| 【発明の名称】 |
電磁弁集合体用給排気装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】成 田 勝
【氏名】林 文 也
【氏名】石 川 誠
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| 【要約】 |
【課題】電磁弁集合体の全電磁弁の給排の一括切換ができ、製作、組み立て、配管中への組込みが容易で、操作に適した位置に組込める給排気装置を得る。
【解決手段】電磁弁集合体25の給排気ブロック2の給気口4及び排気口5に装着する、給排気ブロック2の圧力流体の給排を手動で切換える給排切換弁3を、給排切換弁3への圧力流体の導入口6と上記給気口4、及び給排切換弁3の流体排出口8と上記排気口5とを連通させる第1の切換位置と、給気口4及び排気口5を共に流体排出口8に連通させる第2の切換位置とを有し、且つ、上記給気口4及び排気口5に対応する位置に継手部材19,20を備えた構成とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】複数の電磁弁を幅方向に並べて連結した電磁弁集合体に一括して圧力流体を給排するための給気口及び排気口を並設した給排気ブロックと、上記給気口及び排気口に装着する管継手と交換可能に装着され、給排気ブロックの圧力流体の給排を手動で切換える給排切換弁とを備え、上記給排切換弁が、該給排切換弁への圧力流体の導入口と給排気ブロックの給気口とを連通させると共に、該給排切換弁の流体排出口と上記給排気ブロックの排気口とを連通させる第1の切換位置と、上記給気口及び排気口を共に流体排出口に連通させる第2の切換位置とを有し、且つ、上記給気口及び排気口とに対応する位置に並設された継手部材を備えていて、前記管継手と同じ取付け機構によって給排気ブロックに装着可能である、ことを特徴とする電磁弁集合体用給排気装置。 【請求項2】請求項1に記載の電磁弁集合体用給排気装置において、給排切換弁の圧力流体導入口及び流体排出口に、給排気ブロックに取付けるべきチューブ接続用の管継手と同形の管継手を取付けたもの。 【請求項3】請求項1又は2に記載の電磁弁集合体用給排気装置において、給排気ブロックに対する給排切換弁の取付け機構が、給排切換弁の各継手部材に設けられた係止溝と、給排気ブロックの給気口及び排気口側の外側面から給気口及び排気口の両端の一部に達するように切り込まれた金具挿入溝と、上記金具挿入溝に挿入することにより上記継手部材の係止溝に係脱自在に嵌合して、給排切換弁を給排気ブロックに着脱自在に取付ける略U字状の取付金具とを有しているもの。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、圧力流体の流れを切換える複数の電磁弁を幅方向に並べて連結した電磁弁集合体に取付けて、該集合体に圧力流体を一括して給排する電磁弁集合体用の給排気装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】複数のアクチュエータを集中制御するため、複数の電磁弁を並べて連結すると共に、それらの電磁弁に圧力流体を集中的に供給又は排出することができるようにした電磁弁集合体は公知であり、この電磁弁集合体には、該集合体に一括して圧力流体を給排するため、チューブ接続用の管継手が装着された給気口及び排気口を並設してなる給排気ブロックが取付けられているのが一般的である。この種の電磁弁集合体において、該集合体が制御しているアクチュエータの保守点検や調整時の動作確認を行うためには、集合体に対する圧力流体の給排を安全を確認しながら手動で操作して、動作が適正であるか否かを確かめ、場合によっては不測の事態に備えるのが適切である。一方、一般に、電磁弁集合体に対する圧力流体の配管には、いずれかの部分に開閉弁又は方向切換弁が設けられるが、それらは上述したような動作確認等のための圧力流体の給排に適するものではない。 