トップ :: F 機械工学 照明 加熱 武器 爆破 :: F21 照明




【発明の名称】 装飾用照明具
【発明者】 【氏名】玉置 重雄

【要約】 【課題】照明具のカバー体の外観形状を変化させ、収納時には分解してコンパクト化できるようにする。

【解決手段】可撓性を有する布を材料とした円筒状カバー体11の両端開口端縁には紐挿通孔を形成し、紐13を挿通する。カバー体11の両端内側に離隔配設した。下板1及び上板4は、ドーナツ形状に形成され、内側開口に金属製取付鈑2、5を交差して取り付ける。金属製取付鈑2の交差部には、ナット32を介して支持管を立設し、金属製取付鈑5の交差部の穿孔及びナットより成る支持棒挿通孔に挿通した支持棒7の下端をバネを介して支持管3に挿入し、支持棒7の回転により、カバー体11の外観形状を変化させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 可撓性を有する布を材料とし、円筒状カバー体の両端開口を縮径可能に、両端開口端縁に紐挿通孔を設けて紐を挿通してなるカバー体内に、所望形状の上板と下板とを前記カバー体の両端内側に於いて離隔配設し、前記上板と下板間の距離調整手段を設けることにより、前記上板と下板間の距離を変化せしめて、前記カバー体周面の張り具合を調整可能にし、且つ前記カバー体の内側から前記カバー体を照射するように前記上板と下板間に少なくとも1以上のランプを位置せしめたことを特徴とする装飾用照明具。
【請求項2】 上記上板と上記下板に、下板落下防止のための線材の両端を取り付けたことを特徴とする請求項1記載の装飾用照明具。
【請求項3】 上記上板と下板間の距離調整手段が、下板に上方を開口し内側に腔部を有する支持管を少なくとも1以上設け、上板には支持棒挿通孔を設け、下端を前記支持管に夫々挿入した支持棒を前記支持棒挿通孔に螺入し、該支持棒の回転により前記上板を上下動せしめるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の装飾用照明具。
【請求項4】 上記上板と下板間の距離調整手段が、ピストンロッドの伸縮によるものとし、前記上板と下板にピストンロッド若しくはシリンダーの外端を夫々取り付けたことを特徴とする請求項1又は2記載の装飾用照明具。
【請求項5】 上記支持管に、該支持管に対して所望の角度を有して、先端に球形部を備えた突出杆を取り付け、前記球形部により上記カバー体周面を部分的に外方に突出させるようにしたことを特徴とする請求項3記載の装飾用照明具。
【請求項6】 内側にランプを配置したランプ保護枠体を上記下板に取り付けると共に、上記上板と下板間の距離調整手段が、上面を開口し内側に腔部を有する支持管を前記ランプ保護枠体の上側枠上面に取り付け、前記上板に支持棒挿通孔を設け、該支持棒挿通孔に下端を前記支持管に挿入した支持棒を螺入し、該支持棒の回転により前記上板を上下動せしめるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の装飾用照明具。
【請求項7】 上記ランプはランプ保護枠体の内側に配置し、上記上板と下板間の距離調整手段が、前記上板と下板に支持棒挿通孔を設け、該支持棒挿通孔に夫々支持棒を螺入すると共にこれら支持棒の内端を前記ランプ保護枠体に設けた支持管に挿入し、前記支持棒の回転により前記上板と前記下板を上下動させるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の装飾用照明具。
【請求項8】 上記支持棒に対し、上下方向に復元力を有するバネを上記支持管内に於いて、該支持管底面と上記支持棒端部間に介在させたことを特徴とする請求項3、5、6又は7記載の装飾用照明具。
【請求項9】 可撓性を有する布を材料とし、円筒状カバー体の両端開口を縮径可能に、両端開口端縁に紐挿通孔を設けて紐を挿通して成るカバー体内に、所望形状の上板と下板とを前記カバー体の両端内側に於いて離隔配置し、前記上板と下板の対向位置に螺孔を穿設し、該螺孔に夫々支持棒を取り付け、下板落下防止のために前記支持棒の内端間に伸縮可能な線材を取り付け、前記支持棒を互いに反対方向に引っ張ることにより前記上板と下板間の距離を長くするようにし、複数のランプを設けた給電用リード線を前記線材の長さ方向に沿って取り付けたことを特徴とする装飾用照明具。
