| 【発明の名称】 |
電子式ローソク |
| 【発明者】 |
【氏名】竹内 修
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| 【要約】 |
【課題】安全で自然感に富む点灯が簡単な作業で実現できるようにする。
【解決手段】この発明の電子式ローソクは、擬似ローソク体部3と擬似炎体部4を具備するローソク本体器1の点灯・消灯が、別体の携帯式ローソク点滅操作器2によるワイヤレス方式の遠隔操作(リモートコントロール)によって行える構成であるので、点滅時の作業は非常に簡単に済む上に、ローソク本体器1の擬似ローソク体部3がローソクの形に似せた柱状外形を有するのに加え、切り換え設定により適当な点灯状態で灯された発光ダイオード7,8の放つ光が擬似炎体部4を浮かび上がらせるので、点灯は自然感に富む。また、発光ダイオード7,8は電気点灯式であり、自然の火でなくて火事の心配がなく安全である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】ローソクの形に似せた柱状外形を有する擬似ローソク体部と、電気点灯式の光源を内蔵して擬似ローソク体部の上端に配置されている擬似炎体部とを具備するとともに、擬似ローソク体部に点灯指令用または消灯指令用の制御信号をワイヤレス方式で受信する信号受信手段と、受信した制御信号に従って光源の点滅制御を行う点滅制御手段が配備されているローソク本体器と、ローソク本体器の光源の点灯状態を切り換え設定する点灯状態切り換え手段と、光源の点灯状態切り換え手段により設定された点灯状態の点灯指令用または消灯指令用の制御信号をワイヤレス方式で発信する信号発信手段が配備されているローソク本体器と別体の携帯式ローソク点滅操作器とが、備えられてなることを特徴とする電子式ローソク。 【請求項2】請求項1に記載の電子式ローソクにおいて、携帯式ローソク点滅操作器の点灯状態切り換え手段は光源の発光強度を周期的に変化させるゆらぎ点灯状態が設定できるよう構成されているとともに、ローソク本体器の点滅制御手段はゆらぎ点灯の設定に従って光源の発光強度を周期的に変化させるよう構成されている電子式ローソク。 【請求項3】請求項1または2に記載の電子式ローソクにおいて、携帯式ローソク点滅操作器の点灯状態切り換え手段は光源を所定時間の間だけ灯すタイマ点灯状態が設定できるよう構成されているとともに、ローソク本体器の点滅制御手段はタイマ点灯の設定に従って点灯開始から所定時間が経過すると光源を自動的に消灯させるよう構成されている電子式ローソク。 【請求項4】請求項1から3のいずれかに記載の電子式ローソクにおいて、ローソク本体器の必要電力を賄うための電池が擬似ローソク体部に配備されている電子式ローソク。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、寺院の仏壇や葬儀の祭壇などに据え灯される電子式ローソク(蝋燭)に係り、特に安全で自然感に富む点灯が簡単な作業で実現できるようにするための技術に関する。 【0002】 【従来の技術】寺院の仏壇や葬儀の祭壇などでは、消えにくい和ロウソク(和蝋燭)がお灯明として灯されることが多い。和ロウソクによるお灯明は、炎がなんといっても自然の火であるので、寺院や葬儀の厳粛な雰囲気に相応しい。 【0003】また、近年は、木柱の先端に小型の電球を取り付けた電球式ローソクも、お灯明として使われている。電球によるお灯明は、灯すのが簡単で自然火と違って火事の心配がなく安全性が高い。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、和ロウソクによるお灯明の場合、本物の火であるので火事の心配があって安全とは言いがたい。年間50件にも及ぶ寺院関係の火災の大半は、ロウソクの火が原因だとも言われている。また寺院のようにお灯明の数が多い場合は、何本ものローソクを灯して回るのも結構手間がかかるので、点灯作業は簡単でない。 【0005】一方、電球によるお灯明は、自然感に乏しく厳粛さに欠ける点で物足りないことから、広範な普及は望めない現況にある。