| 【発明の名称】 |
バルクローリにおけるLPガス供給量の記録装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】中井 勝章
【氏名】野口 幸太
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| 【要約】 |
【課題】バルク貯槽へLPガスの供給に伴って操作される記録装置を運転室内に設置して、その操作性を向上させる。
【解決手段】バルク貯槽へLPガスを供給するバルクローリにおける主として配送伝票を作成するためLPガス供給配管経路に設けた流量計25からの信号を受けて出力する記録装置10において、運転室のほぼ中央部の中央助手席部に設けた支持部材14に記録装置10を助手席側へ移動させる移動部材12を介して設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】バルク貯槽へLPガスを供給するバルクローリにおける主として配送伝票を作成するためLPガス供給配管経路に設けた流量計からの信号を受けて出力する記録装置において、運転室のほぼ中央部の中央助手席部に設けた支持部材に記録装置を助手席側へ移動させる移動部材を介して設けたことを特徴とするバルクローリにおけるLPガス供給量の記録装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、地上側に設置したバルク貯槽等にLPガスを供給するバルクローリに係わり、主として配送伝票を作成するためのLPガス供給量の記録装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、ガスボンベによる液化ガスの供給形態から、容量の大きい設置型のバルク貯槽を供給地に備えてタンクローリによって直接充填する供給形態が一般家庭でも普及してきており、この輸送車をバルクローリと称している。 【0003】バルクローリは、図4に示すように、走行車両4の車台にLPガスタンク1が搭載され、需要者に設置されたバルク貯槽へ供給するための液送ポンプやホースなどが装備されている。また、民家の近くにおいてLPガスの供給を行うため種々の安全装置が付設されている。なお、図4において、2は弁計器箱、3はホースリール箱である。 【0004】図5はバルクローリに付設される配管系統を示す代表的な図であり、LPガスタンク1の下部には、緊急遮断弁21、22、23が設けられ、バルク貯槽への供給および基地でLPガスタンク1へ充填するための配管が接続されている。緊急遮断弁23からの配管31にはLPガスタンク1のLPガスを取り出す液送ポンプ24が設けられ、その吐出側は配管32により流量計25を介してホースリール26へ接続されている。そして、LPガスはホースリール26の液ホースをバルク貯槽へ接続して供給される。 【0005】また、緊急遮断弁21からの配管33は、ガス用のホースリール27に接続されており、バルク貯槽へのLPガスの供給時にはバルク貯槽に接続され、LPガスタンクとバルク貯槽の圧力(ガス)を均等にするようにしている。そして、バルク貯槽への供給はバルク貯槽側から無線などによって行われており、この信号の受信、液送ポンプの起動停止および各種安全を確保するための制御を行う操作盤が別途設けられている。 【0006】また、バルク貯槽へLPガスを供給した場合に、どれだけ供給したかを需要者に知らせるため、上記流量計25から信号を受けて演算処理して配送伝票として印刷する記録装置が備えられている。なお、緊急遮断弁22からの配管34は、基地においてLPガスをLPガスタンク1へ充填する場合に使用されるもので、その先端には基地側の充填ホースと接続される受入口35が設けられている。また、28は液面計、29は安全弁である。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】LPガスの供給量の記録装置は、弁計器箱やホースリール箱内に設ける場合は、安全上の観点から防爆対策を行う必要があり、装置が大型化するばかりでなく高価なものとなる。一方、運転室内に設ける場合は、その必要はないが運転の邪魔にならず、しかも記録装置の操作がし易い位置を選定しなければならない。 【0008】従来、運転室内の記録装置は、運転席の隣の中央助手席部に設置しており、これを操作する場合は、運転席と反対側の助手席のドアを開けて助手席に乗り込んで横向きで操作している。このため、記録装置の表示部が見にくく、配送伝票の作成に手間取っている。 【0009】本発明は上記の点に鑑み、バルク貯槽へLPガスの供給に伴って操作される記録装置を運転室内に設置して、その操作性を向上させることを目的とするものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明では次の手段を採った。