| 【発明の名称】 |
パイプ接続装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】前川 健
【氏名】斎藤 聡
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| 【要約】 |
【課題】パイプの外周面に軸方向に亘って所定間隔で環状リブが設けられたリブ付きパイプ同志を、一人作業で危険を伴うことなく簡単に接続できるパイプ接続装置を提供する。
【解決手段】パイプ外周面に軸芯方向に亘って所定間隔で環状リブ11a,11bが設けられたリブ付きパイプ1a,1b同志を接続する際に使用するパイプ接続装置3であって、ハンドル31の下端に一方のリブ付きパイプ1aの外周に形成された溝部12aに挟み込む半円環状脚部32を回動自在に軸支し、またハンドルの中間位置にステー33の一端を軸支すると共に、ステー33の他端に他方のリブ付きパイプ1bの外周に形成された溝部12bに挟み込む半円環状脚部34を取付けてなるパイプ接続装置。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 パイプ外周面に軸芯方向に亘って所定間隔で環状リブが設けられたリブ付きパイプ同志を接続する際に使用するパイプ接続装置であって、ハンドルの下端に一方のリブ付きパイプの外周に形成された溝部に挟み込む半円環状脚部を回動自在に軸支し、またハンドルの中間位置にステーの一端を軸支すると共に、ステーの他端に他方のリブ付きパイプの外周に形成された溝部に挟み込む半円環状脚部を取付けてなるパイプ接続装置。 【請求項2】 ハンドルの中間位置に長溝及びこの長溝内に複数の段部を設けてステーの一端を各段部で回動自在に軸支するか、或いはステーの一端に長溝及びこの長溝内に複数の段部を設けてハンドルの中間位置を各段部で回動自在に軸支して、ハンドルの下端に設けた半円環状脚部とステーの他端に設けた半円環状脚部間の距離を調節可能にしてなる請求項1に記載のパイプ接続装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パイプの外周面に軸芯方向に亘って所定間隔で環状リブが設けられたリブ付きパイプ同志を接続する際に使用するパイプ接続装置に関する。 【0002】 【従来の技術】地中に埋設される下水道管や、電線及び電話等の通信ケーブルが挿通される保護管として、従来からパイプの外周面に軸芯方向に亘って所定間隔で環状リブが設けられたリブ付きパイプが使用されている。このリブ付きパイプ同志の接続は、一般管の接続と同様に、一方のリブ付きパイプの端部に拡径受口を設け、該拡径受口に外周にゴムリングを装着した他方のリブ付きパイプの端部を挿入接続しているが、ゴムリングの外周面が受け口内周面と接触することによる摩擦抵抗が大きいため、この接続作業が簡単に行なえなかった。 【0003】そこで、従来は双方のリブ付きパイプの外周にロープを巻き付けると共に、それぞれのロープの端部を荷締機に接続し、該荷締機を引き締めて一方のリブ付きパイプの拡径受口に他方のリブ付きパイプの端部を挿入して接続作業を行うのが一般的であった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のパイプ接続作業では、ワイヤーロープを二箇所パイプに巻き付けなければならず作業に危険が伴い、また荷締機のセットも2人作業である為に、施工に時間と人手を要していた。 【0005】 【課題を解決する手段】本発明は、上記問題を解決したパイプ接続装置を提供しようとするもので、その要旨は、(1)パイプ外周面に軸芯方向に亘って所定間隔で環状リブが設けられたリブ付きパイプ同志を接続する際に使用するパイプ接続装置であって、ハンドルの下端に一方のリブ付きパイプの外周に形成された溝部に挟み込む半円環状脚部を回動自在に軸支し、またハンドルの中間位置にステーの一端を軸支すると共に、ステーの他端に他方のリブ付きパイプの外周に形成された溝部に挟み込む半円環状脚部を取付けてなるパイプ接続装置である。 (2)そして、ハンドルの中間位置に長溝及びこの長溝内に複数の段部を設けてステーの一端を各段部で回動自在に軸支するか、或いはステーの一端に長溝及びこの長溝内に複数の段部を設けてハンドルの中間位置を各段部で回動自在に軸支して、ハンドルの下端に設けた半円環状脚部とステーの他端に設けた半円環状脚部間の距離を調節可能にしてなる上記(1)のパイプ接続装置である。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図1は本発明のパイプ接続装置の正面図、図2は本発明のパイプ接続装置の側面図、図3はパイプ接続装置におけるハンドルとステーとの接合方法の他の実施例、図4は本発明のパイプ接続装置の使用状態図である。 