【請求項10】 可撓性を有する布を材料とし、円筒状カバー体の両端開口を縮径可能に、両端開口端縁に紐挿通孔を設けて紐を挿通して成るカバー体内に、所望形状の上板と下板とを前記カバー体の両端内側に於いて一定距離を有して離隔配設し、前記下板には支柱を着脱可能に取り付け、前記上板には支持棒挿通孔を設け、該支持棒挿通孔に支持棒を螺入し、該支持棒の下端を支持管に挿入し、該支持管と前記支柱に夫々上下1対の骨の一端を夫々起伏自在に取り付け、これら骨の他端を互いに枢着して連結すると共に、前記支持管下端と前記支柱上端との間にバネを介在させ、前記支持棒の回転により前記カバー体の外観形状を変化せしめるようにしたことを特徴とする装飾用照明具。
【請求項11】 可撓性を有する布を材料とし、円筒状カバー体の両端開口を縮径可能に、両端開口端縁に紐挿通孔を設けて紐を挿通して成るカバー体内に、所望形状の上板と下板とを前記カバー体の両端内側に於いて離隔配設し、前記上板にはフックと下端にバネ取付部を備えた支持棒を取り付け、前記下板にはシリンダーを着脱自在に立設し、該シリンダーのピストンロッドの上端にバネ取付部を前記バネ取付部と対向して取り付け、前記バネ取付部間にバネを介在させると共に、枢着部により連結された上下1対の骨の端部を前記ピストンロッドの上部と前記支持棒の下部に起伏自在に取り付け、前記ピストンロッドの上下動により前記枢着部を内外方向に移動させて、カバー体の外観形状を変化せしめるようにしたことを特徴とする装飾用照明具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装飾用照明具に関し、詳しくは主としてタオル織物を材料とするカバー体で外側を覆い、上板と下板間の距離の変化等によりカバー体の外観形状を変化させることのできる装飾用照明具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、提灯形状を呈する装飾用照明具が、例えば特開平11−86612号公報、特開平11−120802号公報、特開昭58−44601号公報、実用新案登録第3045157号に示すように、カバー体に骨組を取り付けて、カバー体が一定形状を保持するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例の装飾用照明具は、製造に熟練技術を要し、主に手作業のため製造に長時間を要し、又、カバー体の取り換えが容易に出来ず、カバー体に骨組が取り付けられているため、カバー体が汚損すると、障子の張り替えや骨組の修理をしなければならず、手入れが煩雑であるという問題点があった。
【0004】本発明は上記諸事情に鑑み、カバー体を洗濯可能な円筒状布片にし、上板又は上板及び下板に設けた支持棒挿通孔に取り付けた支持棒の回転又は引っ張りにより上板等を上下動せしめて、カバー体周面の張りを調整すること等により、カバー体の外観形状を変化可能にし、しかも低コストな装飾用照明具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、可撓性を有する布を材料とし、円筒状カバー体の両端開口を縮径可能に、両端開口端縁に紐挿通孔を設けて紐を挿通してなるカバー体内に、所望形状の上板と下板とを前記カバー体の両端内側に於いて離隔配設し、前記上板と下板間の距離調整手段を設けることにより、前記上板と下板間の距離を変化せしめて、前記カバー体周面の張り具合を調整可能にし、且つ前記カバー体の内側から照射するように前記上板と下板間に少なくとも1以上のランプを位置せしめたことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明のように、上板と下板間に落下防止用の線材を連結すると、大型装飾用照明具を吊設使用した場合に、下板が落下しなくてよい。
【0007】請求項3記載の発明のように、上記上板と下板間の距離調整手段を、下板に上方を開口し内側に腔部を有する支持管を少なくとも1以上設け、上板には支持棒挿通孔を穿設し、下端を前記支持管に挿入した支持棒を前記支持棒挿通孔に螺入し、この支持棒の回転により前記上板を上下動せしめるようにすることができる。
