| 【発明の名称】 |
照明器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】鈴木 詳昌
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| 【要約】 |
【課題】安価で、ランプ交換が容易な高所取付用の照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具1は、天井7側に配設される器具本体2と、一端17側が器具本体2の一端18側に回動自在に取り付けられているとともに、一端17側に片口金蛍光ランプ5用ソケット14を配設し、他端28側に器具本体2と係合する係止手段4を有してなるランプ取付体3とによって構成される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 天井側に配設される器具本体と;一端側が器具本体に対して回動自在に取り付けられているとともに、前記一端側に設けられた片口金蛍光ランプ用ソケットおよび他端側に設けられた器具本体と係合する係止手段を有してなるランプ取付体と;ランプ取付体に配設されたソケットに着脱自在に装着される片口金蛍光ランプと;を具備していることを特徴とする照明器具。 【請求項2】 天井側に配設される支持体と;一端側が支持体に対して回動自在に取り付けられているとともに、前記一端側に設けられた片口金蛍光ランプ用ソケットおよび他端側に設けられた支持体と係合する係止手段を有してなるランプ取付体と;ランプ取付体に配設されたソケットに着脱自在に装着される片口金蛍光ランプと;を具備していることを特徴とする照明器具。 【請求項3】 片口金蛍光ランプの発光部の長さが50cm以上であることを特徴とする請求項1または2記載の照明器具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、片口金蛍光ランプを装着する照明器具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、天井に取り付けられた照明器具のランプ交換は、脚立等を使用して直接手によって行われている。しかし、高所作業の為、昇降に労力を伴うとともに、落下の危険性があり、少なくとも二人で作業をする必要があった。そこで、脚立等を使用しないで、一人で安全にランプ交換をすることができる照明器具が、例えば特開平11−111022号公報(従来技術)に開示されている。図6は、この従来技術の照明器具の使用状態を示す概略図である。 【0003】図6に示す照明器具50は、中箱51と外箱52とからなり、中箱51は天井53に固着され、外箱52は中箱51の一端に上下方向回動自在に設けられた連結部材54に固着されている。そして、中箱51の内部には図示しない安定器が収納され、外箱52には蛍光ランプ取付ソケット55,55、図示しないグローランプ取付ソケットおよび挿入棒56用の挿入孔57が設けられている。また、照明器具50は、中箱51の他端と外箱52とを付けたり外したりするための図示しない付け外し装置を有し、この付け外し装置は、中箱51に固着された付け外し部材と外箱52に固着された付け外し部材受け具とからなっている。 【0004】そして、蛍光ランプ58を交換する際には、外箱52に設けられた挿入孔57に挿入棒56の先端を挿入し、挿入棒56を回転させて付け外し部材と付け外し部材受け具の係合を解き、外箱52を挿入棒56で支えつつ、重力落下によって連結部材54を軸に回動させる。そして、連結部材54を介して外箱52を中箱51の一端に宙吊りにした状態で蛍光ランプ58の交換、グローランプの交換あるいは外箱52の反射体などの清掃を行う。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】照明器具50は、外箱52に両口金型の蛍光ランプ58やグローランプを配設するので、外箱52の両端にわたる配線およびその固定などが必要であり、外箱52が複雑になるという欠点を有する。また、中箱51を内包するようにして、中箱51に外箱52を取り付けるので、外箱52が大形化し、重量化するという欠点を有する。また、ランプ交換等に際して、手で挿入棒56を回転させて付け外し装置を係合、係脱させるので、作業に手間を要するという欠点を有する。 