| 【発明の名称】 |
フラップ弁 |
| 【発明者】 |
【氏名】田中 利和
【氏名】森村 克
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| 【要約】 |
【課題】通常時に、少ない流水量であっても弁体をわずかに開動させて確実に排水することができ、排水先側の水位上昇時に、迅速に閉動させることができるフラップ弁を提供する。
【解決手段】樋管11に接続した弁箱16と、弁箱16の排水口19を開閉するフラップ弁体20と、フラップ弁体20を弁棒21の廻りに揺動自在に支持する支持部材と、フラップ弁体20を開方向へ付勢するカウンターウエイト24とを有し、カウンターウエイト24の自重によってフラップ弁体20に開方向モーメントM2が作用するとともに、フラップ弁体20の自重によってフラップ弁体20に閉方向モーメントM1が作用し、河川12の水位Aが上昇した時に、カウンターウエイト24に働く浮力によって、開方向モーメントM2が減少して、フラップ弁体20が閉動する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 排水管に接続して配置する弁箱と、上記弁箱の排水口を開閉するフラップ弁体と、上記フラップ弁体を水平支軸廻りに揺動自在に支持する支持部と、上記フラップ弁体を開方向へ付勢するカウンターウエイトとを有し、上記カウンターウエイトの重さによってフラップ弁体に開方向のモーメントが作用するとともに、上記フラップ弁体の重さによってフラップ弁体に閉方向のモーメントが作用し、排水先側の水位上昇時に、カウンターウエイトに働く浮力によって、上記開方向のモーメントが減少し、排水先側の水位下降時に、カウンターウエイトに働く浮力の減少によって、上記開方向のモーメントが増大することを特徴とするフラップ弁。 【請求項2】 開方向のモーメントの減少によってカウンターウエイトが所定位置から上昇して、フラップ弁体が閉動し、開方向のモーメントの増加によってカウンターウエイトが所定位置まで下降して保持部材で保持され、フラップ弁体が所定角度開くことを特徴とする請求項1記載のフラップ弁。 【請求項3】 フラップ弁体は水平支軸に取付けられ、水平支軸は、弁箱に設けられた支持部に、回動自在に支持され、上記水平支軸にアームの一端が取付けられ、カウンターウエイトにリンクの下端が接続され、上記アームの他端と上記リンクの上端とが連結ピンを介して連結され、上記連結ピンは、リンクの上端部に形成された上下方向の長孔に挿入され、この長孔に沿って上下に移動自在に構成されており、カウンターウエイトが所定位置まで下降して保持部材で保持された状態で、フラップ弁体は、上記連結ピンの長孔内での移動範囲に応じて、所定角度以上に開動可能に構成されていることを特徴とする請求項2記載のフラップ弁。 【請求項4】 弁箱に、フラップ弁体を強制的に開閉する開閉機が設けられていることを特徴とする請求項3記載のフラップ弁。 【請求項5】 開閉機でフラップ弁体を強制的に開動した際、カウンターウエイトが所定位置まで下降して保持部材で保持され、さらに、連結ピンが長孔内を移動して、フラップ弁体が所定角度よりも大きな角度で全開されることを特徴とする請求項4記載のフラップ弁。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、河川樋管等の排水管に装着されるフラップ弁に係り、弁体の開閉動作を補助するカウンターウエイトを備えたフラップ弁に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、図7に示すように、陸地側もしくは排水処理場から河川1へ排水するために、堤防2を貫通して樋管3を配置しており、樋管3の先端にフラップ弁4を装着している。このフラップ弁4の弁体5は、樋管3内を流れる水流を受けて開動し、弁体5の自重を利用して閉動するように構成されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の従来形式では、樋管3内を流れる水流が少ない時には、弁体5をその自重に抗して開動させることが困難であり、樋管3内の流れを阻害する恐れがある。