| 【発明の名称】 |
改良型戸外パネル照明器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】マイケル パッカー
|
| 【要約】 |
【課題】標識などの大型パネルの前に搭載するパネルを照明してランプからの漏れ光を再びパネルに向けて一様な照明を行う改良型照明器具を提供する。
【解決手段】改良型照明器具は、ランプハウジングと、ランプハウジング内に配置されたランプと、第1のサイドパネル反射器インサートと、第2のサイドパネル反射器インサートと、屈折媒体とを含む。反射器はランプハウジングに移動自在に固定されている。反射器は、光をパネルに向ける第1の曲線表面と第1の曲線表面内に形成された複数の曲線部分とを含む。第1のサイドパネル反射器インサートは反射器に固定されている。第1のサイドパネル反射器インサートはランプからの光をパネルに向ける。第2のサイドパネル反射器インサートは反射器に固定されている。第2のサイドパネル反射器インサートはランプからの光をパネルに向ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 パネルを照明するように構成された照明器具であって、ランプハウジングと、ランプハウジング内に配置されたランプと、パネルに光を向ける第1の曲線表面を有する、ランプハウジングに移動自在に固定された反射器と、ランプハウジング内に固定され、前記反射器と協働して、ランプと反射器からの直接光を再び集束して、光の一様性を増加し、標識に当たらない光の量を低減する屈折媒体とを含む照明器具。 【請求項2】 反射器の第1の曲線表面が、その内部に形成された複数の部分を含む請求項1に記載の照明器具。 【請求項3】 反射器に固定された第1のサイドパネル反射器インサートと第2のサイドパネル反射器インサートとを含む照明器具であって、第1のサイドパネル反射器インサートが、反射器の縦方向の縁部に沿って配置され、第2のサイドパネル反射器インサートが、反射器の反対側の縦方向の縁部に沿って配置され、第1のサイドパネル反射器インサートと第2のサイドパネル反射器インサートが、ランプからの光の標識への方向を調整する請求項1に記載の照明器具。 【請求項4】 ランプハウジングに固定され、ハウジングに対する反射器の位置を案内するために係合されたブラケットをさらに含む請求項1に記載の照明器具。 【請求項5】 標識光を増加し漏れ光の量を低減する反射器に固定された少なくとも1つの光インサートをさらに含む請求項1に記載の照明器具。 【請求項6】 屈折媒体が、第1の縦方向の縁部と、第2の縦方向の縁部と、ランプと反射器からの直接光を再び集束して、標識の一様性を増加し、漏れ光を低減する複数のプリズムとを含む請求項1に記載の照明器具。 【請求項7】 屈折媒体が、ガラスまたはアクリルから構成されている請求項1に記載の照明器具。 【請求項8】 屈折媒体が、ランプからの光を制御する内部プリズムを含む請求項1に記載の照明器具。 【請求項9】 屈折媒体が、アルミニウムから構成されている請求項1に記載の照明器具。 【請求項10】 反射器が、高い平均標識照度を保持する金属から構成されている請求項1に記載の照明器具。 【請求項11】 プリズムが、屈折媒体の第1の縦方向の縁部および第2の縦方向の縁部に沿って形成された請求項6に記載の照明器具。 【請求項12】 プリズムの角度が、屈折媒体中央でゼロであり、20〜40度の範囲で最大角度まで増加する請求項6に記載の照明器具。 【請求項13】 パネルを照明するためのパネルの前に搭載される照明器具であって、ランプハウジングと、ランプハウジング内に配置されたランプと、パネルに光を向け、一様な水平光分布を生成する第1の曲線表面を有する、ランプハウジングに移動自在に固定された反射器と、ランプからの光をパネルに向ける、反射器に固定された第1のサイドパネル反射器インサートと、ランプからの光をパネルに向ける、反射器に固定された第2のサイドパネル反射器インサートと、反射器と第1のサイドパネル反射器インサートと第2のサイドパネル反射器インサートと協働して、ランプからの直接光を再び集束する、ランプハウジングに固定された屈折媒体とを含む照明器具。 