| 【発明の名称】 |
照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 規幸
【氏名】片岡 寿夫
【氏名】上野 政利
【氏名】永瀬 春男
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| 【要約】 |
【課題】始動電圧発生回路部に手を触れ難くし、始動電圧発生回路部に対する防水対策の簡素化を可能にし、始動電圧のレベル低下を防止する。
【解決手段】バルブ1と、リフレクタ2と、バルブソケット3と、直流電源部11a、DC−DCコンバータ部12a、インバータ回路部13aおよび始動電圧発生回路部14aにより構成される点灯装置4aと、前面開口の箱状に形成されて成るハウジングボディ51aおよびこのハウジングボディ51aの前面開口を閉塞するレンズ52aにより構成される灯体5aとを備え、DC−DCコンバータ部12a、インバータ回路部13aおよび始動電圧発生回路部14aを含む点灯装置4aの一部を、ハウジングボディ51aの内部に設け、その点灯装置4aの残部である直流電源部11aをハウジングボディ51aの外部における車体8の凹所81に設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 バルブと、前記バルブの照明光を前方に向けて反射するリフレクタと、前記バルブと電気的に接続されるバルブソケットと、直流電源部、この直流電源部の出力側に設けられるDC−DCコンバータ部、このDC−DCコンバータ部の出力側から直流電力を得て交流電力を前記バルブに供給するインバータ回路部、および始動時に高電圧を発生して前記バルブに印加する始動電圧発生回路部により構成される点灯装置と、前面開口の箱状に形成されて成るハウジングボディと、前記ハウジングボディの前面開口を閉塞する透光性部材とを備え、前記始動電圧発生回路部を含む点灯装置の一部を、前記ハウジングボディの内部に設け、その点灯装置の残部を前記ハウジングボディの外部に設けたことを特徴とする照明装置。 【請求項2】 前記点灯装置の残部は前記DC−DCコンバータ部を含むことを特徴とする請求項1記載の照明装置。 【請求項3】 前記点灯装置の一部は前記始動電圧発生回路部およびDC−DCコンバータ部を含み、これら始動電圧発生回路部およびDC−DCコンバータ部は、前記ハウジングボディおよび透光性部材により構成される灯体の一部を利用して成る導電性のケース内部に配置されることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の前照灯に使用される照明装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図6に照明装置の従来例を示す。この照明装置は、バルブ1と、リフレクタ2と、バルブソケット3と、直流電源部、DC−DCコンバータ部、インバータ回路部および始動電圧発生回路部を同一ケースに収納して成る点灯装置4yと、ハウジングボディ51yおよびレンズ52yにより成る灯体5yと、キャップ6yとを備え、ハウジングボディ51yの鉛直方向下側の側壁に穿設された孔513yを閉塞するように、点灯装置4yがハウジングボディ51yの下方外壁に設けられ、バルブソケット3および点灯装置4y接続用などのハーネス(コネクタおよび電線により成るワイヤハーネス)が孔513yに挿通される構成になっている。 【0003】図7に照明装置の別の従来例を示す。この照明装置は、バルブ1と、リフレクタ2と、バルブソケット3と、DC−DC−AC変換部10zおよび始動電圧発生回路部14aにより成る点灯装置4zと、ハウジングボディ51zおよびレンズ52zにより成る灯体5zと、キャップ6yとを備え、DC−DC−AC変換部10zおよび始動電圧発生回路部14aが灯体5zの外部における車体8zの凹所81z,82zにそれぞれ設けられ、バルブソケット3と点灯装置4zとの接続用のハーネスがキャップ6yの孔に挿通され、その孔がゴムグロメット7で密閉される構成になっている。ここで、DC−DC−AC変換部10zは、直流電源部、DC−DCコンバータ部およびインバータ回路部により成り、これら各部は同一ケース内に収納され、このケースとは別のケースに始動電圧発生回路部14aが収納されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の照明装置では、始動電圧発生回路部が灯体の外部に設けられるので、始動電圧発生回路部を収納するケースに手が触れやすくなり、また、始動電圧発生回路部を収納するケースの防水性を高める必要が生じる。さらに、バルブソケットと始動電圧発生回路部とを接続するためのハーネスが長くなるので、始動電圧のレベル低下を考慮に入れて始動電圧発生回路部を設計しなければならず、その分始動電圧のレベルを高くする必要があった。 