| 【発明の名称】 |
給電機構付き電磁弁マニホールド |
| 【発明者】 |
【氏名】佐 藤 秀 治
【氏名】松 本 拓 実
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| 【要約】 |
【課題】電源接続用のコネクターと各電磁弁との接続が容易で電磁弁の増減に応じて接続形態を簡単に変更することができる、利便性に勝れる給電機構を備えた電磁弁マニホールドを得る。
【解決手段】前後面に上下2本の取付溝10,10を備えた複数のマニホールドブロック1を切り離し自在に連設し、上記取付溝10,10にコネクターホルダー15を位置調節自在なるように取り付けて、該コネクターホルダー15に外部電源接続用の多極コネクター16を取り付けると共に、各電磁弁3に対応する複数の分配コネクター19を備えたコネクター基板18を取り付け、各分配コネクター19を接続具31で電磁弁3の受電コネクター12に接続する |
【特許請求の範囲】
【請求項1】電磁弁を載置するための弁載置面と載置した電磁弁に圧力流体を供給するための流路とを備え、切り離し自在に連設された複数のマニホールドブロック、上記各マニホールドブロックの前後面のうち少なくとも一方に設けられて連設方向に延び、隣接するマニホールドブロックの取付溝と連なる1つ又は複数の取付溝、上記各マニホールドブロックの弁載置面上に搭載された電磁弁、上記各電磁弁に設けられた受電コネクター、上記マニホールドブロックの取付溝に該取付溝に沿って位置調節自在なるように取り付けられたコネクターホルダー、上記コネクターホルダーに設けられた外部電源接続用の多極コネクター、上記コネクターホルダーに設けられて多極コネクターに接続された、上記複数の電磁弁に対応する複数の分配コネクター、上記各分配コネクターを電磁弁の受電コネクターに電気的に接続するための接続具、を有することを特徴とする給電機構付き電磁弁マニホールド。 【請求項2】請求項1に記載の電磁弁マニホールドにおいて、上記複数の分配コネクターが1つのコネクター基板に搭載されていて、該コネクター基板が上記コネクターホルダーに着脱自在に取り付けられていることを特徴とするもの。 【請求項3】請求項2に記載の電磁弁マニホールドにおいて、上記コネクターホルダーが、上記コネクター基板を側端面から一部突出した状態に装着可能なるように構成されていて、該コネクターホルダーの側端面に、上記コネクター基板の突出部分を覆う補助ケースと、該補助ケースの開放端を閉じるエンドカバーとを連設可能であることを特徴とするもの。 【請求項4】請求項1に記載の電磁弁マニホールドにおいて、上記各マニホールドブロックに設けられている取付溝が内部に溝幅の大きい拡張部を有し、上記コネクターホルダーの該取付溝と対応する位置には、先端にナットを装着した固定ねじが締弛自在なるように取り付けられていて、該ナットを上記取付溝の拡張部内に溝端部より挿入して固定ねじを締め付けることにより、上記コネクターホルダーが取付溝に固定されていることを特徴とするもの。 【請求項5】請求項3に記載の電磁弁マニホールドにおいて、上記各マニホールドブロックに設けられている取付溝が内部に溝幅の大きい拡張部を有し、上記コネクターホルダー及びエンドカバーの該取付溝と対応する位置には、先端にナットを装着した固定ねじが締弛自在に取り付けられていて、該ナットを上記取付溝の拡張部内に溝端部より挿入して固定ねじを締め付けることにより、上記コネクターホルダー及びエンドカバーが取付溝に固定されていることを特徴とするもの。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、連設した複数のマニホールドブロック上にそれぞれ電磁弁を搭載すると共に、各電磁弁に電力を供給するための給電機構を設けた電磁弁マニホールドに関するものである。 【0002】 【従来の技術】電磁弁を載置するための弁載置面と該電磁弁に圧力流体を供給するための流路とを備えたマニホールドブロックを複数連設し、各マニホールドブロック上にそれぞれ電磁弁を搭載してなる電磁弁マニホールドは既に公知である。このような電磁弁マニホールドには、各電磁弁に電力を供給するための給電機構が付設されている。 