| 【発明の名称】 |
照明器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】村元 貴弘
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| 【要約】 |
【課題】部品点数を増加させることなく、反射板部及び本体部のアースを確実に得ることが可能な照明器具を提供する。
【解決手段】ランプ3が装着されるランプソケット4を前面側に備える本体部30と、本体部30を覆うように取り付けられると共にランプ3の光を下方へ反射させる反射板部2とを備え、反射板部2には本体部側30に向けて突出する突起部を設け、突起部が本体部30に接する様に構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ランプが装着されるランプソケットを前面側に備える本体部と、前記本体部を覆うように取り付けられると共に前記ランプの光を下方へ反射させる反射板部とを備えてなる照明器具において、前記反射板部には前記本体部側に向けて突出する突起部を設け、前記突起部が前記本体部に接することを特徴とする天井直付型照明器具。 【請求項2】 前記突起部にテーパを設けたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する利用分野】本発明は照明器具に関するものであり、更に詳しくは天井直付型照明器具に関する。 【0002】 【従来の技術】本発明に係る照明器具の斜視図を図1に、要部分解斜視図を図2に示す。 【0003】この照明器具1は天井直付型照明器具を示すものであり、この天井直付型照明器具は富士型照明器具であって、反射板部2と、ランプ3と、ランプソケット4と、本体部30とを備えて構成されている。 【0004】反射板部2は、略台形状の端板6と長尺方向に垂直な断面が略台形状の側板8とからなる下面開口の函体であって、本体部30を覆い外周端部を天井面に略当接させて本体部30に取り付けられ、ランプ3の光を下方へ反射させるものである。その略台形状をなす上面の長手方向の両端近傍には、ソケット台11に取り付けられたランプソケット4が突出する大きさのソケット貫通用穴7があけられている。 【0005】本体部30は、長尺の長方形板の一対の長辺側を略垂直に折り曲げて断面略コ字状に形成され、互いに対向してランプ3(直管形蛍光灯)が装着されるランプソケット4の為のソケット台11を前面側の両端に備え、天井面に背面側を対向させて取り付けられる。その略中央には、電源線を挿通させるための電源孔と、この電源孔と両端との間に取付ボルトを挿通させるための取付孔31とが設けられ、2つの取付孔31に挟まれる様に、ランプ3に電力供給を行う点灯装置13が取り付けられている。 【0006】反射板部2には、ソケット貫通用穴7よりも長手方向内側の所定箇所に、ラッチ貫通用穴9が形成されている。また、ソケット台11上であってソケット台11よりも長手方向内側の所定箇所には、樹脂製のラッチ5が回動自在に取り付けられている。そして、ラッチ5は、ソケット貫通用穴7を貫通してから反射板部2の側板8に係止することにより、反射板部2を幅方向に跨ぐようにして係止固定される。 【0007】このような天井直付型照明器具は、本体部30の背面側を天井面に対向させ、天井面から引き出された電源線を本体部30の電源孔に通した後、天井面から突設された取付ボルトを取付孔31に通してナットで締め付け、電源線を点灯装置13に接続した後、反射板部2を、本体部30の下方から本体部30を覆うように取り付け、ランプソケット4にランプ3を装着して施工される。 【0008】図11、図12に示すように、側板8には、ソケット貫通用穴7の周縁部近傍に内側へ向けて突出する一対の爪15が設けられ、本体部30と略接する周縁部の端部近傍に内側へ向けて突出する一対の爪14が設けられている。また、端板6には、側板8の長手方向の端部と対向させたときに、その周端近傍であって爪15と対向する位置に、内側へ向けて突出する一対の第1の係止部16が設けられ、その周端近傍であって側板8に設けた爪14と対向する位置に、内側へ向けて突出する一対の第2の係止部17が設けられている。そして、爪15を内側へ曲げ込むことにより第1の係止部16を挟持し、爪14を内側へ曲げ込むことにより第2の係止部17を挟持することにより、端板6は、側板8の長手方向の端面を覆うように保持される。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例は以下に示すような問題点が生じてしまう。 【0010】近年、JIS規格がIEC規格と整合されたことにより、人体が触れる恐れのある非充電金属部は全て、アースすることが要求されている。更に、近年、多機能なインバータ式安定器が増え、雑音性能の向上を図る面からも反射板部2のアースが要求されるようになってきている。前記従来例では、本体部30については、本体部30を構成する非充電金属部は全て、本体部30内に設けたアース端子によりアースすることができる。しかし、反射板部2にはアース端子などが設けられておらず、また、本体部30を介してアースしようとしても、反射板部2を本体部30に取り付ける際には樹脂製のラッチ5を用い、また、反射板部2は表面塗装されているので、単に反射板部2を本体部30に取り付けただけでは反射板部2のアースが十分ではない、という第1の問題点が生じてしまう。反射板部2のアースを十分に行うには、反射板部2と本体部30との間にアース用の金属部材(ネジ、歯付ワッシャなど)を設け、その金属部材を本体部30に接触させたり、反射板部2の裏面の塗装の無い個所にアース用のアルミテープなどを貼って、そのアルミテープを本体部30に接触させたりする方法等が考えられるが、部品点数が増加してしまう、という第2の問題点が生じてしまう。 【0011】本発明は上記全ての問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、部品点数を増加させることなく、反射板部及び本体部のアースを確実に得ることが可能な照明器具を提供することである。