【0007】図4において、1a及び1bは塩化ビニル樹脂等からなるリブ付きパイプであり、当該各パイプ1a,1bのパイプ外周面には軸方向に亘って所定間隔で環状リブ11a,11bが設けられている。この環状リブ11a,11bによってパイプ外周面には溝部12a,12bが形成される。なお、13aはリブ付きパイプ1aの端部に設けた拡径受け口であり、2はリブ付きパイプ1bの差し口の溝部12bに装着したシールパッキンでる。 【0008】3は本発明のパイプ接続装置であって、これを図1及び図2に基づいて詳述する。パイプ接続装置3は基本的にはハンドル31と二個の半円環状脚部32,34とステー33の各部材によって構成されている。このハンドル31の下端にはリブ付きパイプ1aの溝部12aに挟み込む半円環状脚部32をボルト接合にて回動自在に軸支して接続し、またハンドル31の中間位置にステー33の一端をピンにて軸支すると共に、当該ステー33の他端にはリブ付きパイプ1bの溝部12bに挟み込む半円環状脚部34をボルト接合にて回動自在に軸支して接続した構造である。 【0009】また、円環状脚部32及び34の距離を調節する為に、図1に示す如くハンドル31の中間位置に長溝31aを穿ち、この長溝31aの内面一側に複数の段部を設けて、当該段部の適宜位置にステー33の一端に設けたピンを嵌合して接続し両半円環状脚部32,34の距離を適宜に保持する。図3は、半円環状脚部32及び34の距離を調節する他の実施例で、ステー33の一端に長溝33aと、この長溝33aの内面一側に複数の段部を設け、一方ハンドル31の中間位置に設けたピンを該段部の適宜位置に嵌合して接続し両半円環状脚部32,34の距離を適宜調節する構造である。なお、図2において、半円環状脚部の内周面に例えばエラストマー32aを張り付けて、当該脚部をパイプの外周溝部に挟込んだ際に、滑りにくくする工夫を施してもよい。 【0010】次ぎに、本発明のパイプ接続装置3を使用して、リブ付きパイプ1a,1bを接続する方法を図4に基づいて説明する。一方のリブ付きパイプ1aの拡径受口13aに、他方のリブ付きパイプ1bの端部にシールパッキン2が装着されている先端部を仮挿入する。次いで、拡径受口13a後方の外周の溝部12aにハンドル31の下端に設けられた半円環状脚部32を挟み込んで係止する。一方、ステー33の他端に設けられている半円環状脚部34をリブ付きパイプ1bの外周の溝部12bに挟み込んで係止する。必要に応じてステー33の一端と長溝31aの段部位置を変更して半円環状脚部32,34間の距離を調節して、初期の準備作業を完了する。 【0011】最後に、ハンドル31の上端を手で握って矢印のM方向に揺動させると、リブ付きパイプ1bは引き寄せられてその端部が拡径受口13a内にスムースに挿入される。ハンドル31をある程度M方向に回動させた後は、ハンドル31とステー33の先端との結合を解き、ステー33の他端に設けた半円環状脚部34を後方溝部12bに挟み込み変えすると共に、ハンドル31を垂直に立て直しした後ハンドル31とステー33の一端とを再結合してハンドルを再度回動してリブ付きパイプ1aにリブ付きパイプ1bを最適位置まで挿入にて接続作業を終了する。 【0012】また、本発明の接続装置は、リブ付きパイプ同志を接続する際に好適に使用できるが、当該パイプの接続を解除する場合にも使用できる。この場合は前述した接続操作とは逆にハンドル31を矢印Mとは逆方向に回動させることによって、拡径受口13aからリブ付きパイプ1bの端部を抜き出すことができる。 【0013】 【発明の効果】本発明のパイプ接続装置は、互いに接続すべきリブ付きパイプの外周面の溝部に各々半円環状脚部を挟み込み、これらに接合されているハンドルを適宜揺動させるだけで、一人作業によっ危険を伴うこと無く容易に両パイプの接続作業或いは接続の解除作業ができ、また当該作業の作業時間大幅に短縮できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006172 【氏名又は名称】三菱樹脂株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年10月15日(1999.10.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077078 【弁理士】 【氏名又は名称】近藤 久美 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−116166(P2001−116166A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月27日(2001.4.27) |
| 【出願番号】 |
特願平11−293521 |
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