| 【発明の名称】 |
車両用前照灯 |
| 【発明者】 |
【氏名】大塩 洋彦
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| 【要約】 |
【課題】可動シェードを移動させて灯具配光を変化させるように構成された車両用前照灯において、灯具の見映えを十分に高める。
【解決手段】シェード駆動装置24を放電バルブ18の下方に設け、そして可動シェード22の前方近傍に該可動シェード22を覆う固定シェード28を設けることにより、シェード駆動装置24のシェード移動機構を可動シェード22と共に灯具外部から見えにくくする。また、固定シェード28の取付脚部28Bをリフレクタ20の下部に形成された固定シェード取付用突起部20fに後方側から取り付けることにより、その取付構造が灯具外部から見えないようにする。さらに、リフレクタ20の下部に固定シェード取付用突起部20fから後方へ延びる左右1対の立壁部20gを形成することにより、灯具正面方向から視点を左右にずらした場合においても、シェード移動機構の大部分を固定シェード28の両脇から見えないようにする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 光源と、この光源からの光を前方へ反射させるリフレクタと、上記光源から上記リフレクタへ入射する光の一部を遮蔽可能な可動シェードと、この可動シェードを上記入射光に対する遮蔽量が異なった値となる少なくとも2位置間において移動させるシェード駆動装置と、を備えてなる車両用前照灯において、上記シェード駆動装置が、上記光源の下方に設けられており、上記可動シェードの前方近傍に、該可動シェードを覆う固定シェードが設けられており、上記リフレクタの下部に、上記固定シェードの取付脚部を取り付けるための突起部と、この突起部から後方へ延びる左右1対の立壁部とが形成されている、ことを特徴とする車両用前照灯。 【請求項2】 上記突起部に対する上記取付脚部の取付けが後方側から行われている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用前照灯。 【請求項3】 上記各立壁部の上端縁の位置が、該立壁部の前端部から後端部へ向けて徐々に高くなるように設定されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用前照灯。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本願発明は、可動シェードを移動させて灯具配光を変化させるように構成された車両用前照灯に関するものである。 【0002】 【従来の技術】車両用前照灯は、光源からの光をリフレクタで前方へ反射させてロービーム用またはハイビーム用のビームを照射するようになっているが、ロービームとハイビームとでは要求される配光パターンが異なるので、2つの光源を有する光源バルブあるいは2つの光源バルブを用い、その点灯切換えを行うことによりロービームとハイビームとのビーム切換えを行うのが一般的である。 【0003】しかしながら、単一の光源でビーム切換えを行うように構成された車両用前照灯も知られている。特に、光源バルブとして放電バルブを用いた2灯式前照灯においては、このような構成とせざるを得ない場合が多い。 【0004】光源が単一である場合におけるビーム切換え方法の1つとして、従来より可動シェードを移動させてビーム切換えを行う方法が知られている。この方法では、シェード駆動装置により可動シェードを、光源からリフレクタへの入射光に対する遮蔽量が異なった値となる2位置間において移動させるようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】このような可動シェードを備えた車両用前照灯において、シェード駆動装置を光源の下方に設けるとともに、可動シェードの前方近傍にこれを覆う固定シェードを設けるようにすれば、シェード駆動装置のシェード移動機構を可動シェードと共に灯具外部から見えにくくすることができる。その際、固定シェードの取付脚部をリフレクタの下部に固定するようにすれば、シェード移動機構を灯具外部から一層見えにくくすることが可能となる。 【0006】しかしながらこのようにした場合においても、灯具正面方向から視点を左右にずらすと、シェード移動機構のかなりの部分が固定シェードの両脇から見えてしまうので、灯具の見映えを高める上でまだ不十分である。 【0007】また、固定シェードの取付脚部をリフレクタの下部に固定する際、この取付脚部を前方側からネジ締め等により取り付けるようにした場合には、この取付構造が灯具外部から見えてしまうので、固定シェードを設けたことにより灯具の見映えが損われてしまうという問題もある。 