また、電球によるお灯明の場合も数が多かったり、据えた場所が高かったりすると、電球をつけて回るのも手間が入り、点灯作業もそう簡単とは言えなくなってくる。 【0006】本発明は、上記の事情に鑑み、安全で自然な感じの点灯を簡単な作業で実現することができる電子式ローソクを提供することを課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために、請求項1の発明に係る電子式ローソクは、ローソクの形に似せた柱状外形を有する擬似ローソク体部と、電気点灯式の光源を内蔵して擬似ローソク体部の上端に配置されている擬似炎体部とを具備するとともに、擬似ローソク体部に点灯指令用または消灯指令用の制御信号をワイヤレス方式で受信する信号受信手段と、受信した制御信号に従って光源の点滅制御を行う点滅制御手段が配備されているローソク本体器と、ローソク本体器の光源の点灯状態を切り換え設定する点灯状態切り換え手段と、光源の点灯状態切り換え手段により設定された点灯状態の点灯指令用または消灯指令用の制御信号をワイヤレス方式で発信する信号発信手段が配備されているローソク本体器と別体の携帯式ローソク点滅操作器とが、備えられてなる。 【0008】また、請求項2の発明は、請求項1に記載の電子式ローソクにおいて、携帯式ローソク点滅操作器の点灯状態切り換え手段は光源の発光強度を周期的に変化させるゆらぎ点灯状態が設定できるよう構成されているとともに、ローソク本体器の点滅制御手段はゆらぎ点灯の設定に従って光源の発光強度を周期的に変化させるよう構成されている。 【0009】また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載の電子式ローソクにおいて、携帯式ローソク点滅操作器の点灯状態切り換え手段は光源を所定時間の間だけ灯すタイマ点灯状態が設定できるよう構成されているとともに、ローソク本体器の点滅制御手段はタイマ点灯の設定に従って点灯開始から所定時間が経過すると光源を自動的に消灯させるよう構成されている。 【0010】また、請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の電子式ローソクにおいて、ローソク本体器の必要電力を賄うための電池が擬似ローソク体部に配備されている。 【0011】 【作用】次に、本発明に係る電子式ローソクにおける作用を説明する。本発明の電子式ローソクを灯す場合は、携帯式ローソク点滅操作器の点灯状態切り換え手段により所望の点灯状態を設定する。そして、携帯式ローソク点滅操作器の信号発信手段で点灯状態の点灯指令用の制御信号をワイヤレス方式でもって、所望の位置に据え置かれたローソク本体器へ向けて発信するだけである。そうすると後は、ローソク本体器の側において、信号受信手段によりワイヤレス方式で受信された点灯指令用の制御信号に従って点滅制御手段が擬似炎体部の内の光源を直ちに点灯させる。 【0012】また、本発明の電子式ローソクを消す場合は、携帯式ローソク点滅操作器の信号発信手段で消灯指令用の制御信号をワイヤレス方式でもって、ローソク本体器に向けて発信するだけである。そうすると後は、ローソク本体器の側において、信号受信手段によりワイヤレス方式で受信された消灯指令用の制御信号に従って点滅制御手段が擬似炎体部の内の光源を直ちに消灯させる。 【0013】すなわち、本発明の電子式ローソクの場合、点灯・消灯が携帯式ローソク点滅操作器によるワイヤレス方式の遠隔操作(リモートコントロール)で行えるので点滅時の作業は非常に簡単に済む。ワイヤレス方式の遠隔操作であるので、ローソク本体器の直ぐ傍まで一々行く必要はないし、ローソク本体器が高い位置に置かれてあっても低い位置の場合と同じように扱える。また擬似ローソク体部がローソクの形に似せた柱状外形を有するのに加え、切り換え設定による適当な点灯状態で灯された光源の放つ光が擬似炎体部を浮かび上がらせるので、自然感に富む点灯になる。加えて、本発明の電子式ローソクの場合、光源が電気点灯式であって自然火でないことから、火事の起こる心配もない。 