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【発明の名称】 油圧フィッテング
【発明者】 【氏名】佐藤 公俊

【氏名】五十川 靖之

【要約】 【課題】汎用の安価な油圧センサを適用できる油圧フィッテングを提供すること。

【解決手段】油圧回路としての油圧パイプ7に油圧センサ8を取付けるための油圧フィッテング1において,該油圧フィッテング1は,上記油圧パイプ7の途中に接続する管状接続体2と,該管状接続体2の外周に配設され上記油圧センサ8を装着するセンサ装着体3と,上記管状接続体2と上記センサ装着体3との間に介設される電気絶縁体4とよりなる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 油圧回路に油圧センサを取付けるための油圧フィッテングにおいて,該油圧フィッテングは,上記油圧回路の途中に接続する管状接続体と,該管状接続体の外周に配設され上記油圧センサを装着するセンサ装着体と,上記管状接続体と上記センサ装着体との間に介設される電気絶縁体とよりなることを特徴とする油圧フィッテング。
【請求項2】 請求項1において,上記管状接続体は,その軸芯に沿って形成された作動油流路と,該作動油流路から半径方向外側に向かって形成された油圧測定口とを有しており,上記センサ装着体は,上記管状接続体を挿通するための貫通穴と,該貫通穴から半径方向外側に向かって形成され,上記油圧センサを装着するための装着口とを有しており,上記電気絶縁体は,筒状体であることを特徴とする油圧フィッテング。
【請求項3】 請求項2において,上記管状接続体は,上記作動油流路及び上記油圧測定口を設けた管本体部と,該管本体部から突出形成されたフランジ状挟持部とを有する凸型接続部材と,該凸型接続部材の管本体部に螺合される袋ナット状挟持部を有する凹型接続部材とにより構成し,また,上記電気絶縁体は,上記凸型接続部材の管本体部と上記センサ装着体との間に配設される第1筒状体と,上記凸型接続部材のフランジ状挟持部と上記センサ装着体との間に配設される第1フランジ部とを有する第1絶縁部材と,上記凸型接続部材の管本体部と上記センサ装着体との間に配設される第2筒状体と,上記凹型接続部材の袋ナット状挟持部と上記センサ装着体との間に配設される第2フランジ部とを有する第2絶縁部材とにより構成してあることを特徴とする油圧フィッテング。
【請求項4】 請求項3において,上記フランジ状挟持部と上記第1フランジ部との間,及び該第1フランジ部と上記センサ装着体との間には,それぞれOリングが配設されており,上記センサ装着体と上記第2フランジ部との間,及び該第2フランジ部と上記袋ナット状挟持部との間にも,それぞれOリングが配設されていることを特徴とする油圧フィッテング。
【発明の詳細な説明】【0001】
【技術分野】本発明は,例えばフォークリフト等の油圧回路に油圧センサを取付けるための油圧フィッテングに関する。
【0002】
【従来技術】フォークリフトの油圧回路に油圧センサを取付ける場合には,次に示すような油圧フィッテングを用いる。図10に示すごとく,従来の油圧フィッテング9は,その軸芯に沿って形成された作動油流路91と,作動油流路91から半径方向外側に向かって形成された装着口92とを有する。また,上記油圧フィッテング9の両端には,油圧回路としての油圧パイプ7と接続するための接続端部93が延設してある。また,上記油圧フィッテング9は金属で構成してある。
【0003】そして,作動油の油圧を検出するにあたっては,油圧フィッテング9の接続端部93を油圧パイプ7に接続すると共に,油圧フィッテング9の装着口92に油圧センサ98を接続して,上記油圧パイプ7に上記油圧センサ98を取り付ける。これにより,上記油圧パイプ7から上記油圧フィッテングの作動油流路91を通じて装着口92へ流れてくる作動油の油圧を,上記油圧センサ98により検出する。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来の油圧フィッテングには,次の問題がある。即ち,上記油圧フィッテング9は,上記のごとく,1つの金属部材で構成してある。そのため,例えばフォークリフトのフレームにサージ電圧等がかかり,フレームと上記油圧パイプ7との間に電位差が生じた場合には,上記油圧フィッテング9を介して上記油圧センサ98に電圧が伝わって,上記油圧センサ98が誤検出してしまうおそれがある。それ故,上記油圧センサ98の誤検出を防止するために,上記油圧センサ98としてノイズに強い高価な油圧センサが必要となる。
