| 【発明の名称】 |
庭園灯 |
| 【発明者】 |
【氏名】古越 仁
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、例えば、公共の公園や一般家庭の庭等の庭園に設置される庭園灯に係り、庭園灯の周囲の樹木等の植裁物の成長によって、景観が良好に維持できなくなるのを防止することが課題である。
【解決手段】庭に設置される庭園灯1であって、基礎によって立設される支持部材2と、該支持部材によって支持される外装支柱3と、該外装支柱の頭部に取着される灯具とからなり、前記外装支柱3が前記支持部材に対して高さ調節自在にして支持されている庭園灯1とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】庭に設置される庭園灯であって、基礎によって立設される支持部材と、該支持部材によって支持される外装支柱と、該外装支柱の頭部に取着される灯具とからなり、前記外装支柱が前記支持部材に対して高さ調節自在にして支持されていること、を特徴とする庭園灯。 【請求項2】支持部材と外装支柱との間には、外装支柱が上下方向に移動した後にその高さ位置で上下方向の移動を阻止するストッパー手段が設けられていること、を特徴とする請求項1に記載の庭園灯。 【請求項3】支持部材の外周部には上下方向のスリットが設けられ、外装支柱には、前記スリットに摺接して嵌合するガイド部材が設けられ、前記支持部材の上部の内側に水平配設し回転自在なガイド部材受け金具が設けられ、ストッパー手段が、前記ガイド部材に設けた周溝と該周溝に嵌合する前記ガイド部材受け金具に設けた凹部とであること、を特徴とする請求項2に記載の庭園灯。 【請求項4】支持部材の外周部には上下方向のスリットが設けられ、外装支柱には、前記スリットに摺接して嵌合するガイド部材が設けられ、前記支持部材の上部の内側に水平配設し回転自在なガイド部材受け金具が設けられ、ストッパー手段が、前記ガイド部材とガイド部材受け金具の凹部との間に介在されるクサビであること、を特徴とする請求項2に記載の庭園灯。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、公共の公園や一般家庭の庭等の庭園に設置される庭園灯に係り、更に詳しくは、庭園灯の周囲の樹木等の植裁物の成長に合わせて景観を要項に維持するに適した庭園灯に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、庭園に設置される庭園灯10は、図7に示すように、その周囲に植裁されている樹木11等を夜間において照明し、庭の景観を良好に高めるとともに夜間の保安性も高めるものである。 【0003】前記庭園灯10は、庭の地面に掘られた穴にコンクリート基礎12を構築するとともに、庭園灯の外装ポール13の下部を該コンクリート基礎に埋設する様にしている。外装ポール13の上部に灯具14が固着される。 【0004】この庭園灯10の高さは、例えば、日本庭園に見られるように、照明による陰影を考慮して、その周囲の樹木11の高さにマッチさせるように設定され、庭園灯が全体景観において違和感無く溶け込むように設置される。よって、この庭園灯の高さが周囲の樹木に比して低すぎたり高すぎたりした場合には、コンクリート基礎を修繕することで、所望の高さになるようにしている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、庭園の樹木は時の経過と共に成長し、造園当初は適切な高さであった庭園灯も、やがて成長した樹木の中に埋もれてしまい、全体景観を損なうようになる。よって、庭園灯を樹木に清澄に合わせてその高さを高くする必要があるが、既述のようにコンクリート基礎を修繕するのは手間が掛かり容易でなく、コストも嵩むものとなる、という課題がある。本発明に係る庭園灯は、このような課題を解消するために提案されるものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明に係る庭園灯の上記課題を解決するための要旨は、庭に設置される庭園灯であって、基礎によって立設される支持部材と、該支持部材によって支持される外装支柱と、該外装支柱の頭部に取着される灯具とからなり、前記外装支柱が前記支持部材に対して高さ調節自在にして支持されていることである。 