【0003】従来の給電機構は、一般に、マニホールドブロックの連設端に端子ブロックを取り付け、この端子ブロックに外部電源に接続するための多極コネクターを固定し、この多極コネクターと各電磁弁とをリード線で直接接続したり、中継用のコネクターを介して接続するようにしている。 【0004】ところが、このような従来の給電機構は、多極コネクターが電磁弁マニホールドの一端側に位置しているため、この多極コネクターから一方向に向けて多数のリード線を導出しなければならない。このため、電磁弁の連設数が多い場合はそれだけリード線の数も多くなってリード線同士が複雑に入り組むだけでなく、コネクターから遠い電磁弁との接続には長いリード線が必要になるなど、配線作業が煩雑になる。しかも、電磁弁を増減したり組み換えたりする場合の接続変更等も非常に大変である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題は、電源接続用のコネクターと各電磁弁との接続が容易で電磁弁の増減に応じて接続形態を簡単に変更することができる、利便性に勝れる給電機構を備えた電磁弁マニホールドを提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため本発明によれば、電磁弁を載置するための弁載置面と載置した電磁弁に圧力流体を供給するための流路とを備え、切り離し自在に連設された複数のマニホールドブロック、各マニホールドブロックの前後面のうち少なくとも一方に設けられて連設方向に延び、隣接するマニホールドブロックの取付溝と連なる1つ又は複数の取付溝、上記各マニホールドブロックの弁載置面上に搭載された電磁弁、上記各電磁弁に設けられた受電コネクター、上記マニホールドブロックの取付溝に該取付溝に沿って位置調節自在なるように取り付けられたコネクターホルダー、該コネクターホルダーに設けられた外部電源接続用の多極コネクター、上記コネクターホルダーに設けられて多極コネクターに接続された、上記複数の電磁弁に対応する複数の分配コネクター、各分配コネクターを電磁弁の受電コネクターに電気接続するための接続具、を有することを特徴とする給電機構付き電磁弁マニホールドが提供される。 【0007】上記構成を有する電磁弁マニホールドにおいては、コネクターホルダーを取付溝に沿って移動させ、電磁弁の数等に応じて最も配線し易い任意の位置に固定することができるため、配線作業が非常に容易であるだけでなく、電磁弁の増減等に応じて接続形態を簡単に変更することができ、利便性に勝れる。 【0008】本発明の好ましい具体的な実施形態によれば、上記複数の分配コネクターが1つのコネクター基板に搭載されていて、該コネクター基板が上記コネクターホルダーに着脱自在に取り付けられている。そして、上記コネクターホルダーが、このコネクター基板を側端面から一部突出した状態に装着可能なるように構成されていて、該コネクターホルダーの側端面に、上記コネクター基板の突出部分を覆う補助ケースと、該補助ケースの開放端を閉じるエンドカバーとを連設可能である。 【0009】本発明の具体的な実施形態によれば、上記各マニホールドブロックに設けられている取付溝が内部に溝幅の大きい拡張部を有し、上記コネクターホルダー及びエンドカバーの該取付溝と対応する位置には、先端にナットを装着した固定ねじが締弛自在に取り付けられていて、該ナットを上記取付溝の拡張部内に溝端部より挿入して固定ねじを締め付けることにより、上記コネクターホルダー及びエンドカバーが取付溝に固定されている。 【0010】この構成により、取付溝に対する上記コネクターホルダー及びエンドカバーの取り付けとそれらの位置調整とを、非常に簡単に行うことができる。 【0011】 【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明に係る電磁弁マニホールドの好ましい一つの実施形態を示すもので、この電磁弁マニホールドは、切り離し自在に連設された複数のマニホールドブロック1と、これらのマニホールドブロック1を両側から挟み込んで固定する2つのエンドブロック2,2と、上記各マニホールドブロック1上に搭載された電磁弁3と、各電磁弁3に電力を供給するための給電機構4とを備えている。 【0012】上記マニホールドブロック1は、個々の電磁弁3毎に分割された分割タイプのもので、上記電磁弁3を載置するための弁載置面1aと、載置した電磁弁3に圧縮空気等の圧力流体を供給するための供給流路6と、電磁弁3から排出された圧力流体を外部に導くための排出流路7A,7Bとを備えている。