【請求項14】 反射器の第1の曲線表面が、その内部に形成された複数の部分を含む請求項13に記載の照明器具。 【請求項15】 反射器内に形成された複数の部分が、セグメント化されている請求項14に記載の照明器具。 【請求項16】 屈折媒体が、ランプと反射器からの直接光を再び集束して、標識の一様性を増加し漏れ光を低減するプリズムをさらに含む請求項13に記載の照明器具。 【請求項17】 屈折媒体が、第1の縦方向の縁部と、第2の縦方向の縁部と、ランプと反射器からの直接光を再び集束して、標識の一様性を増加し、漏れ光を低減するプリズムとを含む請求項13に記載の照明器具。 【請求項18】 プリズムが、屈折媒体の第1の縦方向の縁部および第2の縦方向の縁部に沿って形成された請求項17に記載の照明器具。 【請求項19】 プリズムの角度が、屈折媒体中央でゼロであり、20〜40度の範囲で最大角度まで増加する請求項17に記載の照明器具。 【請求項20】 屈折媒体が、ガラスまたはアクリルから構成されている請求項13に記載の照明器具。 【請求項21】 屈折媒体が、ランプからの光を制御する内部プリズムを含む請求項13に記載の照明器具。 【請求項22】 屈折媒体が、アルミニウムから構成されている請求項13に記載の照明器具。 【請求項23】 パネルを均一にかつ効率的に照明する照明システムであって、各照明器具が、パネルから約16フィートの水平区間を照明し、パネルと、パネルに固定された複数の照明器具とを含み、照明器具の各々が、反射器と屈折媒体とを含み、反射器が、光をパネルに向ける第1の曲線表面を有し、屈折媒体が、反射器と協働して、ランプと反射器からの光を再び集束して、パネルから約16フィートの区間にわたって光の一様性を増加して、パネルを照明するのに必要な照明器具の数を低減する照明システム。 【請求項24】 屈折媒体が、パネルから約16フィートの水平区間にわたって光分布する少なくとも1つのプリズム部分を含む請求項23に記載の照明システム。 【請求項25】 屈折媒体が、パネルから約16フィートの水平区間にわたって光分布するために3次元輪郭を有する請求項23に記載の照明システム。 【請求項26】 反射器が、複数の溝を切った部分を含み、前記複数の溝を切った部分が、パネルから約16フィートの水平区間にわたって光分布する請求項23に記載の照明システム。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、戸外標識(sign)を照明する新しい改良型戸外照明器具(luminaire)に関する。 【0002】 【従来の技術】広告または掲示板を照明する照明器具は長年にわたって使用されてきた。標識を照明するシステムでは、エネルギー節約の観点から光源から可能な限り大量の光を標識へ方向付けることが望ましく、標識が魅力的に照明され判読できるように標識を一様に照明することが望ましい。 【0003】近年、人口の増加につれて光害が問題になっている。最近の研究によると、夜空の眺めを曖昧にする明かりは主として夜間の安全、有用性または安全性をほとんど増加しない非効率的な照明器具から発せられる。焦点を結ばない明かりはぎらぎらした光と散乱とを発生させる。エネルギーのこの非効率的な使用は毎年10億ドル以上の浪費エネルギーのコストになる。 【0004】その他の最近の研究で、明かりが米国の電気使用量の20〜25%を占めることが分かっている。このうち80〜90%が産業、商店、オフィスおよび倉庫に使用される。このうち20〜30%が夜空の眺めを邪魔するが安全性を増加しない損失光である。漏れ光は、標識の場所の近くで実行される仕事に悪影響を及ぼすことがある。さらに、戸外の標識の場合、空に向かう漏れ光は空の輝きに寄与して、いくつかの田舎の共同社会、企業、連邦および地方の公園の夜間の環境を低下させることがある。 【0005】標識の照明は、均一な照明と、メッセージをはっきりとまた迅速に認識できるように周囲に比べて高い平均照度の両方を必要とする。多くの光学系がこれらの要求を満たすために標識の上下に設計され配置されている。標識を照明する従来技術のシステムでは、様々な要素が光源からの光の最大使用を低減する傾向にあり、その結果、漏れ光が過剰になった。