【0007】前記支持部材と外装支柱との間には、外装支柱が上下方向に移動した後にその高さ位置で上下方向の移動を阻止するストッパー手段が設けられていること、;また、支持部材の外周部には上下方向のスリットが設けられ、外装支柱には、前記スリットに摺接して嵌合するガイド部材が設けられ、前記支持部材の上部の内側に水平配設し回転自在なガイド部材受け金具が設けられ、ストッパー手段が、前記ガイド部材に設けた周溝と該周溝に嵌合する前記ガイド部材受け金具に設けた凹部とであること、;前記支持部材の外周部には上下方向のスリットが設けられ、外装支柱には、前記スリットに摺接して嵌合するガイド部材が設けられ、前記支持部材の上部の内側に水平配設し回転自在なガイド部材受け金具が設けられ、ストッパー手段が、前記ガイド部材とガイド部材受け金具の凹部との間に介在されるクサビであることを含むものである。 【0008】本発明に係る庭園灯によれば、上下方向の高さを無段階に調節することが出来るようになり、該庭園灯の周囲の樹木の生長に合わせて、適切な高さに任意に調節できて景観を良好に保てることになる。 【0009】 【発明の実施の形態】次に、本発明に係る庭園灯について図面を参照して説明する。なお、発明の理解の容易のため従来例に対応する部分には従来例と同一符号を付けて説明する。 【0010】本発明の庭園灯1は、図1乃至図2に示すように、コンクリート製基礎によって立設される支持部材2と、該支持部材2によって支持される外装支柱3との二重構造になっている。 【0011】前記支持部材2は、合成樹脂製若しくは金属製であって、全体が上下方向に長い所要厚さの円筒体であり、その周方向に例えば3カ所において所要幅のスリット2aが上下方向にほぼ全長に亘り設けられている。 【0012】また、支持部材2の上部には、図1(ロ)に示すように、内周壁において半径方向に突設された受け台2bが設けられている。そして、この受け台2bに乗せるようにしたガイド部材受け金具2cが設けられる。 【0013】このガイド部材受け金具2cは、中心部から3方向に放射状に腕部2dが延設され、その縁部に凹部2eが各々設けられている。 【0014】外装支柱3は、合成樹脂製若しくは金属製であって、全体が上下方向に長い円筒体3aで、前記支持部材2の外側にほぼ隙間無く上下方向に摺動自在に嵌装される大きさである。 【0015】前記外装支柱3の上部と下部との開口部には、それぞれ上下一対のガイドポール支持部材3bが、前記スリット2aの位置と幅に合わせて摺接するように設けられている。 【0016】更に、前記上下一対のガイドポール支持部材3b間のそれぞれには、図2(ロ)に示すように、棒状体で上下方向に所要のピッチにして周溝3dが刻設されたガイド部材であるガイドポール3cが固定して架設されている。これが、前記ガイド部材受け金具2cの凹部2eとともにストッパー手段となるものである。 【0017】このように構成される本発明の庭園灯1は、庭の所定位置に構築されたコンクリート基礎に前記支持部材2を立設する。そして、外装支柱3を、スリット2aに位置合わせして下部のガイドポール支持部材3bを該スリット2aに嵌装し、上から下に押し込んで前記支持部材2に嵌装させる。 【0018】そして、図3乃至図4に示すように、外装支柱3の高さを、庭園灯1の周囲に植裁した樹木等の高さに合わせて、上方から作業者の手でガイド部材受け金具2cを水平面内で回転(一例として、図では時計方向に回転)させ、各ガイドポール3cの周溝3dに凹部2eのストッパー2fを嵌合させる。これにより、外装支柱3が下方向に移動出来なくなり、その高さ位置で保持される。 【0019】その後、前記外装支柱3の上部に灯具14が設置されるものである。こうして庭園灯1が庭に設置された後、数年経過して周囲の樹木の高さが高くなったら、前記灯具14を外し、ガイド部材受け金具2cを反時計方向に回転させて、ストッパー2fを周溝3dから外して係合解除させ、外装支柱3を所望高さに持ち上げ、再び前記ガイド部材受け金具2cを時計方向に回転させて、ストッパー2fを周溝3dに係合させ、外装支柱3を所望の高さに維持する。そして、灯具14を外装支柱3の上部に取り付けるものである。 【0020】こうして、本発明の庭園灯1であれば、周囲の樹木の成長に合わせて、その高さを容易に変更させることができるものである。 