| 【発明の名称】 |
管接続方法及び管接続加工装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉原 征四郎
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 対面する円管両端部を摩擦連結するに際し、第一管端部1に内面テーパーねじ付きソケット3の大内径側を連結しようとする管端部に向けて環着し、外面テーパースリーブ4の小外径側をソケット3に向け、外面テーパースリーブ内面を第一管端部1と第二管端部2とに嵌合させて両管端部を連結すること、そして外面テーパースリーブ4とソケット3の間に潤滑性と経時硬化性のあるシール材を介在させること、そしてこのソケット3を外面テーパースリーブ4に被せ、この内面テーパーねじを締め付ける方向に回転前進させること、そして前記の外面テーパースリーブ外面をソケット3の内面テーパーねじにより強圧して変形させる第一強圧部Aと、これに隣接する円管継ぎ目部を外面テーパースリーブ4で覆い、この外面テーパースリーブ4の外面をソケット内径拡大部で緩圧する継ぎ目緩圧部Bと、これに隣接する外面テーパースリーブ4の外面をソケット3のテーパーねじにより強圧して変形させる第二強圧部Cとを構成するように円管と外面テーパースリーブ4とソケット3の寸法形状を設定すること、そして外面テーパースリーブ端部とソケット端部と円管の境界部に前記よりも高粘度のシール材5を粘着させ、少なくともこの部分をシール材保護膜6で覆うこと、そして前記の外面テーパースリーブ4は円管とソケット3のいずれよりも軟質であり、剛性が小さいこと、そしてこの外面テーパースリーブ4とソケット3の間の回転摩擦係数は外面テーパースリーブ4と円管1、2との間の回転摩擦係数よりも小さいことを特徴とする管接続方法。 【請求項2】 対面する円管両端部を摩擦連結するに際し、第一管端部1にソケット端リング7と内面テーパーねじ付きソケット3の大内径側を連結しようとする管端部に向けて環着し、第二管端部2にソケット端リング8の大内径側を連結しようとする管端部に向けて環着し、外面テーパースリーブ4の小外径側をソケット3に向け、外面テーパースリーブ内面を第一管端部1と第二管端部2とに嵌合させて両管端部を連結すること、そして外面テーパースリーブ4とソケット3の間に潤滑性と経時硬化性のあるシール材を介在させること、そしてこのソケット3を外面テーパースリーブ4に被せ、この内面テーパーねじを締め付ける方向に回転前進させること、そして前記の外面テーパースリーブ外面をソケット3の内面テーパーねじにより強圧して変形させる第一強圧部Aと、これに隣接する円管継ぎ目部を外面テーパースリーブ4で覆い、この外面テーパースリーブ4の外面をソケット内径拡大部で緩圧する継ぎ目緩圧部Bと、これに隣接する外面テーパースリーブ4の外面をソケット3のテーパーねじにより強圧して変形させる第二強圧部Cとを構成するように円管と外面テーパースリーブ4とソケット3の寸法形状を設定すること、そして外面テーパースリーブ端部とソケット端部又はソケット端リング内に前記よりも高粘度のシール材5を粘着させ、ソケット3の両端外面のねじとその両側のソケット端リング内面ねじとを螺合締め付けて、ソケット端リングと両側の円管外面との間隙をシール材5で充満すること、そして前記の外面テーパースリーブ4は円管とソケット3のいずれよりも軟質であり、剛性が小さいこと、そしてこの外面テーパースリーブ4とソケット3の間の回転摩擦係数は外面テーパースリーブ4と円管との間の回転摩擦係数よりも小さいことを特徴とする管接続方法。 【請求項3】 管着脱開口部を有するC型ハウジング11に、回転軸を円管軸にほぼ平行とする3個又は4個のロール12により円筒体13を挟圧するように配置すること、そしてそのロールの一以上がモーター14により駆動でき、ロールの一以上がモーター15により圧下位置調節できるように構成することを特徴とする管接続装置。 【請求項4】 請求項3項記載の管接続装置において、C型ハウジングが回転自在に支承されていること、そしてハウジングからその半径方向に延在するバー16にその半径方向に位置調節できるウェイト17が装着されていること、そしてねじ締め付け終了時の反作用力上昇によりこのバーとウェイトが定位置から持ち上げられた場合に、ロール駆動モーターの電源が切断されるように構成することを特徴とする管接続装置。 