【0008】本願発明のうち請求項4記載の発明は、シリンダーとピストンロッドの外端を夫々下板と上板に取り付けて、ピストンロッドの伸縮動により上板を上下動させて、カバー体周面の張り具合を調整することを特徴とする。
【0009】請求項3記載の支持管の周面に、この支持管に対して所望の角度を有して、先端に球形部を備えた突出杆を取り付け、前記球形部でカバー体の周面を部分的に外方に突出させるようにすると美観を呈して好適である。
【0010】請求項6記載の発明は、内側にランプを配置したランプ保護枠体を、下板に固定的に取り付け、上面を開口し内側に腔部を有する支持管を前記ランプ保護枠体の上側枠上面に取り付け、上板に穿設した支持棒挿通孔に支持棒を螺入し、この支持棒の下端は前記支持管に挿入し、前記支持棒を回転させることにより、前記上板を上下動させてカバー体周面の張り具合を調整することを特徴とする。
【0011】請求項7記載の発明は、上板と下板に孔を穿設し、これら孔に夫々支持棒を螺入し、これら支持棒の内端にランプ保護枠体の対応する上下側枠を夫々取り付け、前記支持棒の回転により上板と下板を上下動させて、カバー体周面の張り具合を調整することを特徴とする。
【0012】請求項8記載の発明は、支持管内に上下方向に復元力を有するバネを、支持棒端部と支持管底面間に介在させることを特徴とする。
【0013】請求項9記載の発明は、上板と下板の対向する位置に孔を穿設し、これら孔に夫々支持棒を螺入し、この支持棒の対向する内端間に、下板落下防止のための伸縮可能な線材を取り付け、前記支持棒を互いに反対方向に引っ張ることにより前記上板と下板間の距離を長くしてカバー体の張り具合を調整し、前記線材には複数のランプを具備した給電用リード線を線材の長さ方向に沿って取り付けていることを特徴とする。
【0014】請求項10記載の発明は、下板に支柱を着脱自在に取り付け、前記上板に穿設された支持棒挿通孔に支持棒を螺入し、この支持棒の下端を支持管に挿入し、この支持管と前記支柱に、夫々上下1対の骨の一端を起伏自在に取り付け、これら骨の他端を互いに枢着して連結すると共に、前記支持管下端と前記支柱上端との間にバネを介在させて、前記支持棒の回転によりバネを圧縮若しくは復元して前記枢着部を内方若しくは外方に移動させて、カバー体周面に突出部を形成して意匠的効果を得ることを特徴とする。
【0015】請求項11記載の発明は、下板にシリンダーを立設し、このシリンダーのピストンロッドと上板に取り付けた支持棒との間に蔓巻きバネを介在させ、さらに前記支持棒の下部と前記ピストンロッドの上部に上下1対の骨の一端を起伏自在に取り付け、さらに該骨の他端は枢着して連結し、前記ピストンロッドの上下動により前記蔓巻きバネを圧縮復元し、前記枢着部を内外方向に移動させて、カバー体周面に突出部を形成すると共に、張りを有させるようにしたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図を参照にして本発明の実施の形態について説明する。
【0017】図1は装飾用照明具からカバー体を取り外した状態における内部機構を示す縦断面図、図2は使用状態を示す一部切欠斜視図である。これらの図において、下板1は硬質性材料よりなり、内側に円形開口を有するドーナツ形状に形成されている。下板1には2枚の矩形に形成された金属製取付鈑2を、円形開口の中央で交差するように取り付け、さらに、この交差部には上方を開口し内側に腔部を有する支持管3をナット32を介して下板1に対して直角に取り付け、後述する支持棒7を挿入支持するための支持管3として軸方向に所望の長さを有し、安定化を図っている。この支持管3には、上下方向に復元力を有するバネ34を内装している。
【0018】上板4も、下板1と同様に硬質性材料よりなり、内側に円形開口を有するドーナツ形状に形成され、2枚の矩形の金属製取付鈑5を、円形開口の中央で交差するように取り付け、この交差部には孔を穿設し、さらに交差部の孔穿設位置裏側には、前記孔と連通するようにナット6を取り付け、該孔とナット6とで支持棒挿通孔を形成している。支持棒7の上部は、前記支持棒挿通孔と螺合可能な螺旋状溝8を刻設し、該螺旋状溝8の形成部位より下部は、支持管3の腔部に挿入可能な棒状に形成されている。支持棒7の上端にはフック9を設け、所望位置に装飾用照明具を吊設可能にしている。下板1および上板4の円形開口端縁には、飾り金具10を固着している。