【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、始動電圧発生回路部に手を触れ難くし、始動電圧発生回路部に対する防水対策の簡素化を可能にし、始動電圧のレベル低下を防止し得る照明装置を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために請求項1記載の発明の照明装置は、バルブと、前記バルブの照明光を前方に向けて反射するリフレクタと、前記バルブと電気的に接続されるバルブソケットと、直流電源部、この直流電源部の出力側に設けられるDC−DCコンバータ部、このDC−DCコンバータ部の出力側から直流電力を得て交流電力を前記バルブに供給するインバータ回路部、および始動時に高電圧を発生して前記バルブに印加する始動電圧発生回路部により構成される点灯装置と、前面開口の箱状に形成されて成るハウジングボディと、前記ハウジングボディの前面開口を閉塞する透光性部材とを備え、前記始動電圧発生回路部を含む点灯装置の一部を、前記ハウジングボディの内部に設け、その点灯装置の残部を前記ハウジングボディの外部に設けたのである。 【0007】この構成では、始動電圧発生回路部がハウジングボディの内部に設けられるので、始動電圧発生回路部に直接手が触れることがなくなり、始動電圧発生回路部に対する防水性が向上するとともに、始動電圧発生回路部とバルブソケットとの間の距離が短くなるので、始動電圧が効率的にバルブに印加するようになる。これにより、始動電圧発生回路部に手を触れ難くし、始動電圧発生回路部に対する防水対策の簡素化を可能にし、始動電圧のレベル低下を防止することができる。 【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の照明装置において、前記点灯装置の残部は前記DC−DCコンバータ部を含むことを特徴とする。この構成では、点灯装置のうち発熱部位となるDC−DCコンバータ部がハウジングボディの外部に設けられるので、DC−DCコンバータ部は、バルブ点灯時の輻射熱の影響を受けず、また、本照明装置が車両用である場合、車両走行時の空冷作用によって冷却されるので、受ける熱ストレスが低減するようになる。 【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の照明装置において、前記点灯装置の一部は前記始動電圧発生回路部およびDC−DCコンバータ部を含み、これら始動電圧発生回路部およびDC−DCコンバータ部は、前記ハウジングボディおよび透光性部材により構成される灯体の一部を利用して成る導電性のケース内部に配置されることを特徴とする。この構成では、始動電圧発生回路部およびDC−DCコンバータ部が導電性のケース内部に配置されるので、輻射ノイズが低減するようになる。 【0010】 【発明の実施の形態】図1は本発明に係る第1実施形態の照明装置の断面を示す模式図で、この図を用いて以下に第1実施形態の説明を行う。 【0011】図1に示す照明装置は、自動車の前照灯に使用されるもので、バルブ1、リフレクタ2、バルブソケット3、点灯装置4a、灯体5a、キャップ6aおよびゴムグロメット7などを備えている。 【0012】バルブ1はメタルハロゲンランプなどであり、リフレクタ2は、バルブ1の照明光を前方(図では左方)に向けて反射する凹面鏡(図では回転放物面鏡)であって、バルブ1を凹面内に挿入するための孔を最後部に有している。バルブソケット3は、バルブ1の後方の電極部に装着可能な有底の円筒状に形成され、バルブ1の各電極と電気的に接続する接続端子(図示せず)を有している。 【0013】点灯装置4aは、バルブ1の始動および点灯用で、直流電源部11aと、この直流電源部11aの出力側に設けられるDC−DCコンバータ部12aと、このDC−DCコンバータ部12aの出力側からの電圧を矩形波電圧に交番して、この矩形波電圧をバルブ1に印加するインバータ回路部13aと、始動時に高電圧を発生してバルブ1に印加する始動電圧発生回路部14aとにより構成されている。図1では、点灯装置4aの各部はいずれもケースに収納されている。 【0014】灯体5aは、前面開口の箱状に形成されて成り底部に開口部511を有するハウジングボディ51aと、ガラスなどの透光性材料により成りハウジングボディ51aの前面開口を閉塞するレンズ52aとにより構成され、バルブ1、リフレクタ2、バルブソケット3、および点灯装置4aの一部を内部に収納している。また、ハウジングボディ51aは、鉛直方向下側に位置する内壁から上方に突出し先端に内向きの爪が形成された突部511aを有している一方、レンズ52aは、鉛直方向下側の縁部に後方に伸びる側壁521aと、この側壁521aの内面と対面する突片522aとを有している。なお、リフレクタ2は、従来と同様にしてハウジングボディ51a内に取り付けられる。 