【0014】また、請求項2の電子式ローソクにおいては、携帯式ローソク点滅操作器の点灯状態切り換え手段によってゆらぎ点灯状態が設定された場合、ローソク本体器の点滅制御手段はゆらぎ点灯設定に従って光源の発光強度を周期的に変化させるので、擬似炎体部がゆらいで見えて、点灯はより自然感に富むものとなる。 【0015】また、請求項3の電子式ローソクにおいては、携帯式ローソク点滅操作器の点灯状態切り換え手段によってタイマ点灯状態が設定された場合、ローソク本体器の点滅制御手段はタイマ点灯設定に従って点灯開始から所定時間が経過すると光源を自動的に消灯させるので、消灯作業が不要になる。 【0016】また、請求項4の電子式ローソクにおいては、ローソク本体器の必要電力を賄うための電池が擬似ローソク体部に配備されているので、ローソク本体器への外部配線が必要ない。 【0017】 【発明の実施の形態】続いて、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する。図1は第1実施例(請求項1〜4の発明の実施例)に係るお灯明用の電子式ローソクの全体構成を示すブロック図、図2は第1実施例の電子式ローソクの外観を示す斜視図、図3は第1実施例の電子式ローソクのローソク本体器の構成を示す一部破断正面図である。 【0018】第1実施例の電子式ローソクは、図1および図2に示すように、寺院の仏壇(図示省略)や葬儀の祭壇(図示省略)などに据え置かれるローソク本体器1と、ローソク本体器1の点灯・消灯をワイヤレス方式の遠隔操作で行うための携帯式ローソク点滅操作器2とよりなり、携帯式ローソク点滅操作器2を使ってローソク本体器1の点灯または消灯が簡単に行える構成となっている。以下、第1実施例の電子式ローソクの各部の構成を具体的に説明する。 【0019】ローソク本体器1は、図2に示すように、ローソクの形に似せた柱状外形を有する擬似ローソク体部3と、この擬似ローソク体部3の上端に配置されている擬似炎体部4とを具備している。擬似ローソク体部3の内側には制御信号をワイヤレス方式で受信する信号受信回路5、および受信した制御信号に従って光源の点滅制御を行う点滅制御回路6が配備されている。擬似炎体部4の内側には点滅制御回路6の点滅制御対象である電気点灯式の光源としての大小2個の発光ダイオード7,8が配備されている。なお、ローソク本体器1とローソク点滅操作器2との間のワイヤレス方式の信号の送受信は、例えば周波数変調(FM)波や赤外線などを用いた無線通信が用いられる。 【0020】擬似ローソク体部3は白色プラスチック製であり、擬似炎体部4は光透過性赤色プラスチック製である。そして、図3に示すように、擬似ローソク体部3の頂部3Aに設けられた開口の周縁に、擬似炎体部4の首部4Aの周方向に沿って形成された溝が嵌まり込んで係止することにより、擬似炎体部4が擬似ローソク体部3に抜けない状態で取り付けられている。なお、両回路5,6や両発光ダイオード7,8は配線基板9に搭載されたかたちで取り付けられている。 【0021】また、第1実施例のローソク本体器1の場合、ローソク本体器1に必要な電力を賄うための電池10が擬似ローソク体部3の下半側に配備されている。すなわち、擬似ローソク体部3の下半側の周面には、引き外し可能な蓋体3Bで覆われた電池収納スペース3Cが設けられていて、電池10が2個収められているのである。電池10が消耗して電池交換の必要が生じた場合、図3に示すように、蓋体3Bを外して電池を入れ換えることになる。 【0022】第1実施例のように、擬似ローソク体部3にローソク本体器1の必要電力を賄うための電池10が配備されている場合、ローソク本体器1への外部配線が必要なくなる結果、ローソク本体器1の設置を迅速かつ容易に行うことができる。なお、擬似ローソク体部3の底面3Dに設けられた細孔3Eは、擬似ローソク体部3を燭台等の針(図示省略)に差し込んで擬似ローソク体部3を立てて置く時に使われる孔である。 【0023】一方、携帯式ローソク点滅操作器2は、図2に示すように、携帯電話ほどの寸法の偏平な長方形の外形を有し、自由に持ち運びできる構成となっている。