| 【発明の名称】 |
環状蛍光灯器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】渡辺 寿秋
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| 【要約】 |
【課題】寿命末期時等に異常温度となることのない信頼性の高い環状蛍光灯器具を提供する。
【解決手段】点灯装置を持つ器具本体100の外面に配置する二重環ランプ200は環径大の大型環状発光管210と環径小の小形環状発光管220とを含む単一の放電路を形成し起動時予熱する予熱形環状蛍光ランプであり、点灯回路の出力端子となるランプソケットを備え、ランプソケットは電源側の2極と非電源側の2極を含む4極であり、口金部240に形成される4極形のソケット受部を備え、口金部240に収納する温度ヒューズを備え、温度ヒューズをソケット受部の任意の1極と直列に接続する。ランプソケット120をソケット受部へ装置した時に4極の配線接続がなされ、ランプソケット120の電源側の1極と温度ヒューズは直列となる。組合わせ選別手段900は接続形態を許容しその他の接続形態を禁止す態様の手段である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】点灯回路が付属する器具本体を備え、前記器具本体の外面に沿って配置する二重環ランプを備え、前記二重環ランプは環径の大きな大形環状発光管と環径の小さな小形環状発光管とを含む単一の放電路を形成し起動時にその各フィラメント電極を予熱する二重環形かつ予熱形の環状蛍光ランプであり、前記点灯回路の出力端子となるランプソケットを備え、前記ランプソケットは電源側の2極と非電源側(予熱側)の2極を含む4極形のものであり、前記二重環ランプの口金部に形成される4極形のソケット受部を備え、前記口金部に収納する温度ヒューズを備え、前記温度ヒューズを前記ソケット受部における任意の1極と直列に接続し、前記ランプソケットを前記ソケット受部へ着脱自在に装着したときに4極の配線接続がなされる形態でありかつ前記ランプソケットにおける電源側の1極と前記温度ヒューズが直列になる形態であり、前記ランプソケット・器具本体間か前記ランプソケット・前記ソケット受部間かのいずれか一方に組合わせ特定手段を設け、前記組合わせ特定手段は前記接続形態を許容しその他の接続形態を禁止する態様の手段であることを特徴とする環状蛍光灯器具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は環径の大きな大形環状発光管と環径の小さな小形環状発光管とを含む単一の放電路を形成し起動時にその各フィラメント電極を予熱する二重環形かつ予熱形の環状蛍光ランプを組み込んだ環状蛍光灯器具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】この種の環状蛍光灯器具においては、器具本体に付属する点灯回路と環状蛍光ランプとをランプソケット・口金部を用いて着脱自在に接続する。ランプソケットは点灯回路の出力側であり、口金部は環状蛍光ランプに付属する。また、いずれも4極形である。ランプソケットの4極のうちの2極は電源側であり、残りの2極は非電源側(予熱側)である。口金部には電源側・非電源側の区別がない。フィラメント電極のある1極を電源側とするのであれば、対応するもう1極を非電源側とすればこと足りる。また、ある1極を非電源側とするであれば、対応するもう1極を電源側とすればこと足りる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】一般に口金部には電源側・非電源側の区別がない。しかし、これでは困ることがある。いずれを電源側(非電源側)としても外形的には正常に点灯するが、寿命末期時等に悪影響を生じ、環状蛍光ランプが過熱することがある。本発明の目的は口金部に電源側・非電源側の区別を与え、かつそれを保証することである。それにより、器具組立時はもとよりその後の保守あるいは修理時においても適切な区別がなされ、それにより、寿命末期時等に異常温度となることのない信頼性の高い環状蛍光灯器具を提供することである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明においては、点灯回路が付属する器具本体を備える。器具本体の外面に沿って配置する二重環ランプを備える。二重環ランプは環径の大きな大形環状発光管と環径の小さな小形環状発光管とを含む単一の放電路を形成し起動時にその各フィラメント電極を予熱する二重環形かつ予熱形の環状蛍光ランプである。点灯回路の出力端子となるランプソケットを備える。ランプソケットは電源側の2極と非電源側(予熱側)の2極を含む4極形のものである。二重環ランプの口金部に形成される4極形のソケット受部を備える。口金部に収納する温度ヒューズを備える。温度ヒューズをソケット受部における任意の1極と直列に接続する。ランプソケットを前記ソケット受部へ着脱自在に装着したときに4極の配線接続がなされる形態でありかつランプソケットにおける電源側の1極と温度ヒューズ0が直列になる形態である。ランプソケット・器具本体間かランプソケット・ソケット受部間かのいずれか一方に組合わせ特定手段を設ける。組合わせ選別手段は前記接続形態を許容しその他の接続形態を禁止する態様の手段である。 【0005】 【発明の実施の形態】図1〜図4を用いて本発明の実施形態について説明する。本発明においては、点灯回路110が付属する器具本体100を備える。器具本体100の外面に沿って配置する二重環ランプ200を備える。二重環ランプ200は環径の大きな大形環状発光管210と環径の小さな小形環状発光管220とを含む単一の放電路を形成し起動時にその各フィラメント電極を予熱する二重環形かつ予熱形の環状蛍光ランプである。点灯回路110の出力端子となるランプソケット120を備える。ランプソケット120は電源側の2極122・124と非電源側(予熱側)の2極126・128を含む4極形のものである。二重環ランプ200の口金部240に形成される4極形のソケット受部242を備える。口金部240に収納する温度ヒューズ260を備える。温度ヒューズ260をソケット受部242における任意の1極222と直列に接続する。ランプソケット120を前記ソケット受部242へ着脱自在に装着したときに4極の配線接続がなされる形態でありかつランプソケット120における電源側の1極122と温度ヒューズ260が直列になる形態である。