25を有し、このセード部25の周辺部には、装飾枠体22が係合される環状のセード側係合部26が形成されているとともに、器具本体12に装着される環状の口部27が形成されている。この口部27の内側に開口部28が形成されている。 【0026】図1ないし図3に示すように、セード側係合部26は、セード部25の周辺部から立ち上げ形成された外周面部29、この周面部29の上端側から内方へ向けて折り曲げ形成された凹段部30、この凹段部30の内縁側から立ち上げ形成された立上部31を有している。 【0027】口部27は、立上部31の上端側から内方へ向けて折り曲げられるとともに外方へ向けて折り返された断面略コ字状に形成され、円周上の複数箇所(例えば3箇所)には器具本体12の各セード支持具16に周方向から係脱される支持受部32が形成されている。 【0028】また、装飾枠体22は、例えば、合成樹脂製で、上下に別部材を組み合わせた2ピース構造あるいは一体構造にて環状に形成されており、上下間の中心線35を境として第1の枠面部36および第2の枠面部37が形成されている。これら第1および第2の枠面部36,37は、対称形状に形成されるとともに、形態として色彩が異なるように形成されている。なお、色彩には、色の他、模様なども含まれる。 【0029】第1および第2の枠面部36,37には、セード本体21のセード側係合部26に上方から着脱可能に係合される枠側係合部38がそれぞれ形成されている。この枠側係合部38は、セード側係合部26の外周面部29に係合される内周面部39、セード側係合部26の凹段部30に係合される凸段部40、セード側係合部26の立上部31に対向される対向部41が形成されている。 【0030】装飾枠体22の内周部で円周上の複数箇所(例えば3箇所)には、セード本体21に取り付けられる各取付具23に嵌合する凹部42が形成されている。 【0031】また、取付具23は、図1ないし図4に示すように、セード本体21に固定されるベース51、およびこのベース51に対してセード本体21の放射方向(以下、セード本体21の内方をセード本体21側、外方を装飾枠体22側という)にスライド可能に支持されるスライド体52を備えている。 【0032】ベース51は、セード側係合部26に固定される固定部55を有し、この固定部55には、セード側係合部26の凹段部30から立上部31および口部27の上面にかけて接合される接合板部56が形成され、この接合板部56の両側に側板部57が形成されているとともに中央に取付孔58を有する取付ボス59が形成されている。そして、図示しない取付ねじをセード本体21の内方から取付ボス59に螺着して締め付けることにより、ベース51がセード本体21に固定される。 【0033】固定部55の上部にはスライド受部60が形成され、このスライド受部60は、スライド体52の下面を受けるガイド板61、両側板部57の上端から略L字状に相対して突出形成されてスライド体52の両側縁および上面を受けるガイド片62を有し、これらガイド板61とガイド片62との間にスライド体52の両側縁がスライド可能に係合されるガイド溝63が形成されている。ガイド板61の上面には爪部64が突出形成されているとともに装飾枠体22側の縁部には切欠部65が形成され、両ガイド片62のガイド溝63内のセード本体21側の端部にはガイド溝63内に突出する係合凸部66が形成されている。 【0034】また、スライド体52は、ベース51から装飾枠体22側に進出した位置を係止位置とするとともに、ベース51側(セード本体21側)に後退した位置を係止解除位置としており、スライド受部60にスライド可能に係合される四角形板状のスライド板71を有し、このスライド板71の下面の装飾枠体22側には装飾枠体22を上方から押さえる押さえ部72が突出形成され、スライド板68の上面にはスライド受部60で支持される両側縁間でスライド方向の中間部に板状の操作部73が上方に立設されている。この操作部73は、ベース51の両側のガイド片62間を通じてベース51より上方に突出されている。 【0035】スライド板71のセード本体21側には爪部64に係合される爪片74が形成され、スライド板71の両側にはセード本体21側と中間部とに係合凹部75,76がそれぞれ形成されている。そして、スライド体52が係止位置に移動した際、爪片74が爪部64に係合するとともに係合凹部75が係合凸部66に係合して係止位置が係脱可能に保持され、また、スライド体52が係止解除位置に移動した際、押さえ部72が切欠部65に係合するとともに係合凹部76が係合凸部66に係合して係止解除位置が係脱可能に保持される。