【0003】上述した電磁弁集合体への圧力流体を給排の切換えを手動で行うためには、集合体への圧力流体の配管中に手動の開閉弁等を接続することも考えられるが、単純な開閉弁を介装しても便利に使用できるものではなく、開閉弁等への圧力流体の導入口と電磁弁集合体の給気通路とを連通させると共に、該開閉弁等の流体排出口と電磁弁集合体の排気通路とを連通させる第1の切換位置と、上記圧力流体の導入口を閉鎖すると共に、上記集合体の給気通路及び排気通路を流体排出口に連通させる第2の切換位置とに切換え可能であることが要求される。しかも、電磁弁集合体の場合、動作確認時の作業の安全性を確保するためには、個々の電磁弁への圧力流体の給排を切換えるのではなく、すべての電磁弁の給排を一括して切換えて誤動作等を防ぐ必要があり、また、製作、組み立て、配管中への組込みが容易であることが望まれる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題は、上述した条件を満たし、製作、組み立て、配管中への組込みが容易で、しかも、操作に適した位置に簡単に組込めるようにした電磁弁集合体用給排気装置を得ることにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明の電磁弁集合体用給排気装置は、複数の電磁弁を幅方向に並べて連結した電磁弁集合体に一括して圧力流体を給排するための給気口及び排気口を並設した給排気ブロックと、上記給気口及び排気口に装着する管継手と交換可能に装着され、給排気ブロックの圧力流体の給排を手動で切換える給排切換弁とを備え、上記給排切換弁が、該給排切換弁への圧力流体の導入口と給排気ブロックの給気口とを連通させると共に、該給排切換弁の流体排出口と上記給排気ブロックの排気口とを連通させる第1の切換位置と、上記給気口及び排気口を共に流体排出口に連通させる第2の切換位置とを有し、且つ、上記給気口及び排気口とに対応する位置に並設された継手部材を備えていて、前記管継手と同じ取付け機構によって給排気ブロックに装着可能であることを特徴とするものである。 【0006】上記構成を有する給排気装置は、電磁弁集合体の給排気ブロックに取付けて使用するもので、既存の給排気ブロックにおける給気口及び排気口に、通常取付けられる管継手に代えて、給排切換弁の継手部材をその管継手と同じ機構で取付けることにより装着し、この給排切換弁の導入口及び流体排出口に配管して、必要に応じて、給排切換弁を第1または第2の切換え位置に手動で切換えて、電磁弁集合体への圧力流体の給排を操作する。この場合、給排気ブロックに圧力流体の給排を手動で切換える給排切換弁を装着することにより、電磁弁集合体の全ての電磁弁に圧力流体を一括して給排できると同時に、それらの各電磁弁からの供給状態を、各電磁弁にそれぞれ設けた動作表示ランプ等で動作確認しながら、電磁弁集合体で制御される流体圧機器の全体的な動作のチェックすることができ、危険な場合等には一括して圧力流体を排出して作業の安全を確保することができる。さらに、上記給排切換弁が、給気口及び排気口に管継手が装着された既存の給排気ブロックに、それらの管継手と交換可能に取付けられていて、しかも、その継手部材を給気口及び排気口に取付ける際には、通常取付けられるべき上記管継手の取付け機構をそのまま利用することができるため、装置全体の製作、組み立てに手間も時間もかからず非常に容易である。 【0007】本発明においては、給排切換弁の圧力流体導入口及び流体排出口に、給排気ブロックに取付けるべきチューブ接続用の管継手と同形の管継手を取付けることができる。本発明の特徴的な構成態様によれば、給排気ブロックに対する給排切換弁の取付け機構が、給排切換弁の各継手部材に設けられた係止溝と、給排気ブロックの給気口及び排気口側の外側面から給気口及び排気口の両端の一部に達するように切り込まれた金具挿入溝と、上記金具挿入溝に挿入することにより上記継手部材の係止溝に係脱自在に嵌合して、給排切換弁を給排気ブロックに着脱自在に取付ける略U字状の取付金具とを有している。 【0008】 【発明の実施の形態】図1乃至図3は、本発明の電磁弁集合体用給排気装置の一実施例を示すもので、この給排気装置1は、複数の電磁弁を幅方向に並べて連結した電磁弁集合体25に対して一括して圧力流体の給気又は排気を行う給排気ブロック2に着脱自在に装着された給排切換弁3とを備えている。 