【0006】近年、脚立等は、持ち運びが容易で、高さを自由に調節でき、足場も平坦で安定したものが提供されている。また、蛍光ランプの寿命は比較的長く(例えば、12000時間)、ランプ交換は頻発して行われるものではない。したがって、ランプ交換等の為に、照明器具の構造が複雑になり、コストアップすることは、却って不経済である。 【0007】本発明は、安価で、ランプ交換が容易な高所取付用の照明器具を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の照明器具の発明は、天井側に配設される器具本体と;一端側が器具本体に対して回動自在に取り付けられているとともに、前記一端側に設けられた片口金蛍光ランプ用ソケットおよび他端側に設けられた器具本体と係合する係止手段を有してなるランプ取付体と;ランプ取付体に配設されたソケットに着脱自在に装着される片口金蛍光ランプと;を具備していることを特徴とする。 【0009】ランプ取付体は、反射体やルーバ片、バッフルなどの配光制御部材を配設していてもよい。 【0010】片口金蛍光ランプ用ソケットは、ランプ取付体の上面、下面あるいは内部のいずれに配設されていてもよい。 【0011】本発明によれば、ランプ取付体の他端側を下方へ回動させたときに係止手段の係止部と被係止部の係合が解除(係脱)される。そして、ランプ取付体は、一端側が器具本体の一端側に支持されて宙吊り状態となる。片口金蛍光ランプのソケットへの取付は、蛍光ランプの発光部の先端側を手で掴み、口金を下方からソケットに装着させるようにして行う。そして、ランプ取付体の他端側を下方から上方に回動させると、係止手段の係止部と被係止部が係合し、すなわち係止手段は器具本体と係合してランプ取付体が器具本体に取り付けられる。 【0012】ランプ取付体の他端側を回動させるのみで係止手段は係合または係脱されるので、係止手段の構成は簡素となり、また、ソケットへのリード線の配線はランプ取付体の一端側においてのみ行うので、ランプ取付体は簡素となる。したがって、ランプ交換が容易であるとともに、安価な照明器具が提供される。 【0013】請求項2に記載の照明器具の発明は、天井側に配設される支持体と;一端側が支持体に対して回動自在に取り付けられているとともに、前記一端側に設けられた片口金蛍光ランプ用ソケットおよび他端側に設けられた支持体と係合する係止手段を有してなるランプ取付体と;ランプ取付体に配設されたソケットに着脱自在に装着される片口金蛍光ランプと;を具備していることを特徴とする。 【0014】支持体は、一端側においてランプ取付体を回動自在に取付け、他端側において係止手段と係合するように構成していればよく、その形状等は問わない。 【0015】片口金蛍光ランプ用ソケットは、ランプ取付体の下面または内部のいずれかに配設される。 【0016】本発明によれば、ランプ取付体の他端側を下方へ回動させたときに係止手段の係止部と被係止部の係合が解除(係脱)される。そして、ランプ取付体は、一端側が支持体の一端側下面に支持されて宙吊り状態となる。片口金蛍光ランプのソケットへの取付は、蛍光ランプの発光部の先端側を手で掴み、口金を下方からソケットに装着させるようにして行う。そして、ランプ取付体の他端側を下方から上方に回動させると、係止手段の係止部と被係止部が係合し、すなわち係止手段は支持体と係合してランプ取付体が支持体に取り付けられる。 【0017】ランプ取付体の他端側を回動させるのみで係止手段は係合または係脱されるので、係止手段の構成は簡素となり、また、ソケットへのリード線の配線はランプ取付体の一端側においてのみ行うので、ランプ取付体は簡素となる。したがって、ランプ交換が容易であるとともに、安価な照明器具が提供される。 【0018】請求項3に記載の照明器具の発明は、請求項1または2記載の照明器具において、片口金蛍光ランプの発光部の長さが50cm以上であることを特徴とする。 【0019】発光部の長さとは、発光部の口金端から先端までの距離をいう。 【0020】発光部の長さが大きい程、作業者は片口金蛍光ランプ用ソケットから遠くに位置することができる。そして、発光部の長さが50cm以上であると、床面あるいは高さの低い台座等に立って片口金蛍光ランプをソケットに取り付けることができ、作業性が向上する。 