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【発明の名称】 フランジクランプ
【発明者】 【氏名】ティモシー チャールズ ドレイパー

【要約】 【課題】使用者が特別の工具を使用しないで鎖の長さを迅速且つ容易に調整することができる可撓性クランプを提供することにある。

【解決手段】複数のリンク(4)を有し、各リンクが次の隣接したリンクとスナップ嵌めをなし、それによって、使用者が1つ又はそれ以上のリンクの増減によって鎖の長さを変更することができ、さらに、鎖の自由端を一緒に掛け金を掛けるための手段(7)を有する、可撓性クランプ。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数のリンクを有し、各リンクが次の隣接したリンクとスナップ嵌めをなし、それによって、使用者が1つ又はそれ以上のリンクの増減によって鎖の長さを変更することができ、さらに、鎖の自由端を一緒に掛け金を掛けるための手段を有する、可撓性クランプ。
【請求項2】 各リンクは、形状及び寸法が他のリンクと等しい、請求項1によるクランプ。
【請求項3】 リンクはプラスチック材料で作られている、請求項1又は2によるクランプ。
【請求項4】 リンクはナイロンで作られている、請求項1乃至3のいずれか1項によるクランプ。
【請求項5】 リンクは、ガラス又は繊維で強化されたプラスチック材料で作られている、請求項3又は4によるクランプ。
【請求項6】 掛け金手段は、一端にピンを有するワイヤストラップを含む掛け金であり、ワイヤストラップの反対側の端は、複数のスペース溝が形成されている部材と協同し、各溝はワイヤストラップの反対側の端を受け入れるように寸法決めされている、請求項1乃至5のいずれか1項によるクランプ。
【請求項7】 クランプの各リンクは、クランプによって連結される各パイプのフランジの部分を受け入れるのに適した形状及び寸法のスロットを有する、請求項1乃至6のいずれか1項によるクランプ。
【請求項8】 リンクは各々、隣接したリンクの協同する溝部分に受け入れられ且つ保持されるピン部分を有する、請求項1乃至7のいずれか1項によるクランプ。
【請求項9】 ピン部分は、協同する溝部分に受け入れられ且つ保持される、請求項8によるクランプ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する分野】本発明はフランジクランプに関し、特に、2本の向かい合ったフランジ付パイプの端を一緒に固着するための可撓性多リンククランプに関する。
【0002】
【従来技術】フランジクランプは、例えば、真空技術産業で知られ且つ使用されている。フランジクランプは、一緒に連結すべき2本のパイプのフランジに嵌まるために一緒に枢着され、スイングボルトで一緒に固着される2つのC形カラー半部からなる。
【0003】鎖の形態のフランジクランプも使用され、締め付け力がフランジの周りに均一でしり、且つ取付けが容易で比較的迅速である利点を提供する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周知のクランプは、特別のフランジ寸法ついて設計され、フランジの他の寸法に適することについて融通性を提供しない。
【0005】本発明は、使用者が特別の工具を使用しないで鎖の長さを迅速且つ容易に調整することができる可撓性クランプを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、可撓性クランプは複数のリンクを有し、各リンクは次の隣接したリンクとスナップ嵌めをなし、それによって、使用者が1つ又はそれ以上のリンクの増減によって鎖の長さを変更することができ、さらに、鎖の自由端を一緒に掛け金を掛けるための手段を有する。
【0007】好ましい実施形態では、クランプの各リンクは、形状及び寸法が他のリンクと等しく、加えて、リンクはプラスチック材料、例えばナイロンで作られるのが好ましい。プラスチック材料はガラス又は繊維、例えば30%カラス充填材で強化されるのがよい。
【0008】掛け金手段は有利には、一端にピンを有するワイヤストラップを含む掛け金であり、ワイヤストラップの反対側の端は、複数のスペース溝が形成されている部材と協同し、各溝はワイヤストラップの反対側の端を受け入れるように寸法決めされている。