【0021】本発明の第2実施例は、支持部材2は上記と同様であって、外装支柱4は、図5に示すように、合成樹脂製若しくは金属製であって、全体が上下方向に長い円筒体4aで、前記支持部材2の外側にほぼ隙間無く上下方向に摺動自在に嵌装される大きさである。 【0022】前記円筒体4aの内周壁面に、前記スリット2aの位置と幅に合わせて摺接するように、上下方向の略全長に亘って一様に突出されたガイド部材4bが3カ所に設けられている。 【0023】前記外装支柱4を、前記支持部材2のスリット2aに嵌合させて上からしたへと嵌挿させて、図6に示すように、ガイド部材受け金具2cの凹部2eに三角形状のクサビ5を差し込む。このストッパー手段により、外装支柱3の高さを無段階に設定するものである。その後、外装支柱4の上部に灯具14を設置するものである。 【0024】この第2実施例の場合にも、庭園灯1が庭に設置された後、数年経過して周囲の樹木の高さが高くなったら、前記灯具14を外し、クサビ5を上方へ抜き取り、外装支柱4を所望高さに持ち上げ、再びクサビ5を凹部2eに差し込んで外装支柱4を所望の高さに維持する。そして、灯具14を外装支柱4の上部に取り付けるものである。 【0025】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る庭園灯は、庭に設置される庭園灯であって、基礎によって立設される支持部材と、該支持部材によって支持される外装支柱と、該外装支柱の頭部に取着される灯具とからなり、前記外装支柱が前記支持部材に対して高さ調節自在にして支持されているので、庭園灯の周囲に植裁された樹木などの成長に合わせて庭園灯の高さを調節可能となり、庭の景観が損なわれることがないという優れた効果を奏するものである。また、高さ調節した後に灯具を外装支柱に取り付ければよいので、造園中は灯具を外装支柱に取り付けないで、造園作業終了後に外装支柱に取り付けることが出来て、作業中における灯具の汚れや破損が防止できるようになるという優れた効果を奏するものである。 【0026】前記支持部材と外装支柱との間には、外装支柱が上下方向に移動した後にその高さ位置で上下方向の移動を阻止するストッパー手段が設けられているので高さ当接が容易である。また、支持部材の外周部には上下方向のスリットが設けられ、外装支柱には、前記スリットに摺接して嵌合するガイド部材が設けられ、前記支持部材の上部の内側に水平配設し回転自在なガイド部材受け金具が設けられ、ストッパー手段が、前記ガイド部材に設けた周溝と該周溝に嵌合する前記ガイド部材受け金具に設けた凹部とであるので、簡易な構成で確実に高さを維持させることができる。 【0027】更に、支持部材の外周部には上下方向のスリットが設けられ、外装支柱には、前記スリットに摺接して嵌合するガイド部材が設けられ、前記支持部材の上部の内側に水平配設し回転自在なガイド部材受け金具が設けられ、ストッパー手段が、前記ガイド部材とガイド部材受け金具の凹部との間に介在されるクサビであることにすれば、外装支柱の高さを無段階に調節させることができるという優れた効果を奏するものである。 【0028】本発明の庭園灯は、メンテナンスの面で、外装支柱が腐食したり傷ついたりした場合に、取り替えが容易に出来るという優れた効果を奏するものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000166432 【氏名又は名称】戸田建設株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年12月20日(1999.12.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100063174 【弁理士】 【氏名又は名称】佐々木 功 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−176307(P2001−176307A) |
| 【公開日】 |
平成13年6月29日(2001.6.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−361201 |
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