これらの要素は光源自体の配置の制限だけでなく、直接光と反射光を標識の所望の領域に向けることの制限を含んでいた。 【0006】例えば、Hammond他に対して発行された米国特許第4954935号は、いくつかのパネルから構成された戸外の広告標識または標識を照明する照明システムを開示している。このシステムは標識の各パネルに1つずつ、いくつかの照明器具を含む。第4954935号特許のシステムの照明器具はそれぞれスーパーメタルハロゲンランプとランプハウジングに固定された反射器とを含む。反射器はランプの背後に配置され、ランプから放射される光を反射するように設計されている。反射器はいくつかの溝または反射セグメントを備える。本発明では、特に漏れ光を大気に向けることなく一様性の目的に合致するためにいくつかのパネルを並べることが必要である。 【0007】Hammondに対して発行された米国特許第4575783号は、ランプから放射された光を標識のすべての領域に再び向けて標識に光を均一に分布する反射器を開示している。ただし、この反射器は標識への光を制御する際に屈折媒体と協働しない。さらに、この反射器はパネルの側面から漏れる光を低減するように設計されていない。 【0008】Laskerに対して発行された米国特許第4337507号は、指向性分布を有する照明器具について記載している。この照明器具は、投光照明の場合と同じ過剰に高い角度で漏れる光の量を低減するプリズムユニットと反射器ユニットとを有する。プリズムユニットは光を方向付ける手段を提供する垂直リブを使用する。プリズムユニットは極めて広い角度で横方向の光分布と、ハウジングの穴の背後の照明を行うように設計されている。この光分布設計は光分布がパネル表面に一様かつ全体に集束されなければならないパネル照明には適していない。この反射器は一様な水平光分布を生成する手段を提供する円筒形で放射状の輪郭を採用する。反射器システムと光源とはハウジング内で固定水平軸を中心に枢動可能で、垂直カットオフ角度と最大強度を調整する。Laskerの特許に記載された反射器は効果的なパネル照明に必要な一様な照明のための輪郭を有するものではない。 【0009】Thoman他に対して発行された米国特許第3358133号は、開口の反対の端部でフレームに蝶番で固定された構成のようなへら型の主反射器を有する投光器を開示している。開示された発明は主反射器と協働して、幅広いビームを広い領域に均一に分布させる半円筒形補助反射器を含んでいる。Laskerの特許と同様、Thomanの特許は光をパネル領域に全面的かつ均一に向けるように設計された光学機器を含まない。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】この結果、直接光を標識の表面により効果的に集中させる標識照明の必要が増大してきた。照明器具は標識に当たらない光の量を最小限にしなければならない。また、この照明器具はより広い照明範囲を提供しなければならない。 【0011】本発明の第1の目的は、標識の表面を効果的かつ均一に照明し、光が誤った方向に向けられたり標識に当たらないことを防止する標識照明器具を提供することである。 【0012】本発明の別の目的は、屈折媒体およびランプと協働して、均一に分布され集束された光を生成する調整可能な反射器システムを提供することである。 【0013】本発明のさらに別の目的は、より大きい水平距離から標識を照明する照明器具を提供することである。 【0014】 【課題を解決するための手段】上記の目的とその他の目的および機能を達成するために、広告板などの大型パネルの前に搭載し、パネルを照明する照明器具が提供される。照明器具は、ランプハウジングと、ランプハウジング内に配置されたランプと、ランプからの光を方向付けるランプハウジング内部に移動自在に固定された主反射器と、少なくとも1つのサイドパネル反射器インサートと、ランプハウジング内に固定され、前記反射器と協働して、ランプと反射器からの光を再び集束して、光の一様性を増加する屈折媒体とを含む。 【0015】より詳細に言えば、反射器は第1の曲線表面(curvilinear surface)を含む。