| 【発明の名称】 |
スタンドにおける支持台 |
| 【発明者】 |
【氏名】井上 徹
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| 【要約】 |
【課題】種々の使用用途に対応することができるスタンドにおける支持台を提供するものである。
【解決手段】スタンド1の支脚4の上端部に装設される支持台6であって、該支持台6を、固定側の受け台部7と該固定受け台部7の前面を覆蓋しかつ該固定側の受け台部7に対してその前面を開閉口する方向に所定の範囲の回動可能に装設された可動側の受け台部8とから構成し、その回動部位には該可動側の受け台部8の開方向への回動終端を規制するストッパ手段16を設けるとともに、その回動時に所定の回動抵抗力を付与する回動抵抗付与手段12を設けたものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 スタンドの支脚の上端部に装設される支持台であって、該支持台を、固定側の受け台部と該固定側の受け台部の前面を覆蓋しかつ該固定側の受け台部に対してその前面を開閉口する方向に所定の範囲の回動可能に装設された可動側の受け台部とから構成し、その回動部位には該可動側の受け台部の開方向への回動終端を規制するストッパ手段を設けるとともに、その回動時に所定の回動抵抗力を付与する回動抵抗付与手段を設けてなるスタンドにおける支持台。 【請求項2】 固定側の受け台部及び可動側の受け台部の少なくともいずれかには所望の収納空間部、載置平面部、及び表示部が形成されている請求項1記載のスタンドにおける支持台。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、各種の用途に使用されるスタンドにおける支持台に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、スタンドにおける各種の物品を載置等するための支持台にあっては、該スタンドの支脚に対し、単に所定の範囲回動するように装設された構造のものが主であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記した構造のものにあっては、支持台が単にスタンドに対して所定の範囲回動するのみで、しかも各種の物品を載置するための機能にとどまるものであり、種々の用途に対応することができなかった。そこで、本発明は、種々の使用用途に対応することができるスタンドにおける支持台を提供することを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記した課題を解決するために、請求項1の発明は、スタンドの支脚の上端部に装設される支持台であって、該支持台を、固定側の受け台部と該固定側の受け台部の前面を覆蓋しかつ該固定側の受け台部に対してその前面を開閉口する方向に所定の範囲の回動可能に装設された可動側の受け台部とから構成し、その回動部位には該可動側の受け台部の開方向への回動終端を規制するストッパ手段を設けるとともに、その回動時に所定の回動抵抗力を付与する回動抵抗付与手段を設けてなることを要旨とするものである。この構成によれば、固定側の受け台部及び可動側の受け台部のそれぞれの使用用途を選択することができるとともに、回動部位における回動抵抗付与手段によって可動側の受け台部の回動を円滑にすることができるとともに、ストッパ手段によって可動側の受け台部の回動停止位置を確保することができるので、該固定側の受け台部及び可動側の受け台部の各種の使用用途を拡大することができる。 【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明において、固定側の受け台部及び可動側の受け台部の少なくともいずれかには所望の収納空間部、載置平面部、及び表示部が形成されていることを要旨とするものである。この構成によれば、固定側の受け台部及び可動側の受け台部をそれぞれ種々の使用用途に簡易に対応することができる。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって、説明する。図において、本実施の形態におけるスタンド1全体は、移動用ローラ手段2を備えた脚台3と、該脚台3に立設された支脚4と、該支脚4の上端部に取付け基台部5を介して装設された支持台6とから構成されている。 【0007】前記脚台3は平面形状がほぼU字状に形成され、その下面側には移動用ローラ手段2〜2が回動自在に所定の個所に装設されており、その上面のほぼ中央部位には支脚4が若干の前傾状態で立設されている。 【0008】この支脚4は断面楕円形状の筒体からなり、このほぼ下端部には取付け駒4aが嵌着されるとともに、該取付け駒4aには2個所にねじ孔4b,4bが貫設されていて、前記脚台3に対して下方より該取付け駒4aのねじ孔4b,4bに螺入される取付けボルト4c,4cより強固に締付け固定されており、上端部にはほぼ矩形の平板状の取付け基台部5が該支脚4の前傾状態とは逆方向の後傾状態で固着され、この取付け基台部5の両側縁部には先端部に取付け部5bを曲折形成した取付けフランジ部5aが立設状に曲折形成されている。なお、平板状の取付け基台部5は後述する支持台6の固定側の受け台部7の下面全体のほぼ半分位いの面積を有する大きさに形成されている。 【0009】前記支持台6は所望の厚みを有するほぼボックス状に形成されるとともに、そのほぼ中央部位から上下に2分割されて、一方を固定側の受け台部7とし、他方を可動側の受け台部8としてそれぞれ形成されている。 