| 【発明の名称】 |
照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】長谷川 潤治
【氏名】井手 勝幸
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| 【要約】 |
【課題】LED交換作業やメンテナンス等の作業性を向上できる滑走路警戒灯を提供するにある。
【解決手段】本発明の照明装置とする滑走路警戒灯1は、灯体4を構成し、背面側に開閉可能な蓋部4Bを有する筐体4Aと、該筐体4A内部前方に設けられ、配列板17及び基板18に複数のLED16を隣接して実装し、且つ背面側にファン部19を取り付けて構成された左右2つのLEDユニット14a,14bと、筐体4A内部後方に設けられ、LEDユニット内のLED16及びファン部19をそれぞれ駆動制御するために必要な電子回路23aや電子部品23bが取り付けられた電源基板23及び基板台22を搭載した電源ユニット21と、外部からの電源を電源ユニット21に対して電源供給するのに必要な電気的接続を行うための端子台28とで主に構成される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 正面側に左右の投光開口が設けられ、背面側に開閉自在な蓋部が設けられ、ポールの上部に取り付けられる筐体と;前記筐体内部の前記左右の投光開口の内側に着脱可能に取り付けられ、複数の発光ダイオードを実装した基板とこの基板の背後に配置され且つ前記複数の発光ダイオードに送風して冷却するファン部とが一体的に構成された複数の発光ユニットと;前記発光ユニットの後方の前記筐体内部に着脱可能に取り付けられ、前記発光ダイオード及びファン部をそれぞれ駆動制御するのに必要な電子回路部品を取り付けた電源基板と該電源基板を装着する基板台とが一体的に構成された電源ユニットと;前記複数の発光ユニットと前記電源ユニットを電気的に接続するケーブルと;前記電源ユニットの後方の前記筐体内に取り付けられ、前記ポール内を介して前記筐体内部に配線された電源ケーブルと、前記電源基板に接続された導通ケーブルとを電気的に接続する着脱自在なコネクタを有し、該コネクタを取り付けた面が前記蓋部側に対して斜めとなるように構成された端子台と;を具備したことを特徴とする照明装置。 【請求項2】 前記端子台は、前記コネクタを取り付けた面の角度が10度乃至80度となるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 【請求項3】 前記照明装置は、前記左右2つの発光ユニットのそれぞれの複数の発光ダイオードを交互に点滅させる調光を行う滑走路警戒灯であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、光源に発光ダイオード(以下、LEDと記載)を用いて照明を行う照明装置、例えば空港の滑走路や誘導路等に用いられる滑走路警戒灯に関し、特にLEDの寿命に伴う光源交換作業やメンテナンス等の作業性を向上させることのできる照明装置に関する。【0002】 【従来の技術】従来、左右の発光部を交互に点滅される照明装置、例えば空港の滑走路や誘導路等に用いられる滑走路警戒灯では、光源として白熱電球を用いていたが、近年、光源として寿命の長いLED(発光ダイオード)を用いたものが普及している。 【0003】このようなLEDを用いた滑走路警戒灯は、一般に、灯体本体を構成し、背面側に開閉可能な蓋部を有する筐体と、該筐体内部に設けられ、基板に複数のLEDを隣接して実装した左右2つの発光部と、該発光部等の熱を冷却するためのファン部と、前記筐体内部に設けられ、前記発光部及びファン部をそれぞれ駆動制御するのに必要な電子回路等を搭載した電源回路部等を具備して構成されている。 【0004】上記構成において、前記電源回路部によって発光部の駆動制御がなされると、左右二つの発光部を交互に点滅させ、同時に、発光部からの光は、前記筐体の前面側に設けられた照射開口によって透過され、外部へと照射される。これにより、滑走路への誘導や離着時の誘導、あるいは侵入経路への誘導等を、その滑走路警戒灯による明かりによって、飛行機の操縦者に認識させることができるようになっている。 【0005】また、前記滑走路警戒灯の点灯時、前記LEDの発熱量は一個では僅かであるが、上述した発光部のように複数のLEDを連接して基板に実装した場合、相互に熱の授受を行うことになり、温度上昇がし易くなる。