| 【発明の名称】 |
ソレノイド及び流体制御弁 |
| 【発明者】 |
【氏名】高橋 圭瑞
【氏名】山科 智四郎
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| 【要約】 |
【課題】プランジャー内部に空気が溜ることがなく、プランジャーやスプールの振動がなく動作が安定し、且つプランジャーや周囲部材の酸化により、摩擦が大きくなったり、性能が劣化することのないソレノイド及び該ソレノイドを用いた流体制御弁を提供すること。
【解決手段】円筒状の励磁コイル14と、移動可能なプランジャー12を備え、励磁コイル14に電流を供給することにより、プランジャー12を移動させる電磁力を発生するソレノイドにおいて、プランジャー12を収容するプランジャー収容空間20の側面を施蓋する蓋体16に、ソレノイド外部から該プランジャー収容空間20に連通する貫通孔21、22を上下に設け、上側の貫通孔21の最上面をプランジャー収容空間20の最上面より高いか又は等しい位置とし、下側貫通孔21の最下面はプランジャー収容空間の最下面より低いか又は等しい位置とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 円筒状の励磁コイルと、該励磁コイル内を移動可能なプランジャーを備え、該励磁コイルに電流を供給することにより、前記プランジャーを移動させる電磁力を発生するソレノイドにおいて、前記プランジャーを収容するプランジャー収容空間の側面を施蓋する蓋体に、ソレノイド外部から該プランジャー収容空間に貫通する貫通孔を上下に設け、上側の貫通孔の最上面をプランジャー収容空間の最上面より高いか又は等しい位置とし、下側貫通孔の最下面はプランジャー収容空間の最下面より低いか又は等しい位置とすることを特徴とするソレノイド。 【請求項2】 スリーブ内を摺動するスプールを有する流体制御弁本体と、プランジャーと該プランジャーを移動させる磁気力を発生する励磁コイルを有し、該流体制御弁本体に取り付けられ、該プランジャーの移動で前記スプールに移動力を与えるソレノイドを具備する流体制御弁において、前記ソレノイドの前記流体制御弁本体取付け面側の蓋体にプランジャーを収容する空間に連通する貫通孔を上下に設け、上側の貫通孔の最上面はプランジャー収容空間の最上面より高いか又は等しい位置とし、下側貫通孔の最下面はプランジャー収容空間の最下面より低いか又は等しい位置とし、前記流体制御弁本体に前記ソレノイドの蓋体に設けた上下の貫通孔より高い位置と低い位置に該貫通孔に連通する縦穴を設け、上側の縦穴をタンクポートへ連通させたことを特徴とする流体制御弁。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は流体制御弁のスプールを駆動する比例型のソレノイド及び該ソレノイドを使用した流体制御弁に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図1は、従来のこの種のソレノイドの断面構成例を示す図である。該ソレノイドは励磁コイルに供給する電流に比例した電磁力を発生する比例型のソレノイドである。ソレノイド100は円筒状のケーシング101を具備し、該ケーシング101内に軸方向に移動可能なプランジャー102と、該プランジャー102の外周を取り囲むようにボビン103に巻かれた励磁コイル104が配置されている。ケーシング101の側面がカバー105と蓋体106で施蓋されている。 【0003】プランジャー102の発生する力及び変位をソレノイド100の外部に伝達するプッシュピン107が蓋体106の中心部を貫通して突出している。蓋体106は磁性体からなり円板状の蓋部106aからプランジャー102の外周の一部を取り巻くように突出した円筒状部106bを有している。該円筒状部106bの先端がテーパ形状になっており、該テーパ形状部には非磁性円筒体108のテーパ形状部が係合している。非磁性円筒体108の反蓋体106側には磁性円筒体109が係合し、蓋体106の円筒状部106bと非磁性円筒体108と磁性円筒体109でプランジャー102を取り囲むように構成されている。 