【0015】キャップ6aは、箱状に形成されて成り、ハウジングボディ51aの底部に着脱自在に取着され、ハウジングボディ51aの底部の開口部511を閉塞するもので、前方に突出し先端に内向きの爪が形成された突部61aを有している。 【0016】このように構成される第1実施形態の照明装置の特徴として、始動電圧発生回路部14aを含む点灯装置4aの一部はハウジングボディ51aの内部に設けられる一方、点灯装置4aの残部はハウジングボディ51aの外部に設けられる。すなわち、点灯装置4aの一部は、ハウジングボディ51aの突部511aによって狭持されるDC−DCコンバータ部12aと、レンズ52aの側壁521aと突片522aとの間に設けられ、ハーネスW12を介してDC−DCコンバータ部12aと接続されるインバータ回路部13aと、キャップ6aの突部61aによって狭持され、ハーネスW13を介してインバータ回路部13aと接続されるとともにハーネス14およびバルブソケット3を介してバルブ1と接続される始動電圧発生回路部14aとであり、点灯装置4aの残部は、ハウジングボディ51aの外部における車体8の内壁の凹所81に設けられ、ハーネスW11を介してDC−DCコンバータ部12aと接続される直流電源部11aである。ただし、ハーネスW11は、ハウジングボディ51aの後方下側に穿設された孔に挿通され、その孔はゴムグロメット7で密閉されている。また、直流電源部11aには当該直流電源部11aに対する電源供給用のハーネスW10が接続されている。 【0017】上記構成の照明装置では、例えば従来の動作と同様、インバータ回路部13aの矩形波電圧がハーネスW13,W14などを介してバルブ1に印加し、これにより、バルブ1が点灯する。なお、始動時には、始動電圧発生回路部14aで高電圧(高圧パルス)が発生し、この高電圧がハーネスW14などを介してバルブ1に印加することで、バルブ1が始動する。 【0018】以上、始動電圧発生回路部14aがハウジングボディ51aの内部に設けられるので、始動電圧発生回路部14aに直接手が触れることがなくなり、安全性が確保される。また、始動電圧発生回路部14aが鉛直方向下側に位置するハウジングボディ51aの内壁よりも上方のキャップ6aに設けられるので、始動電圧発生回路部14a用の防水対策の簡素化が可能になるとともに、ハーネスW14の長さが短くて済むので始動電圧を効率的にバルブ1に印加することができる。 【0019】図2は本発明に係る第2実施形態の照明装置の断面を示す模式図で、この図を用いて以下に第2実施形態の説明を行う。 【0020】図2に示す照明装置は、バルブ1、リフレクタ2、バルブソケット3およびゴムグロメット7などを第1実施形態と同様に備えているほか、第1実施形態との相違点として、点灯装置4b、灯体5bおよびキャップ6bを備えている。 【0021】点灯装置4bは、直流電源部11aを第1実施形態と同様に備えているほか、ケースを有さず実装基板の状態である点で第1実施形態と相違するDC−DCコンバータ部12b、インバータ回路部13bおよび始動電圧発生回路部14bを備えている。 【0022】灯体5bは、突部511aに代えて、DC−DCコンバータ部12bの基板を狭持する突部511bがハウジングボディ51bに設けられ、突片522aに代えて、インバータ回路部13bの基板固定用の溝522bおよび突部523bがレンズ52bに設けられている以外は第1実施形態の灯体5aと同様に形成されている。 【0023】キャップ6bは、突部61aに代えて、始動電圧発生回路部14bの基板を狭持する突部61bを有している以外は第1実施形態のキャップ6aと同様に形成されている。 【0024】このように構成される照明装置でも、第1実施形態と同様、始動電圧発生回路部14bがハウジングボディ51bの内部に設けられるので、始動電圧発生回路部14bに直接手が触れることがなくなり、安全性が確保される。また、始動電圧発生回路部14bが鉛直方向下側に位置するハウジングボディ51bの内壁よりも上方のキャップ6bに設けられるので、始動電圧発生回路部14b用の防水対策の簡素化が可能になるとともに、ハーネスW14の長さが短くて済むので始動電圧を効率的にバルブ1に印加することができる。 【0025】なお、第2実施形態では、DC−DCコンバータ部およびインバータ回路部は別基板になっているが、同一基板でもよい。 【0026】図3は本発明に係る第3実施形態の照明装置の断面を示す模式図で、この図を用いて以下に第3実施形態の説明を行う。 【0027】図3に示す照明装置は、バルブ1、バルブソケット3およびゴムグロメット7などを第1実施形態と同様に備えているほか、第1実施形態との相違点として、リフレクタ2c、点灯装置4c、灯体5cおよびキャップ6cを備えている。 【0028】リフレクタ2cは、背面から鉛直方向下側に立設し内向きの爪が先端に形成された突片21cを有している以外は第1実施形態のリフレクタ2と同様に形成されている。 