これらの供給流路6と排出流路7A,7Bは、マニホールドブロック1を連設方向に貫通していて、隣接するマニホールドブロック1の各流路と連通し、エンドブロック2の供給ポートPと排出ポートEA,EBとにそれぞれ接続されている。また、上記供給流路6と排出流路7A,7Bとは、上記弁載置面1aに開口する供給孔6aと排出孔7a,7bとにそれぞれ連通し、この弁載置面1a上に電磁弁3を搭載すると、この電磁弁3の供給孔8aと排出孔9a,9bとにそれぞれ接続されるようになっている。 【0013】また、各マニホールドブロック1の前後両端面には、ブロックの連設方向に延びる取付溝10が上下に2本ずつ形成され、これらの各取付溝10,10が、隣接するマニホールドブロック1の対応する取付溝10,10と相互に連なっている。これらの取付溝10は、内部に溝幅の大きい拡張部10aを有するものである。 【0014】上記エンドブロック2は、それらの一方又は両方に、上記供給ポートPと排出ポートEA,EBとを設けることによって配管ブロックとしての機能を兼備させたもので、これら2つのエンドブロック2,2とそれらの間に挟まれた上記各マニホールドブロック1とを、それらを貫通する複数のボルト5によって一体に固定している。しかし、これらのエンドブロック2,2と各マニホールドブロック1とは、レール上に搭載することにより集合化することもできる。 【0015】さらに上記電磁弁3は、流路切換用の弁部材を内蔵する主弁部3aと、上記弁部材を駆動するソレノイド部3bとからなるもので、主弁部3aの底面には上記供給孔8a及び排出孔9a,9bが設けられ、上面には2つの出力ポートA,Bが設けられている。また、上記ソレノイド部3bには、上記給電機構4から電力の供給を受けるための受電コネクター12が設けられている。 【0016】また、上記給電機構4は、上記マニホールドブロック1の2つの取付溝10,10に位置調節自在なるように取り付けられたコネクターホルダー15を備えている。このコネクターホルダー15は、上記取付溝10の方向に細長い矩形状をしていて、前面の下部に、電源接続用の多極コネクター16を前面側から着脱自在に取り付けるための凹部17が設けられ、該多極コネクター16の背面側の位置には、各電磁弁3に対応する複数の分配コネクター19を備えたコネクター基板18を着脱自在に挿入するための挿入孔(図示せず)が、ホルダーの一方の側端面側から開設されている。そして、該コネクターホルダー15の前面には、上記コネクター基板18上の分配コネクター19を導出させるための窓孔20が設けられている。この場合、上記コネクター基板18を挿入孔内に挿入したあと上記多極コネクター16を凹部17内に挿入することにより、該多極コネクター16の各接点とコネクター基板18上の各分配コネクター19の各接点とが自動的に接続されるように構成しておくことが望ましい。 【0017】上記コネクターホルダー15を取付溝10,10に取り付けるため、該コネクターホルダー15の長手方向の両端部には、その一端側の上方角隅部と他端側の下方角隅部との2か所にそれぞれ取付孔22が形成されている。そして、上下の取付溝10,10と対応するこれらの取付孔22,22内には固定ねじ23がそれぞれ挿入され、該固定ねじ23を上下の取付溝10の拡張部10a内に挿入したナット24にねじ付けることにより、該コネクターホルダー15が上記取付溝10に固定されている。この場合、上記固定ねじ23の先端にナット24を緩く装着した状態でこれらの固定ねじ23とナット24とを、上記取付溝10及び拡張部10aa内に溝端部より挿入し、コネクターホルダー15を所定の位置まで移動させて上記固定ねじ23を締め付けることにより、該コネクターホルダー15を任意の必要位置に簡単に取り付けることができる。 【0018】上記コネクター基板18は、コネクターホルダー15の側端面から一部が突出した状態に取り付けられている。そして、このコネクター基板18の突出部分を覆うためコネクターホルダー15の上記側端面には、補助ケース26とエンドカバー27とが連設されている。 【0019】このうち補助ケース26は、コネクターホルダー15とほぼ同形、同大の矩形断面を有する短筒形をしていて、前面に分配コネクター19を導出させるための窓孔28を有しており、上記コネクターホルダー15とエンドカバー27との間に挟持されることにより固定されている。 