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【発明の名称】 タスク・アンビエント照明器具
【発明者】 【氏名】小平 真二

【要約】 【課題】本発明は器具の施工性を向上させたタスク・アンビエント照明器具を提供することを目的とする【解決手段】請求項1の発明は点状光源3、この光源に光学的に対向して配設され1/2ビーム角が20°以下となる第1制光部材4を含んでなるタスク照明装置と;線状光源1、この光源に光学的に対向して配設され、1/2ビーム角が40°以上となる第2制光部材2を含んでなるアンビエント照明装置と;前記第2制光部材の開口端が前記第1制光部材の開口端とほぼ同一面に位置するように、タスク照明装置およびアンビエント照明装置をともに収容することのできる照明器具本体5と;を具備していることを特徴とする。

【解決手段】請求項1の発明は点状光源3、この光源に光学的に対向して配設され1/2ビーム角が20°以下となる第1制光部材4を含んでなるタスク照明装置と;線状光源1、この光源に光学的に対向して配設され、1/2ビーム角が40°以上となる第2制光部材2を含んでなるアンビエント照明装置と;前記第2制光部材の開口端が前記第1制光部材の開口端とほぼ同一面に位置するように、タスク照明装置およびアンビエント照明装置をともに収容することのできる照明器具本体5と;を具備していることを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】点状光源、この光源に光学的に対向して配設され1/2ビーム角が20°以下となる第1制光部材を含んでなるタスク照明装置と;線状光源、この光源に光学的に対向して配設され、1/2ビーム角が40°以上となる第2制光部材を含んでなるアンビエント照明装置と;前記第2制光部材の開口端が前記第1制光部材の開口端とほぼ同一面に位置するように、タスク照明装置およびアンビエント照明装置をともに収容することのできる照明器具本体と;を具備していることを特徴とするタスク・アンビエント照明器具。
【請求項2】第1制光部材は、点状光源に対して相対的に可動することを特徴とする請求項1記載のタスク・アンビエント照明器具。
【請求項3】タスク照明装置およびアンビエント照明装置は、それぞれ別個に点灯制御または調光制御を行なうことができる制御装置を有していることを特徴とする請求項1記載のタスク・アンビエント照明器具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】主として事務所、店舗などに使用するタスク・アンビエント照明に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、事務所の照明手法としてはタスク・アンビエント照明がある。これは、室内を机上面など作業を行う場所とその周囲とに分け、周囲照明および作業を行っていない机上面にはアンビエント照明と呼ばれる比較的低照度を維持できる間接照明を設け、各机上面には別個にタスク灯を設け、作業する机(上面)のみタスク照明を点灯することで、室内全体で使用される照明電力を削減したものである。
【0003】ここで、アンビエント照明には室内の照度均斉度を良くするために蛍光灯器具などが天井面に設置される。また、タスク灯は机上面を照明するために各机上面に置く、または机の端部に設けたアームの先端に光源およびセードを設けた照明器具が用いられる。この他、机の上部にアンビエント照明用として上面に間接照明の照明器具、下面に机上照明用のタスク灯が設けたものがある。
【0004】このように、タスク灯を個々の机に設けることで、机の移動があっても机上面照度を確保できるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのため机上面にタスク灯を置くためのスペースが必要なことやタスク灯のアームが隣接する机では、作業する人間に対して邪魔となる場合があるなど、タスク灯を置くことによる不都合があった。また、タスク灯およびアンビエント照明器具のそれぞれを天井面に設置する場合、それぞれの器具について天井面を加工しなければならないので、天井に施工する時間がかかりかねないものである。
【0006】本発明は器具の施工性を向上させたタスク・アンビエント照明器具を提供することを目的とする【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は点状光源、この光源に光学的に対向して配設され1/2ビーム角が20°以下となる第1制光部材を含んでなるタスク照明装置と;線状光源、この光源に光学的に対向して配設され、1/2ビーム角が40°以上となる第2制光部材を含んでなるアンビエント照明装置と;前記第2制光部材の開口端が前記第1制光部材の開口端とほぼ同一面に位置するように、タスク照明装置およびアンビエント照明装置をともに収容することのできる照明器具本体と;を具備していることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は請求項1記載のタスク・アンビエント照明器具において、第1制光部材は、点状光源に対して相対的に可動することを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は請求項1記載のタスク・アンビエント照明器具タスク照明装置およびアンビエント照明装置は、それぞれ別個に点灯制御または調光制御を行なうことができる制御装置を有していることを特徴とする。