【0029】点灯装置4cは、直流電源部およびこの直流電源部の出力側に設けられるDC−DCコンバータ部を同一ケースに収納して成り車体8の凹所81に設けられる直流部10cと、ハウジングボディ51aの突部511aによって狭持され、ハーネスW12を介して直流部10cと接続されるインバータ回路部13aと、リフレクタ2cの突片21cによって狭持される始動電圧発生回路部14aとにより構成されている。また、ハーネスW12は、ハウジングボディ51aの後方下側に穿設された孔に挿通され、その孔はゴムグロメット7で密閉されている。 【0030】灯体5cは、ハウジングボディ51aおよびレンズ52cにより成り、このレンズ52cが突片522aを有さない構造になっている以外は第1実施形態の灯体5aと同様に形成されている。キャップ6cは、突部61aを有さない構造になっている以外は第1実施形態のキャップ6aと同様に形成されている。 【0031】このように構成される照明装置では、始動電圧発生回路部14aがハウジングボディ51aの内部に設けられるので、始動電圧発生回路部14aに直接手が触れることがなくなり、安全性が確保される。また、始動電圧発生回路部14aが鉛直方向下側に位置するハウジングボディ51aの内壁よりも上方のリフレクタ2cの背面に設けられるので、始動電圧発生回路部14a用の防水対策の簡素化が可能になるとともに、ハーネスW14の長さが短くて済むので始動電圧を効率的にバルブ1に印加することができる。 【0032】また、点灯装置4cのうち発熱部位となるDC−DCコンバータ部は、直流部10cとしてハウジングボディ51aの外部に設けられるので、バルブ点灯時の輻射熱の影響を受けず、また、車両走行時の空冷作用によって冷却されるので、受ける熱ストレスが低減する。 【0033】さらに、直流電源部およびDC−DCコンバータ部が直流部10cとしてハウジングボディ51aの外部に設けられるので、この直流部10cを交換するだけの簡単な作業で電源電圧を変更することができる。 【0034】図4は本発明に係る第4実施形態の照明装置の断面を示す模式図で、この図を用いて以下に第4実施形態の説明を行う。 【0035】図4に示す照明装置は、バルブ1、バルブソケット3、キャップ6cおよびゴムグロメット7などを第3実施形態と同様に備えているほか、第3実施形態との相違点として、点灯装置4d、リフレクタ2dおよび灯体5dを備えている。 【0036】点灯装置4dは、第3実施形態と同様の直流部10cを備えているとともに、第2実施形態と同様のインバータ回路部13bおよび始動電圧発生回路部14bを備えている。 【0037】リフレクタ2dは、突片21cに代えて、始動電圧発生回路部14bの基板を狭持する突片21dを有している以外は第3実施形態のリフレクタ2dと同様に形成されている。 【0038】灯体5dは、ハウジングボディ51dおよびレンズ52cにより成り、ハウジングボディ51dが突部511aに代えてインバータ回路部13bの基板を狭持する突部511dを有している以外は第3実施形態の灯体5cと同様に形成されている。 【0039】このように構成される照明装置では、始動電圧発生回路部14bがハウジングボディ51dの内部に設けられるので、始動電圧発生回路部14bに直接手が触れることがなくなり、安全性が確保される。また、始動電圧発生回路部14bが鉛直方向下側に位置するハウジングボディ51dの内壁よりも上方のリフレクタ2dの背面に設けられるので、始動電圧発生回路部14b用の防水対策の簡素化が可能になるとともに、ハーネスW14の長さが短くて済むので始動電圧を効率的にバルブ1に印加することができる。 【0040】また、点灯装置4dのうち発熱部位となるDC−DCコンバータ部は、直流部10cとしてハウジングボディ51dの外部に設けられるので、バルブ点灯時の輻射熱の影響を受けず、また、車両走行時の空冷作用によって冷却されるので、受ける熱ストレスが低減する。 【0041】さらに、直流電源部およびDC−DCコンバータ部が直流部10cとしてハウジングボディ51dの外部に設けられるので、この直流部10cを交換するだけの簡単な作業で電源電圧を変更することができる。 【0042】図5は本発明に係る第5実施形態の照明装置の断面を示す模式図で、この図を用いて以下に第5実施形態の説明を行う。 【0043】図5に示す照明装置は、バルブ1、リフレクタ2およびバルブソケット3などを第1実施形態と同様に備えているほか、第1実施形態との相違点として、キャップ6cを第3実施形態と同様に備えているとともに灯体5eおよび点灯装置4eを備えている。 【0044】灯体5eは、前面開口の箱状に形成されて成り底部に開口部511を有するハウジングボディ51eと、ガラスなどの透光性材料により成りハウジングボディ51eの前面開口を閉塞するレンズ52eとにより構成されており、これらハウジングボディ51eおよびレンズ52eには、それぞれ一の収納室を構成する隔壁512eおよび522eが一体に形成されている。