【0009】好ましい実施形態では、クランプの各リンクは、フランジの周りに「サドル」の方法でクランプによって連結される各パイプのフランジの部分を受け入れるのに適した形状及び寸法のスロットを有する。
【0010】このような実施形態では、一般的に、スペーサリングが、フランジを軸線方向に分離させるように、またフランジの間のギャップを密封する円形の”O”リングシールをいくらかの張力の下にフランジの間に位置決めさせるように、フランジの間に位置決めされるのが好ましい。
【0011】リンクは好ましくは各々、隣接したリンクの協同する溝部分に受け入れられ且つ保持されるピン部分を有し、協同するピン/溝対により、クランプを、好ましくは「スナップ嵌め」作用によって構成部品リンクから形成することができる。
【0012】好ましい実施形態では、リンクは、パイプのフランジを受け入れるための溝を有し、該溝は、隣接したリンクのピン部分を受け入れるためのスロットの中間に位置決めされる。
【0013】本発明のよりよい理解のために、例示としてのみ、添付図面を参照することにする。
【0014】
【発明の実施形態】図面を参照すると、2本の向かい合ったパイプのフランジ2、3を一緒に固着するための可撓性クランプ1が示され、該クランプは複数の実質的に等しいプラスチックリンク4をからなる。各リンク4はその隣接したリンクとの「スナップ嵌め」連結を有し、該連結では、リンクは、次の隣接したリンクに形成された協同する溝6内にスナップ嵌めで受け入れられるピン部分5を有する。同様に、各リンクは、次の隣接したリンク4のピン部分5を受け入れる溝6を有する。ピンと溝との係合により、連結されるフランジの寸法に合う荷必要とされるクランプの長さに関して鎖クランプ1の完全な融通性を可能にする。
【0015】鎖クランプ1の自由端を一緒に掛け金を掛けるための掛け金7が設けられている。掛け金7は、図示のように、一端に成形され、ピン部分5と溝6とのスナップ嵌め係合と同じ方法で一端のリンク4の溝6内にスナップ嵌めするピン部分8を有する長方形のワイヤストラップ9を有する。ストラップ9の反対側の端は、再び、ピン部分12と協同する部材11の対応した溝とのスナップ嵌め連結によって反対側の端のリンク4に取り付けられた協同する部材に形成された複数のスペース溝10うちの1つに掛け止めする。
【0016】ピン部分8から遠い方のストラップ9の端を選択されたスペース溝10に置き、協同する部材11をピン部分8を中心に回転させて掛け金7に張力を掛けることによって掛け金7を作動し、その結果、掛け金は図1に示す位置を取る。
【0017】クランプの各リンク4は連結されるパイプのフランジ2、3を受け入れるためのスロット13を有する。T形断面のスペースリンク14の使用により、圧力下で”O”リング15をフランジ2、3間に存在させ、従ってフランジ間のギャップを密封することができる。クランプ1のリンク4、従ってクランプ1全体はフランジ2、3の周りに「サドル」様式で座り込み、構造全体は上記の掛け金機構によって張力状態に保たれる。スロット13の壁のテーパ形状はクランプをフランジ2、3の周りにきつく保つのを助ける。
【0018】この実施形態において説明した可撓性の多構成部品クランプ1の利点は、使用者が、連結すべきパイプのフランジ2、3に取り付けるのに適当である程の多くのリンク4を一緒に組み立てることができることである。「スナップ」嵌めの概念により、使用者は、フランジの特定な寸法に合う特別の工具を使用しないでクランプ1の長さを大変迅速に短くしたり長くしたりすることが出来る。
【0019】好ましい実施形態では、リンクは、30%のガラス充填材を有するナイロンで作られる。
【出願人】 【識別番号】591004445
【氏名又は名称】ザ ビーオーシー グループ ピーエルシー
【出願日】 平成12年9月4日(2000.9.4)
【代理人】 【識別番号】100059959
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 稔 (外9名)
【公開番号】 特開2001−124270(P2001−124270A)
【公開日】 平成13年5月11日(2001.5.11)
【出願番号】 特願2000−266482(P2000−266482)