トップ :: F 機械工学 照明 加熱 武器 爆破 :: F21 照明




【発明の名称】 気密装置用の照明装置
【発明者】 【氏名】鳥谷 智晶

【氏名】妻沼 孝司

【氏名】栗田 勉

【氏名】高橋 幸弘

【氏名】佐藤 秀樹

【要約】 【課題】本発明は、蛍光灯のような過酷な条件に弱い構造の照明器具を用いることなく、かつ、若干の不都合が起きても、グローブボックス自体の破棄に迄は至らない構造の気密装置用の照明装置を提供せんとするものである。

【解決手段】かゝる本発明は、外部から気密に隔離された気密ボックス100Bと、気密ボックス100Bの側面に設置されると共に、内部に照明用のランプが内蔵されたランプハウス110と、ランプハウス用の電源部120と、電源部用の制御部130と、気密ボックス100Bの壁面に気密に取り付けられた気密アダプタ400Bと、気密アダプタ400B内に交換可能に装着されると共に、ランプハウス110からの照明光を前記気密ボックス100B内に導くための棒状のガラスロッド404とからなる気密装置用の照明装置にあり、これによって、過酷な条件に弱い構造の照明器具を用いることなく、かつ若干の不都合が起きても、グローブボックス自体の破棄に迄は至らない構造の照明装置が得られる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 外部から気密に隔離された気密ボックスと、当該気密ボックスの側面に設置されると共に、内部に照明用のランプが内蔵されたランプハウスと、当該ランプハウス用の電源部と、当該電源部用の制御部と、前記気密ボックスの壁面に気密に取り付けられた気密アダプタと、当該気密アダプタ内に交換可能に装着されると共に、前記ランプハウスからの照明光を前記気密ボックス内に導くための棒状のガラスロッドとからなることを特徴とする気密装置用の照明装置。
【請求項2】 前記ランプハウスが、前記ランプと、当該ランプからの照明光を収束させると共に反射させる湾曲ミラーと、前記照明光の伝送路の途中にあって、その光量を調整するための光量調整部材と、前記気密アダプタのガラスロッドの端面に当接されて、光伝送路をなす位置調整用の補助ガラスロッドとからなることを特徴とする請求項1記載の気密装置用の照明装置。
【請求項3】 前記気密アダプタが、前記気密ボックスの壁面に気密に装着される外筒アダプタ体と、当該外筒アダプタ体の筒内に気密にかつ交換可能に挿入されて装着される内部アダプタ体と、当該内部アダプタ体の外周と前記外筒アダプタ体の内周間に介在される少なくとも2個の環状のシール部材とからなり、前記外筒アダプタ体の長さをaとし、前記2個のシール部材の一方から前記内部アダプタ体の一方の端部までの離間距離をbとすると共に、前記2個のシール部材の他方から前記内部アダプタ体の他方の端部までの離間距離をcとしたとき、a>b+cの関係にあることを特徴とする請求項1又は2記載の気密装置用の照明装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気密装置、例えばグローブボックスなど取り付けられる照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】気密性が要求される気密装置(設備、構築物なども含む、以下同じ)としては、種々のものが既に提案されているが、その中でも、装置内に、放射線物質や毒性の物質、激しい反応の伴う化学薬品、或いは特殊な細菌や細胞などを搬入して、種々の試験操作や遺伝子操作などを行う場合、これらのものが外部へ漏洩したり、飛散したりすることがあってはならず、厳格に阻止する必要がある。このような要請に答える気密装置として、上記グローブボックスがよく知られており、その一例を示すと、図5〜図6の如くで、当該図5はその正面図、当該図6はその使用状態の概略縦断面図である。
【0003】このグローブボックス100の場合、当然外部から気密に隔離された気密ボックス100Aを備えてなり、この内部に搬入された容器201やこれから取り出された放射線物質202、試験器具203などを操作して所定の操作(作業)を行うわけであるが、このとき、通常作業者300は、気密ボックス100Aの外部に居て、例えば気密ボックス100Aの正面に設けた覗き窓101から内部を覗きながら、手挿入口102に手を入れ、気密ボックス100Aの内部とは気密状態に保持されると共に伸縮自在とするグローブ103に手を通し、このグローブ103を介して、上記放射線物質202や試験器具203などを操作している。
