| 【発明の名称】 |
自発光式誘導標 |
| 【発明者】 |
【氏名】臼杵 年正
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| 【要約】 |
【課題】設置が簡易であり、また故障時に迅速に補修が可能な、発光体が配された自発光式誘導標。
【解決手段】溝幅外寸:L1、溝幅内寸:L2、溝側壁高さ:D1+d、板厚:tの溝型板1の溝側壁3を、長さがL3(但しL2<L3<L1)の切り落とし部により2分割された内径:D1、厚さdの管体4のそれぞれの端部の管内に嵌入し接合する事により形成した本体2と、長さ:L4(但しL2<L4<L3)、内径D1の管状で該管軸方向に幅:t2の一本のスリット6を有し、スリット6の端部で溝型板1の溝側壁3を挟んで溝側壁に沿って摺動可能に配される着脱可能なキャップ5とを有し、キャップ5には発光体と電源と発光体の光を透過させる透明体が内蔵されて取り付けられている自発光式誘導標。この誘導標は、自動車の車止め、高欄、標識柱として用いる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】溝幅外寸がL1mm、溝幅内寸がL2mm、溝側壁3の高さが(D1+d)mm、板厚がt1mmの溝型板1の溝側壁3のそれぞれを、長さがL3mm(但しL2<L3<L1)の切り落とし部により2分割された内径がD1mmで厚さがdmmの管体4のそれぞれの端部の管内に嵌入し接合する事により形成された、切り落とし部が溝型板1で連結された本体2と、長さがL4mm(但しL2<L4<L3)で内径がD1mmの管状で該管状の軸に平行な幅がt2mmの1本のスリット6を有し、スリット6の端部で溝型板の溝側壁3を挟んで溝側壁に沿って溝側壁の頂部から溝側壁の底部へ摺動可能に配される着脱可能なキャップ5とを有し、キャップ5には、発光体と発光体を点滅させる電源及び装置の一部あるいは全部とが内蔵されて取り付けられ、かつキャップ5の表面の一部は発光体の光を透過させるための透明体で形成されている自発光式誘導ユニットを有する自発光式誘導標。 【請求項2】キャップ5がその管状の両端の近傍に密閉板が更に配されたキャップ5であることを特徴とする、請求項1に記載の自発光式誘導標。 【請求項3】自発光式誘導標が、自動車の車止めである事を特徴とする、請求項1または2に記載の自発光式誘導標。 【請求項4】自発光式誘導標が、高欄あるいは標識柱であることを特徴とする請求項1または2に記載の自発光式誘導標。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】図1は管4を用いて作成した車止めの例である。この車止めにおいて発光部12が夜間発光すると、運転者の注意が喚起されて夜間の事故の発生を低減防止することができる。 【0002】本発明は、道路や路肩や中央分離帯や駐車場等に設置される誘導標であり、特に夜間に運転者の注意を喚起するために発光体により発光させる自発光式誘導標に関する。 【0003】 【従来の技術】夜間に発光する発光体としてはLED(発光ダイオード)等があり、発光させる電源としては太陽電池等がある。一般的に用いられてはいないが、これ等の発光体や電源を自発光式誘導標に用いる事が考えられる。しかしこれ等の発光体や電源は、通常は設備に固定的に取つけるものであり、取付け・取外しを頻繁に行なうものではない。 【0004】自発光式誘導標は、車両の通行量が多い場所に配される。しかし車両の通行量が多い場所は振動等も大きく、自発光式誘導標には故障が発生し易い。一方車両の通行量が多い場所では交通事故が発生し易い。この交通事故が発生し易い場所で、自発光式誘導標が故障し発光しなくなると、重大事故が発生する。 【0005】これ等の問題点を解決するためには、故障が発生した際に迅速に補修する事ができる自発光式誘導標が望ましい。しかしながら従来の自発光式誘導標は、発光体や電源は管に頑丈に埋め込まれた構造であり、その補修に際しては管全体を引き抜き補修する事が多く、迅速に補修する事は難しかった。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】更に自発光式誘導標は、急峻な山道の路肩等に配されるが、発光体や電源が管体に頑丈に埋め込まれた構造のものは、発光体や電源が損傷しないように無理な姿勢で設置するため、設置に際して危険を伴う。 【0007】本発明は、従来のものよりも簡易に設置する事が可能であり、また故障が発生しても迅速に補修する事ができる自発光式誘導標の提供を課題としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】図2は本発明の自発光式誘導ユニットの例の説明図である。図2(A)で本発明では、溝幅外寸がL1mm、溝幅内寸がL2mm、溝側壁3の高さが(D1+d)mm、板厚がt1mmの溝型板1を用いる。 【0009】本発明の本体2は図2(B)で示した、長さがL3mmの切り落とし部により2分割された内径がD1で肉厚がdmmの管体4と前記の溝型板1を用いて作成されている。