【0010】前記固定側の受け台部7はその外郭フレームを残して上面を開口しかつ所定の深さの所望形態の収納空間部Sが区画形成されており、その下面側の中央部より全体としてほぼ半分位の部位に前記取付け基台部5が位置されるとともに、該取付け基台部5に対して下部から取付けボルト9により強固に取付け固定されている。これにより、支持台6の固定側の受け台部7は取付け基台部5の傾斜状態と同方向の傾斜状態、すなわち、前記支脚4の前傾状態とは逆方向の後傾状態で装設されるものである。 【0011】そして、固定側の受け台部7の下部側縁部にはその幅方向に沿ってほぼ1/4の円弧状の凹部7aが形成され、この凹部7aに対して該固定側の受け台部7に埋設状態に装設された前記取付け基台部5のフランジ部5a,5aのそれぞれの端面の取付け部5aが位置されるように対向されている。 【0012】この固定側の受け台部7の凹部7a全体にわたって固定軸部10が配設されるとともに、該固定軸部10のほぼ両側二箇所は平面状の切り欠き部10aが形成されかつ両軸端部には後述する回動抵抗付与手段を装設する軸孔部10bが穿設されており、この二箇所の切り欠き部10aに前記取付け基台部5のフランジ部5aの端面の取付け部5bが対向位置されて該取付け基台部5が取付けボルト11により締付け固定されている。しかして、固定側の受け台部7はその下部側縁部に対して取付け基台部5のフランジ部5aを介して固定軸部10が取付け固定されるものである。 【0013】前記可動側の受け台部8は前記固定側の受け台部7の収納空間部Sを上方から覆蓋するように対向位置されるとともに、その下端縁部が該固定側の受け台部7の下端縁部の固定軸部10に対して回動抵抗付与手段12を介して所定範囲の回動可能に装設されている。 【0014】この可動側の受け台部8はその外郭フレームを残して内部が上面を開口しかつ所定の深さの空所に形成されるとともに、下部側縁部には前記固定軸部10の外周に対向するように前記固定側の受け台部7の凹部7aと同様にその幅方向に沿ってほぼ1/4の円弧状の凹部8aが形成され、その上面には該空所を閉塞する平板部材13が取付けられている。 【0015】そして、内部の両側には平板状のヒンジ部材14がそれぞれ固定され、このヒンジ部材13の一端部が可動側の受け台部8の凹部8aから若干突出されて後述する回動抵抗付与手段12の回動軸に対応するようになっており、該ほぼ端部には角孔14aが貫設されている。なお、平板部材13は所望の載置平面部13aとなして所定の物品が乗載可能であり、また筆記等の作業ができるようになっている。 【0016】前記固定軸部10の軸孔部10b内には回動抵抗付与手段12として、例えば、角筒状の外筒内に非圧縮性の流体が封入されるとともに回動軸が回動可能に装設され、この回動軸の回動に伴い封入された流体の流量を制御するようにして、回動軸の一方向の回動時には該回動軸に対して所定の回動トルク(回動抵抗)が付与され、かつ元の状態への復帰回動時には、その回動トルク(回動抵抗)が0となるように設定構成された、所謂、オイルダンパ装置が回動抵抗付与手段12として装設されるものである。 【0017】すなわち、軸孔部10b内に角孔を貫設した固定環15が止めピン15aにより回動不能に嵌着され、この固定環15の角孔内に回動抵抗付与手段12としてのオイルダンパ装置における角筒状の外筒部が回動不能に嵌着され、その回動軸の角軸部12aが該外筒部及び固定環15の端面より外方に突出されている。この回動抵抗付与手段12としてのオイルダンパ装置における回動軸の角軸部12aに対して前記可動側の受け台部8のヒンジ部材14の角孔14aが回動不能に嵌合されている。 【0018】しかして、可動側の受け台部8は、固定側の受け部材7の固定軸部10に対して回動抵抗付与手段12としてのオイルダンパ装置におけるその回動軸を中心として回動されるものであり、該固定側の受け部材7の上面を覆蓋した状態から該上面を開放する方向(図中反時計方向)に回動するときには、可動側の受け台部8の回動とともにヒンジ部材14が回動され、ともに回動抵抗付与手段12としてのオイルダンパ装置における回動軸が回動される。したがって、可動側の受け台部8が回動軸の一方向への回動動作時のオイルダンパ装置における機能により所定の回転トルク、すなわち所定の回動抵抗が付与された状態で回動される。また、可動側の受け台部8が固定側の受け部材7の上面を覆蓋する方向(図中時計方向)に回動するときには、回動軸の他方向への回動動作時のオイルダンパ装置における機能により回転トルク、すなわち回動抵抗が付与されない0の状態で回動されるものである。 【0019】また、可動側の受け台部8は、前記固定軸部10の両軸端面にそれぞれ突設されたストッパピン16にヒンジ部材14の下面側端縁が当接することにより、必要以上の開方向への回動が阻止されるとともに、その終端位置は、可動側の受け台部8がほぼ水平状態となる位置に設定されている。 【0020】前記回動抵抗付与手段12としてのオイルダンパ装置における回動軸の角軸部12aにはインナキャップ環17が嵌着指されており、その内端面が前記ヒンジ部材14の側面に当接されるとともに、その外端部から挿通された取付けボルト17aにより該ヒンジ部材14に対して一体的に固定されている。また、インナキャップ環17の外面側には前記固定軸部10の端部、回動抵抗付与手段12の露出する部位を覆蓋するアウタキャップ18が取外し可能に嵌合定置されている。 【0021】以上のように構成された本実施の形態におけるスタンド1にあって、まず、スタンド1全体は脚台3におけるローラ手段2によって、そのまま任意の場所に移動することができるものである。 