【請求項5】 管着脱開口部を有するC型ハウジング11に、回転軸を円管軸にほぼ平行とする3個又は4個の円盤工具12により円筒体13を挟圧するように配置すること、そしてその円盤工具の一以上がモーター14により駆動でき、円盤工具の一以上がモーター15により圧下位置調節できるように構成すること、そしてその電源としての電池18と円盤工具制御装置19とがC型ハウジングに搭載されていること、そしてその操作指令信号が無線送信されるように構成することを特徴とする管加工装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は管の接続方法及び管接続装置又は管加工装置に関するものである。特にガス管や水道管の接続敷設のコストを低減する管の接続方法及び管接続装置又は管加工装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の管接続方法は金属管では溶接かねじ接続であり、非金属管では接着かねじ接続であった。またフレキシブル継手として繊維強化高分子材料管が用いられる場合には金属ねじジョイントがほとんどであり、金属ベルトやワイアで継手部の管を締め付けることもあった。これらの従来技術にはそれぞれ長所と短所があり、溶接は強度が強く信頼性が高いが、高度の技術と設備を必要とし、コストが高く、連結部の曲げや伸縮に対する柔軟性はなかった。ねじ継手も溶接同様の長所と短所を有している。接着は簡便ではあるが、信頼性が劣るため金属管に用いられることはほとんど無かった。フレキシブルジョイントを用いる場合には、連結部の曲げに対する柔軟性は最も大きくなるが、高価であり外圧に弱いく、耐久性にも問題があった。摩擦を用いた管の接続方法は強度が小さく、排水管など、用途が極めて限定されていた。また工事現場でねじを締め付けるのは専ら人力に頼っていたが、作業が過酷であり、締め付け力のばらつきも大きく、その精度向上と自動化が望まれていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は施工が容易で管接続部に長さ方向と曲げ方向に柔軟性のある管の接続方法、特に摩擦を用いた高強度の接続方法を提供することを第一の目的とする。そしてこの接続に際し、搬送や取り扱いが容易な接続装置や管端加工装置を提供すること、特にねじ締め付け力が容易に管理できる管接続装置提供することを第二の目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段1】本発明は次のように構成して課題を解決する。すなわち、図1ないし図3に管接続後の状態を示すように、対面する円管両端部を摩擦連結するに際し、第一管端部1に内面テーパーねじ付きソケット3の大内径側を連結しようとする管端部に向けて環着し、外面テーパースリーブ4の小外径側をソケット3に向け、外面テーパースリーブ内面を第一管端部1と第二管端部2とに嵌合させて両管端部を連結すること、そして外面テーパースリーブ4とソケット3の間に潤滑性と経時硬化性のあるシール材を介在させること、そしてこのソケット3を外面テーパースリーブ4に被せ、この内面テーパーねじを締め付ける方向に回転前進させること、そして前記の外面テーパースリーブ外面をソケット3の内面テーパーねじにより強圧して変形させる第一強圧部Aと、これに隣接する円管継ぎ目部を外面テーパースリーブ4で覆い、この外面テーパースリーブ4の外面をソケット内径拡大部で緩圧する継ぎ目緩圧部Bと、これに隣接する外面テーパースリーブ4の外面をソケット3のテーパーねじにより強圧して変形させる第二強圧部Cとを構成するように円管と外面テーパースリーブ4とソケット3の寸法形状を設定すること、そして外面テーパースリーブ端部とソケット端部と円管の境界部に前記よりも高粘度のシール材5を粘着させ、少なくともこの部分をシール材保護膜6で覆うこと、そして前記の外面テーパースリーブ4は円管とソケット3のいずれよりも軟質であり、剛性が小さいこと、そしてこの外面テーパースリーブ4とソケット3の間の回転摩擦係数は外面テーパースリーブ4と円管1、2との間の回転摩擦係数よりも小さいことを特徴とする管接続方法である。 【0005】前記の摩擦連結とは溶接やねじや機械的形状によらず、主として摩擦力で連結することである。本発明では第一管端部と第二管端部とをそれらの外面とテーパースリーブ4の内面との摩擦力により連結する。その面に作用する法線力は内面テーパーねじ付きソケット3によって発生すると共に、このソケットによって連結強度を強化する。