本発明は、通常時に、少ない流水量であっても弁体をわずかに開動させて確実に排水することができ、排水先側の水位上昇時に、迅速に閉動させることができるフラップ弁を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本第1発明におけるフラップ弁は、排水管に接続して配置する弁箱と、上記弁箱の排水口を開閉するフラップ弁体と、上記フラップ弁体を水平支軸廻りに揺動自在に支持する支持部と、上記フラップ弁体を開方向へ付勢するカウンターウエイトとを有し、上記カウンターウエイトの重さによってフラップ弁体に開方向のモーメントが作用するとともに、上記フラップ弁体の重さによってフラップ弁体に閉方向のモーメントが作用し、排水先側の水位上昇時に、カウンターウエイトに働く浮力によって、上記開方向のモーメントが減少し、排水先側の水位下降時に、カウンターウエイトに働く浮力の減少によって、上記開方向のモーメントが増大するものである。 【0005】これによると、通常時、フラップ弁体はカウンターウエイトの重さによって開方向へ付勢されているため、開方向のモーメントが閉方向のモーメントよりも増大し、これにより、上記フラップ弁体がわずかに開動する。したがって、少ない流水量であっても確実に排水口から排水先へ排水される。また、排水先側の水位が通常時よりも上昇した場合、カウンターウエイトに浮力が働いて、開方向のモーメントが閉方向のモーメントよりも減少するため、フラップ弁体が迅速に閉動し、排水口が自動的に閉じられる。これにより、排水先側の水が逆流してフラップ弁から排水管内に流れ込むのを防止することができる。 【0006】その後、排水先側の水位が下降して通常時に戻った場合、カウンターウエイトに働く浮力の減少とともに、開方向のモーメントが閉方向のモーメントよりも増大するため、フラップ弁体がわずかに開動する。また、本第2発明におけるフラップ弁は、開方向のモーメントの減少によってカウンターウエイトが所定位置から上昇して、フラップ弁体が閉動し、開方向のモーメントの増加によってカウンターウエイトが所定位置まで下降して保持部材で保持され、フラップ弁体が所定角度開くものである。 【0007】これによると、排水先側の水位が通常時よりも上昇した場合、カウンターウエイトに浮力が働いて、開方向のモーメントが閉方向のモーメントよりも減少するため、フラップ弁体が迅速に閉動し、この際、カウンターウエイトが開方向のモーメントの減少によって所定位置から上昇する。また、排水先側の水位が下降した場合、カウンターウエイトに作用する浮力の減少とともに、開方向のモーメントが閉方向のモーメントよりも増大するため、フラップ弁体が迅速に開動して所定角度開き、この際、カウンターウエイトが所定位置まで下降して保持部材で保持される。これにより、少ない流水量であっても確実に排水口から排水先へ排水される。 【0008】また、本第3発明におけるフラップ弁は、フラップ弁体は水平支軸に取付けられ、水平支軸は、弁箱に設けられた支持部に、回動自在に支持され、上記水平支軸にアームの一端が取付けられ、カウンターウエイトにリンクの下端が接続され、上記アームの他端と上記リンクの上端とが連結ピンを介して連結され、上記連結ピンは、リンクの上端部に形成された上下方向の長孔に挿入され、この長孔に沿って上下に移動自在に構成されており、カウンターウエイトが所定位置まで下降して保持部材で保持された状態で、フラップ弁体は、上記連結ピンの長孔内での移動範囲に応じて、所定角度以上に開動可能に構成されているものである。 【0009】これによると、通常時、カウンターウエイトが所定位置まで下降して保持部材で保持されることによって、フラップ弁体が所定角度開かれる。そして、排水管内の流水量が増加した場合、フラップ弁体が排水管内を流れる水流を受けるため、開方向のモーメントが増加し、フラップ弁体はさらに開動しようとする。この際、水平支軸が回動してアームが揺動し、連結ピンが長孔内を移動するため、フラップ弁体は、所定角度に規制(固定)されることなく、流水量の増加に応じて所定角度以上に開動する。 【0010】この際、カウンターウエイトは保持部材で所定位置に保持されたままの状態であり、カウンターウエイトが所定位置からさらに下動しなくても、連結ピンが長孔内を移動することによって、フラップ弁体が所定角度以上に開動する。したがって、カウンターウエイトの上下動に要するスペースを上下方向で短縮することができる。 