| 【発明の名称】 |
流体切換弁 |
| 【発明者】 |
【氏名】西浦 克己
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| 【要約】 |
【課題】1つの流入管路から2つの流出管路のいずれかに又は双方に流出させたり流出を止めたりすることができると共に、迅速容易に切換操作ができる流体切換弁を提供する。
【解決手段】円筒状弁箱体40の円筒部41の一端401に流入管11を螺合し、他端402にハンドル切換装置60のハンドル61の回転軸62を回転可能に嵌入したキャップナット42を螺合し、円筒部中間に流出管路30を形成する流出管31に連通する流出口412を穿設すると共に、他の流出管に連通する他の流出口を穿設し、円筒部内面に円筒状弁体50の円筒部51を摺動可能に嵌入する。円筒状弁体は、円筒部の一端501が流入管路10と連通し、他端502が閉塞されてハンドル61の回転軸62に結合し、円筒部51中間に円筒状弁箱体40の円筒部41の流出口412に連通する流出口512と、他の流出口に連通する他の流出口とを穿設する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 1組の円筒状弁箱体40と1組の円筒状弁体50とで行うことができるようにした流体切換弁であつて、前記円筒状弁箱体40は、円筒部41の一端401に流入管路10を形成する流入管11を螺合し、他端402にハンドル切換装置60のハンドル61の回転軸62を回転可能に嵌入したキャップナット42を螺合し、円筒部41中間に流出管路20を形成する流出管21に連通する流出口411を穿設すると共に、流出管路30を形成する流出管31に連通する流出口412を穿設し、円筒部41内面に円筒状弁体50の円筒部51を摺動可能に嵌入してなり、前記円筒状弁体50は、円筒部51の一端501が流入管路10と連通し、他端502が閉塞されてハンドル切換装置60のハンドル61の回転軸62に結合し、円筒部51中間に円筒状弁箱体40の円筒部41の流出口411に連通する流出口511と、流出口412に連通する流出口512とを穿設してなり、1流入管路10から2流出管路20及び30へ流出させるための切換、前記1流入管路10から前記2流出管路20及び30のうち1流出管路20へ流出させるための切換、前記1流入管路10から前記2流出管路20及び30のうち他の1流出管路30へ流出させるための切換、前記1流入管路10から前記2流出管路20及び30のいずれへも流出させないための切換を行うことができるようにしたことを特徴とする流体切換弁。 【請求項2】 前記円筒状弁箱体40の円筒部41のハンドル回転軸62に嵌合する内周面に、その内周を4等分した4個の穴溝43を穿設して、各溝43に圧縮ばね431付き球状体432を嵌入すると共に、前記各溝43に接するハンドル回転軸62外周面にその外周を4等分した4個の半球状溝63を穿設し、前記各球状体432を前記各溝63に嵌着できるようにしたハンドル切換装置60を備えたことを特徴とする請求項1記載の流体切換弁。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、水、ガス等の流体の切換弁に関する。 【0002】 【従来の技術】従来例を水道等の流体の管路に取りつけられる流体切換弁について例示する。図8に示すように、1組の円筒状の弁箱1と、これに嵌入して摺動できるようにした1組のハンドル6付きの円筒状の弁体2とを使用した流体切換弁は、1つの流入管路3から流入させて2つの流出管路4及び5へ流出させる切換と、1つの流入管路3から2つの流出管路4及び5のいずれにも流出させない切換とからなる切換方式が採用されている。もし、流入管路3から流出管路4へ流出させて、流出管路5には流出させないように切換えたい場合や、流入管路3から流出管路5へ流出させて、流出管路4には流出させないように切換えたい場合は、流出管路4及び流出管路5に、それぞれ止水弁を取りつけることが行われていた。そのため、切換操作は面倒となり、また、余分の止水弁の取付工事や取付空間が必要となるなどの問題点を残していた。本発明者は、1個のハンドル操作で1つの流入管路から2つの流出管路のうちいずれかの流出管路又は双方の流出管路に流出させる切換、又は1つの流入管路から2つの流出管路のうちいずれかの流出管路への流出を閉鎖又は双方の流出管路への流出の閉鎖をする切換を、1組の円筒状弁箱と1組の円筒状弁体でできるように装置することを見出し、本発明を完成した。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、1組の円筒状弁箱と1組の円筒状弁体とで、1つの流入管路から2つの流出管路のいずれかに又は双方に流出させたり流出を止めたりすることができる流体切換弁を提供するものである。また、本発明は、ワンタッチで確実に誰でも迅速容易に切換操作ができる流体切換弁を提供するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達成するため、図示のように、1組の円筒状弁箱体40と1組の円筒状弁体50とで行うことができるようにした流体切換弁であつて、前記円筒状弁箱体40は、円筒部41の一端401に流入管路10を形成する流入管11を螺合し、他端402にハンドル切換装置60のハンドル61の回転軸62を回転可能に嵌入したキャップナット42を螺合し、円筒部41中間に流出管路20を形成する流出管21に連通する流出口411を穿設すると共に、流出管路30を形成する流出筒31に連通する流出口412を穿設し、円筒部41内面に円筒状弁体50の円筒部51を摺動可能に嵌入してなり、円筒状弁体50は、円筒部51の一端501が流入管路10と連通し、他端502が閉鎖されてハンドル切換装置60のハンドル61の回転軸62に結合し、円筒部51中間に円筒状弁箱体40の円筒部41の流出口411に連通する流出口511と、流出口412に連通する流出口512とを穿設してなり、1流入管路10から2流出管路20及び30へ流出させるための切換、前記1流入管路10から前記2流出管路20及び30のうち1流出管路20へ流出させるための切換、前記1流入管路10から前記2流出管路20及び30のうち他の1流出管路30へ流出させるための切換、前記1流入管路10から前記2流出管路20及び30のいずれへも流出させないための切換を行うことができるようにしたものである。