この表面はいくつかのサブセクションを含んでもよく、または光をパネルに向ける1つの曲線状部分のみを含んでいてもよい。反射器とその曲線表面は屈折媒体と協働して、光を方向付ける。反射器はハウジングに移動自在に固定できる。好ましくは、ブラケットがハウジング内部に固定されハウジングに対する反射器の位置を案内して反射器が光を標識の特定の部分に向けることができる。 【0016】さらにより詳細に言えば、屈折媒体は様々なプリズム部分および非プリズム部分を含む。これらの部分は屈折媒体上の様々な位置と向きに配置され、反射器と協働して、直接光を正しくパネルに向け、標識を照らさず大気に漏れる光の量を低減する。 【0017】さらにより詳細に言えば、反射器は少なくとも1つのサイドパネル反射器インサートと協働する。好ましくは、第1のサイドパネル反射器インサートと第2のサイドパネル反射器インサートとがある。第1のサイドパネル反射器インサートと第2のサイドパネル反射器インサートは主反射器に固定されている。第1のサイドパネル反射器インサートはランプを収容する穴を含む。ランプはハウジング内部に固定されている。2つのサイドパネル反射器インサートは反射器および屈折媒体と共にランプからの光の標識への方向を調整する。 【0018】照明システムがパネルを一様かつ効率的に照明する照明システムも提供される。各照明器具はパネルから約16フィートの水平区間(部分)を一様に照明する能力がある。このシステムはパネルに固定された複数の照明器具を含む。照明器具の各々は反射器と屈折媒体とを含む。反射器は光をパネルに向ける第1の曲線表面を有する。反射器は屈折媒体と協働して、ランプからの光を再び集束し、パネルの約16フィートの区間の光の一様性を像ださせ、それによって、パネルを照明するのに必要な照明器具の数を低減する。 【0019】上記の目的とその他の目的、機能および利点は、添付図面を参照する本発明を実行する最良の形態に関する以下の詳細な説明から明らかであろう。 【0020】 【発明の実施の形態】図1を参照すると、戸外照明器具10の斜視図が示されている。戸外照明器具10はランプ14からの直接光を方向付けて標識、広告などのパネル24を一様かつ明るく照明する。戸外照明器具10はランプハウジング12と、ランプハウジング12内に配置され搭載されたランプ14と、主反射器16と、少なくとも1つのサイドパネル反射器インサート18と、屈折媒体20とを含む。 【0021】標識またはパネル24に対する位置が変動しても良いが、本発明による照明器具10は、一般には照明される標識領域のほぼ中央、すなわち、約14フィートの高さを有する標識24の底面縁部から3フィート下、6フィート離れた位置にある。照明器具3を標識24の底面縁部の3フィート下、6フィート離して配置してこれらのタイプの標識に必要な保守用キャットウォーク(作業用通路)を収容することが好ましい。パネルの幅は変動してもよい。ただし、照明器具10の数は標識24の幅に正比例する。 【0022】別の好ましい実施形態は、互いに隣接して配置され、同様に設計された照明器具(図示せず)と関連して動作する照明器具10を提供する。別の好ましい実施形態の照明器具10はほぼ16フィート離して配置される。本発明以前は、同じサイズのパネルを照明するのにより多くの照明器具が必要であった。例えば、400ワットのランプを使用する従前の照明器具は通常12フィート離して配置されていた。また、標準の14インチ×48インチの標識を効果的に照明するには一般に4つの400ワットの照明器具が必要であった。従来技術とは対照的に、本発明では3つの400ワットランプ照明器具だけで14インチ×48インチの標識を効果的に照明することができる。したがって、本発明によって、現在通常の値である標識1フィート平方当たり2.38個のランプを使用する代わりに標識1フィート平方当たり1.79個のランプを使用することでより小さいエネルギーを消費して14インチ×48インチの標識を効果的に照明することが可能である。 【0023】ランプ14は通常、約39000ルーメンを生成するスーパーメタルハロゲンランプから構成される。図1に示すように、このランプ14と照明器具は水平位置にあるが、本発明の教示から逸脱することなしに、様々なランプシステムを用いた垂直の照明器具の向きとその他の位置を用いることができる。 