【0009】上記給排気ブロック2は、電磁弁集合体25(図3)に圧力流体を供給する給気通路15と連通する給気口4と、電磁弁集合体25からの排気を排出する一対の排気通路16と連通する排気口5とを上下2段に並設したものである。この給排気ブロック2は、本来、上記給気口4及び排気口5にクイック接続式の管継手(ワンタッチ管継手)がそれぞれ装着されているものである。 【0010】この実施例においては、該給排気ブロック2の給気口4及び排気口5側に、外側上面側から給気口及び排気口の両端の一部に達するように切り込まれた金具挿入溝17が設けられていて、この金具挿入溝17に略U字状の取付金具18を挿入して、本来取付けるべき管継手に設けられている係止溝に係脱自在に嵌合させることにより、それらの管継手を着脱自在に取付ける構成を備えている。 【0011】上記給排切換弁3は、上記管継手に代えて給排気ブロック2に取付けているもので、圧力流体を供給する導入口6と、該導入口6と上記給排気ブロック2の給気口4とを連通させる給気流路7と、排気を外部に排出するための流体排出口8と、該流体排気口8と給排気ブロック2の排気口5とを連通させる排気流路9と、給気流路7と排気流路9とを連通させる流通路10と、給気流路7内の圧力流体の流れを切換える弁部材12と、該弁部材12を手動で動作させる操作部材13とを備えている。 【0012】この給排切換弁3は、導入口6と給気口4とを連通させる第1の切換位置と、上記給気口4を流体排出口8に連通させる第2の切換位置とを有していて、上記操作部材13を手動で操作して弁部材12を動作させることによりそれらの位置に切換え、給排気ブロックに対する圧力流体の給排の切換えを手動で行うことができる構成となっている。なお、流体排出口8と排気口5は常に連通している。具体的には、上記第1の切換位置の場合は、上記弁部材12によって流通路10を塞ぐことにより、導入口6と給気口4とを給気流路7を介して、流体排出口8と排気口5とを排気流路9を介してそれぞれ連通させ、一方、上記第2の切換位置の場合は、弁部材12によって導入口6からの流路を塞ぐと共に、給気流路7と排気流路9とを流通路10を介して連通させることにより、給気口4及び排気口5を流体排出口8に連通させるようになっている。 【0013】なお、この実施例においては、上記操作部材13を、弁部材12の上端側に設けられた第1ばね33と、該第1ばね33の上端側に取付けられたばね座部材32と、ばね座部材32の上端部に配設されたピン31と、回動することによって該ピン31を次第に押圧するカム面30aを備えた操作レバー30と、弁部材12の他端側に設けた復帰用の第2ばね34とからなる構成としている。この場合、操作レバー30を手動で回動して、該操作レバー30のカム面30aでピン31を次第に下方へ押し下げることにより、ばね座部材32が第1ばね33を押圧して、該第1ばね33が弁部材12の上端部を押圧、下動させ、これにより、弁部材12が流通路10を塞ぎ、逆に、上記操作レバー30を反対に回動して、第1ばね33の押圧を解放することにより、第2ばね34が弁部材12を押し上げて復帰させ、これにより、該弁部材12が流通路10を開いて導入口6が塞がれる。上記給排切換弁3は、単なる一例を示すにすぎないものであり、前述した第1の切換位置と第2の切換位置をとるものであれば、その構造がどのようなものであっても差し支えない。 【0014】上記給排切換弁3の給排気ブロック2への取付け側には、該給排気ブロック2の給気口4及び排気口5にそれぞれに流体密に挿入するための継手部材19,20が、給気口4及び排気口5に対応するように並設されている。これらの継手部材19,20には、給排気ブロック2に本来装着すべき管継手と同様の、上記取付金具18の嵌入する係止溝19a,20aが切設されており、上記取付金具18及び金具挿入溝17をそのまま利用して、その管継手と同じ取付け機構により給排気ブロック2に着脱自在に取付けることができる。 