【0005】これを解決するため,上記油圧フィッテングを1つの絶縁部材で構成することが考えられるが,この場合には,上記油圧フィッテングが脆く,ヒビが入りやすくなる。そのため,上記1つの絶縁部材だけで構成した油圧フィッテングは,作動油の油圧が高い場合には,その使用が制限されてしまう。
【0006】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,汎用の安価な油圧センサを適用できる油圧フィッテングを提供しようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,油圧回路に油圧センサを取付けるための油圧フィッテングにおいて,該油圧フィッテングは,上記油圧回路の途中に接続する管状接続体と,該管状接続体の外周に配設され上記油圧センサを装着するセンサ装着体と,上記管状接続体と上記センサ装着体との間に介設される電気絶縁体とよりなることを特徴とする油圧フィッテングにある。
【0008】本発明において最も注目すべきことは,上記油圧回路に接続する上記管状接続体と,上記油圧センサを装着する上記センサ装着体との間には,上記電気絶縁体が介設されていることである。上記電気絶縁体の材質としては,例えばセラミックス,エンジニアリングプラステック等を適用できる。上記油圧フィッテングは,例えばバッテリー式のフォークリフト,ガソリン式のフォークリフト等の油圧回路に適用できる。
【0009】次に,本発明の作用効果につき説明する。本発明においては,上記管状接続体と上記センサ装着体との間に上記電気絶縁体が介設されており,上記管状接続体と上記センサ装着体とが電気的に絶縁されている。そのため,上記センサ装着体に装着される上記油圧センサを,上記管状接続体及び上記油圧回路から,電気的に絶縁させることができる。それ故,上記油圧回路に電圧がかかっても,この電圧が上記油圧センサに伝わることがないので,上記油圧センサとしてノイズに強い高価な油圧センサを用いなくても,上記油圧センサの誤検出を防止できる。従って,本発明によれば,汎用の安価な油圧センサを適用できる油圧フィッテングを提供することができる。
【0010】次に,請求項2の発明のように,上記管状接続体は,その軸芯に沿って形成された作動油流路と,該作動油流路から半径方向外側に向かって形成された油圧測定口とを有しており,上記センサ装着体は,上記管状接続体を挿通するための貫通穴と,該貫通穴から半径方向外側に向かって形成され,上記油圧センサを装着するための装着口とを有しており,上記電気絶縁体は,筒状体であることが好ましい。
【0011】この場合には,上記筒状体である電気絶縁体を上記管状接続体に嵌合し,これらを上記センサ装着体の貫通穴に挿通することにより,上記管状接続体と上記センサ装着体とを容易に絶縁させることができる。なお,上記電気絶縁体は,上記管状接続体の油圧測定口と上記センサ装着体の装着口とを遮断しないように設けてある。例えば,上記電気絶縁体を2つの部材で構成したり,上記電気絶縁体に上記油圧測定口と上記装着口とを連通するための連通穴を設け,上記電気絶縁体を1つの部材で構成するなど,上記電気絶縁体は種々の構成をとることができる。
【0012】次に,請求項3の発明のように,上記管状接続体は,上記作動油流路及び上記油圧測定口を設けた管本体部と,該管本体部から突出形成されたフランジ状挟持部とを有する凸型接続部材と,該凸型接続部材の管本体部に螺合される袋ナット状挟持部を有する凹型接続部材とにより構成し,また,上記電気絶縁体は,上記凸型接続部材の管本体部と上記センサ装着体との間に配設される第1筒状体と,上記凸型接続部材のフランジ状挟持部と上記センサ装着体との間に配設される第1フランジ部とを有する第1絶縁部材と,上記凸型接続部材の管本体部と上記センサ装着体との間に配設される第2筒状体と,上記凹型接続部材の袋ナット状挟持部と上記センサ装着体との間に配設される第2フランジ部とを有する第2絶縁部材とにより構成してあることが好ましい。
