| 【発明の名称】 |
電磁弁集合体の給電装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】宮 添 真 司
【氏名】石 川 誠
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| 【要約】 |
【課題】多極コネクタ6の設置の姿勢をより簡単且つ容易に変更できるようにした電磁弁集合体における給電装置を提供する。
【解決手段】複数個の電磁弁を連設した電磁弁集合体の一端に取付ける基台10と、該基台上に設けたコネクタ取付台13と、該コネクタ取付台に取付けられた各電磁弁への給電用の多極コネクタ6とを備える。この給電装置2は、コネクタ取付台13を基台10に回動自在に支持させ、そのコネクタ取付台13に取付けた多極コネクタ6へのソケット装着方向を上下及び水平方向の2位置に切換え設定可能とする。そのため、上記コネクタ取付台と基台との間に、互いに係脱自在で、その係合によりコネクタ取付台を上記2位置にロックするための機構を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】複数個の電磁弁を連設した電磁弁集合体の一端に取付ける基台と、該基台上に設けたコネクタ取付台と、該コネクタ取付台に取付けられ、各電磁弁に電気的に接続する給電用の多極コネクタとを備えた電磁弁集合体の給電装置であって、上記コネクタ取付台を基台に回動自在に支持させて、そのコネクタ取付台に取付けた多極コネクタへのソケット装着方向を上下及び水平方向の2位置に切換え設定可能とし、上記コネクタ取付台と基台との間に、互いに係脱自在で、その係合によりコネクタ取付台を上記2位置のいずれかにロックする係合ロック手段を設けた、ことを特徴とする電磁弁集合体の給電装置。 【請求項2】係合ロック手段として、コネクタ取付台を基台に回転自在に支持させる断面円形の回転軸に一部を角筒化した角筒部を付設し、基台に上記角筒部の平面部分を挟持する挟持位置とその挟持を解放する解放位置とに移動するロック部材を設けた、ことを特徴とする請求項1に記載の電磁弁集合体の給電装置。 【請求項3】コネクタ取付台における断面円形の回転軸に隣接して、同軸上に角筒部を付設し、基台に設けるロック部材に、上記角筒部の平面部分に接して回転軸の回転を抑止する平坦部を設け、そのロック部材を上記回転軸の軸線方向へのスライドにより、角筒部の挟持位置とその挟持を解放する位置とに移動可能にした、ことを特徴とする請求項2に記載の電磁弁集合体の給電装置。 【請求項4】基台に、コネクタ取付台の断面円形の回転軸の下半を回転自在に支持する軸受部及び回転軸に付設した角筒部を受ける平坦支持部を設け、ロック部材に、上記回転軸の軸線方向へのスライドにより、コネクタ取付台の回転軸上と角筒部との間で移動する軸押えを設け、該軸押えにおける平坦部が上記平坦支持部との間で角筒部を挟持する挟持位置においてコネクタ取付台をロックし、その挟持を解放する位置においてコネクタ取付台を回動可能にする、ことを特徴とする請求項3に記載の電磁弁集合体の給電装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電磁弁を連設した電磁弁集合体に給電するための電磁弁集合体の給電装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】複数個の電磁弁を連設した電磁弁集合体は、通常多極コネクタによってこれらの電磁弁に一括して給電しているが、多極コネクタの設置の向きが電磁弁集合体の上方または側方の一方のみに固定的である場合は、電磁弁集合体の設置場所や設置姿勢によってそれに対するソケットの装着が困難なことがある。この問題を解決するものとして、例えば、特開平9−133240号公報においては、コネクタを電磁弁集合体の上方と側方の二方向に向けて設置可能にしているが、より簡単に電磁弁集合体に対する多極コネクタの設置姿勢を変更できるようにすることが望まれている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようとする技術的課題は、上記多極コネクタの設置の姿勢をより簡単且つ容易に変更できるようにした電磁弁集合体における給電装置を提供することにある。本発明の更に具体的な課題は、基台に設けたロック部材のスライドという簡単な手段で、コネクタ取付台の姿勢を変更できるようにした電磁弁集合体における給電装置を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明は、複数個の電磁弁を連設した電磁弁集合体の一端に取付ける基台と、該基台上に設けたコネクタ取付台と、該コネクタ取付台に取付けられ、各電磁弁に電気的に接続する給電用の多極コネクタとを備えた電磁弁集合体の給電装置であって、上記コネクタ取付台を基台に回動自在に支持させて、そのコネクタ取付台に取付けた多極コネクタへのソケット装着方向を上下及び水平方向の2位置に切換え設定可能とし、上記コネクタ取付台と基台との間に、互いに係脱自在で、その係合によりコネクタ取付台を上記2位置のいずれかにロックする係合ロック手段を設けたことを特徴とするものである。 