【0021】本発明によれば、片口金蛍光ランプの発光部の長さが50cm以上であるので、片口金蛍光ランプのソケットへの取付において、作業者が床面あるいは高さの低い台座等に立って行える。 【0022】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。 【0023】まず、本発明の第1の実施形態について説明する。 【0024】図1〜図3は、本発明の第1の実施形態の照明器具を示し、図1は一部切り欠き概略正面図、図2はランプ取付体を回動させた状態の概略正面図、図3は図2におけるA方向の側面図である。 【0025】図1において、照明器具1は器具本体2、ランプ取付体3、係止手段4および片口金蛍光ランプ5などから構成されている。器具本体2は、下面に図示しない開口を有する四角形状の枠体であり、上面を形成する上板6が図示しない化粧ねじによって天井7に取り付けられている。すなわち、器具本体2は、天井7に配設されている。また、器具本体2は、内部に端子台8、点灯装置9および反射板10を収容している。そして、端子台8および点灯装置9は上板6に直接に取り付けられ、反射板10はスペーサ11,11を介して上板6に取り付けられている。端子台8には、天井7の裏側から配線された図示しない電源線、点灯装置9の入力線12および出力線13、点灯装置9の出力線13と電気的に接続され、ランプ取付体3に配設されている片口金蛍光ランプ用ソケット14に接続されているリード線15,…,15が接続されている。点灯装置9は給電されると、高周波電力を出力して片口金蛍光ランプ5を点灯させる。そして、反射板10は片口金蛍光ランプ5からの放射光を器具本体2の開口側に反射させる。 【0026】ランプ取付体3は、縦横の大きさが器具本体2と同じ大きさに形成された四角形状の枠体であり、上面および下面に開口16,16が形成されている。そして、ランプ取付体3の上面は、器具本体2の下面に当接しており、器具本体2の図示しない開口およびランプ取付体3の開口16,16は連通している。そして、ランプ取付体3の一端17および器具本体2の一端18にはヒンジ19が取り付けられている。この結果、ランプ取付体3の一端17は、ヒンジ19を介して器具本体2の一端18側に取り付けられ、また、器具本体2の一端18側において回動自在となっている。また、一端17側には、上面を形成する上板20にソケット14が配設されている。ソケット14には、片口金蛍光ランプ5が装着されている。 【0027】片口金蛍光ランプ5は、図3に示すように、発光部21および口金22からなっている。発光部21は、管状のバルブ23,23同士を端部で継いで連通させたブリッジ形で形成され、その長さLは約113cmである。そして、バルブ23,23の管径は、17.5mmであり、口金22を含めた片口金蛍光ランプ5の重量は、430gである。そして、片口金蛍光ランプ5の定格ランプ電力は、105Wである。口金22は、図示しない接続ピン4本を備えており、この接続ピンがソケット14に挿入されることによって、片口金蛍光ランプ5はソケット14に装着される。ここで、ソケット14は、ランプ取付体3の上板20より上方にある程度回動するようにして取り付けられている。 【0028】また、片口金蛍光ランプ5は、発光部21がランプ取付体3の開口16,16に位置するように上板20上に配設されている。これにより、発光部21から放射された放射光が有効に開口16から下方に出射される。また、発光部21の先端側において、ランプ取付体3には、上板20の裏面にスポット溶接等されて取り付けられ、開口16から上板20上に突出された弾性付勢の一対のバルブ支持片24,24が設けられている。このバルブ支持片24,24は発光部21すなわちバルブ23,23を両側から挟持する。この挟持により、ランプ取付体3がソケット14を上方にした宙吊り状態となっても、片口金蛍光ランプ5の口金22の接続ピンは、ソケット14より容易に抜けないようになっている。すなわち、片口金蛍光ランプ5がソケット14より容易に外れることがないようにしている。そして、バルブ支持片24,24の上方からバルブ23,23を上板20上に押し込むと、バルブ支持片24,24が拡開して、バルブ23,23は挟持される。 