本発明では等外径管同士のほか、図3に示すように第一管端部の管外径を第二管端部の管外径よりも小さくすることができる。これらの円管とソケットは鋼等の金属材料であり、外面テーパースリーブ4が繊維強化合成ゴムであり、外面テーパースリーブ4とソケット3の間の潤滑性と経時硬化性のあるシール材と高粘度シール材5とが揮発性溶剤により粘度を調整した高分子系材料又はゴムであり、保護膜6が高分子材料のシート又は粘着テープとするのが最も良い。いずれの場合にも外面テーパースリーブ4の小外径側をソケット3に向け、外面テーパースリーブ内面を第一管端部1と第二管端部2とに嵌合させて両管端部を連結し、このソケット3を外面テーパースリーブ4に被せ、この内面テーパーねじを締め付ける方向に回転前進させ両管端を連結する。このときシール材の潤滑性によりソケットのねじ込み締め付けが容易になり、ソケットのみが回転してねじが進み、前記の法線力が生じるようにし、ねじの谷底に充満して経時硬化したシール材によって気密性を保つ。なおスリーブ端部とソケット端部と円管との境界部に粘着させるシール材は、潤滑性を必要としないため、気密性と作業性を重視した高粘度のものとする。前記の法線力は長さ方向に強圧部と緩圧部に分け、連結部での気密性を失わずに連結部の管の曲がりや伸縮を許容出来るように前記のように構成する。そして外面テーパースリーブ端部とソケット端部と円管の境界部に前記よりも高粘度のシール材5を粘着させ、少なくともこの部分を高分子材料のシートや粘着テープなどの保護膜6で覆う。 【0006】 【作用1】課題を解決するための手段1及び図1ないし図3に管接続後の状態を示すように、外面テーパースリーブ4とソケット3の間に潤滑性と経時硬化性のあるシール材を介在させて、このソケット3を外面テーパースリーブ4に被せ、この内面テーパーねじを締め付ける方向に回転前進させるとき、シール材の潤滑性によりソケットのねじ込み締め付けが容易になり、スリーブがソケットと共に回転してねじ進み効果が消滅するようなトラブルが無くなり、施工後に両管端突き合わせ部でスリーブが破れた場合にも隙間に充満して経時硬化したシール材によって気密性が保てるようになる。そして前記の外面テーパースリーブ外面をソケット3の内面テーパーねじにより強圧して変形させる第一強圧部Aと、これに隣接する円管継ぎ目部を外面テーパースリーブ4で覆い、この外面テーパースリーブ4の外面をソケット内径拡大部で緩圧する継ぎ目緩圧部Bと、これに隣接する外面テーパースリーブ4の外面をソケット3のテーパーねじにより強圧して変形させる第二強圧部Cとを構成するように円管と外面テーパースリーブ4とソケット3の寸法形状を設定することによって、両管端連結部で曲がりが生じても気密性が保たれ、スリーブの損傷が生じ難くなる。従って制限された範囲内で気密性を保つ自在継手となる。そして外面テーパースリーブ端部とソケット端部と円管の境界部に前記よりも高粘度のシール材5を粘着させ、少なくともこの部分をシール材保護膜6で覆うことによって、気密性を一層向上できるようになる。このように管端部にあらかじめねじを切る必要が無くなり、現場でねじを切る必要も無くなり、施工が容易であり、継手部での若干の曲げや長さ方向の伸縮にの対応できる。 【0007】 【実施例1−1】図1ないし図3に管接続後の状態を示すように、対面する円管両端部を摩擦連結するに際し、第一管端部1に内面テーパーねじ付きソケット3の大内径側を連結しようとする管端部に向けて環着し、外面テーパースリーブ4の小外径側をソケット3に向け、外面テーパースリーブ内面を第一管端部1と第二管端部2とに嵌合させて両管端部を連結すること、そして外面テーパースリーブ4とソケット3の間に潤滑性と経時硬化性のあるシール材を介在させること、そしてこのソケット3を外面テーパースリーブ4に被せ、この内面テーパーねじを締め付ける方向に回転前進させること、そして前記の外面テーパースリーブ外面をソケット3の内面テーパーねじにより強圧して変形させる第一強圧部Aと、これに隣接する円管継ぎ目部を外面テーパースリーブ4で覆い、この外面テーパースリーブ4の外面をソケット内径拡大部で緩圧する継ぎ目緩圧部Bと、これに隣接する外面テーパースリーブ4の外面をソケット3のテーパーねじにより強圧して変形させる第二強圧部Cとを構成するように円管と外面テーパースリーブ4とソケット3の寸法形状を設定すること、そして外面テーパースリーブ端部とソケット端部と円管の境界部に前記よりも高粘度のシール材5を粘着させ、少なくともこの部分をシール材保護膜6で覆うこと、そして前記の外面テーパースリーブ4は円管とソケット3のいずれよりも軟質であり、剛性が小さいこと、そしてこの外面テーパースリーブ4とソケット3の間の回転摩擦係数は外面テーパースリーブ4と円管1、2との間の回転摩擦係数よりも小さいことを特徴とする管接続方法である。 