【0005】上記給電装置は、具体的には、係合ロック手段として、コネクタ取付台を基台に回転自在に支持させる断面円形の回転軸に一部を角筒化した角筒部を付設し、基台に上記角筒部の平面部分を挟持する挟持位置とその挟持を解放する解放位置とに移動するロック部材を設けたものとし、また、コネクタ取付台における断面円形の回転軸に隣接して、同軸上に角筒部を付設し、基台に設けるロック部材に、上記角筒部の平面部分に接して回転軸の回転を抑止する平坦部を設け、そのロック部材を上記回転軸の軸線方向へのスライドにより、角筒部の挟持位置とその挟持を解放する位置とに移動可能にしたものとすることができる。 【0006】更に具体的には、上記電磁弁集合体の給電装置は、基台に、コネクタ取付台の断面円形の回転軸の下半を回転自在に支持する軸受部及び回転軸に付設した角筒部を受ける平坦支持部を設け、ロック部材に、上記回転軸の軸線方向へのスライドにより、コネクタ取付台の回転軸上と角筒部との間で移動する軸押えを設け、該軸押えにおける平坦部が上記平坦支持部との間で角筒部を挟持する挟持位置においてコネクタ取付台をロックし、その挟持を解放する位置においてコネクタ取付台を回動可能にすることができる。 【0007】上記構成を有する電磁弁集合体の給電装置においては、基台に設けたロック部材をスライドさせて、その軸押えの平坦部と基台に設けた平坦支持部との間で角筒部を挟持させることにより、コネクタ取付台の姿勢をロックすることができ、また、上記軸押えをコネクタ取付台の回転軸上に移動させることにより、上記挟持を解放し、コネクタ取付台を回動させることが可能になる。したがって、基台に設けたロック部材のスライドという簡単な手段で、コネクタ取付台の姿勢を容易に変更することができる。 【0008】 【発明の実施の形態】図1ないし図6は本発明に係る電磁弁集合体用の給電装置の実施例を示している。この給電装置2を備える電磁弁集合体1は、図3に示すように、互いに連接した複数個の電磁弁3と、その一端側に取付けた上記給電装置2と、他端側に取付けた給排気ブロック4とを備え、それらを取付けレール5上に固定して相互に連結している。上記給電装置2における給電用の多極コネクタ6は、図示を省略している内部の接続用コネクタを介して、リード線により各電磁弁3の受電端子に電気的に接続されるものである。 【0009】図1及び図2に詳細に示すように、上記給電装置2は、電磁弁集合体1の一端に取付けられる台部11及び蓋部12からなる基台10と、該基台10上に回動自在に取付けられるコネクタ取付台13と、該コネクタ取付台13に固定的に取付けられた給電用の上記多極コネクタ6とを備えている。 【0010】上記コネクタ取付台13は、それを基台10に回動自在に支持させて、多極コネクタ6へのソケット装着方向を上下及び水平方向の2位置(図2の実線位置と鎖線位置)に切換え設定可能にするため、その本体14の両端に断面円形の回転軸15を設けると共に、その回転軸15に隣接して、それと同軸上に、一部を角筒化した角筒部16を付設している。この角筒部16は、コネクタ取付台13の一方端では回転軸15の外側にあり、他方端では回転軸15の内側にあり、しかも、それらの回転軸15及び角筒部16の軸方向長さは同一である。また、上記角筒部16は、いずれも、多極コネクタ6が上を向けた状態で、上半が四角状をなし、下半が回転軸15と同じ円形断面を持つもので、上記四角状の部分によって角筒部16の平面部分16aを形成している。さらに、上記コネクタ取付台13における本体14の両側端面の上記回転軸15及び角筒部16の周囲には、図1に示すように、位置決め用の小孔17,18を設けている。 【0011】一方、上記基台10は、台部11及び蓋部12からなり、それらを図示しない凹凸の嵌入により相互に結合して一体化したものである。そして、上記基台の台部11の両側には、図1に明瞭に示すように、一対の軸受柱20を立設し、その先端にコネクタ取付台13の断面円形の回転軸15の下半を回転自在に支持する半円状の軸受部21を設けると共に、それに隣接して、回転軸15に付設した角筒部16を受ける平坦支持部22を設けている。これらは、前記コネクタ取付台13の回転軸15及び角筒部16に対応させて設けているが、一対の軸受柱20の内側対向面がコネクタ取付台13の両端面に接する程度に形成し、その軸受柱20の内側対向面に設けた小突子23を、多極コネクタ6へのソケット装着方向が上下または水平方向になる図2の2位置において、前記コネクタ取付台13の小孔17,18に対してそれぞれ弾性的に係合させ、コネクタ取付台13の位置決めをするように構成している。