これら爪部64、切欠部65、係合凸部66、爪片74、係合凹部75,76によって、ベース51に対してスライド体52を係止位置および係止解除位置で係脱可能に係合する係合手段77が構成されている。 【0036】なお、スライド板71の上面には、押さえ部72の部分から操作部73にかけて複数の補強用のリブ78が形成されている。 【0037】次に、第1の実施の形態の作用を説明する。 【0038】セード装置13を組み立てるには、図1(b) および図2(b) に示すように、セード本体21の各取付具23のスライド体52をセード本体21の内方側の係止解除位置に移動させておき、装飾枠体22を上方からセード本体21の周辺部に被せ、装飾枠体22の枠側係合部38をセード本体21のセード側係合部26に係合させる。このとき、装飾枠体22の各凹部42をセード本体21の各取付具23に合わせて係合させる。 【0039】図1(a) および図2(a) に示すように、セード本体21の各取付具23のスライド体52をセード本体21の外方側の係止位置に移動させ、押さえ部72を装飾枠体22上に係合させてセード側係合部26との間で装飾枠体22を保持する。 【0040】また、組み立てられたセード装置13を天井面に設置された器具本体12に装着するには、セード装置13を器具本体12の下面を覆うように下方から被着させるとともに、被着状態で周方向に回動させてセード本体21の各支持受部32を器具本体12の各セード支持具16に係合させる。 【0041】このとき、装飾枠体22の各凹部42とセード本体21の各取付具23とが係合しているので、装飾枠体22を持って回動操作した場合でも、装飾枠体22と一体的にセード本体21も回動して、セード本体21の各支持受部32を器具本体12の各セード支持具16に確実に係合させることができる。 【0042】そして、照明器具11の設置状態では、セード装置13の装飾枠体22の例えば第1の枠面部36が下方に向けられている場合、その第1の枠面部36の色彩に応じた外観、雰囲気が得られる。 【0043】また、セード装置13および照明器具11の外観、雰囲気を変更する場合には、セード装置13を装着時とは逆の手順で器具本体12から外し、図1(b) および図2(b)に示すように、セード本体21の各取付具23のスライド体52をセード本体21の内方側の係止解除位置に移動させて装飾枠体22の係止を解除し、装飾枠体22をセード本体21から上方に外すとともに裏返し、装飾枠体22の第2の枠面部37側の枠側係合部38をセード側係合部26に係合し、図1(a) および図2(a)に示すように、セード本体21の各取付具23のスライド体52をセード本体21の外方側の係止位置に移動させ、押さえ部72を装飾枠体22上に係合させてセード側係合部26との間で装飾枠体22を保持する。 【0044】装飾枠体22を裏返した状態では、装飾枠体22の第2の枠面部37が下方に向けられ、その第2の枠面部37の色彩に応じた外観、雰囲気が得られる。 【0045】このように、装飾枠体22に色彩の異なった第1および第2の枠面部36,37を設けるとともに、これら第1および第2の枠面部36,37にセード本体21のセード側係合部26に対して係合される枠側係合部38をそれぞれ設けたので、装飾枠体22の色彩の異なった第1の枠面部36と第2の枠面部37とのいずれかを任意に選択してセード本体21と組み合わせることができ、セード装置13および照明器具11の外観、雰囲気を容易に変更できる。 【0046】セード本体21に対して装飾枠体22を着脱する際、セード本体21のセード側係合部26および装飾枠体22は環状であるので、装飾枠体22を容易に着脱できる。 【0047】また、取付具23は、上方に突出する操作部73を持ってスライド体52をベース51に対して係止位置または係止解錠位置に容易に移動させることができ、工具などを必要とせず、セード本体21に対して装飾枠体22を係止または係止解除でき、セード本体21に対して装飾枠体22を容易に着脱できる。 【0048】特に、操作部73は、スライド体52のベース51に支持される両側縁間でかつスライド体52のスライド方向の中間部から突設されているので、この操作部73を持つことでスライド体52をベース51に対するスライドが安定し、スライド操作を容易にできる。 【0049】取付具23によりセード本体21に対して装飾枠体22を容易に係脱できるので、装飾枠体22を裏返したり、セード本体21と装飾枠体22とを分離して清掃などのメンテナンスを容易にできる。 