【0004】上記円筒状部106bのテーパ形状部と非磁性円筒体108のテーパ形状部は励磁コイル104が発生する軸方向の磁束の一部を外周側に逃がし、プランジャー102の軸方向の吸引力をプランジャーの位置に依らず一定に保つようになっている。蓋体106にはプランジャー102が収容される空間110に連通する貫通孔111が設けられている。この貫通孔111はプランジャー102が変位すると空間110の内部の流体の容積が変化するので、変化分の流体を外部へ出し入れするための孔である。 【0005】図1において、プランジャー102が実線の位置から右にdxだけ移動し破線の位置まで変位すると、プランジャー102の左側空間ではAPLdx分だけ流体が右側空間から流れ込む。一方、右側空間では(APL−APIN)dx分の流体が排出される。これらの容積の差APINdxがソレノイド100の外部から貫通孔111を通って該ソレノイド100の内部へ吸い込まれる。ここで、APLはプランジャーの断面積、APINはプッシュピン107の断面積である。 【0006】上記従来のソレノイド100では、蓋体106に形成された貫通孔111はプランジャー102を収容する円筒孔の空間110の上面よりも低い位置にあるため、空間110の内部に空気溜り112ができてしまう。即ち、図1において、プランジャー102の軸心から貫通孔111の最上面までの距離Dhが、プランジャー102の軸心から空間110の最上面までの距離Diより小さい。このため、空間110内部の空気が抜けずに上方に溜まる(空気溜り112を形成する)構造となっている。 【0007】上記空気溜り112が無い場合に、例えばプランジャー102が図中の右側へ変位すると、プランジャー102の右側の流体が左側へ流れることになるが、このとき左右を入れ替わる流体の粘性によってプランジャー102に適度なダンピング作用を与えている。しかし、空間110内に空気があると、該空気は作動流体として使用する液体に比べると粘性が極めて小さいために、プランジャー102に与えるダンピング作用が小さくなり、振動するという問題が発生する。 【0008】また、後述するダンピング絞りを備えた流体制御弁においてソレノイド100内部に空気溜り112が存在すると、スプールの変位に伴うソレノイド側の空間の容積変化が空気の圧縮性によって吸収されてしまい、ダンピング絞りとしての作用が得られずスプールが振動し、流体制御弁の動作が安定しないという問題が発生する。 【0009】更に、作動流体に水を使用する場合、空間110の内部に空気があるとプランジャー102や周囲の部材を酸化させ、摩擦が大きくなったり、性能が劣化するという問題が生じる。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ソレノイドの内部空間に空気が溜ることがなく、プランジャーやスプールの振動がなく動作が安定し、且つプランジャーや周囲部材の酸化により、摩擦が大きくなったり、性能が劣化することのないソレノイド及び該ソレノイドを用いた流体制御弁を提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、円筒状の励磁コイルと、該励磁コイル内を移動可能なプランジャーを備え、該励磁コイルに電流を供給することにより、プランジャーを移動させる電磁力を発生するソレノイドにおいて、プランジャーを収容するプランジャー収容空間の側面を施蓋する蓋体に、ソレノイド外部から該プランジャー収容空間に貫通する貫通孔を上下に設け、上側の貫通孔の最上面をプランジャー収容空間の最上面より高いか又は等しい位置とし、下側貫通孔の最下面はプランジャー収容空間の最下面より低いか又は等しい位置とすることを特徴とする。 【0012】また、請求項2に記載の発明は、スリーブ内を摺動するスプールを有する流体制御弁本体と、プランジャーと該プランジャーを移動させる磁気力を発生する励磁コイルを有し、該流体制御弁本体に取り付けられ、該プランジャーの移動でスプールに移動力を与えるソレノイドを具備する流体制御弁において、ソレノイドの流体制御弁本体取付け面側の蓋体にプランジャーを収容する空間に連通する貫通孔を上下に設け、上側の貫通孔の最上面はプランジャー収容空間の最上面より高いか又は等しい位置とし、下側貫通孔の最下面はプランジャー収容空間の最下面より低いか又は等しい位置とし、流体制御弁本体に前記ソレノイドの蓋体に設けた上下の貫通孔より高い位置と低い位置に該貫通孔に連通する縦穴を設け、上側の縦穴をタンクポートへ連通させたことを特徴とする。 