【0008】このような問題は、可動シェードを移動させてロービームとハイビームとのビーム切換えを行う場合だけでなく、可動シェードを移動させて灯具配光を変化させるようにした場合一般に生じる問題である。 【0009】本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、可動シェードを移動させて灯具配光を変化させるように構成された車両用前照灯において、灯具の見映えを十分に高めることができる車両用前照灯を提供することを目的とするものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】本願発明は、リフレクタの構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。 【0011】すなわち、本願発明に係る車両用前照灯は、光源と、この光源からの光を前方へ反射させるリフレクタと、上記光源から上記リフレクタへ入射する光の一部を遮蔽可能な可動シェードと、この可動シェードを上記入射光に対する遮蔽量が異なった値となる少なくとも2位置間において移動させるシェード駆動装置と、を備えてなる車両用前照灯において、上記シェード駆動装置が、上記光源の下方に設けられており、上記可動シェードの前方近傍に、該可動シェードを覆う固定シェードが設けられており、上記リフレクタの下部に、上記固定シェードの取付脚部を取り付けるための突起部と、この突起部から後方へ延びる左右1対の立壁部とが形成されている、ことを特徴とするものである。 【0012】上記「光源」の種類は特に限定されるものではなく、例えば、放電バルブの放電発光部であってもよいし、ハロゲンバルブ等の白熱バルブのフィラメント等であってもよい。 【0013】上記「可動シェード」は、光源バルブからリフレクタへの入射光の一部を遮蔽可能なものであれば、その具体的構成は特に限定されるものではない。 【0014】上記「入射光に対する遮蔽量が異なった値となる少なくとも2位置」は、2位置のみであってよいし3箇所以上の位置であってもよく、また、該位置に可動シェードが位置することによりロービーム用配光パターンまたはハイビーム用配光パターンを形成するような位置を含むものであってもよいし、含まないものであってもよい。 【0015】上記「シェード駆動装置」は、可動シェードを上記少なくとも2位置間において移動させるように構成されたものであれば、特定の駆動装置に限定されるものではなく、例えばソレノイドを用いたもの、パルスモータを用いたもの等が採用可能である。また、このシェード駆動装置による可動シェードの「移動」の態様についても特に限定されるものではなく、例えば、回動、直線往復動等が採用可能である。 【0016】上記「突起部」は、固定シェードの取付脚部を取付可能なものであれば、その大きさや形状等の具体的構成は特に限定されるものではない。また、上記各「立壁部」についても、上記突起部から後方へ延びるように形成されたものであれば、その具体的構成は特に限定されるものではない。 【0017】 【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に係る車両用前照灯は、光源からリフレクタへ入射する光の一部を遮蔽可能な可動シェードを、入射光に対する遮蔽量が異なった値となる少なくとも2位置間において移動させるシェード駆動装置を備えているが、このシェード駆動装置は光源の下方に設けられており、可動シェードの前方近傍には該可動シェードを覆う固定シェードが設けられているので、シェード駆動装置のシェード移動機構を可動シェードと共に灯具外部から見えにくくすることができる。 【0018】また、上記リフレクタの下部には、固定シェードの取付脚部を取り付けるための突起部が形成されるとともに該突起部から後方へ延びる左右1対の立壁部が形成されているので、灯具正面方向から視点を左右にずらした場合においても、シェード移動機構の大部分を固定シェードの両脇から見えないようにすることができる。 【0019】このように本願発明によれば、可動シェードを移動させて灯具配光を変化させるように構成された車両用前照灯において、灯具の見映えを十分に高めることができる。 【0020】しかも本願発明においては、上記両立壁部が固定シェード取付け用の突起部と一体的に形成されているので、リフレクタの下部にシェード移動機構挿通用の開口部を形成した場合においても、固定シェードの支持剛性およびリフレクタ自体の剛性を十分に高めることができる。 【0021】上記構成において、突起部に対する固定シェードの取付脚部の取付けを後方側から行うようにすれば、この取付けをネジ締め等により行うようにした場合においてもこの取付構造が灯具外部から見えてしまうことはなく、したがって固定シェードを設けたことにより灯具の見映えが損われてしまうのを未然に防止することができる。 