【0011】また、本第4発明におけるフラップ弁は、弁箱に、フラップ弁体を強制的に開閉する開閉機が設けられているものである。これによると、緊急時などにおいて、排水管内の流水量や排水先側の水位に関係無く、開閉機を用いてフラップ弁体を強制的に開閉することができる。また、開閉機は弁箱に設けられているため、排水管が地中に沈降しても、開閉機は弁箱と一体に下方へ変位するため、弁箱に対する開閉機の取付位置が狂うことはない。 【0012】また、本第5発明におけるフラップ弁は、開閉機でフラップ弁体を強制的に開動した際、カウンターウエイトが所定位置まで下降して保持部材で保持され、さらに、連結ピンが長孔内を移動して、フラップ弁体が所定角度よりも大きな角度で全開されるものである。これによると、開閉機でフラップ弁体を強制的に開動した際、フラップ弁体が所定角度よりも大きな角度で全開される。この際、カウンターウエイトは保持部材で所定位置に保持されたままの状態であり、カウンターウエイトが所定位置からさらに下動しなくても、連結ピンが長孔内を移動することによって、フラップ弁体が所定角度よりも大きな角度で全開する。したがって、カウンターウエイトの上下動に要するスペースを上下方向で短縮することができる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。図6に示すように、樋管11(排水管の一例)は、陸地側もしくは排水処理場から排水先の河川12へ排水するために、堤防13を貫通して配設されている。この樋管11の先端にはフラップ弁15が装着されている。このフラップ弁15は、排水時に開放され、上記河川12の増水時に閉栓して河川水の逆流を防止するものである。 【0014】上記フラップ弁15の構成を以下に説明する。図1,図2に示すように、上記フラップ弁15の弁箱16は、樋管11の先端に接続され、かつ脚部17を介して床部18(保持部材の一例)に取付け固定されている。上記弁箱16には、排水口19を開閉するフラップ弁体20が弁棒21(水平支軸の一例)を介して取付けられている。すなわち、上記弁棒21は、弁箱16の上部に設けられた左右一対の円筒状の支持部材22(支持部の一例)に水平に挿入されて、回動自在に支持されている。上記フラップ弁体20の上部が弁棒21の中央部に取付けられ、これにより、フラップ弁体20は弁棒21の廻りに揺動自在に支持される。 【0015】上記弁棒21の両端部にはそれぞれ、リンク機構23を介して、上記フラップ弁体20を開方向へ付勢する左右一対のカウンターウエイト24が設けられている。上記両カウンターウエイト24はそれぞれ、中空構造のフロート部25と、重さ調節用のウエイト部26とで構成されている。また、上記左右両リンク機構23はそれぞれアーム28とリンク29と上部連結ピン30と下部連結ピン31とで構成されている。上記アーム28の一端は弁棒21の端部に取付けられている。また、上記リンク29の下端は、下部連結ピン31を介して、回動自在にカウンターウエイト24に連結されている。さらに、上記アーム28の他端は弁箱16の入口35側に向けられており、アーム28の他端とリンク29の上端とが上部連結ピン30を介して回動自在に連結されている。また、上記リンク29の上端部には上下方向の長孔32が形成されている。上記上部連結ピン30は、長孔32に挿入され、この長孔32に沿って上下移動自在に構成されている。 【0016】また、上記弁箱16の上部には、フラップ弁体20を強制的に開閉する油圧シリンダー装置36(開閉機の一例)が設けられている。上記シリンダー装置36のピストンロッド37の先端は、開閉用アーム38を介して、弁棒21に連結されている。上記開閉用アーム38の一端は弁棒21に取付けられ、他端は連結ピン39を介してピストンロッド37の先端に連結されている。尚、開閉用アーム38の他端部には、前後方向へ長い円弧状の長孔40が形成されている。上記連結ピン39は、長孔40に挿入され、この長孔40に沿って前後移動自在に構成されている。 【0017】また、図6に示すように、上記堤防13の上に設置された操作室41には、上記シリンダー装置36のピストンロッド37を出退させるための手動ポンプ42が据え付けられている。また、フラップ弁15の排水口19の周囲は格子状のスクリーン43で覆われている。このスクリーン43によって、河川12のごみ等がフラップ弁15の内部へ侵入したり或いはフラップ弁体20と弁箱16との間に噛み込むといった不具合を防止し得る。 