【0013】この場合には,上記凸型接続部材に上記凹型接続部材を螺合することにより,上記凸型接続部材のフランジ状挟持部と上記凹型接続部材の袋ナット状挟持部とで,上記第1絶縁部材の第1フランジ部,上記センサ装着体,及び上記第2絶縁部材の第2フランジ部を締め付けることができる。そのため,上記センサ装着体と各絶縁部材との間,及び各絶縁部材と各接続部材との間から油洩れが生じることを,確実に防止できる。
【0014】次に,請求項4の発明のように,上記フランジ状挟持部と上記第1フランジ部との間,及び該第1フランジ部と上記センサ装着体との間には,それぞれOリングが配設されており,上記センサ装着体と上記第2フランジ部との間,及び該第2フランジ部と上記袋ナット状挟持部との間にも,それぞれOリングが配設されていることが好ましい。
【0015】この場合には,上記センサ装着体と各絶縁部材との間,及び各絶縁部材と各接続部材との間から油洩れが生じることを,より一層確実に防止できる。また,作動油の油圧が高い場合においても,上記油圧フィッテングの使用が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】実施形態例1本発明の実施形態例にかかる油圧フィッテングにつき,図1〜図6を用いて説明する。バッテリー式のフォークリフトに設けられた荷役装置を駆動するための油圧回路に適用した例である。本例の油圧フィッテング1は,図1〜図6に示すごとく,上記油圧回路としての油圧パイプ7に油圧センサ8を取付けるためのものである。該油圧フィッテング1は,上記油圧パイプ7の途中に接続する管状接続体2と,該管状接続体2の外周に配設され上記油圧センサ8を装着するセンサ装着体3と,上記管状接続体2と上記センサ装着体3との間に介設される電気絶縁体4とよりなる。
【0017】上記管状接続体2は,図1に示すごとく,その軸芯に沿って形成された作動油流路21と,該作動油流路21から半径方向外側に向かって形成された油圧測定口22とを有している。また,上記管状接続体2は,凸型接続部材23と凹型接続部材24との2つの部材により構成してある。
【0018】上記凸型接続部材23は,図2に示すごとく,上記作動油流路21及び上記油圧測定口22を設けた管本体部231と,該管本体部231から突出形成されたフランジ状挟持部232とを有する。また,上記凸型接続部材23は,上記フランジ状挟持部232の外方に油圧パイプ7と接続するための接続端部233を有する。
【0019】上記管本体部231の先端には,雄ネジ部234が設けてある。また,上記フランジ状挟持部232の内側面には,環状の切欠溝235が設けてある。また,上記接続端部233と上記フランジ状挟持部232との間には,六面ナット236が回転可能に螺着してあると共に,ワッシャ237,Oリング238が回転可能に配設してある。なお,上記フランジ状挟持部232の外形は,六角形である。
【0020】上記凹型接続部材24は,図3に示すごとく,上記凸型接続部材23の管本体部231に螺合される袋ナット状挟持部242を有する。また,上記凹型接続部材24は,上記袋ナット状挟持部242の外方に油圧パイプ7と接続するための接続端部243を有する。上記袋ナット状挟持部242の内部には,上記凸型接続部材23の雄ネジ部234と螺合する雌ネジ部244が設けてある。また,上記袋ナット状挟持部242の内側面には,環状の切欠溝245が設けてある。また,上記袋ナット状挟持部242の外周面には,六面ナット部246が設けてある。
【0021】上記センサ装着体3は,図4に示すごとく,上記凸型接続部材23の管本体部231を挿通するための貫通穴31と,該貫通穴31から半径方向外側に向かって形成され,上記油圧センサ8を装着するための装着口32とを有している。上記貫通穴31の開口周縁部には,それぞれテーパ状の切欠溝315が設けてある。また,上記装着口32には,雌ネジ部325が設けてある。