【0024】照明器具10は管路、パイプまたはその他の固定装置26によって戸外24に固定されている。管路、パイプまたは固定装置26はまた明かり10とパネル24との所定の相対距離を保持する。ランプ14によって照明される領域は、パネル24の様々な領域での見づらい照明コントラストなしに可能な限り均一に図1に示すパネルの全表面24を含む。 【0025】照明器具10は、図1および2に示す、ランプハウジング12内に含まれるランプ14を完全に取り囲むようにハウジング12上に配置された屈折媒体20を有するランプハウジング12を含む。屈折媒体20は照明器具の上部表面を画定し、ハウジング12のパーティション11上に配置されている。屈折媒体20はガラス、アクリルなどで形成できる。屈折媒体20は反射器16、ランプ14およびサイドパネル反射器インサート18と協働して、光をパネル24に向け、パネル24を均一にかつ明るく照明する。さらに屈折媒体20は照明器具10の内部構成要素を外界の天候から保護する。屈折媒体20を形成する際、屈折媒体20自体をクリーニングできるように外部表面が平滑な屈折媒体20の内部表面に任意のプリズム要素28を形成することが好ましい。 【0026】図2に示すように、屈折媒体20はランプハウジング12内に位置し、ハウジング12のフランジ38内に形成されねじ立てした穴36を介して複数のねじ34で複数のガスケット32(図示せず)上に保持される。屈折媒体20は主反射器16、サイドパネル反射器インサート18およびランプ14と協働して、ランプ14からの光をパネル24に向ける。 【0027】図3は図2の線3−3による照明器具の横断面図で、同図はハウジング12、反射器16、ランプ14および屈折媒体20の相対配置を示す。ハウジング12と屈折媒体20は破線で示されている。反射器16とランプ14は実線で示されている。 【0028】図4を参照すると、図5の線4−4による照明器具16の概略横断面図が示されている。反射器16は拡散、準拡散、鏡面反射などの異なる光学特性を備えた反射器金属から形成される。アルミニウムなどの金属は、鏡面反射、拡散、準拡散、および拡散反射などを提供するように製造され処理される。反射を変化させるために、反射器16とサイドパネル反射器インサート18および19(図5に示す)用の金属にコーティングするか仕上げ膜を有することができる。当業者であれば理解できるように、反射器の金属上の陽極酸化処理したコーティングまたは仕上げ膜は所望のレベルの反射を達成できる。 【0029】再び図4を参照すると、主反射器16はランプハウジング12(図4には示さず)の片側に沿って配置され、以下に説明するランプ14から放射される光を反射するように設計されている。図2に示すように、反射器16は一般に屈折媒体20の反対側に配置され、ランプ14の下で動作可能である。主反射器16はいくつかのサブセクションまたはセグメント25から形成できる第1の概ね曲線の表面17を有する。曲線形表面17は図4および図9に示す構成で形成される。反射器16はランプハウジング12の内部領域に固定された(図示せず)ブラケットによってランプハウジング12の内部に移動自在に固定されている。屈折媒体全体16は光の方向をパネルに向けるためにブラケットに沿って枢動する能力があってもよい。 【0030】さらに図4を参照すると、反射器16は光を方向付けるためのいくつかのサブセクションまたはセグメント25を有する少なくとも1つの曲線の表面17を含んでいてよい。反射器16の各セグメント25は参照されたパネル24に平行である。各セグメント25は光束を調整して方向付け、標識24全体に一様の照明を提供する。 【0031】図4Aは反射器16の第2の実施形態の概略横断面図である。図示のように、反射器16は全くサブセクションを有しない少なくとも1つの曲線表面17から構成される。反射器は1つの平滑で連続的で輪郭を示す表面から構成されることができる。 【0032】図5を参照すると、第1のサイドパネル反射器インサート18と第2のサイドパネル反射器インサート19が搭載されたこの照明器具10の反射器16の第1の実施形態の平面図が詳細に示されている。