【0008】 【実施例1−2】図2に示すように、第一強圧部Aと第二強圧部Cの範囲内に円管外周へこみ部D、Eを有することを特徴とする実施例1−1項記載の管接続方法である。このへこみ部は切削によって形成することができるが、転造により形成するのが強度の点から望ましい。 【0009】 【実施例1−3】図3に示すように、第一管端部の管外径が第二管端部の管外径よりも小さいことを特徴とする実施例1−1又は1−2項記載の管接続方法である。 【0010】 【実施例1−4】円管とソケットが金属材料であり、外面テーパースリーブ4が繊維強化合成ゴムであり、外面テーパースリーブ4とソケット3の間の潤滑性と経時硬化性のあるシール材と高粘度シール材5とが揮発性溶剤により粘度を調整した高分子系材料又はゴムであり、保護膜6が高分子材料のシート又は粘着テープである実施例1−1ないし1−3項記載の管接続方法である。 【0011】 【課題を解決するための手段2】図4ないし図6に管接続後の状態を示すように、対面する円管両端部を摩擦連結するに際し、第一管端部1にソケット端リング7と内面テーパーねじ付きソケット3の大内径側を連結しようとする管端部に向けて環着し、第二管端部2にソケット端リング8の大内径側を連結しようとする管端部に向けて環着し、外面テーパースリーブ4の小外径側をソケット3に向け、外面テーパースリーブ内面を第一管端部1と第二管端部2とに嵌合させて両管端部を連結すること、そして外面テーパースリーブ4とソケット3の間に潤滑性と経時硬化性のあるシール材を介在させること、そしてこのソケット3を外面テーパースリーブ4に被せ、この内面テーパーねじを締め付ける方向に回転前進させること、そして前記の外面テーパースリーブ外面をソケット3の内面テーパーねじにより強圧して変形させる第一強圧部Aと、これに隣接する円管継ぎ目部を外面テーパースリーブ4で覆い、この外面テーパースリーブ4の外面をソケット内径拡大部で緩圧する継ぎ目緩圧部Bと、これに隣接する外面テーパースリーブ4の外面をソケット3のテーパーねじにより強圧して変形させる第二強圧部Cとを構成するように円管と外面テーパースリーブ4とソケット3の寸法形状を設定すること、そして外面テーパースリーブ端部とソケット端部又はソケット端リング内に前記よりも高粘度のシール材5を粘着させ、ソケット3の両端外面のねじとその両側のソケット端リング内面ねじとを螺合締め付けて、ソケット端リングと両側の円管外面との間隙をシール材5で充満すること、そして前記の外面テーパースリーブ4は円管とソケット3のいずれよりも軟質であり、剛性が小さいこと、そしてこの外面テーパースリーブ4とソケット3の間の回転摩擦係数は外面テーパースリーブ4と円管との間の回転摩擦係数よりも小さいことを特徴とする管接続方法である。すなわち前記の課題を解決するための手段1に対して、第一管端部1と第二管端部2にそれぞれソケット端リング7、8を環着し、外面テーパースリーブ端部とソケット端部又はソケット端リング内に、前記よりも高粘度のシール材5を粘着させ、ソケット3の両端外面のねじとその両側のソケット端リング内面ねじとを螺合締め付けて、ソケット端リングと両側の円管外面との間隙をシール材5で充満することが付加されている。 【0012】 【作用2】作用1に記載の作用と効果に加えて、第一管端部1と第二管端部にそれぞれソケット端リング7、8を環着し、外面テーパースリーブ端部とソケット端部又はソケット端リング内に前記よりも高粘度のシール材5を粘着させ、ソケット3の両端外面のねじとその両側のソケット端リング内面ねじとを螺合締め付けて、ソケット端リングと両側の円管外面との間隙をシール材5で充満することによって、連結部の気密性が一層向上でき、連結強度を向上できるになる。外面テーパースリーブ4の外面にあらかじめソケット内面のねじに合う雄ねじを予形成しておく場合も本発明に含むが、この場合には雄ねじを予成形しない場合に対して外面テーパースリーブ4の製造コストが高くなるのと、ねじ締め付け抵抗が大きくなるのと、円管外面との境界の最大面圧が低めとなり漏洩圧力が低下するなどの不具合を生じるが、手作業はかえって容易にできる。