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するために、請求項1記載の発明によれば、ランプが装着されるランプソケットを前面側に備える本体部と、本体部を覆うように取り付けられると共にランプの光を下方へ反射させる反射板部とを備えてなる照明器具において、反射板部には本体部側に向けて突出する突起部を設け、突起部が本体部に接することを特徴とする。 【0013】請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の照明器具において、突起部にテーパを設けたことを特徴とする。 【0014】 【実施の形態】(実施の形態1)本発明に係る第1の実施の形態において、反射板部2を開口側から見た要部斜視図を図3に、要部断面図を図4に示す。 【0015】図11、図12に示した従来例と異なる点は、爪15の先端部18を本体部30側へ向けて突起させ、先端部18がソケット台11に接する様に構成したことであり、その他の従来例と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。 【0016】以上の様に構成したことにより、部品点数を増加させることなく、反射板部2及び本体部30のアースを確実に得ることができる。また、確実にアースをすることで、反射板部2及び本体部30での静電気の発生が低減できるので、埃の付着を低減することができる。また、反射板部2側に突起を設けることで、照明器具1の施工時に施工者が突起に触れる恐れが激減するので、安全性にも優れている。また、点灯装置13にインバータ式安定器を用いた場合には、インバータ式安定器の雑音を低減することができる。また、材料構成上、ロスとなり得る部分を用いることができる。 【0017】なお、爪15が塗装されている場合には、ソケット台11に接する部分の塗装を除去するようにすれば良い。 【0018】(実施の形態2)本発明に係る第2の実施の形態において、反射板部2を開口側から見た要部斜視図を図5に、分解要部斜視図を図6に、要部断面図を図7に示す。 【0019】図3、図4に示した第1の実施の形態と異なる点は、ソケット貫通用穴7の周縁部に本体部30側へ向けて突出する一対の突起19を設け、突起19の先端がソケット取付用穴12の周縁部に接する様に構成したことであり、その他の第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。 【0020】ここで、図7に示すように、突起19にテーパを設け、突起19を滑らせてソケット取付用穴12に接する様に構成することで、突起19を滑らす際に突起19に塗装された塗膜が剥がれ、突起19及びソケット台11を介して反射板部2と本体部30とが電気的に導通するようになるので、予め塗装を剥がしておく作業を省くことができる。 【0021】(実施の形態3)本発明に係る第3の実施の形態において、反射板部2を開口側から見た要部斜視図を図8に、分解要部斜視図を図9に、要部断面図を図10に示す。 【0022】図5乃至図7に示した第2の実施の形態と異なる点は、ソケット台11側に、ソケット取付用穴12の周辺近傍であって側板8に設けた突起19と対向する位置に開口した一対の穴20を設け、突起19の先端が穴20の周縁部に接する様に構成したことであり、その他の第2の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。 【0023】ここで、図10に示すように、突起19の両縁にテーパを設け、突起19を滑らせて穴20に接する様にすることで、突起19を滑らす際に突起19に塗装された塗膜が剥がれ、突起19及びソケット台11を介して反射板部2と本体部30とが電気的に導通するようになるので、予め塗装を剥がしておく作業を省くことができる。 【0024】なお、本発明は、前記各実施の形態に示したものに限らず、反射板部2に設けた爪などの突起部が、本体部30の非充電金属部に接する様な構成であれば何でも構わない。また、各実施の形態は、本発明の効果を奏するものであれば適宜組み合わせても良い。 【0025】 【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、部品点数を増加させることなく、反射板部及び本体部のアースを確実に得ることが可能で、また、確実にアースをすることで、反射板部及び本体部での静電気の発生が低減できるので埃の付着を低減することが可能で、また、点灯装置にインバータ式安定器を用いた場合には、インバータ式安定器の雑音を低減することが可能で、材料構成上、ロスとなり得る部分を用いることが可能な照明器具を提供できる。また、反射板部側に突起部を設けることで、照明器具の施工時に施工者が突起に触れる恐れが激減するので、安全性にも優れている照明器具を提供できる。 【0026】請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、予め突起部の塗装を剥がしておく作業を省くことが可能な照明器具を提供できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年6月24日(1999.6.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111556 【弁理士】 【氏名又は名称】安藤 淳二 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−6429(P2001−6429A) |
| 【公開日】 |
平成13年1月12日(2001.1.12) |
| 【出願番号】 |
特願平11−178049 |
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