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【発明の名称】 バックライト
【発明者】 【氏名】山下 修

【氏名】▲頼▼ 泰樹

【氏名】成田 建一

【氏名】谷口 隆志

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 導光板の側面に光源を配置したエッジライト式のバックライトにおいて、前記導光板の裏面に、反射制御シートを添付し、このシートは、透光性フィルムにエンボス加工を施した散光性フィルムと、このフィルムに添付した光反射フィルムとで構成していることを特徴とするバックライト。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導光板の側面に光源を配置したエッジライト式のバックライトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エッジライト式のバックライトに利用される導光板は、その裏面に反射用の白色系ドットパターンを印刷によって形成している(例えば、特開平6−273759号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように印刷によって反射用のパターンを形成する方式は、製造工程数が多いとともに、剛性の有る導光板に印刷を施すので、その取り扱いが容易でなかった。特に、印刷不良が生じた場合は、その再生を図ることは容易でなかった。そこで本発明は、取扱いが容易で、不良品の発生割合が少ないバックライトを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のバックライトは、導光板の側面に光源を配置したエッジライト式のバックライトにおいて、前記導光板の裏面に、反射制御シートを添付し、このシートは、透光性フィルムにエンボス加工を施した散光性フィルムと、このフィルムに添付した光反射フィルムとで構成していることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明のバックライトの実施例について、図面を参照して説明する。図1に示すように、このバックライト1は、光透過性が良い例えばアクリル板を導光板2として用い、その側面2aに冷陰極管などの光源3を配置することにより、エッジライト式のバックライトとして構成している。導光板2は、その断面をくさび状にしたものを用いているが、これ以外の形状のものを用いることもできる。導光板2の底面2bには、反射制御シート4を密着実装している。
【0006】反射制御シート4は、図1中に拡大して示すように、散光性のフィルム5と光反射性のフィルム6を添付して構成したフレキシブルなシートとしている。散光性フィルム5は、アクリルやポリエチレンフタレートなどの透明なフィルムをベースとして、その一方の面に一定形状のエンボス(くぼみ)5aを複数形成することによってエンボス加工が施されたもので構成している。各エンボス5aは、その深さ(d)や深さ方向の曲率(r)や直径(l)が予め設定された一定の値に統一されている。前記反射フィルム6は、白色系、あるいは金属蒸着等によって表面に鏡面が形成されたアクリルやポリエチレンフタレートなどの樹脂フィルム等で構成され、散光性フィルム5の裏側に出射しようとする光を反射するように、散光性フィルム5に添付されている。
【0007】そして、形状が統一されたエンボス5aを備える散光性シート4は、導光板2の表面2cにおける輝度が均一になるように、エンボス5aの分布、すなわち、エンボス5aの2次元的な配列が適正化されている。ここで、エンボス5aの配列の適正化は、各エンボス5aの深さ(d)、深さ方向の曲率(r)、直径(l)などのパラメータを一定化した上で、例えば次段のエンボスとのX,Y方向の間隔等をパラメータとしたシュミレーションを実行することによって、比較的容易に行なうことができる。このように光学設計された反射制御シート4は、導光板2の裏面2bに空気層が介在しない様に密着して添付される。
【0008】上記構成のバックライト1は、透過型液晶表示装置等の背面を広範囲に照明する面光源として機能する。すなわち、光源3を点灯させると、その光が側面2aから導光板2に入射する。導光板2に入射した光の一部は、導光板の底面部分に達してその大部分が導光板の上面2c方向に反射される。ここで、導光板2の底面2bに添付した反射制御シート4は、散光性フィルム5が一次的な反射面として機能し、反射フィルム6が二次的な反射面として機能する。散光性フィルム5は、フィルムに形成したエンボスの周囲面が反射面として機能する。エンボス5aは、ランダムな方向に光を反射するが、導光板2から出射する光が均一になるように、その形状や配置パターンが予め設定されている。反射制御シート4によって反射され、再び導光板2に戻った光は、導光板2の上面2cから出射する。
【0009】このように、反射制御シート4を導光板2に添付するのみで良いから、従来のように、導光板の底面に反射用のドットパターンを印刷によって形成する必要もなくなり、製造時の導光板の取り扱いが容易で、製造効率を高めることができる。特に、反射制御シート4は、エンボスが形成された透明なフィルム5と反射フィルム6を添付したフレキシブルなシートで構成しているので、製造が容易であるとともに取り扱いが容易で、バックライトの製造ミスによる不良の発生を抑制することができる。
【0010】なお、上記実施例は、エンボスの形状が半球状の例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図3(1)〜(3)に示すように、エンボスの形状として、半楕円球形状、四角錐形状、三角錐形状等、他の形状を採用することもできる。また、同図(4)に示すように、エンボス5aの内部空間に、空気層に変えフィルムと屈折率が相違する樹脂5bを充填しても良い。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、取扱いが容易な反射制御シートを用いるので、不良品の発生割合が少ないバックライトを提供することを課題とする。
【出願人】 【識別番号】000001889
【氏名又は名称】三洋電機株式会社
【識別番号】000214892
【氏名又は名称】鳥取三洋電機株式会社
【出願日】 平成11年6月24日(1999.6.24)
【代理人】 【識別番号】100109368
【弁理士】
【氏名又は名称】稲村 悦男 (外1名)
【公開番号】 特開2001−6415(P2001−6415A)
【公開日】 平成13年1月12日(2001.1.12)
【出願番号】 特願平11−178247