【0004】このとき、ボックス内部、例えば天井部分に設けた蛍光灯などの照明器具104で内部を照明する一方、必要な場合には、作業者300の手元がより明るくなるように、例えばボックス内部に光ファイバを束ねたバンドルファイバなどからなるライトガイド(光伝送手段)105を設けると共に、外部には、その光源106や制御装置107を設置し、上記光源106からは、やはりバンドルファイバなどからなるライトガイド108を設けて、内部のライトガイド105に光を伝送させている。
【0005】このとき、外部の光源106と内部のライトガイド105との接続にあたっては、一般に気密アダプタ400Aと呼ばれる接続器具を、気密ボックス100Aの壁面に取り付けて行っている。この気密アダプタ400Aの一般的な従来例としては、例えば図7に示した如きものが挙げられる。
【0006】上記図7の気密アダプタ400Aは、鍔状のフランジ401aを有する筒体のアダプタ本体401からなり、上記フランジ401aを介して、ねじなどの固定具500,500によって、気密ボックス100Aの壁面100aに取り付けられ、また、その筒両端部内側には、内外のバンドルファイバなどからなるライトガイド105,108が接続される接続口402,403が形成されている。そしてまた、その筒内部には、上記各ライトガイド105,108の端面と当接される棒状のガラスロッド404が、例えば当該筒内の2箇所に形成された環状の溝405,405に装着された2個のOリング406,406を介して、気密に挿入されている。なお、この壁面100aと上記フランジ401aとの間には、シール用のOリング407が介在させてある。したがって、気密ボックス100A内のもの(放射線や化学生成ガスなど)は、外部に洩れることはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のような構造のグローブボックス100における、照明装置の場合、次のような改善すべき問題点があった。
【0008】(1)先ず、気密ボックス100Aの天井部分に蛍光灯などの照明器具104を設けた構造では、当該照明器具104自体が過酷な条件下に曝されるため、損傷し易く、一度損傷すると、その交換作業が大変で、ときには、グローブボックス100自体の破棄に繋がることがある。勿論、その損傷した照明器具104自体も、放射線や化学生成ガスなどの汚染物として処理しなければならなくなる。
【0009】(2)また、気密ボックス100A内にバンドルファイバなどからなるライトガイド108を設けた構造でも、その外部の光源106や制御装置107が気密ボックス100Aから離間した形で配置されていたため、光源106とこの気密ボックス100Aの壁面100aに取り付けた気密アダプタ400Aとの間には、同じくバンドルファイバなどからなるライトガイド105を接続する必要があり、面倒であった。
【0010】(3)さらに、上記気密アダプタ400Aの構成では、その内部に挿入された棒状のガラスロッド404の内外の両端面にライトガイド105,108の端面が当接されて使用されるわけであるが、この使用によって、ガラスロッド404の端面に傷などが付いて、所期の光伝送効率が得られなくなった場合には、ガラスロッド404だけの交換が不可能であるため、グローブボックス100全体の破棄に繋がることがあり、甚だ不経済であった。
【0011】本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、蛍光灯のような過酷な条件に弱い構造の照明器具を用いることなく、かつ、若干の不都合が起きても、グローブボックス自体の破棄に迄は至らない構造の気密装置用の照明装置を提供せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の気密装置用の照明装置は、外部から気密に隔離された気密ボックスと、当該気密ボックスの側面に設置されると共に、内部に照明用のランプが内蔵されたランプハウスと、当該ランプハウス用の電源部と、当該電源部用の制御部と、前記気密ボックスの壁面に気密に取り付けられた気密アダプタと、当該気密アダプタ内に交換可能に装着されると共に、前記ランプハウスからの照明光を前記気密ボックス内に導くための棒状のガラスロッドとからなる気密装置用の照明装置にある。
