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【発明の名称】 照明器具の支持構造
【発明者】 【氏名】小川 巧

【要約】 【課題】高速道路や駅前広場等で使用する照明器具を支柱に確実且つ容易に支持することができる照明器具の支持構造を提供することを目的とする。

【解決手段】照明器具本体11の支柱受部31と、同支柱受部に対して傾動自在に構成してなる支柱クランプ35を有し、支柱クランプの固定端と可動端に複数本のボルト38,39を嵌入して構成し、また固定端において支柱クランプ35は遊度を有して支柱受部に対して支持してある。さらに可動端のボルト39を締め付けることにより、支柱受部に向かって支柱クランプが全体的に圧接され、支柱受部と支柱クランプとの間に支柱が支持されるように構成してある。
【特許請求の範囲】
【請求項1】内部に光源を収納してなる照明器具本体を支柱の頂部に支持する照明器具の支持構造において、照明器具本体の支柱受部と、同支柱受部に対して傾動自在に構成してなる支柱クランプを有し、同支柱クランプの固定端と可動端に複数本の締付けボルトを嵌入して構成し、また固定端において支柱クランプは遊度を有して支柱受部に対して支持し、さらに可動端のボルトを締め付けることにより、支柱受部に向かって支柱クランプが全体的に圧接され、支柱受部と支柱クランプとの間に支柱が支持されるように構成したことを特徴とする照明器具の支持構造。
【請求項2】内部に光源を収納してなる照明器具本体を支柱の頂部に支持する照明器具の支持構造において、照明器具本体の支柱受部に、内側に支柱押圧部を有する支柱クランプを傾動自在に構成し、また支柱受部と支柱クランプとの間に、複数のボルト挿入筒を形成し、またボルト挿入筒に対応して支柱クランプに空孔を形成し、さらに可動端のボルトを締め付けることにより、支柱押圧部が支柱を平均的に押さえ付けるように構成したことを特徴とする項照明器具の支持構造。
【請求項3】支柱クランプは固定端側において、下面に切欠きを有して構成したことを特徴とする請求項2記載の照明器具の支持構造。
【請求項4】支柱押圧部は支柱クランプの内側に、長手方向に沿って一対の突部を有して構成したことを特徴とする請求項2記載の照明器具の支持構造。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明器具の支持構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高速道路や駅前広場等で、照明器具を支柱の頂部に支持し使用することが行なわれている。例えば図9示すように、内部に反射鏡2と光源3を装着してなる照明器具本体1の支持部4に、円筒状の支柱受5を一体的構成し、さらに同支柱受5に支柱6を嵌入し、支柱受5の外側より支柱6に向かって複数本のボルト7を螺合し、支柱に照明器具を支持固定している。また図9において、8は照明器具本体の光源を収納する部屋と支柱受を配置する部屋を仕切るための仕切板である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した照明器具の支持構造によると、支柱受を配置する部屋は一般に狭く上下複数箇所のボルトの締付作業に手数を要する欠点がある。また支柱に照明器具を確実に支持するには、全部のボルトをできる限り均一に締付ける必要があり、締付作業が複雑となる欠点がある。また図9に示すように照明器具本体の外側に一部のボルトが出る構造によると、デザイン上美観を損なう欠点がある。
【0004】本発明は上記の点に鑑み発明したものであって、支柱に照明器具を確実且つ容易に支持固定することができる照明器具の支持構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決するために次の構成とする。請求項1に記載の発明は、内部に光源を収納してなる照明器具本体を支柱の頂部に支持してなる照明器具の支持構造に関する。また照明器具本体の支柱受部と、同支柱受部に対して傾動自在に構成してなる支柱クランプを有し、同支柱クランプの固定端と可動端に複数本の締付けボルトを嵌入して構成してある。また固定端において支柱クランプは遊度を有して支柱受部に対して支持し、さらに可動端のボルトを締め付けることにより、支柱受部に向かって支柱クランプが全体的に圧接され、支柱受部と支柱クランプとの間に支柱が支持されるように構成してある。
【0006】請求項1に記載の発明によると、支柱に照明器具を確実且つ容易に支持固定することができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、内部に光源を収納してなる照明器具本体を支柱の頂部に支持してなる照明器具の支持構造に関する。また照明器具本体の支柱受部に、内側に支柱押圧部を有する支柱クランプを傾動自在に構成してある。また支柱受部と支柱クランプとの間に、複数のボルト挿入筒を形成し、またボルト挿入筒に対応して支柱クランプに空孔を形成してある。さらに可動端のボルトを締め付けることにより、支柱押圧部が支柱を均一に押さえ付けるように構成してある。