【0019】カバー体11は、可撓性を有する織物、例えばタオルを材料とし、両端方を開口し、この両端縁に紐挿通孔を備えた円筒状に形成され、紐挿通孔には夫々紐13を挿通している。上板4から下板1までの間をカバー体11で包被し、紐13を紐挿通孔より引き出してカバー体11の両端開口を縮径し、飾り金具10の基部にて紐13を締着することにより、カバー体11で上板4と下板1とを覆うように取り付けている。
【0020】又、外部から給電用リード線25を上板4の内側開口を通して、ランプ14をカバー体11の内側に吊り下げている。
【0021】又、支持管3及び支持棒7は、下板1及び上板4に夫々複数組設けることにより、複数本の支持管3及び支持棒7で上板4と下板1を離隔し、カバー体11の周面を緊張させる例も含まれる。
【0022】次に作用について説明する。上板4若しくは飾り金具10を把持して、フック9を水平方向に回転させると支持棒7の螺旋状溝8と前記支持棒挿通孔が螺合し、上板4を上下動させ、カバー体11の張り具合を調整する。又、カバー体11が雨水等を含んで伸長した場合は、バネ34の復元力により、上板4と下板1は離れ、カバー体11は上下方向に伸び、張りを保持する。本実施の形態では、ナット6、32を介して、上板4と下板1に夫々支持棒7と支持管3を取り付けているので、不使用時には分解し、コンパクト化して収納し得る。
【0023】図3に示される実施の形態について説明する。本実施の形態では、下板1及び上板4の円形開口に交差させて設けた金属製取付鈑2、5の対向する交差部間にエアシリンダー15を取り付け、空気圧によりエアシリンダー15のピストンロッドがシリンダー内を往復して上板4と下板1間の距離を調整可能にする。固定用管16は、下端を開口し内側に腔部が形成されており、この腔部にエアシリンダーのピストンロッドが内装されている。上板4と下板1の金属製取付鈑5、2の対向位置には、被係止部17が設けられており、下板1落下防止のためのワイヤー18の両端が係止されている。ワイヤー18は、上板4を支持する固定用管16を含むエアシリンダー15の長さよりも僅かばかり長く形成されており、ワイヤーの他に紐若しくはバネ(蔓巻きバネ)であってもよく、また少なくとも1本あれば足り、複数本設ける場合も含まれる。空気送入用パイプ12は、エアシリンダー15と開口連通し、外端は下板1より外部に位置する。他の構成は前述の図1及び図2に示す実施の形態と同様である。
【0024】図4に示される実施の形態について説明する。支持棒7の上部は、前述の図1及び図2に示される実施の形態と同様にナット及び金属製取付鈑5の交差部に穿設された孔とより成る支持棒挿通孔と螺合可能に、螺旋状溝8が刻設されており、この螺旋状溝8形成部より下部は縮径された一本の棒に形成されている。下板1の金属製取付鈑2の交差部には上方を開口した支持管3を立設し、この支持管3に支持棒7の下部が挿通取着される。支持管3の外周面には、支持管3に対して所望の角度を有して、先端に球形部を備えた突出杆26を取り付けている。突出杆26は、両端に夫々嵌入孔と突起を有する連結杆を1本の棒状に連結することにより球形部の位置を調整できる。球形部でカバー体11を外側方に突出させ、意匠的変化をする装飾用照明具として美観を呈せしめる。前述の図1及び図2に示す実施の形態と同様に、光源としてランプをカバー体内に配置して使用する。
【0025】図5に示される実施の形態について説明する。カバー体の内側に於いて、上板4と下板1との間にランプ保護枠体19を介在させる。ランプ保護枠体19は、上下側枠20と左右側枠21とより成り、該下側枠20と下板1とは、支柱23を連設してランプ保護枠体19を一体的に取り付け、さらに上側枠20の上面中央には上方を開口した支持管24を、上側枠20の上面に対して直角に設け、フック9を具備する支持棒7を支持管24に挿通取着している。ランプ14の給電用リード線25は、支持管24及び上板4の内側開口を通過して、外部電源(図示せず)より給電可能に形成されている。