【0010】請求項1の発明ではタスク照明装置およびアンビエント照明装置をともに収容することができる共通の器具本体に、異なる配光の制光部材である第1制光部材および第2制光部材のそれぞれの開口端をほぼ同一面上になるように配設したので、所望の配光を得られやすく、また、器具の施工性を向上させることができる。
【0011】請求項2の発明では第1制光部材は、タスク照明装置の中心光度の方向を可動できるので、本照明器具に対する照明対象の机の位置によって向きを合わせることが可能となる。
【0012】請求項3の発明では各光源のON/OFF制御および調光制御が単独に行えることで、アンビエント照明装置と個々のタスク照明装置が、室内の使用条件に応じて制御が可能である【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を示すタスク・アンビエント照明器具を図面を参照して説明する【0014】図1は本発明の一実施の形態を示すタスク・アンビエント照明器具の側面模式図、図2は、同じく下面模式図である。図においてタスク照明装置であるタスク灯は、点状光源、例えば白熱電球3、この光源3に光学的に対向して配設され1/2ビーム角が20°以下となる第1制光部材4を構成含んでなる。すなわち、タスク灯は、個々の机上面を照明するものであり、1個のタスク灯の点灯状態(ON/OFF)により隣接する机の机上面照度の影響は抑える必要があり、配光は狭い必要がある。
【0015】したがってこの配光は中心光度の1/2の光度値を有する角度が1/2以下(すなわち、1/2ビーム角が20°以下)であることが必要である。なお、光源はハロゲン電球でもよく、第1制光部材である反射板4は、より局所を照明するように鏡面反射面と放物面形状を有している。
【0016】また、アンビエント照明装置は、線状光源、例えば蛍光ランプ1、この光源1に光学的に対向して配設され、1/2ビーム角が40°以上となる第2制光部材2を含んで構成されているすなわち、アンビエント照明は室内全体の照度均斉度を高くする必要があることから、配光が広いものが有効であり、中心直下光度の1/2の光度値を有する角度が40°以上(すなわち、1/2ビーム角が40°以上)であることが必要である。なお、第2制光部材2である反射板は、白色塗装で全般照明として広い配光を有している。
【0017】そして、第2制光部材2の開口端2aは、第1制光部材4の開口端4aとほぼ同一面に位置するように配設されている。仮に、開口端4aが開口端2aよりも器具本体側の奥の方に配置されると、上述したような配光が得られるように設計されている第1制光部材4で反射された反射光は、第2制光部材2の開口端2a1で遮光される場合が生じ、所望の配光が得られないことがある。
【0018】また、この逆に開口端2aが開口端4aよりも器具本体側の奥の方に配置されると、第2制光部材2で反射された反射光は、第1制光部材4の開口端4aで遮光される場合が生じ、所望の配光が得られないことがある。
【0019】したがって、タスク照明装置およびアンビエント照明装置をともに収容することができる共通の器具本体5に異なる配光の制光部材である第1制光部材4および第2制光部材2を配設して所望の配光を得るためには両者の開口端4aおよび開口端2aをほぼ同一面上になるようにするのが適切である【0020】また、器具の施工時には、タスク照明装置およびアンビエント照明装置を含んだ器具本体5を天井面に取付るので一つの照明器具の取付感覚で作業することができるので、施工性が向上する【0021】なお、各光源には蛍光ランプ(コンパクト形蛍光ランプ、電球形蛍光ランプも含む)、白熱電球(ハロゲン電球、クリプトン電球も含む)等が一般的であるが、その他、光を発するものであればなんでもよい。また、各制光部材としては、反射板、ルーバー、プリズムが一般的であるが、この他光源から放射された光を所要の方向に変換する部材であればなんでもよい。
【0022】また、タスク灯として使用する配光の狭い第1制光部材4は、その中心光度の方向を可動できるようにしておくことで、本照明器具に対する照明対象の机の位置によって向きを合わせることが可能となる。
【0023】さらにまた、各光源1,3のON/OFF制御および調光制御が単独に行えることで、アンビエント照明と個々のタスク灯が、室内の使用条件に応じて制御が可能である。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によると、タスク照明装置およびアンビエント照明装置をともに収容することができる共通の器具本体に、異なる配光の制光部材である第1制光部材および第2制光部材のそれぞれの開口端をほぼ同一面上になるように配設したので、所望の配光を得られやすく、また、器具の施工性を向上させることができる。
【0025】請求項2の発明によると第1制光部材は、タスク照明装置の中心光度の方向を可動できるので、本照明器具に対する照明対象の机の位置によって向きを合わせることが可能となる。
【0026】請求項3の発明によると各光源のON/OFF制御および調光制御が単独に行えることで、アンビエント照明装置と個々のタスク照明装置が、室内の使用条件に応じて制御が可能である。
【出願人】 【識別番号】000003757
【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
【出願日】 平成11年9月28日(1999.9.28)
【代理人】 【識別番号】100101834
【弁理士】
【氏名又は名称】和泉 順一
【公開番号】 特開2001−93303(P2001−93303A)
【公開日】 平成13年4月6日(2001.4.6)
【出願番号】 特願平11−273836