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【発明の名称】 管継手構造
【発明者】 【氏名】仲石 正雄

【氏名】上田 義憲

【氏名】八木 博史

【要約】 【課題】管相互の連結を簡単且つ迅速に行えるようにして施工性を向上する管継手構造を提供する。

【解決手段】受け口11を有する管7に対し、予めその内周にシール部材18を装着し、押し輪24をボルト26、ナット27を介してフランジ15に仮止めの状態で装着しておく。そして、他方の管3をシール部材18の内周に挿入し、ボルト26,ナット27を締結することで押圧部材24によりシール部材18を圧縮し、該シール部材18を他方の管3に密着させて双方の管7,3を連結する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 一方の管(7)の受け口(11)に、他方の管(3)の端部を挿入して連結する管継手構造であって、双方の管(7,3)の連結前の状態において、前記一方の管(7)は、その受け口(11)の内周面に、他方の管(3)の端部外周面との間をシールするシール部材(18)を装着し、且つ前記受け口(11)に前記シール部材(18)を管軸方向に圧縮する押圧部材(24)を仮止め状態で装着しており、前記シール部材(18)に対して他方の管(3)を挿入するとともに、前記押圧部材(24)によりシール部材(18)を圧縮することで、双方の管(7,3)をシール部材(18)によりシールした状態で連結するように構成したことを特徴とする管継手構造。
【請求項2】 他方の管(3)の端部外周径よりも、前記シール部材(18)の内周径が大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の管継手構造。
【請求項3】 前記受け口(11)の内周径よりも、シール部材(18)の外周径が大きく形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の管継手構造。
【請求項4】 前記シール部材(18)における前記受け口(11)への挿入側の外周面が、先細り状となるテーパー面に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の管継手構造。
【請求項5】 前記シール部材(18)を前記受け口(11)に装着するとき、該受け口(11)の内周エッジ部分(X1)を通過する前記シール部材(18)の外周エッジ部分(X2)に面取り部を形成していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の管継手構造。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管継手構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高層建築物等において各階を貫くように設けられる排水用の立主管や、この立主管に接続する横引き管等は、所定長さの直管同士、直管と集合管、直管と曲がり管等を連結することによって配管されるようになっているが、一般に、これらの管の連結には、図7に示されるようなフランジ継手構造が採用されている。この継手構造では、一方の管30の端部をやや大径の受け口31に形成するとともに、該受け口31の開口端外周にフランジ32を突出しており、これに対し、他方の管33は、受け口31に挿入可能なようにストレート管に形成され、その挿入端部に、押し輪(押圧部材)34、ロックリング35、カラー36、パッキン37等をこの順で外嵌している(ロックリング35,カラー36を省略して押し輪34、パッキン37のみをこの順で外嵌する場合もある)。
【0003】そして、この他方の管33を前記受け口31に挿入するとともに、前記フランジ32と押し輪34とを複数のボルト38及びナット39で結合し、これを締め付けることにより、パッキン37等を圧縮して双方の管30,33を互いに水密的に連結するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の継手構造では、他方の管33端部に予めパッキン37、押し輪34等を仮止め状態で装着し、この管33を一方の管30の受け口31に挿入したあとに、フランジ32と押し輪34のボルト孔40,41の位置合わせやボルト38の挿入、ナット39の締め付けといった作業を行う必要がある。これらの作業は他方の管33の挿入状態を保持しながら行わなければならないことから非常に面倒な作業となり、これを複数箇所のボルト38について繰り返し行うことで、全体としての施工性をかなり悪化させるものとなっていた。