また、本発明は、上記課題を達成するため、図示するように、前記流体切換弁において、 前記円筒状弁箱体40の円筒部41のハンドル回転軸62に嵌合する内周面に、その内周を4等分した4個の穴溝43を穿設して、各溝43に圧縮ばね431付き球状体432を嵌入すると共に、前記各溝43に接するハンドル回転軸62外周面にその外周を4等分した4個の半球状溝63を穿設し、前記各球状体432を前記各溝63に嵌着できるようにしたハンドル切換装置60を備えたものである。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態が図1乃至図7に示されている。本発明実施例の流体切換弁は、水道等の流体の管路に取り付けられるものについて例示されている。本発明実施例の流体切換弁は、1組の円筒状弁箱体40と1組の円筒状弁体50とハンドル切換装置60を備えている。1組の円筒状箱体40は、円筒部41、キャップナット42、パッキン44、結合流出管21及び31からなっている。円筒部41は、一端に、流入管11を内嵌するパッキン12及びオーリング入りシール座金13を介して螺合させている。また、円筒部41は、他端に、オーリング入りキャップナット42をパッキン44を介して螺合させると共に、後述するハンドル切換装置60のハンドル61の回転軸62を回転可能に嵌入している。さらに、円筒部41は、中間に図4乃至図7に示すように、流出管21に連通する流出口411と、流出管31に連通する流出口412をそれぞれ穿設している。1組の円筒状弁体50は、円筒状弁箱体40の円筒部41に摺動可能に嵌入している円筒部51を設け、一端501は,前述したオーリング入りシール座金13の一部を内嵌すると共に、前述したシール座金13及びパッキン12を介して流入管11と連通している。円筒部51の他端502は、流入管11からの流体流路が閉鎖されて、ハンドル切換装置60のハンドル61の回転軸62に結合している。また、円筒部51は、中間に図4乃至図7に示すように、円筒状弁体40の円筒部41の流出口411に連通する流出口511と、流出口412に連通する流出口512とを穿設している。ハンドル切換装置60は、ハンドル61と回転軸62と、円筒状弁箱体40の円筒部41のハンドル回転軸62に回転可能に嵌合する内周面に、その内周を4等分して穿設した4個の穴溝43にそれぞれ嵌入する圧縮ばね431付きの球状体432と、各穴溝43に接するハンドル回転軸62の外周面に、その外周を4等分して穿設した4個の半球状溝63であって、それぞれ球状体432を嵌着できるようにしたものからなっている。なお、64は回転軸62にハンドル61を嵌合して止着するねじである。従って、ハンドル60により回転軸62を時計方向に回転させると、回転軸62は、これと一体になっている弁体50の円筒部51の流出口512及び511が弁箱体40の流出口412及び411と一致したとき(これを以下、図4のA切換という)、流出口512が流出口411と一致したとき(これを以下、図5のB切換という)、流出口512が流出口412と対向する円筒部41のところに来たとき(これを以下、図6のC切換という)、流出口512が流出口411と対向する円筒部41のところに来たとき(これを以下、図7のD切換という)、それぞれの切換時点で回転軸62上の半球状溝63に球状体432が嵌着するようにハンドル操作を調整させる。図4のA切換のときは、流入管路10の流入管11から流入した流体は、流出管路20の流出管21及び流出管路30の流出管31へ同時に流出することになる。図5のB切換のときは、流入管路10の流入管11から流入した流体は、流出管路20の流出管21へ流出するが、流出管路30の流出管31には流出しない。図6のC切換のときは、流入管路10の流入管11から流入した流体は、流出管路20の流出管21並びに流出管路30の流出管31のいずれへも流出しない。図7のD切換のときは、流入管路10の流入管11から流入した流体は、流出管路30の流出管31へ流出するが、流出管路20の流出管21には流出しない。 【0006】 【発明の効果】本発明流体切換弁によれば、1組の円筒状弁箱と1組の円筒状弁体の組み合わせによって、1つの流入管路から2つの流出管路のいずれか又は双方に流出させたり、流出を止めたりすることができ、また、この4つの切換をワンタッチで確実容易に行うことができるようになった。さらに、本発明流体切換弁の4つの切換は取付工事時間や取付空間の増加を伴わないので、それだけ取付工事の容易化取付工事費の低減をはかることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】399040287 【氏名又は名称】西浦 克己
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| 【出願日】 |
平成11年10月14日(1999.10.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100070253 【弁理士】 【氏名又は名称】渡辺 弥一
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| 【公開番号】 |
特開2001−108120(P2001−108120A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月20日(2001.4.20) |
| 【出願番号】 |
特願平11−292342 |
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