| 【発明の名称】 |
管固定用金具 |
| 【発明者】 |
【氏名】畑山 進
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| 【要約】 |
【課題】本発明の目的は、管の固定力向上及び締め付けすぎによる管の歪みを防止することができる管固定用金具を提供するものである。
【解決手段】対向配置された一対の湾曲バンド11、13で管20の外周を挟着して管20を固定する管固定用金具10であって、前記湾曲バンド11、13は、対向する端部111、131、112、132は当接できるようになされ、湾曲バンド11、13の端部111、131、112、132近傍には、締結部12、14、12、14が設けられると共に、湾曲バンド11、14は内周面113、133にスリット溝が設けられ、締結部12、14の端部122、142を当接させた状態で、湾曲バンド11、13の当接する端部111、131、112、132に所定の隙間が設けられていることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 対向配置された一対の湾曲バンドで管の外周を挟着して管を固定する管固定用金具であって、対向配置された前記湾曲バンドは、固定する管の外周の形状に湾曲され、対向する端部は当接できるようになされ、湾曲バンドの端部近傍には、対向する湾曲バンドを締結するL字に屈折された締結部が設けられると共に、前記一対の湾曲バンドは内周面にスリット溝が設けられ、前記対向する一対の締結部の端部を当接させた状態で、前記一対の湾曲バンドの当接する端部に所定の隙間が設けられていることを特徴とする管固定用金具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、管を支持、固定する管固定用金具に関する。 【0002】 【従来の技術】特開平10−160048号公報に配管支持金具が記載されている。上記公報では、レベルバンドの上位の湾曲バンドを、ネジ杆を回動支軸として回動自在にして、自由端相互間で係脱部を有する2分割の分割湾曲バンドによるものとして、分割湾曲バンドのセット下で、これを回動して配管パイプをネジ杆間に落し込み状に通した後、再度これを回動して自由端を相互に係止してナットを締着することによって、対向配置の湾曲バンドを一対のネジ杆間にセットしたままの状態で、締着ナットの取り外しや再螺装等の煩雑な作業を行うことなく、直接に配管パイプの挟着支持をなし得、配管作業の作業性を向上した配管支持金具が提供されている。 【0003】又、図5は従来の管固定用金具の締結状態を示す断面図である。図5に示す様に、従来の固定金具30は、U字型帯状の固定金具30を台座32で管40を挟んで締結ボルト31で管40を固定している。上記固定金具30での固定では、管40への固定力が弱く、管40に長手方向の応力が生じた場合に管40のズレが生じる。又、固定力を上げるために締め付けを強くした時に管40の一部分に歪みが生じるといった問題があった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記の様に、従来の方法では管を固定金具で締結する際には、配管ずれを生じないように、金具の締結力を正確に調整する方法がなく、締結しすぎることによって、管を変形させるといった問題があった。 【0005】本発明は、上記のこのような問題点に着眼してなされたものであり、その目的は、管の固定力向上及び締め付けすぎによる管の歪みを防止することができる管固定用金具を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の管固定用金具は、対向配置された一対の湾曲バンドで管の外周を挟着して管を固定する管固定用金具であって、対向配置された前記湾曲バンドは、固定する管の外周の形状に湾曲され、対向する端部は当接できるようになされ、湾曲バンドの端部近傍には、対向する湾曲バンドを締結するL字に屈折された締結部が設けられると共に、前記一対の湾曲バンドは内周面にスリット溝が設けられ、前記対向する一対の締結部の端部を当接させた状態で、前記一対の湾曲バンドの当接する端部に所定の隙間が設けられているものである。 【0007】 【作用】本発明の管固定用金具は、対向配置された前記湾曲バンドは、固定する管の外周の形状に湾曲され、対向する端部は当接できるようになされ、湾曲バンドの端部近傍には、対向する湾曲バンドを締結するL字に屈折された締結部が設けられると共に、前記対向する一対の締結部の端部を当接させた状態で、前記一対の湾曲バンドの当接する端部に所定の隙間が設けられているので、管を締め付ける際に湾曲バンドの締め付けは湾曲バンドの当接する端部に隙間がなくなる迄締めつけられそれ以上はとめられ、それ以上の締め付け力が管に掛かることがない。そのために、管に必要以上に力が掛からないので管が歪むことがない。更に、前記一対の湾曲バンドは内周面にスリット溝加工がなされているので、管に長手方向の応力が発生しても管のズレがなくなり管継ぎ手部の応力起因による破損をなくすことができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の管固定用金具の締結状態を示す断面図、図2は、本発明の管固定用金具の締結状態を示す側面図、図3は、管固定用金具の詳細を示す断面図、図4は、管固定用金具の内部を説明する断面図である。 【0009】本発明の管固定用金具10は、図1、図2に示す様に、対向配置された一対の湾曲バンド11、13で管20の外周を挟着して管20を固定するようになされている。対向配置された前記湾曲バンド11、13は、固定する管20の外周の形状に湾曲され、対向する端部111、131、112、132は当接できるようになされている。 