【0005】特に、建築物の各階床の間に設けられる立主管の上端と、各階に設けられる集合管の下側の受け口との連結では、ある階の集合管に対してその下の階から立主管を連結しなければならないため、この部分に上記継手構造を採用すると、下の階から高所の作業になるとともに、上の階に迫る位置での作業となることから、上記のようなボルト締結作業がより一層困難なものとなっていた。また、一方の管30の受け口31に他方の管33端部を挿入したとき、この他方の管33に仮止めしたパッキン37等が受け口31に対して傾く恐れがあり、これによって双方の管30,33のシール効果を損なう恐れも生じていた。
【0006】そこで本発明は上記実情に鑑み、管相互の連結を簡単且つ迅速に行えるようにして施工性を向上する管継手構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を講じている。すなわち、本発明は、一方の管7の受け口11に、他方の管3の端部を挿入して連結する管継手構造であって、双方の管7,3の連結前の状態において、前記一方の管7は、その受け口11の内周面に、他方の管3の端部外周面との間をシールするシール部材18を装着し、且つ前記受け口11に前記シール部材18を管軸方向に圧縮する押圧部材24を仮止め状態で装着しており、前記シール部材18に対して他方の管3を挿入するとともに、押圧部材24によりシール部材18を圧縮することにより、双方の管7,3をシール部材18によりシールした状態で連結するようにしたことを特徴とするものである。
【0008】これによれば、双方の管7,3の連結前に、予め一方の管7の受け口11側にシール部材18及び押圧部材24を装着しておき、この状態から、受け口11側のシール部材18に対して他方の管3の端部を挿入し、押圧部材24によってシール部材18を圧縮することで双方の管7,3の連結を行う。したがって、従来のように、施工時の現場作業で他方の管3の挿入後に押圧部材24とフランジとのボルト孔位置合わせやボルトの挿入作業を行う必要もなく、即座に押圧部材24の締付作業等が行えて施工性の向上が可能であり、特に、集合管2における下連結管7の受け口11と立主管3の上端との連結において本発明の継手構造を採用することで連結作業の労力がより軽減されるものとなる。
【0009】ここで、前記押圧部材24を仮止め状態としておくことで、他方の管3の挿入が支障なく行え、また、他方の管3の端部外周径よりも、シール部材18の内周径を大きく形成してやれば、管3の挿入がより容易に行えるようになり、この場合でも、押圧部材24の締め付けによるシール部材18の圧縮によって管7,3の水密は確実に保たれる。一方、前記受け口11の内周径に対して、シール部材18の外周径を大きく形成することにより、双方の管7,3の連結前の状態でも、受け口11の内周面にシール部材18の外周面を圧接、密着させることが可能であり、該シール部材18が受け口11に対して傾いたり、偏心した状態で装着されるようなことがなく、他方の管3の挿入が容易に行えるようになる。
【0010】前記シール部材18において、前記受け口11への挿入側の外周面を、先細り状となるテーパー面に形成するのが好ましい。これによって、シール部材18を受け口11に容易に装着することができるようになる。また、前記シール部材18を前記受け口11に装着するとき、該受け口11の内周エッジ部分X1を通過する前記シール部材18の外周エッジ部分X2には、面取り部を形成するのが好ましく、これにより、シール部材18が受け口11に引っ掛かることなく、簡単に装着できるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図3は、建築物等における排水管等の配管構造を示しており、この建築物の各階床スラブ1には集合管2が固定され、該集合管2の上下に立主管3が連結され、集合管2の上部に横引き管4が連結されたものとなっている。集合管2は、本体部5と、その上下に設けられて前記立主管3が連結される上、下連結管6,7と、横引き管4が連結される横連結管8とを備えてなり、本体部5は、各階床スラブ1に形成した通孔9に挿通状とされてモルタル10等によって固定されるようになっている。