そして、第1実施例のローソク点滅操作器2には、ローソク本体器1の発光ダイオード7,8の点灯状態を切り換え設定するための点灯状態切り換え手段として、操作スイッチSW1〜SW3と点灯状態設定回路11とを備えているとともに、設定された点灯状態の点灯指令用または消灯指令用の制御信号をワイヤレス方式で発信する信号発信手段として、操作スイッチSW4と信号発信回路12とを備えている他、両回路11,12に必要な電力を供給するための電池13を備えており、操作スイッチSW5により電池13の供給開始(オン)と供給停止(オフ)が行えるよう構成されている。 【0024】操作スイッチSW1〜SW3,SW5は点滅操作器2の表面と平行な方向に移動させて位置をズラせることで設定状態の切り換えが行われ、操作スイッチSW4は点滅操作器2の表面と垂直な方向に押圧を繰り返すことで点灯指令用または消灯指令用の制御信号の交互に発信される構成となっている。また操作スイッチSW1はゆらぎ点灯状態の設定用スイッチであり、操作スイッチSW2はタイマ点灯状態の設定用スイッチであって、操作スイッチSW3は明るさ設定用スイッチである。 【0025】操作スイッチSW1でゆらぎ点灯状態が設定された場合、ローソク本体器1の点滅制御回路6は発光ダイオード7,8の発光強度を周期的に変化させる。発光強度の周期的変化は、各発光ダイオード7,8の通電電流を周期的に変化させることで行うことができる。 【0026】操作スイッチSW2でタイマ点灯状態が設定された場合、ローソク本体器1の点滅制御回路6は、点灯開始から所定時間(例えば30分)が経過すると発光ダイオード7,8が自動的に消灯させられるので、消灯作業が不要となり、発光ダイオード7,8を消す手間が省ける上に、消し忘れも起こらない。 【0027】操作スイッチSW3で強力点灯状態が設定された場合、ローソク本体器1の点滅制御回路6は、大きい方の発光ダイオード7を点灯させて擬似炎体部4を強めに(明るく)光らせる。なお、強力点灯状態が設定されなかった場合、ローソク本体器1の点滅制御回路6は、小さい方の発光ダイオード8を点灯させて擬似炎体部4を弱めに光らせる。 【0028】具体的には、点滅操作器2の側において、例えば、操作スイッチSW1でゆらぎ点灯状態を設定し、また操作スイッチSW2でタイマ点灯状態を設定し、そして操作スイッチSW3で強力点灯状態を設定してから、操作スイッチSW4を押して点灯指令用の制御信号をローソク本体器1の側へ発信することになる。この場合、ローソク本体器1の側においては、信号受信回路5によって点灯指令用の制御信号が受信されて点滅制御回路6へ送り込まれる。点滅制御回路6は制御信号の設定内容を解読して大きい方の発光ダイオード7を30分間だけゆらぎ点灯させた後、自動的に消灯させる制御を行うことになる。 【0029】なお、点灯した発光ダイオード7が自動消灯する前に発光ダイオード7を強制的に消灯したい場合は、操作スイッチSW4を押して消灯指令用の制御信号をローソク本体器1の側へ発信すればよい。ローソク本体器1の側では、信号受信回路5によって消灯指令用の制御信号が受信されて点滅制御回路6へ送り込まれる。点滅制御回路6は制御信号の消灯指令を解読して発光ダイオード7の発光を直ちに停止させる制御を行う。 【0030】また、1台のローソク点滅操作器2によって操作するローソク本体器1の数は1本に限らない。例えば、指向性の弱いアンテナでもって制御信号が広範囲に放射されるよう構成することにより、図4に示すように、1台のローソク点滅操作器2でもって、多数本のローソク本体器1を一斉に点灯あるいは消灯させることが可能である。また、逆に指向性の強い(狭指向性)アンテナでもって制御信号が狭い範囲だけに放射されるよう構成することにより、特定のローソク本体器1に狙いを定めて制御信号を発信して多数本のローソク本体器1の中の特定のローソク本体器1だけを点灯あるいは消灯させるよう構成することも可能である。さらには、指向性の弱いアンテナと指向性の強いアンテナの両方を切り換え可能に備えていて、制御信号を広い範囲と狭い範囲とのいずれにも選択的に放射可能に構成することもできる。 