【0029】図1において、器具本体2の他端25側には、係止手段4を構成する係止部としての所定幅の凸部26が設けられている。この凸部26は、側面を形成する側板27の内側に形成されたものである。また、ランプ取付体3の他端28側には、係止手段4を構成する被係止部としての係止片29が設けられている。この係止片29は上板20上に凸部26の所定幅とほぼ同じ幅で立設され、弾性板の先端側をその先端が内方を向くようにくの字形に折曲して、くの字形に折曲した箇所が凸部26に係止されるように形成されたものである。係止片29が凸部26に係止されることにより、係止部としての凸部26はランプ取付体3を支持することができる。 【0030】係止片29を凸部26に係止させるには、ヒンジ19を支点として、ランプ取付体3の他端28側を下方から上方に回動させる。このとき、上板20上に直立している係止片29のくの字形の先端が器具本体2の凸部26に当接する。ランプ取付体3がさらに回動されると、係止片29のくの字形の箇所が凸部26に押圧され、係止片29は内側に変形する。そして、係止片29のくの字形の箇所が凸部26を乗り越えると、係止片29は凸部26による押圧が解除されて当初の状態に復帰する。このとき、係止片29のくの字形に折曲した箇所が凸部26に係止される。すなわち、係止部としての凸部26が被係止部としての係止片29に係合される。言い換えれば、係止手段4を構成する係止片29は器具本体4と係合する。 【0031】また、凸部26の係止片29への係合を解除(係脱)するには、ランプ取付体3の他端28側を下方に回動させる。このとき、係止片29のくの字形の箇所が凸部26に乗り、押圧されて、係止片29は内側に変形する。ランプ取付体3がさらに回動されて、係止片29のくの字形の箇所が凸部26を乗り越えると、係止片29は凸部26による押圧が解除されて当初の状態に復帰する。このとき、凸部26および係止片29が係脱される。これにより、図2に示すように、ランプ取付体3の他端28側を下方に回動させることができる。 【0032】ランプ取付体3の下面を形成する下板30の他端28側には、長方形の孔31が形成されている。この孔31には、図2において示す操作棒32のL形金具33が挿入される。操作棒32は、L形金具33および取っ手34から成っている。取っ手34は、木製の丸棒であり、人の手で握られる。L形金具33は、金属製丸棒を折曲したものであり、水平部35および鉛直部36からなり、鉛直部36が取っ手34に取り付けられている。そして、L形金具33の水平部35を孔31に挿入後、回転させて、下板30の裏面に引っ掛ける。そして、操作棒32を強く下方に引っ張ると、ランプ取付体3の他端28側が下方に回動され、凸部26および係止片29の係合が解除(係脱)される。また、L形金具33の水平部35をランプ取付体3の上板20の裏面に当接させて、操作棒32を上方に持ち上げると、ランプ取付体3の他端28側が下方から上方に回動され、凸部26および係止片29が係合される。なお、ランプ取付体3の他端28側の上方または下方への回動は、他端28側を手で掴んで行うこともできる。 【0033】図1において、凸部26および係止片29が係合されているとき、器具本体2の下面とランプ取付体3の上面とは当接している。このとき、ランプ取付体3の上板20上に配設されたソケット14、ソケット14に着脱自在に装着される片口金蛍光ランプ5、上板20の裏面に取り付けられて上板20上に突出している一対のバルブ支持片24,24、上板20上に立設された係止片29およびリード線15,…,15が、器具本体2に干渉することなく内包されるように、器具本体2の開口が形成されている。 【0034】次に、片口金蛍光ランプ5の交換方法について述べる。 【0035】まず、操作棒32のL形金具33の水平部35をランプ取付体3の下板30に形成されている長方形の孔31に挿入する。そして、操作棒32を回転させて水平部35を下板30の裏面側に引っ掛ける。そして、操作棒32を強く下方に引っ張る。すると、係止手段4を構成する係止片29のくの字形の箇所が係止手段4を構成する凸部26を乗り越え、凸部26および係止片29の係合が解除(係脱)される。 【0036】そして、ランプ取付体3の他端28側が、ヒンジ19を支点として、重力作用により自然に落下し回動する。