【0012】本発明に係る管継手構造は、例えば、図3における矢示A部の連結、すなわち、集合管2の下連結管(一方の管)7と立主管(他方の管)3の上端部との間の連結等に有用に採用されるものであり、この部分を拡大して示す図1及び図2において、下連結管7の端部には、下方に開口した受け口11を有し、一方、立主管3はストレート管とされてその上端(差し口3A)が受け口11に挿入されるようになっている。なお、図1には下連結管7と立主管3の連結前の状態を示し、図2には連結後の状態を示している。
【0013】図1において、前記受け口11は、立主管3を挿入可能とするように段部12を介して若干大径に形成されており、この大径部13の端部内周には、開口側(下側)が拡開状となるテーパー面14を有している。また、受け口11の端部外周には、径外方向に突出するフランジ15が一体に形成され、該フランジ15には、管軸方向に貫通するボルト挿通孔16が周方向所定間隔をおいて複数形成されている。前記大径部13の内周面には、立主管3の外周面との間を水密的にシールするシール部材18が装着されている。このシール部材18は、合成ゴム等によって大径部13に内嵌可能な筒状に形成されており、上部側が薄肉部19、下部側が厚肉部20に形成され、薄肉部19の上端には、径内方向に突出して前記段部12に重合される鍔部21が一体に形成されている。
【0014】また、鍔部21を除くシール部材18の内周面は、凹凸の無いほぼストレートとなる平坦面に形成されており、よって厚肉部20の外周は薄肉部19に対して段部22を介して径外方向に膨出し、この段部22は、受け口11のテーパー面14に面接触するテーパー面に形成されている。また、シール部材18は、その下端部が受け口11から突出した状態で装着されるようになっている。前記シール部材18において、その外周径は、受け口11の内周径よりも若干大径に形成されており、シール部材18は、その弾性によって受け口11の内周に圧接するようになっている。そのため、受け口11との間に隙間を生じることなく密着し、受け口11内でシール部材18が傾いたり、偏心するようなことが防止されている。また、シール部材18の内周径dは、立主管3(差し口3A)の外周径Dよりも大径に形成されており、該立主管3を挿入したときシール部材18の内周面との間に隙間を生じるようになっている。
【0015】前記フランジ15には、リング状に形成された押し輪(押圧部材)24が仮止め状態で連結されている。すなわち、前記押し輪24は、フランジ15側のボルト挿通孔16に対応した複数のボルト挿通孔25を有し、双方のボルト挿通孔16,25に連結ボルト26を挿通するとともに該連結ボルト26にナット27を螺着しており、シール部材18をほとんど圧縮しない状態で押し輪24の上面(押圧面24A)を前記シール部材18の下端面に接触することで、受け口11からシール部材18が離脱しないように、また、シール部材18が傾斜しないように支持している。
【0016】なお、押し輪24の上面には凹部24Bが形成され、この凹部24Bの底面がシール部材18の下端面に接触する押圧面24Aとされている。上記シール部材18及び押し輪24は、工場出荷時に予め受け口11に装着した状態とするのが好ましいが、建設現場等において集合管2及び立主管3を配管する前に装着するものであってもよい。上記構成の下連結管(一方の管)7に対して立主管(他方の管)3を連結する場合、当該下連結管7よりも一つ下の階床1から立主管3の差し口3Aを受け口11に挿入する。この際、シール部材18の内周径dが立主管3の外周径Dよりも大径に形成されていることから、受け口11から離れた下の階床からでも迅速且つ容易に立主管3を挿入することができ、労力が軽減される。
