トップ :: F 機械工学 照明 加熱 武器 爆破 :: F16 機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段




【発明の名称】 逆流防止弁
【発明者】 【氏名】松本 吉弘

【氏名】大江 俊春

【氏名】丸山 浩樹

【要約】 【課題】長期間使用しても確実に逆流防止ができる逆流防止弁を提供する。

【解決手段】流体が流れる流路に設けられ、逆流を防止する逆流防止弁において、逆流防止弁を支えるため、弁の両端にガイド1及び軸7を設けたので、ガイド1もしくは軸7が磨耗しても、弁4の傾きを小さくすることができ、長期間の使用が可能となる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 流体が流れる流路に設けられ、逆流を防止する逆流防止弁において、逆流防止弁を支えるため、弁の両端にガイド1及び軸7を設けたことを特徴とする逆流防止弁。
【請求項2】 流体が流れる流路に設けられ、逆流を防止する逆流防止弁において、弁11の流体入側に弁11を支えるための軸14、弁11の流体出側に弁11を支えさらに流体を内側に流すための中空軸15を設け、さらに流体の流路及び弁11のガイドを兼ねる第1流体経路9、第2流体経路10を設けたことを特徴とする逆流防止弁。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明に関する技術分野】本発明は、流路内の流体の逆流を防止するための逆流防止弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】流体が流路を流れる場合において、流体の逆流を防止するために、流路に逆流防止弁を取り付ける必要があるが、この場合、図1に示すように、弁4が前後の移動によって傾くことがないように、ガイド1をハウジング3の片面に、さらに軸2を弁4の片面に取り付けたものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1は従来技術の一例であり、弁4と軸2が一体となっており、軸2はガイド1のなかを図の左右に動く構造となっている。さらに、これらはハウジング3の中に収められている。
【0004】流体が図1の流体進入方向に沿って流れる場合、弁4は流体の流れにより、図の右の方向(流体進入方向)に動き、弁4に取り付けられたOリング等のシール部6とハウジング3の間に隙間ができ、よって流体はその隙間を流れ、その後、ガイド1の開口部を通って反対側へと抜けていく。
【0005】しかし、図1の流体進入方向と逆に流れる場合は、弁4はスプリング5及び流体の圧力で図の左の方向に動くことにより、弁4とハウジング3の間は、シール部6の作用により、流体は遮断され、流体の流れは止まる。なお、弁4は、軸2とガイド1の作用により、弁体が上記のような動作をしても、傾くことはない。しかしながら、ガイドが片側のみであるため、ガイド1もしくは軸2が長期使用により磨耗した場合には弁4が傾き、逆流防止が不完全になるという問題点があった。
【0006】よって本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、長期間使用しても確実に逆流防止ができる逆流防止弁を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上記目的を達成するために請求項1においては、流体が流れる流路に設けられ、逆流を防止する逆流防止弁において、逆流防止弁を支えるため、弁の両端にガイド1及び軸7を設けたので、ガイド1もしくは軸7が磨耗しても、弁4の傾きを小さくすることができ、長期間の使用が可能となる。
【0008】請求項2は、流体が流れる流路に設けられ、逆流を防止する逆流防止弁において、弁11の流体入側に弁11を支えるための軸14、弁11の流体出側に弁11を支えさらに流体を内側に流すための中空軸15を設け、さらに流体の流路及び弁11のガイドを兼ねる第1流体経路9、第2流体経路10を設けたことにより、ガイドを個別に取り付けなくても、弁11が傾くことなく長期間の使用が可能となり、又ガイドを取り付ける工程の簡略化及び製造コストの低減が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面により、詳細に説明する。図2は本発明の一実施例であり、流体が図2の流体進入方向に沿って流れる場合、弁4は流体の流れにより、図の右の方向(流体進入方向)に動き、弁4に設けたシール部6とハウジング8の間に隙間ができ、よってその流体はその隙間を流れ、その後、図の右側のガイド1の開口部を通って反対側へと抜けていく。
【0010】しかし、図2の流体進入方向と逆に流れる場合は、弁4はスプリング5及び流体の圧力で、図の左の方向に動くことにより、弁4とハウジング8の間はシール部6の作用により流体は遮断され、流体の流れは止まる。
【0011】ここで、弁4の両端に軸7を設け、ハウジング8の両端にガイド1を設けると、軸7もしくはガイド1が磨耗しても弁4を両端で支持できるため弁4の傾きを小さくすることができ、長期間の使用が可能となる。
【0012】図3は本発明の別の実施例であり、軸14及び中空軸15を設けた弁11及びスプリング12を第1流体経路9内に組み込み、さらに第2流体経路10と第1流体経路9を接続した全体構成図である。
【0013】流体が図3の流体進入方向に沿って流れる場合、流体の圧力により、弁11は図3の右の方向(流体進入方向)へ動き、第1流体経路9と弁11の間に隙間ができ、流体はその隙間を流れる。さらに、流体は、中空軸15前部に設けられた隙間からその内部へと入り、中空軸15の後端へと抜けていく。しかし、流体が図3の流体進入方向と逆に流れる場合には、弁11がスプリング12及び流体の圧力で図3の左の方向へと動き、第1流体経路9と弁11の隙間は無くなり、流体の流れは止まることになる。
【0014】ここで、第1流体経路9の入口部の径をを軸14の径よりやや大きめに合わせ、第2流体経路10の入口部の径を中空軸15の径よりやや大きめに合わせたため、これらがガイドとして作用し、弁11が流体の流れにより前後に動いても弁11は傾くことなく長期間安定に作動する。したがって図1及び図2に示すようなガイド1は不要であり、ガイド1を取り付ける工程の簡略化及び製造コストの低減が可能となる。
【出願人】 【識別番号】000010087
【氏名又は名称】東陶機器株式会社
【識別番号】000230375
【氏名又は名称】日本ユプロ株式会社
【出願日】 平成11年11月10日(1999.11.10)
【代理人】
【公開番号】 特開2001−141085(P2001−141085A)
【公開日】 平成13年5月25日(2001.5.25)
【出願番号】 特願平11−319104