【0031】以上のように、第1実施例の電子式ローソクによれば、点灯・消灯は携帯式ローソク点滅操作器2の遠隔信号発信操作(リモートコントロール)を行う程度で事足りるので点滅時の作業は非常に簡単に済む。加えて、擬似ローソク体部3がローソクの形に似せた柱状外形を有するとともに、切り換え選択による適当な点灯状態で灯された発光ダイオード7,8の放つ光が擬似炎体部4を浮かび上がらせるので、点灯は自然な感じとなる。それに、発光ダイオード7,8は電気点灯式であって自然火でないことから、火事の起こる心配がなくて安全でもある。またゆらぎ点灯が設定された場合は、発光ダイオード7,8の発光強度が周期的に変化させられて、擬似炎体部4がゆらいで見える結果、お灯明はより自然感に富むものとなり、タイマ点灯が設定された場合は、お灯明は自動的に消灯となり、消灯の手間が省けるとともに消し忘れもない。 【0032】次に、本発明の第2実施例の電子式ローソクについて図面を参照しながら説明する。図5は、第2実施例の電子式ローソクの全体構成を示すブロック図である。この第2実施例の電子式ローソクは、1台の携帯式ローソク点滅操作器2によって複数本のローソク本体器1a〜1eのうちから点灯あるいは消灯を行うローソク本体器を選択指定することができる構成となっている他は、第1実施例と実質的に同様の構成であることから、相違点のみを説明して、同じ点の説明は省略する。 【0033】第2実施例の場合、図5に示すように、ローソク点滅操作器2には、5本の全ローソク本体器1a〜1eを一斉に点灯あるいは消灯させる操作スイッチSW4に加えて、ローソク本体器1a〜1eのうち特定のローソクを選択指定して点灯あるいは消灯させるための操作スイッチSWa〜SWeが設けられていて、各操作スイッチSWa〜SWeを押せば、押されたスイッチに対応するローソク本体器1だけが点灯あるいは消灯させられる構成となっている。操作スイッチSWaはローソク本体器1aを、操作スイッチSWbはローソク本体器1bを、操作スイッチSWcはローソク本体器1cを、操作スイッチSWdはローソク本体器1dを、操作スイッチSWeはローソク本体器1eをそれぞれ選択指定するスイッチであって、操作スイッチSWa〜SWeのいずれかが押された場合、押されたスイッチに対応するローソク本体器1a〜1eの識別が可能な点灯指令用または消灯指令用の制御信号が信号発生回路12から発信されるよう構成されているのである。 【0034】第2実施例の電子式ローソクの場合も、制御信号はFM波や赤外線などを用いた無線信号であり、操作スイッチSWa〜SWeと各ローソク本体器1a〜1eとの対応関係を付けるために、ローソク本体器1a〜1e毎に異なる周波数を割当てて、信号自体の周波数または信号搬送用の周波数の違いでもってローソク本体器1a〜1eの識別が可能な制御信号が発信されるよう構成されたり、ローソク本体器1a〜1e毎に識別コードを予め定めておいて、ローソク本体器1a〜1eに対応する識別コードが付加された制御信号が発信されるよう構成されたりする。なお、一斉点灯(または消灯)用の操作スイッチSW4が押された場合は、全ローソク本体器1a〜1eの制御信号が全て発信される構成となっているか、あるいは一斉点灯(または消灯)用のコードが付加された制御信号が発信される構成となっている。 【0035】一方、点灯指令用または消灯指令用の制御信号を受信する方の各ローソク本体器1a〜1eの方は、基本的には第1実施例のローソク本体器1と同様の構成であって、さらに受信回路5が自らの割当て周波数の制御信号だけを受信するよう構成されているか、または点滅制御回路6が受信した制御信号の識別コードを解読し自己に対する指令であるか否かを判別できる構成が加わっている。勿論、自己に対する点灯(または消灯)指令を受け取ったローソク本体器は、直ちに点灯(または消灯)することになる。 【0036】なお、上記の第2実施例の場合、各操作スイッチSWa〜SWeに対して1個のローソク本体器1a〜1eが配備されていたが、各操作スイッチSWa〜SWeのうち必要なスイッチに対しては必要な数の複数本のローソク本体器が配備されていて、同一の操作スイッチに属するローソク本体器が同一グループを構成して点灯ないし消灯を常に共にするように構成されていてもよい。 