【0050】さらに、取付具23は、スライド体52が係止位置に移動した際には、爪片74が爪部64に係合するとともに係合凹部75が係合凸部66に係合して係止位置が係脱可能に保持され、また、スライド体52が係止解除位置に移動した際には、押さえ部72が切欠部65に係合するとともに係合凹部76が係合凸部66に係合して係止解除位置が係脱可能に保持される。このように、ベース51に対してスライド体52を係止位置および係止解除位置で係脱可能に係合するので、スライド体52が係止位置および係止解除位置にスライドしたことを容易に把握できるとともに、スライド体52を係止位置および係止解除位置で保持できる。 【0051】なお、装飾枠体22の第1の枠面部36と第2の枠面部37とは形態の相違は、色彩に限らず、図7に示すように、第1の枠面部36と第2の枠面部37とで形状が異なっていてもよく、また、色彩と形状との両方が異なっていてもよい。また、図8に示すように、装飾枠体22は、一体構造の板状とし、第1の枠面部36と第2の枠面部37とで色彩を異なるように構成してもよく、この場合、第1の枠面部36および第2の枠面部37の内周側に枠側係合部38がそれぞれ形成される。 【0052】なお、セード本体21のセード側係合部26および装飾枠体22は環状であるので、セード本体21のセード側係合部26に装飾枠体22を載置するだけでもよく、この場合、取付具23は用いなくてもよい。 【0053】次に、図9ないし図11にセード装置および照明器具の第2の実施の形態を示す。 【0054】セード本体21は、セード部25、およびこのセード部25の周縁部に装着されるセード枠81を有している。セード枠81には、セード部25の外周面に嵌合される嵌合部82が形成されているとともに、セード本体21の上面に被着される口部83が形成され、この口部83の内側に器具本体12の各セード支持具16に係合される複数の支持受部84が形成されている。セード部25にはセード枠81の嵌合部82に係合する爪部85が突設され、この爪部85によってセード部25とセード枠81とが係止されている。 【0055】セード枠81の周辺部の複数箇所、例えば90°間隔で4箇所には受部86が放射方向に突出形成され、この各受部86には仕切部87が形成されているとともにこの仕切部87の両側にセード側係合部26が形成され、受部86の下面から側面にかけて飾り具88が取り付けられている。 【0056】セード側係合部26は、仕切部87の段差状に形成された壁面部89、この壁面部89の下縁から突設された支持部90、壁面部89および支持部90の外側面に形成された側面部91を有している。 【0057】仕切部87には取付台92が形成され、この取付台92には装飾枠体22を係止する取付具93が取り付けられている。取付具93は、長方形板状の係止板94、およびこの係止板94を取付台92にねじ止めする化粧ねじ95を有し、化粧ねじ95には係止板94を貫通して取付台94に螺合されるねじ部96および回動操作する操作部97が形成されている。係止板94は、化粧ねじ95を緩めた状態で、取付台92の両側から係止板94の両端が突出する係止位置、および取付台92の上面内に係止板94が後退する係止解除位置に回動可能とされる。 【0058】また、装飾枠体22は、一体構造の板状で、隣接する受部86間にそれぞれ係合されるように複数に分割(4分割)され、両端に受部86のセード側係合部26に係合される枠側係合部38が形成されている。この枠側係合部38の端面は、セード側係合部26の壁面部89に嵌合するように段差状に形成されている。 【0059】そして、セード装置13を組み立てる場合、図9(b) に示すように、化粧ねじ95を緩めた状態で、係止板94を取付台92上に後退するように係止解除位置に回動させ、装飾枠体22をセード本体21の周辺部の隣接する受部86間に嵌め込んで、装飾枠体22の両端の枠側係合部38を受部86のセード側係合部26に係合させ、その後、図9(a) に示すように、係止板94を取付台92から突出するように係止位置に回動させ、係止板94の端部を装飾枠体22上に進出させた状態で、化粧ねじ95を締め付けて、係止板94を取付台92に固定し、受部86と係止板94との間で装飾枠体22を保持する。 【0060】また、組み立てられたセード装置13を天井面に設置された器具本体12に装着するには、セード装置13を器具本体12の下面を覆うように下方から被着させるとともに、被着状態で周方向に回動させてセード本体21の各支持受部84を器具本体12の各セード支持具16に係合させる。 