なお、この台部11には、取付けレール5上に固定するためのレール溝25を設け、また、電磁弁3への取付け面側に、多極コネクタ6を各電磁弁3に接続するリード線のを引出し用開口26を設けている。 【0012】上記基台10の台部11上に被着して固定する蓋部12は、コネクタ取付台13の多極コネクタ6を前記2位置の範囲内で回動自在に突出させる開口30を備えると共に、上記コネクタ取付台13の角筒部16及び台部11における軸受柱20上の平坦支持部22と協働してコネクタ取付台13を前記2位置のいずれかにロックする係脱自在の係合ロック手段を設けている。この係合ロック手段の一部を構成する蓋部12上のロック部材31は、コネクタ取付台13における上記回転軸15の軸線方向へスライド自在に支持させたもので、その操作部32の両側に、蓋部12のロック部材用開口33の開口縁に弾性的に係止する一対の係止凸条34,34を設けて、ロック部材31をコネクタ取付台13に摺動自在に保持させ、また、ロック部材31の裏面側に設けた弾性片持ち梁35から裏面側に小突子(図示省略)を突出させ、それを台部11の裏蓋上の二つの係合孔36のいずれかに弾性的に係合させ、ロック部材31をコネクタ取付台13の回動をロックするロック位置とその回動を可能にする解放位置に保持できるようにしている。 【0013】上記ロック部材31の両端には、コネクタ取付台13の両端に設けた回転軸15上と角筒部16上との間でそれぞれ移動する軸押え38を設けている。この軸押え38は、上記角筒部16の平面部分16aに接してコネクタ取付台13の回転を抑止する平坦部39を設けたものであり、ロック部材31のスライドにより、この平坦部39が、図4に示すように角筒部16の平面部分16aに接している状態では、それらによってコネクタ取付台13の回動がロックされ、また、上記ロック部材31のスライドにより、上記平坦部39が、図6に示すように、前記軸受柱20上の平坦支持部22との間で角筒部16の平面部分16aを挟持する状態でも、それらによってコネクタ取付台13の回動がロックされる。 【0014】図4は、軸押え38の平坦部39が角筒部16を挟持する挟持位置において、コネクタ取付台13を上に向けてロックした状態を示し、図6は、上記軸押え38の平坦部39が角筒部16の他の平面部分16aを挟持する挟持位置において、コネクタ取付台13を横向きにしてロックした状態を示し、また、図5はそれらの挟持を解放する位置、すなわち、軸押え38が回転軸15上に位置して、コネクタ取付台13を回動可能にした状態を示している。このような、コネクタ取付台13に設けた回転軸15上と角筒部16上との間でのロック部材31の軸押え38の移動は、そのロック部材を角筒部16の挟持によるロック位置と、その挟持を解放した回動可能位置とに切換可能にするものである。 【0015】上記構成を有する電磁弁集合体の給電装置2においては、基台10に設けたロック部材31をスライドさせて、その軸押え38の平坦部39と基台10に設けた平坦支持部22との間で角筒部16を挟持させることにより、コネクタ取付台13の姿勢をロックすることができ、また、上記軸押え38をコネクタ取付台13の回転軸15上に移動させることにより、上記挟持を解放し、コネクタ取付台13を回動させることが可能になる。したがって、基台10に設けたロック部材31のスライドという簡単な手段で、コネクタ取付台13の姿勢を容易に変更することができる。 【0016】 【発明の効果】以上に詳述した本発明によれば、上記多極コネクタの設置の姿勢をより簡単且つ容易に変更できるようにした電磁弁集合体における給電装置を提供することができ、特に、基台に設けたロック部材のスライドという簡単な手段で、コネクタ取付台の姿勢を変更できるようにした給電装置を得ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000102511 【氏名又は名称】エスエムシー株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年10月18日(1999.10.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100072453 【弁理士】 【氏名又は名称】林 宏 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−116161(P2001−116161A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月27日(2001.4.27) |
| 【出願番号】 |
特願平11−295975 |
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