【0022】上記各「立壁部」の具体的構成が特に限定されるものでないことは上述したとおりであるが、その上端縁の位置を該立壁部の前端部から後端部へ向けて徐々に高くなるように設定すれば、固定シェードの支持剛性およびリフレクタ自体の剛性を一層高めることができ、かつリフレクタの成形が容易な金型構造を採用することができる。また、シェード駆動装置による可動シェードの移動が前後方向の回動運動として行われるような場合には、可動シェードとの干渉を回避した上で、シェード移動機構のできるだけ多くの部分を固定シェードの両脇から見えないようにすることができる。 【0023】 【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。 【0024】図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯を示す側断面図であり、図2は、図1のII部詳細図であり、図3は、図1のIII 方向矢視図である。また、図4は、図1のII部を詳細に示す断面斜視図であり、図5は、図1のII部を前方斜め上方から見て示す斜視図である。 【0025】図1に示すように、本実施形態に係る車両用前照灯10は、透明カバー12とランプボディ14とで形成される灯室内に、リフレクタユニット16が図示しないエイミング機構を介して上下方向および左右方向に傾動可能に設けられてなっている。 【0026】上記リフレクタユニット16は、放電バルブ(メタルハライドバルブ)18と、リフレクタ20と、可動シェード22と、シェード駆動装置24と、バルブ支持ベース26と、固定シェード28とを備えてなっている。 【0027】上記透明カバー12は素通し状に形成されており、リフレクタユニット16に配光制御機能が付与されている。すなわち、このリフレクタユニット16のリフレクタ20は、放電バルブ18の放電発光部18a(光源)からの光を前方へ反射する反射面20aを有しており、該反射面20aの拡散あるいは偏向反射機能により、所定の配光パターンを形成するビームを前方に照射するようになっている。 【0028】上記放電バルブ18は、バルブ支持ベース26を介してリフレクタ20に固定支持されている。このバルブ支持ベース26は、ダイカスト成形品で構成されており、リフレクタ20の後頂開口部20bに後方から挿入された状態で、リフレクタ20の背面の複数箇所に設けられたボス20cにネジ締め固定されている。そして放電バルブ18は、このバルブ支持ベース26の環状支持部26aに線バネ30により固定支持されている。その際、放電バルブ18の放電発光部18aがリフレクタ20の光軸Ax上に位置決めされるようになっている。 【0029】上記リフレクタ20の反射面20aにおける後頂開口部20bの下方部位には、該後頂開口部20bと連通するようにして矩形開口部20dが形成されており、この矩形開口部20d内にシェード駆動装置24のシェード移動機構が収容されるようになっている。また、リフレクタ20における反射面20aの下端部には下面壁20eが形成されており、この下面壁20eにおける矩形開口部20dの前端部には固定シェード取付用突起部20fが上方へ突出するように形成されている。そして、リフレクタ20の反射面20aにおける矩形開口部20dの左右両側部には、1対の立壁部20gが形成されている。これら各立壁部20gの上端縁の位置は、その前端部においては固定シェード取付用突起部20fの上面と略同じ高さに設定されるとともに、その後端部においては後頂開口部20bの下端部と略同じ高さに設定されており、途中部分は後方へ向けて徐々に高くなるように設定されている。 【0030】上記可動シェード22は、後端縁が複雑な凹凸形状に形成された筒状のシェード本体22Aと、このシェード本体22Aの下端部から下方へ向けてやや後方寄りに延びる板状のシェード脚部22Bとがリベット固定されてなっている。 【0031】この可動シェード22は、シェード駆動装置24により、図2において実線で示すロービーム構成位置と、同図において2点鎖線で示すハイビーム構成位置とを取り得るようになっている。そして、この可動シェード22は、ロービーム構成位置では、シェード本体22Aにより、放電バルブ18の放電発光部18aからリフレクタ20の反射面20aへ入射する光の一部を遮蔽して、ロービームでの照射に必要な光だけを反射面20aへ入射させる一方、ハイビーム構成位置では、シェード本体22Aによる反射面20aへの入射光の遮蔽量を減らして、ハイビームでの照射に必要な光量を確保するようになっている。 【0032】上記シェード駆動装置24は、リフレクタ20の光軸Axの下方においてバルブ支持ベース26にネジ締め固定されたソレノイド34と、このソレノイド34の可動鉄芯36に装着され、該可動鉄芯36を非励磁位置へ向けて付勢するリターンスプリング38とを備えてなっている。 