このため、滑走路警戒灯の光度を最大に設定した場合、LEDが高温化してしまい、その結果、該LEDは光度の低下や許容電流の低下、あるいは信頼性や寿命の低下等を引き起こしてしまう。そこで、このような問題が生じないように前記筐体内部に設けられたファン部によって、前記発光部に対し送風して冷却することにより、LEDの高温化を防止するようにしている。 【0006】ところで、上記滑走路警戒灯に搭載されるLEDや電源回路部等の各種電子部品の寿命を考慮すると、これらの各種部品はそれぞれ異なった寿命である。特に、発光部のLEDの寿命は、他の光源としての白熱電球に比べて長寿命ではあるが、前記電源回路部品等と比較すると、短いものである。また、複数のLEDの中でも、各LEDの寿命はまちまちである。 【0007】したがって、正常な点灯状態を確保するためには、発光部において、寿命の生じたLEDを新たなLEDに交換する交換作業が必要となり、またこのLEDの交換作業回数は、その寿命期間の差により他の前記電源回路部品等の交換作業回数よりも必然的に多くなってしまうことになる。このため、従来より、如何に簡単に且つ迅速にLEDの交換作業を行うことができるよう作業性の向上化が強く望まれている。しかしながら、上記従来の滑走路警戒灯では、LEDの交換作業を行う場合、作業者は滑走路警戒灯を構成する筐体背面側の蓋部をあけて交換作業を行っているが、灯体本体の内部の構成は、前方部にLEDを備えた発光部が配置されるとともに後方部に電源回路部が配置され、しかも電源回路部内の電子回路部品やその他の各種電子部品がバラバラに配置された構成となっているため、前方にあるLEDを交換する場合には、それら電源回路部品等を一度灯体外部へと取り外して行わなければならない。したがって、LEDの交換作業が煩雑で面倒であり、作業性を向上化させることはできないという問題点があった。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の滑走路警戒灯では、構造的に複数のLEDを有する発光部が灯体本体の前方に、また電源回路部が後方に配置されるとともに、各種の電子部品についてはそれぞれバラバラに配置された構成となっているため、前方にあるLEDを交換する場合には、それら電源回路部品等を一度背面側の蓋部を開いて灯体外部へと取り外して行わなければならず、LEDの交換作業が煩雑で且つ面倒であり、結果としてLED交換作業やメンテナンス等の作業性を向上化させることはできないという問題点があった。 【0009】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、発光部及び電源回路部をそれぞれユニット化し、且つ電源ユニットを取り出し易い構造とすることにより、LED交換作業やメンテナンス等の作業性を向上することのできる照明装置を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の照明装置は、正面側に左右の投光開口が設けられ、背面側に開閉自在な蓋部が設けられ、ポールの上部に取り付けられる筐体と;前記筐体内部の前記左右の投光開口の内側に着脱可能に取り付けられ、複数の発光ダイオードを実装した基板とこの基板の背後に配置され且つ前記複数の発光ダイオードに送風して冷却するファン部とが一体的に構成された複数の発光ユニットと;前記発光ユニットの後方の前記筐体内部に着脱可能に取り付けられ、前記発光ダイオード及びファン部をそれぞれ駆動制御するのに必要な電子回路部品を取り付けた電源基板と該電源基板を装着する基板台とが一体的に構成された電源ユニットと;前記複数の発光ユニットと前記電源ユニットを電気的に接続するケーブルと;前記電源ユニットの後方の前記筐体内に取り付けられ、前記ポール内を介して前記筐体内部に配線された電源ケーブルと、前記電源基板に接続された導通ケーブルとを電気的に接続する着脱自在なコネクタを有し、該コネクタを取り付けた面が前記蓋部側に対して斜めとなるように構成された端子台と;を具備したものである。 【0011】請求項1記載の発明によれば、前記発光ユニット及び電源ユニットがそれぞれユニット化されて、該電源ユニットを取り出し易く、しかも前記端子台によって容易に電気的接続を解除可能な構造となっているので、LED交換作業やメンテナンス等の作業を容易に行うことができる。