【0026】図5に示される実施の形態では、支持棒7と、金属製取付鈑5の交差部に穿設された孔及びナット6により構成される支持棒挿通孔が螺合しているので、支持棒7を前記支持棒挿通孔に螺入することにより、上板4と上側枠20との距離を調整可能で、カバー体の緊張状態を所望のものにすることができる。
【0027】図6及び図7に示される実施の形態について説明する。ランプ保護枠体22は、前述の図5に示されるランプ保護枠体19と同様の構成をしている。ランプ保護枠体22の上側枠20に、光源として携帯用小形電燈27を携帯用小形電燈27の吊杆28により吊設すると共に、下側枠20と携帯用小形電燈27下面との間にはバネ29を介在させて、このバネ29の復元力で携帯用小形電燈27の位置を安定的に保持させるようにしている。上下側枠20には、フック9を備えた支持棒7の端部を挿入する挿入口を備えた支持管24を取り付けている。支持棒7の周面には螺旋状溝を形成し、金属製取付鈑2、5の交差部に穿設した孔と連通するナットと螺合させている。そして、フック9を回転させると、上板4又は/および下板1が支持棒7の軸方向に沿って移動し、カバー体11の張り具合を調整する。また、図7に示すように、カバー体11の周面軸方向に沿って携帯用小形電燈27を出入自在な開口を設け、該開口の開口端縁には開閉具(例えば、ファスナー)30を縫着等の手段により取り付けている。円筒状のカバー体11の両端縁は袋状に縫製して紐挿通孔11aを形成している。
【0028】図8〜図10に示す実施の形態について説明する。下板31は内側に方形開口を有する方形状に形成され、前記内側開口で且つ下板31の中央位置で交差する2枚の金属製取付鈑2、2を有している。下板31の隅部及び金属製取付板2、2の交差部には、ナット32を設けている。支持管3は、上端面を開口し、下端を閉塞して内側に腔部を有すると共に下端には前記ナット32と螺合する螺旋状溝を周面に形成して、支持管3をナット32に螺着している。上板33は、下板31と同一大きさの方形状に形成され、内側に方形開口を設け、上板33の中央で交差するように金属製取付鈑5を前記開口に於いて交差させて取り付け、この交差部中央及び前記方形開口隅部近傍に孔を穿設し、該孔の下側にはナットを、前記孔と連通するように取り付けている。図9及び図10に示すように、支持棒7は上端にフック9を備え、支持棒7、36の上部周面には、前記ナットと螺合する螺旋状溝8が刻設され、長手方向中央近傍より下方は縮経して、支持管3に挿通可能に構成されている。支持棒7、36の螺旋状溝8には、軸方向に所定間隔を有して平行に複数の周溝35が形成されており、さらにこの周溝35の溝内は夫々異なる色彩(例えば、上から赤、黄、青、白)に着色されている。支持棒7、36に形成された螺旋状溝8に、軸方向に所定間隔を有して夫々異なる色彩に着色された平行な周溝35が形成されているので支持棒7、36の周溝35を色彩に応じた位置に調整すると、容易に上板33と下板31を平行な位置に位置決めできる。
【0029】図11に示される実施例について説明する。上板4の金属製取付板5の交差部中央に形成した孔と連通して取り付けられたナット6には、この連通孔と螺合する螺旋状溝を周面に刻設し、フック9を備えた支持棒37を螺入している。この支持棒37の下端には係止孔を穿設している。同様に、下板1の金属製取付鈑2の交差部中央に穿設された孔と連通して取り付けられたナット6には、この連通孔と螺合する螺旋状溝を周面に刻設し上端に係止孔を穿設し、下端にフック9を備えた支持棒37を螺入している。支持棒37、37の係止孔には下板1落下防止用の線材38の両端が係止されている。本実施の形態では、金属製取付鈑5、2に取り付けた支持棒37に具備するフック9を反対方向に引っ張ることにより上板4と下板1との間の距離を変化せしめて、カバー体11の張り具合を調整可能な構造にしている。尚、ランプ14は、複数内装する場合も含み、後述する図12に示すように、線材38に給電用リード線25を絡ませて複数のランプを取着することも考えられる。