【0008】請求項2に記載の発明によると、支柱に照明器具を確実且つ容易に支持固定することができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の照明器具の支持構造において、支柱クランプは固定端側において、下面に切欠きを有して構成してある。
【0010】請求項3に記載の発明によると、支柱クランプは固定端側において遊度を有し、可動端のボルトを締め付けることにより、支柱クランプにて支柱を確実に支持することができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の照明器具の支持構造において、支柱押圧部は支柱クランプの内側に、長手方向に沿って一対の突部を有して構成してある。
【0012】請求項4に記載の発明によると、支柱クランプの一対の突部により、支柱を確実に支持することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明を図1乃至図8について説明する。図1において、11は照明器具本体であって、光源収納室12と、支柱支持室13を有して形成してある。14は照明器具本体11の上側に開閉自在に支持してなる上蓋、15は上蓋14を開閉自在に支持するための支持具である。16は光源収納室12に装着支持してなる反射鏡であって、例えばアルミニュウムで構成してある。17は光源収納室12の内部に支持してなるソケット支持台、18はソケット支持台17に固定してなるソケット、19は照明器具本体11の下面に配置してなる前面ガラスであって、例えば平板状の強化ガラスを用いて構成してある。20は光源収納室12と支柱支持室13を仕切るための仕切板である。21はソケット17に装着してなる光源であって、例えば400ワット程度の高圧放電ランプを用いて構成してある。22は頂部に照明器具を支持してなる支柱である。
【0014】次に支柱22への照明器具の取付けを図2乃至図8について説明する。図2乃至図8において、31は支柱支持室13に配置してなる支柱受部であって、内面を半円筒状に形成してある。32は支柱受部31の内面に形成した一対の突起であり、支柱を受ける。33,34は支柱受部31の内面に形成した複数のボルト挿入筒であって、支柱挿入端側に一対、支柱挿入奥部に一対形成してある。35は支柱受部31に対して傾動自在に構成してなる支柱クランプであって、ボルト挿入筒33,34に対応する位置に空孔36,37を形成してある。同空孔36はボルト挿入筒33の外径より若干大きく形成してある。また空孔37はボルト挿入筒34の外径より若干小さく形成してある。38,39は支柱クランプ35の空孔36,37からボルト挿入筒33,34に螺合する複数本のボルトであって、図2,図3における支柱挿入端側の一対のボルト38は一定の高さに設定して固定し、固定端として構成してある。また同図2,図3における支柱挿入奥部の一対ボルト39は締付けるように構成し、可動端として構成してある。そして支柱受部31と支柱クランプ35との間に支柱に締付ける。なお支柱の挿入は可動端から固定端に向かって挿入するような構成にしてもよい。また支柱クランプ35は、固定端側において、下面に切欠き40を有して構成してある。41は支柱クランプ35の内側に、長手方向の沿って一対形成した突部であって、支柱の外壁を押圧する高さに構成してある。
【0015】次に支柱への照明器具の取付け動作を図6乃至図8にしたがい説明する。
【0016】[支柱への照明器具の取付け]■図6に示すように支柱受部31に対して支柱クランプ35がフリーの状態のとき、支柱の頂部に、照明器具の支柱支持室13の支柱受部31と支柱クランプ35を当接する。
■かかる後、可動端のボルト39を締付けると、支柱クランプ35は可動端側において押圧され、図7に示すように可動端側が下降していく。
■さらに、可動端のボルト39を締付けると、図8に示すように、支柱クランプ35は可動端側において下降し、固定端側が上昇し、支柱クランプ35は支柱に対して平行となり、全体的に平均した圧力で支柱を押圧し、照明器具を支柱に確実に支持することができる。なお照明器具を支柱から取外すには、可動端側の一対のボルト39を緩めることにより、支柱クランプ35は、支柱へ照明器具を支持するときとは逆に動作し、取外すことができる。
【0017】
【発明の効果】上記した請求項1と請求項2に記載の発明によると、支柱に照明器具を確実且つ容易に支持固定することができる特別な効果がある。
【0018】請求項3に記載の発明によると、可動端のボルトを締め付けることにより、支柱に照明器具を確実且つ容易に支持固定することができる特別な効果がある。
【0019】請求項4に記載の発明によると、支柱クランプの一対の突部により、支柱に照明器具を確実且つ容易に支持固定することができる特別な効果がある。
【出願人】 【識別番号】000000192
【氏名又は名称】岩崎電気株式会社
【出願日】 平成11年6月18日(1999.6.18)
【代理人】
【公開番号】 特開2001−6405(P2001−6405A)
【公開日】 平成13年1月12日(2001.1.12)
【出願番号】 特願平11−171817