本発明によって、図6に示すように管連結部において静的な曲りや動的な曲りが可能となる。また夏と冬の温度差や、日中と夜間の温度差によって生じる程度のわずかな伸縮にも対応可能となる。これは外面テーパースリーブ4の内面と円管1、2の外面とが摩擦力によりされていることによる。またガス管や水道管など、車走行等による継手部の疲労破壊や応力破壊に対しても有利であり、施工も容易でコストも低くできる。 【0013】 【実施例2−1】図4ないし図6に管接続後の状態を示すように、対面する円管両端部を摩擦連結するに際し、第一管端部1にソケット端リング7と内面テーパーねじ付きソケット3の大内径側を連結しようとする管端部に向けて環着し、第二管端部2にソケット端リング8の大内径側を連結しようとする管端部に向けて環着し、外面テーパースリーブ4の小外径側をソケット3に向け、外面テーパースリーブ内面を第一管端部1と第二管端部2とに嵌合させて両管端部を連結すること、そして外面テーパースリーブ4とソケット3の間に潤滑性と経時硬化性のあるシール材を介在させること、そしてこのソケット3を外面テーパースリーブ4に被せ、この内面テーパーねじを締め付ける方向に回転前進させること、そして前記の外面テーパースリーブ外面をソケット3の内面テーパーねじにより強圧して変形させる第一強圧部Aと、これに隣接する円管継ぎ目部を外面テーパースリーブ4で覆い、この外面テーパースリーブ4の外面をソケット内径拡大部で緩圧する継ぎ目緩圧部Bと、これに隣接する外面テーパースリーブ4の外面をソケット3のテーパーねじにより強圧して変形させる第二強圧部Cとを構成するように円管と外面テーパースリーブ4とソケット3の寸法形状を設定すること、そして外面テーパースリーブ端部とソケット端部又はソケット端リング内に前記よりも高粘度のシール材5を粘着させ、ソケット3の両端外面のねじとその両側のソケット端リング内面ねじとを螺合締め付けて、ソケット端リングと両側の円管外面との間隙をシール材5で充満すること、そして前記の外面テーパースリーブ4は円管とソケット3のいずれよりも軟質であり、剛性が小さいこと、そしてこの外面テーパースリーブ4とソケット3の間の回転摩擦係数は外面テーパースリーブ4と円管との間の回転摩擦係数よりも小さいことを特徴とする管接続方法である。 【0014】 【実施例2−2】図6に示すように、第一強圧部Aと第二強圧部Cの範囲内に円管外周へこみ部D、Eを有することを特徴とする実施例2−1項記載の管接続方法である。このへこみ部は切削によって形成することができるが、転造により形成するのが強度の点から望ましい。この転造加工装置については後述する。 【0015】 【実施例2−3】第一管端部の管外径が第二管端部の管外径よりも小さいことを特徴とする実施例2−1又は2−2項記載の管接続方法である。 【0016】 【実施例2−4】円管とソケットが金属材料であり、外面テーパースリーブが繊維強化合成ゴムであり、外面テーパースリーブ4とソケット3の間の潤滑性と経時硬化性のあるシール材と高粘度シール材5が揮発性溶剤により粘度を調整した高分子系材料又はゴムである実施例2−1ないし2−3項記載の管接続方法である。 【0017】 【実施例2−5】図7に示すように、ソケット3外面のソケット端リングと螺合するねじが、ソケット小内径側、すなわち円管1側では右ねじであり、その他側すなわち円管2側では左ねじであり、ソケット3の内面テーパーねじは右ねじである実施例2−1ないし2−4記載の管接続方法である。このように構成すると後述の接続装置を用いてソケットとソケット端リングを締め付ける場合に、ねじ締め回転方向が三者同一となり、ねじが緩まず、外面テーパースリーブを円管外面に強力に押圧することができるようになる。 【0018】 【課題を解決するための手段3】図7ないし図9に示すように、管着脱開口部を有するC型ハウジング11に、回転軸を円管軸にほぼ平行とする3個又は4個のロール12により円筒体13を挟圧するように配置すること、そしてそのロールの一以上がモーター14により駆動でき、ロールの一以上がモーター15により圧下位置調節できるように構成することを特徴とする管接続装置である。C型ハウジング11は基礎に立脚させても良いが、好ましくは軽量化して搬送や取り扱いを容易にするために、連結しようとする管に懸垂する構造とするか、図8、図9に示すように、これと独立の支承ローラー上に仮設するのが良い。