| 【発明の名称】 |
管継手 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 敏之
【氏名】山下 保
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| 【要約】 |
【課題】部品点数を少なくできると共に流体管の接続作業を容易に行えるようにすることを課題とする。
【解決手段】流体管8の端部に装着される継手本体3を備え、該継手本体3は、他方の流体管8の端部に装着される継手本体3に連結自在となっている管継手において、前記継手本体3は、流体管8の内部に挿入されるインコア部10と、流体管8の外側に位置する外嵌部11とを一体的に備え、該外嵌部11は拡縮自在に設けられ、流体管8の端部を縮径される外嵌部11とインコア部10とで挟持できるようにしたことにある。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 流体管(8)の端部に装着される継手本体(3)を備え、該継手本体(3)は、他方の流体管(8)の端部に装着される継手本体(3)に連結自在となっている管継手において、前記継手本体(3)は、流体管(8)の内部に挿入されるインコア部(10)と、流体管(8)の外側に位置する外嵌部(11)とを一体的に備え、該外嵌部(11)は拡縮自在に設けられ、流体管(8)の端部を縮径される外嵌部(11)とインコア部(10)とで挟持できるようにしたことを特徴とする管継手。 【請求項2】 一対の流体管の端部に装着される継手本体(3)を備えた管継手において、前記継手本体(3)の両側には、流体管(8)の内部に挿入されるインコア部(10)と、流体管(8)の外側に位置する外嵌部(11)とが一体的に備えられ、各外嵌部(11)は拡縮自在に設けられ、それぞれの流体管(8)の端部を縮径される外嵌部(11)とインコア部(10)とで挟持できるようにしたことを特徴とする管継手。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば水道管、ガス管、プラント用配管等に使用される流体管を接続する管継手に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のこの管継手は、例えば、特開平11−325347号公報に記載のものがある。同公報に記載の管継手50は、図7に示す如く、内面中央にストッパー51を有する継手本体52と、継手本体52に締結される押輪55と、押輪55の内周面に配置されるロックリング56と、流体管57を継手本体52に水密に接続するパッキン58と、パッキン58を押圧するリテーナ60と、流体管57の端部内周に装着されたインコア61とから構成されたものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記従来の管継手は、継手本体52とインコア61とが別体であったため、部品点数が増加すると共に、インコア61及び継手本体52をそれぞれ流体管に装着する必要がある。流体管の内部に挿入されるインコア61と流体管の外面に装着される継手本体52が別体であると、それぞれを流体管57にセットする作業工程で別々になるため、両方の流体管の接続作業が煩雑となり、長時間を要するという問題があった。 【0004】本発明は、上記問題を解決するために講じたもので、部品点数を少なくできると共に流体管の接続作業を容易に行えるようにすることを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解決するために、流体管8の端部に装着される継手本体3を備え、該継手本体3は、他方の流体管8の端部に装着される継手本体3に連結自在となっている管継手において、前記継手本体3は、流体管8の内部に挿入されるインコア部10と、流体管8の外側に位置する外嵌部11とを一体的に備え、該外嵌部11は拡縮自在に設けられ、流体管8の端部を縮径される外嵌部11とインコア部10とで挟持できるようにしたことにある。 【0006】そして、継手本体3は、流体管8の内部に挿入されるインコア部10と、流体管8の外側に位置する外嵌部11とを一体的に備えていることから、流体管の接続作業の現場において、該インコア部10と外嵌部11とを同時に流体管8の内外にそれぞれ嵌合させることができ、接続作業を容易且つ迅速に行える。しかも、部品点数も少なくなる。 【0007】また、一対の流体管の端部に装着される継手本体3を備えた管継手において、前記継手本体3の両側には、流体管8の内部に挿入されるインコア部10と、流体管8の外側に位置する外嵌部11とが一体的に備えられ、各外嵌部11は拡縮自在に設けられ、それぞれの流体管8の端部を縮径される外嵌部11とインコア部10とで挟持できるようにしたことにある。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、実施の形態につき、図面を参照して説明する。図1〜図4は、例えばポリエチレン管等の水道用流体管を連結するための管継手を示す。かかる管継手1は、継手本体3と、該継手本体3に外嵌されるリング状の押さえ体5とを備えている。 【0009】継手本体3は、略円板状を呈し且つ周方向に取付孔6を複数有するフランジ部7と、該フランジ部7から一体的に突出し且つ流体管8の一端部側の内周面8aに挿通されるインコア部(内嵌筒部)10と、流体管8の一端部側の外周面8bに外嵌されるように、前記フランジ部7に一体的に突出する外嵌部11とからなる。尚、外嵌部11の内周面11aと内嵌筒部10の外周面10aとの間には、流体管8の肉厚よりも若干大きな間隙(嵌入凹部)13を有している。