ただし、ハウジングボディ51eおよびレンズ52eの形成には導電性材料が使用される。 【0045】点灯装置4eは、直流電源部11aを第1実施形態と同様に備えているほか、DC−DCコンバータ部12aを隔壁512eおよび522eにより構成される収納室の前方に備えているとともに、DC−DCコンバータ部12aの出力側からの電圧を矩形波電圧に交番して、この矩形波電圧をバルブ1に印加するインバータ回路部および始動時に高電圧を発生してバルブ1に印加する始動電圧発生回路部により構成される始動点灯部15eを上記収納室の後方に備えている。図5の例では、ハウジングボディ51eおよびレンズ52eの鉛直方向下側の縁部に例えば円状の隙間50eが空いており、隙間50eは、ハーネスW11を挿通した状態でゴムグロメット7によって密閉されている。また、隔壁512eの後方側壁にはハーネスW14挿通用の孔が穿設されている。さらに、車体8eには、第1実施形態と同様の凹所81が設けられているほか、凹所81の前方に隙間50eに至る凹所82が設けられ、これら凹所81,82間の車体8eにはハーネスW11挿通用の孔83が穿設されている。 【0046】このように構成される照明装置では、始動電圧発生回路部が始動点灯部15eとして灯体5eの内部に設けられるので、始動電圧発生回路部に直接手が触れることがなくなり、安全性が確保される。また、始動電圧発生回路部が隔壁512eおよび522eにより構成される収納室内に設けられるので、防水対策の簡素化が可能になる。また、始動電圧発生回路部が始動点灯部15eとして灯体5eの内部に設けられるので、ハーネスW14の長さが短くて済み、始動電圧を効率的にバルブ1に印加することができる。 【0047】また、点灯装置4eのうちDC−DCコンバータ部12aおよび始動点灯部15eが導電性材料により成るハウジングボディ51eおよびレンズ52eの収納室内に設けられるので、輻射ノイズの低減に効果がある。 【0048】 【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明によれば、バルブと、前記バルブの照明光を前方に向けて反射するリフレクタと、前記バルブと電気的に接続されるバルブソケットと、直流電源部、この直流電源部の出力側に設けられるDC−DCコンバータ部、このDC−DCコンバータ部の出力側から直流電力を得て交流電力を前記バルブに供給するインバータ回路部、および始動時に高電圧を発生して前記バルブに印加する始動電圧発生回路部により構成される点灯装置と、前面開口の箱状に形成されて成るハウジングボディと、前記ハウジングボディの前面開口を閉塞する透光性部材とを備え、前記始動電圧発生回路部を含む点灯装置の一部を、前記ハウジングボディの内部に設け、その点灯装置の残部を前記ハウジングボディの外部に設けたので、始動電圧発生回路部に手を触れ難くし、始動電圧発生回路部に対する防水対策の簡素化を可能にし、始動電圧のレベル低下を防止することができる。 【0049】請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の照明装置において、前記点灯装置の残部は前記DC−DCコンバータ部を含むので、DC−DCコンバータ部がバルブ点灯時の輻射熱の影響を受けないようにすることができ、また、本照明装置が車両用である場合、DC−DCコンバータ部に対する熱ストレスの低減が可能になる。 【0050】請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の照明装置において、前記点灯装置の一部は前記始動電圧発生回路部およびDC−DCコンバータ部を含み、これら始動電圧発生回路部およびDC−DCコンバータ部は、前記ハウジングボディおよび透光性部材により構成される灯体の一部を利用して成る導電性のケース内部に配置されるので、輻射ノイズの低減が可能になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年3月16日(2000.3.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100087767 【弁理士】 【氏名又は名称】西川 惠清 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−266612(P2001−266612A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月28日(2001.9.28) |
| 【出願番号】 |
特願2000−74725(P2000−74725) |
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