【0013】上記のようにソレノイドの蓋体に、プランジャー収容空間に貫通する貫通孔を上下に設け、上側の貫通孔の最上面をプランジャー収容空間の最上面より高いか又は等しい位置とし、下側貫通孔の最下面はプランジャー収容空間の最下面より低いか又は等しい位置とすることにより、ソレノイド内部の空気を外部へ排出することができるので、ソレノイドのプランジャー、流体制御弁のスプールの動作を安定化させることができる。 【0014】また、下側の貫通孔によって、ソレノイド内部に発生する摩耗粉を外部に排出するので、摩耗粉の中をプランジャーが摺動して摩耗が促進することを防ぎ、耐久性を向上させることができる。 【0015】流体制御弁の作動流体として水を使用した場合に、ソレノイド内部の空気を排除するから、構成部材の接水部の酸化を防ぐことができる。 【0016】流体制御弁本体側にソレノイドの蓋体の上側に設けた貫通孔より高い位置に縦穴を設け、タンクポートに連通するように構成したので、ソレノイドの内部の空気を流体制御弁の外部に排出することができる。 【0017】流体制御弁本体側にソレノイドの蓋体の下側に設けた貫通孔より低い位置に縦穴を設けたので、プランジャーの摺動により発生した摩擦粉は該縦穴内に堆積させることができる。しかも、該縦穴内に堆積した摩耗粉が流体制御弁の動作によって拡散したり、逆流することがない。 【0018】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図2は本発明に係るソレノイドの断面構成例を示す図である。本ソレノイドも図1のソレノイドと同様、励磁コイルに供給する電流に比例した電磁力を発生する従来の比例型のソレノイドである。本ソレノイド10は円筒状のケーシング11を具備し、該ケーシング11内に軸方向に移動可能なプランジャー12と、該プランジャー12の外周を取り囲むようにボビン13に巻かれた励磁コイル14が配置されている。ケーシング11の側面がカバー15と蓋体16で施蓋されている。 【0019】プランジャー12の発生する力及び変位をソレノイド10の外部に伝達するプッシュピン17が蓋体16の中心部を貫通して突出している。蓋体16は磁性体からなり円板状の蓋部16aからプランジャー12の外周の一部を取り巻くように突出した円筒状部16bを有している。該円筒状部16bの先端がテーパ形状になっており、該テーパ形状部には非磁性円筒体18のテーパ形状部が係合している。非磁性円筒体18の反蓋体16側には磁性円筒体19が係合し、蓋体16の円筒状部16bと非磁性円筒体18と磁性円筒体19でプランジャー12を取り囲むように構成されている。 【0020】上記円筒状部16bのテーパ形状部と非磁性円筒体18のテーパ形状部は励磁コイル14が発生する軸方向の磁束の一部を外周側に逃がし、プランジャー12の軸方向の吸引力をプランジャーの位置に依らず一定に保つようになっている。以上の構成、作用は従来の比例型ソレノイドと全く同じである。 【0021】本ソレノイド10はプランジャー12を収容する円筒状の空間20に連通する貫通孔21、22を蓋体16の上下の2箇所に設けている。そして、貫通孔21、22のそれぞれの端面は空間20の軸心から離れた位置に位置している。即ち、空間20の軸心から上側貫通孔21の最上面までの距離Dhを軸心から空間20の最上面までの距離(空間20の断面半径)Diより大きくし、空間20の軸心から下側貫通孔22の最下面までの距離Dhを軸心から空間20の最上面までの距離Diより大きくしている。なお、距離Dhと距離Diを等しく(Dh=Di)してもよい。 【0022】上記のように蓋体16の上下に貫通孔21、22を設けることにより、プランジャー12を収容する空間20に残留する空気は上側の貫通孔21を通ってソレノイド10の外部に排出する。そして空気が排出された分の流体は下側の貫通孔22を通ってソレノイド10の内部に吸込まれる。 【0023】プランジャー12が空間20内を摺動する際、プランジャー12の外側面と空間20の内周面とが擦れ、長時間使用を続けると、摩耗粉が発生する。