【0017】また、受け口11の内周面にシール部材18の外周面が密着していることから、立主管3の挿入の際に、その上端がシール部材18に引っ掛かってこれを位置ずれさせたり、傷つけるようなことも防止でき、また、押し輪24によってシール部材18の下端面を保護することで立主管3の接触を可及的に防止している。そして、立主管3を挿入したのち、連結ボルト26及びナット27を締め付けることにより、図2に示すように、押し輪24をフランジ15側へ管軸方向に移動し、シール部材18を押圧、圧縮することによってその内周面を立主管3に密着させる。
【0018】この際、押し輪24、ボルト26及びナット27は予めフランジ15に装着されていることから、単に連結ボルト26、ナット27を締め付けるだけで連結が完了し、下の階から高所の作業となる締結作業が簡単に効率よく行えるようになっている。また、シール部材18の外周面は、予め受け口11の内周面に密着していることから、押し輪24でシール部材18を圧縮した際に、該シール部材18は内周側へ大きく膨出することとなり、立主管3に対する密着度が増してシール性の向上が図られている。更に、押し輪24によりシール部材18を上方へ圧縮すると、前記テーパー面14による案内作用でシール部材18が縮径し、これによってもシール性を向上できるようになっている。
【0019】なお、前記立主管3を交換等の目的で下連結管7から離脱する場合には、連結ボルト26及びナット27を外れない程度に緩めることにより、押し輪24によるシール部材18の圧縮を解除し、該シール部材18の内周面と立主管3との間に隙間を生じさせることにより容易に立主管3を離脱できる。また、上記実施形態において、シール部材18の外周径は、受け口11の内周径よりも若干小さく形成することも可能であり、この場合、管7,3の連結前の状態でも、押し輪24によってシール部材18を適正位置に保持可能であり、シール部材18を圧縮することで受け口11に密着させることが可能である。
【0020】図4は本発明の第2実施形態を示すものである。本実施形態では、シール部材18の薄肉部19が、先端側(上端側)へいくに従い径方向内方に移行するように管軸方向に対して角度θだけ傾斜して設けられており、これによって、受け口11への挿入側となる薄肉部19の外周面が先細り状のテーパー面19Aに形成されたものとなっている。また、シール部材18を受け口11に装着するときに該受け口11の内周エッジ部分X1を通過するシール部材18の外周エッジ部分X2、即ち、厚肉部20の段部22における外周エッジ部分X2には、アール又はテーパーの面取り部が形成され、立主管3の上端(差し口)3Aの外周エッジ部分X3が通過する厚肉部20の内周エッジ部分X4にもアール又はテーパーの面取り部が形成されている。
【0021】本実施形態においては、薄肉部19の外周面をテーパー面19Aに形成することによって、シール部材18を受け口11に容易に挿入できるようになっており、更に、シール部材18の外周エッジ部分X2及び内周エッジ部分X4に面取り部を形成することで、受け口11及び差し口3Aに対してシール部材18が引っ掛かるようなことが防止されている。なお、上記各面取り部は、半径2、3mm程度のアールに形成するのが好ましく、上記以外の他の構成については、上記第1実施形態と略同様であるため同一符合を付して詳細な説明を省略する。
【0022】ところで、上記立主管3は、鋼、鋳鉄、樹脂材等により形成されるものであり、特に、鋳鉄管の場合にはその外径寸法にバラツキ(誤差)を生じやすくなっている。そのため、図7の従来技術で示したように、シール部材(パッキン37)等を予め立主管(他方の管)33に装着する構成であれば、該立主管の外径寸法が大きいほどシール部材の外径寸法も膨張して大きくなり、受け口に対する挿入が困難になるという問題が生じる。逆に、立主管の外径寸法が小さいとシール部材をしっかりと装着できなくなるため、該シール部材が傾いたり偏心したりして受け口との間のシール性を損なう恐れが生じる。
【0023】これに対し、上述した本発明では、シール部材18の内径寸法が立主管3の外径寸法よりも大きくなるように設定され、且つシール部材18が押し輪24によって径内方向に膨張する構成であるために、シール部材18の内径よりも小さい範囲であれば立主管3の外径寸法のバラツキにもある程度対応することが可能となっている。本願出願人は、ある一定寸法のシール部材18に適合する立主管3の外径寸法の誤差許容範囲を次のような実験によって確認した。