ランプソケット120・器具本体100間かランプソケット120・ソケット受部242間かのいずれか一方に組合わせ特定手段900を設ける。組合わせ選別手段900は前記接続形態を許容しその他の接続形態を禁止する態様の手段である。補足して説明する。112は交流電源、114は交流電源112電圧を受けて駆動し高周波電圧を形成し二重環ランプ200へ給電する主回路、116は予熱用コンデンサであり、これらは点灯回路110を構成する。温度ヒューズ260は説明の便宜上、点灯回路110に属さず、口金部240に属するものと理解する。温度ヒューズ260は常閉形であり、二重環ランプ200の過熱時に開路して二重環ランプ200への給電を止めて消灯させ、さらなる異常温度となることを防止する。点灯回路110の出力端子極122〜128はランプソケット120に属する。500は器具本体100に着脱自在に装着する透光カバーであり、器具本体100・二重環ランプ200の片面を覆う。図示の器具本体100は天井直付け形である。図示範囲は主として器具本体100の反射板部である。本実施例におけるランプソケット120は器具本体100の反射板に係合し、その接続部が下面側へ露出する。器具本体100の下面側に適宜の数のランプホルダ105が付属する。二重環ランプ200はこれらのランプホルダ105ないしはランプソケット120によって着脱自在に保持される。二重環ランプ200のほぼ口金部240は大形環状発光管210・小形環状発光管220の各環端部に位置する。ほぼ口金部240の箇所に一対の図外のフィラメント電極が位置する。そのため、口金部240付近が過熱しやすい。その過熱を温度ヒューズ260で検知する。二重環ランプ200の入力端子極222〜228はランプソケット120の出力端子極122〜128と対応する。前者は接続ピンの形態であり、後者は図外のピン受け金具の形態である。常態では入力端子極222(224)は出力端子極122(124)に接し、入力端子極226(228)は出力端子極126(128)に接する。温度ヒューズ260は入力端子極222と直列であり、入力端子極222を介して出力端子極122とも直列となる。温度ヒューズ260は二重環ランプ200(正確にはランプ本体)から見た場合の電源側(主回路114側)に位置する。そのために温度ヒューズ260が開路すると、二重環ランプ200に対する給電が停止し、消灯する。予熱用コンデンサ116側は二重環ランプ200から見た場合の非電源側である。予熱用コンデンサ116の回路が開路しても、二重環ランプ200の点灯は継続する。このため、過熱時に予熱用コンデンサ116の回路を開路しても無意味である。図4の二重環ランプ200は出力端子極122〜128を含まない入力端子極222〜228の範囲である。一般には入力端子極222〜228の範囲を図示の左右対象に入れ替えて出力端子極122〜128に接続することが可能である。この場合は温度ヒューズ260が出力端子極122側(電源側)ではなく、128(非電源側)に位置することとなる。しかして、温度ヒューズ260が非電源側にあっても点灯には支障がないために、その状態で使用し続けることがある。その場合は二重環ランプ200の寿命末期時等にそれが過熱しさらに異常温度に達することがあり、危険である。二重環ランプ200は一重環ランプよりも長放電路の高出力形であり、かつ全体がコンパクトにまとまっているために、過熱の不安が高い。本発明は温度ヒューズ260が非電源側に配置して点灯する可能性を排除することである。そのために、例えば次のような組合わせ特定手段900を付加する。組合わせ特定手段900は出力端子極122〜128・入力端子極222〜228の接続が前記のごとくに特定する手段である。図示例においては、ランプソケット120・器具本体100間に組合わせ特定手段900に設けてある。ランプソケット120の側面に凸部129を形成し、器具本体100の反射板部におけるソケット受穴198の周囲に凹部199を形成する。両者の組合わせは凸部129に凹部199がはまる態様でのみ可能である。そのために凸部129ひいてはランプソケット120の姿勢が特定され、ランプソケット120側の出力端子極122〜128と二重環ランプ200側の入力端子極222〜228との関係が特定され、温度ヒューズ260は常に電源側に位置する。ランプソケット120・ソケット受部242の相互の関係に限って見ると、その両者の組合わせは一般には二種類であり、その一方では温度ヒューズ260が電源側に位置し、他方では非電源側に位置する。器具本体100からランプソケット120が図外のコードを介して排出する図外の構成である場合は、ランプソケット120・ソケット受部242に適宜の凹凸部を付加し、その凸部が凹部に着脱自在に係合する組合わせのみを許容し、その状況下では温度ヒューズ260が電源側に位置するようにしても同効であり、本発明の組合わせ特定手段はそのような態様のものであっても差し支えない。説明をさらに補足する。本発明の口金部は前記のごとく電源側・非電源側の区別を持つ。本発明の組合わせ特定手段は点灯回路ないしはランプソケットとの関係において、口金部の電源側が必ず電源側として配線されることを保証する。電源側が電源側とならない誤りは、器具組立時あるいはその後の保守あるいは修理時に生ずる可能性があるが、本発明の組合わせ特定手段はそうした誤りの余地を排除する。 【0006】 【発明の効果】本発明は口金部に電源側・非電源側の区別を与え、またそれを保証するための組合わせ特定手段を備える。これによれば、器具組立時はもとよりその後の保守あるいは修理時においても適切な組合わせがなされ、それにより寿命末期時等に異常温度となることのない信頼性の高い環状蛍光灯器具が得られる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005474 【氏名又は名称】日立照明株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年12月14日(1999.12.14) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−176306(P2001−176306A) |
| 【公開日】 |
平成13年6月29日(2001.6.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−376618 |
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