つまり、電源ユニットは、電子回路や電子部品、電源基板全てを搭載したユニット形式で形成されているので、従来のように各種の電子部品等を別々に取り外すことなく、一度の取り外し作業で容易に電源基板を外部へと取り出すことができる。また、最初に行われる電気解除作業については、端子台のコネクタを取り付けた面が前記蓋部側に対して斜めとなるように構成されているので、作業者はしゃがんだ状態でも容易に作業することができる。これにより、LED交換作業やメンテナンス等の作業に係る作業時間も大幅に短縮することができ、作業性を向上させることが可能である。 【0012】請求項2記載の発明の照明装置は、請求項1に記載の照明装置において、前記端子台は、前記コネクタを取り付けた面の角度が10度乃至80度となるように構成されたことを特徴とするものである。 【0013】請求項2記載の発明によれば、前記請求項1の発明と同様に作用して同様の効果が得られる。さらに、端子台のコネクタを取り付けた面が10度〜80度に形成されているので、作業者はしゃがんだ状態で作業するのに適したものであり、容易にコネクタを取り外し、電気的接続を解除することができる。これにより、作業性をより向上させることができる。 【0014】請求項3記載の発明の照明装置は、請求項1又は請求項2に記載の照明装置において、前記照明装置は、前記左右2つの発光ユニットのそれぞれの複数の発光ダイオードを交互に点滅させる調光を行う滑走路警戒灯であることを特徴とするものである。 【0015】請求項3記載の発明によれば、請求項1及び請求項2の発明の照明装置を滑走路警戒灯として構成した場合でも、同様の作用及び効果を得ることが可能であり、従来にはない、LED交換作業やメンテナンス灯の作業性を向上させた滑走路警戒灯を提供することが可能となる。 【0016】 【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1乃至図3は本発明に係る照明装置の第1の実施の形態を滑走路警戒灯に適応した場合を示し、図1は該装置の灯体部分の蓋部が閉まった状態の構成を示す断面図、図2は該装置の灯体部分の蓋部が開いた状態の構成を示す断面図、図3は該装置全体の構成を示し、図3(a)は構成斜視図、図3(b)は側面図である。 【0017】まず、図3を用いて滑走路警戒灯全体の構成を説明する。図3(a)に示すように、滑走路警戒灯1は、地面に配置される台座2の上面中央にポールを立設し、該ポール3の上端に灯体4がヒンジ部3a(図3(b)参照)を介して取り付けた構造になっている。 【0018】灯体4の主要構成部分となる筐体4Aは、正面板に照射開口7a,7bを設け、左右の照射開口7a,7bにそれぞれ左右の透明板8a,8bを取り付け、左右の照射開口7a,7bを介して内部から点滅光が出射するようになっている。 【0019】照射開口7a,7bの上側には、フード5a,5bが設けられている。これらのフード5a,5bは、照射開口7a,7bの左右の透明板8a,8bに直射日光が当たって点滅のコントラストが低下するのを防止するとともに、照射開口7a,7bの左右の透明板8a,8bに雨水が当たるのを防止している。 【0020】灯体4は、筐体4Aの背面側を蓋部4Bで閉じる構造になっている。筐体4Aは、下面の蓋部4B側と蓋部4Bの下面の筐体4A側との間には左右2つのヒンジ部11a,11bが設けられている。蓋部4Bの筐体4A側には、左右2つの開閉金具12a,12bが取り付けられている。 【0021】また、図3(b)に示すように、灯体4はヒンジ部3aを介してポール3に取り付けられている。ヒンジ部3aは、該灯体4自体の上下垂直方向における位置調整が自在であり、これを調節することにより、前記照射開口7a,7bからの点滅光の出射方向を変化させることが可能である。 【0022】次に、図1及び図2を参照しながら本発明の特徴となる部分の灯体4について詳細に説明する。本実施の形態の滑走路警戒灯1では、上記課題を解決するために、複数のLEDを備えた発光部及びファン部と、電子回路等を搭載した電源回路部とをそれぞれユニット化して構成したことが特徴である。 