連結しようとする円管はそれら自体が十分な慣性を有する場合や、土砂等により拘束されている場合には必ずしも保持装置を必要としないが、慣性の小さな小径管では締め付け時の反作用力を支える保持装置を用意する。この保持装置は特に限定されるものではないが、支承ローラーーと一体的に枠組みし、両側の円管を把持するのが良い。 【0019】 【作用3】課題を解決するための手段3のように構成することによって、施工現場の狭い環境においても、円管を回転せずに、ソケット3のみ、又はソケット端リング7、8のみをこの装置によって回転して、そのねじを締め付けることができるようになる。すなわち管着脱開口部を有するC型ハウジング11とすることによって、管接続部へのその装着が容易となる。回転軸を円管軸にほぼ平行とする3個又は4個のロール12により円筒体13を挟圧するように配置して、そのロールの一以上がモーター14により駆動でき、ロールの一以上がモーター15により圧下位置調節できるように構成することによって、ソケットやソケット端リングを把持して容易に螺合できるようになる。この装置を軽量化して連結しようとする管に懸垂する構造とするか、図8、図9に示すように支承ローラー上に仮設するようにすれば、現場での施工が容易となり省力化も可能になる。駆動ロール数をロール数の1/2以上とすれば、ロールとソケット又はソケット端リングとの間のすべりを小さくでき、安定した締め付けができるようになる。図8と図9の例では3本のロールの内、2本が駆動される。ねじを締める場合に回転と同時に進みが生じる。ロール軸をこれに応じて管軸の周りに捻るのが良い。しかしながらこの計算値程度では装置を複雑化した見返りを得るほどの十分な効果は得られない。すなわちねじのリードを周長で除した値は1/50ないし1/200と無視できるほど小さな値であるが、好ましくはこれより大きな値、例えば1/10ないし1/40程度の勾配を選ぶことによって、ソケットに推力を発生させ、効率良くねじを軸方向に進めることができるようになる。 【0020】 【実施例3−1】図8、図9に示すように、管着脱開口部を有するC型ハウジング11に、回転軸を円管軸にほぼ平行とする3個又は4個のロール12により円筒体13を挟圧するように配置すること、そしてそのロールの一以上がモーター14により駆動でき、ロールの一以上がモーター15により圧下位置調節できるように構成することを特徴とする管接続装置である。図では3個のロールのうち2個を1個のモーター14で駆動しており、他の1個のロールはモーター15により圧下位置調節ができる。この圧下調節は装置の着脱以外に、外径の異なる円筒体にも対応できる。この円筒体のねじ締め付け保持部外径が大きく異なる場合には、他のロールも位置調節出来るようにすれば良い。円筒体は例えば図3ないし図6に示す断面構造を有している。図4ないし図6のようにソケット端リングを有し、ソケットを回転してねじ締めする場合には、図7に示すような状態となる。このあとソケット端リング7、8をロール12によって締め付ける。緩める場合にはこの逆の操作を行う。好ましくはロール軸を管軸の周りにソケット3のねじを進める方向に1/10ないし1/40程度の大きな勾配とし、スリーブやソケットの勾配に逆らって進める推力を発生させる。 【0021】 【実施例3−2】ハウジング11内にモーター駆動電源としての電池とモーター駆動制御装置を装備し、無線によってこれを操作するように構成する実施例3−1項記載の管接続装置である。無線を用いることことによって、電気配線の絡みやその断線事故が解消できるようになる。 【0022】 【課題を解決するための手段4】図8に示すように、課題を解決するための手段3項記載の管接続装置において、C型ハウジングが回転自在に支承されていること、そしてハウジングからその半径方向に延在するバー16にその半径方向に位置調節できるウェイト17が装着されていること、そしてねじ締め付け終了時の反作用力上昇によりこのバーとウェイトが定位置から持ち上げられた場合に、ロール駆動モーターの電源が切断されるように構成することを特徴とする管接続装置である。すなわちロール駆動装置と制御装置がC型ハウジングに装備され、これ全体が回転自在に構成されている。電源切断は例えばC型ハウジング上のリミットスイッチの検出端を支承ローラー枠等の固定部に当てるようにすれば良い。 【0023】 【作用4】課題を解決するための手段4項記載のように、ウェイト17の重さと、そのトルク半径を選定することによって、制御を行わなくても締め付けトルクを目標値に一致させることが容易になる。