| 【発明の名称】 |
可撓性排水ホース |
| 【発明者】 |
【氏名】高野 浩一
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| 【要約】 |
【課題】住宅内のトイレ、浴室、流し台等からの排水配管用として、可撓性を有し、かつ耐傷付き性を改善させたホースにおいて、軟質部とそれを螺旋状に補強する硬質樹脂からなる補強体を融着一体的に成形する。
【解決手段】軟質樹脂からなるホース壁2の外面に硬質樹脂からなる扇形の補強体3とそれとは逆形状の扇形の補強体4を隣接するように同時押出により融着一体的に成形したものであって、該扇形の補強体とこれに隣接する逆扇形の補強体によって、軟質ホース壁が直接外部に露出しないように構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 軟質樹脂からなるホース壁の外面に硬質樹脂からなる扇形の補強体およびそれとは逆形状の扇形の補強体を隣接するように同時押出により融着一体的に成形したものであって、該扇形の補強体とこれに隣接する逆扇形の補強体によって、軟質ホース壁が直接外部に露出されないように構成し、軟質部の耐傷付き性を著しく改善すると共に、互いに隣接する補強体に干渉するまでの範囲で曲げを阻害しないことを特長とした可撓性排水ホース。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、トイレや浴室あるいは流し台等から床下側の配管に接続させたり、マンション等の種々排水源から共同排水縦管に接続させる際に使用する排水ホースに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、住宅内のトイレ、浴室、流し台等からの排水管には、プラスチック製の硬質パイプの他、図3に示すような螺旋状の鋼線6を軟質樹脂2で被覆して可撓性を付与したホース5や図4に示すような硬質樹脂補強体8を軟質樹脂ホース2の外壁に螺旋状に一体成形して可撓性を付与したホース7等が使用されている。特に敷設場所の条件によっては屈曲配管を要する場合が多く、そのような場合は上記のような可撓性ホースが作業性の点で優れている。しかし、上記のような可撓性ホースにおいては薄肉に成形された軟質部が、鼠に囓られて穴があいたり、鋭利な刃物によって簡単に傷付いてしまうという欠点を有しているため、特開平9−268617号公報や登録実用新案第3005417号公報等に開示されている如く、その防護策として種々の螺旋状補強体の形状が提案されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に示したホースが補強部と軟質部が同時押出により融着一体的に成形されているのに対して、例えば特開平9−268617号公報によるものは軟質円筒部の外周面に接着剤もしくは熱融着を利用して硬質補強体をスパイラル状に固着させるとあるように、すでに提案されたものの多くが同時押出により融着一体的に成形することは難しく、軟質部が直接外部に露出せず、かつ同時押出により融着一体的に成形可能な螺旋状補強体の形状をいかにするかが課題であった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解決するために、軟質樹脂からなるホース壁の外面に硬質樹脂からなる扇形の補強体およびそれとは逆形状の扇形の補強体を隣接するように同時押出により融着一体的に成形したものであって、該扇形の補強体とこれに隣接する逆扇形の補強体によって、軟質ホース壁が直接外部に露出されないように設計されている。従って、軟質部の耐傷付き性が著しく改善されており、しかも完全に硬質壁で覆われているわけではないので、互いに隣接する補強体に干渉するまでの範囲で可撓性を有することとなる。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に関する可撓性排水ホースの一部切欠図、図2は該ホース壁の構造を示す拡大断面図である。ホース本体1は、テープ状に押出される軟質樹脂2とその外側に同時押出により成形される扇形の補強体3と逆扇形の補強体4とが融着一体化して螺旋状に巻かれ、連続的に成形されている。 【0006】扇形の補強体3が軟質部と接する部分は、接着性を考慮した場合ある程度の幅が必要であるが、狭い方が屈曲できる部分2aを大きくすることができる。また逆扇形の補強体4の端部4aは、屈曲できる部分2aを大きくするために設けられており、軟質部から離れている程内側への屈曲の場合に有利であるが、外側へ屈曲した場合は隣接する補強体3と接触しやすくなる。そのために2本の補強体は、互いのバランスを考慮した形状にする必要がある。 【0007】また、逆扇形の補強体4の端部4aは、隣接する扇形の補強体3の端部3aよりやや内側に入り込むように設計されている。これは外側に屈曲し伸長状態になった場合においても軟質部が直接外部に露出しないように構成されたものである。 【0008】 【発明の効果】以上述べたように、本発明に係わる排水用ホースによれば、軟質樹脂からなるホース壁の外面に硬質樹脂からなる扇形の補強体とそれとは逆形状の扇形の補強体が隣接するように同時押出により融着一体的に成形されているため、伸長状態においても軟質部が直接外部に露出することがなく、軟質部の耐傷付き性が著しく改善されると共に、互いに隣接する補強体に干渉するまでの範囲で可撓性を有することになり、柔軟で耐久性のある屋内配管用ホースを提供できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000167853 【氏名又は名称】弘進ゴム株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年10月12日(1999.10.12) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−108162(P2001−108162A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月20日(2001.4.20) |
| 【出願番号】 |
特願平11−289302 |
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