このとき、操作棒32の水平部35をランプ取付体3の上板20の裏面に当接させて、操作棒32でランプ取付体3の他端28側を支持しながら、ゆっくり回動させる。ランプ取付体3は、一端17が器具本体2の一端18側にヒンジ19により取り付けられているので、図2に示すように、器具本体2の一端18側に宙吊り状態になる。 【0037】そして、片口金蛍光ランプ5の発光部21の先端側を手で掴み、下方に引っ張る。すると、口金22の接続ピンがソケット14から抜かれる。そして、発光部21を上方に持ち上げると、一対のバルブ支持片24,24による発光部21の挟持が解除され、片口金蛍光ランプ5は取り外される。または、ソケット14は、上方にある程度回動できるようにして上板20上に取り付けられているので、手で掴んだ発光部21の先端側を上方に持ち上げ、一対のバルブ支持片24,24による発光部21の挟持を解除する。その後、発光部21を引っ張ると、口金22の接続ピンがソケット14から抜かれて、片口金蛍光ランプ5は取り外される。 【0038】新品の片口金蛍光ランプ5をランプ取付体3に配設するには、逆に、発光部21の先端側を手で掴み、口金22をソケット14側にやや斜め方向から持っていき、接続ピンをソケット14に挿入する。ソケット14は、上方にある程度回動できるようにしているので、接続ピンを軽く挿入した後、完全に挿入することができる。そして、発光部21を一対のバルブ支持片24,24上に載せて、ランプ取付体3の上板20上に押し込むと、発光部21は一対のバルブ支持片24,24に挟持され、片口金蛍光ランプ5は取り付けられる。 【0039】そして、ランプ取付体3の他端28側を手で持って、ある程度上方に持ち上げた後、操作棒32の水平部35を下板30の長方形の孔31に挿入し、さらに上板20の裏面に当接させる。その後、操作棒32でランプ取付体3の他端28側を支持しながら持ち上げ、ゆっくり上方に回動させる。この上方への回動は、ランプ取付体3の上面が器具本体2の下面に当接するまで行う。 【0040】ランプ取付体3の他端28側を下方から上方に回動させると、ランプ取付体3の係止片29のくの字形に折曲した箇所が器具本体2の凸部26を乗り越えて、係止片29のくの字形に折曲した箇所が凸部26に係止される。すなわち、係止片29は器具本体2と係合する。これにより、ランプ取付体3の他端28側は、係止片29を介して凸部26に支持される。 【0041】上述したように、係止手段4の凸部26と係止片29の係合または係脱は、ランプ取付体3の他端28側を上方へまたは下方へ回動させることにより成される。すなわち、従来技術の照明器具50のように、係止手段4の凸部26と係止片29を係脱した後、ランプ取付体3の他端28側を回動させるのではなく、また、ランプ取付体3の上面を器具本体2の下面に当接させた後、係止手段4の凸部26と係止片29を係合させるものではなく、ランプ取付体3の他端28側を回動させるのみで、係止手段4の凸部26と係止片29は係合または係脱され、ランプ取付体3の器具本体2への着脱がなされる。 【0042】また、ソケット14はランプ取付体3の一端17側の上板20上に配設され、端子台8からのリード線15,…,15は、一個のソケット14にのみ接続されるので、ランプ取付体3における配線が容易であり、ランプ取付体3は簡素なものとなる。また、片口金蛍光ランプ5は軽量(430g)であるので、ランプ取付体3は軽量化され、係止手段4でも器具本体2がランプ取付体3を経年にわたり支持することができる。したがって、係止手段4の構成が簡素となり、ランプ取付体3が簡素なものとなって照明器具1を安価にできる。 【0043】また、ランプ交換を行う作業者は、片口金蛍光ランプ5の発光部21を手で掴んでランプ取付体3の一端17側に配設されているソケット14に口金22の接続ピンを挿入して、ソケット14への片口金蛍光ランプ5の装着を行うことができるので、発光部21の長さが大きい程、ソケット14から遠くに位置することができる。そして、片口金蛍光ランプ5の発光部21の長さは、約113cmであり、通常の作業者は床面に立って片口金蛍光ランプ5をソケット14に取り付けることができるので、脚立や台座などを準備する必要がなく、また、落下の危険性がなく、その結果、ランプ交換の作業性が向上する。