【0022】上記電気絶縁体4は,図1,図5に示すごとく,第1絶縁部材41と第2絶縁部材42との2つの部材により構成してある。上記第1絶縁部材41は,上記凸型接続部材23の管本体部231と上記センサ装着体3との間に配設される第1筒状体411と,上記凸型接続部材23のフランジ状挟持部232と上記センサ装着体3との間に配設される第1フランジ部412とを有する。
【0023】また,上記第2絶縁部材42は,上記凸型接続部材23の管本体部231と上記センサ装着体3との間に配設される第2筒状体421と,上記凹型接続部材24の袋ナット状挟持部242と上記センサ装着体3との間に配設される第2フランジ部422とを有する。
【0024】図5(a)に示すごとく,上記第1筒状体411の高さHは,上記センサ装着体3の切欠溝315の深さD(図4)よりも大きい。また,上記第1フランジ部412は,上記第1筒状体411の端部から突出形成されている。また,図5(b)に示すごとく,上記第1フランジ部412の外形は円形である。なお,上記第2絶縁部材42も,上記第1絶縁部材41と同様の形状である。
【0025】また,図1に示すごとく,上記フランジ状挟持部232と上記第1フランジ部412との間,及び該第1フランジ部412と上記センサ装着体3の一方の側面との間には,それぞれOリング51,52が配設されている。また,上記センサ装着体3の他方の側面と上記第2フランジ部422との間,及び該第2フランジ部422と上記袋ナット状挟持部242との間にも,それぞれOリング53,54が配設されている。
【0026】上記Oリング51は,上記凸型接続部材23の切欠溝235(図2)に係止された状態で,上記フランジ状挟持部232と上記第1フランジ部412との間をシールしている。また,上記Oリング52は,上記センサ装着体3の切欠溝315(図4)に係止された状態で,上記第1フランジ部412と上記センサ装着体3との間をシールしており,上記Oリング53も,上記と同様に,上記センサ装着体3と上記第2フランジ部422との間をシールしている。また,上記Oリング54は,上記凹型接続部材24の切欠溝245(図3)に係止された状態で,上記第2フランジ部422と上記袋ナット状挟持部242との間をシールしている。
【0027】上記油圧センサ8は,図6に示すごとく,本体部81と接続部82とを有している。接続部82の雄ネジ部825は,上記センサ装着体3の雌ネジ部325(図4)に螺合する。また,上記油圧パイプ7は,上記フォークリフトのフレーム(図示略)に支持されている。
【0028】また,本例においては,上記凸型接続部材23,上記凹型接続部材24,及び上記センサ装着体3の材質を金属とし,上記第1絶縁部材41,上記第2絶縁部材42の材質をセラミックスとしてある。なお,上記Oリング5の材質は,ニトリルゴムとしてある。
【0029】そして,図1に示すごとく,作動油の油圧を検出するにあたっては,上記油圧フィッテング1の接続端部233,243を油圧パイプ7に接続すると共に,上記油圧フィッテング1の装着口32に油圧センサ8を接続して,上記油圧パイプ7に上記油圧センサ8を取り付ける。これにより,上記油圧パイプ7から上記油圧フィッテング1の作動油流路21及び油圧測定口22を通じて装着口32へ流れてくる作動油の油圧を,上記油圧センサ8により検出する。
【0030】次に,本例の作用効果につき説明する。本例においては,上記管状接続体2と上記センサ装着体3との間に上記電気絶縁体4が介設されており,上記管状接続体2と上記センサ装着体3とが電気的に絶縁されている。そのため,上記センサ装着体3に装着される上記油圧センサ8を,上記管状接続体2及び上記油圧パイプ7から,電気的に絶縁させることができる。それ故,上記フォークリフトのフレームにサージ電圧等がかかり,上記油圧パイプ7に電圧がかかっても,この電圧が上記油圧センサ8に伝わることがないので,上記油圧センサ8としてノイズに強い高価な油圧センサを用いなくても,上記油圧センサ8の誤検出を防止できる。
【0031】また,上記バッテリー式のフォークリフトは,ガソリン式のフォークリフトに比べて使用する電圧が約4倍ほど高く,油圧センサの誤検出のおそれが大きいので,油圧センサの低コスト化を図ることが困難である。しかし,上記絶縁構造を有する油圧フィッテング1によれば,上記バッテリー式のフォークリフトにおいても,上記油圧センサ8の低コスト化を図ることができる。