下側の貫通孔22はこの摩耗粉を外部に排出する作用を果たす。プランジャー12が収容される空間20に摩耗粉が堆積すると、プランジャー12が摩耗粉の中を摺動することになり、空間20の内面の摩耗を促進する。このため、下側の貫通孔22を通して発生した摩耗粉を排出することにより、ソレノイドの使用時間、即ち耐久性を向上させることができる。 【0024】次に、上記構成のソレノイド10を用いた本発明に係る流体制御弁について説明する。図3は本発明に係る流体制御弁の断面構成を示す図である。本流体制御弁は流体制御弁本体30に中間プレート50を介してソレノイド10を取り付けた構成である。なお、60は変位センサである。 【0025】ソレノイド10は先に説明したように、蓋体16にプランジャー12を収容する空間20に連通する2個の貫通孔21、22を上下に設けており、それぞれの貫通孔21、22が空間20の上方、下方にその最上面、最下面が来るように位置している。中間プレート50には、ソレノイド10の蓋体16に形成した2個の貫通孔21、22よりも高い位置と低い位置にそれぞれ中間プレート50を貫通するように貫通孔51、52が形成されている。即ち、上側の貫通孔51の最上面の軸心からの距離Dpはソレノイド10の貫通孔21の最上面の軸心からの距離Dhより大きく(Dp≧Dh)、下側の貫通孔52の最下面の軸心からの距離Dpはソレノイド10の貫通孔22の最下面の軸心からの距離Dhより大きく(Dp≧Dh)なっている。 【0026】中間プレート50の上側の貫通孔51の更に上にはダンピング絞り部53を取り付けた横穴54が該中間プレート50の途中まで設けられている。そして中間プレート50の下面からは上記横穴54に連通する深さの縦穴55が設けられている。該縦穴55は中間プレート50に形成した3つの孔、即ち、貫通孔51、52、横穴54に連通するようになっている。この縦穴55は加工後に、下からプラグ56等で封止する。 【0027】ソレノイド10の内部に空気が存在した場合、該ソレノイド10の上側に設けた貫通孔21から空気が外部に排出され、次に中間プレートの貫通孔51を通って縦穴55に流れ、横穴54のダンピング絞り部53を通って排出される。該ダンピング絞り部53の下流まで空気が出てしまえば、流体制御弁本体30の上部の流路に空気が溜まっても弁の動作、機能には影響がない。また、本実施形態例の流体制御弁本体30はスプール33の両端部に静圧軸受31、32を設けているため、スプール33の左右の流体を常に排除し、タンクポート(図示せず)に導くような流れができるため、空気が排除されやすくなる。 【0028】ソレノイド10の内部のプランジャー12の摺動によって発生する摩耗粉は下側の貫通孔22から外部に排出され中間プレート50の下側貫通孔52を通って縦穴55に入るようになっている。スプール33が動作しても中間プレート50内の流体が動いても、摩擦粉は縦穴55に入り込んでいるため、攪拌されたり、逆流することなく底に堆積する。 【0029】図4は中間プレート50の側面を示す図で、図3のA−A矢視図である。ソレノイド10が発生する摩耗粉は微量であるため、縦穴55に堆積した摩耗粉はそのまま堆積させても問題はないが、図4に示すように中間プレートに横穴57を設け、使用中はプラグ58等で封止しておき、弁が動作していないときに排出するように構成することも可能である。この際、プラグ58を取り付ける時に流体制御弁本体30の内部に空気が混入しても、上方の縦穴55から排出されるようになっている。このように摩耗粉をソレノイド10の外部へ排出することにより、ソレノイド10の耐久性が格段に向上する。 【0030】次に上記構成の流体制御弁の構成及び動作について説明する。流体制御弁本体30は、該流体制御弁本体30に収容されたスリーブ35と、該スリーブ35内を摺動可能に嵌装されたスプール33と、ソレノイド10によりスプール33を軸方向に移動させようとする力に対抗して力を発生するバネ36を備えている。スリーブ35には供給される流体の流路を切り換える複数のポート(ポンプポート37、制御ポート39、40、タンクポート)が形成され、スプール33がスリーブ35内を摺動することによって中立位置からいずれかの方向へ変位し、流路が切り換えられる。