通常、片口金蛍光ランプ5の発光部21の長さが50cm以上であると、通常の作業者は、床面あるいは高さの低い台座等に立ってランプ交換をすることができる。 【0044】次に、本発明の第2の実施形態について説明する。 【0045】図4は、本発明の第2の実施形態を示す照明器具の一部切り欠き概略正面図、図5は、同じく、ランプ取付体を回動させた状態の概略正面図である。なお、図1〜図3と同一部分および同一部分に相当する部分には同一符号を付して説明は省略する。 【0046】図4において、照明器具37は、支持体38、ランプ取付体3、係止手段4および片口金蛍光ランプ5などにより構成されている。支持体38は、所定の厚みを有して板状に形成された金属製ベース板であり、図示しないねじによって、天井7に固定されている。すなわち、支持体38は天井7に配設されている。そして、一端39側に挿通孔40が形成されており、この挿通孔40には、天井7の裏側から配線された電源線41,41およびアース線42が挿通されている。そして、支持体38の一端39側およびランプ取付体3の一端17側にはヒンジ19が取り付けられている。また、支持体38の他端41側には、係止手段4を構成する被係止部としての所定幅の係止片43が立設されている。係止片43は、図1の係止片29と同様に形成されている。 【0047】ランプ取付体3は、一端17側の上板20に図示しない切り欠きが形成され、この切り欠きにヒンジ19を挿入し、ヒンジ19の上面と上板20の上面が同一面を形成するようにしてヒンジ19を固定している。そして、上板20の上面が支持体38の下面に当接するとともに、他端28側の上板20には係止片43を内部に挿入させる四角形状の開口44が形成されている。そして、ランプ取付体3の一端17側の下板30にはソケット14が配設され、ソケット14には、片口金蛍光ランプ5が装着されている。また、下板30には、スポット溶接等されて取り付けられ、下板30下に突出された弾性付勢の一対のバルブ支持片24,24が設けられており、このバルブ支持片24,24は片口金蛍光ランプ5の発光部21すなわちバルブ23,23を両側から挟持している。また、下板30の他端28側には、操作棒32のL形金具33の水平部35が挿入される長方形の孔31が形成されている。そして、下板30は、片口金蛍光ランプ5から放射される放射光の反射面を形成している。 【0048】ランプ取付体3の一端17側および支持体38の一端39側にはヒンジ19が取り付けられているので、ランプ取付体3の一端17は、ヒンジ19を介して支持体38の一端39側に取り付けられ、また、支持体38の一端39側において回動自在となっている。そして、ランプ取付体3の内部には、端子台8および点灯装置9が収容されている。端子台8および点灯装置9は上板20に取り付けられている。ここで、点灯装置9は、高周波電力を出力する電子安定器で構成されているので、軽量であり、ランプ取付体3を重量化させるものではない。ランプ取付体3の一端17側の側面を形成する側板45には貫通孔46が形成され、この貫通孔46に天井7の裏側から配線された電源線41,41およびアース線42が挿入されて端子台8に接続されている。また、端子台8には、点灯装置9の入力線12および出力線13、点灯装置9の出力線13と電気的に接続され、ランプ取付体3の一端17側に配設されているソケット14に接続されているリード線15,…,15が接続されている。 【0049】また、ランプ取付体3の他端28側の側面を形成する側板47の内側には、係止手段4を構成する係止部としての所定幅の凸部48が形成されている。この凸部48は、図1の凸部26と同様に形成されたものである。凸部48が係止片43に係止されることにより、被係止部としての係止片43はランプ取付体3を支持することができる。 【0050】凸部48が係止片43に係止されるには、ヒンジ19を支点として、ランプ取付体3の他端28側を下方から上方に回動させる。このとき、支持体38に立設している係止片43のくの字形の先端にランプ取付体3の凸部48の先端が当接する。ランプ取付体3がさらに回動されると、凸部48は係止片43のくの字形の箇所を押圧し、係止片29は内側に変形する。