【0033】上記可動鉄芯36は、バルブ支持ベース26の下端部に形成された逆U字溝26bを挿通するようにして前方へ延びており、その中間部にはリターンスプリング38の前端部に当接して該リターンスプリング38の弾性付勢力を受け止めるEリング40が装着されており、またその先端部は左右二又状に形成されている。 【0034】上記可動シェード22は、そのシェード脚部22Bの中間部において、バルブ支持ベース26から前方へ突出するように形成された支持ブラケット部26cに軸部材42を介して、左右方向に延びる回動軸線A回りに回動可能に支持されている。なお、シェード脚部22Bと支持ブラケット部26aとの間には環状スペーサ48が装着されており、これによりシェード脚部22Bと軸部材42との連結部のガタ発生を最小限に抑えるようになっている。 【0035】また、上記可動シェード22は、そのシェード脚部22Bの下端部において可動鉄芯36の先端部に係合連結されている。この係合連結は、可動鉄芯36の二又状に形成された先端部にピン44を左右方向に貫通させておく一方、シェード脚部22Bの下端部に上下方向に延びる長溝22Baを形成しておき、この長溝22Baにピン44を挿入させることにより行われている。可動シェード22が回動すると軸部材42およびピン44間の距離が変化するが、この距離変化はピン44が長溝22Ba内を摺動することにより吸収されるようになっている。 【0036】上記バルブ支持ベース26の支持ブラケット部26cにおける基端部近傍部位には、変位規制部材32が取り付けられている。 【0037】この変位規制部材32は、金属板の曲げ加工品であって、ネジ挿通孔が形成されたネジ締め座部32Aと、位置決め孔が形成された位置決め座部32Bと、この位置決め座部32Bから前方へ延びる上下1対の弾性片32C、32Dとからなっている。これら弾性片32C、32Dのうち、下側の弾性片32Dは前方へ向けて平板状に延びており、上側の弾性片32Cは前方やや下向きに平板状に延びるとともにその先端部が下向きの略半円筒状に形成されている。 【0038】一方、上記バルブ支持ベース26の前面における支持ブラケット部26cの基端部近傍部位には、前方へ突出するボス26dが形成されている。そして、変位規制部材32のバルブ支持ベース26への取付けは、その位置決め孔にボス26dを挿入して位置決め座部32Bをバルブ支持ベース26の前面に当接させるとともにネジ締め座部32Aを支持ブラケット部26cの側面に当接させた状態で、ネジ挿通孔を介して支持ブラケット部26cの側面にネジ46を締め付けることにより行われている。 【0039】上記可動シェード22のシェード脚部22Bにおける後端面下部には、変位規制部材32の弾性片32C、32Dの間に位置するようにして後方へ突出する第1突起部22Bbが形成されている。この第1突起部22Bbはその上端面が斜め下がりで延びるとともにその下端面が略水平に延びる楔状に形成されている。 【0040】そして、ロービーム構成位置では弾性片32Dが第1突起部22Bbの下端面に弾性的に当接することにより、またハイビーム構成位置では弾性片32Cが第1突起部22Bbの上端面に弾性的に当接することにより、シェード駆動装置24のシェード移動機構のバックラッシュ(例えば、シェード脚部22Bと軸部材42との連結部や、シェード脚部22Bとソレノイド34の可動鉄芯36との連結部のバックラッシュ、さらには可動鉄芯36自体のバックラッシュ)やその構成部材の寸法のバラツキ等を吸収して可動シェード22がロービーム構成位置またはハイビーム構成位置からその回動方向に変位するのを規制するとともに、該当接により発生する打音を極めて小さいものとするようになっている。 【0041】また、上記シェード脚部22Bにおける後端面上部には、後方へ突出する第2突起部22Bcが形成されている。そして、バルブ支持ベース26の前面における環状支持部26aの下端部には、前方へ突出するストッパピン26eが形成されている。このストッパピン26eは、可動シェード22がロービーム構成位置にあるとき、該ストッパピン26eの前端面がシェード脚部22Bの第2突起部22Bcの後端面と僅かな間隔をおいて対向するよう、その前方突出量が設定されている。そしてこれにより、シェード駆動装置24の故障等により可動シェード22がロービーム構成位置を越えて後方へ回動したときには、僅かな過剰回動量で可動シェード22の第2突起部22Bcがバルブ支持ベース26のストッパピン26eに当接し、それ以上の回動が阻止されるようになっている。 【0042】上記可動シェード22の前方近傍には、該可動シェード22を覆う固定シェード28が設けられている。この固定シェード28は、キャップ状のシェード本体28Aと、このシェード本体28Aの下端部から下方へ向けて延びるとともその中間部分において後方へオフセットした断面コ字状のシェード脚部28Bとが一体形成されてなっている。