【0010】湾曲バンド11、13の端部111、131、112、132近傍には、対向する湾曲バンド11、13を締結するL字に屈折された締結部12、12、14、14が設けられている。前記一対の湾曲バンド11、13は内周面113、133にスリット溝加工がなされ、前記対向する一対の締結部12、12、14、14の端部122、142、122、142を当接させた状態で、前記一対の湾曲バンド11、13の当接する端部111、131、112、132に所定の隙間が設けられているものである。 【0011】図3に示す様に、一対の湾曲バンド11、13は、管20を挟着しやすいように、管20の形状に合わせた半円形状になされている。湾曲バンド13の一部には管固定用金具10が構造材に設置できる台座15が設けられている。 【0012】湾曲バンド11、13の両端部111、112、131、132は、端部111、112、131、132を直角な面になされ、互いを当接できるようになされている。湾曲バンド11、13の両端部111、112、131、132近傍にはL字状になされた締結部12、12、14、14が設けられている。 【0013】締結部12、12、14、14は、端部をL字状に屈折させて、一端を湾曲バンド11、13に固着されている。他端は、対向する一対の締結部12、12、14、14が互いの端部122、142、122、142同士を当接できるようになされている。 【0014】一対の湾曲バンド11、13同士を締め付ける前の状態で、当接する端部122と142、122と142の間には、所定の隙間が設けられている。即ち、端部122、142、122、142同士を隙間なく当接した状態で、湾曲バンド11、13の端部111と132、112と132との間には所定の隙間が生じてしる。 【0015】締結部12、14は、湾曲バンド11、13同士を締め付けられるように締結ボルト17を挿通できる締結孔121、141が穿孔されている。締結孔121、141は締結部12、14の端部122、142と湾曲バンド11、13との接続端部との間に穿孔されている。そのため締結ボルト17を締め込む際に締結部12、14の当接端部122、142は梃子の支点の役割をなし、湾曲バンド11、13同士が縮むようにして管20を締め込む。湾曲バンド11、13、締結部12、14等は鋼板を加工して形成されている。 【0016】図4に示す様に、湾曲バンド11、13の内周面113、133の表面にはスリット溝が刻まれている。そのため内周面113、133に接する保護カバー16a、16bとは、滑りにくい状態になされている。保護カバー16a、16bは、管20の保護カバーとして塩ビシートを2分割して管20に巻き付けて接着されている。 【0017】この様に、本発明の管固定用金具10は、対向配置された前記湾曲バンド13は、固定する管20の外周の形状に湾曲され、対向する端部111、131、112、132は当接できるようになされ、湾曲バンド11、13の端部111、131、112、132近傍には、対向する湾曲バンド11、13を締結するL字に屈折された締結部12、12、14、14が設けられると共に、前記対向する一対の締結部12、14、12、14の端部122、142、122、142を当接させた状態で、前記一対の湾曲バンド11、13の当接する端部111と131、112と132に所定の隙間が設けられているので、管20を締め付ける際に湾曲バンド11、13の締め付けは隙間がなくなる状態で、それ以上は締結部12、14の当接する端部122、142でとめられ、それ以上の締め付け力が管20に掛かることがない。 【0018】そのために、管20に必要以上に力が掛からないので管20が歪むことがない。更に、前記一対の湾曲バンド11、13は内周面にスリット溝加工がなされているので、管20に長手方向の応力が発生しても管20のズレがなくなり管継ぎ手部の応力起因による破損をなくすことができる。 【0019】 【発明の効果】本発明の管固定用金具は、上記構成により、前記対向する一対の締結部の端部を当接させた状態で、前記一対の湾曲バンドの当接する端部に所定の隙間が設けられているので、管を締め付ける際に湾曲バンドの締め付けは隙間がなくなる状態でそれ以上は湾曲バンドの当接する端部でとめられ、それ以上の締め付け力が管に掛かることがない。そのために、管に必要以上に力が掛からないので管が歪むことがない。更に、前記一対の湾曲バンドは内面にスリット溝加工がなされているので、管に長手方向の応力が発生しても管のズレがなくなり管継ぎ手部の応力起因による破損をなくすことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002174 【氏名又は名称】積水化学工業株式会社 【識別番号】591183566 【氏名又は名称】セキスイ管材テクニックス株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年8月30日(1999.8.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100102956 【弁理士】 【氏名又は名称】九十九 高秋
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| 【公開番号】 |
特開2001−65740(P2001−65740A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月16日(2001.3.16) |
| 【出願番号】 |
特願平11−243859 |
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