【0030】図12に示される実施例について説明する。金属製取付鈑5、2の対向位置には、カバー体ねじれ防止のための蔓巻きバネ54の両端を取り付けている。支持棒37の他端間には、下板1落下防止用線材38の両端を取り付け、この線材38には、複数のランプ14を設けた給電用リード線25を絡ませて取り付けている。他の構成は前述の図11に示される実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
【0031】図13及び図14に示される実施の形態について説明する。下板1の金属製取付鈑2の交差部中央には骨取付部39を備えた支柱23が立設されており、上端はフランジに形成されてバネ取付部40を構成している。支持棒7の下部は、支持管24に挿入取着されている。骨取付部55を備えた支持管24の下端も、支柱23の上端と同様にフランジに形成されてバネ取付部41を構成している。バネ取付部40、41間にはバネ42を介在させている。骨43、44は上下1対とし、上下1対の骨43、44の一端は、夫々骨取付部55、39に取り付けられ、骨43、44の他端は枢着して連結されている。突起50を枢着部45の外側に設け、支持棒7の上下動により突起50を内外方向に位置を移動せしめ、カバー体11の張り具合を調整する。1本に連結される上下1対の骨43、44は、支持棒7を中心として所定角度の開きを有して放射状に設けることも本発明に含まれる。支持棒7を下降させると、枢着部45と共に突起50が外側方へ移動して、カバー体11の周面を突起50で緊張させ、反対に支持棒7を上昇させると枢着部45と共に突起50の位置が内側方へ移動して、カバー体11の周面形状を変化させる。
【0032】図15に示される実施の形態について説明する。本実施の形態においては、金属製取付鈑5の交差部中央に穿設した孔にはナット6を前記孔と連通して取り付けて支持棒挿通孔を形成する。この支持棒挿通孔には支持棒49及びフック9を取り付け、該支持棒49の下部には骨取付部46を設け、下端にはバネ取付部51を設けている。金属製取付鈑2の交差部中央には、ナット32を介してエアシリンダー15を形成している。下端を開口し内側に腔部を有する外筒47には、エアシリンダー15のピストンロッドが内装されている。外筒47の上部には骨取付部48を、上端にはバネ取付部52を取り付けている。バネ取付部51、52には、蔓巻きバネ53の両端を係止固定して取り付けている。そして、ピストンロッドの伸縮動により、突起50の位置を移動せしめて、装飾用照明具を意匠的に変化をさせるものである。他の構成は前述の図13に示される実施例の形態と同様である。
【0033】尚、上述の実施の形態では、外観形状が円筒形、中空直方体形等の装飾用照明具を例に説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、上板や下板の形状を所望形状に形成することにより中空三角柱形、中空多角柱形にすることも、また、下板よりも上板の大きさを著しく小さくすることにより、所望の中空角錐形若しくは略中空円錐形に形成されたものも本願発明に含まれる。又、支持管内に上下方向に復元力を有するバネ34を内装しないものも本願発明に含まれる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、カバー体を上板、下板等から着脱自在に形成したので、異なる図柄のカバー体に取り替えることにより、意匠的変化を楽しむことができ、また、カバー体が織物(特にタオル)より成るので、洗濯して同じカバー体を繰り返し使用することができ、紙製のものと比較して耐久性が高いという効果がある。
【0035】上板と下板との間に介在させる支柱等に外側方に突設するランプや骨を設けることでカバー体の周面形状を変化せしめることができる。
【0036】構成部品にナット等を使用し、螺着等の手段により装飾用照明具を組み立てて製造可能なため、不使用時には分解してコンパクト化できるため、収納スペースが狭小で済むという効果がある。
【出願人】 【識別番号】599138434
【氏名又は名称】玉置 重雄
【出願日】 平成11年8月25日(1999.8.25)
【代理人】 【識別番号】100050901
【弁理士】
【氏名又は名称】長尾 貞吉
【公開番号】 特開2001−67911(P2001−67911A)
【公開日】 平成13年3月16日(2001.3.16)
【出願番号】 特願平11−281903