【0024】■ まず、一定寸法のシール部材18を、内径寸法d3(図4参照、以下同じ)の異なる4種の受け口11に装着する。この受け口11は、内径寸法d3がシール部材18の外径(厚肉部の外径)寸法D1に対して−1mm、±0mm、+1mm、+2mmとなる4種とする。なお、受け口内径d3の寸法公差は、(D1−1mm)≦d3≦(D1+1mm)である。
■ 上記4種の各受け口11に対して、それぞれ2種の押し輪24を装着する。
【0025】この押し輪24は、凹部24Bの径d4が、シール部材18の外径寸法D1に対して+1mm、+2mmとなる2種とする。なお、押し輪24の凹部径d4の寸法公差は、(D1+1mm)≦d4≦(D1+2mm)であり、実験には、このうち最大と最小の2種を使用する。
■ 各受け口11にシール部材18、各押し輪24を装着した状態で、外径寸法D2の異なる複数の立主管3をそれぞれ挿入し、ボルト26及びナット27を一定の締付けトルクで締結する。
【0026】そして、このときのフランジ15と押し輪24の間の寸法(図2にTで示す)を計測する。
■ 寸法Tが0より大きい場合(フランジ15と押し輪24とが当接しない場合)、その立主管3の外径寸法D2が一定寸法のシール部材18に適合するものと判断する。
以上のような手法で、呼び径100mmの管3,7について寸法Tのデータを採取し、適合した条件をグラフ化したところ、図5に示すようになった。
【0027】実験に用いたシール部材18、受け口11、押し輪24、立主管3(差し口3A)は図4に示した形状のものであり、その各寸法は、図6に示すとおりである。また、フランジ15と押し輪24の間の初期寸法(シール部材18を圧縮しない状態での寸法)Tは10mm(=t1−(t4+t7))に設定されている。なお、図5のグラフにおいて、寸法Tが0となった場合、及びシール部材18に差し口3Aを適正に挿入できなかった場合(シール部材18の内径d1に対して差し口3Aの外径寸法D2が大きい場合)のデータは除外している。
【0028】図5に示すように、内径寸法d3が寸法公差内の受け口A〜C(シール部材18の外径D1=135mmに対して内径d3=134〜136mmの受け口A〜C)にシール部材18を装着したとき、そのシール部材18の内径d1=117mmに対し、差し口3Aの外径寸法D2が112mm〜115mmであれば、いずれの押し輪24を用いた場合であっても隙間寸法Tが0以上となった。すなわち、シール部材18の内径d1と差し口3Aの外径D2との関係が、(d1−5mm)≦D2≦(d1−2mm)の範囲にあるときに、その差し口3A(立主管3)を使用可能であることが判明した。
【0029】また、他の呼び径寸法の管3,7についても、上記の関係がほぼ成り立つものとなった。また、受け口B〜D(内径寸法d3=135mm〜137mm)にシール部材18を装着した場合には、外径寸法D2が113mm〜116mmの差し口3Aを使用可能であることが判明した。すなわち、寸法公差外の受け口D(内径寸法d3=137mm)であっても、差し口3Aの外径寸法D2によっては使用可能であり、この場合も、(d1−4mm)≦D2≦(d1−1mm)という広い寸法範囲の差し口3Aを利用できることが判明した。
【0030】本発明は、上記実施形態に限らず適宜設計変更可能である。例えば、本発明の継手構造が採用される箇所としては、集合管2の上連結管6と立主管3、横連結管8と横引き管4、また、立主管3等の直管同士の連結にも採用可能である。また、シール部材18としては、薄肉部19を省略し、厚肉部20のみの構成とすることができる。テーパー面19Aは、上記実施形態のように薄肉部19全体を径内方向に傾斜させるに限らず、薄肉部19の外周面をテーパー状に除肉したものであってもよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、管相互の連結を簡単且つ迅速に行え、施工性の向上を図ることが可能となる。
【出願人】 【識別番号】000001052
【氏名又は名称】株式会社クボタ
【出願日】 平成12年5月17日(2000.5.17)
【代理人】 【識別番号】100061745
【弁理士】
【氏名又は名称】安田 敏雄
【公開番号】 特開2001−32978(P2001−32978A)
【公開日】 平成13年2月6日(2001.2.6)
【出願番号】 特願2000−145233(P2000−145233)