即ち、バルク貯槽へLPガスを供給するバルクローリにおける主として配送伝票を作成するためLPガス供給配管経路に設けた流量計からの信号を受けて出力する記録装置において、運転室のほぼ中央部の中央助手席部に設けた支持部材に記録装置を助手席側へ移動させる移動部材を介して設けたことを特徴としている。 【0011】本発明の記録装置は、LPガスをバルクローリによってバルク貯槽へ順次供給する小分けの配送に使用され、その供給量を配送伝票として出力するものである。LPガスの供給量はバルクローリのLPガスタンクから液送ポンプによってバルク貯槽へ供給される配管経路に設けられた流量計の信号を受けて演算処理する。 なお、LPガスは温度によってその体積が変化するので、流量計は質量を計測する形式のものを使用するのが望ましい。 【0012】この記録装置は常時は中央助手席部のスペース内に収まっており、使用時には助手席側へ引き出せる。助手席側へ移動させる移動部材は、記録装置の不使用時は中央助手席部のスペース内に収まるものであれば、その機構はとくに問わないが、スライドレールを用いるのが簡便である。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明のバルクローリにおけるLPガス供給量の記録装置の実施形態例を図面に基づいて説明する。図1は、バルクローリの運転室部分の平面図で、記録装置10は運転室内のほぼ中央の中央助手席部に設けられ、助手席6側へ移動可能に構成されている。なお、5は操作盤である。 【0014】すなわち、図2および図3に示すように、記録装置10の下端には受金11が固設されており、支持部材14に移動部材12を介して設けられている。そして、記録装置10を手動で引き出すことによって助手席側(運転席の反対側)に移動させることができる。移動部材12は通称スライドレールと言われる平面軸受けを使用している。 【0015】記録装置10はLPガスタンクから液送ポンプによってバルク貯槽へ供給される配管経路に設けられた流量計25(図5)と配線接続されており、流量計25からの信号を受けて、配送量を演算し印字するもので、その表面にはディスプレイ15、記録紙排出口16およびスイッチ17などが付設されている。 【0016】ディスプレイ15はデータの表示の外、日時や顧客名の入力など各種の操作ができるようになっており、タッチパネル型のものを使用している。なお、記録装置10の隣に設けられている操作盤5は、LPガスの供給のための各機器への電源の供給および各機器からの信号を受け液送ポンプの駆動停止や安全を確保するための動作を行うものである。例えば、LPガスをバルク貯槽へ供給中は、ガス洩れ、他車などの追突があると非常停止させたり、ホースリールのホースを引き出すと車両の全輪にブレーキがかかるようにしている。また、上記流量計25においてLPガスが気液混合状態であることを検知すると液送ポンプを停止させるようにしている。 【0017】このように構成されているので、作業者がバルク貯槽へLPガスを供給し、配送伝票を作成する場合は、助手席側のドアを開けて記録装置10を手前(助手席側)に引き込み、ディスプレイ15を操作して、日時や顧客名を入力し、供給量をチェックし、印字用のスイッチ17を操作する。この操作はディスプレイ15の正面から行えるので、見やすく、また、操作もし易い。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のバルクローリにおけるLPガス供給量の記録装置は、運転室のほぼ中央部の中央助手席部に設けた支持部材に記録装置を助手席側へ移動させる移動部材を介して設けたので、バルク貯槽へLPガスを供給後の、配送伝票の作成では、助手席側のドアを開けて記録装置を手前に引き込み、ディスプレイ15に対し正面から操作が行えるので、見やすく、また、操作もし易い。したがって、間違いも少なくなり、作業能率が上がる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004617 【氏名又は名称】日本車輌製造株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年12月17日(1999.12.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082500 【弁理士】 【氏名又は名称】足立 勉 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−173900(P2001−173900A) |
| 【公開日】 |
平成13年6月29日(2001.6.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−359038 |
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