【0018】以下に、上記構成における作用を説明する。図3に示すように、上記フラップ弁体20の弁棒21の廻りには、フラップ弁体20を閉動(閉方向へ揺動)させようとする閉方向モーメントM1と、フラップ弁体20を開動(開方向へ揺動)させようとする開方向モーメントM2とが作用する。そして、M1>M2の場合、フラップ弁体20は閉方向へ揺動し、M1<M2の場合、フラップ弁体20は開方向へ揺動する。 【0019】尚、上記閉方向モーメントM1は、フラップ弁体20の自重によって発生し、開度に応じてフラップ弁体20の重心と弁棒21との水平距離が変化するにつれて変わるが、各開度においてはそれぞれ一定である。また、上記開方向モーメントM2は、カウンターウエイト24の自重によって発生し、カウンターウエイト24の自重が大きいほど増大する。 【0020】通常時は、図3に示すように、河川12の水位Aは床部18の上面18a(所定位置に相当)よりも低く、M1<M2となるため、フラップ弁体20は開動し、所定角度αだけわずかに開く。すなわち、両カウンターウエイト24が、自重によって床部18の上面18aまで下降し、床部18に保持される。この際、上部連結ピン30は長孔32の上端部に位置し、リンク29がカウンターウエイト24により引き下げられることで、アーム28の他端が下方へ揺動し、これにより、弁棒21が一方へ回転して、フラップ弁体20が開動する。そして、カウンターウエイト24が床部18の上面18aまで下降した時点で、フラップ弁体20の開動が停止する。 【0021】このようにして、フラップ弁体20が所定角度αだけわずかに開くため、樋管11内の流水量が少ない場合であっても、樋管11内の水流Bが確実に排水口19から河川12へ排水される。また、この状態で、樋管11内の流水量が増加した場合、図4に示すように、フラップ弁体20が樋管11内を流れる水流Bを受けて押されるため、上記開方向モーメントM2が増加し、フラップ弁体20が所定角度αからさらに開動しようとする。この際、弁棒21が一方へさらに回転して、アーム28の他端が下方へさらに揺動するとともに、上部連結ピン30が長孔32内の上端部から下部へ移動する。このため、フラップ弁体20は、上記所定角度αに規制(固定)されることなく、樋管11内の流水量の増加に応じて所定角度α以上に開動する。これにより、樋管11内の流水量が増加した場合であっても、樋管11内の水流Bを十分にフラップ弁15から河川12へ排水することができる。 【0022】この際、カウンターウエイト24は床部18の上面18aに保持されたままの状態であり、カウンターウエイト24が床部18の上面18aからさらに下降しなくても、上部連結ピン30が長孔32内の上端部から下部へ移動することによって、上記フラップ弁体20が所定角度α以上に開動する。したがって、カウンターウエイト24の上下動に要するスペースS(図1参照)を上下方向で短縮することができる。 【0023】さらに、図1に示すように、降雨等によって河川12の水位Aが床部18の上面18aよりも上昇した場合、河川水44によって両カウンターウエイト24に浮力Fが働いて、この浮力Fの分だけカウンターウエイト24の自重が軽くなるため、開方向モーメントM2が減少し、M1>M2となる。したがって、フラップ弁体20が迅速に閉動し、排水口19を自動的に閉じる。この際、弁棒21が他方へ回転して、アーム28の他端が上方へ揺動し、これにより、リンク29が引き上げられて、カウンターウエイト24が床部18の上面18aから上昇する。 【0024】このようにして、フラップ弁体20が閉じられるため、河川12の河川水44が逆流してフラップ弁15から樋管11内へ流れ込むのを防止することができる。その後、河川12の水位Aが下降した場合、カウンターウエイト24に作用する浮力Fの減少とともに、開方向モーメントM2が増大し、M1<M2となることによって、図3に示すように、カウンターウエイト24が床部18の上面18aまで下降して保持されるとともに、フラップ弁体20が開動して所定角度αだけ開く。 【0025】尚、上記のようなフラップ弁体20の開閉の際には、開閉用アーム38の長孔40に連結ピン39が挿入されているため、シリンダー装置36のピストンロッド37が固定されていても、上記長孔40の範囲にわたって開閉用アーム38が揺動可能となるため、フラップ弁体20は束縛されることなく開閉される。