【0061】そして、照明器具11の設置状態では、セード装置13の各装飾枠体22の例えば第1の枠面部36が下方に向けられている場合、その第1の枠面部36の色彩に応じた外観、雰囲気が得られる。 【0062】また、セード装置13および照明器具11の外観、雰囲気を変更する場合には、セード装置13を装着時とは逆の手順で器具本体12から外し、化粧ねじ95を緩め、係止板94を係止解除位置に回動させ、装飾枠体22を受部86間から上方に外すとともに裏返し、装飾枠体22の第2の枠面部37側の枠側係合部38をセード側係合部26に係合し、係止板94を係止位置に回動させ、化粧ねじ95を締め付ける。 【0063】各装飾枠体22を裏返した状態では、各装飾枠体22の第2の枠面部37が下方に向けられ、その第2の枠面部37の色彩に応じた外観、雰囲気が得られる。 【0064】複数の装飾枠体22のうち、一部の装飾枠体22については第1の枠面部36を下方に向け、残りの装飾枠体22については第2の枠面部37を下方に向けるというように、部分的に各装飾枠体22の色彩を変更することもでき、選択可能とする形態のバリエーションを増加できる。 【0065】なお、この実施の形態においても、装飾枠体22の第1の枠面部36と第2の枠面部37とは形態の相違は、色彩に限らず、形状でもよく、また、色彩と形状との両方が異なっていてもよい。 【0066】なお、上述した各実施の形態では、環形蛍光ランプ15を使用する丸形の照明器具11のセード装置13について説明したが、例えば、直管形蛍光ランプを使用するような四角形の照明器具のセード装置にも同様に適用でき、同様の作用効果が得られる。 【0067】 【発明の効果】請求項1記載のセード装置によれば、装飾枠体に形態の異なった第1および第2の枠面部を設けるとともに、これら第1および第2の枠面部にセード本体のセード側係合部に対して係合される枠側係合部をそれぞれ設けたので、装飾枠体の形態の異なった第1の枠面部と第2の枠面部とのいずれかを任意に選択してセード本体と組み合わせることができ、セード装置の外観、雰囲気を容易に変更できる。 【0068】請求項2記載のセード装置によれば、請求項1記載のセード装置の効果に加えて、装飾枠体の第1の枠面部と第2の枠面部とは色彩が異なっているので、この装飾枠体の色彩を選択することによってセード装置の外観、雰囲気を変更できる。 【0069】請求項3記載のセード装置によれば、請求項1または2記載のセード装置の効果に加えて、装飾枠体の第1の枠面部と第2の枠面部とは形状が異なっているので、この装飾枠体の形状を選択することによってセード装置の外観、雰囲気を変更できる。 【0070】請求項4記載のセード装置によれば、請求項1ないし3いずれか記載のセード装置の効果に加えて、セード本体のセード側係合部および装飾枠体は環状であるので、セード本体と装飾枠体とを容易に着脱できる。 【0071】請求項5記載のセード装置によれば、請求項1ないし4いずれか記載のセード装置の効果に加えて、セード本体の周辺部の複数箇所から突設された複数の受部間に装飾枠体がそれぞれ係合されるので、セード本体の周辺部の装飾枠体のうち、部分的に装飾枠体の形態を変更することもでき、選択可能とする形態のバリエーションを増加できる。 【0072】請求項6記載のセード装置によれば、請求項1ないし5いずれか記載のセード装置の効果に加えて、取付具により、セード本体に装飾枠体を係合した状態で確実に保持できる。 【0073】請求項7記載の照明器具によれば、請求項1ないし6いずれか記載のセード装置を用いるので、照明器具の外観、雰囲気を容易に変更できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】590006332 【氏名又は名称】和光電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年8月25日(1999.8.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062764 【弁理士】 【氏名又は名称】樺澤 襄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−67912(P2001−67912A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月16日(2001.3.16) |
| 【出願番号】 |
特願平11−238803 |
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