| 【発明の名称】 |
携帯用ランタン |
| 【発明者】 |
【氏名】山本 晃
|
| 【要約】 |
【課題】必要な場所に無駄なく光を照射することができ、しかもコンパクトに収容することができる携帯に便利なランタンを提供すること。
【解決手段】発光体を備えた本体1に、発光体を囲むウィング形の複数枚のリフレクター8を開閉可能に設けることにより、必要な場所に無駄なく光を照射することを可能となり、しかも収納や携帯時に、リフレクター8を閉じることにより、発光体が保護される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 発光体を備えたランタン本体に、発光体を囲むウィング形の複数枚のリフレクターを開閉可能に設けた携帯用ランタン。 【請求項2】 上記ランタン本体の発光体が、カセットボンベのガスを燃料とするマントル発光する燃焼部からなる請求項1記載の携帯用ランタン。 【請求項3】 上記ランタン本体の左右下部に、遮熱用のウィングを開閉可能に設けた請求項2記載の携帯用ランタン。 【請求項4】 上記ランタン本体に、燃焼部を保護するガードを設け、このガードの後方左右に、リフレクターを開閉可能に取り付けた請求項3記載の携帯用ランタン。 【請求項5】 上記ガードの前方左右に、メッシュを張設したメッシュフレームを、開閉可能に設けた請求項4記載の携帯用ランタン。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、リフレクターをコンパクトに折畳んで収容することができる携帯に便利なランタンに関するものである。 【0002】 【従来の技術とその課題】従来のランタンには、発光体(マントル、電球など)の周りに、ガラス製や金属メッシュ製のホヤや、パラボラ状のリフレクターが設置されている。 【0003】このホヤやパラボラ形のリフレクターは、嵩張るため、収納や携帯に不便であった。 【0004】また、発光体として、マントルを使用したものでは、風向きなどによって、必要な場所だけに、無駄なく光を照射するということがなかなか困難であった。 【0005】そこで、この発明は、必要な場所に無駄なく光を照射することができ、しかもコンパクトに収容することができ、携帯に便利なランタンを提供しようとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明のランタンは、上記の課題を解決するために、発光体を備えた本体に、発光体を囲むウィング形の複数枚のリフレクターを開閉可能に設けたものである。 【0007】複数枚のリフレクターの開閉角度を調節することにより、必要な場所に無駄なく光を照射することが可能となる。 【0008】また、リフレクターを閉じると、発光体が囲まれて保護され、しかもコンパクトになるため、収納や携帯に便利である。 【0009】 【発明の実施の形態】この発明に係るランタンは、発光部が、マントル発光のものでも、電球のいずれでもよいが、図1〜図6の形態は、カセットボンベのガスを燃料とするマントル発光のものを示している。 【0010】このランタンは、液化ブタン等が充填された丸型のカセットボンベAに装着して使用され、ランタン本体1は、カセットボンベAに着脱自在に装着するためのコネクター部2と、内部にニードルバルブ、空気室を有するバルブ部3と、燃焼部4とからなる。 【0011】上記コネクター部2の下面には、バルブパッキンが設けられている。 【0012】バルブ部3には、ニードルバルブを操作してガス量を調節するためのハンドル5が設置されている。このハンドル5は、収容の際に、図3に示すように、上方へ跳ね上げることができるようになっている。 【0013】上記バルブ部3の上部には、燃焼部4を前後と上方を囲むステンレス製のガード6が取り付けられている。このガード6の前面には、上下に窓孔7を複数個形成している。この窓孔7を設ける必要は必ずしもなく、窓孔7から光をより多く照射させたい場合には、適宜大きく形成すればよい。 【0014】上記ガード6の両側面の後方には、ガード6の側面を覆う大きさのウィング形のリフレクター8が、垂直方向の回転軸9によって、ガード6に対して開閉自在に取り付けられている。上記リフレクター8は、アルミ製のガード板10と、その内面に取り付けられた反射板11とからなる。 【0015】また、ガード6の両側面の前方には、垂直方向の回転軸20によって、コ字形のメッシュフレーム12が、ガード6に対して開閉自在に取り付けられている。このメッシュフレーム12は、リフレクター11よりも一回り小さく形成されており、リフレクター8を閉じた際に、その内側に収まるようになっている。上記メッシュフレーム12には、光を和らげるために、ステンレス製のメッシュ13を張設している。 【0016】上記燃焼部4には、マントル14が被せられており、燃焼部4の燃焼によりマントル発光するようになっている。 【0017】また、ガードの下方には、ホヤ受け15が設けられている。 【0018】上記ランタン本体1の下部両側には、燃焼部4の熱を遮断して、ガスボンベAの過熱を防止する樹脂製のウィング16が設置されている。このウィング16は、バルブ部3の外面左右に設けられたブラケット17に、水平方向の回転軸18によって垂直位置から左右上方に開くように取り付けられている。 【0019】上記バルブ3には、ハンドル8を回して、ガスボンベAから燃焼部4にガスを供給した状態で、ガスに着火させるための圧電ユニット18が設けられている。 【0020】上記ランタン本体1のホヤ受け15の両側には、メッシュフレーム12を内側にして、リフレクター8を畳んだ状態で、リフレクター8が開かないようにするためのロック金具19が設けられ、このロック金具19はバネによって上方に跳ね上がるようになっている。 【0021】上記ランタンの使用方法について説明する。 【0022】まず、ランタン本体1の下部のウィング16を、図2及び図3に示す垂直状態から開いて、コネクター部2を、図1に示すように、ガスボンベAに装着した後、ロック金具19を下方に下ろして、リフレクター8と、メッシュホルダー12を順次開く。そして、ハンドル5を回して、燃焼部4にガスを送り、圧電ユニット18の押しボタンを押して燃焼部4に点火する。燃焼部4に着火すると、マントルが発光する。この後、必要な場所に光が当たるように、リフレクター8のメッシュホルダー12の開き角度を調節する。 【0023】次に、上記の使用状態から、ランタンを収容状態にするには、ハンドル5を回して、ガスボンベAのガスを止める。そして、燃焼部4を消火した後、コネクター部2をガスボンベAから取り外した後、メッシュホルダー12を内側になるように、メッシュホルダー12とリフレクター8を順次閉じた後、ロック金具19を上方に上げて、リフレクター8の開きを止める。更に、ハンドル5を上方に上げた状態で、ウィング16を下方に下げると、図2及び図3に示すように、リフレクター8とウィング16がランタン本体に沿うように垂直に小さく折畳まれる。 【0024】上記ランタンは、発光部として、マントル発光するのものについて説明したが、発光部としてはマントル発光の他、電球を使用するものでもよい。 【0025】 【発明の効果】以上のように、この発明に係るランタンは、リフレクターをランタン本体に沿うように垂直に小さく折畳むことができるので、収容の際に嵩張らず、携帯に便利である。 【0026】また、リフレクターを閉じると、発光体がリフレクターによって囲まれて保護されるので、別途ケースなどに収容する必要がなく、そのままポケットに入れて携帯することができる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】595062539 【氏名又は名称】山本 晃
|
| 【出願日】 |
平成12年2月29日(2000.2.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074206 【弁理士】 【氏名又は名称】鎌田 文二 (外2名)
|
| 【公開番号】 |
特開2001−243804(P2001−243804A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月7日(2001.9.7) |
| 【出願番号】 |
特願2000−54213(P2000−54213) |
|