【0023】例えば、図1に示すように、本実施の形態の滑走路警戒灯1は、灯体4を備え、この灯体4は、背面側に開閉可能な蓋部4Bを有する筐体4Aと、該筐体4A内部前方に設けられ、配列板17及び基板18に複数のLED16を隣接して実装し、且つ背面側にファン部19を取り付けて構成された左右2つのLEDユニット14a,14bと、前記筐体4A内部後方に設けられ、前記LEDユニット14a,14b内のLED16及びファン部19をそれぞれ駆動制御するために必要な電子回路23aや電子部品23bが取り付けられた電源基板23及び基板台22を搭載した電源ユニット21と、外部からの電源を電源ユニット21に対して電源供給するのに必要な電気的接続を行うための端子台28とで主に構成されている。 【0024】筐体4Aは、左右の側壁が正面から見て半円状に形成された箱形となっている。また、筐体4Aは、左右の側壁の内面から見て半円状に形成され、背面側の蓋部4Bに対応する背面には、部品収納開口4Cが形成されており、底面には、ポール3の先端がヒンジ部3aを介して取り付けられている。蓋部4Bは、2つのヒンジ部11a,11Bによって下側に回動可能となっており、筐体4Aの部品収納開口4Cを開閉するようになっている。また、蓋部4Aの筐体4A側に設けられた左右2つの開閉金具12a,12bは、該蓋部4Bを閉めた際に、筐体4Aの上面の蓋部4B側に形成された突起部29a,29bを係止するようになっている。 【0025】また筐体4Aの部品収納開口4Cの縁部にはパッキン30が設けられており、蓋部4Bが筐体4Aの部品収納開口4Cを閉じた状態では、筐体4Aの部品収納開口4Cの縁部と蓋部4Bの部品収納開口5Cの縁部との間を水密にして防水が行われるようになっている。 【0026】一方、筐体4Aの正面板に設けられた左右2つの照射開口7a,7bは、筐体4Aの正面板の左寄り及び右側部分を円形に貫通させたものであり、左右の照射開口7a,7bの内面側には、平面で構成された左右2つの透明板8a,8bが取り付けられている。透明板8a,8bの縁部と照射開口7a,7bとの縁部の間には、それぞれゴム製パッキン7c,7dが設けられて、水密を確保している。透明板8a,8bは、取り付け金具13a,13aを介して筐体4Aの正面板の内側にねじ13b,13bによってねじ止め固定されている。筐体4Aの内部の透明板8a,8bの背面側の位置には、それぞれ左右のLEDユニット14a,14bが設けられている。左右2つのLEDユニット14a,14bは、それぞれ複数のLED16を実装するための配列板16,16及び基板18,18と、ファン部19,19とをそれぞれ1つのユニット本体に集中配置できるようにユニット化して構成されたものである。 【0027】左右2つのLEDユニット14a,14bは、それぞれの基板18,18に複数の黄色のLED16,16…を、その発光部を正面に向けた状態で隣接して実装している。各基板18,18に実装された複数の黄色のLED16,16…は、それぞれ発光部が放熱板としての作用も有する配列板17,17に形成された複数の貫通孔に挿入されている。これにより、配列板17,17は、複数のLED16,16…の間隔を均一にするとともに、LED16,16…が発生する熱を放熱するようになっている。 【0028】また、左右2つのLEDユニット14a,14B内の前記基板23,23の背面側には、一体的に構成されたファン部19,19がそれぞれ設けられている。これらファン部19,19は、それぞれ図示しない駆動手段によって回転駆動が可能なプロペラ19a,19aを備え、これらプロペラ19a,19bは、プロペラ19a,19bの回転軸が左右の基板23,23に向けられ配置され、これら基板23,23側に効率良く送風が行えるようになっている。つまり、これらファン部19a,19bによる送風により、左右の各LEDユニット14a,14b内において、LED16の高温化を防止するようにしている。 【0029】なお、左右2つのLEDユニット14a,14bは、ユニット本体の延設部分をねじ15で螺合することにより、筐体4Aの底面に固定されている。 【0030】上記構成のLEDユニット14a,14bの後方には、それぞれケーブル20によってこれらLEDユニット14a,14bとに電気的に接続された電源ユニット21が配設されている。 【0031】電源ユニット21は、前記LEDユニット内のLED16及びファン部19をそれぞれ駆動制御するために必要な電子回路23aや電子部品23bが取り付けられた電源基板23と、該電源基板23を着脱自在に装着可能な基板台22とを、集中的に配置できるようにそれぞれユニット化して構成されたものである。 