【0022】そして、支持台4にあっては、固定側の受け台部7に対してその固定軸部10を中心として可動側の受け台8を図示反時計方向に利用者の人力により回動することによって、該固定側の受け台部7の収納空間部Sの上方を開放することができるとともに、その収納空間部S内に種々の物品等を収納し、また該収納した物品を取出すことができるものである。 【0023】この可動側の受け台8は回動抵抗付与手段12としてのオイルダンパ装置におけるその回動軸を中心として回動されるものであり、該可動側の受け台部8を図示反時計方向(開方向)に回動すると、これとともにヒンジ部材14が一体に回動され、ともに回動抵抗付与手段12としてのオイルダンパ装置における回動軸が回動される。 【0024】この回動抵抗付与手段12としてのオイルダンパ装置における機能、すなわち、回動軸が一方向に回動する時には該回動軸に対して所定の回動トルク(回動抵抗)が付与されるという機能により、可動側の受け台8が所定の回転トルク、すなわち所定の回動抵抗を付与された状態で回動される。したがって、利用者は可動側の受け台8を開方向に回動しているという認識を自認することができるとともに、その回動を円滑になし得るものにである。 【0025】そして、可動側の受け台8のヒンジ部材14の下面側端縁が固定軸部10の両軸端面のストッパピン16に当接することにより、該可動側の受け台8の回動が停止される。この停止状態は可動側の受け台8がほぼ水平状態となるように予め設定されている。 【0026】この状態において、可動側の受け台部8の平板部材13における所望の載置平面部13a上に所定の物品が乗載可能であり、また該載置平面部13aを利用して筆記等の作業ができるものである。 【0027】そして、可動側の受け台8を固定側の受け台部7の上面側に向かって図示時計方向(閉方向)に回動することによって、該固定側の受け台部7の収納空間部Sの上方を閉塞(覆蓋)した元に状態に復帰させるものである。 【0028】この場合、可動側の受け台8は前述の回動状態とは異なり、回動抵抗付与手段12としてのオイルダンパ装置における機能、すなわち、回動軸が他方向に回動する時には該回動軸に対して所定の回動トルク(回動抵抗)が付与されない回動トルクが0となる機能により、可動側の受け台8が所定の回転トルク、すなわち所定の回動抵抗がない0の状態で回動される。したがって、利用者は可動側の受け台8が開放項の回動とは異なる感覚の閉方向への回動を認識することができる。 【0029】このように、本実施の形態にあっては、固定側の受け台部7の上面側には上方を開口した所望の形態の収納空間部Sが形成されていること、さらに可動側の受け台部8の上面部には平板部材13により所望の載置平面部13aが形成されていることとにより、所望の物品を収納したり、乗載したり等することが可能であり、また筆記等の作業ができるようになっており、種々の使用用途に対応することができるものである。 【0030】そして、可動側の受け台部8が固定側の受け台部7の固定軸部10に対して所定の回動に抵抗を受けながら回動され、かつその回動停止位置が保持されるように構成されているので、可動側の受け台部8の開方向及び閉方向のそれぞれの回動状態を認識しながら円滑に行うことができ、例えば、固定側の受け台部7の収納空間部Sに収納した被収納物が回動時の動作によりその収納空間部Sから離脱することも未然に防止でき、種々の使用用途の対応を助長することができる。 【0031】なお、上記した実施の形態において、固定側の受け台部7に収納空間部Sを、また可動側の受け台部8に載置平面部12を形成したが、これに限定するものではなく、固定側及び可動側の受け台部7、8に各種の表示部、例えばカラオケ装置等の各種の表示部として利用することもできる。 【0032】また、回動抵抗付与手段12としてのオイルダンパ装置においては、任意にその回動トルクが得られるように設定することができ、そして、回動抵抗付与手段12としてオイルダンパ装置を採用したが、これに代えて、可動側の受け台部8の回動軸側に対してばね力や摩擦力等を作用させて所定の回動抵抗力を付与する構成とした手段を採用することができる。 【0033】 【発明の効果】請求項1の発明にあっては、固定側の受け台部及び可動側の受け台部におけるそれぞれの使用用途を選択することができるとともに、回動部位における回動抵抗付与手段によって可動側の受け台部の回動を円滑にすることができるので、固定側の受け台及び可動側の受け台部におけるそれぞれの使用用途を拡大することができる。 【0034】請求項2の発明は、固定側の受け台部及び可動側の受け台部をそれぞれ種々の使用用途に簡易に対応することをさらに助長することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】596163334 【氏名又は名称】大進化成株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年7月21日(1999.7.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064344 【弁理士】 【氏名又は名称】岡田 英彦 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−32994(P2001−32994A) |
| 【公開日】 |
平成13年2月6日(2001.2.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−206505 |
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