現在の制御技術では瞬時に締め付け完了となるようなねじ締め付け力の制御は、極微速で無い限り難しいが、このようなウェイトをトルクに変換する方式によってこの問題は解決でき、高精度の締付力が保証できるようになる。 【0024】 【実施例4】実施例3−1、3−2項記載の管接続装置において、C型ハウジングが回転自在に支承されていること、そしてハウジングからその半径方向に延在するバー16にその半径方向に位置調節できるウェイト17が装着されていること、そしてねじ締め付け終了時の反作用力上昇によりこのバーとウェイトが定位置から持ち上げられた場合に、ロール駆動モーターの電源が切断されるように構成することを特徴とする管接続装置である。 【0025】 【課題を解決するための手段5】図9に示すように、管着脱開口部を有するC型ハウジング11に、回転軸を円管軸にほぼ平行とする3個又は4個の円盤工具12により円筒体13を挟圧するように配置すること、そしてその円盤工具の一以上がモーター14により駆動でき、円盤工具の一以上がモーター15により圧下位置調節できるように構成すること、そしてその電源としての電池18と円盤工具制御装置19とがC型ハウジングに搭載されていること、そしてその操作指令信号が無線送信されるように構成することを特徴とする管加工装置である。 【0026】 【作用5】課題を解決するための手段5のように構成することによって、管の肉厚を削り取ることなく、円管の外面に環状の溝を形成させ、その肩部で強圧する部分と溝部で緩圧する部分とにより気密性を高め、スリーブと管外面との摩擦係数を上昇し管連結部の離脱を防止することが容易になる。また円盤工具の周縁部を鋭利な刃とすれば、この装置によって切断も可能となる。 【0027】 【実施例5−1】図9に示すように、管着脱開口部を有するC型ハウジング11に、回転軸を円管軸にほぼ平行とする3個又は4個の円盤工具12により円筒体13を挟圧するように配置すること、そしてその円盤工具の一以上がモーター14により駆動でき、円盤工具の一以上がモーター15により圧下位置調節できるように構成すること、そしてその電源としての電池18と円盤工具制御装置19とがC型ハウジングに搭載されていること、そしてその操作指令信号が無線送信されるように構成することを特徴とする管加工装置である。無線を用いることことによって、C型ハウジングの回転にともなう電気配線の絡みや、その断線事故が解消できるようになる。 【0028】 【実施例5−2】管周方向に溝付け転造加工を行う実施例5−1項記載の管加工装置。 【0029】 【実施例5−3】C型ハウジングの開口部を開平可能な弧状ビーム部材21によって閉鎖補強し、この弧状ビーム部材21を閉じた場合にC型ハウジング外周が円周を形成するように構成する実施例5−1、又は5−2項記載の管加工装置である。この弧状ビーム部材18は好ましくは補強材としての機能の他に、回転中心軸の周囲の重量バランスをとるためのカウンターウェイトとして機能させ、C型ハウジングと共に円形外周を構成して、その回転を仮設ローラー20で支承するように構成するのが良い。 【0030】 【発明の効果】本発明によって施工が容易で管接続部に長さ方向と曲げ方向に柔軟性のある管の接続方法、特に摩擦を用いた高強度の接続方法を提供することができるようになる。そしてこの接続に際し搬送や取り扱いが容易な接続装置や管端加工装置を提供すること、特にねじ締め付け力が容易に管理できる管接続装置提供することができるようになる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000159375 【氏名又は名称】吉原 征四郎
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| 【出願日】 |
平成11年8月25日(1999.8.25) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−65755(P2001−65755A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月16日(2001.3.16) |
| 【出願番号】 |
特願平11−237708 |
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