【0032】基板台22は、それぞれ平面を備え、この平面が電源基板23を例えば垂直方向に立設するように着脱可能に構成されており、該平面の下方には脚部がそれぞれ形成されている。また、基板台22は、これらの脚部と筐体4Aの底面内側に固定された取付部材24aとの間をねじ24で螺合することにより、筐体4Aの底面に固定されるようになっている。 【0033】電源基板23は、例えば印刷パターンが施されたプリント基板であり、上述したように電子回路23aや電子部品23bが装着されている。なお、前記電子部品23bが大型で有る場合には、前記基板台22上に配線を施し、該基板台22の平面上に大型電子部品23bを装着するように構成することも考えられる。前記電源基板23には、それぞれ導通ケーブル25を介して交流電源電圧が供給されるようになっている。つまり、電源基板23は、それぞれ供給された交流電源電圧を、例えば電子部品23bとしてのトランスによって降圧し、電子回路23aとしての交流/直流変換及び変圧回路や駆動回路によって、交流電源電圧を整流、平滑及び変圧を行った後に直流電源電圧を生成し、生成した電源電圧を用いて左右2つのLEDユニット14a,14bを交互に点滅させる電圧及びファン部19,19を駆動させる電圧を、ケーブル20を介して各LEDユニット14a,14bに供給する。 【0034】ところで、本実施の形態では、LEDユニット14a,14b及び電源ユニット21の各ユニット化に伴い、LEDの交換作業時やメンテナンス時における電源基板21a,21bの取り外し作業を容易に行うために、少なくとも1つの端子基板28が設けられている。端子基板28は、例えば基板が鋭角に折曲して形成されたもので、折曲してなる山側部分を部品収納開口4C側に向けた状態で、該部品収納開口4C近傍の筐体4A底面にねじ29により固定される。 【0035】この端子基板28の山側部分の面上には、2つの接続端が着脱自在なコネクタ27が取り付けられ、該コネクタ27の一方の接続端には前記導通ケーブル25が接続され、他方の接続端には、ポール3内の電源ケーブル26されている。つまり、LED交換作業時あるいはメンテナンス時には、該コネクタ27における各接続端を取り外すだけで、直ぐに電気的接続を解除することが可能である。また、上記のように電源ケーブル26→コネクタ27→導通ケーブル25→電源基板23からなる導通経路を介して、外部からの交流電源電圧が前記電源基板23に供給されるようになっている。 【0036】なお、本科実施の形態の滑走路警戒灯1の全体の高さについては、略600mm程度に構成されるようになっている。 【0037】次に、上記構成の滑走路警戒灯1におけるLED交換作業時あるいはメンテナンス時の作業方法について図2を参照しながら説明する。いま、滑走路警戒灯1のLEDユニット14a,14b内のあるLED16を交換するものとする。 【0038】この場合、作業者は図1に示す筐体4Aの背面側の蓋部4Bを開いて部品交換作業を開始する。該筐体4Aの部品収納開口4Cを開く場合には、作業者は図1に示す開閉金具12a,12bを筐体4Aの突起部29a,29bから外し、ヒンジ部11a,11bを軸にして蓋部4Bを下側に回動させる。これにより、図2に示すように部品収納開口4Cが開いた状態となる。 【0039】この状態では、部品収納開口4Cの内側の端子台28が、外部に露出することになり、作業者は滑走路警戒灯1自体の高さが略600mm程度となっているのでしゃがんだ状態で、まず、端子台28におけるコネクタ27を取り外して電気的接続を解除する。このとき、該装置1内部の電気的接続が端子台28を介してなされ、且つコネクタ27は該端子台28に着脱自在取り付けられているので、この作業はとっても簡単に行うことができる。 【0040】その後、電気的接続が解除された電源ユニット基板21の取り外しを行う。このとき、作業者は筐体4Aの底面の各取付部材24aにねじ止めしている各ねじ24を逆回転に回して、各電源ユニット21を取り外すと同時に、ケーブル20による電気的接続を解除する。これにより、電源ユニット21は、電子回路23aや電子部品23b、電源基板23全てを搭載したユニット形式で形成されているので、従来技術のように各種の電子部品等を別々に取り外すことなく、一度の取り外し作業でしかも容易に外部へと取り出すことができる。 【0041】その後、同じようにしてLEDユニット14a,14bを取り外し、目的とするLED16の交換作業を行う。