【0037】さらに、第2実施例において、各操作スイッチSWa〜SWeがオン・オフの二つの状態が設定可能なスイッチで、点灯(または消灯)したいローソク本体器の各操作スイッチSWa〜SWeをオン状態に設定しておいて、操作スイッチSW4を押せば、オン状態に設定された操作スイッチのローソク本体器だけが同時に点灯または消灯させられるよう構成されている以外は、第2実施例と同様の構成の電子式ローソクも、本発明の他の実施例として挙げられる。 【0038】本発明は、上記実施の形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。 (1)実施例の電子式ローソクは、お灯明用であったが、この発明の電子式ローソクはお灯明用以外であってもよい。 【0039】(2)実施例の電子式ローソクでは、ローソク本体器1に必要な電力は電池で賄われていたが、ローソク本体器1に必要な電力を商用電源で賄う電池レス方式の構成のものが、変形例として挙げられる。なお変形例の場合、ローソク本体器1の設置の際に配線をすることになる。 【0040】(3)実施例の電子式ローソクでは、光源が発光ダイオードであったが、光源は発光ダイオードに限られるものではない。 【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1の発明の電子式ローソクによれば、擬似ローソク体部と擬似炎体部とを具備するローソク本体器の点灯・消灯が携帯式ローソク点滅操作器によるワイヤレス方式の遠隔操作(リモートコントロール)で行える構成であるので、点滅時の作業は非常に簡単に済む上に、ローソク本体器の擬似ローソク体部がローソクの形に似せた柱状外形を有するのに加え、切り換え設定による適当な点灯状態で灯された光源の放つ光が擬似炎体部を浮かび上がらせるので、点灯は自然感に富むものとなる。また、請求項1の発明の電子式ローソクでは、光源が電気点灯式であり、自然の火でないことから火事の起こる心配がなくて安全である。 【0041】また、請求項2の発明の電子式ローソクによれば、光源の発光強度が周期的に変化するゆらぎ点灯が行える構成となっており、擬似炎体部がゆらいで見えるようになるので、点灯はより自然感に富むものとなる。 【0042】また、請求項3の電子式ローソクによれば、点灯開始から所定時間が経過すると光源が自動的に消灯するタイマ点灯が行える構成となっており、消灯作業が不要となるので、光源を消す手間が省ける上に、消し忘れも起こらない。 【0043】また、請求項4の電子式ローソクによれば、擬似ローソク体部にローソク本体器の必要電力を賄うための電池が配備されていて、ローソク本体器への外部配線が必要ないので、ローソク本体器の設置が迅速・容易に行える。
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| 【出願人】 |
【識別番号】593030923 【氏名又は名称】株式会社ニッシン
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| 【出願日】 |
平成11年9月27日(1999.9.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093056 【弁理士】 【氏名又は名称】杉谷 勉
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| 【公開番号】 |
特開2001−93307(P2001−93307A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月6日(2001.4.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−271679 |
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