【0013】本発明の請求項2記載の気密装置用の照明装置は、前記ランプハウスが、前記ランプと、当該ランプからの照明光を収束させると共に反射させる湾曲ミラーと、前記照明光の伝送路の途中にあって、その光量を調整するための光量調整部材と、前記気密アダプタのガラスロッドの端面に当接されて、光伝送路をなす位置調整兼保護用の補助ガラスロッドとからなる請求項1記載の気密装置用の照明装置にある。
【0014】本発明の請求項3記載の気密装置用の照明装置は、前記気密アダプタが、前記気密ボックスの壁面に気密に装着される外筒アダプタ体と、当該外筒アダプタ体の筒内に気密にかつ交換可能に挿入されて装着される内部アダプタ体と、当該内部アダプタ体の外周と前記外筒アダプタ体の内周間に介在される少なくとも2個の環状のシール部材とからなり、前記外筒アダプタ体の長さをaとし、前記2個のシール部材の一方から前記内部アダプタ体の一方の端部までの離間距離をbとすると共に、前記2個のシール部材の他方から前記内部アダプタ体の他方の端部までの離間距離をcとしたとき、a>b+cの関係にある請求項1又は2記載の気密装置用の照明装置にある。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る気密装置用の照明装置全体の一例を示した概略説明図、図2はランプハウスの内部構造を示した概略説明図、図3は光量調整部材を示した平面図、図4は気密アダプタを示した縦断面図である。
【0016】上記図中、100Bはグローブボックス100をなす外部から気密に隔離された気密ボックス、110は気密ボックス100Bの側面に設置されると共に、内部に照明用のランプ111が内蔵されたランプハウス、120はランプハウス用の電源部、130は電源部用の制御部、400Bは気密ボックス100Bの壁面100aに気密に取り付けられた気密アダプタ、404は気密アダプタ400B内に交換可能に装着されると共に、ランプハウス110からの照明光を気密ボックス100B内に導くための棒状のガラスロッドである。
【0017】上記ランプハウス110は、ハロゲンランプ、キセノンランプ、メタルハライドランプなどからなる上記ランプ111と、このランプ111からの照明光を収束させると共に反射させる湾曲(楕円状)ミラー112と、照明光の伝送路Lの途中に必要により設けられ、その伝送方向を変えるための平面反射ミラー113と、同じく照明光の伝送路Lの途中にあって、その光量を調整するための光量調整部材114と、気密アダプタ400Bのガラスロッド404の端面に当接されて、光伝送路をなす位置調整兼保護用の補助ガラスロッド115とからなる。なお、上記平面反射ミラー113は、ランプ111と補助ガラスロッド115とを直列に配列した場合、省略することができる。
【0018】上記光量調整部材114は、特に限定されないが、図3に示すように、金属製の円盤体114aの周方向に口径の異なる多数の透孔114bを配列したものを、中央の軸ピン114cを中心に回転自在に構成するとよい。したがって、この円盤体114aを手動又は自動などで適宜回せば、照明光の透過量を適宜減量させることができる。ここで、伝送されている照明光は、かなりの高温を呈するため、上記のように金属製の円盤体114aの使用が好ましいが、図示しない、耐熱性ガラスなどの光透過性の円盤体の周方向にやはり光透過率の異なる領域を設けたものを、上記と同様に回転自在に構成してもよい。
【0019】上記補助ガラスロッド115は、収束された照明光が良好に気密アダプタ400Bのガラスロッド404側に導入されるように、位置調整する機能と共に、伝送されてくる照明光はかなりの高温であるため、この高温と物理的な接触などによる損傷から、上記ガラスロッド404側の端面を保護する機能がある。つまり、この補助ガラスロッド115の採用により、集光の微調整などの際、気密アダプタ400Bのガラスロッド404側はそのままとして、当該小片の補助ガラスロッド115側を、適宜調整するのみで対応できるため、良好な作業性が得られる。言い換えれば、ランプハウス設計の大きな自由度が得られる。また、この補助ガラスロッド115として、耐熱性ガラスなどを用いれば、良好な保護機能と共に、大きな耐久性が得られる。