この場合も、各LEDユニット14a,14bは、複数のLED16,配列板17,基板18及びファン部19が一体的に構成されているので、作業者は筐体4Aの底面にねじ止めしている各ねじ15を逆回転に回して取り外せば良い。これにより、電源ユニット21の取り外しを容易に行うことができる。 【0042】こうして、LED16の交換が終了した後には、上述した逆の手順でそれぞれ各LEDユニット14a,14b、電源ユニット21をねじ止め固定すると同時に、ケーブル50及び端子台28による電気的接続を行った後に、蓋部4Bを閉じることにより、LED16の交換作業を完了する。 【0043】なお、該滑走路警戒灯1のメンテナンス作業時においては、上述した作業手順と同様に行えば、目的とするメンテナンスを容易に実施することが可能である。 【0044】したがって、本実施の形態によれば、発光部及び電源回路部をそれぞれユニット化し、且つ電源ユニットを取り出し易い構造となっているので、LED交換作業やメンテナンス等の作業を容易に行うことができるとともに、それに係る作業時間も大幅に短縮することができる。よって、従来よりも作業性を向上させることが可能である。 【0045】ところで、本発明では、滑走路警戒灯の高さに伴う作業のしずらさを解消し、さらにより作業性を向上させることも可能である。このような実施の形態を図4及び図5に示す。 【0046】図4及び図5は本発明に係る照明装置の第2の実施の形態を滑走路警戒灯に適応した場合を示し、図4は改良を施した端子台を筐体底面に設置した場合の構成を示す断面図、図5は改良を施した端子台を電源ユニットの基板台に設置した場合の構成を示す断面図である。なお、図3及び図4は、前記第1の実施の形態の装置と同様の構成要素については同一の符号を伏して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。本実施の形態の滑走路警戒灯1は、前記第1の実施の形態にて設けられた端子台28において、コネクタ27が取り付けられる平面(山側部分)の角度を、作業し易い好適な角度、例えば10度〜80度に形成したことが前記実施の形態と異なる点である。 【0047】つまり、図4及び図5に示すように、端子台28は、コネクタ27が取り付けられる面の角度が、例えば10度〜80度に形成されて、筐体4Aの部品収納開口4C近傍に取り付けられるようになっている。その他の構成は、前記第1の実施の形態と略同様である。 【0048】また、前記端子台28の設置箇所としては、少なくとも2つの方法が考えられる。ひとつは、図4に示すように前記第1の実施の形態と同様に電源ユニット21と部品収納開口4Cとの間の筐体4A底面にねじ固定する。 【0049】もうひとつは、図5に示すように、電源ユニット21における基板台22の平面部を、前記端子台28が載せられる程度に筐体4Aの背面方向に延設するように形成し、この延設した部分にそれぞれ端子台28をねじ止め固定する。この場合、基板台22に対する端子台28のねじ止めは、ねじ29を螺合することにより固定される。 【0050】つまり、図4及び図5に示すいずれの端子台28における設置例においても、該端子台28は、筐体4Aの部品収納開口4C近傍に配置されることになる。 【0051】本実施の形態において、前記滑走路警戒灯1におけるLED交換作業あるいはメンテナンス等の作業を行う場合に、前記第1の実施の形態と同様に開閉金具12a,12bを筐体4Aの突起部29a,29bから外し、ヒンジ部11a,11bを軸にして蓋部4Bを下側に回動させて、部品収納開口4Cが開いた状態で行うことになり、しかも装置自体の高さが略600mm程度となっているため、作業者はしゃがんだ状態でこの作業をせざる終えない。 【0052】しかしながら、本実施の形態では、部品収納開口4Cの近傍に配設され、しかも端子台28の面が10度〜80度に形成されているので、作業者はしゃがんだ状態でも容易にコネクタ27を取り外し、電気的接続を解除することができる。これにより、作業性をより向上させることができる。 【0053】また、図5に示す滑走路警戒灯1の方が、図4に示す滑走路警戒灯1よりも端子台28が多少高く設置された分、より作業性向上の点で有効である。 【0054】したがって、本実施の形態によれば、前記第1の実施の形態と同様の効果が得られる他に、端子台28の面がそれぞれ10度〜80度に形成されているので、より作業性を向上させることができるという効果が得られる。 