【0020】一方のエンドカバー27は、上記補助ケース26の開放端を閉じるもので、上下2か所に取付孔30を有し、上記コネクターホルダー15と同様に固定ねじ23とナット24とによって上記取付溝10に固定されている。 【0021】そして、上記各分配コネクター19と電磁弁3の受電コネクター12とが、接続具31によって電気的に接続されている。この接続具31は、リード線32の両端に、分配コネクター19に接続するための第1ソケット33aと電磁弁3の受電コネクター12に接続するための第2ソケット33bとを取り付けたものである。 【0022】上記構成の電磁弁マニホールドにおいて、マニホールドブロック1及び電磁弁3を増減するときは、一方のエンドブロック2を取り外すと共に給電機構4を取り外し、マニホールドブロック1及び電磁弁3の数を調整したあと、給電機構4を上述した方法でマニホールドブロック1の取付溝10,10上の必要な位置に固定し、そのあとエンドブロック2をセットして全体を連結すれば良い。この場合、増減した電磁弁3の数と分配コネクター19の数とを合わせるため、コネクター基板18を電磁弁3に適応する数の分配コネクター19を搭載したものと交換することができる。その際多極コネクター16もそれに適合するものと交換することができる。また、分配コネクター19の搭載数が多い長尺のコネクター基板18を設ける場合は、コネクターホルダー15から突出する部分の長さが長くなるが、その場合は補助ケース26も長さの長いものと交換すれば良い。 【0023】なお、図示した実施例では、電磁弁3として1つのソレノイド部3bを備えたシングルソレノイド形の電磁弁が使用されているため、給電機構4がマニホールドブロック1の一側にしか設けられていないが、主弁部3aの両側に2つのソレノイド部を有するダブルソレノイド形の電磁弁3を使用するときは、マニホールドブロック1の前後両側面に上述した給電機構4が取り付けらることができる。あるいは、一側に取り付けた給電機構4からダブルソレノイド形の電磁弁3の反対側のソレノイド部3bに配線することもできる。更には、前後何れか一面だけに取付溝10,10を備えたマニホールドブロック1を使用することもできる。 【0024】さらに、上記マニホールドブロック1は、コネクター基板18を必ずしも一部が突出した状態に取り付けるように構成したものである必要はなく、非突出状態に取り付ける構成のものであっても良く、あるいはその他の適宜態様で分配コネクター19を取り付ける構成であっても良い。これらの場合には、上記補助ケース26とエンドカバー27は設ける必要がない。 【0025】また、上記マニホールドブロック1の前後両面にはコネクターホルダー15を取り付けるための取付溝10が2本ずつ設けられているが、該取付溝は1本であっても、あるいは3本以上であっても良い。3本以上設ける場合は、任意の1本又は2本を利用してコネクターホルダーを取り付けることもできる。 【0026】 【発明の効果】このように本発明によれば、電源接続用のコネクターと各電磁弁との接続が容易で電磁弁の増減に応じて接続形態を簡単に変更することができる、利便性に勝れる給電機構を備えた電磁弁マニホールドを提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000102511 【氏名又は名称】エスエムシー株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年10月18日(1999.10.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100072453 【弁理士】 【氏名又は名称】林 宏 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−116156(P2001−116156A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月27日(2001.4.27) |
| 【出願番号】 |
特願平11−295976 |
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