【0032】また,上記管状接続体2を,上記フランジ状挟持部232を有する凸型接続部材23と,上記袋ナット状挟持部242を有する凹型接続部材24とにより構成すると共に,上記電気絶縁体4を,上記第1フランジ部412を有する第1絶縁部材41と,上記第2フランジ部422を有する第2絶縁部材42とにより構成してある。
【0033】そのため,上記凸型接続部材23に上記凹型接続部材24を螺合することにより,上記フランジ状挟持部232と上記袋ナット状挟持部242とで,上記第1フランジ部412,上記センサ装着体3,及び上記第2フランジ部422を締め付けることができる。
【0034】それ故,上記センサ装着体3と上記第1絶縁部材41との間,及び該第1絶縁部材41と上記凸型接続部材23との間から油洩れが生じることを,確実に防止できる。同様に,上記センサ装着体3と上記第2絶縁部材42との間,及び該第2絶縁部材42と上記凹型接続部材24との間からの油洩れも確実に防止できる。
【0035】また,上記Oリング51〜54を,上記のごとく,各部材間に配設してある。そのため,上記各部材間からの油洩れを,より一層確実に防止できる。また,作動油の油圧が高い場合においても,上記油圧フィッテング1の使用が可能となる。
【0036】また,上記フォークリフトの荷役装置を駆動させるためには,約200〜300kgf/cm2と非常に高い油圧が必要となるため,油洩れを防止することが困難である。しかし,上記高圧下での使用が可能な油圧フィッテング1によれば,上記フォークリフトの油圧回路においても,油洩れなく作動油の油圧を検出できる。
【0037】実施形態例2本例は,図7に示すごとく,上記第1絶縁部材41の第1筒状体411の高さHを,実施形態例1の約2倍の大きさにした例である。同様に,上記第2絶縁部材42の第2筒状体421の高さも約2倍にしてある。その他は,実施形態例1と同様である。本例においては,上記凸型接続部材23の管本体部231の外周面と上記センサ装着体3の貫通穴31の内周面とが対面する範囲Sを狭くすることができる。そのため,上記管本体部231と上記貫通穴31との間に鉄粉等が入り込むことを防止し,電気的な絶縁性をさらに向上させることができる。その他,実施形態例1と同様の作用効果を得ることができる。
【0038】実施形態例3本例は,図8,図9に示すごとく,電気絶縁体4に,管状接続体2の油圧測定口22とセンサ装着体3の装着口32とを連通するための連通穴40を設けることにより,上記電気絶縁体4を1つの部材で構成した例である。また,上記管状接続体2は,両端に雄ネジ部234を設けた管本体部231と,該管本体部231の両端に螺合される一対の袋ナット状挟持部24とにより構成してある。また,各袋ナット状挟持部24とセンサ装着体3との間には,Oリング55が配設されている。本例においては,上記Oリング55の材質を,電気絶縁性を有するシリコンゴムとしてある。その他は,実施形態例1と同様である。
【0039】本例においては,上記筒状体の電気絶縁体4を上記管本体部231に嵌合し,これらを上記センサ装着体3の貫通穴31に挿通することにより,上記管状接続体2と上記センサ装着体3とを容易に絶縁させることができる。また,上記電気絶縁体4は,1つの部材で構成してあるため,上記管本体部231への嵌合も容易である。その他,実施形態例1と同様の作用効果を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,汎用の安価な油圧センサを適用できる油圧フィッテングを提供することができる。
【出願人】 【識別番号】000003218
【氏名又は名称】株式会社豊田自動織機製作所
【出願日】 平成11年7月8日(1999.7.8)
【代理人】 【識別番号】100079142
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 祥泰 (外1名)
【公開番号】 特開2001−21078(P2001−21078A)
【公開日】 平成13年1月26日(2001.1.26)
【出願番号】 特願平11−194560