そして、この固定シェード28は、そのシェード脚部28Bの下端部においてリフレクタ20の固定シェード取付用突起部20fの後面に後方からネジ50により締付け固定されている。この固定シェード28のシェード脚部28Bは、リフレクタ20の矩形開口部20dの幅と略同じ幅で形成されており、該シェード脚部28Bを矩形開口部20dに挿入することにより、その両側の立壁部20gに挟持されるようになっている。 【0043】以上詳述したように、本実施形態に係る車両用前照灯10は、放電バルブ18の放電発光部18aからリフレクタ20の反射面20aへの入射光の一部を遮蔽可能な可動シェード22を、入射光に対する遮蔽量が異なった値となるロービーム構成位置およびハイビーム構成位置間において回動させるシェード駆動装置24を備えているが、このシェード駆動装置24は放電バルブ18の下方に設けられており、可動シェード22の前方近傍には該可動シェード22を覆う固定シェード28が設けられているので、シェード駆動装置24のシェード移動機構(すなわち、ソレノイド34の可動鉄芯36やリターンスプリング38、軸部材42、ピン44、変位規制部材32等)を可動シェード22と共に灯具外部から見えにくくすることができる。 【0044】また、固定シェード28の取付脚部28Bは、リフレクタ20の下部に形成された固定シェード取付用突起部20fに後方側から取り付けられるようになっているので、その取付構造を構成するネジ50等が灯具外部から見えてしまうことはなく、したがって固定シェード28を設けたことにより灯具の見映えが損われてしまうのを未然に防止することができる。 【0045】さらに、リフレクタ20の下部には固定シェード取付用突起部20fから後方へ延びる左右1対の立壁部20gが形成されているので、図5に示すように、灯具正面方向から視点を左右にずらした場合においても、シェード移動機構の大部分を固定シェード28の両脇から見えないようにすることができる。 【0046】このように本実施形態によれば、可動シェードを移動させて灯具配光を変化させるように構成された車両用前照灯において、灯具の見映えを十分に高めることができる。 【0047】しかも本実施形態においては、上記両立壁部20gが固定シェード取付用突起部20fと一体的に形成されているので、リフレクタ20の下部にシェード移動機構挿通用の矩形開口部20dが形成されているにもかかわらず、固定シェード28の支持剛性およびリフレクタ20自体の剛性を十分に高めることができる。 【0048】また、上記各立壁部20gは、その上端縁の位置が該立壁部20gの前端部から後端部へ向けて徐々に高くなるように設定されているので、固定シェード28の支持剛性およびリフレクタ20自体の剛性を一層高めることができ、かつリフレクタ20の成形が容易な金型構造を採用することができる。しかも本実施形態のように、シェード駆動装置24による可動シェード22の移動が前後方向の回動運動として行われるような場合においても、可動シェード22との干渉を回避した上で、シェード移動機構のできるだけ多くの部分を固定シェード28の両脇から見えないようにすることができる。 【0049】なお、本実施形態のように、固定シェード28の取付脚部28Bを固定シェード取付用突起部20fに後方側から取り付ける代わりに、図6に示すように、固定シェード取付用突起部20fに前方側からネジ52等により取り付けるようにしてもよい。 【0050】このようにした場合においても、リフレクタ20の下部には固定シェード取付用突起部20fから後方へ延びる左右1対の立壁部20gが形成されているので、同図に示すように、灯具正面方向から視点を左右にずらした場合においても、シェード移動機構の大部分を固定シェード28の両脇から見えないようにすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001133 【氏名又は名称】株式会社小糸製作所
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| 【出願日】 |
平成12年1月31日(2000.1.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100099999 【弁理士】 【氏名又は名称】森山 隆
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| 【公開番号】 |
特開2001−216812(P2001−216812A) |
| 【公開日】 |
平成13年8月10日(2001.8.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−23051(P2000−23051) |
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