【0020】上記気密アダプタ400B内に挿入された棒状のガラスロッド404の下端は、そのまま照射端として(若干延長することも可)、気密ボックス100B内を照明したり(図1中右側の気密アダプタの場合)、或いは接続端として、上記のようにバンドルファイバなどからなるライトガイド105を接続するようになっている(図1中左側の気密アダプタの場合)。
【0021】また、この気密アダプタ400Bは、その主要部が、鍔状のフランジ420aを有する外筒アダプタ体420と、筒体(中実体なども可)の内部アダプタ体430とからなり、この内部アダプタ体430が必要により交換できるようになっている。
【0022】上記外筒アダプタ体420は、比較的長い筒体のほぼ中央外周に上記鍔状のフランジ420aがあり、このフランジ420aを介して、ねじなどの固定具500,500によって、気密ボックス100Bの壁面100aに取り付けられている。なお、この壁面100aと上記フランジ420aとの間には、シール用のOリング421が介在させてある。
【0023】上記内部アダプタ体430は、その外周の比較的大きく離間した少なくとも2箇所(3箇所以上も可)に形成された環状の溝431,431に装着された少なくとも2個(3個以上も可)のシール部材であるOリング432,432を介して、上記外筒アダプタ体420の筒内に気密に挿入されると共に、その外周の一端(図4中の上端)と、外周の途中(図4中の下端寄りの途中)には、段部433,433が設けてあって、この各段部433,433に、上記外筒アダプタ体420の筒両端内側に螺着された環状の固定用リング部材440,440が両側から当接して、当該内部アダプタ体430を外筒アダプタ体420に装着させるようになっている。なお、上記一方(図4中上端側)の固定用リング部材440の内端面側で、内部アダプタ体430と外筒アダプタ体420の一部には、内部アダプタ体430の回転を規制するためのキーピンなどからなるキー部材450が着脱可能に装着されている。
【0024】そしてまた、内部アダプタ体430の筒両端内側には、ライトガイド341,342が接続される接続口434,435が形成され、また、その筒内部には、上記各ライトガイド341,342の端面と当接される棒状のガラスロッド(光伝送体)404が、例えば当該筒内の2箇所に形成された環状の溝436,436に装着された2個のOリング437,437を介して、気密に挿入されている。したがって、グローブボックス内のもの(核燃料物質や放射線、化学生成ガスなど)が外部に洩れることはない。
【0025】そしてさらに、この気密アダプタ400Bにあっては、内部アダプタ体430の簡単かつ迅速な交換に対応するため、外筒アダプタ体420の長さ、より正確には一方の段部433とキー部材450の挿入穴間の長さをaとし、上記内部アダプタ体430の一方のOリング432(図4中上方側のもの)から当該内部アダプタ体430の一方の端部(図4中上端)までの離間間隔をbとすると共に、他方のOリング432(図4中下方側のもの)から当該内部アダプタ体430の他方の端部(図4中下端)までの離間間隔をcとしたとき、a>b+cの関係にしてある。
【0026】次に、このように構成される本発明の気密装置用の照明装置によると、電源部120及び制御部130を介して、所定の電流をランプハウス110に通電すれば、ランプ111が点灯して、その照明光が、上記気密アダプタ400Bの棒状のガラスロッド404の下端から直接照射され、また、ライトガイド105を通じて、作業者の手元に照射される。
【0027】また、上記気密アダプタ100Bにおける、a>b+cの関係から、例えばガラスロッド404の端面に傷が付いたり、汚れが付着した場合、気密性を保持したままで、比較的簡単な操作で、迅速に内部アダプタ体430を交換することができる。
【0028】この交換の具体的な方法は、先ず、グローブボックスの外側(図4の上端側)の固定用リング部材440を取り外すと共に、内部アダプタ体430の側面側にあるキー部材450を取り外す。次に、グローブボックスの内側から、内側の固定用リング部材440を取り外す。このとき、内部アダプタ体430は、Oリング432,432の摩擦力によってある程度の保持力はあるものの、基本的には、フリー状態となるため、内外のいずれかの側から仮り支えしておく。