即ち溝型板の溝側壁3を、図2(C)の如くに内径がD1mmの管体4の切り落とし端部の管内に嵌入し、例えば溶接等により管体4の内面に接合する。本発明ではL2<L3<L1であるため、この際、溝側壁3の一部分が管体4の管内面に嵌入されて溶接接合される事となる。 【0010】本発明では更に、図2(E)で示したキャップ5を用いる。キャップ5は長さがL4mmで内径がD1mmの管状であり、図2(E1)の如く該管状の軸に平行な幅がt2mmの一本のスリット6を有する。キャップ5の長さL4はL2<L4<L3であるため図2(C)のL3よりは短かくL2よりは長い。このために、図2(E1)のスリット6で図2(C)の溝側壁3を挟んで溝側壁に沿って溝側壁の頂部から底部へ移動が可能である。またキャップ5は本体2に対して着脱可能である。装着に際してはキャップ5は切り落とし部を覆うように取つける。 【0011】図2(I)はキャップ5を取りつけた本発明の本体2の構造の例である。即ち図2(F)のハ−ハ端面においては、キャップ5の内部には広いスペースSが確保される。本発明ではこのスペースに、発光体7と発光体7を点滅させる電源及び装置の一部あるいは全部がキャップ5に取りつけられて配される。またキャップ5の一部は発光体の光を透過させるための透明体で形成されている。 【0012】図3は発光体と電源と装置が取りつけられたキャップ5の例である。図中7は発光体となるダイオードの例で、光はレンズ10を通過させてその向きを揃え、透明体8を通過させてダイオードの発光を外部に伝える。図中9−1は太陽電池の例で、9−2は制御回路の例で、9−3は電力を貯えるための電気二重層コンデンサーの例である。これ等はキャップ5に固設されている。 【0013】本発明の上記の自発光式誘導ユニットは、図1で述べた如く、自動車の車止めに用いて自発光式誘導標とする事ができる。また高欄や道路標識を支持している標識柱に用いて自発光式誘導標として用いる事ができる。 【0014】 【発明の実施の形態及び実施例】図2(I)でSは長さL2の間に形成されるスペースである。長さL2を超えると、図2(G)、図2(H)の如くこのスペースは溝側壁3により2分割されまた狭くなる。しかしこのスペースの図2(F)のX−X方向の端部は密閉される事なく、本体2の管体4の内面に連通している。 【0015】図4はスペースのX−X方向の端部を密閉するキャプの例の説明図である。この際には例えば図2のL2よりも内側に密閉板11を更に配した図4(A)で示したキャップ5を用いる。図4(B)はこのキャップ5を本体2に取りつけた説明図である。この際にはチ−チ断面には密閉板11が配されている。このためにスペースのX−X方向の端部はチ−チ断面の密閉板11により、本体2の管体4の内面から遮断されている。 【0016】 【発明の効果】本発明の自発光式誘導ユニットでは発光を生じさせる発光体や電源や装置の主要部は専らキャップ5に取りつけられ、本体2にはこれ等は取りつけられていない。またキャップ5は、本体2に容易に着脱する事ができる。 【0017】このため、本発明の自発光式誘導標に故障が発生し、発光が停止した際には、キャップ5を本体2から取り外す事によって故障した発光体や電源や装置の主要部を自発光式誘導標から簡易に取り外す事ができる。また故障したキャップ5を取り外した後で、故障していない別のキャップ5を取りつける事により故障の修理は簡易に且つ迅速に完了する。 【0018】また、本体2は嵩張るが頑強であるため取扱いが容易である。一方キャップ5は嵩は小さいが壊れ易いために慎重な取扱いが必要である。本体2と壊れ易い部材とが一体物である従来の自発光式誘導標では嵩張るものも慎重に取り扱う事となる。従って輸送や設置の効率が低い。 【0019】本発明では本体2とキャップ5は別個に取り扱う。即ち嵩張る本体2は高能率に輸送し高能率に設置する。キャップ5は壊れ易いが嵩張らないため、慎重に輸送し、丁寧に設置する事ができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000227261 【氏名又は名称】日鉄防蝕株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年4月21日(2000.4.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100088018 【弁理士】 【氏名又は名称】三浦 祐治
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| 【公開番号】 |
特開2001−307516(P2001−307516A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月2日(2001.11.2) |
| 【出願番号】 |
特願2000−120247(P2000−120247) |
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