尚、14は水密性を維持するシールリングである。 【0010】前記外嵌部11には、その周方向に切欠部15が複数形成されている。各切欠部15は、先端側が開口し且つ外嵌部11の基部近傍まで延設され、先端側の小幅部15aと、該小幅部15aに連続する大幅部15bとからなる。このように複数の切欠部15を外嵌部11に形成することにより、外嵌部11は押圧部16が複数形成された状態となり、各押圧部16はその基部を支点に弾性力に抗して外嵌部11の直径方向に揺動させることができ、外嵌部11を拡縮させることができる。各押圧部16の内周面側には、前記楔刃18が周方向に単数状又は複数状突設されている。 【0011】また、各押圧部16の肉厚は、基部側が一定になっており、先端側に向けて次第に厚くなっている。従って、各押圧部16の外周面側で且つ先端側には、先端に向けて次第に径外方向に傾斜するテーパー面20が形成されている。更に、各押圧部16の先端には、径外方向に突出する抜止部21が形成されている。 【0012】前記押さえ体5の内径は、外嵌部11の基部側の外径よりも大きく、且つ、外嵌部の先端の傾斜面の最大径よりも小さく設定されている。また、押さえ体5には、複数のねじ孔23が形成されており、各ねじ孔23に螺合されるねじ25の先端を任意の押さえ体5に押圧させることにより、押さえ体5が外嵌部11に対して不用意に移動するのを阻止できる。 【0013】次に、前記管継手1を使用して流体管8を接続する場合について説明する。先ず、継手本体3に押さえ体5を装着する。即ち、継手本体3の押圧部16を互いに縮径させ、縮径した継手本体3に押さえ体5を、継手本体3の基部側まで挿通する。尚、押さえ体5を離すと、押圧部16は弾性力で元の位置まで拡径することから、押さえ体5が継手本体3から抜け出ることはない。 【0014】更に、流体管8の端部を、継手本体3の嵌入凹部13に挿入する。そして、押圧部16の基部側にある押さえ体5を継手本体の先端側に移動させると、押さえ体5は、継手本体3のテーパー面20を摺動することとなり、このテーパ係合により、継手本体を収径させることができる。 【0015】このとき、押圧部16に設けられた楔刃18が、流体管8の表面に食い込んで係止され、継手本体3の抜け出しが阻止されることとなる。更に、押さえ体5に螺合されたねじ25を締結し、その先端を押圧部16に押し付けることにより、押さえ体5を固定させることができる。 【0016】同様にして、他方の流体管8にも管継手を取り付ける。そして、両方の管継手1のフランジ部7同士を、パッキンを介して対向させ、それぞれの取付孔6にボルト27を挿通し、両フランジ部7同士を連結して管継手1の接続を完了する。 【0017】図4及び図5は本発明の他の実施の形態を示し、前記継手本体3の押圧部16は、テーパ面が設けられることはなく、前記抜止体21と平行に別の抜止体30が形成されている。また、前記押さえ体5は、第一押さえ体5aと第二押さえ体5bとから構成されたもの(二分割されたもの)である。第一押さえ体5aと第二押さえ体5bは、円弧部32と該円弧部32の両側に突設する締結部33とからなる。 【0018】両方の円弧部32を継手本体3に装着した際には、第一押さえ体5aと第二押さえ体5bのそれぞの締結部33をボルト35で締結するものである。 【0019】図6は本発明の更に他の実施の形態を示し、単体の継手本体3で一対の流体管8を接続するものである。即ち、前記筒状の内嵌筒部10の中央に環状の連結部37が設けられ、該連結部37に一対の外嵌部11及び押さえ体5がそれぞれ設けられている。尚、各外嵌部11形状は前記図1に示したものと同様であるため詳細な説明は省略する。 【0020】さらに、本発明は水道管だけでなく、ガス管などにも適用できる。すなわち、流体管内を流れる流体は、水の他にガスやオイルなど他の流体であっても本発明の範囲に含まれる。 【0021】 【発明の効果】本発明は、前記課題を解決するために、流体管の端部に装着される継手本体を備え、該継手本体は、他方の流体管の端部に装着される継手本体に連結自在となっている管継手において、前記継手本体は、流体管の内部に挿入されるインコア部と、流体管の外側に位置する外嵌部とを一体的に備え、該外嵌部は拡縮自在に設けられ、流体管の端部を縮径される外嵌部とインコア部とで挟持できるので、流体管の接続作業の現場において、該インコア部と外嵌部とを同時に流体管の内外にそれぞれ嵌合させることができ、接続作業を容易且つ迅速に行え、しかも、部品点数も少なくできる利点がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】399130348 【氏名又は名称】株式会社水研
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| 【出願日】 |
平成12年2月29日(2000.2.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074332 【弁理士】 【氏名又は名称】藤本 昇 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−241581(P2001−241581A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月7日(2001.9.7) |
| 【出願番号】 |
特願2000−52902(P2000−52902) |
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