そして、凸部48が係止片43のくの字形の箇所を乗り越えると、係止片43は凸部48による押圧が解除されて当初の状態に復帰する。このとき、係止片43のくの字形に折曲した箇所に凸部48が係止される。すなわち、係止部としての凸部48が被係止部としての係止片43に係合される。言い換えれば、係止手段4を構成する凸部48は支持体38と係合する。 【0051】また、凸部48と係止片43の係合を解除(係脱)するには、ランプ取付体3の他端28側を下方に回動させる。このとき、凸部48が係止片43のくの字形の箇所に乗り、係止片43は凸部48に押圧されて、内側に変形する。ランプ取付体3がさらに回動されて、凸部48が係止片43のくの字形の箇所を乗り越えると、係止片43は凸部48による押圧が解除されて当初の状態に復帰する。このとき、凸部48および係止片43が係脱される。これにより、図5に示すように、ランプ取付体3の他端28側を下方に回動させることができる。 【0052】片口金蛍光ランプ5を交換する場合は、図1〜図3における説明と同様に、操作棒32のL形金具33の水平部35をランプ取付体3の下板30に形成されている長方形の孔31に挿入して行う。 【0053】照明器具37は、ランプ取付体3の他端28側を上方へまたは下方へ回動させるのみで、係止手段4の凸部48と係止片43は係合または係脱され、ランプ取付体3の支持体38への着脱がなされる。したがって、係止手段4の構成が簡素となり照明器具37を安価にできるとともに、作業者のランプ交換等の作業負担を軽減することができる。 【0054】なお、支持体38は、所定の厚みを有する板状に形成された金属製ベース板を用いたが、板状に限らず、一端側にヒンジ19、他端側に係止手段4を構成する係止片43を具備していれば、その形状等は問わないものである。また、支持体38は、天井7の一端側に取り付けられるヒンジ19および他端側に取り付けられる係止手段4を構成する係止片43を許容する。 【0055】また、上記第1および第2の実施形態において、片口金蛍光ランプ5が1灯の場合について説明したが、照明器具1,37は片口金蛍光ランプ5を複数具備するものでもよい。 【0056】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、ランプ取付体の他端側を上方へまたは下方へ回動させることにより、係止手段の係止部と被係止部は係合または係脱され、ランプ取付体の器具本体への着脱がなされるので、係止手段の構成が簡素となり照明器具を安価にできるとともに、作業者のランプ交換等の作業負担を軽減することができる。 【0057】請求項2の発明によれば、ランプ取付体の他端側を上方へまたは下方へ回動させるのみで、係止手段の係止部と被係止部は係合または係脱され、ランプ取付体の支持体への着脱がなされるので、係止手段の構成が簡素となり照明器具を安価にできるとともに、作業者のランプ交換等の作業負担を軽減することができる。 【0058】請求項3の発明によれば、片口金蛍光ランプの発光部の長さが50cm以上であるので、発光部を手で持って天井側に位置するソケットに口金の接続ピンを挿入するソケットへの取付に際して、作業者が床面あるいは高さの低い台座等に立って行え、交換作業の安全性を向上させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003757 【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年4月18日(2000.4.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100101834 【弁理士】 【氏名又は名称】和泉 順一
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| 【公開番号】 |
特開2001−307509(P2001−307509A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月2日(2001.11.2) |
| 【出願番号】 |
特願2000−116096(P2000−116096) |
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