ランプ(図5に示さず)は穴22内に位置し、第1のサイドパネル反射器インサート18に囲まれている。ランプはランプハウジング12(図5に示さず)の内部に固定されている。 【0033】図6を参照すると、屈折媒体20と屈折媒体20のプリズム部32、33、35、39、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58の斜視図が示されている。前述したように、屈折媒体20はランプハウジング12(図1に示す)上に位置して外部の天候による自然力からランプ14を完全に保護する。屈折媒体20は標識の外に漏れるはずであったランプ14から放射される光を屈折させ、透過させ、最終的に屈折させるプリズム要素28の組み合わせを含む。 【0034】屈折媒体20のプリズム構造はいくつかの実施形態を有する。図6に示す一実施形態では、プリズム構造は屈折媒体20の縦方向の縁部全体に沿って形成されている。屈折媒体の第1の縦方向の縁部41はパネルの最も近くに配置され、屈折媒体の第2の縦方向の縁部43はパネルから離れて配置されている。以下の説明中のプリズムの向きの角度は、図6に示す基準「X」および「Y」軸と基準原点「O」に関して言及されている。 【0035】図6で、屈折媒体20の第1の縦方向の縁部41に沿って6つのプリズム部分がある。これらのプリズム部分はそれぞれ参照番号32、33、35、39、40および42に対応するA、B、C、D、E、およびFとして参照される。部分Aのプリズム32と部分Bのプリズム33は図示のような向きで、基準X軸と約0〜20度の範囲の角度を作る。部分Aと部分Bはそれぞれ高さが約3インチで幅が異なる。部分Cのプリズム35と部分Dのプリズム39は図示のような向きで、第1の縦方向の縁部にほぼ平行に位置する基準X軸と約20度の角度を作る。部分Cと部分Dはそれぞれ高さが約3インチで幅が異なる。部分Eのプリズム40と部分Fのプリズム42は図示のような向きで、基準X軸と約160〜180度の範囲の角度を作る。部分Cと部分Dはそれぞれ高さが約3インチで幅が異なる。部分Eと部分Fはそれぞれ高さが約3インチで幅が異なる。各プリズム部分の3インチの高さは、主反射器の縁部から反射した(標識に向かう)光に干渉することなく、標識の下に落ちてしまうはずだったランプからの光を屈折媒体が再び方向付けるために好ましい。各プリズム部分A、B、C、D、E、およびFの幅は異なることがあるが、第1の縦方向の縁部に沿ったすべての部分の幅の総計は好ましくは長さが16インチである。これは、16インチより小さい幅の開口では優れた照明性能が発揮できないためである。 【0036】さらに図6を参照すると、第2の縦方向の縁部に沿って8つのプリズム部分がある。これらのプリズム部分はそれぞれ参照番号44、46、48、50、52、54、56、58に対応するG、H、I、J、K、L、M、およびNとして参照される。部分Gのプリズム44と部分Iのプリズム48は図示のような向きで、基準X軸と約0〜20度の角度を作る。部分Gと部分Iはそれぞれ高さが約1インチで幅が異なる。部分Hのプリズム46、部分Jのプリズム50、部分Kのプリズム52および部分Mのプリズム56は図示のような向きで、基準X軸と約0度の角度を作り、第2の縦方向の縁部41にほぼ平行に位置する。部分H、部分J、部分Kおよび部分Mはそれぞれ高さが約1インチで幅が異なる。部分Lのプリズム54と部分Nのプリズム58は図示のような向きで、基準X軸と約160〜180度の角度を作る。部分Lと部分Nはそれぞれ高さが約1インチで幅が異なる。各プリズム部分の幅は異なることがあるが、第2の縦方向の縁部に沿ったすべての部分の幅の総計は好ましくは長さが16インチである。 【0037】部分Cと部分Dのプリズムは標識全体に光を引き上げる働きをする。ただし、標識の適用例によっては部分Cと部分Dは一様性を達成するために必要ない。したがって、これらの部分Cと部分Dは任意選択である。これらの部分の代わりに、別の実施形態として反射器はこれらの領域で平滑であってもよい。 【0038】図7は本発明の別の実施形態の等角図である。