スプール33をスリーブ35内の任意の位置に定位させることにより流路の開度(弁開度)を連続的に変化させ、流体の流れ方向を切り換える(ポンプポート37→制御ポート39へ或いはポンプポート37→制御ポート40へと切り換える)と共に、流量或いは圧力を連続的にコントロールすることができる。 【0031】スプール33の目標位置を入力端子71から入力すると、該目標位置信号と変位センサ60からフィードバックされた実際のスプール位置信号とにより偏差信号を作り、この偏差信号がソレノイド10のコントローラ70へ入力される。コントローラ70は偏差信号を直接増幅すると共に、偏差信号を積分して対抗するバネ36の弾発力と釣り合うような励磁電流をソレノイド10に供給してスプール33を目標位置に定位させている。 【0032】本流体制御弁はスリーブ35に静圧軸受31、32が形成されており、該静圧軸受31、32にポンプポート37からの高圧流体を導き、静圧軸受絞り38を介して内周側へ噴出させることにより、スプール33をスリーブ35とは非接触状態に支持するようになっている。このような静圧軸受31、32を設けることにより、作動流体に潤滑性の低い流体(例えば、水)を使用してもスプール33をスリーブ35内で滑らかに摺動させることができる。 【0033】なお、流体制御弁本体30の構成は一例であり、流体制御弁本体の構成はこれに限定されるものではない。また、上記例では、中間プレート50に、横穴54、貫通孔51、52及び縦穴55を設けているが、これらは流体制御弁本体30に設けても良い。 【0034】 【発明の効果】以上説明したように、各請求項に記載の発明によれば、下記のような優れた効果が得られる。 【0035】請求項1に記載の発明によれば、ソレノイドの蓋体にプランジャー収容空間に貫通する貫通孔を上下に設け、上側の貫通孔の最上面をプランジャー収容空間の最上面より高いか又は等しい位置とし、下側貫通孔の最下面はプランジャー収容空間の最下面より低いか又は等しい位置とすることにより、ソレノイド内部の空気を外部へ排出することができるので、プランジャーの動作が安定化したソレノイドを提供できる。 【0036】また、下側の貫通孔によって、ソレノイド内部に発生する摩耗粉を外部に排出するので、摩耗粉の中をプランジャーが摺動して摩耗が促進することを防ぎ、耐久性を向上させることができる。更に、流体制御弁の作動流体として水を使用した場合に、ソレノイド内部の空気を排除するから、構成部材の接水部の酸化を防ぐことができる。 【0037】請求項2に記載の発明によれば、流体制御弁本体に上記ソレノイドを取り付け、流体制御弁本体側にソレノイドの蓋体の上側に設けた貫通孔より高い位置に縦穴を設け、タンクポートに連通するように構成したので、ソレノイドの内部の空気を流体制御弁の外部に排出することができ、スプールの振動がなく流体制御弁の動作が安定化する。 【0038】また、流体制御弁本体側にソレノイドの蓋体の下側に設けた貫通孔より低い位置に縦穴を設けたので、プランジャーの摺動により発生した摩擦粉は該縦穴内に堆積させることができる。しかも、該縦穴内に堆積した摩耗粉が流体制御弁の動作によって拡散したり、逆流することがない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000239 【氏名又は名称】株式会社荏原製作所
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| 【出願日】 |
平成11年9月2日(1999.9.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100087066 【弁理士】 【氏名又は名称】熊谷 隆 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−74158(P2001−74158A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月23日(2001.3.23) |
| 【出願番号】 |
特願平11−248845 |
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