【0055】ところで、従来技術では、筐体の部品収納開口の縁部にパッキンを設けたことによって該蓋部が部品収納開口を閉じた際の水密を確保してたが、例えば筐体の上部に雨水等により溜水が有る場合に作業を行うと、筐体本体とパッキンとの間に表面張力で付着していた溜水が筐体内部に落下してしまい、作業性に支障を来たしたり、あるいは機器性能に悪影響を及ぼしてしまう恐れもある。 【0056】そこで、本発明では、このような問題点についても解消し、溜水が筐体内部に入るのを防止して作業性を向上させることができるとともに、機器性能を保持することも可能である。このように実施の形態を図6に示す。 【0057】図6は本発明に係る照明装置の第3の実施の形態の滑走路警戒灯に改良を施した場合の一部破断した断面図である。なお、図6は、前記第1の実施の形態の装置と同様の構成要素については同一の符号を伏して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。本実施の形態では、前記第1及び第2の実施形態の滑走路警戒灯1において、筐体4Aの部品収納開口4Cの縁部上部に、ひさし部31を設けるように構成したことが特徴である。 【0058】このひさし部31は、図6に示すように、部品収容開口4Cを形成する筐体4Aの上面を蓋部4B側に突出するように延設して形成されたものである。また、ひさし部31は、前記部品収納開口4Cを蓋部4Bによって閉じた場合には、該蓋部4Bの内側に接触した状態となる。 【0059】なお、図中には、前記第1及び第2の実施の形態と同様にパッキン30を設けた場合が示されているが、さらに、前記ひさし部31の上面あるいは該ひさし部31の上面と接触する蓋部4Bの箇所に水密手段としての板状パッキン等を設けても良い。 【0060】また、本実施の形態では、前記ひさし部31を蓋部4C側に突出するように形成したが、例えば筐体4Aの内部側上部に突出するように構成しても良い。 【0061】その他の構成は、前記第1の実施の形態と同様である。 【0062】本実施の形態においては、筐体の上部に雨水等により溜水が有る場合に作業を行った際に、仮に筐体本体とパッキンとの間に表面張力で溜水が付着していたとしても、ひさし部31を設けたことによって、溜水が筐体内部に入るのを防止しできる。その他の作用については、前記第1の実施の形態と同様である。 【0063】したがって、本実施の形態によれば、前記第1の実施の形態と同様の効果が得られる他に、ひさし部21を設けたことによって、溜水が筐体内部に入るのを防止することができるので、作業者による作業を円滑に行うことができるとともに、溜水の筐体内の進入による機器回路の破損を防止して機器性能を保持することができるという効果も得られる。尚、本発明は上記第1乃至第3の実施の形態に限定されるものもではなく、各実施の形態の組み合わせや応用も適応可能である。 【0064】 【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、発光部及び電源回路部をそれぞれユニット化し、且つ電源ユニットを取り出し易い構造とすることにより、LED交換作業やメンテナンス等の作業性を向上することのできる滑走路警戒灯を提供することが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003757 【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年1月31日(2000.1.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076233 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 進
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| 【公開番号】 |
特開2001−216803(P2001−216803A) |
| 【公開日】 |
平成13年8月10日(2001.8.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−22708(P2000−22708) |
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