【0015】また、上記給排切換弁3の導入口6及び流体排出口8には、給排気ブロック2に装着されるクイック着脱式の管継手(ワンタッチ管継手)と同形の管継手21,21が取付けられていて、これらの管継手21,21は、給排切換弁3の継手部材19,20と給排気ブロック2との取付け機構と同様の構成で取付けられている。そのため、管継手21,21には取付金具用の係止溝が、給排気ブロック2の給気口4及び排気口5側には金具挿入溝がそれぞれ設けれていて、該金具挿入口に上記取付金具18と同形の取付金具を挿入して、それら管継手21,21の係止溝に嵌合させることにより装着されている。 【0016】上記構成を有する電磁弁集合体用給排気装置1は、図3に示すように、電磁弁集合体25に取付けて使用し、必要に応じて、給排切換弁3の操作部材を手動で操作して第1または第2の切換え位置に切換えることにより、電磁弁集合体への圧力流体の給排の切り換えを一括して行うものである。上記給排気装置1は、電磁弁集合体25に一括して圧力流体を給排する給排気ブロック2に圧力流体の給排を手動で切換える給排切換弁3を装着したことにより、全ての電磁弁に一括して給排できると同時に、全ての各電磁弁への供給状態において、各電磁弁にそれぞれ設けた動作表示ランプ等で動作確認しながら、電磁弁集合体で制御される流体圧機器の全体的な動作チェックをすることができ、また、電磁弁集合体25が制御しているアクチュエータの誤動作等によって危険な状態になった場合には圧力流体を一括排出することができるため、作業中の安全性を確保することができる。 【0017】また、上記給排切換弁3が、給気口4及び排気口5に管継手が取付けられた既存の給排気ブロック2に、その管継手に代えて装着されていて、しかも、給排切換弁3の継手部材19,20を給気口4及び排気口5に取付ける際には、通常取付けられるべき上記管継手の取付け機構をそのまま利用することができるため、装置全体の製作、組み立てが非常に容易である。 【0018】さらに、上記給排気ブロック2は、吸気口4及び排気口5へ本来取付けるべき管継手の取付け機構を、略U字状の取付金具18を給排気ブロック2の金具挿入溝17に挿入して、管継手に設けられている係止溝に係脱自在に嵌合させるようにしていいるが、この取付け機構は、任意の構成を用いることができることはもちろんであるが、この場合、給排切換弁3もそれと同じ取付け機構により給排気ブロック2に取付けられる構成とする必要がある。 【0019】 【発明の効果】以上に詳述したように、本発明の電磁弁集合体用給排気装置は、給排気ブロックに圧力流体の給排を手動で切換える給排切換弁を装着したことにより、集合体の全ての電磁弁に圧力流体を一括して給排できると同時に、それらの各電磁弁への供給状態において、各電磁弁にそれぞれ設けた動作表示ランプ等で動作確認することができ、危険な場合等には一括して排出して作業の安全を確保することができる。さらに、上記給排切換弁が、給気口及び排気口に管継手が装着された既存の給排気ブロックに、それらの管継手と交換可能に取付けられていて、しかも、その継手部材を給気口及び排気口に取付ける際には、通常取付けられるべき上記管継手の取付け機構をそのまま利用することができるため、装置全体の製作、組み立てが非常に容易である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000102511 【氏名又は名称】エスエムシー株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年10月18日(1999.10.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100072453 【弁理士】 【氏名又は名称】林 宏 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−116157(P2001−116157A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月27日(2001.4.27) |
| 【出願番号】 |
特願平11−295971 |
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