【0029】この後、既設の内部アダプタ体430の外側の端面に、予備の交換用の内部アダプタ体430の端面を当接させて、ゆっくり押し込む。この押し込み時、最初に既設の内部アダプタ体430のグローブボックス側のOリング432が外筒アダプタ体420の筒部から外れても、外側のOリング432が外筒アダプタ体420の筒内面と摺接した形で移動するため、気密性は保たれる。そして、この既設の内部アダプタ体430の外側のOリング432が外筒アダプタ体420の筒部から外れる位置に達したときには、上記交換用の内部アダプタ体430のグローブボックス側のOリング432が新たに外筒アダプタ体420の筒内に挿入されて、やはり外筒アダプタ体420の筒内面と摺接した形で移動する。
【0030】したがって、既設の内部アダプタ体430が完全に外筒アダプタ体420から外れても、気密アダプタ400Bの気密性は保たれる。この気密性は、上記した外筒アダプタ体420の長さaと、一方のOリング432(図4中上方側のもの)から内部アダプタ体430の一方の端部(図4中上端)までの離間間隔bと、他方のOリング432(図4中下方側のもの)から内部アダプタ体430の他方の端部(図4中下端)までの離間間隔cとの関係(a>b+c)によって、良好に維持される。
【0031】上記のようにして、交換用の内部アダプタ体430が所定の位置に達したら、グローブボックスの内側から、内側の固定用リング部材440を外筒アダプタ体420の所定の部分に取り付ける。この後、キー部材450を所定の位置に取り付け、引き続き、外側の固定用リング部材440を外筒アダプタ体420の所定の部分に取り付ける。
【0032】これによって、図4に示した状態の気密アダプタ400Bが得られると共に、内部アダプタ体430の交換が完了する。この場合、取り外された既設の内部アダプタ体430だけがグローブボックス内に取り込まれる。
【0033】なお、上記実施の態様では、グローブボックスについて説明したが、本発明の気密装置は、これに限定されず、本発明と同様の問題を有するその他の装置や設備、施設などにも適用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明の気密装置用の照明装置によると、次のような優れた効果が得られる。
【0035】(1)先ず、照明光がすべて、気密ボックスの気密アダプタを介して、導入される構成であるため、高い安全性と共に、大きな耐久性が得られる。したがって、従来のように、気密ボックスの天井部分に蛍光灯などの照明器具を設ける必要はなく、また、この照明器具の損傷による大変な交換作業に煩わされることもなくなる。勿論、グローブボックス自体の破棄に繋がるようなケースも殆どなくなる。
【0036】(2)また、ランプハウスが気密ボックスの側面に設置されているため、従来のように、気密ボックスの外部にバンドルファイバなどからなるライトガイドを接続する必要もなく、部品点数の低減を図ることができる。
【0037】(3)さらに、ランプハウス中に補助ガラスロッドを設けた場合、気密アダプタのガラスロッドに対して、微妙な位置調整などが容易にできると共に、高温の照明光や物理的な接触などから、ガラスロッドの端面側の損傷を効果的に保護することができる。言い換えれば、ランプハウス設計の大きな自由度が得られ、また、機器の耐久性の向上が図られる。また、光量調整部材を設けた場合、回すなどの簡単な操作で、照明光の光量を自在に調整することができる。
【0038】(4)また、本発明の気密アダプタの場合、光伝送路をなすガラスロッドの端面に傷が付いたり、汚れが付着したりしても、気密ボックス内の気密性を保持したままで、比較的簡単な操作で、迅速にガラスロッドだけを交換することができる。勿論、この場合も、上記したように、グローブボックス全体の破棄に繋がることがないため、極めて経済な対応が可能となる。
【出願人】 【識別番号】000005186
【氏名又は名称】株式会社フジクラ
【識別番号】000224754
【氏名又は名称】核燃料サイクル開発機構
【識別番号】000208835
【氏名又は名称】第一電子工業株式会社
【出願日】 平成11年6月21日(1999.6.21)
【代理人】 【識別番号】100080366
【弁理士】
【氏名又は名称】石戸谷 重徳
【公開番号】 特開2001−6430(P2001−6430A)
【公開日】 平成13年1月12日(2001.1.12)
【出願番号】 特願平11−173646