また、緊急時等において、樋管11内の流水量や河川12の水位Aに関係無く、シリンダー装置36を作動させてフラップ弁体20を強制的に開閉することができる。すなわち、手動ポンプ42を操作して、図5に示すように、ピストンロッド37を退入させることによって、連結ピン39が開閉用アーム38の長孔40の一端部(すなわち入口35側の端部)に移動して、開閉用アーム38と共に弁棒21が一方へ回転し、アーム28の他端が下方へ揺動し、リンク29が下降して両カウンターウエイト24が床部18の上面18aに保持される。そして、上記弁棒21が一方へさらに回転し、アーム28の他端が下方へさらに揺動することによって、上部連結ピン30が長孔32内の上端部から下端部まで移動し、以って、フラップ弁体20が所定角度αよりも大きな角度で全開される。 【0026】この際、カウンターウエイト24は床部18の上面18aに保持されたままの状態であり、カウンターウエイト24が床部18の上面18aからさらに下降しなくても、上部連結ピン30が長孔32内の上端部から下端部まで移動することによって、上記フラップ弁体20が所定角度αよりも大きな角度で全開する。したがって、カウンターウエイト24の上下動に要するスペースS(図1参照)を上下方向で短縮することができる。 【0027】また、フラップ弁体20を強制的に閉じる場合には、ピストンロッド37を突出させることによって、上記開く場合の逆の動作が行われる。さらに、上記シリンダー装置36は弁箱16に設けられているため、樋管11が地中に沈降しても、シリンダー装置36は弁箱16と一体に下方へ変位するため、弁箱16に対するシリンダー装置36の取付位置が狂うことはない。 【0028】上記実施の形態では、図2に示すように、弁棒21の両端に、リンク機構23を介してカウンターウエイト24を左右一対設けているため、フラップ弁体20の左右両側方でバランスがとれる。しかしながら、上記バランスに支障がなければ、弁棒21のいずれか一端のみに、リンク機構23を介してカウンターウエイト24を設けてもよい。 【0029】上記実施の形態では、フラップ弁4から排水先である河川12へ排水しているが、海や湖沼へ排水してもよい。 【0030】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、通常時、フラップ弁体はカウンターウエイトの重さによって開方向へ付勢されているため、開方向のモーメントが閉方向のモーメントよりも増大し、これにより、上記フラップ弁体がわずかに開動する。したがって、少ない流水量であっても確実に排水口から排水先へ排水される。 【0031】また、排水先側の水位が通常時よりも上昇した場合、カウンターウエイトに浮力が働いて、開方向のモーメントが閉方向のモーメントよりも減少するため、フラップ弁体が迅速に閉動し、排水口が自動的に閉じられる。これにより、排水先側の水が逆流してフラップ弁から排水管内に流れ込むのを防止することができる。 【0032】その後、排水先側の水位が下降して通常時に戻った場合、カウンターウエイトに働く浮力の減少とともに、開方向のモーメントが閉方向のモーメントよりも増大するため、フラップ弁体がわずかに開動する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ
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| 【出願日】 |
平成11年11月17日(1999.11.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068087 【弁理士】 【氏名又は名称】森本 義弘
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| 【公開番号】 |
特開2001−141077(P2001−141077A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月25日(2001.5.25) |
| 【出願番号】 |
特願平11−326207 |
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