図示のように、屈折媒体20’のプリズム部分は、プリズムが屈折媒体の縦方向の縁部に沿って連続する2つの大きいプリズム部分55および57から構成されることができる。この実施形態では、部分57のプリズムは図6に記載の部分A〜Fと角度が同様であるが、部分57のプリズムはセグメント化されず図示のように屈折媒体全体に連続的に長く延びている点が異なる。同様に、部分55のプリズムは図示のように屈折媒体全体に連続的に長く延びている、部分57のプリズムは光を下方向に再び向けて標識24に当てる働きをする。部分55のプリズムは光を上方向に再び向けるか持ち上げて標識24に当てる働きをする。 【0039】図8を参照すると、本発明の別の追加の実施形態が3つのプリズム部分を有する屈折媒体20”を示している。これらのプリズム部分はR、PおよびSとして参照され、これらの部分を含むプリズムのグループはそれぞれ70、72および74として参照されている。部分Rのプリズム70は屈折媒体の第2の縦方向の縁部に沿って位置する。部分Rのプリズムは図示のように屈折媒体全体に平滑かつ連続的に長く延びている。部分Rのプリズムは高さが約1インチで長さが約16インチである。部分Pのプリズム72は図6に記載の部分A〜Cと角度が同様であるが、部分Pのプリズムは屈折媒体の縁部から約5インチの幅に連続的に長く延びている点が異なる。部分Pは図示のように第1の縦方向の縁部から約1インチの位置にあり、高さが約3インチである。同様に、部分Sのプリズム74は図6に記載の部分D〜Fと角度が同様であるが、部分Sのプリズムは屈折媒体の縁部から約5インチの幅に連続的に長く延びている点が異なる。部分Sは図示のように第1の縦方向の縁部から約1インチの位置にあり、高さが約3インチである。 【0040】誤った方向に向けられた漏れ光を低減する効果を達成するために、プリズムはプリズムが屈折媒体の外側端部方向に進むにつれて角度が増加することが好ましい。 【0041】図8Bを参照すると、屈折媒体20'''の別の実施形態が示されている。この実施形態では、屈折媒体は底部のプリズム部分を含まない。プリズムの頂点部分「T」は屈折媒体の第2の縦方向の縁部に沿って位置し、図示のように屈折媒体全体に平滑かつ連続的に長く延びている。このプリズム部分は高さが約1インチで長さが約16インチである。 【0042】図8Cを参照すると、屈折媒体20''''の別の実施形態が示されている。この実施形態では、屈折媒体はサグガラス形状またはドロップガラス形状などの3次元輪郭を有していてよい。この構成によって、照明器具は反射器ランプシステムの左右両側から発する光を効果的に透過させることができる。輪郭のある形状を採用することで、光は屈折媒体に垂直な表面により近い屈折媒体20''''の表面を透過し、それによって屈折媒体の内部表面に反射する光を低減し、光の処理量(throughput)が増加する。この実施形態の屈折媒体20''''はプリズム部分がない透明ガラスから構成されるが、この輪郭をプリズムを有する屈折媒体20''''にも適用できることは光学設計技術関連の当業者には明らかであろう。 【0043】以上、本発明の実施形態について図示し、説明してきたが、これらの実施形態は本発明の可能な形式を網羅しているわけではない。本明細書で使用する用語は限定的な用語ではなく説明的な用語であり、本発明の精神と範囲とを逸脱することなしに本発明に様々な変更を加えることができることを理解されたい。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】501131265 【氏名又は名称】エヌエスアイ エンタープライゼス, インク.
|
| 【出願日】 |
平成13年3月30日(2001.3.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064447 【弁理士】 【氏名又は名称】岡部 正夫 (外11名)
|
| 【公開番号】 |
特開2001−307508(P2001−307508A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月2日(2001.11.2) |
| 【出願番号】 |
特願2001−100892(P2001−100892) |
|